杉原です。
この講義では「トレンドラインのブレイク」に特化した、私が体系化している5分足のデイトレ手法『加速点テクニカル』における、
・エントリー
・決済(利確と損切り)
・基本のロット設定
などの条件を含むロジックを図解しております。
このトレンドラインのブレイク手法は、ショートを例にすれば、
・短期の視点、上位足の視点
・順張りの視点、逆張りの視点
それぞれの視点からも同じく売り目線になること、そして「ラインを引かないトレーダーから」も同じく売りが意識されやすくなるチャートパターンに特化したデイトレ手法なので、極めて精度が高い点が特徴です。
下の図がイメージ図になります。
エントリーから決済の詳細は、理解度を深めるためにも順を追って解説させて頂きます。
そんなトレンドラインのブレイクによる値動きの『加速する地点』を狙う、この講義で解説する加速点テクニカルは高い精度ながら「含み損」が極めて小さいため、ロットを上げたトレードが安全にできることで、一度のデイトレードでも資金の10%以上を充分に出せているものです。
デイトレードではトレードを繰り返した上で、月単位の利益率で2桁台という収益性が一般的な情報として広く出回っている傾向にあるからです。
そんな背景があるからこそ、1回のデイトレードでも高い利益率を出せると納得して頂けるように、この講義内にてエントリーから決済までのロジックを、その有効性が発揮される原理などを含めて細かく解説いたしました。
その上で、この講義で解説していく加速点テクニカルは、インジケーターを使わずラインのみでルール自体がシンプルでありつつ、銘柄ごとの特徴に関係なく普遍的に有効性を発揮します。
そのため、一定の取引量があればポンド円やドル円などの為替通貨FXの通貨ペアはもちろん、以下のトレード対象にも「そのまま」使えるデイトレ手法となっています。
- ゴールドやシルバーの貴金属
- 225やダウなどの経済指数
- ビットコインなどの仮想通貨
- 国内外における個別の株式
この加速点テクニカルはラインのみでシンプルながら、汎用性のあるデイトレ手法になるので、複数の銘柄を扱って1日の利益率を大幅に高めることも可能です。
また、1日に繰り返しチャンスが訪れることも少なくありません。
そこで実際に、この講義で解説する加速点テクニカルを実践し、1日単位で数十%の利益率を出したトレーダーの収益も、ロジックを解説した後に掲載しております。
ご自身がデイトレードで、さらに高い成績を目指す上で参考になる講義になると思いますので、ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。
ご覧の環境によっては画像が小さく見えてしまうかもしれませんが、その場合は画像をクリックまたはタップすることで拡大表示されますのでお試しください。
トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』のエントリー
それでは早速、トレンドラインのブレイク手法におけるエントリーのルール=条件から解説させて頂きます。
加速点テクニカルでエントリー可能となると率直に言いますと、下図のような相場の状況です。(画像下に記載した3つの箇条書きと照らし合わせてご覧ください)
- 1.ブレイク対象のトレンドライン(水色)以外に、エントリーと同じ方向に効き目があるトレンドラインの3点目が引けること(オレンジ)
- 2.2つのトレンドラインがそれぞれ平行なラインが引けるチャネルラインになっていること(水色とオレンジ)
- 3.トレンドライン(水色)を実体が9割方ブレイクした段階でエントリーすること
以上3点がポイントになります。
このような相場状況において、内側のトレンドライン(水色)をブレイクした段階でエントリーするのがルールです。
それでは上記3つのポイントを、掘り下げて解説させて頂きます。
ロングはショートの解説とは真逆と考えて頂ければ問題ありません。
1.ブレイク対象のトレンドライン以外に、エントリーと同じ方向に効き目があるトレンドラインの3点目が引けること
下の図をご覧頂くと、ブレイク対象のトレンドライン(水色)とは別に、オレンジのトレンドラインが引けているのが分かるかと思います。
このオレンジのトレンドライン3点目は、レジスタンスラインとして機能し、
・戻り売りのショート
・逆張りショート
これらの有効なエントリー場所として、水色のトレンドラインブレイクを狙うエントリーと同じく売り=ショートの方向に効き目があります。
そのオレンジの下降トレンドライン3点目が引ける状況では、レジスタンスラインとして新規でエントリーを検討するトレーダー達から、
・買い注文を避ける
・売り注文を出す
このように意識されやすいのが実際のところです。
その他、すでに買いポジションを持っているトレーダー達からは、下降トレンドに転換される前に『利確の目安』として「決済の売り注文」が出されやすくなっていました。
ですので、オレンジのトレンドライン3点目によるレジスタンラインの効果により、買い注文が減って売り注文が増えることで「買いと売りの多い方に値動きが起こる」という相場の原理に沿って、下降トレンドの始まりになる傾向が高まります。
「確定的」になるトレンドライン3点目の効力
そんな下降トレンドの傾向は、トレンドライン3点目へローソク足が「接触する瞬間」だけではありません。
まず、この下降トレンドの場合においては、トレンドライン3点目では反転して下落せず、上にブレイクするかもしれないと考えて、
・新規の売り注文
・利確の売り注文
これらを「様子見」しているトレーダーも一定数いる中で、下方向への反転が進み始めた時点で、下降トレンドの信頼度が高まって上記の注文が一気に入り始める傾向にあります。
むしろ大勢からトレンドライン3点目における反転の可能性が高まったと意識されることで、下降トレンドと判断するトレーダーが多くなり、売り注文がさらに増え始めるということです。
何より、下降トレンドの信頼性が増したと意識するトレーダーからは、この時点で買い注文をより避ける傾向にあるので、余計に買い注文が減って売り注文が増加し、さらに下降トレンドが強まる傾向になることは間違いありません。
その上で、このような下降トレンドが「加速」し始めた状況において、水色で示した上昇トレンドラインのブレイク=下抜けが起こると、水色の上昇トレンドが終わりに近いと意識したトレーダー達は以下のような動向が見受けられます。
- 上昇トレンドライン(水色)のブレイクを狙っていたトレーダーによる「売り注文」の増加
- 買いポジションの利確を行うトレーダーによる「売り注文」の増加
- これ以上は上昇の確率が減ると見て「買い注文」の回避
このように、さらに売り注文が増えながら、逆に買い注文は減りやすくなるため、先ほど解説した下降トレンドライン3点目(オレンジ)による下降トレンドへの効力と合わさって、下落の確率が「確定的」に高まります。
つまり、下降トレンドライン3点目(オレンジ)による反転と、上昇トレンドライン(水色)のブレイクが重なることで、下降トレンドの『加速点』となってショートの精度が劇的に向上するわけです。
ちなみに、このデイトレ手法『加速点テクニカル』で使用しているトレンドライン(チャネルライン)は、RSIやRCIのようなインジケーターに存在するパラメータ(設定値)がありません。
そんなパラメータ(設定値)は、トレーダーごとに数値と適用する時間足が異なることで、各トレーダーが同じインジケーターを使ってもトレンド判断に「差」が生じてしまう欠点がありました。
その反面、トレンドライン(チャネルライン)はそんなパラメータが無いので、ラインを引くトレーダー同士で行うトレンド分析が「一致」しやすいことにより、トレードの精度が高い利点があります。
だからこそ、ここまで解説してきたような、
・下降トレンドライン3点目による反転
・上昇トレンドラインのブレイク
これらが合わさる下降トレンドの「加速点」におけるショートの精度が極めて高くなるわけです。
ですが、この利点は「トレンドラインを引いているトレーダー同士に限定されるのではないか?」という反論意見が出る可能性は否定できません。
実際のところ、テクニカル分析に用いる指標などは数多く存在しているので、別の指標を見てトレンドラインとは逆方向のトレンド分析を行うトレーダーも一定数いるはずだからです。
ですので、ここまで解説したような『トレンドラインを使った分析では下降トレンドと判断』ができても、別の指標では逆に上昇トレンドと見られることで、精度が下がるかもしれないという懸念はあるかもしれません。
そこで当デイトレ手法『加速点テクニカル』では、トレンドラインを引いていないトレーダー達からも、同じトレンド分析がされるような仕組みを取り入れ、精度の向上に努めていました。
具体的には、ショートを狙う例であれば、
・トレンドラインを引くトレーダー
・トレンドラインを引かないトレーダー
この両者を合わせた極めて大勢のトレーダー達から共に「下降トレンドが意識される相場状況」に特化してエントリーを行います。
そんな大多数から同じトレンドが意識される相場を見極めるために、加速点テクニカルで採用していた仕組みが、エントリー条件の2つ目として記載していた次に解説する「チャネルライン」です。
2.2つのトレンドラインがそれぞれ平行なラインが引けるチャネルラインになっていること
下図のようにラインの反転とブレイクに使用していた2つのトレンドラインは、それぞれ平行なアウトラインが引ける「チャネルライン」になっています。
トレンドラインが上図のようなチャネルラインとして成立していることによって、オレンジと水色で示した各チャネルライン内のトレンドがとてもキレイで平行なN字波形を描くため、トレンドラインを引かないトレーダー達にも同じトレンドを認識されやすくなるというメリットがありました。
このようなチャネルラインは、下の図で示すように、実際にラインを取り除いても黒の高値同士、黄色の安値同士が「平行」に値動きしていることが大勢のトレーダーから感覚的に認識されやすくなります。
上の図で見えるように、高値→高値、安値→安値という動きが共に平行なN字波形を描くからこそ、トレンドラインを引かないトレーダーからもラインを引くトレーダーと同じトレンド分析になる可能性が格段に高まっていきます。
さらに掘り下げると、この平行なN字波形はラインを引かない・どんなテクニカル指標やインジケーターを使うトレーダーでも大勢が意識する『ダウ理論』にて、下記に記したトレンドの定義に沿っているからこそ、トレンド分析の精度が大幅に向上する背景がありました。
- 高値と安値が共に切り上がることが上昇トレンド
- 高値と安値が共に切り下がることが下降トレンド
その上で、チャネルラインが引けることで平行なN字波形のチャート形状になり、ラインを引かない場合にも、この大多数から意識されるダウ理論のトレンド定義に沿ったトレンドが、
・直感的
・感覚的
に、多くのトレーダーから認識され精度が高まっています。
(下に掲載した2つのチャート図が、どちらもチャネルラインとして引けずに平行なN字波形にならず、ラインを引かないトレーダーからは意識されにくい傾向にある下降トレンドの例です。)
逆にチャネルラインとして成立する下図のような下降トレンドラインの場合、ラインが無くても平行なN字波形になって高値と安値の切り下がりが明確に認識できるからこそ、
・トレンドラインを引くトレーダー
・トレンドラインを引かないトレーダー
この両方のトレーダー達から等しく下降トレンドの認識がされやすくなります。
そして、ラインを引く/引かないに関係なく大勢のトレーダーから、下記のように同じ下降トレンドを意識される傾向になります。
- オレンジの平行なN字波形では戻り売りや短期逆張りのチャンスによる下降トレンド
- 水色の平行なN字波形では上昇トレンドラインのブレイクによる下降トレンド
このような意識がトレンドラインを引かないトレーダーからも生まれるため、水色のトレンドラインブレイクの段階では、先ほど解説した、
・下降トレンドの下方向への反転(オレンジのライン)
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク(水色のライン)
これらの影響によって「買い注文の減少」と「売り注文の増加」が合わさることで、下図のように下降トレンドが『加速』するからこそショートの精度が飛躍的に高くなるということです。
ですが、このトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』は5分足のデイトレ手法になるので、この下降トレンドの例で言えば、
「下位足を見ているトレーダーだけにしか下降トレンドは意識されないのでは?」
という懸念が、少なからず感じられるかもしれません。
特にスイングトレードのような長い時間軸で取引するトレーダーは、上位足を中心にトレードする・・・と大勢から認識されている傾向にあるからです。
上位足からは同じトレンドが認識されず精度が下がるのでは?
このトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』でショートの場合には、
・下降トレンドの下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク
この2つを利用し、内側のチャネルライン(水色)が外側のチャネルライン(オレンジ)内部に収まるように引かれる相場状況がトレードの条件になっています。
そのため、オレンジで示した外側のチャネルラインで描かれる平行なN字波形はそれなりの「幅」と「時間の長さ」があることで、上位足からも見えやすいトレンドを形成していました。
もちろん、日足や週足レベルの上位足になれば見えなくなるラインかもしれません。
ただ、そんな日足や週足レベルの時間足に特化するスイングトレードのようなスタイルの取引を行うトレーダーは、いくら上位足を中心にトレードすると言ってもショートで言えば、
「より高い価格帯でショートをして、含み損のリスクを抑え、利幅を伸ばし利益を大きくしたい」
と考える傾向があることは確かだと思います。
なぜなら人間心理として、リスクをより抑えながらもリターン(利益)は大きく取りたい、このように大多数が考えやすいと思えるからです。
そんなリスクが低くリターンが最大化するタイミングとして、ショートの場合は戻り売りの場面が有効となります。
その戻り売りは、下図のように平行なN字波形こそが大勢のトレーダーから意識される場面になりやすいので、下位足だけではなく上位足の視点からも等しく下降トレンドが意識され売り注文が増えやすい相場状況になるということです。
このような背景があるからこそ、加速点テクニカルで狙うトレンドラインのブレイク手法は、先ほど解説したように、
・トレンドラインを引くトレーダー
・トレンドラインを引かないトレーダー
この両方からはもちろん、
・下位足
・上位足
それぞれ異なる時間軸で取引するトレーダー達からも、同じトレンド分析になることで極めて高い精度のトレードが可能となっていました。
ただ、ここまでトレンドラインのブレイク手法における精度を上げても、エントリーのタイミング次第では、下記のようにマイナスになる、もしくは利益を取り逃すケースも少なくありません。
- エントリーした直後にライン内に戻って損切りになる
- ブレイクを待ち過ぎることでチャンスを逃す
このような不利益となる状況にならないよう、ここまで解説したような精度を上げてきた仕組みに加えて、加速点テクニカルではトレンドラインブレイクのタイミングについても、より精度を上げるべく厳密なルールを設けていました。
続いては、エントリーにおける3つ目の条件でもある、トレンドラインのブレイクに関するルールを解説させて頂きます。
3.トレンドライン(水色)を実体が9割方ブレイクした段階でエントリーすること
トレンドラインブレイクのタイミングとしては「5分足の実体」が9割程度ブレイクした段階を目安にしていました。
この目安が、エントリーが早過ぎてブレイクをせずに戻ってしまう場合を防ぎつつ、取り逃しも無くせるタイミングとして有効となります。
ただ、5分足のブレイク目安に対しては「もう少し上位足の15分足まで待った方が精度が上がるのでは?」という懸念もあるかもしれません。
確かに15分足まで待つことで、より大勢のトレーダーからトレンドラインブレイクの認識がされる可能性もあり、それによって精度の向上が見込めるという意見も否定はできませんので、その辺りの掘り下げた解説をさせて頂きます。
このトレンドラインのブレイク手法ブレイクでは15分足まで待たない理由
下図の例を使って、ここまで解説してきたように、このトレンドラインのブレイク手法では、
・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク
これらが合わさることで、売り注文の増加と買い注文の減少が加速してショートの精度を高めていました。
さらに外側のオレンジと内側の水色、この2つのトレンドラインがチャネルラインとして成立して「平行なN字波形」を描くことで、ラインを引く/引かないに関係なく大勢のトレーダーから下降トレンドの意識がされる状況になっています。
加えて、内側のN字波形が外側のN字波形に含まれる形になるため、外側のN字波形は相応の幅があることで、下位足だけでは上位足からも下降トレンドが意識されてショートの精度が劇的に高まっていました。
そんな売りが極端に強い相場状況だからこそ、5分足のような下位足でもブレイク段階で一気にトレンドが加速していくケースが多くなります。
そのため、15分足のブレイクまで待ってしまうと、すでにトレンドの加速が進み過ぎて、エントリーのタイミングを逃してしまいかねません。
15分足のブレイクまで待つことで、もう利益を取る幅が無くなるほどトレンドが進み、今からエントリーしてしまうと、
・利幅が狭くなる
・損切りになる場合の損失が拡大する
このように大きなリスクを伴う「危険」なトレードになってしまいます。
つまりは、15分足まで待ち過ぎると、チャンスを逃すだけでなく、無理にエントリーしようとすればリスクが高まるということです。
そのような観点もあり、ここまで解説したように、すでに下降トレンドの強まりが極めて高くなっていることも踏まえて「5分足」がブレイクした段階を目安としていました。
実際にエントリーする「合図」について
ただ、5分足のブレイクを合図にエントリーすると言っても、下ヒゲを出して上昇トレンドライン内に戻る「だまし」の可能性も懸念して、下図のように終値が確定して「実体が9割ほどブレイクするタイミング」までは「待つ」という方針を採用しています。
5分足が確定する前では、下の図で示したように、ブレイクしたと思っても下ヒゲを伸ばして上昇トレンドラインに戻り、むしろ水色で描かれる平行なN字波形による上昇トレンドが「強まる」危険性が否定できません。
そんな危険なタイミングでショートしてしまえば、すぐに逆行して大きな損失を出してしまう可能性が上がってしまいます。
だからこそ、15分足まで待たずとも、5分足の終わり値が確定して実体が9割方ブレイクし、トレンドラインのブレイクが確定的になった段階まで待つことをルールにしていました。
このトレンドラインブレイクのルールにより、
・エントリーした直後にライン内に戻って損切りになる
・ブレイクを待ち過ぎることでチャンスを逃す
この双方を防ぎつつ、高い精度を保てている点が、このトレンドラインのブレイク手法における強みとなっています。
トレンドラインブレイク手法~エントリー条件のまとめ~
ここまで解説したトレンドラインのブレイク手法におけるエントリーのルールですが、理解を深めて頂く意味でも、ここで一度まとめたいと思います。
まず以下がイメージ図と3つのルールでした。(チャート図と下に書いた3つの箇条書きを照らし合わせてご覧ください)
- 1.ブレイク対象のトレンドライン以外に、エントリーと同じ方向に効き目があるトレンドラインの3点目が引けること(オレンジのライン)
- 2.2つのトレンドラインがそれぞれ平行なラインが引けるチャネルラインになっていること(水色とオレンジのライン)
- 3.トレンドライン(水色)を実体が9割方ブレイクした段階でエントリーすること
この3つを満たすことでショートの例で言えば、
・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク
これらが重なって下落の可能性が高まってトレンドラインのブレイク手法における精度が劇的に向上していました。
その上でトレンドラインのブレイクを5分足の終値で決断することによって、以下のような点を自然と避けて、利益の取り逃がしを防止する仕組みになっています。
- 早過ぎるエントリーによる逆行ですぐに損切りになる
- エントリーを待ち過ぎてトレンドが進んでしまいチャンスを逃す
ただ、ここまでの話は、まだ「含み益」であり、確定していない利益に他なりません。
トレンドラインのブレイク手法において最終的に利益を得るためには、エントリーして保有したポジションを決済する必要があります。
そこで続いては、重要な決済について解説していきますので、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。
トレンドラインのブレイク手法〜『加速点テクニカル』の利確〜
このトレンドラインのブレイク手法における利確のポイントは、ショートの例で言えば、
・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク
これらの「効き目が確実に維持される間に勝負を決める」という点になります。
せっかく高い精度で売りのポジションを持っても、上記の効き目が弱まってしまえば、利確の前に逆行して、最終的に損切りになるなど「含み益(利益)」が幻に終わる危険性があるからです。
そんなトレンドラインのブレイク手法における最適な利確の場所が、下図にて灰色の横線で示すようなブレイク対象となるトレンドラインの起点前になります。
もちろん、ショートであれば上図の利確場所を下方向へとブレイクして、一気に利益が伸びる可能性も0ではありません。
しかし、数多くトレードを行っていくと、この利確場所で一度トレンドの流れが止まり、そこから逆行することも増えてきます。
まず、この利確場所(灰色の横線)である「ブレイク対象となるトレンドラインの起点」は、ラインを引く/引かないに関係なく大勢から意識される『外側の平行なN字波形』における直近の安値として認識される傾向があることは間違いありません。
この利確場所である直近の安値とは、以下のように多くのトレーダーから意識される価格帯となります。
- 下にブレイクすれば下降トレンドの続伸
- 逆に反発して上昇するようであれば下降トレンドの終わり
上記のように大勢のトレーダーが意識するのは、使うテクニカル指標やインジケーターに関係なく大勢から意識されるダウ理論では「高値も安値も共に切り下がっていること」というのが下降トレンドの定義になっていたからです。
ですので、この直近の安値となる価格帯の手前からは、
・下降トレンドが続くか
・下降トレンドが終わるか
このいずれかの判断がトレーダーごとに「分散」し始めます。
そのため、利確場所として図に示した直近の安値に近づくと、
・逆張りによる新規の買い注文
・売りポジションを安全に利確する買い注文
これらの買い注文が入り出すことで、エントリー条件で解説したような「強い下降トレンド」が弱まってくるわけです。
ですので、下図のように強い下降トレンドが弱まり始める段階での確実性が高い利確を推奨していました。
ただ、このような早目の利確を行うことで「利幅(pips)が狭くなって利益率が下がるのでは?」という反論意見も、少なからず浮かんでしまうかもしれません。
利幅が大きいほど、資金に対しての利益率が高くなる傾向にあるからです。
ですが、トレンドラインのブレイク手法である『加速点テクニカル』ではショートの場合であれば、
・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク
これらによる極めて強い下降トレンドでのエントリーと、そのトレンドの「効き目が確実に維持される間に勝負を決める」という確実性の高い利確によって、極端に小さな「含み損」のまま利確できる確率が非常に高くなっています。
そのため、この後に解説するように取引数量=ロット数を引き上げても危険がとても少なく、むしろ小さな利幅でも大きな利益率を得られるメリットに繋がっていました。
トレンラインのブレイク手法〜『加速点テクニカル』ロット設定〜
このトレンドラインのブレイク手法におけるロット設定は、高いレバレッジを利用できる海外FX業者にて、
資金1万円あたり0.1ロット(1万通貨)
このように大きなロット数での取引を行なっていました。(資金量に応じてロットを比例させます)
そのため、下の表で示すように少ない利幅(pips)でも2桁を超える大きな利益率を出すことが可能です。
ここまで例として掲載していた下図では灰色の横線が10pips刻みなので、約20pips以上の利幅となることで、取引1回あたり約20%を超える利益率でした。
もちろん10pips程度(約10%の利益率)に収まるケースもあれば、ゴールドのように値動きが大きな銘柄の場合、より利幅が広がることで30%を超えるケースもございます。
(下図はゴールドで、この場面では値動きが大きく灰色の横線が20pips間隔)
ただ、ロットを上げる分だけ利益率が高まる反面、危険も高まるという考え方もあるかもしれません。
一般的には利幅(pips)を伸ばす損小利大を前提に、安全にロット数は抑えるべきと広く提唱されている傾向があるからです。
ですが、無理に利幅を伸ばそうとすることで、利確の目標に届かず途中から逆行して精度=勝率が低くなる可能性も否定できないと思います。
逆に、ここまで解説してきた加速点テクニカルによるショートで言えば、
・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク
これらによって高めた精度が確実性の高い範囲内として、下図のように直近のトレンド転換点にて利確することで、極めて高い精度を維持できていました。
だからこそ、精度の高さを維持しながらも極端に小さな含み損で済むことで、資金1万円あたり0.1ロット(1万通貨)というロットを上げて利益率を高める手段が成立していたわけです。
もし、負けた時は?~トレンドラインのブレイク手法「損切り」~
これまでのショートを例にすれば、下図のように、
1.上昇トレンドライン内に戻った場合
2.下降トレンドラインを上抜けした場合
このいずれかに該当した場合には、オレンジと水色が描く2つの平行なN字波形によって、エントリー時に作られていた「強い下降トレンド」が弱まるので損切りの目安としていました。
一度の勝ちトレードで損切り1回分は充分に補填できる、そんな損切り幅になっているため、トレード回数が増すほど、手元に残る収益は積み上がっていくトレード手法となっています。
その上でこの先は、より当デイトレ手法の収益性を高めるための推奨となるトレード対象(銘柄)、その銘柄を扱うことでの収益事例などを共有させて頂きますので、どうぞ引き続きお付き合い頂ければ幸いです。
トレンドラインのブレイク手法における「推奨」の銘柄(トレード対象)
このデイトレ手法はトレンドラインのブレイク手法で、ここまで解説したように相場の原理に沿った普遍的なノウハウでした。
ですので、取引量が少なくてテクニカルがそもそも効きにくい銘柄を除いて、
・為替通貨のFX
・ゴールドなどの貴金属
・経済指数や先物
・株式や仮想通貨など・・・
あらゆる銘柄でも有効性は変わりません。
その上、ラインのみを使う手法なので、インジケーターのパラメータ(設定値)を銘柄ごとに調整する必要なく「そのまま」トレードできます。
ただ先ほど説明したように、この加速点テクニカルは、
「含み損が小さなまま高い精度を維持できること」
この特徴により、リスクを避けながらレバレッジを活かしてロットを上げ、利益率を飛躍的に向上させられるメリットがありました。
そんなレバレッジ効果を最大限に発揮するために、100倍を超える高いレバレッジを使える海外FX業者にて、同じ口座内で取引できる以下の銘柄が、
・値動きの大きさが相応にある
・スプレッドがそれなりに狭い
これらの利益率にプラスとなる条件が良いので適しています。
- ゴールド(XAU/USD)
- ポンド円(GBP/JPY)
- ポンドオージー(GBP/AUD)
- ユーロオージー(EUR/AUD)
- ポンドドル(GBP/USD)
- ユーロ円(EUR/JPY)
- ドル円(USD/JPY)
- ユーロドル(EUR/USD)
- オージー円(AUD/JPY)など・・・
上から4つは値動きが大きく、トレード1回分の利益率が高まるので特に推奨です。
どの銘柄であっても、このトレンドラインのブレイク手法は普遍的に有効性が変わらないため、上記以外の為替通貨ペアなども追加で扱っていくことは問題ありません。
ただ、得られる利益率に対しプラスに働く「値動きの大きさ」や「スプレッドの狭さ」を考えると、まずは上記の銘柄を優先する方が良いと思います。
少なくとも、この加速点テクニカルは、トレンドラインとローソク足の接触(タッチ)による瞬発的なエントリーではなく、トレンドラインのブレイク手法なので「トレンドラインのブレイクまで余裕を持って待ち構えられる」という大きなメリットがありました。
このメリットを簡潔にまとめたステップは以下のようになります。
少なくとも、ステップ1が成立していない銘柄は、続くステップ2にも3にも進めません。
そのため、ステップ1の『トレンドラインとして3点目が反発しているチャネルライン』が引けない銘柄は、そもそも監視する必要がないということです。
最低限ステップ1をクリアし、ステップ2で『ステップ1と逆向きとなる内側のチャネルライン』が引けた段階で、最後のステップ3でブレイクを待てば問題ありません。
このように当デイトレ手法では、複数の銘柄を扱っても負担がそれほど増える傾向はないのが実際のところです。
その上、特にインジケーターなどの表示が不要なこともあり、別のデイトレ手法と同じ口座内で併用し、さらに利益率を高める戦略も最適となっています。
トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』の整理
ここまで長々と図解してきたトレンドラインのブレイク手法である加速点テクニカルを一旦まとめていきたい思います。
まず下の図2つがエントリーから利確の流れです。
そんな加速点テクニカルの特性をまとめると以下のようになります。
(ここまで解説したショートの例)
以上3つの特性により、
・順張りでも逆張りでも(特性1)
・下位足でも上位足でも(特性3)
それぞれ同じ下降トレンドが意識される上で、特性2で書いたように2つのトレンドラインが平行なN字波形として成立することで、ラインを引かないトレーダー達からも同じ下降トレンドが意識されるようになります。
結果的に大多数のトレーダーから「下落」の想定がされることによって、
・新規の買い注文が避けられる
・新規の売り注文が増える
・買いポジションの利確(売り注文)が増える
このような状況になって『売り注文の数が買い注文の数を圧倒的に上回る』ため、注文が多い方に値動きが起こる相場の原理原則に沿って極めて高い精度で下降トレンドが「加速」するわけです。
そして、決済に関しては、
・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク
これらの「効き目が確実に維持される間に勝負を決める」という視点で確実性の高い利確を行うことによって、トレンドラインのブレイク手法である加速点テクニカルではショートの精度が飛躍的に向上しています。
その上で、上記2つ「どちらか一方」の有効性・効き目が弱まった時点で、下の図で示したように損切りすることで、負けトレード時の損失を最低限に抑え込んでいました。
以上、ここで改めて整理したように、
・エントリー
・利確
・損切り
これらが最善の手段を採用しているからこそ、高い精度のまま極めて小さな含み損で済んでいるのが大きなメリットです。
そんな極小の含み損で高い精度を維持できているので、下図のようにリスクを抑えながらロットを上げて利益率を伸ばせていました。
このトレンドラインのブレイク手法は、ここまで整理したショートの事例だけではなく、下図のようにロングでも特に有効性は変わりません。
また、ここまで解説したように「相場の原理原則に沿った普遍的なロジック」だからこそ、このデイトレ手法の有効性は今後も半永久的に維持されるはずです。
その普遍性の高さは、この先も有効性が変わらないだけではなく、トレード対象(銘柄)によっても有効性が同じく変わりません。
その上、パラメータ(設定値)が必要なインジケーターを一切使わずラインのみでの手法なので、そのまま「どんな銘柄」にも適用できます。(そもそも取引量が少なくテクニカルが効きにくい銘柄は除く)
特にゴールドのように狭いスプレッドながらも、値動きが大きな銘柄においては、より大きな利益率が下図のように見込める傾向があります。
ただ、このような高い利益率を出すとは言っても、チャートを常に見続ける必要はありません。
このトレンドラインのブレイク手法では、ラインのタッチでエントリーを狙う場合に比べると、チャートを監視する負荷は低い傾向にあります。
その根拠となる要素が以下に記した3つのステップです。
このようにエントリーまで余裕を持って待ち構えられる大きなメリットがありました。
その上で、ステップ1と2をクリアしないことにはエントリーを待つ意味もないので、ステップ2までをクリアした銘柄のみを集中的に見れば、よりチャート監視の負担は減るので参考にして頂ければ幸いです。
そんなチャート監視の負担が低いからこそ、複数の銘柄を扱いやすく、それによりエントリー回数が比例して増え、1日単位、月単位など利益率の劇的な向上へと繋がっていきます。
以上がこのトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』のまとめでした。
ここまでの話を整理した上で、続いては、このデイトレ手法で得られる収益の目安を紹介させて頂きます。
このトレンドラインのブレイク手法で得られる収益の目安
ここで紹介するのは、実際に先ほど挙げた推奨の銘柄の中で、以下をトレード対象として加速点テクニカルを実践された方の収益です。
- ゴールド(XAU/USD)
- ポンド円(GBP/JPY)
- ポンドオージー(GBP/AUD)
- ユーロオージー(EUR/AUD)
- ポンドドル(GBP/USD)
- ユーロ円(EUR/JPY)
- ドル円(USD/JPY)
この方は現在、専業トレーダーということで時間的な自由もあり、8〜10時間前後を目安にして、東京時間やロンドン時さらにニューヨーク時間に限定せず、隙間時間でランダムにトレードしています。
以下が収益の履歴になるのですが、MT4など取引ツール上の実績は「プログラムやインジケーターによる改変」という捏造や「デモ口座との見分けがつかない」との見方があるため、取引した翌日にFX業者から送られてくる履歴メールを抜粋させて頂きました。
長くても8〜10時間前後の監視で、外側のチャネルラインが引けない時は、チャンスが来ることが無いため、すぐに終了したそうです。
そのため、逆にチャンスが無かった日や、1回のトレードで終了した日もあれば、複数回のチャンスがあって利益率が極端に跳ね上がっている日もあるなどバラつきはあります。
チャンスが無かった日の収益を省略している点はご了承ください。
以下、すべて1日単位の収益となります。
(※損切りがあった日には、1日を通しての利益率が他の日よりも少なくなっています。)
ただ、ここまで図解してきたトレンドラインのブレイク手法のロジックでは、一度の取引で2桁台の利益率が出せる上に、1日の中で複数回のチャンスが来る場合があります。
そのため、上で示したように客観的に見れば信じにくような大きい利益率が1日で出る場合があるということです。
注意点として、1日あたりのトレード頻度としては、複数回の日もあれば逆にチャンスが無い日あるので、必ずしも毎日エントリーできるわけではありません。
ただ、このトレンドラインのブレイク手法では一度のトレードで得られる利益率が大きい上に、複数回のエントリーができる日もあるのが実際のところです。
ですので、取れる日には1日の利益率が大きく跳ね上がっているなど、チャンスが来ない日を充分に補えることで、長期的に見て安定的な収益を得やすいデイトレ手法になっています。
ちなみに、この方は1日あたり約8〜10時間という割と長めのトレード時間なので、その分だけトレード回数も多くなって利益率が高まっていました。
ただ、仮に半分ほどのトレード時間になり、チャンスが減ったとしても客観的に見て相応の高い利益率が得られるはずです。
また、実践時間が少なくとも、彼以上に扱う銘柄を増やせば、少ない時間でも先ほど掲載したレベルの収益性を見込むことは決して不可能ではありません。
以上がこのトレンドラインのブレイク手法における収益の「期待値(目安)」の説明でした。
ただ、ここまで解説してきたトレンドラインのブレイク手法における「優位性」「期待値」ですが、同じ形状のチャートパターンを単純に狙うだけでは、掲載したレベルの収益を出すことは簡単にできません。
以下のように重要なポイントをしっかり押さえてこそ、9割近い精度のトレードができて、先ほどの収益例レベルの結果が出せるからです。
(逆に、下記の要素を満たせずにトレードを行うことで「資金を失う危険性」も有り得るので、ぜひご覧ください)
- チャネルラインにおける「最低〜最長となる期間(長さ)」「頂点の間隔」「角度」の目安。
- トレンドラインと平行に引けるアウトラインとの間を反転する数と順序の数字的な判断。
- 大多数と同じトレンド分析になるべくチャネルラインを引く際のヒゲと実体を使い分ける基準。
- エントリーの「価格帯」や「相場の状況」に応じて決済を変動させる判断とその場所。
ブレイク後にトレンドの加速が「途中で弱まる場合」など様々な状況に応じて、勝率と利益率を最大化するために決済の場所を変更。
- トレンドの加速に特化したブレイク手法だからこそ必要な時間管理によるエントリーの回避や決済の判断。
- どんなに完璧なチャートパターンでも有効性が『無効』になるため、事前にエントリーを避けるべき例外パターンの特徴。
トレンドラインの反転もブレイクも、ほぼ効き目が無くなってしまう・・・そんな特定の状況を避けることで勝率の低下を回避。
- 損切り予定のラインを終値の確定前に大きく突き抜けて「大損」しないための、エントリーと同時に行うべきストップロスの価格帯。
「これ以上の逆行があれば、その時点で損切り」という、高い勝率の維持とリスクの回避を両立したストップロス価格(pips指定)。
- ブレイク対象ではない「トレンドライン」における4点目以降の対応。
効き目が弱まる可能性がある「トレンドライン4点目以降」に対し、長期的な収益を大きくする視点でどう対応していけば良いのか。
- 損切り時のリスクを最小限に抑える「銘柄ごと」によって変動するロット設定。
- 無駄に勝率を下げないためのローソク足を使った最終的な損切りの判断。
損切りを無駄に早めてしまい、その後にエントリー方向に戻り「損切りしなければ利確できたのに・・・」とならないための、損切りの最終的な判断方法。
- 損切りを「粘る」ことで勝率を高める損切り場所の変更。
あえて「計画的」に損切り場所をずらすことで、無駄な損切りを排除して勝率を大きく高めるテクニック。
このトレンドラインのブレイク手法は、ここまで解説してきたように極めて有効性の高いロジックだとしても、上記をはじめとした重要な要素をしっかり押さえてこそ、先ほど掲載したような高い利益率を再現できるようになっていきます。
しかし、ただ単純な考えで2つのチャネルラインで構成されるチャートパターンを狙っても、上に挙げた要素が抜けていることで、思うように利益が出ないばかりか、エントリーや決済のタイミングが狂うことで逆に損失を大きく膨らませてしまう・・・そんな危険性が否定できません。
そこで、先ほど紹介した収益を出していた実践者の方と共に、第三者にも同レベルのトレードを再現できるように、今挙げた重要なポイントをまとめて加速点テクニカル完全版の教材化をさせて頂きました。
この加速点テクニカル完全版の教材には、先ほど挙げた最低限の重要なポイントを体系化しただけではなく、以下のようなプラスアルファのノウハウを含む充実した教材となっています。
この教材の提供は後ほど詳しく説明しますが、条件によって無料になるので、どうぞ引き続き読み進めて頂ければ幸いです。
- ラインの状況に対応して「ロット」を上げて取引1回あたりの利益率を直接的に1.5〜2倍にまで飛躍させるノウハウ。
- 『加速点テクニカルZERO』トレンドラインのブレイク「前」にも利益を拾って収益を1.5倍近くに伸ばす方法。
ブレイク前に2つのチャネルラインが交差する価格帯でポジションを持つ拡張型ノウハウ。
- 後からエントリーできたことに気づいて、本来のエントリー場所から「遅れて」取引する場合の立ち回り。
ベストなエントリーのタイミングを逃しても、まだ利確場所まで届いていない場合に発生し得る「チャンス」を拾っていくノウハウ。
- 利益の最大化と損失の最小化を両立するための、ブレイクした次の足でエントリーする際のタイミングについて。(トレンドラインのブレイク確定後における「始値」ではなく意図的に変動させ『有利な価格帯』でポジションを持つテクニック。)
- 再現性を確実にするために有益な参考資料となる『生』のトレード事例。
- このトレンドラインのブレイク手法で利益率を極大化するトレード環境。
スプレッドやレバレッジ、注文の処理速度など・・・あらゆる視点で利益率を高める上で最適なFX業者の口座タイプ。
- ポジション分割でリスクを最小限しながら収益を最大化するテクニック
ポジションの分割によりロットを下げてリスクを抑えても、月単位など総合的な利益率は高くなるという初級者から上級者まで推奨のノウハウ。
- あえてポジション保有時間を短くしながら総合的な収益を高める方法
エントリーから決済までの時間を「意図的」に短く済ませることで、長期的に見た手元に残る収益を大幅に増やす戦略。
以上のようなノウハウ/テクニックで、
・トレード1回あたり
・1日あたり
・月単位ベース
これらの利益率をより高めていけるので、見方を変えればトレード時間が少なくなっても相応の利益率が得られるはずです。
そんなプラスアルファの内容はもちろん、最低限の重要なポイントとして、先ほども挙げた下記も教材にて図解させて頂きました。
- チャネルラインにおける「最低〜最長となる期間(長さ)」「頂点の間隔」「角度」の目安。
- トレンドラインと平行に引けるアウトラインとの間を反転する数と順序の数字的な判断。
- 大多数と同じトレンド分析になるべくチャネルラインを引く際のヒゲと実体を使い分ける基準。
- エントリーの「価格帯」や「相場の状況」に応じて決済を変動させる判断とその場所。
ブレイク後にトレンドの加速が「途中で弱まる場合」など様々な状況に応じて、勝率と利益率を最大化するために決済の場所を変更。
- トレンドの加速に特化したブレイク手法だからこそ必要な時間管理によるエントリーの回避や決済の判断。
- どんなに完璧なチャートパターンでも有効性が『無効』になるため、事前にエントリーを避けるべき例外パターンの特徴。
トレンドラインの反転もブレイクも、ほぼ効き目が無くなってしまう・・・そんな特定の状況を避けることで勝率の低下を回避。
- 損切り予定のラインを終値の確定前に大きく突き抜けて「大損」しないための、エントリーと同時に行うべきストップロスの価格帯。
「これ以上の逆行があれば、その時点で損切り」という、高い勝率の維持とリスクの回避を両立したストップロス価格(pips指定)。
- ブレイク対象ではない「トレンドライン」における4点目以降の対応。
効き目が弱まる可能性がある「トレンドライン4点目以降」に対し、長期的な収益を大きくする視点でどう対応していけば良いのか。
- 損切り時のリスクを最小限に抑える「銘柄ごと」によって変動するロット設定。
- 無駄に勝率を下げないためのローソク足を使った最終的な損切りの判断。
損切りを無駄に早めてしまい、その後にエントリー方向に戻り「損切りしなければ利確できたのに・・・」とならないための、損切りの最終的な判断方法。
- 損切りを「粘る」ことで勝率を高める損切り場所の変更。
あえて「計画的」に損切り場所をずらすことで、無駄な損切りを排除して勝率を大きく高めるテクニック。
以上が提供させて頂く教材の目録でした。
教材は動画や音声など復習がやりにくい媒体ではなく、何度もピンポイントで復習しやすいWebページの形式で提供しています。
ただ、教材だけでは誤った理解のまま本来のルール通りのトレードができず、大きな損失を受ける危険性も否めません。
どうしても人によって理解度に個人差があるからです。
ですので、当教材を手にした際には、このトレンドラインのブレイク手法を正しく再現するための『サポート』を提供させて頂きます。
教材とは別に「トレード添削」を実施しています。
このトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』の教材関する質問などにお答えする総合サポート=メールサポートに加えて、トレード添削も実施しておりました。
このトレード添削は、1回あたりのトレードを細かく添削していくサービスです。
先ほど挙げた重要なポイントが守れているかなど、トレーダー自身では見落としがちな部分を客観的な視点で添削させて頂きます。
この添削によって、誤った理解で加速点テクニカルを実践してしまい、本来は受けるはずのない損失や資金の喪失を回避できる可能性が大いに高まるはずです。
1回ずつの添削になるものの、回数は無制限ですので、短期間での習得に活用して頂ければと思います。
バックテスト、実践の取引など、いずれでも対応しておりますので、ぜひご利用ください。
なぜ教材を公開して添削まで行うのか
ここまで説明してきた加速点テクニカルの教材とサポートですが、提供する条件に関わるので、提供の理由について簡潔にお伝えさせてください。
私自身、専業トレーダーとして生計を立てられていたものの、何事も徹底して追求したい気質から、
1.自分がトレードしていない時間や銘柄からも利益を得たい
2.より短時間でも相応な収益を得たい
3.さらに収益を大きくしたい
このような願望がありました。
そんな願望を叶えるために、確立したデイトレ手法を第三者に継承し、完全に習得した方に対してパートナーシップを組む活動を始めています。
このパートナーシップは私が継承したデイトレ手法で、私が提供する資金を「運用」して頂く契約です。
(ビジネスパートナーとして、半永久的に新たなデイトレ手法の提供、トレード添削や総合的なサポートも継続し、共に新しい手法の開発も行うこともあります。)
これが先ほど挙げた願望1(自分がトレードしていない時間や銘柄からも利益を得たい)の実現に繋っていました。
そして、そんなパートナーシップを結べる方が増えれば私に入る収益も比例して増加するため、先ほどの願望で言えば、
2.より短時間でも相応な収益を得たい
3.さらに収益を大きくしたい
この実現が加速していく大きなメリットがありました。
何より、自分自身の「自由な時間」が増えることで、新たなデイトレ手法の研究→検証→確立が進む環境ができています。
そして、パートナーに新たな手法を追加で実践してもらえば、より収益の還元が高まる流れです。
このような良い循環が生まれており、1人でも多くの方とパートナーシップを結ぶことが、より自分の願望を加速的に叶えていけると考えていました。
実際に先ほど成績を掲載した方も、このパートナーの1人です。
そんなパートナーシップを結ぶ上での「出会いのきっかけ」になるからこそ、私が確立したデイトレ手法を教材化して提供しています。
その上で、トレード添削を含むサポートを提供し、手法の習得度を最大限に高めてもらい、収益を上げられるトレーダーになってもらえる確率を高めていました。
提供したデイトレ手法で実際に収益を出せてこそ、私自身の目的である、その先のパートナーシップに価値を感じて頂けると考えられるからです。
また、トレード添削を含むサポートを行っていると、色々な視点の情報が入ってくるため、自分では思いつきもしなかったアイデアが浮かぶことが少なくありません。
そのアイデアが新たなデイトレ手法の源泉になり、さらに良い循環が加速している状況です。
以上、ここで説明した事情から、教材(デイトレ手法)とトレード添削を含むサポートの提供をさせて頂いておりました。
ここで説明したように、最終的に1人でも多くの方とパートナーシップを結ぶ先に私自身の「大きな利」が待っているため、特に教材などの販売利益が目的ではない、という点をご理解頂ければ幸いです。
教材とサポートの提供について
ここまで長々とした文章でしたが、お読み頂きありがとうございました。
最後に提供の条件についてです。
このトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』は、より新たなパートナーシップを築く「きっかけ」になればと考えており、できる限り多くの方に提供したいと思います。
そのために、できる限り金銭的な負担を無くすことで、より多くの方から手にして頂けると考えました。
しかし、トレード添削を含むサポートは私自身の負担が大きい分、利用される方が増えすぎると対応の継続ができません。
また、この加速点テクニカルというトレンドラインのブレイク手法も、私一人で『研究→検証→確立』をしたわけではなく、パートナーの方と共同で開発してきたデイトレ手法です。
ですので、そのパートナーの方へも何かしらの還元をしなければ、理不尽になると思います。
その上で、今挙げたような、
・サポート対応を継続するため
・共同開発者のパートナーにも還元するため
この事情と、新たなパートナーシップを築く「きっかけ」を作るべく、より多くの方に提供したいという私の事情を総合して、提供の条件を考えさせて頂きました。
その条件が、すでに私が公開していた別のデイトレ手法をお求め頂き、その特典として加速点テクニカルの教材とサポートを提供させて頂く・・・というものです。
お求め頂くデイトレ手法(教材)は、この加速点テクニカルと同じく平行なN字波形に特化した下記の『先行テクニカル』になります。
すでに『先行テクニカル』をお求め頂いている場合には、教材の目次ページにて加速点テクニカルの教材をご覧頂ける手配を済ませておりました。
【先行テクニカル】
この先行テクニカルは、進行しやすいトレンドの『開始前』に現れる平行なN字波形の初動ー
この段階の有利な価格帯でポジションを持ち、一度の取引にて利益率を10〜40%を獲得していくデイトレ手法です。
その上で、なぜ提供する加速点テクニカルの条件がこの先行テクニカルなのか・・・その理由について簡潔に説明させて頂きます。
まず、提供する加速点テクニカルにしても、その条件である先行テクニカルにしても、いずれのデイトレ手法もラインのみを使うので、同じチャートで併用が可能です。
そして、両方ともラインのみで構成される『特定のチャートパターン』でトレードする手法になっていました。
そのため、
・加速点テクニカル
・先行テクニカル
これらは特に環境認識などのルールは変わりない上に、チャートにラインを引く作業の中でこの両方のエントリー場所が自然と見つかるということです。
よって、2つのデイトレ手法を併用することは特に負担がないどころか『併用しないことの方がデメリット』と言えるかもしれません。
少なくとも、特に負担が変わらない上に、2つ分の手法で取引チャンスが生まれるのでトレード回数が単純に増加して、より月単位の利益率が高まる大きなメリットがあるからです。
今すぐに併用しなくとも、最終的には両方の手法を実践して、月単位の利益率を大きく跳ね上げて頂ければと思います。
以上のように、このトレンドラインのブレイク手法である加速点テクニカルは、先行テクニカルとの相性が抜群ということです。
そこで、先ほど挙げた金銭的な負担を無くして、より多くのパートナーシップにつながる「きっかけ」にしたい反面、
・サポート対応を継続するため
・共同開発者のパートナーにも還元するため
これらの事情を含め、加速点テクニカルはすべての方に無償で提供するのではなく、先行テクニカルをお求め頂く形がベストという考えになりました。
(加速点テクニカルは先行テクニカルの目次内に掲載しています。)
以上が、加速点テクニカルを提供する条件が「先行テクニカルをお求め頂くこと」という理由の解説でした。
トレード添削を含むサポートの期間は、どちらの手法とも先行テクニカルのサポート期間内である60日とさせて頂いております。
加速点テクニカルのサポート期間は、先行テクニカルのサポート期間に含まれるということです。(サポート期間の延長は個別に受け付けております)
そんな先行テクニカルは現在、公式メールマガジンにて限定的に公開していました。
先行テクニカルの案内ページは、メールマガジンの1通目にてご覧になれますので、下記のリンクからメルマガ登録の方を行って頂ければ幸いです。
(下記のメルマガ案内で「ロジック2」と記載しているものが先行テクニカルとなっています)
この先行テクニカルの案内ページ自体は、エントリーから決済までのロジックを図解しているので、結果的に先行テクニカルをお求めにならないとしても、ご自身にとって有益な資料の1つになると思います。
ぜひメルマガの登録をご検討して頂ければ幸いです。
今回は貴重なお時間を割いて頂き、ありがとうございました。
メルマガの方でお待ちしております。
杉原。