「FXのデイトレード講座」の記事一覧

12月や年末年始はデイトレードを避けるべきかの明確な回答

杉原です。

先日、普段からお世話になっております教材の購入者さんから年末年始12月のように一般的な「冬季休業の期間」に関して、

・年末年始を避ければ12月にトレードしても問題ないと考えて良いか?
・年末年始については、何日から何日までトレードを控えるべきか?

このようなご質問を頂きました。

年末年始や12月はトレードを避ける方が良いという情報がネット上で見かけることも多くなっているのが実際のところかと思います。

ただ、デイトレーダーとしては、トレードを避けるほど、その期間の収益が0になるという致命的な事実は否定できません。

そこで今回の記事では、回答の内容的に、とても多くのデイトレーダーにとって参考になると思い、この記事にて回答を共有いたしますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

12月を避けるべきと言われる理由、その背景とは。

一般的にデイトレードやスイングトレードに関わらず、トレードを12月を避けた方が良いというのは、冬休みの期間になるためお盆時期と同様に、

「参加トレーダーの数が減る」

この現象によって、

・統計であるテクニカルの精度(勝率)が落ちる
・突発的に異常に大きな値動きに巻き込まれて損失を被る

これらのマイナス面があるからこそ、多くのトレーダーが冬季休業の期間はトレードを避けた方が良いと唱えている傾向にあります。

トレードをするほど、損失になる可能性が高いからこそ、この期間(12月)には無理にトレードをしない方が良いと言われているわけです。

ただ、もちろん実際にこれは正しいとは思いますが、厳密に言えばトレード手法にも左右されるので、どの手法でも12月はトレードするべきではないと言い切ることは不適切に感じざるを得ません。

例えば、数日以上のポジション保有時間になる『スイングトレード』の場合であれば、

・統計であるテクニカルの精度(勝率)が落ちる
・突発的に異常に大きな値動きに巻き込まれて損失を被る

先ほど挙げた上記2点が「よりマイナスに働く」と思います。

なぜなら、スイングトレードの場合、ポジション保有時間が長い分だけ異常な値動きに巻き込まれる確率は上がる上に、トレード頻度は月単位で見ても多くはないので、勝率の低下によって収益が大きく減少しやすいなど、明らかなマイナスが避けられないからです。

ですが、私が提供している短期デイトレ手法であれば、ポジション保有時間が短いので『突発的に異常に大きな値動きに巻き込まれて損失を被る』こちらに遭遇することは確率的にとても低くなります。

【短期デイトレ手法ー実践者の実績と感想】

また、そんな短期デイトレ手法の場合は「最短」の場所で決済していくことが前提となっているので、その観点からもテクニカルを無視するような異常な値動きに遭遇する確率を下げていることは確かです。

もちろん、そんな短期のデイトレ手法において、私の手法はテクニカルが基盤になっているので「統計であるテクニカルの精度(勝率)が落ちる」この影響が無いわけではありません。

ただ、深夜遅くや早朝など、極端に参加トレーダーが少ない時間でなければ、さほど影響は大きくないのが実際のところです。

実際にバックテストはもちろん、リアルトレードでも12月であっても、特に成績に大きな変化はありませんでした。

そんな背景もあって、普段から成績が安定している短期デイトレ手法であれば、特に12月だからと言って無理にトレードを避ける必要はないというのが私自身の結論となっています。

では、年末年始はデイトレを避けるべきか?

12月の話ではなく年末年始に関して、デイトレを避けるべきかどうか、について回答していきます。

クリスマスから三賀日(できれば1月1週目)までは、主要国の大半が休日になることや
より参加トレーダーが減る点を考慮して、避けた方が良いと考えていました。

参加トレーダーが少なくなる分だけ市場に出される注文数が減るので、さらに突発的で異常な値動きも起こりやすい上に、統計であるテクニカルを無視する値動きになりやすく、トレード1回あたりの期待値そのものが低下するからです。

特にクリスマスと正月は日本だけの行事ではなく、世界的にも認知されている文化であり、これらが重なる期間は、世界的に見ても余計にトレードを休みにするトレーダーが少なくありません。

そのような事情を踏まえ、極端に値動きが不安定になりやすく、そもそもテクニカルの効き目そのものが弱まることで、トレードの期待値が大幅に低下するからこそ、取り組むデイトレ手法の性質や特徴に関係なくクリスマス辺り〜三賀日はトレードを避けるべきと考えていました。

ちなみにお盆も同じ原理で、毎年お盆の日程が世間的に発表されるので、その期間に関しては出来る限り手を出さない方が良いと思います。

以上、12月や年末年始におけるデイトレードの実践に関して、

「12月そのものはデイトレ手法によっては取り組んでも問題ない」
「ただし、手法に関係なくクリスマス辺りから三賀日は避けるべき」

というのが私の結論であり、実際に取り組んでいる方針です。

記事内で解説したように、エントリーから決済までの時間が「短い短期のデイトレ手法」で、安定的な成績を出せる手法であれば、12月をトレードの休みにして収益をストップして0にする必要は全くありません。

実際に私自身や、短期デイトレ手法を継承した方々に関して、クリスマス〜三賀日を避ければ、普段通りデイトレで収益を出している傾向にありました。

そんな短期デイトレ手法に関して、実践者の方々から寄せられた感想と実績をまとめていまます。

生の声になっており、デイトレで安定して収益を上げるために参考となる部分があると思いますので、良ければ下記のリンクからご覧になってみてください。

【短期デイトレ手法ー実践者の実績と感想】

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取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

杉原です。

この講義では「トレンドラインのブレイク」に特化した、私が体系化している5分足のデイトレ手法『加速点テクニカル』における、

・エントリー
・決済(利確と損切り)
・基本のロット設定

などの条件を含むロジックを図解しております。

このトレンドラインのブレイク手法は、ショートを例にすれば、

・短期の視点、上位足の視点
・順張りの視点、逆張りの視点

それぞれの視点からも同じく売り目線になること、そして「ラインを引かないトレーダーから」も同じく売りが意識されやすくなるチャートパターンに特化したデイトレ手法なので、極めて精度が高い点が特徴です。

下の図がイメージ図になります。

トレンドラインのブレイク手法〜加速点テクニカル〜のイメージ図

エントリーから決済の詳細は、理解度を深めるためにも順を追って解説させて頂きます。

そんなトレンドラインのブレイクによる値動きの『加速する地点』を狙う、この講義で解説する加速点テクニカルは高い精度ながら「含み損」が極めて小さいため、ロットを上げたトレードが安全にできることで、一度のデイトレードでも資金の10%以上を充分に出せているものです。

ですが、そうは言っても客観的に見て、このような利益率の高さは信じにくいとのがあると思います。

デイトレードではトレードを繰り返した上で、月単位の利益率で2桁台という収益性が一般的な情報として広く出回っている傾向にあるからです。

そんな背景があるからこそ、1回のデイトレードでも高い利益率を出せると納得して頂けるように、この講義内にてエントリーから決済までのロジックを、その有効性が発揮される原理などを含めて細かく解説いたしました。

その上で、この講義で解説していく加速点テクニカルは、インジケーターを使わずラインのみでルール自体がシンプルでありつつ、銘柄ごとの特徴に関係なく普遍的に有効性を発揮します。

そのため、一定の取引量があればポンド円やドル円などの為替通貨FXの通貨ペアはもちろん、以下のトレード対象にも「そのまま」使えるデイトレ手法となっています。

  • ゴールドやシルバーの貴金属
  • 225やダウなどの経済指数
  • ビットコインなどの仮想通貨
  • 国内外における個別の株式

この加速点テクニカルはラインのみでシンプルながら、汎用性のあるデイトレ手法になるので、複数の銘柄を扱って1日の利益率を大幅に高めることも可能です。

また、1日に繰り返しチャンスが訪れることも少なくありません。

そこで実際に、この講義で解説する加速点テクニカルを実践し、1日単位で数十%の利益率を出したトレーダーの収益も、ロジックを解説した後に掲載しております。

ご自身がデイトレードで、さらに高い成績を目指す上で参考になる講義になると思いますので、ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。

解説するトレンドラインのブレイク手法は5分足チャートでのデイトレードになるため、特に断りがない限りは講義内に掲載しているチャート図は5分足となります。

ご覧の環境によっては画像が小さく見えてしまうかもしれませんが、その場合は画像をクリックまたはタップすることで拡大表示されますのでお試しください。

トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』のエントリー

それでは早速、トレンドラインのブレイク手法におけるエントリーのルール=条件から解説させて頂きます。

加速点テクニカルでエントリー可能となると率直に言いますと、下図のような相場の状況です。(画像下に記載した3つの箇条書きと照らし合わせてご覧ください)

トレンドラインのブレイク手法〜加速点テクニカル〜のイメージ図

  • 1.ブレイク対象のトレンドライン(水色)以外に、エントリーと同じ方向に効き目があるトレンドラインの3点目が引けること(オレンジ)
  • 2.2つのトレンドラインがそれぞれ平行なラインが引けるチャネルラインになっていること(水色とオレンジ)
  • 3.トレンドライン(水色)を実体が9割方ブレイクした段階でエントリーすること

以上3点がポイントになります。

このような相場状況において、内側のトレンドライン(水色)をブレイクした段階でエントリーするのがルールです。

それでは上記3つのポイントを、掘り下げて解説させて頂きます。

ちなみに加速点テクニカルでは、ロングもショートも同じ原理になるものの、両方を同時に解説していくと混乱し理解しにくくなる可能性があると思いますので、ショートを例に図解していくことをご了承ください。

ロングはショートの解説とは真逆と考えて頂ければ問題ありません。

1.ブレイク対象のトレンドライン以外に、エントリーと同じ方向に効き目があるトレンドラインの3点目が引けること

下の図をご覧頂くと、ブレイク対象のトレンドライン(水色)とは別に、オレンジのトレンドラインが引けているのが分かるかと思います。

トレンドラインのブレイク手法におけるトレンドラインの構成

このオレンジのトレンドライン3点目は、レジスタンスラインとして機能し、

・戻り売りのショート
・逆張りショート

これらの有効なエントリー場所として、水色のトレンドラインブレイクを狙うエントリーと同じく売り=ショートの方向に効き目があります。

そのオレンジの下降トレンドライン3点目が引ける状況では、レジスタンスラインとして新規でエントリーを検討するトレーダー達から、

・買い注文を避ける
・売り注文を出す

このように意識されやすいのが実際のところです。

その他、すでに買いポジションを持っているトレーダー達からは、下降トレンドに転換される前に『利確の目安』として「決済の売り注文」が出されやすくなっていました。

ですので、オレンジのトレンドライン3点目によるレジスタンラインの効果により、買い注文が減って売り注文が増えることで「買いと売りの多い方に値動きが起こる」という相場の原理に沿って、下降トレンドの始まりになる傾向が高まります。

「確定的」になるトレンドライン3点目の効力

そんな下降トレンドの傾向は、トレンドライン3点目へローソク足が「接触する瞬間」だけではありません。

まず、この下降トレンドの場合においては、トレンドライン3点目では反転して下落せず、上にブレイクするかもしれないと考えて、

・新規の売り注文
・利確の売り注文

これらを「様子見」しているトレーダーも一定数いる中で、下方向への反転が進み始めた時点で、下降トレンドの信頼度が高まって上記の注文が一気に入り始める傾向にあります。

むしろ大勢からトレンドライン3点目における反転の可能性が高まったと意識されることで、下降トレンドと判断するトレーダーが多くなり、売り注文がさらに増え始めるということです。

トレンドライン3点目の挙動

何より、下降トレンドの信頼性が増したと意識するトレーダーからは、この時点で買い注文をより避ける傾向にあるので、余計に買い注文が減って売り注文が増加し、さらに下降トレンドが強まる傾向になることは間違いありません。

その上で、このような下降トレンドが「加速」し始めた状況において、水色で示した上昇トレンドラインのブレイク=下抜けが起こると、水色の上昇トレンドが終わりに近いと意識したトレーダー達は以下のような動向が見受けられます。

上昇トレンドラインの下抜け

  • 上昇トレンドライン(水色)のブレイクを狙っていたトレーダーによる「売り注文」の増加
  • 買いポジションの利確を行うトレーダーによる「売り注文」の増加
  • これ以上は上昇の確率が減ると見て「買い注文」の回避

このように、さらに売り注文が増えながら、逆に買い注文は減りやすくなるため、先ほど解説した下降トレンドライン3点目(オレンジ)による下降トレンドへの効力と合わさって、下落の確率が「確定的」に高まります。

つまり、下降トレンドライン3点目(オレンジ)による反転と、上昇トレンドライン(水色)のブレイクが重なることで、下降トレンドの『加速点』となってショートの精度が劇的に向上するわけです。

下降トレンドの加速点

ちなみに、このデイトレ手法『加速点テクニカル』で使用しているトレンドライン(チャネルライン)は、RSIやRCIのようなインジケーターに存在するパラメータ(設定値)がありません。

そんなパラメータ(設定値)は、トレーダーごとに数値と適用する時間足が異なることで、各トレーダーが同じインジケーターを使ってもトレンド判断に「差」が生じてしまう欠点がありました。

その反面、トレンドライン(チャネルライン)はそんなパラメータが無いので、ラインを引くトレーダー同士で行うトレンド分析が「一致」しやすいことにより、トレードの精度が高い利点があります。

だからこそ、ここまで解説してきたような、

・下降トレンドライン3点目による反転
・上昇トレンドラインのブレイク

これらが合わさる下降トレンドの「加速点」におけるショートの精度が極めて高くなるわけです。

ですが、この利点は「トレンドラインを引いているトレーダー同士に限定されるのではないか?」という反論意見が出る可能性は否定できません。

実際のところ、テクニカル分析に用いる指標などは数多く存在しているので、別の指標を見てトレンドラインとは逆方向のトレンド分析を行うトレーダーも一定数いるはずだからです。

ですので、ここまで解説したような『トレンドラインを使った分析では下降トレンドと判断』ができても、別の指標では逆に上昇トレンドと見られることで、精度が下がるかもしれないという懸念はあるかもしれません。

そこで当デイトレ手法『加速点テクニカル』では、トレンドラインを引いていないトレーダー達からも、同じトレンド分析がされるような仕組みを取り入れ、精度の向上に努めていました。

具体的には、ショートを狙う例であれば、

・トレンドラインを引くトレーダー
・トレンドラインを引かないトレーダー

この両者を合わせた極めて大勢のトレーダー達から共に「下降トレンドが意識される相場状況」に特化してエントリーを行います。

そんな大多数から同じトレンドが意識される相場を見極めるために、加速点テクニカルで採用していた仕組みが、エントリー条件の2つ目として記載していた次に解説する「チャネルライン」です。

2.2つのトレンドラインがそれぞれ平行なラインが引けるチャネルラインになっていること

下図のようにラインの反転とブレイクに使用していた2つのトレンドラインは、それぞれ平行なアウトラインが引ける「チャネルライン」になっています。

平行なアウトラインが引けるトレンドラインでチャネルラインとして成立

トレンドラインが上図のようなチャネルラインとして成立していることによって、オレンジと水色で示した各チャネルライン内のトレンドがとてもキレイで平行なN字波形を描くため、トレンドラインを引かないトレーダー達にも同じトレンドを認識されやすくなるというメリットがありました。

チャネルラインで描かれる平行なN字波形

このようなチャネルラインは、下の図で示すように、実際にラインを取り除いても黒の高値同士、黄色の安値同士が「平行」に値動きしていることが大勢のトレーダーから感覚的に認識されやすくなります。

チャネルラインを引かないトレーダーにも意識される平行なN字波形

上の図で見えるように、高値→高値、安値→安値という動きが共に平行なN字波形を描くからこそ、トレンドラインを引かないトレーダーからもラインを引くトレーダーと同じトレンド分析になる可能性が格段に高まっていきます。

さらに掘り下げると、この平行なN字波形はラインを引かない・どんなテクニカル指標やインジケーターを使うトレーダーでも大勢が意識する『ダウ理論』にて、下記に記したトレンドの定義に沿っているからこそ、トレンド分析の精度が大幅に向上する背景がありました。

  • 高値と安値が共に切り上がることが上昇トレンド
  • 高値と安値が共に切り下がることが下降トレンド

その上で、チャネルラインが引けることで平行なN字波形のチャート形状になり、ラインを引かない場合にも、この大多数から意識されるダウ理論のトレンド定義に沿ったトレンドが、

・直感的
・感覚的

に、多くのトレーダーから認識され精度が高まっています。

対して、平行なアウトラインが引けず、チャネルラインとして成立していないトレンドラインの場合は、ラインを引かないトレーダーにも同じトレンドが意識されるような「平行なN字波形」にはなりません。

(下に掲載した2つのチャート図が、どちらもチャネルラインとして引けずに平行なN字波形にならず、ラインを引かないトレーダーからは意識されにくい傾向にある下降トレンドの例です。)

角度が急すぎて平行なN字波形にならないトレンドラインの例

角度が浅すぎて平行なN字波形にならないトレンドラインの例

逆にチャネルラインとして成立する下図のような下降トレンドラインの場合、ラインが無くても平行なN字波形になって高値と安値の切り下がりが明確に認識できるからこそ、

・トレンドラインを引くトレーダー
・トレンドラインを引かないトレーダー

この両方のトレーダー達から等しく下降トレンドの認識がされやすくなります。

チャネルラインで描かれる平行なN字波形

ラインを消してもチャネルラインで描かれる平行なN字波形

そして、ラインを引く/引かないに関係なく大勢のトレーダーから、下記のように同じ下降トレンドを意識される傾向になります。

  • オレンジの平行なN字波形では戻り売りや短期逆張りのチャンスによる下降トレンド
  • 水色の平行なN字波形では上昇トレンドラインのブレイクによる下降トレンド

このような意識がトレンドラインを引かないトレーダーからも生まれるため、水色のトレンドラインブレイクの段階では、先ほど解説した、

・下降トレンドの下方向への反転(オレンジのライン)
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク(水色のライン)

これらの影響によって「買い注文の減少」と「売り注文の増加」が合わさることで、下図のように下降トレンドが『加速』するからこそショートの精度が飛躍的に高くなるということです。

「下降トレンドラインの3点目による下方向への反転」「上昇トレンドラインの下方向へのブレイク」の重なり合い

ですが、このトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』は5分足のデイトレ手法になるので、この下降トレンドの例で言えば、

「下位足を見ているトレーダーだけにしか下降トレンドは意識されないのでは?」

という懸念が、少なからず感じられるかもしれません。

特にスイングトレードのような長い時間軸で取引するトレーダーは、上位足を中心にトレードする・・・と大勢から認識されている傾向にあるからです。

上位足からは同じトレンドが認識されず精度が下がるのでは?

このトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』でショートの場合には、

・下降トレンドの下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク

この2つを利用し、内側のチャネルライン(水色)が外側のチャネルライン(オレンジ)内部に収まるように引かれる相場状況がトレードの条件になっています。

そのため、オレンジで示した外側のチャネルラインで描かれる平行なN字波形はそれなりの「幅」「時間の長さ」があることで、上位足からも見えやすいトレンドを形成していました。

もちろん、日足や週足レベルの上位足になれば見えなくなるラインかもしれません。

ただ、そんな日足や週足レベルの時間足に特化するスイングトレードのようなスタイルの取引を行うトレーダーは、いくら上位足を中心にトレードすると言ってもショートで言えば、

「より高い価格帯でショートをして、含み損のリスクを抑え、利幅を伸ばし利益を大きくしたい」

と考える傾向があることは確かだと思います。

なぜなら人間心理として、リスクをより抑えながらもリターン(利益)は大きく取りたい、このように大多数が考えやすいと思えるからです。

そんなリスクが低くリターンが最大化するタイミングとして、ショートの場合は戻り売りの場面が有効となります。

その戻り売りは、下図のように平行なN字波形こそが大勢のトレーダーから意識される場面になりやすいので、下位足だけではなく上位足の視点からも等しく下降トレンドが意識され売り注文が増えやすい相場状況になるということです。

N字波形と戻り売り

このような背景があるからこそ、加速点テクニカルで狙うトレンドラインのブレイク手法は、先ほど解説したように、

・トレンドラインを引くトレーダー
・トレンドラインを引かないトレーダー

この両方からはもちろん、

・下位足
・上位足

それぞれ異なる時間軸で取引するトレーダー達からも、同じトレンド分析になることで極めて高い精度のトレードが可能となっていました。

ただ、ここまでトレンドラインのブレイク手法における精度を上げても、エントリーのタイミング次第では、下記のようにマイナスになる、もしくは利益を取り逃すケースも少なくありません。

  • エントリーした直後にライン内に戻って損切りになる
  • ブレイクを待ち過ぎることでチャンスを逃す

このような不利益となる状況にならないよう、ここまで解説したような精度を上げてきた仕組みに加えて、加速点テクニカルではトレンドラインブレイクのタイミングについても、より精度を上げるべく厳密なルールを設けていました。

続いては、エントリーにおける3つ目の条件でもある、トレンドラインのブレイクに関するルールを解説させて頂きます。

3.トレンドライン(水色)を実体が9割方ブレイクした段階でエントリーすること

トレンドラインブレイクのタイミングとしては「5分足の実体」が9割程度ブレイクした段階を目安にしていました。

この目安が、エントリーが早過ぎてブレイクをせずに戻ってしまう場合を防ぎつつ、取り逃しも無くせるタイミングとして有効となります。

ただ、5分足のブレイク目安に対しては「もう少し上位足の15分足まで待った方が精度が上がるのでは?」という懸念もあるかもしれません。

確かに15分足まで待つことで、より大勢のトレーダーからトレンドラインブレイクの認識がされる可能性もあり、それによって精度の向上が見込めるという意見も否定はできませんので、その辺りの掘り下げた解説をさせて頂きます。

このトレンドラインのブレイク手法ブレイクでは15分足まで待たない理由

下図の例を使って、ここまで解説してきたように、このトレンドラインのブレイク手法では、

・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク

これらが合わさることで、売り注文の増加と買い注文の減少が加速してショートの精度を高めていました。

「下降トレンドラインの3点目による下方向への反転」「上昇トレンドラインの下方向へのブレイク」の重なり合い

さらに外側のオレンジと内側の水色、この2つのトレンドラインがチャネルラインとして成立して「平行なN字波形」を描くことで、ラインを引く/引かないに関係なく大勢のトレーダーから下降トレンドの意識がされる状況になっています。

加えて、内側のN字波形が外側のN字波形に含まれる形になるため、外側のN字波形は相応の幅があることで、下位足だけでは上位足からも下降トレンドが意識されてショートの精度が劇的に高まっていました。

そんな売りが極端に強い相場状況だからこそ、5分足のような下位足でもブレイク段階で一気にトレンドが加速していくケースが多くなります。

そのため、15分足のブレイクまで待ってしまうと、すでにトレンドの加速が進み過ぎて、エントリーのタイミングを逃してしまいかねません。

15分足のブレイクまで待つことで、もう利益を取る幅が無くなるほどトレンドが進み、今からエントリーしてしまうと、

・利幅が狭くなる
・損切りになる場合の損失が拡大する

このように大きなリスクを伴う「危険」なトレードになってしまいます。

つまりは、15分足まで待ち過ぎると、チャンスを逃すだけでなく、無理にエントリーしようとすればリスクが高まるということです。

そのような観点もあり、ここまで解説したように、すでに下降トレンドの強まりが極めて高くなっていることも踏まえて「5分足」がブレイクした段階を目安としていました。

実際にエントリーする「合図」について

ただ、5分足のブレイクを合図にエントリーすると言っても、下ヒゲを出して上昇トレンドライン内に戻る「だまし」の可能性も懸念して、下図のように終値が確定して「実体が9割ほどブレイクするタイミング」までは「待つ」という方針を採用しています。

実体がトレンドラインを9割ブレイクした合図でエントリー

5分足が確定する前では、下の図で示したように、ブレイクしたと思っても下ヒゲを伸ばして上昇トレンドラインに戻り、むしろ水色で描かれる平行なN字波形による上昇トレンドが「強まる」危険性が否定できません。

ヒゲで上昇ライン内に戻り、そのラインで伸びる例

そんな危険なタイミングでショートしてしまえば、すぐに逆行して大きな損失を出してしまう可能性が上がってしまいます。

だからこそ、15分足まで待たずとも、5分足の終わり値が確定して実体が9割方ブレイクし、トレンドラインのブレイクが確定的になった段階まで待つことをルールにしていました。

このトレンドラインブレイクのルールにより、

・エントリーした直後にライン内に戻って損切りになる
・ブレイクを待ち過ぎることでチャンスを逃す

この双方を防ぎつつ、高い精度を保てている点が、このトレンドラインのブレイク手法における強みとなっています。

トレンドラインブレイク手法~エントリー条件のまとめ~

ここまで解説したトレンドラインのブレイク手法におけるエントリーのルールですが、理解を深めて頂く意味でも、ここで一度まとめたいと思います。

まず以下がイメージ図と3つのルールでした。(チャート図と下に書いた3つの箇条書きを照らし合わせてご覧ください)

トレンドラインのブレイク手法のエントリー条件

  • 1.ブレイク対象のトレンドライン以外に、エントリーと同じ方向に効き目があるトレンドラインの3点目が引けること(オレンジのライン)
  • 2.2つのトレンドラインがそれぞれ平行なラインが引けるチャネルラインになっていること(水色とオレンジのライン)
  • 3.トレンドライン(水色)を実体が9割方ブレイクした段階でエントリーすること

この3つを満たすことでショートの例で言えば、

・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク

これらが重なって下落の可能性が高まってトレンドラインのブレイク手法における精度が劇的に向上していました。

その上でトレンドラインのブレイクを5分足の終値で決断することによって、以下のような点を自然と避けて、利益の取り逃がしを防止する仕組みになっています。

  • 早過ぎるエントリーによる逆行ですぐに損切りになる
  • エントリーを待ち過ぎてトレンドが進んでしまいチャンスを逃す

ただ、ここまでの話は、まだ「含み益」であり、確定していない利益に他なりません。

トレンドラインのブレイク手法において最終的に利益を得るためには、エントリーして保有したポジションを決済する必要があります。

そこで続いては、重要な決済について解説していきますので、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

トレンドラインのブレイク手法〜『加速点テクニカル』の利確〜

このトレンドラインのブレイク手法における利確のポイントは、ショートの例で言えば、

・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク

これらの「効き目が確実に維持される間に勝負を決める」という点になります。

せっかく高い精度で売りのポジションを持っても、上記の効き目が弱まってしまえば、利確の前に逆行して、最終的に損切りになるなど「含み益(利益)」が幻に終わる危険性があるからです。

そんなトレンドラインのブレイク手法における最適な利確の場所が、下図にて灰色の横線で示すようなブレイク対象となるトレンドラインの起点前になります。

トレンドラインのブレイクでエントリー後、直近の安値で利確

もちろん、ショートであれば上図の利確場所を下方向へとブレイクして、一気に利益が伸びる可能性も0ではありません。

しかし、数多くトレードを行っていくと、この利確場所で一度トレンドの流れが止まり、そこから逆行することも増えてきます。

まず、この利確場所(灰色の横線)である「ブレイク対象となるトレンドラインの起点」は、ラインを引く/引かないに関係なく大勢から意識される『外側の平行なN字波形』における直近の安値として認識される傾向があることは間違いありません。

この利確場所である直近の安値とは、以下のように多くのトレーダーから意識される価格帯となります。

  • 下にブレイクすれば下降トレンドの続伸
  • 逆に反発して上昇するようであれば下降トレンドの終わり

上記のように大勢のトレーダーが意識するのは、使うテクニカル指標やインジケーターに関係なく大勢から意識されるダウ理論では「高値も安値も共に切り下がっていること」というのが下降トレンドの定義になっていたからです。

ですので、この直近の安値となる価格帯の手前からは、

・下降トレンドが続くか
・下降トレンドが終わるか

このいずれかの判断がトレーダーごとに「分散」し始めます。

そのため、利確場所として図に示した直近の安値に近づくと、

・逆張りによる新規の買い注文
・売りポジションを安全に利確する買い注文

これらの買い注文が入り出すことで、エントリー条件で解説したような「強い下降トレンド」が弱まってくるわけです。

ですので、下図のように強い下降トレンドが弱まり始める段階での確実性が高い利確を推奨していました。

トレンドラインのブレイクでエントリー後、直近の安値で利確

ただ、このような早目の利確を行うことで「利幅(pips)が狭くなって利益率が下がるのでは?」という反論意見も、少なからず浮かんでしまうかもしれません。

利幅が大きいほど、資金に対しての利益率が高くなる傾向にあるからです。

ですが、トレンドラインのブレイク手法である『加速点テクニカル』ではショートの場合であれば、

・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク

これらによる極めて強い下降トレンドでのエントリーと、そのトレンドの「効き目が確実に維持される間に勝負を決める」という確実性の高い利確によって、極端に小さな「含み損」のまま利確できる確率が非常に高くなっています。

そのため、この後に解説するように取引数量=ロット数を引き上げても危険がとても少なく、むしろ小さな利幅でも大きな利益率を得られるメリットに繋がっていました。

トレンラインのブレイク手法〜『加速点テクニカル』ロット設定〜

このトレンドラインのブレイク手法におけるロット設定は、高いレバレッジを利用できる海外FX業者にて、

資金1万円あたり0.1ロット(1万通貨)

このように大きなロット数での取引を行なっていました。(資金量に応じてロットを比例させます)

そのため、下の表で示すように少ない利幅(pips)でも2桁を超える大きな利益率を出すことが可能です。

ロット表

ここまで例として掲載していた下図では灰色の横線が10pips刻みなので、約20pips以上の利幅となることで、取引1回あたり約20%を超える利益率でした。

トレンドラインのブレイク手法で20%の利益率を1回のトレードで

もちろん10pips程度(約10%の利益率)に収まるケースもあれば、ゴールドのように値動きが大きな銘柄の場合、より利幅が広がることで30%を超えるケースもございます。

トレンドラインのブレイク手法で10%の利益率を1回のトレードで

(下図はゴールドで、この場面では値動きが大きく灰色の横線が20pips間隔)

トレンドラインのブレイク手法で30%の利益率を1回のトレードで

ただ、ロットを上げる分だけ利益率が高まる反面、危険も高まるという考え方もあるかもしれません。

一般的には利幅(pips)を伸ばす損小利大を前提に、安全にロット数は抑えるべきと広く提唱されている傾向があるからです。

ですが、無理に利幅を伸ばそうとすることで、利確の目標に届かず途中から逆行して精度=勝率が低くなる可能性も否定できないと思います。

逆に、ここまで解説してきた加速点テクニカルによるショートで言えば、

・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク

これらによって高めた精度が確実性の高い範囲内として、下図のように直近のトレンド転換点にて利確することで、極めて高い精度を維持できていました。

トレンドラインのブレイクでエントリー後、直近の安値で利確

だからこそ、精度の高さを維持しながらも極端に小さな含み損で済むことで、資金1万円あたり0.1ロット(1万通貨)というロットを上げて利益率を高める手段が成立していたわけです。

もし、負けた時は?~トレンドラインのブレイク手法「損切り」~

これまでのショートを例にすれば、下図のように、

1.上昇トレンドライン内に戻った場合
2.下降トレンドラインを上抜けした場合

このいずれかに該当した場合には、オレンジと水色が描く2つの平行なN字波形によって、エントリー時に作られていた「強い下降トレンド」が弱まるので損切りの目安としていました。

トレンドラインのブレイク手法で損切りする目安

一度の勝ちトレードで損切り1回分は充分に補填できる、そんな損切り幅になっているため、トレード回数が増すほど、手元に残る収益は積み上がっていくトレード手法となっています。

その上でこの先は、より当デイトレ手法の収益性を高めるための推奨となるトレード対象(銘柄)、その銘柄を扱うことでの収益事例などを共有させて頂きますので、どうぞ引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

トレンドラインのブレイク手法における「推奨」の銘柄(トレード対象)

このデイトレ手法はトレンドラインのブレイク手法で、ここまで解説したように相場の原理に沿った普遍的なノウハウでした。

ですので、取引量が少なくてテクニカルがそもそも効きにくい銘柄を除いて、

・為替通貨のFX
・ゴールドなどの貴金属
・経済指数や先物
・株式や仮想通貨など・・・

あらゆる銘柄でも有効性は変わりません。

その上、ラインのみを使う手法なので、インジケーターのパラメータ(設定値)を銘柄ごとに調整する必要なく「そのまま」トレードできます。

ただ先ほど説明したように、この加速点テクニカルは、

「含み損が小さなまま高い精度を維持できること」

この特徴により、リスクを避けながらレバレッジを活かしてロットを上げ、利益率を飛躍的に向上させられるメリットがありました。

そんなレバレッジ効果を最大限に発揮するために、100倍を超える高いレバレッジを使える海外FX業者にて、同じ口座内で取引できる以下の銘柄が、

・値動きの大きさが相応にある
・スプレッドがそれなりに狭い

これらの利益率にプラスとなる条件が良いので適しています。

  • ゴールド(XAU/USD)
  • ポンド円(GBP/JPY)
  • ポンドオージー(GBP/AUD)
  • ユーロオージー(EUR/AUD)
  • ポンドドル(GBP/USD)
  • ユーロ円(EUR/JPY)
  • ドル円(USD/JPY)
  • ユーロドル(EUR/USD)
  • オージー円(AUD/JPY)など・・・

上から4つは値動きが大きく、トレード1回分の利益率が高まるので特に推奨です。

どの銘柄であっても、このトレンドラインのブレイク手法は普遍的に有効性が変わらないため、上記以外の為替通貨ペアなども追加で扱っていくことは問題ありません。

ただ、得られる利益率に対しプラスに働く「値動きの大きさ」や「スプレッドの狭さ」を考えると、まずは上記の銘柄を優先する方が良いと思います。

少なくとも、この加速点テクニカルは、トレンドラインとローソク足の接触(タッチ)による瞬発的なエントリーではなく、トレンドラインのブレイク手法なので「トレンドラインのブレイクまで余裕を持って待ち構えられる」という大きなメリットがありました。

このメリットを簡潔にまとめたステップは以下のようになります。

  • 1.トレンドラインとして3点目が反発しているチャネルライン(オレンジ)を見つけること
    トレンドラインのブレイク手法におけるステップ1
  • 2.1の中に逆方向となる内側のチャネルライン(水色)が引ける状態であることトレンドラインのブレイク手法におけるステップ2
  • 3.2のラインをブレイクされるまで待つことトレンドラインのブレイク手法におけるステップ3

少なくとも、ステップ1が成立していない銘柄は、続くステップ2にも3にも進めません。

そのため、ステップ1の『トレンドラインとして3点目が反発しているチャネルライン』が引けない銘柄は、そもそも監視する必要がないということです。

最低限ステップ1をクリアし、ステップ2で『ステップ1と逆向きとなる内側のチャネルライン』が引けた段階で、最後のステップ3でブレイクを待てば問題ありません。

このように当デイトレ手法では、複数の銘柄を扱っても負担がそれほど増える傾向はないのが実際のところです。

その上、特にインジケーターなどの表示が不要なこともあり、別のデイトレ手法と同じ口座内で併用し、さらに利益率を高める戦略も最適となっています。

トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』の整理

ここまで長々と図解してきたトレンドラインのブレイク手法である加速点テクニカルを一旦まとめていきたい思います。

まず下の図2つがエントリーから利確の流れです。

加速点テクニカルのエントリー

加速点テクニカルの利確

そんな加速点テクニカルの特性をまとめると以下のようになります。

(ここまで解説したショートの例)

  • 1.順張りと逆張りの方向性が合致
    →順張り視点(オレンジ)の下降トレンドラインでの反転と、逆張り視点になる上昇トレンドライン(水色)のブレイクが合わさり強い下降トレンドが意識される
    トレンドラインのブレイク手法において順張りと逆張りの方向性が合致
  • 2.ラインを引かないトレーダーとも方向性が合致
    →トレンドラインが2つ共チャネルラインとして成立して、平行なN字波形になることでラインを引かないトレーダーにも同じく強い下降トレンドが認識される
    トレンドラインのブレイク手法においてラインを引かないトレーダーとも方向性が合致
  • 3.下位足でも上位足でも方向性が合致
    →幅と長さがある平行なN字波形(オレンジ)の反転を取り入れることで、下位足だけではなく上位足からも同じ下降トレンドが意識される
    トレンドラインのブレイク手法において下位足でも上位足でも方向性が合致

以上3つの特性により、

・順張りでも逆張りでも(特性1)
・下位足でも上位足でも(特性3)

それぞれ同じ下降トレンドが意識される上で、特性2で書いたように2つのトレンドラインが平行なN字波形として成立することで、ラインを引かないトレーダー達からも同じ下降トレンドが意識されるようになります。

結果的に大多数のトレーダーから「下落」の想定がされることによって、

・新規の買い注文が避けられる
・新規の売り注文が増える
・買いポジションの利確(売り注文)が増える

このような状況になって『売り注文の数が買い注文の数を圧倒的に上回る』ため、注文が多い方に値動きが起こる相場の原理原則に沿って極めて高い精度で下降トレンドが「加速」するわけです。

そして、決済に関しては、

・下降トレンドラインの3点目による下方向への反転
・上昇トレンドラインの下方向へのブレイク

これらの「効き目が確実に維持される間に勝負を決める」という視点で確実性の高い利確を行うことによって、トレンドラインのブレイク手法である加速点テクニカルではショートの精度が飛躍的に向上しています。

その上で、上記2つ「どちらか一方」の有効性・効き目が弱まった時点で、下の図で示したように損切りすることで、負けトレード時の損失を最低限に抑え込んでいました。

トレンドラインのブレイク手法における損切り例

以上、ここで改めて整理したように、

・エントリー
・利確
・損切り

これらが最善の手段を採用しているからこそ、高い精度のまま極めて小さな含み損で済んでいるのが大きなメリットです。

そんな極小の含み損で高い精度を維持できているので、下図のようにリスクを抑えながらロットを上げて利益率を伸ばせていました。

トレンドラインのブレイク手法でのロット設定

トレンドラインのブレイク手法で得られる利益率の例(ショート)

このトレンドラインのブレイク手法は、ここまで整理したショートの事例だけではなく、下図のようにロングでも特に有効性は変わりません。

トレンドラインのブレイク手法で得られる利益率の例(ロング)

また、ここまで解説したように「相場の原理原則に沿った普遍的なロジック」だからこそ、このデイトレ手法の有効性は今後も半永久的に維持されるはずです。

その普遍性の高さは、この先も有効性が変わらないだけではなく、トレード対象(銘柄)によっても有効性が同じく変わりません。

その上、パラメータ(設定値)が必要なインジケーターを一切使わずラインのみでの手法なので、そのまま「どんな銘柄」にも適用できます。(そもそも取引量が少なくテクニカルが効きにくい銘柄は除く)

特にゴールドのように狭いスプレッドながらも、値動きが大きな銘柄においては、より大きな利益率が下図のように見込める傾向があります。

ゴールドの事例

ただ、このような高い利益率を出すとは言っても、チャートを常に見続ける必要はありません。

このトレンドラインのブレイク手法では、ラインのタッチでエントリーを狙う場合に比べると、チャートを監視する負荷は低い傾向にあります。

その根拠となる要素が以下に記した3つのステップです。

  • 1.トレンドラインとして3点目が反発しているチャネルライン(オレンジ)を見つけること
    トレンドラインのブレイク手法におけるステップ1
  • 2.1の中に逆方向となる内側のチャネルライン(水色)が引ける状態であることトレンドラインのブレイク手法におけるステップ2
  • 3.2のラインをブレイクされるまで待つことトレンドラインのブレイク手法におけるステップ3

このようにエントリーまで余裕を持って待ち構えられる大きなメリットがありました。

その上で、ステップ1と2をクリアしないことにはエントリーを待つ意味もないので、ステップ2までをクリアした銘柄のみを集中的に見れば、よりチャート監視の負担は減るので参考にして頂ければ幸いです。

そんなチャート監視の負担が低いからこそ、複数の銘柄を扱いやすく、それによりエントリー回数が比例して増え、1日単位、月単位など利益率の劇的な向上へと繋がっていきます。

以上がこのトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』のまとめでした。

ここまでの話を整理した上で、続いては、このデイトレ手法で得られる収益の目安を紹介させて頂きます。

このトレンドラインのブレイク手法で得られる収益の目安

ここで紹介するのは、実際に先ほど挙げた推奨の銘柄の中で、以下をトレード対象として加速点テクニカルを実践された方の収益です。

  • ゴールド(XAU/USD)
  • ポンド円(GBP/JPY)
  • ポンドオージー(GBP/AUD)
  • ユーロオージー(EUR/AUD)
  • ポンドドル(GBP/USD)
  • ユーロ円(EUR/JPY)
  • ドル円(USD/JPY)

この方は現在、専業トレーダーということで時間的な自由もあり、8〜10時間前後を目安にして、東京時間やロンドン時さらにニューヨーク時間に限定せず、隙間時間でランダムにトレードしています。

以下が収益の履歴になるのですが、MT4など取引ツール上の実績は「プログラムやインジケーターによる改変」という捏造や「デモ口座との見分けがつかない」との見方があるため、取引した翌日にFX業者から送られてくる履歴メールを抜粋させて頂きました。

長くても8〜10時間前後の監視で、外側のチャネルラインが引けない時は、チャンスが来ることが無いため、すぐに終了したそうです。

そのため、逆にチャンスが無かった日や、1回のトレードで終了した日もあれば、複数回のチャンスがあって利益率が極端に跳ね上がっている日もあるなどバラつきはあります。

チャンスが無かった日の収益を省略している点はご了承ください。

以下、すべて1日単位の収益となります。

【実績の見方】

実績画像の見方

画像をクリック/タップすると、全画面表示が可能です。また、右側をスクロールして全部分の閲覧もできます。

▼100万円の単利運用▼

加速点テクニカルの収益

加速点テクニカルの収益

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加速点テクニカルの収益

加速点テクニカルの収益

加速点テクニカルの収益

(※損切りがあった日には、1日を通しての利益率が他の日よりも少なくなっています。)

1日の利益率がここまで膨れ上がることは、客観的に見て信じられないかもしれません。

ただ、ここまで図解してきたトレンドラインのブレイク手法のロジックでは、一度の取引で2桁台の利益率が出せる上に、1日の中で複数回のチャンスが来る場合があります。

そのため、上で示したように客観的に見れば信じにくような大きい利益率が1日で出る場合があるということです。

注意点として、1日あたりのトレード頻度としては、複数回の日もあれば逆にチャンスが無い日あるので、必ずしも毎日エントリーできるわけではありません。

ただ、このトレンドラインのブレイク手法では一度のトレードで得られる利益率が大きい上に、複数回のエントリーができる日もあるのが実際のところです。

ですので、取れる日には1日の利益率が大きく跳ね上がっているなど、チャンスが来ない日を充分に補えることで、長期的に見て安定的な収益を得やすいデイトレ手法になっています。

ちなみに、この方は1日あたり約8〜10時間という割と長めのトレード時間なので、その分だけトレード回数も多くなって利益率が高まっていました。

ただ、仮に半分ほどのトレード時間になり、チャンスが減ったとしても客観的に見て相応の高い利益率が得られるはずです。

また、実践時間が少なくとも、彼以上に扱う銘柄を増やせば、少ない時間でも先ほど掲載したレベルの収益性を見込むことは決して不可能ではありません。

以上がこのトレンドラインのブレイク手法における収益の「期待値(目安)」の説明でした。

ただ、ここまで解説してきたトレンドラインのブレイク手法における「優位性」「期待値」ですが、同じ形状のチャートパターンを単純に狙うだけでは、掲載したレベルの収益を出すことは簡単にできません。

以下のように重要なポイントをしっかり押さえてこそ、9割近い精度のトレードができて、先ほどの収益例レベルの結果が出せるからです。

(逆に、下記の要素を満たせずにトレードを行うことで「資金を失う危険性」も有り得るので、ぜひご覧ください)

  • チャネルラインにおける「最低〜最長となる期間(長さ)」「頂点の間隔」「角度」の目安。
  • トレンドラインと平行に引けるアウトラインとの間を反転する数と順序の数字的な判断。
  • 大多数と同じトレンド分析になるべくチャネルラインを引く際のヒゲと実体を使い分ける基準。
  • トレンドラインのブレイク手法に最適な環境認識(短期・中長期ともにエントリーと逆方向のトレンド・流れが強い際にエントリーを避けて勝率を劇的に高める明確な基準)
    環境認識で防げた損切り
  • エントリーの「価格帯」や「相場の状況」に応じて決済を変動させる判断とその場所。

  • ブレイク後にトレンドの加速が「途中で弱まる場合」など様々な状況に応じて、勝率と利益率を最大化するために決済の場所を変更。

  • トレンドの加速に特化したブレイク手法だからこそ必要時間管理によるエントリーの回避や決済の判断。
  • どんなに完璧なチャートパターンでも有効性が『無効』になるため、事前にエントリーを避けるべき例外パターンの特徴。

  • トレンドラインの反転もブレイクも、ほぼ効き目が無くなってしまう・・・そんな特定の状況を避けることで勝率の低下を回避。

  • 損切り予定のラインを終値の確定前に大きく突き抜けて「大損」しないための、エントリーと同時に行うべきストップロスの価格帯。

  • 「これ以上の逆行があれば、その時点で損切り」という、高い勝率の維持とリスクの回避を両立したストップロス価格(pips指定)。

  • ブレイク対象ではない「トレンドライン」における4点目以降の対応。

  • 効き目が弱まる可能性がある「トレンドライン4点目以降」に対し、長期的な収益を大きくする視点でどう対応していけば良いのか。

  • 損切り時のリスクを最小限に抑える「銘柄ごと」によって変動するロット設定。
  • 無駄に勝率を下げないためのローソク足を使った最終的な損切りの判断。
  • 損切りを無駄に早めてしまい、その後にエントリー方向に戻り「損切りしなければ利確できたのに・・・」とならないための、損切りの最終的な判断方法。

  • 損切りを「粘る」ことで勝率を高める損切り場所の変更。
  • あえて「計画的」に損切り場所をずらすことで、無駄な損切りを排除して勝率を大きく高めるテクニック。

このトレンドラインのブレイク手法は、ここまで解説してきたように極めて有効性の高いロジックだとしても、上記をはじめとした重要な要素をしっかり押さえてこそ、先ほど掲載したような高い利益率を再現できるようになっていきます。

しかし、ただ単純な考えで2つのチャネルラインで構成されるチャートパターンを狙っても、上に挙げた要素が抜けていることで、思うように利益が出ないばかりか、エントリーや決済のタイミングが狂うことで逆に損失を大きく膨らませてしまう・・・そんな危険性が否定できません。

そこで、先ほど紹介した収益を出していた実践者の方と共に、第三者にも同レベルのトレードを再現できるように、今挙げた重要なポイントをまとめて加速点テクニカル完全版の教材化をさせて頂きました。

この加速点テクニカル完全版の教材には、先ほど挙げた最低限の重要なポイントを体系化しただけではなく、以下のようなプラスアルファのノウハウを含む充実した教材となっています。

この教材の提供は後ほど詳しく説明しますが、条件によって無料になるので、どうぞ引き続き読み進めて頂ければ幸いです。

  • トレード回数を1.5倍ほどに増やすことで月単位の利益率を跳ね上げていく「ダブルトップ」「ダブルボトム」への応用テクニック。
  • トレンドラインのブレイク手法(ダブルトップ型)

    トレンドラインのブレイク手法(ダブルボトム型)

  • ラインの状況に対応して「ロット」を上げて取引1回あたりの利益率を直接的に1.5〜2倍にまで飛躍させるノウハウ。
  • 『加速点テクニカルZERO』トレンドラインのブレイク「前」にも利益を拾って収益を1.5倍近くに伸ばす方法。
  • ブレイク前に2つのチャネルラインが交差する価格帯でポジションを持つ拡張型ノウハウ。

  • 一度のチャンスにおいて2回トレードして利益率を2倍にする二段階エントリー戦略。
  • トレンドラインのブレイク手法(二段階エントリー戦略)

  • 後からエントリーできたことに気づいて、本来のエントリー場所から「遅れて」取引する場合の立ち回り。

  • ベストなエントリーのタイミングを逃しても、まだ利確場所まで届いていない場合に発生し得る「チャンス」を拾っていくノウハウ。

  • 利益の最大化と損失の最小化を両立するための、ブレイクした次の足でエントリーする際のタイミングについて。(トレンドラインのブレイク確定後における「始値」ではなく意図的に変動させ『有利な価格帯』でポジションを持つテクニック。)
  • 再現性を確実にするために有益な参考資料となる『生』のトレード事例。
  • このトレンドラインのブレイク手法で利益率を極大化するトレード環境。

  • スプレッドやレバレッジ、注文の処理速度など・・・あらゆる視点で利益率を高める上で最適なFX業者の口座タイプ。

  • ポジション分割でリスクを最小限しながら収益を最大化するテクニック

  • ポジションの分割によりロットを下げてリスクを抑えても、月単位など総合的な利益率は高くなるという初級者から上級者まで推奨のノウハウ。

  • あえてポジション保有時間を短くしながら総合的な収益を高める方法

  • エントリーから決済までの時間を「意図的」に短く済ませることで、長期的に見た手元に残る収益を大幅に増やす戦略。

以上のようなノウハウ/テクニックで、

・トレード1回あたり
・1日あたり
・月単位ベース

これらの利益率をより高めていけるので、見方を変えればトレード時間が少なくなっても相応の利益率が得られるはずです。

そんなプラスアルファの内容はもちろん、最低限の重要なポイントとして、先ほども挙げた下記も教材にて図解させて頂きました。

  • チャネルラインにおける「最低〜最長となる期間(長さ)」「頂点の間隔」「角度」の目安。
  • トレンドラインと平行に引けるアウトラインとの間を反転する数と順序の数字的な判断。
  • 大多数と同じトレンド分析になるべくチャネルラインを引く際のヒゲと実体を使い分ける基準。
  • トレンドラインのブレイク手法に最適な環境認識(短期・中長期ともにエントリーと逆方向のトレンド・流れが強い際にエントリーを避けて勝率を劇的に高める明確な基準)

環境認識で防げた損切り

  • エントリーの「価格帯」や「相場の状況」に応じて決済を変動させる判断とその場所。

  • ブレイク後にトレンドの加速が「途中で弱まる場合」など様々な状況に応じて、勝率と利益率を最大化するために決済の場所を変更。

  • トレンドの加速に特化したブレイク手法だからこそ必要時間管理によるエントリーの回避や決済の判断。
  • どんなに完璧なチャートパターンでも有効性が『無効』になるため、事前にエントリーを避けるべき例外パターンの特徴。

  • トレンドラインの反転もブレイクも、ほぼ効き目が無くなってしまう・・・そんな特定の状況を避けることで勝率の低下を回避。

  • 損切り予定のラインを終値の確定前に大きく突き抜けて「大損」しないための、エントリーと同時に行うべきストップロスの価格帯。

  • 「これ以上の逆行があれば、その時点で損切り」という、高い勝率の維持とリスクの回避を両立したストップロス価格(pips指定)。

  • ブレイク対象ではない「トレンドライン」における4点目以降の対応。

  • 効き目が弱まる可能性がある「トレンドライン4点目以降」に対し、長期的な収益を大きくする視点でどう対応していけば良いのか。

  • 損切り時のリスクを最小限に抑える「銘柄ごと」によって変動するロット設定。
  • 無駄に勝率を下げないためのローソク足を使った最終的な損切りの判断。
  • 損切りを無駄に早めてしまい、その後にエントリー方向に戻り「損切りしなければ利確できたのに・・・」とならないための、損切りの最終的な判断方法。

  • 損切りを「粘る」ことで勝率を高める損切り場所の変更。
  • あえて「計画的」に損切り場所をずらすことで、無駄な損切りを排除して勝率を大きく高めるテクニック。

以上が提供させて頂く教材の目録でした。

教材は動画や音声など復習がやりにくい媒体ではなく、何度もピンポイントで復習しやすいWebページの形式で提供しています。

ただ、教材だけでは誤った理解のまま本来のルール通りのトレードができず、大きな損失を受ける危険性も否めません。

どうしても人によって理解度に個人差があるからです。

ですので、当教材を手にした際には、このトレンドラインのブレイク手法を正しく再現するための『サポート』を提供させて頂きます。

教材とは別に「トレード添削」を実施しています。

このトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』の教材関する質問などにお答えする総合サポート=メールサポートに加えて、トレード添削も実施しておりました。

このトレード添削は、1回あたりのトレードを細かく添削していくサービスです。

先ほど挙げた重要なポイントが守れているかなど、トレーダー自身では見落としがちな部分を客観的な視点で添削させて頂きます。

この添削によって、誤った理解で加速点テクニカルを実践してしまい、本来は受けるはずのない損失や資金の喪失を回避できる可能性が大いに高まるはずです。

1回ずつの添削になるものの、回数は無制限ですので、短期間での習得に活用して頂ければと思います。

バックテスト、実践の取引など、いずれでも対応しておりますので、ぜひご利用ください。

なぜ教材を公開して添削まで行うのか

ここまで説明してきた加速点テクニカルの教材とサポートですが、提供する条件に関わるので、提供の理由について簡潔にお伝えさせてください。

私自身、専業トレーダーとして生計を立てられていたものの、何事も徹底して追求したい気質から、

1.自分がトレードしていない時間や銘柄からも利益を得たい
2.より短時間でも相応な収益を得たい
3.さらに収益を大きくしたい

このような願望がありました。

そんな願望を叶えるために、確立したデイトレ手法を第三者に継承し、完全に習得した方に対してパートナーシップを組む活動を始めています。

このパートナーシップは私が継承したデイトレ手法で、私が提供する資金を「運用」して頂く契約です。

損失の補填はこちらで行う代わりに、収益の一部を分配して頂く形になるため、自分がトレードしていない時間や銘柄からも利益を得られるようになりました。

(ビジネスパートナーとして、半永久的に新たなデイトレ手法の提供、トレード添削や総合的なサポートも継続し、共に新しい手法の開発も行うこともあります。)

これが先ほど挙げた願望1(自分がトレードしていない時間や銘柄からも利益を得たい)の実現に繋っていました。

そして、そんなパートナーシップを結べる方が増えれば私に入る収益も比例して増加するため、先ほどの願望で言えば、

2.より短時間でも相応な収益を得たい
3.さらに収益を大きくしたい

この実現が加速していく大きなメリットがありました。

何より、自分自身の「自由な時間」が増えることで、新たなデイトレ手法の研究→検証→確立が進む環境ができています。

そして、パートナーに新たな手法を追加で実践してもらえば、より収益の還元が高まる流れです。

このような良い循環が生まれており、1人でも多くの方とパートナーシップを結ぶことが、より自分の願望を加速的に叶えていけると考えていました。

実際に先ほど成績を掲載した方も、このパートナーの1人です。

そんなパートナーシップを結ぶ上での「出会いのきっかけ」になるからこそ、私が確立したデイトレ手法を教材化して提供しています。

その上で、トレード添削を含むサポートを提供し、手法の習得度を最大限に高めてもらい、収益を上げられるトレーダーになってもらえる確率を高めていました。

提供したデイトレ手法で実際に収益を出せてこそ、私自身の目的である、その先のパートナーシップに価値を感じて頂けると考えられるからです。

また、トレード添削を含むサポートを行っていると、色々な視点の情報が入ってくるため、自分では思いつきもしなかったアイデアが浮かぶことが少なくありません。

そのアイデアが新たなデイトレ手法の源泉になり、さらに良い循環が加速している状況です。

以上、ここで説明した事情から、教材(デイトレ手法)とトレード添削を含むサポートの提供をさせて頂いておりました。

ここで説明したように、最終的に1人でも多くの方とパートナーシップを結ぶ先に私自身の「大きな利」が待っているため、特に教材などの販売利益が目的ではない、という点をご理解頂ければ幸いです。

教材とサポートの提供について

ここまで長々とした文章でしたが、お読み頂きありがとうございました。

最後に提供の条件についてです。

このトレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』は、より新たなパートナーシップを築く「きっかけ」になればと考えており、できる限り多くの方に提供したいと思います。

そのために、できる限り金銭的な負担を無くすことで、より多くの方から手にして頂けると考えました。

しかし、トレード添削を含むサポートは私自身の負担が大きい分、利用される方が増えすぎると対応の継続ができません。

また、この加速点テクニカルというトレンドラインのブレイク手法も、私一人で『研究→検証→確立』をしたわけではなく、パートナーの方と共同で開発してきたデイトレ手法です。

ですので、そのパートナーの方へも何かしらの還元をしなければ、理不尽になると思います。

その上で、今挙げたような、

・サポート対応を継続するため
・共同開発者のパートナーにも還元するため

この事情と、新たなパートナーシップを築く「きっかけ」を作るべく、より多くの方に提供したいという私の事情を総合して、提供の条件を考えさせて頂きました。

その条件が、すでに私が公開していた別のデイトレ手法をお求め頂き、その特典として加速点テクニカルの教材とサポートを提供させて頂く・・・というものです。

お求め頂くデイトレ手法(教材)は、この加速点テクニカルと同じく平行なN字波形に特化した下記の『先行テクニカル』になります。

すでに『先行テクニカル』をお求め頂いている場合には、教材の目次ページにて加速点テクニカルの教材をご覧頂ける手配を済ませておりました。

【先行テクニカル】

先行テクニカル

この先行テクニカルは、進行しやすいトレンドの『開始前』に現れる平行なN字波形の初動ー

この段階の有利な価格帯でポジションを持ち、一度の取引にて利益率を10〜40%を獲得していくデイトレ手法です。

その上で、なぜ提供する加速点テクニカルの条件がこの先行テクニカルなのか・・・その理由について簡潔に説明させて頂きます。

まず、提供する加速点テクニカルにしても、その条件である先行テクニカルにしても、いずれのデイトレ手法もラインのみを使うので、同じチャートで併用が可能です。

そして、両方ともラインのみで構成される『特定のチャートパターン』でトレードする手法になっていました。

そのため、

・加速点テクニカル
・先行テクニカル

これらは特に環境認識などのルールは変わりない上に、チャートにラインを引く作業の中でこの両方のエントリー場所が自然と見つかるということです。

よって、2つのデイトレ手法を併用することは特に負担がないどころか『併用しないことの方がデメリット』と言えるかもしれません。

少なくとも、特に負担が変わらない上に、2つ分の手法で取引チャンスが生まれるのでトレード回数が単純に増加して、より月単位の利益率が高まる大きなメリットがあるからです。

もちろん「まずは1つずつ習得したい」という方針で、1つずつ取り組まれても、まったく問題ありません。

今すぐに併用しなくとも、最終的には両方の手法を実践して、月単位の利益率を大きく跳ね上げて頂ければと思います。

以上のように、このトレンドラインのブレイク手法である加速点テクニカルは、先行テクニカルとの相性が抜群ということです。

そこで、先ほど挙げた金銭的な負担を無くして、より多くのパートナーシップにつながる「きっかけ」にしたい反面、

・サポート対応を継続するため
・共同開発者のパートナーにも還元するため

これらの事情を含め、加速点テクニカルはすべての方に無償で提供するのではなく、先行テクニカルをお求め頂く形がベストという考えになりました。

(加速点テクニカルは先行テクニカルの目次内に掲載しています。)

以上が、加速点テクニカルを提供する条件が「先行テクニカルをお求め頂くこと」という理由の解説でした。

トレード添削を含むサポートの期間は、どちらの手法とも先行テクニカルのサポート期間内である60日とさせて頂いております。

加速点テクニカルのサポート期間は、先行テクニカルのサポート期間に含まれるということです。(サポート期間の延長は個別に受け付けております)

そんな先行テクニカルは現在、公式メールマガジンにて限定的に公開していました。

先行テクニカルの案内ページは、メールマガジンの1通目にてご覧になれますので、下記のリンクからメルマガ登録の方を行って頂ければ幸いです。

(下記のメルマガ案内で「ロジック2」と記載しているものが先行テクニカルとなっています)

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この先行テクニカルの案内ページ自体は、エントリーから決済までのロジックを図解しているので、結果的に先行テクニカルをお求めにならないとしても、ご自身にとって有益な資料の1つになると思います。

ぜひメルマガの登録をご検討して頂ければ幸いです。

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今回は貴重なお時間を割いて頂き、ありがとうございました。

メルマガの方でお待ちしております。

杉原。

先行テクニカルと重複点テクニカルの比較

杉原です。

メルマガやブログの読者様から、私が提供している2つのデイトレ手法「先行テクニカル」「重複点テクニカル」における違いに関する質問を受けることがあります。

このような趣旨の質問は割と定期的に寄せられていたため、相応の読者様が気になる可能性があると思い、

・各手法にはどのような違いがあるのか?
・どちらがトレード回数は多いか?
・どちらの方が勝率は上か?

上記の視点に分けて、この記事にて回答を共有させて頂く次第です。

この記事を書いている時点から見た先週における、実際のトレード場所を日時とチャート図を添えて掲載しており、その辺りも参考になると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

2つのデイトレ手法は、エントリー場所から決済までのロジックを掘り下げて図解した資料を、下記のメルマガ1通目にて配布させて頂いておりました。

デイトレードの実践において有益な資料になると思いますので、下記のページから公式メールマガジンの案内をご覧頂ければ幸いです。

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先行テクニカルと重複点テクニカル、各手法にはどのような違いがあるのか?

私は基本、サポレジ(サポートライン、レジスタンスライン)を軸としたデイトレード(ライントレード)を実践していました。

その上で、重複点テクニカルも先行テクニカルも、どちらもサポレジを使ったデイトレ手法に他なりません。

ただ、決して先行テクニカルが、先に公開していた重複点テクニカルの単なる「派生」というわけではなく、サポレジを軸としたロジックながらも2つは全くの「別物」です。

根本はいずれもライントレードでありながら、視点が異なるロジックであり、どちらが上位互換、片一方が下位互換というわけでもありません。

まず重複点テクニカルの方は、

・トレンドライン
・水平線
・チャネルライン
・キリ番

などのラインに加えて「移動平均線」も使って多角的にトレンド分析を行っています。

その上で重複点テクニカルのロジックは、この手法の名称にもあるように、スク数のサポレジにおける「重複点(重なる価格帯)」を狙っていき、そのサポレジの内訳は上記のラインと移動平均線などで構成され、その組み合わせは様々です。

ですので、この重複点テクニカルの場合は、ラインと移動平均線の組み合わせを利用するため、エントリーのチャートパターンは数多く存在していました。

そんな数多くのパターンがある重複点テクニカルにおける、トレード事例が下の図になります。

重複点テクニカルの事例1

重複点テクニカルの事例2

重複点テクニカルの事例3

重複点テクニカルの事例4

上記は重複点テクニカルでエントリーとなる、チャートパターンの一例となっており、先ほど書いたように複数のラインと複数の移動平均線との組み合わせがロジックとなるため、パターンはまだまだ数多く存在しています。

ただ、そんな大量のチャートパターンは、暗記してエントリー場所を探すというわけではありません。

大量のチャートパターンを頭に叩き込んで、常に止まらず動き続ける実際のチャートを見てエントリーの判断を行うことは頭が混乱して非常に難しく、見逃しやミスが多発してしまうと思います。

そんな見逃しやミスが発生すれば、いくら有効性が高い手法を実践しても、ルール通りにトレードできていないことになり、損失がどんどん膨らんでしまうことは避けられません。

そのような事態を避け高い利益率を再現するために、重複点テクニカルでは結果的に条件を満たすことに繋がる独自の「指数計算」があります。

ただ、指数計算と言っても、トレード前に瞬時に行ってエントリーの判断を決断する目的なので、決して複雑な計算ではありません。

反転指数という独自の要素を「加点(足し算)」していくだけなので、秒単位で計算はできると思います。

もちろん、足し算のスピードは人それぞれなので必ず一瞬でできるとは言い切れません。

ただ「片手で扱える数字」の単純な足し算になるため、計算が不得意な場合であっても、それほど長く時間を取られることはなく、エントリーが間に合わないというケースは特にないと思います。

そのような片手でできるレベルの足し算だからこそ、実際に実践者の方々からも、計算が間に合わないという声は今のところありません。

まとめると、重複点テクニカルはライントレードを軸としながら、移動平均線も組み合わせた数多くのパターンを扱い、そのパターンを片手で可能な足し算による計算で瞬時に導いていくデイトレ手法だということです。

対して先行テクニカルは、特定のチャートパターンに特化しており、

・ロング
・ショート

この2パターンしかありません。

ただ、先行テクニカルは重複点テクニカルと同じくサポレジによるライントレードではあるものの、トレンドを「先行」して有利な価格帯でポジションを持ち、トレード1回あたりの利益率を高めることに注力しているロジックとなります。

この有利な価格帯でのトレードとしては、ロングの場合であればトレンドが動き出す前の「より安い価格帯」で買い、逆にショートの場合は下げ始める前の「より高い価格帯」で売ることです。

少し掘り下げると、重複点テクニカルで使っていたトレンドラインで言えば、通常は3点目の反発を狙うところですが、先行テクニカルではトレンドラインのまだ2点目の段階で「先行」してエントリーし、より有利な価格帯でポジションを持っていきます。

ロングにおけるイメージが下の図です。

先行テクニカルのイメージ図

結果的にトレンドラインの2点目となる段階にて、より有利な価格でポジションを持てることにより、一度のトレードで最大40%近い利益率まで高められていました。

その上で先行テクニカルでは、利益率に加えて精度を高めるべく、

・N字波形
・ロールリバーサル(サポレジ転換)

が重なる下図のようなチャートパターンとなっています。

(上がロング、下がショートです。)

先行テクニカルのトレード事例1

先ほど紹介した重複点テクニカルとは異なり、先行テクニカルでは上の図で示したような「N字波形」「ロールリバーサル」を利用したチャートパターンのみに特化していました。

そのため、重複点テクニカルのような指数計算(足し算)は、先行テクニカルにはありません。

この先行テクニカルは上の図で示したようなチャートパターンのみを待つ、シンプルなデイトレ手法になっているということです。

その上で先行テクニカルでは、1つのチャートパターンにおいて、

・N字波形
・ロールリバーサル
・ローソク足

それぞれに対してエントリー可否を決める明確な基準(ルール)があり、この基準を満たした時にエントリーする流れになっていました。

そんな特定のチャートパターンに特化した先行テクニカルは、ここまで図解したように視点そのものが重複点テクニカルとは違うため、最初に説明した移動平均線とラインを組み合わせる重複点テクニカルと『エントリーの場所』が被ることは基本的にありません。

もちろん、根本には、どちらのデイトレ手法ともにサポレジを使う「ライントレード」ではあることは間違いないです。

ですが、ここまで説明したように、どちらのデイトレ手法とも「特色」「狙い」が異なるため、エントリー場所が被らないことは当然ながら、どちらかが一方から派生した上位互換・下位互換ということも特にありません。

重複点テクニカル・先行テクニカルともに、それぞれが独立した「別物」のデイトレ手法だということです。

どちらのデイトレ手法が簡単なのか?

先行テクニカルと重複点テクニカルでは、どちらが簡単=取り組みやすいのか?という質問を頂くことがありますが、個人差があるのでハッキリと名言することはできません。

ただ言えることは、人によって「向き」「不向き」があるようで、

「1つのチャートパターンのみに特化した先行テクニカルの方が楽」
「移動平均線とラインを組み合わせた重複点テクニカルの方がやりやすい」

など個々で様々な意見があるので、ここまで説明した概要や、案内ページの方を確認した上でご自身の適正と相談して頂くことが最善かと思います。

実際に公式メールマガジンの1通目で配布していた案内ページの方では、エントリーから決済までのロジックを公開しており、充分な参考の要素になると思いますので、ぜひご覧頂ければ幸いです。

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以上が先行テクニカルと重複点テクニカルにおける「違い」に関する説明でした。

ここまでの説明を踏まえた上で、この先は得られる収益に直結する、

・トレード回数
・勝率

これらの違いについて比較しながら解説していきますので、ぜひ引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

先行テクニカルと重複点テクニカル、どちらがトレード回数は多いか?

まず、どちらのデイトレ手法とも、単一の銘柄だけではなく、複数の銘柄を扱ってトレードしていくことが前提となっています。

いずれの手法であっても、どの銘柄でも有効性が変わらない普遍的なデイトレ手法であり、ポジション保有時間が極めて短いため、複数の銘柄を扱って利益率を高める方針がとても適しているからです。

その上で先ほど説明したように、重複点テクニカルの方がチャートパターンが数多く存在する分、先行テクニカルの方がトレード回数がとても少ないと懸念があるかもしれません。

そんな先行テクニカルは、1つのチャートパターンでありつつ、そのエントリー条件には厳密なルールがあり、

・N字波形
・ロールリバーサル
・ローソク足

これらにエントリー可能となるための厳しい縛り・制約があるので、1つの銘柄で頻繁にトレードチャンスがある手法とは言えないのが実情です。

ただ、実際に実践者の中でも、トレード回数の心配をされる方がいますが、実際にはトレードのチャンスがあったにも関わらず、多くの場合「見逃し」があることで、トレード回数が少ないように感じていたケースが少なくありません。

そんな先行テクニカルのトレード回数に関してですが、この後すぐ実際のエントリー日時とチャート図を掲載させて頂きます。

私がデイトレ手法を継承した上で、資金の一部を任せて運用して頂く「業務提携」をしているパートナーの方(ポンド円を専門にしている方)から、先週分の取引履歴などを「週報」として受け取りこの記事を書きながら確認したところ、ポンド円だけでも3回のトレードがありました。

(この後すぐ、実際のチャート図を日時と共に掲載いたします)

このパートナーの1人は数多くのデイトレ手法を扱う分「ポンド円のみに特化」しており、専業トレーダーで家庭持ちということもあり、夜は家族との時間を過ごすべく東京時間とロンドン時間の前半のみで、実際のトレード時間は9時〜20時頃までという方です。

実際に「2023年6月19日〜6月23日」の1週間で、先行テクニカルのトレードを行ったチャート図が以下になります。

(黒の縦線がエントリー場所で、下の日時がエントリー時間です。)

先行テクニカルの履歴1

先行テクニカルの履歴2

先行テクニカルの履歴3

先行テクニカルでは最低でも一度の取引で10%の利益率は出るようになっている上で、この方は先行テクニカルの教材内で解説している、

・ロット変動
・ポジション分割

これらのテクニックを使っており、上の図で掲載した3回のトレードでも50%を超える利益率を出していました。

パートナーの方々は月単位などで履歴を送ってくれますが、この方は専業トレーダーで時間があり「事務作業は先延ばししたくない」という考えとのことで週単位で履歴などを送ってくれており、丁度メールが届いたため早速この記事を書きながら確認して、私の方でチャートをキャプチャさせて頂いた次第です。

ちなみに夜間の時間帯を除いた、ポンド円だけの1週間で3回というトレード回数ですが、利益率そのものは50%を超えるため、客観的に見ても相応の成績と言って良いかと思います。

トレード回数の話に戻すと、期間を月単位に延ばした上で、複数の銘柄を扱い夜間の時間帯での実践も行えば、必然的にエントリー回数が比例して増えるため、この先行テクニカルのトレード回数が増加することは間違いありません。

また、先行テクニカルは移動平均線を考慮しない特定のチャートパターンのみに特化しているため、多くの銘柄を扱っても混乱せずトレードができる傾向にあります。

ポンド円やユーロ円などの為替通貨とは別の銘柄でも、そのままのロジックでトレードできますので、為替通貨やゴールドはもちろん、225やダウ、個別の株式など・・・トレード対象の銘柄は数多くあるので、扱う銘柄を増やしてトレード回数をまだまだ増加させることは不可能ではありません。

以上を踏まえた上で、長期的に見れば、重複点テクニカルも先行テクニカルもそこまで大差は無いものの、同じ銘柄数を扱う場合は少し重複点テクニカルの方が多い傾向があります。

もちろん、その時期、相場状況によってチャンス訪れる頻度は異なるので「長期的に平均していけば」という話として捉えてください。

ただ、ラインと移動平均線を使う重複点テクニカルに比べ、先行テクニカルの方はラインだけを使う1つのチャートパターンのみに特化している分シンプルで、より多くの銘柄を扱いやすいとは思います。

そのため、同じ銘柄数で見た際に重複点テクニカルよりも回数が少ない先行テクニカルでも、実際に多くの銘柄を扱えば扱うほどエントリーのチャンスが比例して増え、当然トレード回数が増加できるはずです。

以上から、トレード回数の比較に関しては、複数の銘柄を扱う前提において、どちらも大差ないと言って良いかと思います。

先行テクニカルと重複点テクニカル、どちらの方が勝率は上か?

まず重複点テクニカルは、

・移動平均線
・キリ番(ラウンドナンバー)

などを使ったエントリー回避ルールがあり、その分だけ先行テクニカルに比べて若干ですが勝率の向上があります。

ただ、先行テクニカルはそもそもチャートパターン内における、

・N字波形
・ロールリバーサル
・ローソク足

これらの条件が極めて厳密な制約・縛りがあるので、上記のエントリー回避ルールを使ったからと言って、大きく勝率が向上するわけではありません。

むしろ先行テクニカルに、今挙げた移動平均線やキリ番のエントリー回避ルールを適用すると、大して勝率が上がらないにも関わらず、トレード回数が激減するデメリットが生じてしまいます。

そのため、結果的に月単位などで見た利益率が大幅に少なくなるわけです。

ですので、先行テクニカルに関しては極めて厳しいチャートパターンのみに特化して利益率に注力していました。

とは言え、先行テクニカルは厳密なるルールに沿ったチャートパターンを使っている影響もあって勝率は9割近いので、客観的に見た数字としては高い方だと思います。

対して重複点テクニカルは、先ほど挙げたような移動平均線やキリ番を使ったエントリー回避ルールもあり、先行テクニカルよりも若干ですが高い勝率になっていました。

まとめ〜先行テクニカルと重複点テクニカルの比較〜

ここまでは先行テクニカルと重複点テクニカルに関して、

・ロジックの違い
・トレード回数
・勝率

これらに分けて説明させて頂きました。

その上で図解したように、どちらのデイトレ手法も異なる特色・狙いがあり、単なる派生した手法ではなく、一方が片方の上位互換や下位互換ということもありません。

それぞれのデイトレ手法が「別物」であり、エントリー場所が被ることは基本的にないのが実情です。

そして、どちらのデイトレ手法とも共通して、エントリーから決済までのポジション保有時間が短いことが特徴となっています。(長くても2,30分程度が平均)

そのため、同じ口座内で両方のデイトレ手法を並行して取り組み、1日単位はもちろん、月単位の利益率を大きく飛躍させている実践者の方も少なくありません。

各デイトレ手法でエントリー場所が被らず、ポジションを保有している時間も基本的に重ならないため、2つのデイトレ手法を並行してトレード回数が倍増し、多くの方が単純に利益率の大幅な増加を実現できています。

どちらの手法もラインを引く行為は変わらないので、同じチャート設定で各銘柄の監視ができるからこそ、特にトレードの負荷が増えることもなく、割と多くの方が並行して実践されていました。

ただ、ここまでの説明における注意点として、

・トレード回数
・勝率

これらに関しては大前提として「トレードルール」を守れてこその話となります。

そもそも教材内で解説しているトレードのルールを無視したり、勘違いやミス、見落としがあれば、トレードの回数も勝率も全く違うものになってしまうからです。

ですので、そのような事態にならないよう、どちらのデイトレ手法とも、

・総合サポート
・トレード添削

この2つを回数無制限にて実施していました。

実践者が自ら開発してデイトレ手法であれば、勘違いやミス、見逃しなどは起きにくいと思いますが、私という第三者が提供する以上、まずはトレードのルールそのものを正しく理解して頂くことが欠かせません。

そんな理解の度合いに関しては、どうしても実践者側のトレード経験値によって左右されるので、個人差が出ることは仕方ないと思います。

だからこそ、質問・相談を取り扱う総合サポートに加え、実際のトレードやバックテスト、フォワードテストの結果に対して1件ずつフィードバックを行うトレード添削を「無制限」に実施して各個人の理解度を高めていました。

特にトレード添削は、1件1件のトレードを図解で添削していくため、それぞれのデイトレ手法を習得するスピードが早まったと言って頂くことが多くなっています。

ただ、このようなデイトレ手法の提供やサポート、トレード添削をきっかけとして、先ほども少し触れた「私の資金を運用してくれるパートナー」を1人でも多く増やしていくことが私の目的になっていました。

そんなパートナーがより多く増えることで、私自身の長期的な「利」が見込めるからです。

また、それは収益的な面だけではなく、人生の充実度を高めるような、長い付き合いができる人間関係の構築にも繋がっています。

そのために質の高い(利益率が高い)デイトレ手法の提供、そして習得して頂くためのサポートや添削を徹底していくことを、何よりの最優先としていた次第です。

そんな教材やサポート・添削を付けている、この記事で紹介した先行テクニカルと重複点テクニカルに関しては、下記の公式メールマガジン1通目にて案内ページを配布させて頂いておりました。

どちらの案内ページとも、エントリーから決済までの詳しいロジックを、実際のチャート図を使って図解しており、1つの参考資料としても有益にご利用頂けると思いますので、ぜひご覧頂ければ幸いです。

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杉原。

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デイトレ資金の提供を含めた「業務提携」のQA

杉原です。

私がデイトレードに関する情報発信を行っている理由の1つとしてデイトレ資金の提供を含めた「業務提携」によって、私の方からパートナーに提供した資金を運用してもらうというものがあります。

少し掘り下げると、私が確立しているデイトレ手法をマスターした上で、ご自身の資金は使わずリスクを抑え今後も継続してサポート(トレードの添削など)や新たなロジックの提供などを受けたい場合に、

・割合を話し合い収益を折半
・損失は私の方で負担

このような形で業務提携を行っていました。

そんな業務提携を結ぶパートナーを集めるべく、メルマガの中でデイトレ手法の公開を行っていた次第です。

>公式メールマガジン

この業務提携に関して、メルマガの読者様から定期的に質問があり、特に「審査の基準」などについて問い合わせが多くなっています。

そこで当記事では、私が締結している業務提携に関しての「審査」と言いますか、提携するまでの道のりなどを解説させて頂く次第です。

デイトレ資金の提供をはじめとする業務提携、その最低条件

まず最初のステップとして、ルール通りに行えているかどうか、それを確認させてもらえるように口座のIDとパスワードを教えてもらい、一定数のトレード履歴を私の方で確認させて頂いております。

実践を依頼するデイトレ手法において生じる損失は、基本的に私の方で補填しており、ルール通りに実践せずに損失を出されると、当然こちら側が不利益に成りかねません。

それだけ、しっかりとルール通りに取り組めば高い精度を出せるデイトレ手法の実践を依頼しているからこそ、私の方で損失は補填していた次第です。

ですので、ルール通りにデイトレ手法の実践ができているかは、
どうしてもチェック項目として欠かせません。

実際のデイトレ手法については、エントリー場所から決済までの図解を含めた詳細なロジックを、公式メールマガジンの1通目にて公開させて頂いておりました。

現時点では、

・夜間の取引で1日あたり10%の利益率
・一度の取引あたり10〜40%の利益率

この2つのロジックに関して公開していますので、興味がありましたら下記のメルマガへのご登録を検討頂ければ幸いです。

>公式メールマガジン

また、収益の分配面で「収益を意図的に隠していた・・・」というケースなど、互いのトラブルにならないよう、そして継続してルール通りにデイトレ手法の実践ができているかのチェックを含め、IDとパスワードは継続して共有して頂いていました。

資金提供が目的で、そのまま資金をもらって逃走して連絡不通になる・・・そのような方に対する対策として厳密に取り組ませて頂いています。

その上で、しっかり実践できる方には、まずは少額から資金を預けており、添削を含めたサポートを半永久的に適用していました。

その他、研究意欲をお持ちで、もっと良いロジックを常に追求する意志があり、互いに有益な情報交換ができる方も必須としています。

このような情報交換のやり取りにより、私1人では生まれなかったアイデアがたくさん蓄積していき、新たなロジック案に繋がり、それを複数人でテスト・・・そして新規のデイトレ手法の開発が完成している次第です。

(また、現行のデイトレ手法における「弱点」の発見にも繋がり、ロジックの見直しなどにも発展して、さらなる精度の向上にも大きく貢献していました。)

ここまで説明させて頂きました、

・実践する口座IDとパスワードの共有すること
・研究意欲を持っていること

以上が最低限の条件になります。

デイトレ資金提供を含む業務提携における信頼関係の構築

ここまで解説してような最低となる条件に加えて、この業務提携にではお金のやり取りはもちろんですが、それ以上に一生涯の付き合いになる可能性が大いにあるため、少なくとも互いの信頼が欠かせません。

そのため、SkypeやLine、電話などで実際に会話をしています。

その上で信頼を構築するために、可能な限りお会いしたいので、都内や仙台市内の会議室などで対面しているのが実際のところです。

(東北地方を拠点にしていることが多く、仙台の方が都合が付きやすいため)

やはりトラブル防止はもちろん、信頼関係が必須になるため、直での対面は欠かせないと考えていました。

その対面の中で、改めて収益の配分や今後の対応などを説明した上で、業務提携における簡単な、

・機密保持契約書
・業務委託契約書

へのサインと捺印をお願いしています。

上記2つの書類における内容は、

・収益の配分に関する割合
・損失の補填に関する条件
・互いの連絡先が変更になる際に速やかに通知する旨
・収益の振り込み日と方法

などを明記して、互いのトラブルにならないようにしていました。

これらは最低限のビジネスマナーであり、互いの信頼を確認し合うために欠かせないと考えているからです。

・・・業務提携に関しての審査と言いますか、提携までの道のりは以上となります。

ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

業務提携の対象となっていたデイトレ手法に関しては、下記のメルマガ1通目にて、エントリーから決済までの場所を含めたロジックを詳しく図解していました。

良ければ下記のリンクから公式メールマガジンへのご登録を検討してみてください。
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デイトレで「微妙」に感じるチャンスでエントリーすべきか?

教材の購入者様から「トレードルール通りにも見えるが、逆にルール通りになっていないとも見える場面はどうすれば良いか?」このような共通性の高い質問を頂き、回答した内容をシェアしたいと思い、記事にさせて頂きました。

長期的に見た収益に大きく関わる内容になるため、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

トレードルール通りに見えても「微妙」と感じた場面はどうすべきか?

私なら迷うことなく回避しています。

まず、微妙なチャンスに手を出して勝てても、それは明らかに完璧に感じるチャンスに比べて精度(勝率)が下がることは間違いありません。

そのため、そんな微妙なチャンスは「期待値」が低いわけなので、手を出す回数が増えるほど負け数も比例して増えるはずです。

もし手を出して勝てたとしても、それは低い確率が「偶然」当たっただけなので、長期的に見てどうしても負け数が増えることは避けられないと思います。

結果的に、長い目で見て手元に残る収益が少なくなることは間違いないと思えるわけです。

ですので私自身は、

・完全に納得できる
・ルール通り完璧と思える

そんな「期待値が高い状況」でしか手を出しません。

それで負けても後悔はありませんし、ストレスも一切ないです。

仮に、利益が欲しいという意識が先行し過ぎて「微妙だけどエントリーしておこう」このように微妙な状況でトレードしてしまえば、

・勝てば偶然
・負ければ後悔

そんな心境になりストレスが溜まってしまいます。

(これは私の場合ではあるものの、割と多くの方に共感頂ける心境ではないかと。。。)

もちろん、微妙な状況も含めてトレードすれば、その分だけトレードのチャンスが増えるというメリットがあることは間違いありません。

しかし、先ほど書いたように、そのチャンスは通常のチャンスに比べて、

『明らかに「期待値」が低いトレード』

になり、精度(勝率)は低くなるので、手を出すほど資金を減らしていく方向に向かいます。

さらに、そんな期待値が低い微妙な場面に手を出す「習慣」ができてしまえば、癖になって資金の減少を早めてしまう恐れもあると感じていました。

これがトレードの世界で例えられる「ポジポジ病」になる前兆なのかもしれません。

このようなリスクがあるからこそ、私は微妙な場面には手を出さず、

・完全に納得できる
・ルール通り完璧と思える

そんな状況のチャンスにしか手を出さないという

「制約と誓約」

を意識していました。

「これはイケるかな・・・?」

と微妙に感じる時には自信を持って回避し、仮にそのチャンスに手を出していれば利確できていても、長い目で見れば負けも多いはずなので特に気にしません。

その上、1回見逃しただけで、別のデイトレ手法を並行してチャンスは拾えるので、
焦る必要も無いですし、そもそも微妙な時点で

「それはルール通りではない」

という強い制約と誓約を意識して後悔のないトレードのみを行っていました。

実際のところ、多くのトレーダーが勝てない大きな要因が、有効なトレード手法を手にしても、

「そもそも勘違いしてルール通りに再現できていない」

というパターンと同時に、

「ルール通りのチャンスを待てずに微妙な場面に手を出す」

このようなパターンも少なく無いと思います。

まさに、この2つ目のパターンは先ほど書いたように期待値が低い場面だからこそ、実質的には「ルール通りではない」ということなので、せっかく有効性のあるトレード手法を手にしても思うように勝ち続けられない傾向に陥るわけです。

このような視点からも、私自身は

・完全に納得できる
・ルール通り完璧と思える

そんな「ルール通り」になる場面でしかトレードをしない強い制約と誓約を意識して相場に向かっておりました。

その意識が結果的に有効性のあるデイトレ手法の再現性を最大限に高め、中でも期待値が最高潮に高い場面のみでトレードすることに繋がり、無駄な損失を徹底的に抑えて、長期的に見ても利益率の向上に結び付いていると思います。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、他の関連記事もあわせてお読みになってみてください。

>ブログの目次はこちらから

以下の記事は、実際のエントリー場所まで図解したデイトレ事例を解説していますので、気になる記事をご覧頂ければ幸いです。

資金1万から500万に少額から一気に増やしたデイトレ手法の解説

【一度で約100pips】戻り高値を使った逆張りデイトレード手法

【図解】水平ラインで1日10%以上の利益率を出すFXのデイトレ手法

【手堅い】ピンバーのだましを防ぐ水平線を組み合わせたデイトレ手法

チャネルラインだけで勝てる「3点目」を狙ったデイトレ必勝法法

【初動テクニカル】トレンドラインとキリ番を使った聖杯に近いFXのデイトレード必勝法

「FXのプロもうなる?」チャネルラインを使った最強デイトレ手法

極小の含み損。キリ番を使った『逆張り』デイトレ手法をオシレーター無しで実演。

含み損ほぼなし。キリ番を利用した聖杯に近いFXのデイトレ手法。

リスクリワード1:2~3。窓埋め後を狙った高勝率のデイトレ手法。

高勝率の「窓埋め」を利用した『鉄板』のデイトレード手法

FXの鉄板。トレンドラインで勝てる有効な使い方と戦略。

FX「窓埋め」の有効性とデイトレード成功事例の紹介

杉原です。

為替通貨ペアのFXで言えば、週末の終値と週明けの始値の乖離が「窓」に該当するため、毎週月曜の朝一のみが窓の発生タイミングになります。

そのため、窓の発生頻度は決して多くはありません。

ただ、

「埋まらない窓はない」

そんな格言じみたことが言われるくらい、空いた窓の方向へのトレードは精度が高い傾向があります。

窓が埋まるように値動きが起こりやすいため、

・下方向へ窓が空いたらロング
・上方向に窓が空いたらショート

このようなアプローチをすることで、利益を取っていくトレーダーも少なくありません。

とは言っても、ただ何の戦略も無しに、窓が空いたからと言って単純にトレードすれば、含み損や損切り幅がどこまで広がるか分からず、結果的に勝っても負けても

「ハイリスク」

なトレードになりがちです。

仮に勝率が良いとしても、含み損が大きければロットをとても小さくしなければなりません。

100pipsなど、それほど大きな窓が空くことは多く無いので、平均的な利幅もそれほど大きくはないのが実際のところです。

ですので、ロットも利幅も小さくなれば、利益率が低くなりかねません。

また、当然ながら損切りに至った場合、

「どこで見切りを付けるのか」

この辺りが不透明な窓埋めトレードを行えば、いざ負けた際の損切り幅が大きくなり、
せっかく勝率が良く勝ち越していても、一度の負けで今までの利益が無くなってしまうことも有り得ます。

だからこそ、窓が空いたからと言って、安易に、単純にトレードすることは大きなリスクを抱えるため危険になるわけです。

ですが、窓が埋まりやすいことは間違いなく、その性質を「プラス」にして、

・含み損
・損切り幅

を限定し、リスクを最小限にすることは決して不可能ではありません。

そんな含み損と損切り幅を抑えた上で、

・窓が埋まる方向へのエントリー
・窓が埋まった後のエントリー

という2パターンのデイトレ事例を下記の記事にて解説させて頂きました。

>高勝率の「窓埋め」を利用した『鉄板』のデイトレード手法

>リスクリワード1:2~3。窓埋め後を狙った高勝率のデイトレ手法。

エントリーから決済までを図解していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、この窓はFXでは週開けの月曜のみですが、株式の場合は平日も窓が空くので月~金までチャンスがある傾向にあります。

FX以外の株式では、扱える銘柄がたくさんあるので、株式の銘柄で窓埋め戦略を狙っていくのもチャンスを増やせる点で大いにアリです。

どうしてもレバレッジが低くなるものの、その分は銘柄数に比例して発生する「チャンスの数」でカバーするイメージになります。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

>高勝率の「窓埋め」を利用した『鉄板』のデイトレード手法

>リスクリワード1:2~3。窓埋め後を狙った高勝率のデイトレ手法。

注意-ニュージーランドの指標によるオージー系通貨ペアへの影響

杉原です。

アメリカ雇用統計をはじめ、重要度の高い経済指標は、自身が取引する通貨ペアに大きな影響を与えます。

その影響は単発的な異常に大きな値動きとして、ポジションを持っている場合には「意図せず損切りされる」という場合が少なくありません。

だからこそ重要な経済指標の前後にはトレードを避けるべきであり、そのように考えるトレードが多くいるのが実情です。

ただ、アメリカ雇用統計のように大半の通貨ペアに影響するレベルの指標を除き、取引する通貨ペアに関係しない経済指標であれば、特に警戒しないケースが少なくないと感じます。

しかし、知らず知らずのうちに、実は取引する通貨ペアに影響を及ぼす、他国の経済指標があり、それにより多大な損失を被る危険性も0ではありません。

特に見落としがちな例としては、ニュージーランドの重要な経済指標が「オージー系通貨ペア」に与える影響です。

ニュージーランドの経済指標がオージー系通貨ペアに影響

オーストラリアとニュージーランドの国旗

オーストラリアとニュージーランドは、同じ「オセアニア州」に属す国で非常に近い国同士です。

ですので、

・オーストラリアのオーストラリアドル(AUD)
・ニュージーランドのニュージーランドドル(NZD)

は、日本の9時に開幕する東京市場の前に始まる「オセアニア市場」で取引されやすい通貨となっています。

その上で、あまりニュージーランドドル(NZD)の通貨ペアを扱うトレーダーは少ないものの、下記のようなオーストラリアドル(AUD)が絡む通貨ペアを取引するトレーダーは少なくありません。

  • オージードル米ドル(AUD/USD)
  • オージー円(AUD/JPY)
  • ユーロオージー(EUR/AUD)
  • ポンドオージー(GBP/AUD)

上記のようなオージー系通貨ペアですが、当然ながら自国であるオーストラリア関係の経済指標の影響は多大に受ける傾向にあります。

特に日本の午前中に発表されるオーストラリアの経済指標は、上記の通貨ペアに大きな影響を与え、単発的に異常な値動きになるわけです。

比較的、緩やかな値動きである東京市場の時間帯であっても、その指標の影響で数分の間に50pipsも動くケースも多い傾向にあります。

ただ、そんな異常な値動きは、何も自国オーストラリアの重要な経済指標による影響だけではありません。

自国であるオーストラリアの指標以外に、オージー系通貨ペアに大きな影響を与えるものーそれがニュージーランドの重要な経済指標です。

実際、ニュージーランドの重要な経済指標からの影響を受けたユーロオージー(EUR/AUD)の1分足チャートが下図になります。

ニュージーランドの重要な経済指標からの影響を受けたユーロオージー(EUR/AUD)の1分足チャート

11時丁度に発表された下図のニュージーランド関連指標の影響から、上図で示したような、約1分ほどで50pipsレベルの異常な値動きが起こりました。

11時丁度に発表されたニュージーランド関連指標

【経済指標カレンダー(https://fx.minkabu.jp/indicators)から引用】

実際にこの時刻に、このように異常な値動きが起きたのは、ニュージーランド系通貨ペアに加え、ユーロオージー(EUR/AUD)をはじめとするオージー系通貨ペアのみでした。

オージー系通貨ペアを取引し、オーストラリアに関する経済指標のみを警戒していたトレーダーの中に、このタイミングでポジションを持っていた方々は大きな損失を受けていた可能性が大いに有り得ます。

このようにニュージーランドの重要な経済指標が、オージー系通貨ペアに大きな影響を与え、異常な値動きになるケースは少なくありません。

そんなニュージーランドの指標は、日本時間の日中(東京市場)に発表されるため、ロンドン市場やニューヨーク市場で取引する場合にはあまり無関係ですが、東京時間でオージー系通貨ペアを取引する場合には警戒して頂ければ幸いです。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

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チャネルラインを使ったデイトレードの成功事例

杉原です。

私自身ブログはもちろん、メルマガでも初期から変わることなく一貫して、

「サポレジ(サポートライン、レジスタンスライン)」

こそがデイトレードで最適な指標であるとお伝えし、実際にサポレジを利用したデイトレ手法の提案もさせて頂いておりました。

そんなサポレジは、サポートラインで言えば、反発による上昇の傾向を多くのトレーダーが意識することにより、新規の売り注文が避けられやすくなる上に、

・売りポジションの利確(買い注文)
・逆張りを狙う新規のエントリー(買い注文)

このような買い注文が殺到して売り注文より買い注文が大きく上回るからこそ、高い精度になるポテンシャルがある指標です。

また、順張りで買いポジションを持っているトレーダーから、さらに押し目買いのチャンスとして「買い増し(ピラミッティング)」による買い注文も入りやすい点も、余計に精度を上げている要因となっています。

(レジスタンスラインの場合はこの話の真逆です)

以上のような確固たる原理があるからこそ、高い精度になっているサポレジですが、そんなサポレジの中でも「チャネルライン」に関しては、単純にサポート/レジスタンスとしての活用だけでなく、
平行なN字波形が描かれることで、さらに精度の向上が見込める指標となります。

平行なN字波形

チャネルラインはトレンドラインと平行に引けるアウトラインが1セットになっているため、このチャネルラインが引ける時は自然と

『平行なN字波形』

が描かれる相場になるわけです。

そんな平行なN字波形は、キレイに高値と安値が『平行』に上昇または下降しているので、どんなパラメーターの値でどんな指標を使うトレーダー同士であっても、等しく同じトレンドの分析をしやすくなります。

例として、上昇の平行なN字波形で見れば、安値同士も高値同士もキレイに平行な値動きをしているからこそ、パッとチャートを見ただけで「上昇トレンド」をほぼ瞬時に、無意識的に認識できるということです。

ですので、ここで例にしている上昇の平行なN字波形であれば、上昇トレンドをとても大勢のトレーダーが意識的、無意識的に関係なく認識しやすいため、

・売り注文を避ける
・買い注文を入れる

このような相場状況が生まれてきます。

その状況下で、最初に挙げたようなサポレジの効果も合わさることで、さらに精度の向上を見込めるわけです。

その上で、エントリーのタイミングを最適化すれば、含み損と損切り幅を極めて小さく抑え込めることで、ストレスの少ないデイトレードが実現できると言っても過言ではありません。

また、精度(勝率)が高いまま、そんな含み損と損切り幅が小さければ小さいほどレバレッジ効果を使って

「ロット(取引数量)」

を高めてデイトレードの実践も可能です。

実際のところトレードの収益は『利幅(pips)×ロット(取引数量)』で求められるからこそ、ロットが高いほど得られる収益が比例して大きくなります。

もちろん、負けた際の損失額もロット数に比例するため、損失が大きくなる危険性も否定はできません。

ただ、先ほど書いたように、精度(勝率)が高いまま

・含み損
・損切り幅

を小さく抑え込めていれば、上記のデメリットはそれほど致命的ではありません。

勝ちトレードでの恩恵が明らかに上記のデメリットを上回るため、ロットを高めても危険が少なく、むしろ利益率は大幅に向上するわけです。

そんな高いポテンシャルを持つチャネルラインですが、下記の記事で「チャネルラインを使ったデイトレ成功事例」をお届けさせて頂きます。

ぜひ下記の記事をお役立て頂ければ幸いです。

>チャネルラインだけで勝てる「3点目」を狙ったデイトレ必勝法

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ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

杉原です。

この記事では「ロールリバーサル(サポレジ転換、レジサポ転換)」を利用した最強のFXデイトレ手法について、

・ロールリバーサルの有効性
・エントリー条件
・トレーダーたちの集団心理

などを含め、根底にある本質的な原理原則から解説させて頂きます。

実際のチャート図を使った具体的なエントリー場所も記していて、そのまま利用できるデイトレ手法になっているので、ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。

【図解】ロールリバーサルの意味と定義

ロールリバーサルを使った具体的なFXデイトレ手法を解説する前に、まずはロールリバーサルの意味と定義について、前提となるからこそ先に説明させて頂きます。

そんなロールリバーサルは、

・サポレジ転換
・レジサポ転換

とも言われ、

・レジスタンスラインがサポートラインに変わること
・サポートラインがレジスタンスラインに変わること

このような状態が意味であり定義です。

以下が「レジスタンスラインがサポートラインに変わる」ロールリバーサルのチャート図になります。

レジスタンスラインがサポートラインに変わる

逆に「サポートラインがレジスタンスラインに変わる」パターンのロールリバーサルが下図です。

サポートラインがレジスタンスラインに変わる

以上のようなロールリバーサルの意味/定義を前提として、続いてはロールリバーサルの有効性を「トレーダーたちの集団心理」を含めた本質的な部分を解説させて頂きます。

ロールリバーサルの有効性と最強のFXデイトレ手法

先ほど意味/定義で紹介したように、ロールリバーサルは「上昇」と「下降」の2パターンがありますが、混乱を防ぎ理解度を高められるよう、まずは上昇になるロールリバーサルのパターンを例に解説していきたいと思います。

その上で、ロールリバーサルの最強FXデイトレ手法としては、

高値同士と安値同士が同間隔で平行なN字波形
ロールリバーサル(レジスタンスライン→サポートライン)

この2つ重なる点を狙うシンプルなロジックで、下の図で青く丸で記した箇所が実際のエントリー場所です。

N字波形とロールリバーサル

では、なぜ当デイトレ手法のロジックが有効なのか、トレーダーの集団心理を含めて解説させて頂きます。

まず下図の赤で示した「レジスタンスラインとして反応している高値」は、実際に膨大な売り注文が入ったからこそ、そこを高値として下落していました。

レジスタンスラインがサポートラインに変わる

そもそも相場の原理は「買い注文」が多いときには上昇し、逆に上図のように「売り注文」が多い場合には下落する仕組みだからです。

つまり、赤丸の価格帯でショートをしたトレーダーがたくさんいると言えます。

よって、赤丸の段階では、売りポジションを持っているトレーダーが、膨大に存在するということです。

そんな売りポジションを持ったトレーダーの中には、損小利大を意識し利幅を伸ばそうとして利確できず、価格が紫のラインを上回るまで決済せずにいた・・・という人も少なくありません。

その結果、下図1でショートをした彼らはプラスだった含み益が、逆にマイナスの含み損に変わってしまいました。(下図の2~3)

ショートをした彼らはプラスだった含み益が、逆にマイナスの含み損に変わった

このように、赤丸でショートをして売りポジションを利確せずにいたトレーダーは、紫の水平線で示した価格帯を超えてくる時点で、本来なら得られていた利益が無くなった絶望感を味わっていると推測できます。

一度は大きく増えた利益が、利確せずにいたことで、含み損に変わってしまったからです。

ですが、また紫の価格帯まで下落してきたことで、含み損に変わってしまっていた売りポジションが、含み益に変わる=プラ転し始めました。(下図の3~4)

ショートをした彼らはプラスだった含み益が、逆にマイナスの含み損に変わった後、プラ転

上図の流れを一度整理すると、ショート(売り注文)によって1→2で一度は大きく得られていたはずの利益が、3で逆にマイナスの含み損に変わる「絶望感」を多くのトレーダーが味わいます。

ただ最終的に4では、その含み損が解消されプラ転したことで

「絶望感」→「安心感」

に変わり、今度こそは「すぐにでも」利確するべく、持っていた「売り注文」を決済する「買い注文」を出す傾向にあるわけです。

以上を前提とした上で、高値同士・安値同士が同間隔で平行な上昇のN字波形は、使っているテクニカル指標や、ラインを引くトレーダー、引かないトレーダーに関係なく、

「上昇トレンドの開始」

が強く意識されます。

まず高値も安値も「両方とも上昇している」というのが、大勢が意識する『ダウ理論』における上昇トレンドの定義に他なりません。

その上で、N字の波形における高値から高値、安値から安値までが

・同間隔
・平行

であることで、パッとチャートを見ただけでも、明確に高値も安値も「両方とも上昇している」ということを認識できてしまうからこそ、使うテクニカル指標やインジケーターはもちろん、ラインを引く/引かないに関係なく、

大勢のトレーダーが上昇トレンドを意識する

このような状況になるわけです。

ですので、高値安値・安値同士が同間隔で平行な上昇のN字波形では、大多数のトレーダーが上昇トレンドを意識することで、

・売り注文を避ける
・買い注文を出す

というトレーダーが多くなってきます。

だからこそ、ロールリバーサルによる買い注文の増加と合算されて、有効性が一気にたかmるということです。

このようにしてロールリバーサル(レジスタンスライン→サポートラインへの転換)が、上昇の同間隔で平行なN字波形と重なることで、買い注文が殺到するため、ロールリバーサルによる上昇傾向が高まりロングの優位性が大幅に上がります。

ロールリバーサルの際、プラ転しないトレーダーもいるのは?

先ほどは、下図の1〜4で示したように、レジスタンスライン→サポートラインのロールリバーサルにおいて、売りポジションが含み損からプラ転するトレーダーによる「買い注文」が入るからこそ、ロールリバーサルが有効に機能する解説させて頂きました。

ショートをした彼らはプラスだった含み益が、逆にマイナスの含み損に変わった後、プラ転

ただ、中にはプラ転せず「プラマイゼロ(損益0)」、もしくは「数pipsのわずかな含み損」で、最終的にマイナスがプラスに変わらないトレーダーもいることは確かです。

そんなプラ転しないトレーダーからは決済の「買い注文」が入らず、ロールリバーサルの精度がそこまで上がらないのでは?という懸念があるかもしれません。

しかし、パッと見て認識できる『ロールリバーサル』と『上昇の同間隔で平行なN字波形』から「ここからは上昇トレンドが始まる」と、プラ転しなかったトレーダーの中でも多くのトレーダーが察知すると考えられます。

そのため、今の内に損切りしないと、再び価格が上がって含み損が膨らみ、またも「絶望感」を味わう苦しみが待っている・・・という心理から、

・プラマイゼロ(損益0)
・数pipsのわずかな含み損

のようにプラ転しなくても、膨らんでいた含み損がほぼ無くなって『解消』されることで、決済の「買い注文」を出す傾向にあるわけです。

ですので、プラ転したトレーダーはもちろん、プラ転できなかったトレーダーからも、同じように買いの決済注文が殺到しやすくなります。

以上から、上昇の同間隔で平行なN字波形と、ロールリバーサルが重複する状況ではロングの精度が上がっているということです。

ロールリバーサルもN字波形も「パラメータ(設定値)」が無いからこそ有効性が高まる

ここまで解説してきた上昇パターンの例では、ロールリバーサルを狙うトレーダーによる新規の「買い注文」も入りやすく、逆にロールリバーサルによる上昇を懸念して新規の「売り注文」が避けられる傾向があるのが実際のところです。

特に、N字波形にしてもロールリバーサルにしても、両者ともRSIやRCI、その他の一般的なインジケーターに存在している「パラメータ(設定値)」がありません。

このパラメータ(設定値)はトレーダーによって個々に設定ができるため、それがトレーダー同士でテクニカル分析の「差」になり、精度の低下に繋がりやすい『欠点』がありました。

ただ、N字波形もロールリバーサルも、このようなパラメータ(設定値)が存在しないため、意識するトレーダー同士でテクニカル分析の「差」がほぼ無いことで、同じ方向のトレンドを認識しやすくなります。

そのため、同じようなタイミングで、

・売り注文を避ける
・買い注文を避ける

という相場状況になりやすく、結果的にとても高い精度でトレードできるわけです。

そのパターンこそが、下図の青丸のように「同間隔で平行なN字波形」と「ロールリバーサル」が重なる状況に他なりません。

エントリー場所

加えて元々、このFXデイトレ手法で狙う上図のような『高値同士と安値同士が同じ間隔で平行な上昇のN字波形』では、強いトレンドが認識されるため「売り注文」を避け「買い注文」を意識されやすく、ロングの精度が高いパターンでした。

そんなパターンに、このロールリバーサルによる「売り注文」を避け「買い注文」が入りやすい状況が重なることで、

・さらに売り注文が減る
・さらに買い注文が増える

このような流れになるので、よりロングの精度が向上するというわけです。

ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜ショートのパターン〜

ここまでは上昇パターンを例に、N字波形とロールリバーサルによる重複で、精度が高まる理屈を解説させて頂きました。

そんな上昇トレンドとは逆になる、下図のような下降トレンドのパターンでも、同じく高い精度でトレードが可能です。(赤丸がエントリー場所)

ロールリバーサル最強のデイトレ手法〜ショートのパターン〜

先ほど解説した上昇トレンドとは真逆になるので、サポートライン→レジスタンスラインへのロールリバーサルになります。

そんな「サポートライン→レジスタンスライン」の転換が高精度になる仕組み/原理が下図の通りです。

サポートライン→レジスタンスラインにおけるトレーダーの集団心理

1では大勢が買い注文を出したからこそ、2に向かって上昇しました。

つまり1→2では、1でロングをした多くのトレーダーが、プラスの含み益で利益が出ているはずです。

ですが、そんな彼らの中でも、損小利大を狙って「利幅を伸ばそう」と考えて利確せずにいたトレーダーも少なくありません。

そのような利確できずにいたトレーダーたちは、伸びていた含み益が2→3で一直線にマイナスの含み損へと変わってしまい「絶望感」を感じていると推測されます。

サポートライン→レジスタンスラインにおけるトレーダーの集団心理

ただ、3→4で再び価格が上昇することで、3までで大きく膨らんでいた買いポジションの含み損が、

・プラ転
・プラマイゼロ(損益0)
・数pipsのわずかな含み損

このように解消されることで、持っていた買いポジションを決済するための「売り注文」を出す傾向が強くなるわけです。

それが下図4のタイミングであり、1で買い注文を出していたトレーダーたち大勢による決済の売り注文が、一気に殺到します。

サポートライン→レジスタンスラインにおけるトレーダーの集団心理

このように下降の平行なN字波形と、このロールリバーサルが重なる4では、売り注文の量が膨大になってショートの精度が上がるということです。

ロールリバーサル最強のfxデイトレ手法〜最短の損切りと利確の目安〜

ここまではロング/ショートに分けて、

・高値同士と安値同士が同間隔で平行なN字波形
・ロールリバーサル(サポレジ転換)

これらが重複する価格帯を狙うエントリーによって、精度が大きく向上する仕組みをお伝えさせて頂きました。

その上で、利確と損切りの目安について触れたいと思います。

そんな利確と損切りの目安例が下図です。

利確と損切りの目安

上の図は赤丸における陽線でショートしつつ、次の下ヒゲ陰線で損切りになり、最小限の損失額で抑え込めていた例でした。

ここまで解説させて頂いた、

・N字波形
・ロールリバーサル

この2つの価格帯をブレイクされれば、一気に優位性が失われるので、すぐにでも損切りして問題ありません。

実際に上の図では、損切り後から一気に逆向しており、結果的に損切り幅は極めて少なく済んでいました。

結果的に想定の利益額と損切り額の割合であるリスクリワードが、非常に最適化されています。

概算では利益:損切りのリスクリワードは「7:1」ほどでした。

先ほどの例では損切りとなったパターンでしたので、利確になるパターンを下図に示したいと思います。

(赤丸がエントリー、灰色が利確)

2つの利確パターン

これらの利確パターンにおいても、想定リスクリワードは非常に良好かと思います。

ロールリバーサル最強のfxデイトレ手法〜レバレッジの恩恵を最大限に活かせる〜

このFXデイトレ手法では、ロールリバーサルの価格帯をブレイクされれば損切りするので、自然と損切り幅以上に含み損が広がることもありません。

ここまで解説した精度の高さに加え、

・含み損
・損切り幅

を極端に小さく抑え込めているからこそ、レバレッジを活かしてロット数を上げても危険はないということです

もちろん、レバレッジを活かしてロットを上げれば、利益額が高まり利益率は上がるものの、損切りの際は損失額が大きくなるリスクは避けられません。

しかし「含み損」「損切り幅」を徹底的に少なくできている上に、

・高値同士と安値同士が同間隔で平行なN字波形
・ロールリバーサル(サポレジ転換)

の重複によって精度を大幅に上げているので、

・負けた際の損切り額
・そもそもの負け数

が極めて低くなっています。

だからこそレバレッジ効果を最大限に活かしロットを上げても、損切り時のリスクをほぼ回避しながら、利益率の向上というメリットを活かせるわけです。

そして、ロットを上げる分だけ、利幅(pips)を無理に伸ばそうとする必要はありません。

無理にpipsを取りにいかないからこそ、より精度(勝率)が向上するメリットもあります。

このような背景があり、精度を高めたままリスクリワードも良好となった上で、この記事で解説したロールリバーサル最強のデイトレ手法は、結果的にトレード1回あたりの利益率が「最低10%~最大40%近く」に高まっている状況です。

その実績に関しては、普段のトレードとは別に用意した10万を複利運用していき、一度の取引における利益率が10%~40%ほどの2桁台になっていると分かる画像を下に用意いたしました。

(たまたま良い成績のみを掲載していないことが分かるように、単利運用ではなく、1日ごと収支の繋がりが見える複利運用の実績にしています。)

当デイトレ手法は取引1回あたり最低10%~最大40%近くの極めて大きな利益率を狙えますが、それほどの「絶好のチャンス」は1日の中で何度も発生するパターンではありません。

そのため当デイトレ手法の取引はいくつかの銘柄を扱った上で1日1回ほどになるので、1日ごとの収支が掲載されている以下の実績画像は、そのまま取引1回あたりの実績となります。

その上で、MT4など取引ツール上の実績は「プログラムやインジケーターによる改変」という捏造や「デモ口座との見分けがつかない」との見方があるめ、取引した翌日にFX業者から送られてくる履歴メールを抜粋させて頂きました。

【実績の見方】

実績画像の見方

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複利運用の実績

実際には9割近い勝率で、最大40%近い利益率になっていますが、単純にロールリバーサルとN字波形の重複のみで、この成績を出せるわけではありません。

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