「FXのデイトレード講座」の記事一覧

FXのデイトレで利益率を上げるために追加したい通貨ペア

杉原です。

今回は記事タイトルの通り、推奨したい通貨ペアを追加でお知らせしたく、記事を書かせて頂きました。

FXのデイトレードにおいて、短いポジション保有時間を活かし、より多くの通貨ペアをトレード対象に加えれば、その分だけトレードのチャンスが増えるはずなので、利益率の向上に直結していく大きなメリットがあります。

FXのデイトレードで推奨したい通貨ペアと、その追加分

今のところ私は、下記のように8種の銘柄を推奨の対象としていました。

  • ドル円(USD/JPY)
  • ユーロドル(EUR/USD)
  • ポンドドル(GBP/USD)
  • ポンド円(GBP/JPY)
  • ユーロ円(EUR/JPY)
  • オージー米ドル(AUD/USD)
  • ユーロオージー(EUR/AUD)
  • ゴールド(XAU/USD)

その上で、以下の通貨ペアも

・バックテスト
・フォワードテスト

の結果、申し分ない結果だったため、トレード対象として推奨できることとなりました。

  • ポンドオージー(GBP/AUD)
  • ユーロニュージーランドドル(EUR/NZD)
  • オージー円(AUD/JPY)

特にポンドオージーとユーロニュージーランドドルは、「ポンド円以上」の値動き/ボラティリティがあり、ヒロセ通商が週単位で公表しているボラティリティのランキングでは、常に上位を取っているほどです。

また、オージー円はポンド円ほどでは無いものの、ドル円以上、ユーロ円と同等ほどのボラティリティは十分にあり、それなりのチャンスが見込めることは間違いありません。

ちなみに、ボラティリティが高く警戒されているポンドドル(GBP/USD)よりも、すでに推奨していたユーロオージー(EUR/AUD)や、ここで挙げた、

・ポンドオージー(EUR/AUD)
・ユーロニュージーランドドル(EUR/NZD)

の方がボラティリティは「上位」に来ることが非常に多いです。

ですので、一度のトレードでも相応の利益率を得られる可能性があり、ぜひとも推奨したい通貨ペアとなります。

また、

ポンドオージー(GBP/AUD)
ユーロニュージーランドドル(EUR/NZD)
オージー円(AUD/JPY)

に関わっている「オージー(AUD)」と「ニュージーランドドル(NZD)」は、それぞれ連動している傾向が非常に強い上に、日本時間の早朝(東京時間よりも前)から始まる『オセアニア市場』がメインの市場です。

ですので、日本時間における午前~夕方でも、それなりの値動きがあり(もちろん21時以降よりは小さいですが)、ドル(USD)関連の通貨ペアよりも1日を通してトレードのチャンスが多いことが特徴となっています。

よって、21時~の値動きが大きい「狙い目」の時間帯はもちろん、その他の時間帯でもトレードをする場合にもチャンスを拾いやすく有効な通貨ペアというわけです。

推奨したい追加の通貨ペアでデイトレードする際の『条件』

ただ、ここで推奨させて頂いた追加の通貨ペアである、

ポンドオージー(GBP/AUD)
ユーロニュージーランドドル(EUR/NZD)
オージー円(AUD/JPY)

は一般の口座ではスプレッドが広く、デイトレードとしては「不利」になる欠点が否定できません。

そのため、上記の通貨ペアを実践する上では、手数料なしでドル円0.6pips~の低スプレッドを提供している『Exness(エクスネス)のプロ口座』での実践が条件です。

Exness(エクスネス)プロ口座の詳しい解説は、下記の記事で表などを使って説明していますので、こちらも良ければご覧ください。

Exness(エクスネス)>Exnessの公式ページはこちら<

そんなExnessのプロ口座は、下記のように推奨の銘柄すべてが、海外FX業者内でトップと言えるほどの非常に狭いスプレッドを「手数料なし」で提供してくれています。

(右側は多くのブログやサイトで推奨されているXMです)

  Exness
プロ口座
XM
スタンダード口座
↓ポンド系列↓
ポンドドル
GBP/USD
0.7 pips 2.1 pips
ポンド円
GBP/JPY
1.3 pips 3.6 pips
ポンドオージー
GBP/AUD
1.7 pips 3.8 pips
↓ユーロ系列↓
ユーロドル
EUR/USD
0.6 pips 1.7 pips
ユーロ円
EUR/JPY
1.2 pips 2.3 pips
ユーロオージー
EUR/AUD
1.4 pips 3.0 pips
ユーロニュージーランドドル
EUR/NZD
2.3 pips 4.0 pips
ユーロポンド
EUR/GBP
1.0 pips 2.0 pips
↓円とオージー系列↓
ドル円
USD/JPY
0.7 pips 1.6 pips
オージー米ドル
AUD/USD
0.9 pips 1.8 pips
オージー円
AUD/JPY
1.3 pips 3.3 pips
↓貴金属↓
ゴールド
XAU/USD
1.25pips 3.5pips
シルバー
XAG/USD
2.4pips 3.5pips

また、先ほど掲載した下記の解説記事にも書きましたが、このプロ口座は「スリッページ」が起こらない方式なので、実質、上記のスプレッド以上の取引コストは発生しません。

Exness(エクスネス)>Exnessの公式ページはこちら<

そのため、ここで推奨させて頂いた、

ポンドオージー(GBP/AUD)
ユーロニュージーランドドル(EUR/NZD)
オージー円(AUD/JPY)

はもちろん、その他の推奨している通貨ペアも取引コストが「破格」の安さになるからこそ、Exnessのプロ口座を使うことは相当なメリットになるわけです。

特に、値動きが大きくデイトレに適したゴールドやポンド円は、大半の海外FX業者がゴールドは3pipsほど、ポンド円が2pips~などと幅広いスプレッドである中、このExnessプロ口座では、

ゴールド→1.25pips
ポンド円→1.30pips

と、この上ない「激狭」なスプレッドを提供してくれています。

その他、多くのトレーダーが扱う

ドル円→0.7 pips
ユーロドル→0.6 pips
ポンドドル→0.7 pips

などの通貨ペアも、上記のように非常に狭いスプレッドとなっているんです。

国内口座と比べると、どうなの?

もちろん、ドル円0.1pipsなどのスプレッドを提供する、国内口座よりは広いかもしれません。

ただ、万一の異常相場に遭遇した際に追証を補填してくれるゼロカットが無い分、国内口座のリスクは計り知れないものがあります。

何よりも、国内口座の場合は「隠れた取引コスト」である『スリッページ』が避けられません。

そのため国内口座では、追証による借金を背負うリスクだけではなく、スリッページによるスプレッド以外の見えない取引コストにより、デイトレードにおいて「不利」な環境になることも否定できないわけです。

その他、国内口座と海外口座におけるメリット/デメリットを挙げ、正直な比較をした記事を用意していますので、良ければ下記もあわせてご覧ください。

>(海外VS国内)どちらのFX業者を選ぶべきか15項目で比較

対して低スプレッドに特化したExnessのプロ口座では、

・スリッページ無し
・レバレッジ2,000倍以上
・ゼロカットの仕組み搭載
・強制ロスカット水準は証拠金維持率0%

などのメリットがあるまま、先ほど紹介したような非常に狭いスプレッドで「有利」な取引環境でのデイトレードが実践できます。

スプレッドの差は利益がプラスされるため、毎回のトレード利益率を底上げすることは当然ながら、さらに長期的に見るほど、手元に残る利益が大きくなることは間違いありません。

また、スプレッドが狭い分だけ、損切り時の損失も少なくて済むことも大きなメリットとなります。

よって、低スプレッドのExnessプロ口座では、

・利益が大きくなる
・損失が小さくなる

というメリットに加えてスプレッドが狭いので、

・取引対象にできる通貨ペアが増える

ということで、トレードの回数も自然と増え、利益率の大幅な向上が見込めるわけです。

以上から、このExnessのプロ口座は本心から「使わない手はない」と言えるほど推奨したい取引環境となっています。

Exnessのプロ口座を詳しく解説した記事を用意していますので、ぜひ以下のリンクからご覧ください。

Exness(エクスネス)>Exnessの公式ページはこちら<

追伸

また、このプロ口座に対抗しようと、有名な海外FX業者XMが低スプレッドに特化した「KIWAMI極口座」という新たなタイプの口座を提供し始めました。

そんなKIWAMI極口座とExnessのプロ口座を

・スプレッド
・レバレッジ
・強制ロスカット水準

など、それぞれのメリット/デメリットを総合し比較した記事も用意していますので、こちらも以下のURLからご覧頂ければ幸いです。

>XMのKIWAMI極口座 VS Exnessのプロ口座

以上、今回はFXのデイトレードで推奨したい通貨ペアと、その追加、Exnessのプロ口座による「有利」な取引環境のご案内をさせて頂きました。

ぜひ通貨ペアの追加とあわせて、Exnessプロ口座の開設をご検討頂ければ幸いです。

杉原。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、他の関連記事もあわせてお読みになってみてください。

>ブログの目次はこちらから

>(海外VS国内)どちらのFX業者を選ぶべきか15項目で比較

>【一度で約100pips】戻り高値を使ったFXの逆張りデイトレード手法

>FXのデイトレで環境認識が重要なわけを負け事例を使って解説。

>本当に有効なデイトレード手法の見分け方/特徴とは。

【勝率UP】FXのデイトレで逆張り最強のタイミング

杉原です。

私自身、ブログ内で掲載しているデイトレードの実績はほとんどが「逆張り」であるほど、逆張りに特化したトレードスタイルになっています。

その上で、FXのデイトレードにおいて、逆張りに関するベスト(最強)のタイミングを常に追求してきました。

そんな逆張りで高い精度(勝率)を叩き出す上での、最強のタイミングをこの記事のテーマにしていきたいと思います。

そんなベストなタイミングを、実際にテクニカル指標を使って、分かりやすくチャート図で示していきますので、どうぞ最後までお読み頂ければ幸いです。

また、私以外にも私の逆張りデイトレ手法で相応の実績を出せる方も増えていますので、それなりに有益性の高い情報になっているかと思いますので、ぜひ当記事の内容を参考にしてみてください。

参考:私のデイトレ手法を使って成果を出された方々の実績と感想

FXのデイトレードで逆張り最強のタイミング~エントリー編~

まずはエントリーに関して解説していきます。

逆張りにおけるベストなタイミングを、簡潔にまとめたものが以下の4点です。

ロングの場合

  • 順張り派の押し目買いが重なること
  • 中長期のトレンドも買いが優勢であること
  • 経済指標が関わらないこと

ショートの場合

  • 順張り派の戻り売りが重なること
  • 中長期のトレンドも売りが優勢であること
  • 経済指標が関わらないこと

上記のように、ロングとショートに分けましたが、ロングの反対がショートであり、理論的な部分は特に変わりません。

そのため、より多くのトレーダーが馴染みやすいロングに特化し、逆張りにおける最強のタイミング4項目を掘り下げて解説させて頂きたいと思います。

1.順張り派の押し目買いが重なること

FXの逆張りデイトレードにおけるベストなエントリーのタイミングに挙げられるポイント、そまず1つ目は、逆張りの視点だけではなく、順張り派の押し目買いのチャンスとも重なることです。

少なくとも、逆張り派トレーダーから見ればロングのチャンスでも、順張り派から見ればショートのチャンスになる相場では、相場に出される買い注文が売り注文を圧倒的に上回ることができません。

そもそも相場の原理は、買いまたは売りの注文数が多い方に値動きが起こる仕組みです。

ですので、逆張りのロングであれば、

・買いの注文数が殺到する
・売りの注文数が減少する

という状況こそが、買い注文が売り注文を圧倒的に上回ることで、上昇する可能性が非常に高まる相場状況になってきます。

だからこそ、FXのデイトレードで逆張りを狙う際には、逆張り派の視点だけではなく、順張り派も買いのチャンス(押し目買い)になっているかという点が重要になるわけです。

そんな逆張り派と順張り派、それぞれの視点が両方とも「買い」になる15分足チャート事例が下の図における赤丸のタイミングになります。

順張り派も逆張り派も「買い」が優勢になる場面

黄緑の下降チャネルラインでは、アウトライン側に接触するタイミングがチャネルライン内における「上昇トレンド」への転換点であり、逆張り派にとって赤丸の状況は「買い」のチャンスです。

その上で、オレンジの上昇チャネルラインは、トレンドライン側に接触するタイミングが、チャネルライン内部の「上昇トレンド」に変わる場面であり、順張り派にとって赤丸の状況は、逆張り派と同じく「買い」のチャンスとなっていました。(=押し目買い)

また、水色の水平ラインで示したように、ロールリバーサル(サポレジ転換)として順張りのロング(押し目買い)にもなっているので、より多くの順張り派から買い注文が入りやすい状況となっていたわけです。

トレンド状況やトレンド転換を見極めるテクニカル指標は、数多く様々な種類のものがあるものの、ここで使った「チャネルライン」がベスト(最強)な指標だと私は思います。

と言いますのも、チャネルラインが引ける相場は、下図のように高値と安値が同じ角度で平行に動くため、ラインを引かないトレーダーたちにとっても同じトレンドを意識されやすく、結果的に大勢のトレーダーと同じようなトレンドだという認識ができ、分析精度が大幅に高まるからです。

チャネルラインの簡易説明1

実際に上図からラインを取り払っても、下の図に示したように、キレイなトレンドに見えるかと思います。

チャネルラインの簡易説明2

また、RSIやRCIなどのように、トレーダーごとに設定値が異なる「パラメータ」が、チャネルラインにはありません。

そのため、引き方による誤差以外で、トレーダーによって見え方が異なることが無く、より多くのトレーダーと同じトレンド分析ができる点も、チャネルラインの優位性となっています。

そんなチャネルライン関連の記事をいくつか用意していますので、興味がありましたら、以下もお読み頂ければ幸いです。

以上が、トレンド分析の精度が高いテクニカル指標である「チャネルライン」を使い、逆張りの買い注文だけではなく、順張り派が押し目買いを狙うことで、

・逆張り派
・順張り派

が両方とも「買い」が強まる相場状況の解説『順張り派の押し目買いが重なること』でした。

2.中長期も買いが優勢であること

続いて2つ目の逆張りデイトレードにおけるベスト(最強)なエントリーのタイミングに挙げられるポイントは『中長期のトレンドで見ても買いが優勢であること』です。

デイトレードをはじめ短期トレードの場合、多くのトレーダーが1分足や5分足などの下位足で売買の判断を行うことが多いと思います。

ただ、下位足では逆張りの買いがチャンスに見えても、中長期を含む相場全体の流れ/トレンドが強い下降トレンドであれば、買い注文が増加するどころか、売り注文の方が多くなる可能性が高くなるため注意が必要です。

少なくとも、中長期や相場全体の流れを把握する「環境認識」は、中長期トレーダー以外に短期トレーダーも行うため、多くのトレーダーが中長期のトレンドを「意識」していることは間違いありません。

そのため、最低でも中長期のトレンドが売りではない状況、その上でベスト(最強)な逆張りロングのタイミングとしては、中長期の上昇トレンドであることが望ましいわけです。

短期で見ても買い、中長期で見ても買いが優勢であれば、

・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード
・長期トレード

など、あらゆる視点から、多くのトレーダーによって売り注文が避けられ、買い注文が増加しやすくなります。

そんな、短期も中長期も「買いが優勢」になる場面としては、先ほど掲載したチャート図を1時間足の中長期視点で見たものが該当するので、まずは15分足チャートと1時間足チャートを比較した下の図をご覧ください。

短期と中長期がともに買い優勢

上昇トレンドを表すオレンジの上昇チャネルラインは、1時間足チャートの方でも見えるため、短期トレーダーはもちろん、中長期のトレーダーからも意識されるラインとなっていました。

また、水色の水平ラインに関しても、1時間足チャートで見てもロールリバーサル(サポレジ転換)として買い注文が殺到しやすい場面なので、中長期の視点でも多くの買い注文が入る場面になるわけです。

このように、短期だけではなく、中長期の視点でも「買いが優勢」な状況こそが、売り注文が減少して買い注文がさらに殺到するため、ベスト(最強)な逆張りデイトレードのタイミングとして挙げさせて頂きました。

3.経済指標が関わらないこと

3つ目のポイントは、重要な経済指標が関わらないことになります。

要するに、雇用統計をはじめ、テクニカルが効きにくくなるような重要度の高い経済指標が発表される前後を避けるということです。

重要な経済指標が発表される前後の時間帯は、極端に値動きが小さくなっていることからも、多くのトレーダーが取引を避ける傾向にあることは間違いありません。

トレードを回避するトレーダーが多くなることで、取引量が大幅に減少するため「統計」であるテクニカルの効き目が非常に弱くなってしまうわけです。

そんなテクニカルが効きにくい状況であれば、ここまで解説したような、

1.順張り派の押し目買いが重なること
2.中長期のトレンドも買いが優勢であること

という条件が成立するチャンスでも、精度(勝率)は極端に上がってしまう傾向にあります。

もちろん、発表される経済指標の内容によっては、利確ができ、それなりの利益が取れるかもしれません。

しかし、統計であるテクニカルが効きにくい状況であるため、その勝ちトレードは勝つべくして勝った有効性の高いトレードではなく、単なる「偶然」と考えることができます。

そんな偶然に勝てるトレードで勝っても、長くトレードを続けるほど、負けが多くなり、確実に資金を減らすはずです。

以上から、経済指標が関わる状況を避けることが、逆張りのベスト(最強)なタイミングを図る上では重要となってきます。

ここで説明した経済指標に関して、トレードを避けるべき指標かどうかの判断を含め、指標との付き合い方を解説している記事を下記に用意しておりました。

必要に応じて参照して頂ければ幸いです。

>勝つためのデイトレードにおける「経済指標」の有効な活用方法

まとめ~FXのデイトレードで逆張り最強のタイミング~

以上、この記事では、FXにおける逆張りデイトレードにおいて、最強/ベストなタイミングを解説させて頂きました。

ロングの場合であれば、

1.順張り派の押し目買いが重なること
2.中長期のトレンドも買いが優勢であること
3.経済指標が関わらないこと

が揃うことが条件で、それにより「売り注文」が大幅に減り「買い注文」が殺到する傾向になるので、高い精度(勝率)で逆張りが成功しやすくなります。

反対に逆張りショートの場合は、

1.順張り派の戻り売りが重なること
2.中長期のトレンドも売りが優勢であること
3.経済指標が関わらないこと

が勝率を大きく高める逆張りのタイミングとして有効です。

実際、私や私のデイトレ手法を継承したトレーダーの方々は、ここで解説したような逆張りを追求し、1日単位でも10%台の利益率を出すに至っていました。

そんなデイトレ手法のエントリー場所を含め、ロジックをそのまま公開している無料企画を運営していますので、もし良ければ下記の案内ページをご覧になってみてください。

>短期~中期~長期のトレンドが「一致」する相場を狙うテクニカル分析ノウハウ

【関連記事】

>ブログの目次はこちらから

>【一度で約100pips】戻り高値を使ったFXの逆張りデイトレード手法

>極小の含み損。キリ番を使った『逆張り』デイトレ手法をオシレーター無しで実演。

>意味無い? デイトレードの逆張りにオシレーターが不向きな理由

>FXのデイトレは「順張り」と「逆張り」のどちらが良いのか?

【一度で約100pips】戻り高値を使ったFXの逆張りデイトレード手法

杉原です。

この記事では「戻り高値」を使った、ほぼ逆行せず含み損が極めて少ないFXの逆張りデイトレード手法を、実際のチャートで図解していきます。

エントリーから決済までを根拠とあわせて解説しており、ご自身が行うトレードの参考になると思いますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

そもそも戻り高値の「定義」とは

まず簡単に大前提となる戻り高値の意味合い/定義についてハッキリさせたいと思います。

そもそも戻り高値とは「下降トレンドにおいて最後に価格を更新した際の直前で形成された高値」を指し、チャートに示したものが下の図です。

戻り高値のチャート図

そんな戻り高値は下降トレンドが続くか、それとも終わってレンジまたは上昇トレンドに転換するか、という視点で大勢のトレーダーによって注目される価格帯となります。

そのため、戻り高値はレジスタンスラインやロールリバーサル後のサポートラインとしても機能しやすい傾向があるわけです。

そこで今回は、レジスタンスラインとなる戻り高値を狙った、FXのデイトレードで逆張りショートを解説していきたいと思います。

戻り高値を使ったFXの逆張りデイトレード

まず押さえておくべき点として、ほとんどのトレーダーが気にしないような戻り高値を狙ってショートしても、ほかのトレーダーたちからの売り注文が多く出されず、精度が低くなってしまいます。

そこで重要となるポイントが、より大勢のトレーダーたちに注目/意識される戻り高値であることです。

そんな多くのトレーダーによって意識される戻り高値は、下記の2パターンを推奨していました。

  • 中長期のチャネルラインで明確にトレンドが発生している際の戻り高値
  • キリ番(~.000円または~.500円)の価格帯と重なる戻り高値

この2パターンを表した、実際のチャート図が下記になります。

チャネルラインを使った戻り高値

キリ番と重なる戻り高値

上記2パターンの戻り高値は、短期トレーダーから中長期のトレーダーまで、多くのトレーダーによって意識されやすい戻り高値となっています。

より詳しい解説や、実際のチャートでの見つけ方は、それぞれ下記の記事で解説していますので、必要に応じで参考にしてみてください。

(戻り高値と一緒に、押し安値の解説も行っています)

>中長期のチャネルラインを使った有効な戻り高値の見つけ方

>キリ番と重なる有効な戻り高値の見つけ方

1.キリ番と重なっている戻り高値を見つける

今回はキリ番と重なる戻り高値を「レジスタンスライン」として、逆張りショートを狙っていきます。

下図はポンド円の1時間足チャートで見つけた、戻り高値がキリ番と重なっている価格帯です。(この先も掲載するチャートはすべて1時間足チャートになります)

キリ番と重なる戻り高値

155.000円のキリ番と戻り高値がほぼ一致しているので、より大勢のトレーダーに注目される戻り高値になると想定し、水色の水平ラインでレジスタンスラインを引きました。

2.狙った戻り高値まで価格が上昇するのを待つ

ここから、狙いを定めた戻り高値まで価格が上がり、レジスタンスラインで反発するのを待つわけです。

ただ、エントリーの根拠が「戻り高値」「キリ番」の2つだけよりも、さらに精度を上げ、ほぼ逆行が無く含み損を極めて少なく抑えられるテクニックがあります。

それが『チャネルライン』との重複です。

実際に先ほど見つけた戻り高値をレジスタンスラインとして、そのレジスタンスラインと「チャネルラインが重複する場所」でエントリーしたものが下の図になります。

チャネルラインと戻り高値、キリ番の重複

黄緑のチャネルラインは長期間のラインになっており、短期~中長期の大勢のトレーダーに意識されるラインです。

そんなチャネルラインは、RSIやRCIなどのように「パラメータ(設定値)」が存在しません。

そのため、中長期で引ける上図のようなチャネルラインは、全ての時間足でも等しく描けるからこそ、多くのトレーダーたちに意識されやすいわけです。

そして黒丸で示した「キリ番」「戻り高値」「中長期のチャネルライン」が重なる価格帯でエントリーしました。

チャネルラインと戻り高値、キリ番の重複

戻り高値とキリ番の視点で見れば「逆張り」ですが、この中長期のチャネルラインで見るとショートは「順張り」になります。

つまり、逆張りの視点でも順張りの視点でも「売り」が強くなっている、優位性が高い相場状況ということです。

3.確実な利確と損切りの想定

最後に利確をする場面ですが、下の図で示したように、深夜2時頃に154.000円に到達する手前での利確がベストになります。

戻り高値を使ったエントリーから利確

深夜2時以降を超えると、世界中のトレーダーたちが取引をせずに手仕舞いする傾向にあります。

つまり、参加トレーダーが少なくなることで、テクニカルの効き目が弱くなるからこそ、できる限り2時前に決済しておく方が良いわけです。

また、利確の場所である154.000円のようなトリプル0のキリ番まで価格が下がってくると、

・新規で逆張りロングの買い注文
・ショートポジションを利確する買い注文

が殺到しやすく、一気に価格が反発する恐れがあります。

以上を踏まえ、深夜2時前に154.000円に差し掛かる手前で確実に利確をしました。

獲得した利幅は約100pipsほどとなります。

万一、エントリー地点から逆行した際の「損切り」については、重なっている「キリ番」「戻り高値」「チャネルライン」が上方にブレイクされた段階になります。

この逆張りデイトレード手法は、どの時間足で見ても等しく見える「キリ番」「戻り高値」「チャネルライン」がレジスタンスラインとして重なっているからこその優位性です。

ですので、これらのレジスタンスラインをブレイクされた時点で、そこから無理に粘ることなく、すぐにでも損切りすることがベストとなります。

結果として、この逆張りデイトレードは「含み損」と「損切り幅」が非常に少ない、ストレスを大きく軽減できる手法になっていました。

まとめ~戻り高値とキリ番を使ったFXの逆張りデイトレード手法~

以上、この記事では下の図で示したように、戻り高値を使ったFXの逆張りデイトレード手法を図解させて頂きました。

戻り高値を使ったエントリーから利確

ポイントをまとめると以下のようになります。

  • 採用した戻り高値はキリ番(トリプル0)と重なる価格帯
  • その戻り高値をレジスタンスラインとして、中長期のチャネルラインとも重なる辺りでエントリー
  • 深夜2時以降でテクニカルの効き目が弱まる前に、キリ番の手前で無難に決済
  • もし逆行して「キリ番」「戻り高値」「チャネルライン」を上にブレイクされたら、すぐに損切り

以上が重要なポイントのまとめです。

実際には下の図で分かるように、極めて少ない含み損で約100pipsほどの利幅となっており、非常に高い利益率に繋がっていました。

戻り高値を使ったエントリーから利確

私自身、ここまで解説したようなラインを使った、いわゆる『ライントレード』を追求し、1日単位で資金の10%以上となる利益率を出すデイトレ手法を確立していました。

そんなデイトレ手法を実際に実践された方々の感想を、実績とあわせて掲載していますので、良ければ下記の記事を参考にしてみてください。

>ブログの目次はこちらから

>極小の含み損。キリ番を使った『逆張り』デイトレ手法をオシレーター無しで実演。

>含み損ほぼなし。キリ番を利用した聖杯に近いFXのデイトレ手法。

>専業なら知っている。FXでライントレードが勝てる原理。

>チャネルラインの機能する引き方をFXトレード手法の事例を含め図解。

【まとめ】円安相場で荒稼ぎするFX投資家/平井聡士氏のスキャルについて

杉原です。

この文章を書いている現在、ドル円は140円台を推移し、円安相場が加速しています。

そんな過剰とも思える円安相場の中、ヤフーニュースの記事で『平井聡士氏』がFXのスキャルピングで莫大な利益を得ていたことが取り上げられていました。

『平井聡士氏』は多い日で1日300回ほど、数秒〜数分程度でエントリーと利確を繰り返す高速スキャルピングの手法とのこと。

政府介入による突発的に発生する大きな値動きが相まって、2022年度の利益が2億以上になっているそうです。

そんな『平井聡士氏』を取り上げたヤフーのニュース記事に関して、ネット上の投資家/トレーダーたちの意見が多数あり、そちらをまとめたので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

はっきり言ってこれをやると他のことが出来なくなります

お金が絡むから一日中相場が気になって仕事に影響します

いつも同じ時間に動きがあるわけではないので決まった時間に2、3時間で勝てるわけありません

常にローソク足を見続けられる時間に余裕のある人しかやらない方が良いと思います

デイトレなど放置してたらコツコツ増えた利益が一瞬で消滅するリスクがも有ります

金額は少額からでも出来ますが今の自分が仕事を含めてやって良い位置にいるか確認した方が良いと思います。

そうですね。

勝ちやすい相場が続いています。

円安といいますが、円だけではありません。

ドル高ですべての通貨がドルに負けてますから、円が為替介入して動きが乱れたら、他の通貨をみればいい。

稼ぎやすいといえば稼ぎやすい。

テクニカル重視ですが、●●の発言で・・・と、ファンタメンタルに即、反応。

日本のスタンスは利上げをしないとわかっているからアメリカがどこまで利上げをするか?ですから、注目の発言も絞れる。

今は稼ぎやすいですよ。

昔のイメージだと、株価が良いイコール現実経済も良かった。

株価と現実経済は、がっちり同じ世界だった。

しかし今は、日本だけで無くて世界中で、株価が良いから現実経済が良いでは無くなった気がする。

株などの取引は、もう個人のちょっと位の知識や機材では勝てないし一般人からは遠くなる一方だし、どんなに実態経済が悪くても、その実態経済の悪さを逆に利用して、トレーダー達はゲーム感覚でボロ儲けする。

株はもう、トレーダー達のゲーム場なだけだし、株価が良いからと言って一般庶民に絶大な恩恵が滴る事も無くなった。

マクロ経済のわかる投資家なら今年のドル円相場は参加しない理由はないですね

そのくらいの普通にやってたら全員勝てる相場でした。

だって米がインフレ加速してきたから金利上げるよって入念にアナウンスしてくれていて、世界的に日本だけ金融緩和継続って黒田さんずっと言ってたからね。

今はドルが勢いなくなってきたのと、FOMCと中間選挙でどうなるかなので一旦ポジション外しています。

こういう人も中にはいました、ということ。

又は、FX業者が作った架空の人。

だれもが儲かるわけではない。

かなりのレバレッジをかけて行うため、わずかに円高に反転したら、多大な損失を被ることを忘れずに。

証拠金で相殺しても払えなければ追証がくる。

お金に余裕がなければ、サラリーマンの片手間ではできない。

奥さんに秘密でFXをして、膨大な追証が来て、家を手放した人もいます。

奥さんとは離婚したそうです。

こういう人達にはお金はコインなんでしょうね。

どれだけ増えるのかが楽しんんだろうな。

それはそれでお金を増やすモチベーションだしいいのでしょうね。

適正な利益を出し納税する。

しっかり社会にも貢献できてて素晴らしいと思います。

コレは釣り臭い。

介入の直前に動くとか、バカですかと。

そんなの分かれば誰も苦労しない。

完全に後付けの作文、もしくはサイコロを10回振ってたまたま全部偶数が出る人もいますよね、という記事もしくは広告。

確かに、115円から150円まで円安になったのだから、それなりに稼げた人もいるだろうが、150円ぐらいでポジションを持っている人は今はマイナスな訳で、為替は株と違って自分のポジションの反対側に逆に賭けている人がいるハンチョウ博打。幾ら勉強しても、やはり自分とは反対に賭ける人はいる。

為替は100万円お金を入れて、1円動いても1万円のプラスにしかならない(話を簡単にしているので今のレートだと違うが)。

だからレバレッジという借金で100倍などの資金で回したくなりがち。

そして大きく出た時に逆に相場が振れればあっという間に借金生活。

個人投資家はとにかく借金をして投資をすべきではない。

このようなテクニシャンもいて自分には無理ですが。

しかし、ファンダメンタルは簡単な年でした。

自分は、アベノミクス以来ドル資産が9割方でしたが、特に今年は円転の必要な全くないと思っていました。

投資を四、五年もしていればみなわかっていたと思うよ。

なにを言いたいかといえば。

投資は、ギャンブルなどと言って金融、投資に近づく努力しない人は今後大変なことになるということです。

この相場で勝ってるのは、

(1)勝ち組のFXトレーダー
(2)FX会社
(3)財務省

一番、お得感が高いのは財務省かな?

勝ち組のトレーダーからの税金でウハウハ。FX会社からの税金でもウハウハ。

FX会社と違って営業努力・設備投資はいらない。

トレーダーと違い、努力はいらない。

相場が動いてるから、税収も結構、増えていそう・・・・。

8カ国の通過強弱では基本的に円はほぼほぼ下の位置をキープって感じだから、ドル円でもクロス円でもひたすらロングで大儲けしたトレーダーは多いと思う

レバ掛けているから、逆行した時に損切り出来ないとえらい目に会うけどね

FXやらCFDは腕のあるトレーダーなら少ない証拠金で莫大な利益を得ることも可能

技術の無いトレーダー、一攫千金を夢見て口座に大金入れて挑む初心者トレーダーは相場の格好のカモだから、始めるなら失ってもいい金額でやる事を強くオススメする

初心者がハイレバでやってもあっという間に溶かす事になる

xで勝てる人なんて100人に1人もいないんじゃないか?

その1人にしても一時勝ったとしても退場の可能性もあるし。

特殊な能力とあと運が無いと勝ち残れないシビアな世界だし、甘い考えで手を出すのはやめといた方がいいと思う。

誰もが儲かる世界ではないですよね

こういう人もいるかも知れないし。

最近複数の方と投資でお話しさせていただいた際にご年配の経営者が、長年やっていると投資でそこまで効率よく儲かるわけではないんですよと話されてたのが印象的でした。

FXは呑み行為をしている為に業者と顧客は利益相反関係にある

FX業者は莫大な利益をあげており、その利益は顧客の損失である

記事のように利益を得る顧客がいるならFX業者の損失であり、多くの顧客が利益を得るなら業者は破綻するはずだ

内容の真偽はわかりかねるが記事の内容には違和感を覚える

法的に問題があるわけではない

貯蓄から投資とほざいてるカルト政府だから国民の意識も自堕落な人や失敗して多額の借金まみれも増える一方で僅かな勝ちを得た人もいる

変な競争社会作って笑って利権と利益を一番継続的に得ている腐敗側の高笑いが聞こえる

ギャンブルは自己責任の範囲でやれればいい

FXは怖い印象があり避けてきましたが、最近、1週間ほど売買してみました。

持越しは怖いので自己流スキャルピングで約3000決済、順調に行くかのようだったが、正反対に価格が大きく飛ぶと損切り出来ずにマイナスが増えていくばかり。

最終的にはプラスで試し打ちを終えたが、x10000 x150円 x3000決済の丸代金を考えると怖いです。自己流では通用しませんね。

簡単に大金が入ると幻想を抱かせる印象操作の悪意ある記事。

相場はゼロサムゲームなのでたった1人に2億の利益が出ているという事は、大多数の人が合計2億の損失しているという事。

この事を頭にいれて相場に向き合ってください。

「今年すでに2億円利益」という人がいるということは、「2億円の損をしている人がいる」ということです。

ギャンブルに手を出して、何千万単位で資産の大半を無くしてしまったり、大きな借金を背負った人もいるでしょう。

勝ってる人だけを取り上げて射幸心を煽るべきではありません。

FXはゼロサムゲーム。

スプレッドを考慮したらマイナスサムゲーム。

勝ってる人がいればその分負けた人もいるということ。

そして勝つのはたいてい相場を動かすレベルの掛け方をしている機関投資家。

自分も今回の円安で為替を始めてみたけど思ったよりも難しい。

米国の金利が上がったから円安かと思い大量のドルを買ったがあまり円高になったり。

素人が手を出すとあまりうまく行かないなぁって思いました

投機の最も辛いところは、ゴールがなく勝ち続ける以外には幸福がないこと。

程よく稼いで切り上げて、後は悠々自適に暮らすなんて、人間の不安定な脳と精神では到底不可能。

次にも掛けねばならないし、種がなくなるまで張り続ける以外に、脳が許す選択がない。

いつしか、手段が目的となり、勝つためだけに金を注ぎ込む。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

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FXのデイトレードは「リスクリワードだけで勝てる?」を検証

杉原です。

最近メルマガの方で「リスクリワードだけで勝てると思いますか?」という内容の質問を頂きました。

実際にネットでも書籍でも、

「優先すべきは勝率よりもリスクリワードだ」
「損小利大を徹底すべきだ」

という主張をする人が多いようで、割と共通性の高い話題かと感じたため、この記事で議題に挙げて解説していきたいと思います。

ただ、何の目的かが分からないと意味がないと思いますので、

「FXのデイトレードで日々の収益を安定させる」
「日々の利益率を可能な限り高める」

という目的において、FXのデイトレードは「リスクリワードだけで勝てるのか」を検証させて頂く次第です。

勝率の観点でリスクリワードを考える

まず、リスクリワードと比較されがちな「勝率」の観点で考えてみましょう。

単純な話、損失幅:利益幅であるリスクリワードを高めようとするほど、勝率の低下は避けられません。

まず、損失幅:利益幅が1:1より、1:3や1:5などの方がリスクリワードが高くなるものの、利確に対して損切りの幅が狭いため、当然ながら損切りのタイミングが早くなります。

例として、1:5のリスクリワードと過程した場合、20pipsの損切り幅:100pipsの利益幅になるので、目標の100pipsに届かずにトレンドが反転する場合が多くなり、勝率はどうしても低くなりがちです。

ですが逆に、1:1のリスクリワードであれば20pipsの損切り幅:20pipsの利益幅で、トレンドがエントリー方向から見て反転する前に、利確の目標である20pipsに届く確率が上記よりも上がるので、勝率が高くなりやすいことは間違いありません。

以上のように、リスクリワードを高めるほど、勝率は逆に下がってしまうわけです。

もちろん、いくら勝率が高く日々の収益を安定化できそうでも、一度の負けで資金の大半を無くすほどリスクリワードが悪ければ意味がありません。

では以上の話を前提として、

「勝率を30%程度まで下げてでもリスクリワードを1:8のように高める」

というデイトレード手法はどうでしょうか。

上記の手法は勝率は低いものの、それまでの損失を上回るほどの利益を「一度の勝ちトレード」で得られるかもしれません。

しかし、30%のように勝率を下げるほど、そんな勝ちトレードに当たる回数が安定しない傾向にあります。

本来であれば勝率30%ということは、10回のトレード回数があれば3回ほど勝てる見込みの計算です。

ですが、このような確率/統計は、今から10回トレードしたからと言って、必ずしも3回勝てるわけではありません。

もちろん10,000回のように数多くトレードすれば、30%である300回ほどの勝ちは得られるはずです。

このように、10,000回のように回数が多くなるほど、30%の勝率に近づくというのが確率/統計の本質的な仕組みに他なりません。

そのため、たった10回程度のトレード回数では、30%の勝ちを確実に期待できないわけです。

ですので、仮に今から10回のトレードを行うとしても、その10回の内、勝ちトレードが0回の可能性も十分に有り得ます。

もちろん、最低限として勝率を60%や70%のように高められれば、今から行う10回のトレードで勝ちが0回ということは考えられません。

ただ、この例のように損失幅:利益幅=1:8のようにリスクリワードを重要視し過ぎることで、勝率を30%程度まで下げてしまえば、13回目や16回目など、トレード回数が10回を超えたあたりで、ようやく初めて勝ちトレードに当たる可能性も十分にあるわけです。

よって、トレードを始めた序盤の段階で、連敗を繰り返すことで資金の減りが大きくなる危険性に繋がってきます。

何より「FXのデイトレードで日々の収益を安定させる」ことを実現しにくいわけです。

もちろん、リスクリワードを1:8のようにすれば、損切り幅は「狭い」ので、一度の損切り額は大きな被害ではないかもしれません。

ただ、この例のように「30%程度の低い勝率」であれば、連敗数が10を超えることも十分に有り得るため、積み上がった損失額はそれなりに大きくなる危険性があります。

よって、リスクリワードを最重視した勝率を大きく下げた場合、損失額を膨らませ過ぎて資金の大幅な減少を防ぐためにも、ロット(取引数量)を非常に小さくしてトレードする必要性があるわけです。

ですので、勝率を大幅に下げることで日々の収益を安定化しにくいだけではなく、ロットを下げてトレードしなければならないことで、利益率が非常に低くなるデメリットが発生します。

利益率の観点でリスクリワードを考える

FXのデイトレードをはじめ、トレードの成績に関しては、書籍にしてもネットにしても、

「1ヶ月で●●万円稼ぎました」
「1回のトレードで●●pips獲得しました」

のような意味不明な(と、私は思います)自慢が多くの人によって発信されていますが、資金量は人によって異なるので、本来トレードの成績は『利益率』で計るべきと私は考えています。

そもそもトレードの収益は『利幅(pips) ☓ ロット(取引数量)』の計算結果であることは間違いありません。

そのため、先ほども挙げたリスクリワードを1:8のように重要視して勝率を30%程度まで大きく落とすデイトレード手法は、ロットを極端に小さくする必要があるので、いくらリスクリワードが良くて獲得Pipsを多く取れても、当然ながら低い利益率になってしまいます。

その上、先ほども書いたように、連敗数も相当に覚悟が必要です。

ですので、資金の大幅な低下、いわゆるドローダウンを懸念し、さらにロットを低く設定しなければなりません。

よって余計に低いロットでトレードするため、より利益率の低下が避けれられないわけです。

【追記】トレード頻度の観点でリスクリワードを考える

ここまでは勝率と利益率の観点で、リスクリワードを重要視し過ぎることで生まれる致命的なデメリットを解説させて頂きました。

ただ、FXのデイトレードにおいて、トレード頻度を多く持てるのであれば、ここまで説明した「利益率の低さ」「安定感の低さ」トレードの回数で補えるかもしれません。

そこで、リスクリワードを重要視した先ほどの例である「リスクリワード1:8、勝率30%」というデイトレ手法における、トレード頻度を考えてみたいと思います。

そんなトレード頻度に関して、この「リスクリワード1:8」のように、利幅を多く取る厳しい条件の場合、実際のところエントリーのチャンスが多発することは余りありません。

損失幅が1に対して利益幅が8のように、リスクリワードを徹底するほど、エントリーの条件そのものが厳しくなり、その条件を満たす相場がなかなか訪れにくくなるからです。

ですので、リスクリワードを重要視するほど勝率が下がるだけではなく、トレード頻度が下がることにも繋がってしまいます。

よって、先に解説していた「利益率の低さ」「安定感の低さ」をトレード回数の多さで補うことは現実的ではないというのが私の意見です。

結論〜「リスクリワードだけで勝てる」という意見には大いに反対〜

以上、当記事では「勝率」「利益率」「トレード頻度」の観点から、FXでリスクリワードを重要視するデイトレ手法について考察させて頂きました。

その結論を申し上げますと、勝率/利益率/トレード頻度のすべてが下がる傾向にあるため、

「FXのデイトレードで日々の収益を安定させる」
「日々の利益率を可能な限り高める」

という目的の上では、リスクリワードを最優先とする考えに私は大反対です。

ただ実際のところ、書籍や情報商材を含め、勝率よりもリスクリワードを重要視する意見が多数となっているかと思います。

とある情報商材では、

「リスクリワードが1:2以上なら、いつエントリーしても良い」

という趣旨のことを堂々と語っている講師の方もいるほどでした。

書籍にしてもネットの情報にしても、多くの人がリスクリワードを高めることを重要視しているので、私の意見は少数派かもしれません。

ただ、この記事で解説したように、リスクリワードを重視すればするほど、「勝率」「利益率」「トレード頻度」の低下は避けられない傾向にあります。

日々の収益を安定化させつつ、高い利益率を目指すためには、リスクリワードを重要視するよりも、

1.含み損が小さいまま勝率を高める
2.1を前提としてリスクリワードを改善する

という順に、デイトレ手法を構築する方が良いと私は思います。

上記「1」のように含み損が小さく勝率が高ければ、ロットを上げたトレードができるので、利益率の大幅な向上が見込めるからです。

この時点で利益率は大いに高まるので、リスクリワードの改善は「その後」でも十分だと思います。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

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FXのデイトレは「順張り」と「逆張り」のどちらが良いのか?

杉原です。

よく「デイトレードでは順張りと逆張りはどちらが良いですか?」という内容の質問がメルマガで多く寄せられ、共有する価値が高いと感じたため、この記事を通して解説させて頂きたいと思います。

そもそも「順張り」と「逆張り」は大きくロジックが異なるため、どちらを選択するかは早い段階で決めるべき方針に他なりません。

そこで当記事では、

「より利益率を高める」

という目的に対して、FXのデイトレードでは順張り/逆張りのどちらが優位かを検証/解説させて頂きます。

定義として、ロング(買い注文)の場合であれば、順張りは上昇中に、逆張りは下降中にそれぞれ買い注文を出すことを前提とさせて頂く次第です。

利益率を高めるためには「逆張り」がFXのデイトレでは優位

先に結論を申し上げると、FXのデイトレにおいて利益率を高める上では「逆張り」が圧倒的に優位だというのが私の考えです。

実際に当ブログの方で公表している私のデイトレ実績も、基本的に逆張りであり、私のデイトレ手法を継承された方々も同じく順張りではなく逆張りで成果を上げていました。

では、なぜ順張りよりも逆張りの方が、FXのデイトレードで利益率を高めやすいのか、順張り/逆張りの両方を比較しながら、その根拠を解説させて頂きたいと思います。

(分かりやすいように、ロング=買い注文を出す場合を例にして説明させて頂く次第です。)

含み損と損切り幅が少なく済む傾向にある

まず、そもそも順張りは上昇中に買い注文を出すわけですから、エントリー地点が高値になり、いわゆる「高値掴み」をしてしまう危険性が常にあります。

場合によっては、順張りでエントリーした場所が、下降トレンドの「始点」になる可能性もあるわけです。

ですので、順張りのデイトレ手法では、

・含み損
・損切り幅

を「広め」に想定しておくことが避けられません。

対して逆張りの場合は、下げ切った場所での買い注文を狙い撃ちするので、上昇中に買う順張りに比べて「含み損」「損切り幅」を小さく抑え込める傾向にあります。

逆張りロングで狙い撃ちする「下げ切った場所」は、各トレーダーたちが以下のような動向に出やすいことが特徴です。

  • 売りポジションを持っていたトレーダーが、下げ止まりを意識して利確の「買い注文」を出しやすい
  • 売り注文を出そうとしていたトレーダーが、下降トレンドの終わりを意識して「売り注文」を回避しやすい
  • 含み損の買いポジションを持っていたトレーダーが、損失を確定させたくない心理から、ナンピンの「買い注文」を出しやすい
  • まだポジションを持っていない状態にある逆張り派のトレーダーが新規で「買い注文」を出しやすい

以上のように、買い注文が多くなるだけではなく、売り注文が避けられて少なくなるため、売り注文より買い注文の数が一気に増加しやすい傾向となります。

よって、下げ切った場所での逆張りロングを狙うことによって、エントリーからの逆行が少なくなり、含み損と損切り幅を小さくすることが可能なわけです。

もちろん、損切り幅に関しては、取り組む逆張りデイトレ手法の損切り条件に左右されることは間違いありません。

ただ、そもそも「下げ切った場所」を狙い撃ちすれば、さらにエントリー地点から下げる場合、まだ下降トレンドが加速すると判断して速やかに損切りに踏み切れると思います。

以上を踏まえた上で、逆張りによって含み損や損切り幅が小さいことにより、ロット(取引数量)を上げてデイトレードができるようになります。

本来トレードの収益は『利幅(pips) × 取引数量(ロット)』です。

ですので、同じ利幅(pips)であってもロット数が大きいほど、得られる収益が高まることは間違いありません。

ゆえに、下げ切った場所を狙い撃ちする逆張りロングであれば、含み損や損切り幅を小さくできることでロットを上げやすくなるので、その分だけ収益が向上し、利益率が高まるというわけです。

対して順張りの場合、先ほども書いたように、高値で買ってしまう「高値掴み」の危険性が常にあるため、含み損や損切り幅を広めに想定しなければなりません。

そのため、順張りは逆張りに比べてロットを非常に小さくしてトレードする必要があると言えます。

以上から、順張りに比べて逆張りの方がロットを大いに上げられる傾向にあるため、その分だけ利益率の向上に繋がっていくということです。

利幅が大きい傾向がある

順張りに関しては上昇中に買い注文を出すスタイルですので、さらにエントリー地点から大きく上昇をしない限り、大きな利幅は見込めません。

対して逆張りであれば、そもそも下げ切った場所で買い注文を出すことで、自然と利幅が大きくなります。

もちろん、順張りでも利幅を大きくできるケースも決して0ではありません。

ただ、上で書いたように、すでに上昇中の流れで買い注文を出すのが順張りなので、エントリー地点からの大きな利幅を取れる確率はそれほど高くない傾向にあります。

その反対に逆張りの場合は、下げ切った場所を狙うことにより、平均的に利幅が大きくなりがちです。

その上で、先ほども挙げたトレードの収益計算『利幅(pips) × 取引数量(ロット)』におけるロットだけではなく、利幅も大きくなりやすいため、逆張りの方が結果的に収益が上がって利益率の向上を見込めるというのが私の考えになります。

【補足】トレード頻度による比較

補足として、順張りと逆張りにおける、トレード頻度(回数)の比較について解説させて頂きたいと思います。

ただ、具体的なトレードの回数に関しては、どうしても取り組むデイトレ手法によって左右されますので、あくまでチャンスと成り得る頻度という前提での話です。

その上で、順張りのように上昇中に買うスタイルは、エントリーできるチャンスが多い傾向にあります。

対して逆張りのように「下げ切った場所」を狙う場合であれば、どうしても発生頻度=チャンスは限られてしまうことは避けられません。

よって、それぞれのデイトレ手法にも最終的には左右されるかもしれませんが、平均的に考えると逆張りよりも順張りの方がトレードの回数、チャンスが多い傾向にあると思います。

そのため、順張りはトレード回数が増えることで、利益率を高める余地があるように感じられるかもしれません。

有効性があるトレード手法であれば、回数が増えるほど、足し算的に利益が積み上がるので、その分だけ利益率の向上が見込めるからです。

ですが、ここまで解説したように、順張りよりも逆張りの方が明らかに

・ロットを上げやすい
・利幅が大きくなりやすい

という性質があるため、トレード1回あたりの利益率は遥かに逆張りの方が大きい傾向にあります。

もちろん、ここで説明したように、順張りの方が逆張りよりもトレード回数が多く見込めるので、利益を「足し算」で積み上げて、ロットと利幅の「ハンデ」を補えるように見えるかもしれません。

しかしながら、トレードの収益計算式である『利幅(pips) × 取引数量(ロット)』において、利幅とロットは「掛け算」になるので、トレード1回あたりの利益率に関しては逆張りの方が大きく差を付けて高くなりがちです。

ですので、すでに1回あたりのトレード収益に関して順張りは逆張りに大きく負けており、順張りがトレード回数を増やして足し算的に小さな利益を積み上げても、その差は埋めにくいと思います。

足し算で小さな利益を足していっても、『利幅(pips) × 取引数量(ロット)』利幅とロットを遥かに大きくできる逆張りのトレード1回で得られる利益の方が、圧倒的に大きい傾向にあるからです。

以上から、トレード回数に関して順張りの方が多く見込める余地はあるものの、やはり総合的に得られる収益、利益率を考えると逆張りの方が大きくなるというのが私の考えになります。

まとめと補足~FXのデイトレは「順張り」と「逆張り」のどちらが良いのか?~

以上ここまでは、順張りに比べて逆張りの方が

・ロットを上げやすい
・利幅が大きくなりやすい

という傾向があると説明させて頂きました。

よって、トレードの収益計算式である『利幅(pips) × 取引数量(ロット)』から見ても利益率を高められるのは「逆張り」だというのが私の考え/主張でした。

その上で、私が利益率を追求する中で行き着いたロジックの1つが、

・短期的には逆張り
・中長期的には順張り

という場面が下図のように「重なる」相場を狙い撃ちするものです。

短期的には逆張り、中長期的には順張り

上図のように、短期のチャネルラインの下降トレンドが反転する場面と、中長期の上昇トレンドラインが交わり合う地点が「短期的で見れば逆張り」「中長期で見れば順張り」という相場状況です。

このような相場状況であれば、中長期トレーダーたちの動向としては下記のようなことが想定できます。

  • 上昇トレンドに逆らう「売り注文」を避ける
  • トレンドに乗る新規の「買い注文」を出す
  • すでに持っていた買いポジションに追加してピラミッティング(増し玉)で「買い注文」を出す

そのため、単純に短期の視点で逆張りロングが狙える場面に比べ、さらに売り注文が減り、買い注文が増える傾向となるわけです。

ですので、より含み損や損切り幅が小さくなることで、さらにロットを上げたトレードが可能となり、利益率のさらなる向上が見込めるようになりました。

そんな中長期の流れも利用した逆張りのデイトレ手法に関して、関連記事にて図解していますので、あわせて下記もご覧頂ければ幸いです。

>FXのデイトレで資金1万から500万に、少額から一気に増やした手法/ロジックの解説。

>極小の含み損。キリ番を使った『逆張り』デイトレ手法をオシレーター無しで実演。

>「FXのプロもうなる?」チャネルラインを使った最強デイトレ手法

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FXのデイトレで取引は1つの通貨ペア単体か、複数に増やすべきかの比較検証。

杉原です。

FXは取引対象となる銘柄(通貨ペア)が多数あるので、デイトレーダーによっては数多くの通貨ペアを同時に監視する場合も少なくありません。

逆に、取り組んでいるデイトレード手法によっては、最も有効性の高い通貨ペア1つに絞って取引するというトレーダーもおられます。

そこで当記事ではデイトレードの取引対象を、

・1つの通貨ペアに絞るべきか
・複数の通貨ペアに増やすべきか

をいくつかの視点で比較/検証していき、それぞれの優位性を明らかにしていく次第です。

長期的に見ても得られる収益を大きく左右する内容ですので、どうぞ最後までお付き合い頂ければと思います。

利益率を高める視点での比較/検証

ここでは、デイトレードにおける本来の目的である『利益率を高める』ためには、取引対象を1つの通貨ペアか、それとも複数の通貨ペアに増やすべきかを比較、検証していきたいと思います。

まず単純な計算で、取引対象の通貨ペアが多いほど、エントリーのチャンスが増えることは間違いありません。

その上で、すでに取り組んでいるデイトレード手法に有効性があるのであれば、トレード回数が多ければ多いほど、どんどん利益が積み上がっていくはずです。

ですので単純に考えて、複数の通貨ペアに取引対象を増やすほど、利益率は高まっていきます。

逆に、取引対象を1つの通貨ペアのみに絞ってしまうと、ドル円ならドル円、ポンド円ならポンド円など、対象の通貨ペア「だけ」にトレード回数がどうしても限られてしまうわけです。

よって、1つの通貨ペアだけに比べて複数の通貨ペアに増やしたパターンの方が、週間や月間、さらには年間など長い期間で見た場合、トレード回数の多さが比例して増え、その影響で利益率の大きな向上が見込めるようになります。

より利益率を高めるためのポイント

しっかりと有効性のあるデイトレード手法に取り組む前提であれば、取引する対象を複数の通貨ペアに増やせば増やすほど、自然とトレード回数が増えるので、当然ながら利益率は大幅に上昇します。

その上で、さらに利益率を高めるポイントがあるので、ここで簡潔に解説させてください。

そのポイントは、エントリーから利確までの早さ、いわゆる『ポジション保有時間』を短くすることです。

極端な例ですが、数日以上/場合によっては数週間ほど、エントリーから決済まで(ポジション保有時間)が長い「スイングトレード」の場合、別の通貨ペアでチャンスが来てもポジションを保有していることが多くなり、結局はトレード回数を増やせません。

そのため、いくら取引対象を増やしても、なかなか利益率を高められないわけです。

これは少し極端な例でしたが、デイトレードにおいても考え方は変わりません。

例えば、数時間単位でポジションを持つタイプのデイトレード手法よりも、スキャルピング寄りのデイトレ手法でエントリーから決済まで「数分単位」で済む方が当然ポジション保有時間が短くなります。

そして、ポジション保有中に別の通貨ペアでチャンスが発生しても、ポジション保有時間が短いデイトレ手法の方が、複数の通貨ペア同士でエントリーの重複が起こりにくいので、そのチャンスを逃さずにエントリーできるわけです。

逆に、すでにエントリー済みでポジションを持っていれば、新たに売買するための必要証拠金に余裕がないからこそ、別の通貨ペアにチャンスが生じてもエントリーができません。

以上から、ポジション保有時間の短いデイトレ手法であるほど、

ポジションを持っていない状態=必要証拠金に余裕がある状態

が長くなることで、複数の通貨ペアで生じるチャンスを逃さずに、よりトレード回数を増やせるようになります。

その結果、より利益率の向上が見込めるようになるわけです。

手間や労力の視点での比較/検証

ここまで解説したように『利益率』の視点で見れば、取引対象を1つの通貨ペアに絞るよりも、複数の通貨ペアに増やす方が利益率の向上を見込めます。

ただ、複数の通貨ペアを取引対象とすることで、EA(自動売買ツール)を使わない限り、複数の通貨ペアを自身で「監視」しなければなりません。

つまり、取引対象の通貨ペアを増やすほど、複数のチャートを同時に監視する「手間」「労力」が発生するということです。

対して、1つの通貨ペアしかデイトレードの対象にしない場合、基本的に1つのチャートのみを監視すれば良いので、上記にように「手間」「労力」が増えることはありません。

このように、稼げる金額は通貨ペアを増やすほど比例して増加するものの、その分だけ、どうしても手間/労力も大きくなるわけです。

ですが、取引対象とする通貨ペアを増やしても、今ここで挙げたような手間や労力を大幅に削減する方法もあります。

取引対象を増やしてもチャート監視の手間/労力を大きく減らすテクニック

私の場合、基本的に5つ以上ある取引対象のチャートを同時に監視しています。

また、トレンドラインやチャネルライン、キリ番や水平ラインなどを引く、いわゆる『ライントレード』を主体としているので、チャートの監視にそれなりの「手間」「労力」は避けられません。

ただ、エントリーや決済のチャンスに「アラート通知」がパソコンとスマートフォンの両方に来るように設定しているため、数十分に一度、ラインを引いたり修正したりする以外、特に手間や労力はありません。

ローソク足がラインと接触することがエントリーや決済の条件になる場合が多いものの、対象となるラインにローソク足が『触れる前段階』でアラートを鳴らすことができるので、アラート通知が来るまではチャートを見続ける必要がないからです。

私自身、デイトレードを始めたばかりの頃は、アラート機能を知らなかったため、数分に一度はチャートを常に見続けるようなスタイルで、多大な手間/労力が発生して日々のトレードが大きな苦痛になっていました。

ただ、愛用しているチャートソフト「TradingView(トレーディングビュー)」のアラート機能を使い始めてからは、チャート監視の苦痛が無くなり、別の作業をしながらデイトレードができるようになっています。

また、アラート機能があることで複数のディスプレイも必要が無いので、外出先やカフェ、ホテルなどでも、ノートパソコン1つでデイトレードを行っていました。

ここではライントレードを例にしましたが、インジケーターをエントリーや決済のサインとするデイトレ手法の場合も、同じようにアラート機能を付けられるはずです。

ですので、複数の通貨ペアに取引対象を増やしても、アラート機能を使うことで、その労力や手間が増えるデメリットは大幅に削減できるようになるので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

【緊急の補足】ファンダメンタルズの視点での比較/検証

最後に補足的になるのですが、1つの通貨ペアのみに絞る場合、仮に対象の通貨ペアに関わる国のファンダメンタルズ事情により、

・テクニカルが効きにくい荒れた相場
・値動きが極端に小さくなる相場

などに遭遇した際に、収入の低下が懸念されます。

例えば政府介入が入った際には、ドル円は数百pipsが数分で動くほど「荒れた相場」になるため、テクニカルの効き目が大きく低下し、勝率も低くなりがちです。

さらに、政府介入に巻き込まれることを恐れ、トレードそのものを避けるトレーダーが増加し、ドボラティリティ(値動き)は極めて小さく、利益を取りにくいパターンも少なくありません。

仮に、取引対象をドル円のみに絞っていた場合、この過剰に思える円安の状況や、それによって発生している政府介入による影響で、

・テクニカルが効きにくい荒れた相場
・値動きが極端に小さくなる相場

になり、今まで得られていた安定した利益を残すことが難しくなるわけです。

相場が落ち着くまでトレードを回避すれば良いですが、その間の収益が「0」になるのは大きな痛手かと思います。

ただ、普段からドル円に絞らず、複数の通貨ペアを取引対象としていれば、ユーロドルやポンド円、ポンドドルなどを取引すれば良いので、特にトレードを休む必要がありません。

よって、複数の通貨ペアを扱うことで、異常事態の相場でも、動じることなく安定した利益を積み上げることができるわけです。

ここでは円安による異常相場としてドル円を例にしましたが、これはユーロドルやポンドドルなど、他の通貨ペアが関わる国のファンダメンタルズ材料によっても発生する可能性が常にあります。

重要ポジションの政治家が突然辞任、選挙結果や経済指標など、あらゆるファンダメンタルズ要因によって、相場が不安定になる危険性があるわけです。

ですので、常に安定した利益を積み上げることを考える上では、1つの通貨ペアに絞らず、複数の通貨ペアを普段から取引する方が優位になってきます。

まとめ〜FXのデイトレで取引は1つの通貨ペア単体か、複数に増やすべきかの比較検証〜

以上この記事では「利益率」「手間/労力」などの視点で、FXのデイトレードでは取引対象を1つに絞るか/複数に増やすかを比較させて頂きました。

本来のデイトレードにおける目的である「利益率を高める」上では、トレード回数が増えるほど利益率も比例して増加するので、取引対象を複数の通貨ペアに増やすべきです。

ですが、1つの通貨ペアに絞る方が、基本的にチャート監視も1つのみですので、デイトレにおける手間/労力は少ない傾向にあります。

ただ、TradingView(トレーディングビュー)などのチャートソフトや、MT4を使えば、ラインやインジケーターでエントリー/決済のチャンスを『アラート通知』させることが可能です。

ですので、デイトレードの「利益率を高めるため」に取引対象を複数の通貨ペアに増やすとしても、デメリットであるチャート監視の「手間/労力」は、アラート通知の機能を使えば十分に回避できます。

また、最後に補足として解説したように、ファンダメンタルズ要因で『荒れた相場』『異常な低ボラティリティ相場』になることがあるので、1つの通貨ペアだけでは、利益率の安定化が図れない傾向にあるのでご注意ください。

以上から、FXのデイトレードにおける取引対象は、1つに絞るよりも複数の通貨ペアに増やすことを推奨させて頂く次第です。

実際、私や私がデイトレ手法を継承した方々も、取引対象を5つ以上に増やしていることで、10%以上の利益率を1日単位で維持できるようになっています。

そんなデイトレ手法におけるエントリー場所を含めたロジックは、下記の無料メルマガを通して図解していてトレードの資料集としても役立つはずなので、興味がありましたらお読みになってみてください。

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圧倒的な差。株とFX、どちらのデイトレが勝ちやすいのか比較。

杉原です。

日本人にとって特に馴染みやすいデイトレ対象と言えば、多くの書籍やサイトがあることから「株」「FX」だと思います。

今ではゴールドをはじめとするCFDや、仮想通貨などもデイトレードの対象になりますが、やはり世間に出回っている情報量で見ると株やFXが圧倒的に多いことから、株/FXのいずれかでデイトレを始めるトレーダーが少なくありません。

ただ、逆に情報量が多すぎることで、株とFXのどちらが勝ちやすいのかが分かりにくくなり、迷っているという相談も多くありました。

そこで当記事では「どちらが勝ちやすいのか」「どちらが大きく稼げるのか」という視点で、株とFXを比較していきたいと思います。

※この記事では、米国株ではなく日本の証券会社で取引が可能な日本企業の株を扱っていく次第です。

株とFXのデイトレ比較1.ファンダメンタルズの観点

株もFXもファンダメンタルズ要因によって値動きが起こることがあります。

そんなファンダメンタルズ要因が強くなる相場状況は、デイトレードにおけるテクニカル分析の効き目が非常に弱くなり、勝率が極端に落ちがちです。

つまり、ファンダメンタルズ要因が強く出る相場状況が多いほど、勝ちにくいと言っても過言ではありません。

その上で、株とFX、それぞれのファンダメンタルズ事情を比較していきたいと思います。

株のファンダメンタルズ事情

株はその企業の業績や不祥事など、数多くのあらゆるファンダメンタルズ要因が値動きに影響を与えます。

また、1つの企業による不祥事などがあれば、関連企業の株価に影響することも少なくありません。

要するに、取引する「銘柄以外」からもファンダメンタルズの影響を受けてしまうので、ファンダメンタルズの影響を受ける確率が高くなるわけです。

その上、そんな株価に影響を与えるようなファンダメンタルズ要因は、いつ発表されるか分からないデメリットがあります。

つまり、デイトレで買いポジションを持っている際に、不祥事関連の大きなファンダメンタルズ要因が発表されて、株価の大幅な下落が起こり損切りになる危険性が常にあるわけです。

もちろん、逆に業績アップをはじめとする「良いニュース」があり株価が上昇し、買いポジションを持っていた際に大きな利益を得られる場合もあるかもしれません。

ただ、ファンダメンタルズ要因が発生すると『計算できない値動き』が起こるため、いずれにしてもテクニカルの効き目が非常に弱くなることは確かです。

必ずしも不祥事で株価が下落するとも限りませんし、業績アップなどの良いニュースで株価が上がるとも限りません。

いずれにせよ、ここまで解説したように、株の場合は下記のようなファンダメンタルズ事情があることは確かです。

  • ファンダメンタルズ要因が数多くある
  • 取引する銘柄以外の関連銘柄からも影響を受ける
  • いつファンダメンタルズ要因の発表があるか分からない

以上から、株の場合はファンダメンタルズ要因によってテクニカルの効き目が弱くなる状況になることが多くなり、ファンダメンタルズの観点で見ると勝ちにくい傾向があると言えます。

FXのファンダメンタルズ事情

FXの価格に影響を与えるファンダメンタルズ要因は、

要人の発言
経済指標
大災害

などで、どうしても大災害が予測不能なものの、それ以外の要素は基本的に予測ができます。

要人の発言にしても経済指標にしても、発表時刻が先に公開されているからです。

ですので、基本的にはファンダメンタルズ要因によってテクニカルの効き目が弱まる『計算できない値動き』は避けることができます。

また、FXに関わるファンダメンタルズ要因は、経済指標を除き、それほど頻度は多くありません。

ただ、経済指標に関しては各国の指標が毎日のように発表されているものの、すべての指標が価格に影響を与えていないのが実際のところです。

実際に「重要度」「注目度」の高い指標のみがファンダメンタルズ要因となり価格に大きな影響を与えています。

そのため、FXの為替相場において、1日中、経済指標の影響が及ばないことでファンダメンタルズ要因が入らず、テクニカルの効き目が特に弱まらない日も少なくありません。

そんな経済指標の見極め方などは、下記の記事で解説していますので、必要に応じてご覧頂ければ幸いです。

【関連】勝つためのデイトレードにおける「経済指標」の有効な活用方法

FXの方は、経済指標や要人の発言などによるファンダメンタルズ要因を、発表時間を知ることで避けられますし、そもそも株に比べてファンダメンタルズ要因が少ないことが特徴です。

対して株の方は、ファンダメンタルズ要因が多く、いつ発表されるか分からないため、「テクニカルの効き目が弱まる勝ちにくい相場」との遭遇がなかなか避けられません。

以上から、ファンダメンタルズの影響を大きく受けやすくテクニカル分析の効果が薄まりやすいのはFXよりも株であり、株の方がファンダメンタルズの観点で見れば勝ちにくいと言えるかと思います。

株とFXのデイトレ比較2.時間の観点

続いては「時間」の観点で株とFXの「勝ちやすさ」「勝てる大きさ」の比較をしていきたいと思います。

そんな時間に関して、株は9時~15時の約6時間しか取引ができません。

対してFXは24時間、相場が開いているので、土日や正月など特別な日以外は継続して取引が可能です。

ですので、単純計算でトレードチャンスはFXの方が約4倍多いことになります。

もちろん、24時間トレードができるFXと言っても、深夜~朝方は値動きが極端に少ないため、あまり取引チャンスはありません。

ただ、FXは株に比べて取引できる時間の長さは4倍ほどあるので、デイトレードを行う上でのトレード回数が大幅に多くなるはずです。

そんなトレード回数が多く見込めるほど、単純に利益が積み上がっていくため、時間の観点で見ればFXの方が株より大きく稼げると言えます。

株とFXのデイトレ比較3.レバレッジの観点

株の場合は「信用取引」を使っても最大3倍までしかレバレッジを使えません。

対してFXの場合、国内では25倍(執筆時点)で、海外のFX業者を使えば500倍や1,000倍クラスのレバレッジが使用できます。

そんなレバレッジは大きいほど枚数/ロットを上げて取引が可能です。

そもそもトレードの利益は『利幅(円、pips) × 取引数量(枚数、ロット)』になるため、取引数量(枚数、ロット)を多くできるほど、利益も比例して大きくなります。

もちろん、取引数量を多くするには、取り組むデイトレ手法の「勝率」「含み損」「リスクリワード」などに影響されるため、必ずしも取引数量を上げれば良いと言い切るわけではありません。

ただ、仮に海外FX業者で500倍のレバレッジを使う場合と、国内の株式トレードで3倍のレバレッジを使う場合を比べると、レバレッジが高い分だけ必要証拠金が安くなるため、取り組むデイトレ手法がどのようなロジックでも、明らかに取引数量を多く持てると思います。

そのため、レバレッジの観点で見た勝てる大きさに関しては、株に比べてFXの方が優位と言えるはずです。

まとめー株とFX、どちらのデイトレが勝ちやすい?

以上、この記事では株とFXのデイトレードでは「どちらが勝ちやすいか」「どちらが大きく稼げるか」

・ファンダメンタルズ
・時間
・レバレッジ

という観点で比較していきました。

FXのように発表時間が決まっているため避けられる経済指標などとは異なり、株はファンダメンタル材料が多いだけではなく「いつ発表されるか分からない」というデメリットから、テクニカルが効きにくい相場状況が多くを占める傾向にあります。

そんな株のテクニカルの効き目が弱い状況では、どうしても計算外の値動きが起こりやすいため、勝率が低下する=勝ちにくいというわけです。

また、取引可能な時間の長さ、使えるレバレッジの大きさは、圧倒的にFXの方が優位になります。

そのため、稼げる大きさも比例してFXの方が大きな優位性があるということです。

以上から「勝ちやすさ」「稼げる大きさ」の比較に関しては、株よりもFXの方が『優位』という結論になりました。

参考にして頂ければ幸いです。

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本当に有効なデイトレード手法の見分け方/特徴とは。

杉原です。

安定して勝ち続けられるデイトレード手法を判断する指針としては、

・勝率
・リスクリワード

などを多くのトレーダーが基準としている傾向があると思います。

もちろん、得られる利益を左右することから、上記の「勝率」「リスクリワード」は重要な要素であることは間違いありません。

しかし、最終的に注目すべきは、

利益率=いくらの資金でどのくらいの利益を得られるか

であるべきだと私は思います。

ネット上や書籍などでは「●●万円稼いだ」「●●pipsを獲得した」などのアピールが数多くされていますが、人によって資金がまったく異なるからこそ、結局のところトレード手法の有効性がどれだけ高いかを判断するのは利率●%などの『利益率』だということです。

ですので、この『利益率』を高めるために、最初に挙げた「勝率」「リスクリワード」をどれだけ最適化するかが重要となってきます。

そこで当記事では、利益率が高く本当に有効なデイトレード手法を見分ける方法や特徴を、勝率やリスクリワードの観点も含めて解説させて頂く次第です。

勝率、リスクリワードよりも重要な『含み損』の存在

多くのトレーダーが勝率とリスクリワードに着目していますが、それよりも重要なものが「含み損の小ささ」だと私は思います。

そもそもエントリーした方向とは大きく逆行し、多大な含み損を抱えながらも何とか勝つ・・・そんなトレードは適切な値動き分析ができていないので、それは偶然に勝っているだけに過ぎないわけです。

そんな多大な含み損で勝つようなデイトレ手法では、一時的には勝つこと、勝ちが続くことがあっても、決して長続きは期待できません。

何より、大きな含み損を抱える時点で「値動き分析が外れている」ので、そのデイトレは「理にかなっていない」と言っても過言ではありません。

そんな含み損を大きく抱えるデイトレ手法は、理にかなっていないからこそ、勝てても偶然でしかなく、少なくとも「安定して勝ち続ける本当に有効な手法」とは言えないはずです。

以上から、本当に有効な勝ち続けるデイトレ手法として、

逆行の小ささ=含み損の小ささ

を前提とした上で「勝率」「リスクリワード」の向上を目指すことが重要となってきます。

含み損を小さく抑えた上で「勝率」「リスクリワード」を比較

それでは、エントリー場所から逆行が少なく利確できる、含み損の小さいロジックを前提とした上で、勝率とリスクリワードを比較していきましょう。

この勝率とリスクリワードは、どちらか一方を重要視すると、片一方が低下/低迷する傾向にあります。

例えば、リスクリワードは重要視し、損失:利益を1:3などを目指せば、より利幅を伸ばすことを意味するので、その目標の利幅に到達する前に逆行し始めて、勝率を下げる傾向にあるわけです。

逆に、リスクリワードの重要度を下げて損失:利益を1:1程度にした場合、上記のような利幅に到達できずに損切り(負け)になるケースが少なくなるため、勝率は高まるはずです。

このように勝率とリスクリワードは『逆相関』の関係にあることは間違いありません。

そして、そんな逆相関の関係性は、リスクリワードを1:5や1:8などにして利幅を伸ばそうとするほど、利幅に到達できずに負け(損切り)になる数が増えることで、勝率をさらに低下させてしまいます。

このようにリスクリワードにおける利益を伸ばせば、その分だけ勝った際に得られる利益は大きくなるものの、そんな勝ちトレードに当たる確率が下がってしまうということです。

そうしてリスクリワードにばかりを重要視して勝率を下げてしまうと、どうしても「連敗」の数が増えてしまうため、FXのデイトレードで日々の安定した利益を得ることができません。

その結果、勝つ時は大きく勝てますが、マイナスの日が続くことは当たり前で、週単位、月単位のマイナスも当然ながら有り得る話です。

そんなリスクリワードを重要視し過ぎるデイトレ手法では、勝つ時は大きく勝てるものの、連敗による資金の低下(ドローダウン)が大きくなるデメリットもあります。

そのため、常に取引数量(ロット数)をとても小さく抑えた上でトレードせざるを得ません。

そもそもトレードの利益は『利幅(pips) ☓ 取引数量(ロット)』の掛け算で計算されるものなので、ロットを抑えるほど得られる利益は小さくなり、それが利益率の低下に繋がるわけです。

『利幅(pips) ☓ 取引数量(ロット)』から見るロットの重要性

多くのトレーダーは「資金管理」の重要性を挙げて、ロットを上げるべきではないという主張をする傾向にあります。

ただ、先ほども解説した『含み損の小ささ』を前提としたデイトレード手法で、そこに勝率の高さが加われば、ロットを上げることに特に危険はありません。

ロットを上げる分だけ利益が大きくなる反面、損切り時の損失も大きくなることは確かなので、意味なく安易にロットを上げることは確かに危険です。

ですが、

・含み損が小さい
・勝率が高い

というデイトレ手法であれば、長く続けるほどに、損切りよりも利確が多くなるので、ロットを上げることの危険が少なくなります。

含み損を小さく抑えた上で勝率を重視すれば、ロットを上げる危険が少なくなり、利益を大きくすることが可能です。

ですので、それが結果的に『利益率の向上』に繋がってきます。

以上から、得られる日々の利益が安定するだけではなく、利益率が高まるからこそ、含み損を抑えた全体において「リスクリワードよりも勝率を重要視」する方が、本当に有効なデイトレ手法になると考えているわけです。

どの「程度」の勝率とリスクリワードが良いか

ここまでは、

・含み損を小さく抑える
・その上で勝率を重視すればロットを上げられる

という流れで、そのようなデイトレ手法であれば、ロットの高さによる「利益率の向上」と勝率の高さによる「利益の安定化」を図れる解説をさせて頂きました。

その上で、どこまで(どの程度)の勝率やリスクリワードが良いのか、具体的な指針を解説していきたいと思います。

少なくとも、ロットを上げるためには、含み損の小ささが「最低限」必要になる上で『連敗しない程度の勝率』が欠かせません。

なぜなら、連敗が起きると、その際のドローダウン(資金の減り)が大きくなり、その連敗後の利益率が大幅に低下し、日々の利益を安定させられないからです。

ですので、どの程度の勝率が必要かという問いに対しては、連敗しないレベルの勝率というのが適切な回答かと思います。

そんな連敗を避けるためには、少なくとも9割以上の勝率は欲しいところです。

もちろん、7,8割程度の勝率でも連敗がない時期はあるかもしれません。

ただ、仮に8割の勝率では2割は負け、つまり100回の中で20回の負けがあるため、長くトレードを続けるほど、連敗に遭遇する確率が増えてしまいます。

よって、少なくとも9割の勝率が理想となるわけです。

ですが、勝率を重要視するほど、利幅を伸ばしにくくなるため、どうしてもリスクリワードが疎かになることは避けられません。

まさに、先ほど書いたような勝率とリスクリワードの『逆相関』です。

その上で、損小利大を求めてリスクリワードは1:2以上、1:3は欲しい・・・など、損失に対して利益は倍以上を設定するトレーダーが少なくありません。

しかし、ここまで挙げた、

・小さく抑えた含み損
・最低でも9割ほどの勝率

というデイトレード手法であれば、先ほども申し上げたように『ロットを上げられる』ことで利益率の大幅な向上が見込めます。

よって、利幅を伸ばそうとして、無理にリスクリワードを追求する必要がありません。

ロットを上げて勝率も高ければ、利益率は大きく向上するからです。

ですので、リスクリワードにおける損失:利益は、1:1でも特に問題ありません。

むしろ、場合によっては損失:利益が1:0.8〜0.9になっても、勝率の高さでカバーすれば、十分に高い利益率を維持できます。

実際のところ、盲目的に「損小利大」を無理に追求し、中には「利益は損失の倍以上は欲しい」という考えを持つトレーダーが少なくありません。

しかし、どうしても損失:利益が1:2以上のリスクリワードを維持できる手法は、勝率を大きく下げてしまいます。

7,8割はもちろん難しく、良くて6,7割くらいの勝率にまで落ちがちです。

そこまで勝率が落ちれば、当然ながら『連敗』は避けられません。

むしろ、連敗はそれなりに多く発生するはずです。

そんな連敗が多い手法であれば、いくら含み損が小さいと言っても、連敗によるドローダウンを懸念し、ロットを上げることは当然できません。

よって、いくら利幅を伸ばせても、ロットを小さく抑え込むことで『利幅(pips) ☓ 取引数量(ロット)』で表される利益が小さくなり、利益率の低下になります。

その上、利幅を大きく取れるとしても、勝率を下げている時点で、なかなか日々の利益は安定しないわけです。

ただ、ここまで説明した「含み損の小ささ」「勝率の高さ」によってロットを上げられるのであれば、利幅を伸ばさずとも利益率を大幅に高められるので、あえてリスクリワードを追求する必要はありません。

損失:利益は1:1程度、場合によっては1:0.8〜0.9程度でも問題がなく、リスクリワードが低くても、勝率の高さでカバーできる上に、ロットの高さによって利益率が大幅に向上するからです。

まとめ:本当に有効なデイトレード手法の見分け方/特徴とは。

以上この記事では、勝ち続けられる「本当に有効なデイトレード手法」の特徴、見分け方や判断基準について解説させて頂きました。

多くのトレーダーが1:2〜3以上のリスクリワードを徹底して追求する傾向にありますが、含み損が小さい条件で勝率が高ければ、ロットを上げて利益率の向上を図れるので、損小利大に沿ってリスクリワードを追い求める必要はありません。

むしろリスクリワードを追求し過ぎると、勝率は大きく低下してロットを上げることができません。

ロットを上げられないことで利益率が高まらないだけではなく、勝率が大幅に下がることで日々の利益を安定させにくくなります。

逆に、この記事を通して推奨したように、

・含み損を小さくする
・連敗を避けられる程度の勝率(9割は欲しい)
・その勝率を維持できるためにリスクリワードは1:1程度でも良い

というロジックを組めば、利益率の向上と利益の安定化を同時に得られるようになるので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

実際に私自身や私がデイトレード手法を継承した方々は、上記のようなロジックで、1日単位で10%以上の利益率を出せるようになっていました。

そんなデイトレード手法のエントリー場所などを含めた具体的なロジックなどは、下記の公式メールマガジンの1通目でお渡ししている資料で、実践者の感想と実績もあわせて公開しています。

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FXのデイトレードで「年末年始」「お盆」は避けるべき理由

杉原です。

専業ではない兼業トレーダーにとっては、本業が「年末年始」「お盆」で休みになれば『稼ぎ時』としてトレードに意気込むかもしれません。

ただ、この年末年始/お盆に関しては、少しでも利益を高めたいのであれば、トレード、特にデイトレードは「避けるべき」です。

当記事では、そんな年末年始やお盆にデイトレードを避けた方が良い、その明確な理由を解説させて頂きます。

なぜ年末年始/お盆休みにデイトレードを避けるべきか

私が年末年始やお盆休みに「デイトレードをすべきではない」と断言している理由は主に下記の2点です。

  • テクニカルの効き目が弱まり「勝率」が下がる傾向があるから
  • 突発的に起こる異常な値動きに巻き込まれ、結果的に『大きな損失』を受ける危険性があるから

それでは、1つずつ具体的な解説をさせて頂きたいと思います。

年末年始/お盆休みは「テクニカルの効き目」が弱まる

まず、日本に限らず、世界全体で年末年始やお盆休みには、相場に参加するトレーダーの数が大きく減少します。

要するに、トレーダーが相場からほとんど居なくなることで、各通貨ペアの取引量が低下するわけです。

その上でテクニカル分析は「統計」ですので、参加トレーダーの数や取引量が少なくなることで、その統計の信頼性が下がってしまいます。

つまり、普段の相場では「効いていたテクニカル分析」の信頼性が、参加トレーダー/取引量が少ない年末年始/お盆休みでは失われ、テクニカルの効き目が弱まるということです。

その結果、テクニカルが効きにくくなることによって、年末年始/お盆休み以外での普段の相場と比べ「勝率」が低下してしまうことが避けられません。

取引を行うトレーダーが激減して全体的な取引量が無くなることで、テクニカル分析で割り出していた「規則性」が薄れて、普段は勝てていたパターンもなかなか勝てなくなる傾向があるわけです。

もちろん、テクニカル分析の効き目が完全に0にはなりません。

ただ、普段の相場と比べてチャートの規則性が失われつつあるため、勝率の低下と同時に、いつもよりもエントリーの回数が減る傾向があります。

結果的に、勝率とエントリー回数が低下することで、単純に利益率の大幅な低下に繋がるわけです。

以上が、年末年始やお盆休みにFXのデイトレードを避けるべき1つ目の理由になります。

突発的に異常な値動きが起こり得る

先ほども書いたように、年末年始やお盆休みには相場に参加するトレーダーが減少し、取引量が減ります。

そんな状況において、大きな注文が一気に入ることで「異常な値動き」が発生しがちです。

この異常な値動きは、当然ながらテクニカル分析では「読めない」ため、勝率の低下に繋がることは間違いありません。

その上、ロスカット注文が間に合わずに、この異常な値動きに巻き込まれた際には、損失額が大きくなる危険性もあります。

特に年末年始/お盆休みなどの長期休暇の前には、機関投資家たちが持っていた大量のポジションを解消するため、大きな注文が一気に入ることも少なくありません。

以上、勝率の低下と損失額の拡大に繋がる危険があることが、年末年始やお盆休みにFXのデイトレードを避けるべき2つ目の理由でした。

まとめ:FXのデイトレードを年末年始やお盆休みには避けるべき理由

以上、この記事では、

・テクニカルの効き目が弱まり「勝率」が下がる傾向があるから
・突発的に起こる異常な値動きに巻き込まれ、結果的に『大きな損失』を受ける危険性があるから

という主に2つの理由で、年末年始やお盆休みにはデイトレを避けた方が無難であるということを解説させて頂きました。

もちろん、兼業トレーダーにとっては、本業が休みであれば1日中トレードを行えて『稼ぎ時』になるかもしれません。

しかし、この記事で説明したように、テクニカル分析の効き目が弱まることによる「勝率の低下」やエントリー回数の減少、異常な値動きに巻き込まれる危険性を総合すると、年末年始/お盆休みは利益率が大きく下がる可能性が高まります。

その結果、普段の相場で積み上げてきた大切な利益を失ってしまうことにも繋がりかねません。

何より、この年末年始/お盆休みは、突発的に起こる大きな値動き以外はボラティリティが低くなるため、勝ちを拾えたとしても得られる利益が少ない傾向にあります。

要するに、勝率もリスクリワードも普段よりも『悪化』し、利益率の大きな低下に繋がってしまうわけです。

以上から、年末年始/お盆休みはエントリーしたい気持ちをグッと抑え、トレードの研究や勉強、ロジック開発などに時間を充て、トレードは休むことを推奨していました。

ちなみに「エントリーしたい気持ち」は多くのトレーダーが抱きがちな想いですが、実はパフォーマンス(成績)を下げてしまう危険性がある考え方に他なりません。

その辺りの解説は下記の関連記事で行っていますので、良ければご覧になってみてください。

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