杉原です。

デイトレードに限らず、FX相場のチャートを見る際には、相場全体の流れを把握するための『環境認識』を多くのトレーダーが行っているかと思います。

そんな環境認識において、長時間のチャート表示をしてトレンドラインや水平ラインを引きFX相場の全体を見る必要があるため、チャートの拡大や縮小といった操作が欠かせません。

特にライントレードを行う場合、環境認識だけではなく、下位足でラインを引く際にも、チャートの拡大と縮小は頻繫に行うかと思います。

その縮小/拡大の操作に時間をかけず『一瞬』でできれば、特にデイトレードの場合は絶好のチャンスを逃さず、利益をどんどん積み上げていくことが可能です。

そこで当記事では、チャートソフトの代表格でもあり、操作性が非常に優れているトレーディングビュー(TradingView)を例に、素早くチャートの拡大と縮小から、全画面表示(フルスクリーン表示)まで行う方法を解説させて頂きます。

【TradingViewを使って教材を実践した方々の声】

トレーディングビュー(TradingView)でのチャートの拡大と縮小

まず、下図の右下に赤枠で示したように「自動スケール」を設定している場合、チャート上でマウスホイールを

上に動かせば拡大
下に動かせば縮小

になります。

(TradingView)自動スケール時の拡大と縮小

下図がマウスホイールです。

マウスホイール

ただ、縦方向(価格軸)だけ、もしくは横方向(時間軸)のみ、チャートの拡大と縮小を行いたい場合もあるかもしれません。

その際には、それぞれ下記のような操作によって拡大と縮小ができます。

縦方向(価格軸)は、下図のように画面の右側にある価格帯にマウスを置き、その上でマウスホイールを上に動かして拡大、下方向に動かして縮小が可能です。

(TradingView)チャートの拡大と縮小を縦軸方向に

対して横方向(時間軸)でのチャートの拡大と縮小は、下図の赤枠部分である時間帯にマウスを置き、同様にマウスホイールの上下で実現できます。

(TradingView)チャートの拡大と縮小を横軸方向に

このような、縦軸、横軸の拡大/縮小を行うと、自動的に『自動スケール』は解除されるのでご注意ください。

(TradingView)自動スケール

マウスがない場合

もし、ノートパソコンで外付けのマウスを使わない場合は、先ほど説明した「縦方向」「横方向」でのマウスホイールの上下を、

・縦方向の価格帯はクリックしたまま上下
・横方向の時間軸はクリックしたまま左右

にそれぞれ動かすことでチャートの拡大/縮小が可能です。

外出先や旅行先など、マウスを使わないで操作する際に使えるので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

TradingViewのチャートをフルスクリーンに

ここまでの拡大と縮小に関連して、チャートそのものをパソコンの全画面表示(フルスクリーン)にする方法を紹介いたします。

操作は単純で、下図の赤枠で示した「フルスクリーン」のボタンを押すだけでOKです。

TradingViewのフルスクリーン表示(全画面表示)を行う操作

上図の赤枠ボタンを押すと、下図のようにパソコン全体にチャートがフルスクリーン表示され、見やすい画面となります。

TradingViewのフルスクリーン表示(全画面表示)

この全画面表示(フルスクリーン表示)を止める場合は、キーボードの「Esc(エスケープキー)」を押してください。

「Esc」を押すと通常の表示に戻ります。

まとめTradingViewのチャート拡大/縮小

以上、TradingViewのチャートに関する拡大と縮小を一瞬で行う方法を解説いたしました。

基本、マウスホイールを使えば指先1本で十分なので、ノートパソコンの場合でも外付けのマウスがおすすめです。

マウスホイール

ぜひ、当記事の内容をFXのライントレードや環境認識に役立てて頂ければ幸いです。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、利益率に特化した、具体的なデイトレ手法のロジックを公開しています。

宜しければ、以下の関連記事もあわせてお読みになってみてください。

取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

トレンドラインとキリ番を使った聖杯に近いFXのデイトレード必勝法>トレンドラインとキリ番を使った聖杯に近いFXのデイトレード必勝法

>含み損ほぼなし。キリ番を利用した「負け知らず」の聖杯に近いFXのデイトレ手法。

https://trader-association.com/?p=3576>極小の含み損。キリ番を使った『逆張り』デイトレ手法をオシレーター無しで実演。

>ブログの目次はこちらから