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杉原です。
この記事では「ロールリバーサル(サポレジ転換、レジサポ転換)」を利用した最強のFXデイトレ手法について、
・ロールリバーサルの有効性
・エントリー条件
・トレーダーたちの集団心理
などを含め、根底にある本質的な原理原則から解説させて頂きます。
実際のチャート図を使った具体的なエントリー場所も記していて、そのまま利用できるデイトレ手法になっているので、ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。
【図解】ロールリバーサルの意味と定義
ロールリバーサルを使った具体的なFXデイトレ手法を解説する前に、まずはロールリバーサルの意味と定義について、前提となるからこそ先に説明させて頂きます。
そんなロールリバーサルは、
・サポレジ転換
・レジサポ転換
とも言われ、
・レジスタンスラインがサポートラインに変わること
・サポートラインがレジスタンスラインに変わること
このような状態が意味であり定義です。
以下が「レジスタンスラインがサポートラインに変わる」ロールリバーサルのチャート図になります。
逆に「サポートラインがレジスタンスラインに変わる」パターンのロールリバーサルが下図です。
以上のようなロールリバーサルの意味/定義を前提として、続いてはロールリバーサルの有効性を「トレーダーたちの集団心理」を含めた本質的な部分を解説させて頂きます。
ロールリバーサルの有効性と最強のFXデイトレ手法
先ほど意味/定義で紹介したように、ロールリバーサルは「上昇」と「下降」の2パターンがありますが、混乱を防ぎ理解度を高められるよう、まずは上昇になるロールリバーサルのパターンを例に解説していきたいと思います。
その上で、ロールリバーサルの最強FXデイトレ手法としては、
高値同士と安値同士が同間隔で平行なN字波形
ロールリバーサル(レジスタンスライン→サポートライン)
この2つ重なる点を狙うシンプルなロジックで、下の図で青く丸で記した箇所が実際のエントリー場所です。
では、なぜ当デイトレ手法のロジックが有効なのか、トレーダーの集団心理を含めて解説させて頂きます。
まず下図の赤で示した「レジスタンスラインとして反応している高値」は、実際に膨大な売り注文が入ったからこそ、そこを高値として下落していました。
そもそも相場の原理は「買い注文」が多いときには上昇し、逆に上図のように「売り注文」が多い場合には下落する仕組みだからです。
つまり、赤丸の価格帯でショートをしたトレーダーがたくさんいると言えます。
よって、赤丸の段階では、売りポジションを持っているトレーダーが、膨大に存在するということです。
そんな売りポジションを持ったトレーダーの中には、損小利大を意識し利幅を伸ばそうとして利確できず、価格が紫のラインを上回るまで決済せずにいた・・・という人も少なくありません。
その結果、下図1でショートをした彼らはプラスだった含み益が、逆にマイナスの含み損に変わってしまいました。(下図の2~3)
このように、赤丸でショートをして売りポジションを利確せずにいたトレーダーは、紫の水平線で示した価格帯を超えてくる時点で、本来なら得られていた利益が無くなった絶望感を味わっていると推測できます。
一度は大きく増えた利益が、利確せずにいたことで、含み損に変わってしまったからです。
ですが、また紫の価格帯まで下落してきたことで、含み損に変わってしまっていた売りポジションが、含み益に変わる=プラ転し始めました。(下図の3~4)
上図の流れを一度整理すると、ショート(売り注文)によって1→2で一度は大きく得られていたはずの利益が、3で逆にマイナスの含み損に変わる「絶望感」を多くのトレーダーが味わいます。
ただ最終的に4では、その含み損が解消されプラ転したことで
「絶望感」→「安心感」
に変わり、今度こそは「すぐにでも」利確するべく、持っていた「売り注文」を決済する「買い注文」を出す傾向にあるわけです。
以上を前提とした上で、高値同士・安値同士が同間隔で平行な上昇のN字波形は、使っているテクニカル指標や、ラインを引くトレーダー、引かないトレーダーに関係なく、
「上昇トレンドの開始」
が強く意識されます。
まず高値も安値も「両方とも上昇している」というのが、大勢が意識する『ダウ理論』における上昇トレンドの定義に他なりません。
その上で、N字の波形における高値から高値、安値から安値までが
・同間隔
・平行
であることで、パッとチャートを見ただけでも、明確に高値も安値も「両方とも上昇している」ということを認識できてしまうからこそ、使うテクニカル指標やインジケーターはもちろん、ラインを引く/引かないに関係なく、
大勢のトレーダーが上昇トレンドを意識する
このような状況になるわけです。
ですので、高値安値・安値同士が同間隔で平行な上昇のN字波形では、大多数のトレーダーが上昇トレンドを意識することで、
・売り注文を避ける
・買い注文を出す
というトレーダーが多くなってきます。
だからこそ、ロールリバーサルによる買い注文の増加と合算されて、有効性が一気にたかmるということです。
このようにしてロールリバーサル(レジスタンスライン→サポートラインへの転換)が、上昇の同間隔で平行なN字波形と重なることで、買い注文が殺到するため、ロールリバーサルによる上昇傾向が高まりロングの優位性が大幅に上がります。
ロールリバーサルの際、プラ転しないトレーダーもいるのは?
先ほどは、下図の1〜4で示したように、レジスタンスライン→サポートラインのロールリバーサルにおいて、売りポジションが含み損からプラ転するトレーダーによる「買い注文」が入るからこそ、ロールリバーサルが有効に機能する解説させて頂きました。
ただ、中にはプラ転せず「プラマイゼロ(損益0)」、もしくは「数pipsのわずかな含み損」で、最終的にマイナスがプラスに変わらないトレーダーもいることは確かです。
そんなプラ転しないトレーダーからは決済の「買い注文」が入らず、ロールリバーサルの精度がそこまで上がらないのでは?という懸念があるかもしれません。
しかし、パッと見て認識できる『ロールリバーサル』と『上昇の同間隔で平行なN字波形』から「ここからは上昇トレンドが始まる」と、プラ転しなかったトレーダーの中でも多くのトレーダーが察知すると考えられます。
そのため、今の内に損切りしないと、再び価格が上がって含み損が膨らみ、またも「絶望感」を味わう苦しみが待っている・・・という心理から、
・プラマイゼロ(損益0)
・数pipsのわずかな含み損
のようにプラ転しなくても、膨らんでいた含み損がほぼ無くなって『解消』されることで、決済の「買い注文」を出す傾向にあるわけです。
ですので、プラ転したトレーダーはもちろん、プラ転できなかったトレーダーからも、同じように買いの決済注文が殺到しやすくなります。
以上から、上昇の同間隔で平行なN字波形と、ロールリバーサルが重複する状況ではロングの精度が上がっているということです。
ロールリバーサルもN字波形も「パラメータ(設定値)」が無いからこそ有効性が高まる
ここまで解説してきた上昇パターンの例では、ロールリバーサルを狙うトレーダーによる新規の「買い注文」も入りやすく、逆にロールリバーサルによる上昇を懸念して新規の「売り注文」が避けられる傾向があるのが実際のところです。
特に、N字波形にしてもロールリバーサルにしても、両者ともRSIやRCI、その他の一般的なインジケーターに存在している「パラメータ(設定値)」がありません。
このパラメータ(設定値)はトレーダーによって個々に設定ができるため、それがトレーダー同士でテクニカル分析の「差」になり、精度の低下に繋がりやすい『欠点』がありました。
ただ、N字波形もロールリバーサルも、このようなパラメータ(設定値)が存在しないため、意識するトレーダー同士でテクニカル分析の「差」がほぼ無いことで、同じ方向のトレンドを認識しやすくなります。
そのため、同じようなタイミングで、
・売り注文を避ける
・買い注文を避ける
という相場状況になりやすく、結果的にとても高い精度でトレードできるわけです。
そのパターンこそが、下図の青丸のように「同間隔で平行なN字波形」と「ロールリバーサル」が重なる状況に他なりません。
加えて元々、このFXデイトレ手法で狙う上図のような『高値同士と安値同士が同じ間隔で平行な上昇のN字波形』では、強いトレンドが認識されるため「売り注文」を避け「買い注文」を意識されやすく、ロングの精度が高いパターンでした。
そんなパターンに、このロールリバーサルによる「売り注文」を避け「買い注文」が入りやすい状況が重なることで、
・さらに売り注文が減る
・さらに買い注文が増える
このような流れになるので、よりロングの精度が向上するというわけです。
ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜ショートのパターン〜
ここまでは上昇パターンを例に、N字波形とロールリバーサルによる重複で、精度が高まる理屈を解説させて頂きました。
そんな上昇トレンドとは逆になる、下図のような下降トレンドのパターンでも、同じく高い精度でトレードが可能です。(赤丸がエントリー場所)
先ほど解説した上昇トレンドとは真逆になるので、サポートライン→レジスタンスラインへのロールリバーサルになります。
そんな「サポートライン→レジスタンスライン」の転換が高精度になる仕組み/原理が下図の通りです。
1では大勢が買い注文を出したからこそ、2に向かって上昇しました。
つまり1→2では、1でロングをした多くのトレーダーが、プラスの含み益で利益が出ているはずです。
ですが、そんな彼らの中でも、損小利大を狙って「利幅を伸ばそう」と考えて利確せずにいたトレーダーも少なくありません。
そのような利確できずにいたトレーダーたちは、伸びていた含み益が2→3で一直線にマイナスの含み損へと変わってしまい「絶望感」を感じていると推測されます。
ただ、3→4で再び価格が上昇することで、3までで大きく膨らんでいた買いポジションの含み損が、
・プラ転
・プラマイゼロ(損益0)
・数pipsのわずかな含み損
このように解消されることで、持っていた買いポジションを決済するための「売り注文」を出す傾向が強くなるわけです。
それが下図4のタイミングであり、1で買い注文を出していたトレーダーたち大勢による決済の売り注文が、一気に殺到します。
このように下降の平行なN字波形と、このロールリバーサルが重なる4では、売り注文の量が膨大になってショートの精度が上がるということです。
ロールリバーサル最強のfxデイトレ手法〜最短の損切りと利確の目安〜
ここまではロング/ショートに分けて、
・高値同士と安値同士が同間隔で平行なN字波形
・ロールリバーサル(サポレジ転換)
これらが重複する価格帯を狙うエントリーによって、精度が大きく向上する仕組みをお伝えさせて頂きました。
その上で、利確と損切りの目安について触れたいと思います。
そんな利確と損切りの目安例が下図です。
上の図は赤丸における陽線でショートしつつ、次の下ヒゲ陰線で損切りになり、最小限の損失額で抑え込めていた例でした。
ここまで解説させて頂いた、
・N字波形
・ロールリバーサル
この2つの価格帯をブレイクされれば、一気に優位性が失われるので、すぐにでも損切りして問題ありません。
実際に上の図では、損切り後から一気に逆向しており、結果的に損切り幅は極めて少なく済んでいました。
結果的に想定の利益額と損切り額の割合であるリスクリワードが、非常に最適化されています。
概算では利益:損切りのリスクリワードは「7:1」ほどでした。
先ほどの例では損切りとなったパターンでしたので、利確になるパターンを下図に示したいと思います。
(赤丸がエントリー、灰色が利確)
これらの利確パターンにおいても、想定リスクリワードは非常に良好かと思います。
ロールリバーサル最強のfxデイトレ手法〜レバレッジの恩恵を最大限に活かせる〜
このFXデイトレ手法では、ロールリバーサルの価格帯をブレイクされれば損切りするので、自然と損切り幅以上に含み損が広がることもありません。
ここまで解説した精度の高さに加え、
・含み損
・損切り幅
を極端に小さく抑え込めているからこそ、レバレッジを活かしてロット数を上げても危険はないということです
もちろん、レバレッジを活かしてロットを上げれば、利益額が高まり利益率は上がるものの、損切りの際は損失額が大きくなるリスクは避けられません。
しかし「含み損」「損切り幅」を徹底的に少なくできている上に、
・高値同士と安値同士が同間隔で平行なN字波形
・ロールリバーサル(サポレジ転換)
の重複によって精度を大幅に上げているので、
・負けた際の損切り額
・そもそもの負け数
が極めて低くなっています。
だからこそレバレッジ効果を最大限に活かしロットを上げても、損切り時のリスクをほぼ回避しながら、利益率の向上というメリットを活かせるわけです。
そして、ロットを上げる分だけ、利幅(pips)を無理に伸ばそうとする必要はありません。
無理にpipsを取りにいかないからこそ、より精度(勝率)が向上するメリットもあります。
このような背景があり、精度を高めたままリスクリワードも良好となった上で、この記事で解説したロールリバーサル最強のデイトレ手法は、結果的にトレード1回あたりの利益率が「最低10%~最大40%近く」に高まっている状況です。
その実績に関しては、普段のトレードとは別に用意した10万を複利運用していき、一度の取引における利益率が10%~40%ほどの2桁台になっていると分かる画像を下に用意いたしました。
(たまたま良い成績のみを掲載していないことが分かるように、単利運用ではなく、1日ごと収支の繋がりが見える複利運用の実績にしています。)
当デイトレ手法は取引1回あたり最低10%~最大40%近くの極めて大きな利益率を狙えますが、それほどの「絶好のチャンス」は1日の中で何度も発生するパターンではありません。
そのため当デイトレ手法の取引はいくつかの銘柄を扱った上で1日1回ほどになるので、1日ごとの収支が掲載されている以下の実績画像は、そのまま取引1回あたりの実績となります。
その上で、MT4など取引ツール上の実績は「プログラムやインジケーターによる改変」という捏造や「デモ口座との見分けがつかない」との見方があるめ、取引した翌日にFX業者から送られてくる履歴メールを抜粋させて頂きました。
実際には9割近い勝率で、最大40%近い利益率になっていますが、単純にロールリバーサルとN字波形の重複のみで、この成績を出せるわけではありません。
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