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杉原です。
以前の記事では、機能しやすい有効な水平線(水平ライン)の引き方を解説していました。
そこで今回は、そんな効きやすい水平線(水平ライン)を活かし、私やクライアントが1日10%以上の利益率を出しているFXのデイトレ手法を解説させて頂きたいと思います。
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本記事では、それほど有効性の高いトレード手法を解説していきますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。
前提:水平線(水平ライン)の特性
水平線(水平ライン)を使ったトレード手法の前に、水平線(水平ライン)の特性について簡単に触れさせてください。
この特性を頭に入れておかない事には、この後に解説する水平線(水平ライン)を使ったトレード手法の理解ができなくなるからです。
その上で水平線(水平ライン)は、引いた価格帯で「反発」が起こりやすいという特性があります。
下図がその例です。
上図の緑枠で図示したように、水平線(水平ライン)を引いた価格帯の付近で繰り返し「反発」している事が見てとれるはずです。
以上が水平線(水平ライン)を使ったトレード手法を掘り下げて解説していくにあたっての「前提」となる水平線(水平ライン)の特性についてでした。
では、ここからは具体的な水平線(水平ライン)を活かしていくトレード手法について細かく解説させて頂きます。
水平線(水平ライン)のトレード手法1.水平線(水平ライン)以外のサポレジが重複する点を狙う
私が実践し、推奨している水平線(水平ライン)を使った高勝率のトレード手法は、先ほど挙げた水平線(水平ライン)の特性である「反発」を狙っていきます。
要するに、「レジスタンスライン(抵抗線)」もしくは「サポートライン(支持線)」にローソク足が近付く付近で、逆張りのような形でエントリーするわけです。
レジスタンスライン(抵抗線)に対してはショート(売り)で、サポートライン(支持線)に対してはロング(買い)で、それぞれエントリーを狙っていく形になります。
基本的な方針としては、下図の緑枠ではショート、赤枠ではロングを狙ってエントリーしていくということです。
ただ、当然ながら、すべての水平線(水平ライン)が必ず100%近い確率で反発するとは限りません。
全トレーダーがその水平線(水平ライン)の価格帯を意識してトレードをするのであれば、限りなく100%に近い確率で反発するかもしれないものの、基本的にその価格帯をすべてのトレーダーが意識することは有り得ないはずだからです。
ですので、基本的に水平線(水平ライン)だけでは反発する確率はそれほど高くはりません。
下図が、水平線(水平ライン)が機能せずにブレイク(突破)されていったチャート図になります。
上図では緑枠の価格帯でレジスタンスライン(抵抗線)として機能していたものの、3つ目の緑枠以降も逆張りしようとエントリーを試みると、
一気にこの水平線(水平ライン)をブレイク
して大きな損失を被ってしまいました。
このように、水平線(水平ライン)はいつか必ず機能しなくなるため、水平線(水平ライン)だけでは反発の確率を極限まで高める事はなかなかできません。
そこで反発の確率を極限まで高める事で勝率を大きく向上させるために私が行っていることは、同じく「レジスタンスライン(抵抗線)」もしくは「サポートライン(支持線)」として機能しているラインが水平線(水平ライン)と『重複』する場面を狙っていくことになります。
私自身、レジスタンスまたはサポートを一括して『サポレジ』と表現しています。
ただ、「レバニラ炒め」と「ニラレバ炒め」の違いと同じく、「サポレジ」も「レジサポ」も、どちらも意味合いは変わりません。
私自身は「口に出して言いやすい」という理由があるため、「サポレジ」の方で統一させて頂いておりました。
そんな水平線(水平ライン)以外のラインとしてサポレジとして機能を果たし、有効性が高く私が重宝しているテクニカル指標が、
・トレンドライン
・チャネルライン
になります。
以下の図が、それぞれトレンドラインとチャネルラインのチャート例です。
レジスタンスライン(抵抗線)として機能するトレンドライン
サポートライン(支持線)として機能するトレンドライン
サポレジとして機能するチャネルライン
以上が「トレンドライン」と「チャネルライン」のチャート図になります。
下記に、トレンドラインとチャネルラインに関して解説した記事がありますので、あわせてご覧になってみてください。
先程の図をご覧頂けると分かるように、水平線(水平ライン)以外でも、トレンドライン・チャネルラインも、それぞれがサポレジとして機能しているラインです。
これら、
水平線(水平ライン)
トレンドライン
チャネルライン
をサポレジとして、いくつか「重複」する場面になると、より多くのトレーダーにそのサポレジが意識されるようになります。
そのため、
・重複するラインがレジスタンスラインならば売り注文
・重複するラインがサポートラインなら買い注文
がそれぞれ同時間帯に「多発」するからこそ、水平線(水平ライン)だけで反発を狙った場合に比べ、非常に高確率での反発が見込めるわけです。
その結果、とても高勝率を期待することができるトレード手法になっていきます。
サポレジが重複する「おいしい相場」の事例
下図が、そんなサポレジが重複する「おいしい相場」のチャート図例です。
上図の緑枠がレジスタンスラインとして、
赤の水平線(水平ライン)(キリ番)
青のチャネルライン
緑のトレンドライン
が一度に重複しているかと思います。
そんな重複ポイントこそが、前述のとおり、多くのトレーダーによる売り注文が一気に入りやすい場面にほかなりません。
だからこそ、この上図の緑枠で図示した重複ポイントでショート(売り)することで、エントリー後すぐに『含み益』が発生して高確率で価格が下落し、高い勝率を誇れるわけです。
ただ、そうは言っても、いつかは利確しないことには、含み益は単なる幻に過ぎません。
そんな幻想の利益である含み益を『現実の利益』に変えるには、最適な場所で利確を行う必要があります。
そこで私が推奨している利確のポイントは、エントリー方向の進行を阻むサポレジが1つでもある点です。
解説のため、先程の図を改めて掲載いたします。
上図の赤枠で図示した箇所が、エントリー方向の進行を阻むサポートラインです。
この図例では、エントリー方向は「ショート」なので、値動きの進行は下落方向になります。
そんな下落方向への進行を阻むサポートラインが、黒の実線で図示している水平線(水平ライン)にほかなりません。
重要な考え方として、1つでもサポレジがあるのであれば、その時点ですぐに利確することです。
実際のところ、
・水平線(水平ライン)
・トレンドライン
・チャネルライン
など、1つのサポレジだけでも5~7割ほどは反発する確率があります。
そのため、せっかくサポレジが重複する箇所でエントリーして含み益が大きく出ても、1つのサポレジがエントリー方向の進行を阻むようであれば、5~7割で逆行し始める可能性があるということです。
つまり、そこで決済しない場合、含み益が小さくなったり、場合によっては含み損に転じ、損切りになる可能性も否定できません。
そこで、1つのサポレジがエントリー方向の進行を阻むようであれば、即座に利確し、含み益を現実の利益に変えてしまう事で、高勝率の維持ができるわけです。
上図では、決済(利確)した赤枠(黒の実線で図示した水平線(水平ライン))を一旦はブレイクしているものの、少しブレイクした後に上昇に転じていました。
損切りはどうするのか?
ここまでは、
・サポレジが重複するポイントでエントリー
・エントリー方向の進行を阻むサポレジが1つでもある地点で利確
という流れで、私が実践しているトレード手法の解説を行ってきました。
その上で最後に、「いつ損切りを行うのか」という重要な損切りについて解説させて頂きたいと思います。
この損切りに関しては至って単純で、私が実践している損切り基準の1つは、
「重複しているサポレジがなくなった時点」
での損切りです。
先程から例にしている下図で言えば、赤の水平線(水平ライン)(キリ番)がブレイクされた時点で即座に損切りします。
赤の水平線(水平ライン)がブレイクされた時点で、レジスタンスラインは0になるため、仮に逆行して上昇しても反発して下落に転じてくれる可能性は極めて低くなるからです。
いかがでしょうか。
至ってシンプルかつ明確な損切り基準かと思います。
逆に、重複しているサポレジがブレイクされた時点でも損切りせずにいると、エントリーした方向とは逆方向へと一気に値動きが加速してしまう可能性があるため、大きな損失を受ける危険性が否めません。
だからこそ、重複しているサポレジがブレイクされた時点で素直に負けを認めて損切りをするわけです。
そうすることで、損切り額もできる限り少ないトレードが実現できるようになるため、リスクリワード(損失:利益)の割合も悪くはなりません。
まとめ。水平線(水平ライン)のサポレジを使った高勝率のFXトレード手法
以上、今回の記事では、私が現に実践している水平線(水平ライン)のサポレジ(サポートラインまたはレジスタンスライン)を使った高勝率、高利益率を狙えるFXトレード手法を、原理原則から掘り下げて解説させて頂きました。
そんなトレード手法に関して、エントリーと決済のポイントを以下にまとめます。
- サポレジが重複するポイントでエントリー
- エントリー方向の進行を阻むサポレジが1つでもある地点で利確
- 重複しているサポレジがブレイクされた時点で損切り
以上、至ってシンプルであるものの、しっかりと理にかなっているトレード手法になっていると自負しておりました。
本記事で解説した「サポレジの重複」を利用したトレード手法は、高勝率の維持ができるだけではなく、損切り幅が非常に少ないことも特徴になっています。
よって、
・勝率が高い
・損切り幅が少ない
という点から、「ロット数を大きくできる」という非常に大きなメリットに繋がってくるわけです。
結果として、
・高勝率
・少ない損切り幅
・大きめのロット設定
が実現するトレード手法になるため、「利益率」が非常に高くなってきます。
獲得pipsと利益額、そして利益率の違い
多くのトレーダーが「獲得pips」や「利益額」を自慢していますが、それほど、これらの自慢に意味はありません。
なぜなら、「いくらのトレード資金でトレードしているか」によって、得られた「獲得pips」や「利益額」の『価値』が大きく変わってくるからです。
たとえば、月に100万円の利益額を獲得しているというトレーダーがいるとします。
もちろん、その利益額だけ見れば、それなりに評価ができるレベルの成績かもしれません。
ただ、そのトレーダーが5000万円のトレード資金を使っていたとしたら、月間の利益率(月利)はたったの2%しかないということです。
実際のところ、ネット上で「獲得pips」や「利益額」をアピールしているトレーダーは大抵が、このように低い利益率だったりします。
ほとんどの場合、損切り額が大きかったり勝率が低い事もあり、ロットを大きくできないからこそ、そのようなトレーダーは低い利益率になっているわけです。
ロット数を下げたままポジションを放置していれば、そうそうロスカットにならないため、時間を掛ければ「獲得pips」や「利益額」はいくらでも伸ばせてしまいます。
これが「獲得pips」や「利益額」をアピールするトレーダーたちの手口?にほかなりません。
高い利益率こそがトレード手法の価値
いかにして、少ないトレード資金で大きな金額を稼ぐかという『利益率』にこそ、トレード手法の「価値」があると私はトレードを始めた初期から考えていました。
その上で、
・高勝率
・少ない損切り幅
・大きめのロット設定
を実現できるようなトレード手法に行き着いていたわけです。
そんな私自身や私がトレード手法を継承したクライアント達の利益率は、月間ではなく1日あたりにして10%台を出せる程になっています。
また、本記事で取り扱った「サポレジの重複を狙ったトレード手法」に関して、
- 水平線(水平ライン)やトレンドライン、チャネルライン以外のサポレジとして使っているテクニカル指標
- より勝率を高めるために、サポレジの重複があっても「回避」すべき相場状況
- トレード対象としている具体的なFXの通貨ペア名称
- FXの通貨ペア「以外」に私がトレードしていて、最も高い利益率を出している銘柄
などを含め、下記でより深く解説していますので、宜しければあわせてご覧になってみてください。
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それでは本記事はこの辺で。
また次回の記事でお会いしましょう。
杉原。
本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。
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