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杉原です。
FX関連の情報商材では、サインツールやEAが付属されているものが多々売られています。
ただ、残念ながら多く(大半)が販売ページに掲げられているとおりの成績(パフォーマンス)にはなりません。
要するに、購入した情報商材のサインツールやEAとおりに勝てない人が多いわけです。
そんな情報商材ですが、カーブフィッティングによってツールやEAが作られている事が勝てない大きな要因となっています。
そこで本記事は、そんなカーブフィッティングが原因で勝てない現実から対処法までを、下記のような内容でお届けしていく次第です。
- カーブフィッティングとは
- なぜカーブフィッティングで作られたFX情報商材のサインツールやEAがNGなのか
- カーブフィッティングのメリット
- カーブフィッティングの末路と無限ループの現実
- カーブフィッティングを使ったロジックによる「被害」を避けるには
カーブフィッティングの被害を避けて大事な資金を守る意味でも重要度が高い記事になると思います。
ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。
カーブフィッティングとは
まずカーブフィッティングとは、特定の期間のみに対して、インジケーターのパラメータを変更して成績を上げる行為になります。
たとえば、FXでのテクニカル分析の筆頭である移動平均線において、3本の移動平均線を使ったロジックがあったとした場合、「2018年の3月~8月の短期間のみ」に対し、移動平均線のパラメータを、
1本目:20本から34本
2本目:75本から91本
3本目:120本から887本
などのように、無理やりに変更した結果、パフォーマンス(成績)が非常に向上するなどの結果が得られる事がある、というのがカーブフィッティングの性質です。
少なくとも、
20本
75本
120本
という移動平均線のパラメータは多くのトレーダーが利用している数値だからこそ、統計の観点から有効性が高いパラメータと言えます。
しかし、先ほど挙げたようなカーブフィッティングによるパラメータ変更例のように、
34本
91本
887本
などは、おそらく使っているトレーダーがほぼ「皆無」なパラメータと言っても過言ではありません。
ただ、適用した期間が「2018年の3月~8月の短期間のみ」のような極短期間のみだからこそ、そんな誰も使わないようなパラメータ設定でも『偶然』にも上手くハマり、稀に高い成績を出す事が有り得てしまいます。
これが、カーブフィッティングの全容であり具体例です。
なぜカーブフィッティングで作られたFX情報商材のサインツールやEAがNGなのか
本来テクニカル分析はトレーダーの人間心理から生まれる統計をもとにしたものにほかなりません。
人間心理がベースであるゆえに、過去、現在、未来において「一定の規則性」があるはずです。
よって、本来のテクニカル分析は、どの時期の相場においても有効性が一定である事が「本質」になります。
しかし、カーブフィッティングは前述のとおり、ほぼ誰もが使っていないようなパラメータへの変更を、特定の短期間のみに適用した
理に適っていない行為
でしかありません。
そのようなカーブフィッティングは、特定の期間のみでしか検証しておらず、どの時期の相場に対しても有効性が発揮されないからです。
ましてや、使っているパラメータの数値を同じようにしているトレーダーがほぼ皆無であれば、統計の観点から見て母数(同じパラメータを利用するトレーダーの数)が劇的に少ないため、そのカーブフィッティングで生まれた成績は「偶然」のものでしかないと言えます。
要するに、カーブフィッティングの行為そのものは、まったく持って「理論的でない」わけです。
以上のことから、カーブフィッティングで作られたFX関連情報商材のサインツールやEAは、実際の相場でトレードしてみるとまったく通用しないということが起き、販売ページで掲げられていた実績を出せない傾向にあります。
カーブフィッティングのメリット
カーブフィッティングのメリットは、いくつでもロジックを量産できる点です。
特にインジケーターをベースにしてロジックを検証する場合、手動で行うのではなく、すべてプログラミングによってできてしまいます。
そのため、トライアンドエラーが「ものの一瞬」でできるので、カーブフィッティングによるパラメータ変更により、有効(有効に見えるだけ)なトレードのロジックをいくつでも作れてしまうわけです。
ただ、これはトレーダー側のメリットではなく、サインツールやEAの販売利益で儲ける情報商材の販売業者にとってのメリットでしかありません。
なぜなら、前述のとおり、そもそもカーブフィッティングはテクニカル分析の本質から外れた理に適っていない行為であり、そんなカーブフィッティングで生まれたロジックは実際の相場では通用しないからです。
カーブフィッティングの末路と無限ループの現実。
悪評が立ってすぐに売れなくなる情報商材は、特にカーブフィッティングでロジックが作られていた傾向が強いです。
実際、消費者側にとってはカーブフィッティングで作った大々的な実績は魅力的に見える事は確かにあります。
やはり、
「FXの手法、●●の期間内で負けなし!!」
「FXノウハウ公開!○○の期間では勝率99.9%!」
などのような好成績を目にすれば、消費者側としては「魅力的」に感じてしまうかもしれません。
ただ、結局のところ、カーブフィッティングで作られているサインツールやEAであれば、前述のとおり、実際の相場で通用する可能性は限りなく低いわけです。
ですので、そんなカーブフィッティングによって生み出されたサインツールやEAは、購入者からの「悪評」がどんどん立ってしまいます。
その結果、その情報商材は販売停止になってしまうという傾向があるのです。
ですが、先ほど触れたカーブフィッティングのメリットでお伝えしたように、カーブフィッティングを駆使すれば、次から次へとサインツールやEAはいくつでも開発することはまったく不可能ではありません。
そのため、カーブフィッティングによる情報商材が販売停止になっても、また別の情報商材をカーブフィッティングによって量産する・・・このような無限ループで情報販売の業者は情報販売料を儲けている傾向にあるわけです。
まとめ。カーブフィッティングを使ったロジックによる「被害」を避けるには。
ここまで本記事では、
・カーブフィッティングの原理
・カーブフィッティングによるネット業界の現実
を踏まえて、カーブフィッティングの問題点を解説してきました。
その上で最後に、カーブフィッティングのよるロジックで資金を失う被害から「身を守る対処法」について、解説していきたいと思います。
まず、すべてのサインツールやEAを頑なに拒否するという対処法もありますが、すべてを避ける必要はありません。
そもそもすべてのサインツールやEAがカーブフィッティングによって作られているとは限らないからです。
その上でカーブフィッティングによって問題となるのが、パラメータが見えないことになります。
ただ、そのパラメータを見て自身が納得できれば良いので、仮にサインツールやEAだとしても、パラメータを教えてもらい自身で簡単な検証をして納得できるのであれば、問題ないと思うわけです。
パラメータが理に適っているかどうか、その上で、その手法が過去を含め今もすべての期間で有効化をテストしてみれば良いと思います。
その結果、有効性のあるロジックであれば、カーブフィッティングによる被害は十分に避けられるはずです。
加えて、検証の際には、最低限はFXの主要通貨ペアである、
ドル円
ユーロドル
ポンドドル
で試してみる事を推奨していました。
そもそもテクニカル分析は、人間心理と統計がベースであるため、どの期間でも有効性が発揮されるべき事に加え、一定の取引量があるトレード銘柄(通貨ペア)でも有効性がある事が本質になります。
そのため、FXにおける特定の通貨ペア「のみ」にしか通用しなければ、それは有効性が低いロジックと言えるわけです。
ですので、少なくともドル円やユーロドル、ポンドドルと言った主要な通貨ペアでは検証を済ましておく事を推奨していました。
以上から、サインツールやEAを検討する場合、
「パラメータが見える、もしくは開発者に質問できるものであれば、問い質した上で検証する」
という過程を経て、自身が納得する成績を見込めるかどうかを見定める事が、カーブフィッティングによる被害を避ける対処法になります。
何よりも、カーブフィッティングになりにくい指標として、パラメータが存在しない「ライン」を使ったトレード手法に取り組むことを一番に推奨していました。
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