杉原です。
タイトルにもあるように「数時間前からチャンスを狙える予兆」があった事例について簡単に紹介したく記事を書いている次第です。
当記事を執筆した昨日の夕方16時頃にエントリーしたのですが、正午前後には既に「チャンスの予兆」があり、数時間前から、かなりの余裕がある状態で待ち構えていました。
とは言え、チャートに張り付いてチャンスを待っていた、、、というわけではありません。
予兆の段階から狙うトレンドライン手前にアラートを設定して、アラート通知が来たらチャートをチェックして、エントリー条件の成否を再チェックする、、、このような流れなので、特にチャートを見続ける負担は無かったということです。
以下のチャートがその事例になります。
縦線の始値でエントリー(ショート)し、赤丸付近で利確していました。
まだまだ伸ばせる余地があるものの、
・黄緑のトレンドライン
・紫のネックライン
・横点線のキリ番(トリプルゼロ)
・グレーの水平線
これらのラインがサポートラインとして働き、一気に上昇に転じる可能性が高いと判断して、赤丸付近での利確を行って勝ち逃げしています。
ちなみに、このトレードは、センターラインが効いているチャネルラインを利用したロジックで、別のチャネルラインのアウトラインも効いているため、極めて有効性の高いパターンでのエントリーです。
予兆についてですが、まず、
「センターラインが効いているチャネルラインがある」
この時点でも前もってチャンスの前兆となっているのですが、この事例では同じ角度の斜めラインが、数時間前から何本も引けていることが、さらにチャンスの前兆を分かりやすくしていました。
以下が複数本の同一角度で引けた、斜めラインを含めたチャート図です。
このトレードは下降トレンドにおけるショートですが、その前の上昇トレンド時から、すでに同じ角度で斜めラインが効いていました。
そして、上昇トレンドが終わり、下降のチャネルラインが引けるようになっても、そのラインと同じ角度のまま新たに斜めラインが引けて、チャネルラインと交差していることが分かると思います。
この事例にあるような、
- センターライン=中央値が効いているチャネルラインが存在すること
- そのチャネルラインに交差するラインが同じ角度ですでに繰り返し引けていること
これらの要素が合わさると、数時間前の時点で予めエントリーできる【予兆】となって、かなりの余裕をもって、エントリーできるのが大きなメリットです。
後は、チャネルラインにおけるトレンドライン側の接触とその確定を待つだけなので、
トレンドライン側の手前にアラートを置いておけば、特にチャートを見続ける手間は必要ありません。
また、想定とおりにトレンドライン側に到達してアラート通知が来ても、終値でラインに対して止まらず突き抜け=ブレイクしてチャンスが消滅することも0ではありません。
しかし、数時間前から事前に予兆を察知し、アラート通知でチャンスの再チェックができるにより『絶好のチャンスを逃すこと』は、ほぼ無くなります。
この絶好のチャンスを逃すことは、本来なら取れた可能性が極めて高い利益を、ドブに捨てるようなイメージです。
ですので、チャンスを逃すことが多いほど、月単位はもちろん、年単位、生涯単位で見ても非常に「もったいない」ということになります。
また、勝ちトレードは単純に利益を増やすだけでなく、別のトレードで負けた分を取り返していける、そんな視点もあるので、いずれにしてもチャンスの逃しは、徹底して抑えるに越したことはありません。
そのための手段として、徹底的にチャートに張り付いてチャンスを伺うやり方もありますが、どうしても負担は尋常じゃないです。
その上、チャートに張り付き続けると、負担の大きさからラインの引きミスや回避ルールの漏れなどを起因とする、本来なら起こるはずのない損切りによって、不要な資金の減少を招きかねません。
また、張り付き続けるにしても、集中の限度があると思うので、個人差があるにしても、1,2時間程度しかチャートを見れずに、そもそもチャート監視の時間が極端に短いことでチャンスを拾えるはずもない、、、そんな悪循環にハマる危険性もあります。
対して、今回のような事前に数時間前からチャンスの予兆を見れる視点を持ってアラートを駆使すれば、チャンスを逃さないだけでなく、チャート監視の負担を8割近くも減らせると思います。
そんな負担の大幅な軽減により、ストレスの経験にもなり、チャート監視の時間を延ばし、さらにチャンスを逃さない好循環になるわけです。
そのようなスタイルも入れていくことで、
・週単位
・月単位
・年単位
・生涯単位
このように短期〜長期的に、得られる利益は劇的に増加していくので、予兆を見ていく視点も参考にして頂ければと思います。
ちなみに今回の事例における、詳しいエントリーから決済目安のロジックは、以下の資料で図解しているので、チャンスの予兆を活かすトレードに興味があれば、ぜひお読みになってみてください。
それでは。