よくあるサポート内容で、

「後からチャンスがあったことに気付いて、チャンスを逃してしまっている」

このような相談があります。

私が提供している、ラインの反発を利用するライントレード手法において共通する「テクニカルな解決策」があるので、図解で共有させて頂きたく、簡潔に執筆させて頂きました。

まずは下の図をご覧ください。

全体図

私が提供しているデイトレ手法重複点テクニカルの、チャネルライン2つ(図で言うオレンジと赤)の複合による逆張りパターン(条件を満たすチャネルライン2本にローソク足が接触し確定)を例にしていますが、縦線でエントリーし、オレンジのトレンドライン側で決済していた例です。

2つともチャネルラインで色分けしており、トレンドライン側の四角2つがそれぞれヒゲ同士で結んでおり、アウトライン側はトレンドライン側と平行なラインで四角1つを結んでいます。

いずれのチャネルラインも始値と終値の実体が丸ごとライン外にはみ出ること無く収まっているのが分かるはずです。(下の図は先ほど掲載したチャートと同じです)

全体図

ただ、ここまでの話を踏まえ、同じラインでも結び目を変える、要するに可動域を変えるだけで、状況が一変するのが実情です。

赤のライン(外側)で言えば、全く同じ始点でも、トレンドライン側の結び目と、アウトラインの置き場所も下図のように変えると、エントリー前にローソク足に接触しておらず、エントリー条件を満たせず見逃しになってしまいます。

アウトラインが届いていない事例

逆に同じトレンドラインのまま、アウトラインの置き場を下図のように変えてみると、今度はブレイクされており、こちらもエントリー条件を満たせず見逃しになってしまいました。

アウトラインがブレイクされた事例

続いてはトレンドラインの結び目を以下のように変えてみました。

トレンドラインを変更

トレンドラインを結んだ間の高値にアウトラインを置くと、上手い具合にエントリー前にしっかりローソク足に接触できるものの、今度は青枠で示した箇所が何本もローソク足がブレイクしておりラインとして不適切になってしまいます。

後はアウトラインがエントリー判断のローソク足(縦線の前)に接触しており、かつ、途中で上図の青枠で示したようにブレイクされなければ良いので、同じトレンドラインのまま下図のようにアウトラインを変更しました。

アウトラインを変更

トレンドライン1点目よりも時系列的には「前」ですが、途中でブレイクされずに、エントリー判断のローソク足にも接触できているチャネルラインになりました。

赤のチャネルラインに関して、あえて説明のために、これ以上なく細かい思考の流れを図に表しましたが、コツを掴めば、1,2回程度や一発で最適なエントリー条件を満たすラインを引くことが可能です。

そのコツは「逆算」の思考になります。

チャネルラインが引けるとなった際に、まずは今のローソク足に対してラインが接触するように「逆算」するわけです。

下の図はチャートの右側を隠し、実際にエントリーを検討する状況と同じにしましたが、この時の一番右にある今現在のローソク足に接触するようなラインを検討していきます。

右側を隠したチャート

このように接触を前提にラインを引いてみて、後は、トレンドライン側もアウトライン側も実体が丸ごと(始値と終値)がブレイクされていなければ採用できるので、無駄に色々と可動域を試す手間が一気に省けて、一発でエントリー判断に使えるラインを引けるということです。

このような逆算の思考により、最初に細かく何パターンも検討したような手間を一気にすっ飛ばせます。

少なくとも、ラインがローソク足に接触することが大前提なので、その大前提である接触ができていなければ、そのラインは不適切になるからこそ、まず考えるべきラインの可動域は今現在エントリーを検討するローソク足に接触できるラインかどうか?という「逆算」なわけです。

あえて冒頭から説明のために、幾つか赤ラインの結び目を変更して細かく何パターンか示しましたが、この逆算さえ出来れば、何パターンも検討する流れを飛ばして見逃しを防ぎやすくなってきます。

この「逆算」は、まずは共通する絶対条件である、

  • 1.エントリーを検討するローソク足へラインが接触していること
  • 2.ライン上を実体が丸ごと(始値と終値)がブレイクされていないこと

この2つを満たしているかを考えるのがポイントです。

実はエントリーチャンスがあったにも関わらず、ラインの引き方によって見逃していた・・・というケースを防ぎやすくなるので、ぜひ参考にして頂ければと思います。