杉原です。
この記事では、公式メールマガジンの方で独自に公開しているデイトレード手法『重複点テクニカル』について頂いた、下記の質問/相談を共有したいと思います。
「MTF(マルチタイムフレーム)はどのように取り組んでいるのか?」
「購入前に検討したいが問題ないか?」
「中長期のトレンドラインに特化すべきか?」
上記の順に掘り下げて解説していくので、どうぞ最後までお付き合い頂ければと思います。
重複点テクニカルとMTF(マルチタイムフレーム)
まず前提として、MTF(マルチタイムフレーム)を行う本質は、相場全体の流れ(中長期を含めたトレンド)を読み取り、その流れに逆らわないことに他なりません。
例えば、中長期のトレンドが「売り」で、さらに戻り売りを意識されるような場面であれば、いくら5分足を使ったデイトレードの短期的な視点で「買い」のチャンスに見えても、大きな逆行(下降トレンド)に成り得ます。
そのような事態を防ぎ、テクニカルの精度を上げることがMTFの本質であり目的なわけです。
その上で、重複点テクニカルにおいては、
・中長期のライン(トレンドライン、アウトライン、水平ライン)
・キリ番
・1時間足
などを使った『回避ルール』があります。
この回避ルールは、のトレンド/流れには絶対に逆らわないための、条件に該当した際には、いくらエントリー条件が揃っていても必ずエントリーを避けるというルールです。
ですので、回避ルールを使って行っていることは、本質的なMTFと特に変わりません。
ただ、一般的なMTFは非常に「感覚的」であり、私の印象では、その場その場で異なる判断基準になっているトレーダーがとても多い気がしていました。
そんな判断基準がコロコロ変わってしまえば、そもそも検証さえも適切に行えていないので、統計であるテクニカルの本質から大きく外れています。
だからこそ、多くのトレーダーが行う感覚的なMTFを重複点テクニカルでは採用せず、
・中長期のライン(トレンドライン、アウトライン、水平ライン)
・キリ番
・1時間足
を使った『明確なルール』を独自に作り、中長期のトレンドに逆らわないデイトレード手法を作りました。
その明確な回避ルールをバックテスト/フォワードテスト、そして実際の相場で徹底的に検証したからこそ、あえて感覚的なMTFを取り入れず、そんなMTFよりも高精度な相場分析ができています。
また、
・中長期のライン(トレンドライン、アウトライン、水平ライン)
・キリ番
・1時間足
を使った回避ルールですが、中長期のラインは何度も引くものではなく、数時間単位で作業するほどで、キリ番と1時間足に関しては特に作業する必要がありません。
そのため、重複点テクニカルにおける回避ルールでは、多くのトレーダーが行っているMTFで時間を取られるようなことはなく、瞬時に、かつ明確な判断ができるため、結果的に低い作業負荷ながら高い精度に繋がっています。
先ほども書いたように、いくら5分足の視点で見て「絶好の買い」と言える場面であっても、中長期のトレンド/流れが「逆向き」であるため、下降トレンドの「始点」になり大きな下落に巻き込まれる可能性が高いからです。
そんな中長期のトレンド/流れに逆らわないための仕組みが、一般にMTFと称される行為を、感覚的な要素を排除し、明確な基準で作り上げている回避ルールであり、重複点テクニカルの重要な要素となっています。
事前の検証について
前提として、ここまで解説した回避ルールを含めての実績が、重複点テクニカルの案内資料に掲載しているものになります。
そのため、重複点テクニカルの購入前に、案内資料に記載のロジックを検証したいとのことですが、回避ルール無しの状態では精度(勝率)はそれなりに低くなりかねません。
また、回避ルールに関しては先ほど挙げた、
・中長期のライン
・1時間足
・キリ番
だけではなく、
・移動平均線
・時間関連
・指標関連
を含め、その他のルールがあり、徹底して精度を高めていました。
加えて、ただサポレジが重複していれば良いというわけでもありません。
ロングを狙う場合であれば、より大勢のトレーダーによる
・売り注文が避けられる
・買い注文が殺到する
という状況になるための、
・サポートラインの重複具合
・サポートラインの重複数
などを、相場状況に応じて適切に判断した上でエントリーする必要があるからです。
以上から、回避ルールや上に書いた重複の詳細を抜きにした検証では、思ったほどの精度にならないことはご了承ください。
ただ、検証される際に「このパターンは避けた方が良いです」「この重複パターンが必須です」とお伝えしたい気持ちはあるのですが、ここで重要なポイントとなる回避ルールの中身や重複の詳細を明かしてしまうと、すでに代金を支払って購入された方に対しての「裏切り行為」に成りかねません。
そのため、ここで回避ルールや重複の詳細を明かせない点はご理解頂ければ幸いです。(決して、重複点テクニカルの購入を煽っているわけではありません。)
ですが、重複点テクニカルの手法を応用した『追加ノウハウ』が先日に完成し(まだ教材に未追加)、これは回避ルールがあまり関係ない(適用されにくい)上に、
・トレンドライン
・キリ番
の2本が重複するのみという、これ以上無いシンプルなロジックであり、このノウハウであれば、そのまま検証されても好成績を出せると思います。
そのため、重複点テクニカルの案内資料にあるロジックではなく、下記の記事でロジックを公開している「追加ノウハウ」の方を検証して頂ければ幸いです。
根底にある確固たる理屈/理論もあわせて解説しているので、ぜひ上記の記事をお読みになり、検証されてはいかがかと思います。
中長期のラインについて
重複点テクニカルのロジックにおいても、中長期のトレンドラインを含めるパターンもございます。
実際に下図のように、中長期のラインと短期のラインがサポートラインとして重なるパターンでは、
・短期の視点
・中長期の視点
がともに「買い」で一致しやすい、本当に「おいしい相場」に他なりません。
オレンジのチャネルラインにおけるアウトライン(短期)、黄緑のトレンドライン(中長期)、そして水色のキリ番がすべてサポートラインとして『重複』する場面で、この上ないロングのチャンスでした。
このように、重複点テクニカルでは中長期のラインを含めるパターンもあれば、下図のように短期のラインのみというパターンもあります。(赤丸がエントリー→グレーの横線が決済)
先ほど掲載した中長期のトレンドラインがあるパターンとは異なり、こちら(上図)は短期のトレンドラインしかないパターンです。
ですので、
「短期の視点のみで根拠として薄いのでは?」
と見えてしまうかもしれません。
ただ、最初にお伝えした回避ルールで中長期の流れには逆らっていない上に、中長期のトレーダーもより利益を大きくすべく、下位足でエントリーのタイミングを図り、キリ番のロールリバーサルを狙うことが少なくありません。(中長期の視点で上昇トレンド)
その上、画像では見切れているものの、5本の移動平均線によるパーフェクトオーダーが発動しており、この視点でも中長期的に「上昇トレンド」になっていました。
以上から、中長期のラインが含まれておらず、短期のトレンドラインだけでも、中長期の流れに逆らわないことは当然として、
・短期のトレンド
・中長期のトレンド
が買いで「一致」している、高精度のパターンとなっていたわけです。
中長期のラインは、より大勢のトレーダーから注目される分、有効性が高いことは間違いありません。
よって、最初に挙げた下図のように、中長期のトレンドを含ませることでデイトレードの精度は格段に向上するわけです。
ただ、中長期のラインは期間が長い分、引ける本数が少ないので、他のサポレジとの重複が発生する「頻度」はそれほど高くはないデメリットがあります。
つまり、絶好のチャンスではあるものの、トレード回数が少なく、安定した収益を得にくいということです。
ですので、収益の安定を図るべく、回避ルールで中長期のトレンド/流れに逆らわない前提で、中長期のラインを引けないケースにおいても、キリ番や移動平均線などを含めて、
・短期のトレンド
・中長期のトレンド
が一致しやすい場面を、割り出していることが、重複点テクニカルに強みに他なりません。
それこそが、2つ目に挙げた下図になります。
事前の検証における「補足」
先ほど、検証するなら「この手法」として紹介した下記の記事について、少し補足があるので、簡潔に説明させてください。
あくまでも短期トレードであるため、取引コストが低いことが利益を高める上で欠かせません。
そのため、取引コスト(スプレッド+手数料)が低いFX業者でデイトレードを行うことが、利益率の向上に直結するわけです。
そんなスプレッドが低い上に、レバレッジや強制ロスカット水準も優遇してくれる、デイトレに特化した業者が、私や受講者様が使っている「Exness(エクスネス)」という海外FX業者になります。
この業者を使ってこその案内資料にある実績であり、このExness(エクスネス)は他の業者よりも有利なデイトレ環境であることは間違いありません。
下記の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご検討頂ければ幸いです。
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海外FX業者が不安な場合、下記もご覧になってみてください。
>(海外VS国内)どちらのFX業者を選ぶべきか15項目で比較
以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
この記事で議題にしていた『重複点テクニカル』ですが、下記の公式メールマガジン内で案内資料を配布しています。
登録直後の1通目でエントリー場所を含めたロジックをそのまま公開しているので、ぜひメルマガ登録の方を検討頂ければ幸いです。