杉原です。

聖杯は「トレードにおける勝率100%の必勝法」のような定義で、トレーダーの誰しもが一度は夢見るものかと思います。

そんな勝率100%の必勝法である『聖杯』ですが、以前の記事で「聖杯は存在しない」という証明の解説を行っていました。

参考:警告。FXのデイトレに聖杯(必勝法)が存在しない4つの理由。

ただ、聖杯に「近い」FXのデイトレード手法というものは現実に存在します。

具体的には、

勝率が90%台強
平均のリスクリワードは1:1以上

というもので、実際に私自身や手法を継承したクライアントが取り組んでいるFXのデイトレ手法です。

1:1以上というリスクリワードの方はそれほど大きくはないため、魅力的に映らないかもしれません。

ですが、勝率が高い分、トレード銘柄やトレード時間を工夫し、ロット数を上げるようにすることで、上記の記事で紹介したような1日10%台の利益率を出すことができていました。

そのため、中にはより高い利益率を実現しているトレーダーもいるかもしれませんが、私達が取り組むFXのデイトレード手法は、少額でも十分に資産を増やせるロジックとして「聖杯に近いFXのデイトレ手法」と言えるのではないかと思います。

そんな我々のFXデイトレ手法におけるロジックですが、

「専業トレーダーを目指したい」
「少額からでも資産を大きく築きたい」

などの希望を持つ多くのトレーダーにとって有益な情報となると思い、どのような観点でエントリーや決済の場面を割り出しているかを、

・エントリーの考察編
・決済の考察編

という流れで、今回の記事テーマにしようと考えた次第です。

それでは早速いってみましょう。

基本的にロングもショートも「同じ」観点でエントリーや決済のポイントを見極めています。 

そのため、本記事では解説が冗長にならないよう「ロングの場合」に特化して記事を進めていくことをご了承ください。

ショートの場合は、本記事で解説するロングとは「真逆」と考えて頂ければと思います。

少額でも資産を築くための「聖杯に近い」FXのデイトレ手法~エントリー編~

まずはエントリー編からいきましょう。

ロングの場合において勝つべくして勝つためには、エントリー後に値動きとして価格が上がっていくことを、高い精度で予測できれば良いわけです。

そもそも値動きは『売買の注文量』によって、売りの方が多ければ「下落」し、買いの方が多ければ「上昇」します。

その上で「上昇」を高精度で予測するためには、買いが多い場面でエントリーすれば良いということです。

ただ、9割強レベルまで精度をより高めるためには、単純に「買いが多いだけ」では十分ではありません。

高精度で価格の上昇を読むためには、下記のような複数の「視点」で売りよりも買い注文が多い必要があります。

  • 1.注文種別の視点
  • 2.トレード手法の視点
  • 3.分析手法の視点

では、そんな複数の視点をそれぞれ少し掘り下げてみていきましょう。

1.注文種別の視点

買いにしても、売りにしても、トレードにおいて売買注文は、

・エントリー(今からポジションを持つ注文)
・利確(利益がプラスの状態で行う決済の注文
・損切り(利益がマイナスの状態で行う決済の注文)

という3種類に分類されます。

実際には上記以外にも、利益がプラマイ0の状態で逃げる「同値撤退」という決済注文もあります。

ただ、スプレッドなどを考慮して、損益がちょうどプラマイ0になる確率は非常に低く、同値撤退を目論んでも、「微益」「微損」になる場合がほとんどで、「利確」「損切り」のいずれかに入る事が大半です。

仮に、ちょうどプラマイ0の損益になったとしても、本来は「利確」を目的にエントリーしているわけですから、その利確を果たせなかった時点で、文字とおりの「同値撤退」になったとしても、それは「損切り」と言っても過言ではありません。

以上の理由から、同値撤退は注文に含めていませんでした。

話を戻しましょう。

高精度で価格が上がる予測を立てるにあたり、まずは「今が買い時」と考えて『エントリー』を試みるトレーダーが多い事が必要です。

その上で、すでにショート(売り)のポジションを持っていて、

「含み益が十分にあり、ここら辺が上げ止まりに感じるので決済しよう」という買いの『利確』
「ここから下がりそうなので、これ以上ポジションを持ったままでは、含み損が広がって危険だから決済しよう」という買いの『損切り』

というエントリーだけではく、決済を目論むトレーダー側も、近いタイミングで「買い」の注文を出すことによって、より多くの「買い注文」が出され、高確率での上昇が期待できます。

2.トレード手法の視点

ここで言うトレード手法とは、具体的なエントリーや決済の条件ではなく、下記のように「トレードのスタイル」という意味合いになります。

  • スキャルパー、デイトレーダーなど短期トレーダー
  • スイングトレーダー、長期トレーダーなど中長期トレーダー

いくらデイトレードにおけるロングだとしても、同じ短期トレーダーが「売り」より「買い」が多いという状況だけでは、価格が上昇する見込みとして十分ではありません。

なぜなら、いくら短期トレーダーたちの「買い注文」が多くても、中長期トレーダーから多くの「売り注文」が出る状況であれば、価格が一気に下落する可能性があるからです。

よって、高精度で上昇を予測するFXデイトレ手法の条件として、まずは短期トレーダー勢による注文の動向として、先ほど解説した1つ目の視点である「1.注文種別の視点」で挙げた、

・エントリー
・利確
・損切り

という3種類の注文で「買い>売り」であることに加え、中長期トレーダーの「売り」が入りにくい状況が揃う事により、

・「エントリー」「利確」「損切り」という異なる心理における注文種別の視点
・「短期」「中長期」というトレード手法の視点

で、あわせて「売り」よりも「買い」の方が圧倒的な差で優勢になり、高精度で価格の上昇が見込めるわけです。

もちろん理想は、短期トレーダーと中長期トレーダーが同時に「買い時」と判断するタイミングにほかなりません。 

ただ、中長期トレーダーたちは、基本的に大きな時間軸でトレードしているので、30分足~4時間足や日足などの、いわゆる「上位足」を複合して売買判断を行う傾向にあります。

そのため、1分足や5分足などの短期足を主戦場として、秒~分単位で注文を出す短期トレーダーが行うFXのデイトレードにおいて、「中長期トレーダーも同時に買い注文を出す」というタイミングはなかなか存在しません。

つまり、1分足や5分足で買い時を判断する短期トレーダーと、30分足~の上位足で買い時を判断する中長期トレーダーとでは、明確に買い時がピタッと一致することは難しいわけです。

ただ結局のところ、値動きは「売りと買いの綱引き」のようなもので、売りよりも買いの方が『大きな差を付けて多い』ならば、十分に価格の上昇を見込めます。

そのため、最低限、必ずしも中長期トレーダー勢からも「買い」が大量に入る必要はありません。

そもそも中長期トレーダーは、短期トレーダーのように分単位でトレードを繰り返すのではなく、前述のとおり上位足を軸にしているため、トレード回数(注文を出す回数)が非常に少ない傾向にあります。

その上で、短期トレーダー勢から多くの「買い」が入りつつ、中長期トレーダー勢からの売りが入らなければ、トレード手法の視点においては十分に価格の上昇が見込めるということです。

3.分析手法の視点

3つ目の視点は、ファンダメンタルズ材料が入りにくい状況です。

なぜファンダメンタルズを避けられる事が理想なのか―その理由を簡潔に説明させて頂きます。

ファンダメンタルズ分析を避ける

まず、ファンダメンタルズ分析は、そもそも国の財政を含めた「情報」を分析する手法です。

その上で、財政などの政治的な情報を分析しても、それらの情報は長期的な値動きに多少の影響はあるものの、FXデイトレードのように短期的な視点ではほぼ影響はありません。

ただ、FXにおいては、毎日のように発表される各国の「経済指標」があり、この指標は突発的で大きな値動きを誘発しているため、FXのデイトレードでも影響があると言えます。

しかし、そんな経済指標は、テクニカル分析に比べて判断基準にしているトレーダーは多くありません。

また、経済指標の影響で起こる値動きは、過去の統計が取りにくいため、検証ができない事もあり、そもそも価格の値動き予測が難儀な性質があります。

以上からファンダメンタルズ分析における経済指標は、FXのデイトレードにおいては精度が低い分析法と考えられるわけです。

ですので、そんなファンダメンタルズ分析に分類される経済指標による、動きの読めない突破的な値動きが入らない状況が、高い精度で値動きを予測する上で前提となってきます。

ただ、毎日のように発表されるすべての経済指標がFXのデイトレードに影響を与えるわけではありません。

実際には重要度の高い指標のみが影響を与えているだけになります。

そのほかの重要度が低い指標は特に値動きへの影響はないに等しいため、避けるべき経済指標は重要度が高いものだけで十分だということです。

そんな値動きに影響を与えるため、避けるべき重要な指標は「みんかぶFX」というサイトの『経済指標カレンダー』で掲載される★が4つ以上の指標が目安になります。

みんかぶFXの『経済指標カレンダー』

みんかぶFX

その上で、そんな重要な経済指標による動きが読めない値動きを避けるために、指標が発表される前後15分はトレードの回避が望ましいということです。

多角的な視点による精度の向上

下記のように多角的な視点から見て、売り注文が少なく、買い注文が多い状況でエントリーを試みる事により、結果として圧倒的な「買い>売り」というバランスになるわけです。

  • 1.注文種別の視点
  • 2.トレード手法の視点
  • 3.分析手法の視点

明確に「買い>売り」の状況でエントリーするからこそ、非常に高精度で価格の「上昇」を予測して勝ちトレードになりやすいということになります。

少額でも資産を築くための「聖杯に近い」FXのデイトレ手法~決済編~

ここまで解説したエントリーの観点とは対照的に、決済に関しては非常にシンプルです。

高い勝率を維持するには、先ほどまで解説した多角的に見たエントリーの視点において、1つでも条件が崩れた時点で決済をする事になります。

基本的には、中長期トレーダーよりも短期トレーダーの方が小刻みにトレードを行うため、短期トレーダーの視点において「買い注文」が減る段階で、すぐに利確することが理想です。

まだまだ上昇する可能性はあるものの、最も最短で反転して下降トレンドの始点に成り得る点で利確してしまうのが、最適かつ安全な利確ポイントで高い勝率を維持できるようになります。

もちろん、早めの利確になる分だけ、一度の利幅(pips)はそれほど大きくはないかもしれません。

ただ、損切りに関しても同様に、先ほどまで解説した多角的に見たエントリーの視点において、1つでも条件が崩れた時点で即座に行うため、損切りの損失額は低くて済みます。

その結果、平均的なリスクリワード(平均損失:平均利益)は1:1を割る事はなく、かつ、非常に高い勝率の維持が可能になるわけです。

まとめ。少額でも資産を増やせる、聖杯に近いFXデイトレード手法の条件。

本記事では、リスクリワード1:1以上でありつつ9割強の勝率を維持するためのFXデイトレ手法における「観点」を解説してきました。

その上で、ロングの場合であれば、エントリーの観点では、下記のように多角的な視点で「買い注文>売り注文」という状況がエントリー場所として望ましいということでした。

  • 1.注文種別の視点
  • 2.トレード手法の視点
  • 3.分析手法の視点

そして、上記の視点で1つでも「買い」が崩れ始めた段階で、即座に決済(利確または損切り)をします。

それが高勝率を維持できる最短の利確ポイントであり、かつ、リスクリワード1:1を最低限切らない最短の損切り場所になるからです。

以上が本記事のまとめですが、私やクライアントが取り組む実際の具体的なFXのデイトレ手法では、下記のような要素を盛り込んだロジックになっています。

  • さらに勝率を高める特定の時間帯
  • 含み損が限りなく低いために、「ロット数」を上げて利益率を上げられる条件
  • より利益率を高めやすい、値動きが大きくテクニカル分析が効きやすいトレード銘柄(外国為替「ではない」私がメインで扱っている銘柄です)
  • 数多くあるテクニカル指標を「包括」できる具体的なテクニカル指標
  • そのテクニカル指標のパラメータや使い方
  • 損切りと同時にドテンによって高確率で損失を即座にカバーできる条件

そんな私やクライアントが取り組み、1日あたり10%台の利益率を出せている具体的なFXのデイトレ手法を深く学んでみたい場合は、下記の無料メールマガジンにて掘り下げて解説していますので、ぜひ案内ページだけでも目を通してみてください。

>『専業FXデイトレーダーの会』公式メールマガジンのご案内はこちら

ここまで本記事にお付き合い頂きありがとうございました。

杉原。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

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