杉原です。

今回は頂いた質問の中にあった、FXのデイトレにおけるマルチディスプレイ/マルチモニターに関しての解説を行っていきます。

FXのデイトレで必要となる画面数はどのくらいなのか、という点などを踏まえて記事していく次第です。

FXのデイトレードにおいてマルチディスプレイの必要な画面数とは

実際にFXのデイトレで必要となるマルチディスプレイ/モニター数は、まず扱う銘柄数によっても変わってくると思います。

と言いますのも、株のデイトレードで数十銘柄も監視する必要があれば、どうしても1画面では足りません。

下図のように4つや、場合によっては6つ8つなど多くのマルチディスプレイを構成する方もおられます。

デイトレードのマルチディスプレイ/マルチモニター出典:https://ascii.jp/elem/000/001/549/1549698/

複数のモニターを設置した上で、1つのモニター内に複数チャートを表示させ、銘柄の監視を徹底しているわけです。

ですが、扱う銘柄が少なければ、そもそもマルチディスプレイは必要ありません。

仮に、1つや2つの銘柄のみを扱う場合であれば、あえてマルチディスプレイにする意味がなく、1つのパソコンのみで十分だと思います。

また、FXのデイトレードに必要となるマルチディスプレイの個数を考える上で、取り組むFXのデイトレ手法も考慮する必要があります。

FXのデイトレ手法とマルチディスプレイの画面数

たとえば、

・1分足
・5分足
・15分足
・1時足

や、4時間足、さらには日足など、1つの銘柄に対して複数の時間足を同時に監視するタイプのデイトレ手法であれば、扱う銘柄数が少なくてもディスプレイの数は多いに越したことはありません。

また、同じように扱う銘柄数が少なくとも、関連銘柄との相関をチェックする必要があるデイトレ手法の場合でも、マルチディスプレイの数は多い方が良いと思います。

その上で、サインツールなどを使ってエントリーのタイミングを待つタイプであれば、銘柄数がある程度は多くとも、画面数は必要ないので、人によっては1つのパソコンのみで取り組むケースも少なくありません。

私の事例

この辺りは実際の具体例があった方が分かりやすいと思うので、私自身の事例を1つ紹介させて頂きます。

まず私の場合は、10未満の銘柄のみを扱っていますが、パソコン1つ画面1つという環境です。

「この価格帯まで下がったら、ロングの準備をしよう」

というように、私のデイトレ手法では、エントリーのチャンスが発生する前の『前兆』が存在します。

そのため、エントリー条件が整う可能性がある価格帯に入る手前に「アラート通知」がスマホとパソコンに届くようにしていたんですね。

ですので、複数銘柄を扱っているものの、頻繁にチャート画面を見るということはほぼありません。

だからこそ、パソコンは1つ、画面も1つという環境で十分なわけです。

総括~FXのデイトレードに必要なマルチディスプレイ、モニターの画面数~

以上、今回はFXのデイトレにおけるマルチディスプレイ、マルチモニターの画面数に関して、

・扱う銘柄数
・取り組むFXのデイトレ手法

によって変わっていくという解説をさせて頂きました。

その上で、私の場合は10未満の銘柄数に対して、アラート通知でエントリー条件を満たす『前兆』をスマートフォンとパソコンに届くようにしているため、あえて複数のモニターで常に監視する必要はありません。

そのため、1つのパソコン、1つの画面のみで十分なFXのデイトレ環境になっているわけです。

ですので、自宅だけではなく、カフェやコワーキングスペース、ホテル、旅行先など、出先でFXのデイトレードを行う事も少なくありません。

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