杉原です。

今回は、FXのデイトレードにおけるトレードルームについて、必要となる物と私の事例をあわせて公開させて頂きます。

一応、私は専業のデイトレーダーとして活動していますが、その事例も踏まえて、どの程度のトレードルーム設備が必要なのかの指針にして頂ければ幸いです。

デイトレのトレードルームに必要な物

まず、トレードルームに必要な物を考えていきたいと思います。

その上で何はともあれ、下記3つがデイトレードの実践において欠かせません。

  • パソコン
  • 椅子

エントリーや決済の発注を行うために、ネット環境に繋がったパソコンは必要不可欠です。

そんなFXのデイトレードに使用するパソコンやネット環境/回線、そのほかマルチディスプレイなどに関しては、個々に掘り下げて解説していますので、ぜひ必要に応じて参照なさってください。

>FXのデイトレに中古PCは無理?デイトレ向きなパソコンのスペックや速度、オススメなどを解説。

>FXのデイトレでポケットWifiは無理?適したネット環境/回線について。

>FXのデイトレードでマルチディスプレイはどのくらいの画面数が必要なのか?

上記の記事でも触れていますが、

・パソコンのスペック/処理速度
・マルチディスプレイのモニター数
・必要なネット回線の速度

などは、

・扱う銘柄数
・取り組むFXのデイトレ手法

によっても大きく異なります。

そのため、必ずしも高額な設備が必要となることはありません。

その辺りの確認も含め、上記の記事もあわせてご覧頂ければ幸いです。

そんなパソコンですが、置くための机も欠かせません。

ただ、FXのデイトレでノートパソコンで行う場合であれば、小さな机で十分ですし、逆にデスクトップPCや複数のモニター/マルチディスプレイが必要となる場合は、それに見合った大きめの机が必要となります。

その辺りは、ご自身のパソコン環境によって左右されると言っても過言ではありません。

その上で、デスクトップPCを使う際は、有線タイプのマウスとキーボードを推奨していました。
有線のマウス

有線のキーボード

無線タイプを使う場合に、万一、

「エントリーのチャンスだから注文を出そう」
「これ以上は損失が広がるから損切り注文を出しておこう」

などのタイミングで、『電池切れ』が起こってしまえば、エントリーチャンスを逃して利益を取り逃すだけではなく、損切りができずに大きな損失を出しかねません。

よって、そのような事態を避けるためにも、デスクトップPCの場合は無線タイプではなく有線タイプのマウス/キーボードを推奨していたわけです。

また、FXのデイトレを立ったまま取り組む事はあまりないと思いますので、落ち着いて座って発注作業を行うための椅子も必要となります。

ただ、椅子に関しては座れれば何でも良いというわけではなく、できる限り長時間座っていても疲労しない椅子がおすすめです。

少なくとも、下図のような「学校の椅子」のような座っていて疲労がともなう椅子は、集中力を欠いてデイトレの実践において「ミス」を犯してしまう恐れがあります。

学校の椅子

このような疲労してしまう椅子ではなく、下図のようなゲーミング用のチェア(椅子)などがオススメです。

ゲーミングチェア

このような疲労軽減の効果がある椅子であれば、特に集中力を削がれる事がないため、デイトレの発注ミスなどを防義やすくなるからこそ、推奨したい椅子になっています。

そんな椅子に関しては、上図のようなリクライニング機能が付いている事に加え、頭を支える「ヘッドレスト」も重要だと私は感じていました。

実際のところ、頭は相当な重さであり、ヘッドレストが有る事によって、疲労度の大幅な軽減に繋がるのでオススメしていた次第です。

トレードルームの事例

実際に事例が有った方が良いと思いますので、私の環境(トレードルーム)を紹介いたします。

とは言え、私は大量の銘柄を監視しませんし、エントリーチャンスの前兆をアラート通知しているため、複数のモニターやパソコンは必要ありません。

そのため、

・大画面のマルチディスプレイ
・複数のパソコン

などは一切ないわけです。

むしろ、旅行先を含め出先やホテルなどでもFXのデイトレをする事も少なくないため、ノートパソコンでトレードをしていました。

下記の記事でも解説していましたが、ノートパソコンはFXのデイトレ中に停電が起こったとしても、数時間は電源なしでも稼働するため、あえてノートパソコンを使っています。

>FXのデイトレに中古PCは無理?デイトレ向きなパソコンのスペックや速度、オススメなどを解説。

その上で、自宅やホテルの場合は、下図のようにブックスタンドを使ってノートパソコンの画面位置を高くしています。

ブックスタンドとノートパソコン

これは、通常のノートパソコンであれば、画面位置が非常に低いため、常に首や肩が凝ってしまいストレスが溜まってしまうのを防ぐためです。

画面の位置が低いと、自然に頭が前に出てしまい、首や肩に大きな負担が掛かり、常に苦痛を感じてしまうため、デイトレの発注ミスなどに繋がりやすいと私は感じていました。

実際、人間の頭部はボーリング球1つ分と言われる程です。

そんな重さの頭が常に前方へと出てしまえば、やはり首肩に相当な負担が発生してしまう事は避けれないと思います。

ちなみにブックスタンドは下図の東急ハンズで購入したものです。

ブックスタンド

いろいろなブックスタンドを試しましたが、上図のようなアルミ製が最も丈夫で長持ちしています。

机に関しては、下図のような1人用のコタツを使っています。

1人用のコタツ

冬場に足が冷えると、多大なストレスになる上に、血行が悪くなり頭に血が行かずにミスへと繋がる恐れがあるからです。

夏になれば簡単にコタツ布団を取り外せますし、1人分であることで小さいので、移動も容易でとても気に入っていました。

個人的な趣向ですが、私は頻繁に模様替えをするので、動かしやすい机で有難い限りです。

そんな机に対して、椅子は下図のようなリクライニングチェアを使用し、身体への負担を最小限に抑えています。

リクライニングチェアとオットマン

ヘッドレスト付きのリクライニングタイプが、いろいろ試した中で最もストレスなく座り続けられたため、このタイプを継続して使用していました。

また、上図に映っているとおり、足を乗せられる「オットマン」も重宝しています。

このオットマンを机の中に入れ、リクライニングを倒して足を乗せながらFXのデイトレを行うことで、非常にリラックスした状態でトレードができるので、オットマンもあわせて推奨していました。

総括~デイトレのトレードルームに必要な物の考察と事例~

以上、今回はデイトレードのトレードルームに不可欠な物と、それにともなう推奨の物や注意点、最後に私の事例も紹介させて頂きました。

一般的な見解として、専業トレーダーは、いくつものモニター、複数のパソコンを駆使している印象を持たれているかもしれません。

ただ、実際に私も一応は専業ですが、

・パソコンは1つ
・モニターも1つ

のみで、自宅に限らずカフェやコワーキングスペース、旅行先のホテルなど、どこでもFXのデイトレードができる程、簡易的な環境です。

その上で、撮影した画像にもあるとおり、自宅で取り組む場合は

・1人用のコタツ(夏場はコタツ布団を撤廃)
・ヘッドレスト付きのリクライニングチェア
・オットマン

に加え、ブックスタンドでノートパソコンを使っていました。

これらは記事中にも書いたとおりストレスを軽減するための画面位置であったり、ヘッドレストとリクライニング、オットマンやコタツなど、すべて目的があって使用しています。

少しでも参考にして頂ければ幸いです。

杉原。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

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