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杉原です。
専業ではない兼業トレーダーにとっては、本業が「年末年始」「お盆」で休みになれば『稼ぎ時』としてトレードに意気込むかもしれません。
ただ、この年末年始/お盆に関しては、少しでも利益を高めたいのであれば、トレード、特にデイトレードは「避けるべき」です。
当記事では、そんな年末年始やお盆にデイトレードを避けた方が良い、その明確な理由を解説させて頂きます。
なぜ年末年始/お盆休みにデイトレードを避けるべきか
私が年末年始やお盆休みに「デイトレードをすべきではない」と断言している理由は主に下記の2点です。
- テクニカルの効き目が弱まり「勝率」が下がる傾向があるから
- 突発的に起こる異常な値動きに巻き込まれ、結果的に『大きな損失』を受ける危険性があるから
それでは、1つずつ具体的な解説をさせて頂きたいと思います。
年末年始/お盆休みは「テクニカルの効き目」が弱まる
まず、日本に限らず、世界全体で年末年始やお盆休みには、相場に参加するトレーダーの数が大きく減少します。
要するに、トレーダーが相場からほとんど居なくなることで、各通貨ペアの取引量が低下するわけです。
その上でテクニカル分析は「統計」ですので、参加トレーダーの数や取引量が少なくなることで、その統計の信頼性が下がってしまいます。
つまり、普段の相場では「効いていたテクニカル分析」の信頼性が、参加トレーダー/取引量が少ない年末年始/お盆休みでは失われ、テクニカルの効き目が弱まるということです。
その結果、テクニカルが効きにくくなることによって、年末年始/お盆休み以外での普段の相場と比べ「勝率」が低下してしまうことが避けられません。
取引を行うトレーダーが激減して全体的な取引量が無くなることで、テクニカル分析で割り出していた「規則性」が薄れて、普段は勝てていたパターンもなかなか勝てなくなる傾向があるわけです。
もちろん、テクニカル分析の効き目が完全に0にはなりません。
ただ、普段の相場と比べてチャートの規則性が失われつつあるため、勝率の低下と同時に、いつもよりもエントリーの回数が減る傾向があります。
結果的に、勝率とエントリー回数が低下することで、単純に利益率の大幅な低下に繋がるわけです。
以上が、年末年始やお盆休みにFXのデイトレードを避けるべき1つ目の理由になります。
突発的に異常な値動きが起こり得る
先ほども書いたように、年末年始やお盆休みには相場に参加するトレーダーが減少し、取引量が減ります。
そんな状況において、大きな注文が一気に入ることで「異常な値動き」が発生しがちです。
この異常な値動きは、当然ながらテクニカル分析では「読めない」ため、勝率の低下に繋がることは間違いありません。
その上、ロスカット注文が間に合わずに、この異常な値動きに巻き込まれた際には、損失額が大きくなる危険性もあります。
特に年末年始/お盆休みなどの長期休暇の前には、機関投資家たちが持っていた大量のポジションを解消するため、大きな注文が一気に入ることも少なくありません。
以上、勝率の低下と損失額の拡大に繋がる危険があることが、年末年始やお盆休みにFXのデイトレードを避けるべき2つ目の理由でした。
まとめ:FXのデイトレードを年末年始やお盆休みには避けるべき理由
以上、この記事では、
・テクニカルの効き目が弱まり「勝率」が下がる傾向があるから
・突発的に起こる異常な値動きに巻き込まれ、結果的に『大きな損失』を受ける危険性があるから
という主に2つの理由で、年末年始やお盆休みにはデイトレを避けた方が無難であるということを解説させて頂きました。
もちろん、兼業トレーダーにとっては、本業が休みであれば1日中トレードを行えて『稼ぎ時』になるかもしれません。
しかし、この記事で説明したように、テクニカル分析の効き目が弱まることによる「勝率の低下」やエントリー回数の減少、異常な値動きに巻き込まれる危険性を総合すると、年末年始/お盆休みは利益率が大きく下がる可能性が高まります。
その結果、普段の相場で積み上げてきた大切な利益を失ってしまうことにも繋がりかねません。
何より、この年末年始/お盆休みは、突発的に起こる大きな値動き以外はボラティリティが低くなるため、勝ちを拾えたとしても得られる利益が少ない傾向にあります。
要するに、勝率もリスクリワードも普段よりも『悪化』し、利益率の大きな低下に繋がってしまうわけです。
以上から、年末年始/お盆休みはエントリーしたい気持ちをグッと抑え、トレードの研究や勉強、ロジック開発などに時間を充て、トレードは休むことを推奨していました。
ちなみに「エントリーしたい気持ち」は多くのトレーダーが抱きがちな想いですが、実はパフォーマンス(成績)を下げてしまう危険性がある考え方に他なりません。
その辺りの解説は下記の関連記事で行っていますので、良ければご覧になってみてください。
その他、そもそも有効なトレード手法に取り組むことが、大前提になると思います。
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