杉原です。

海外FX業者を使う場合は、大抵がMT4(もしくはMT5)での取引環境になるため、自然とMT4でチャートを見てトレード判断を行うことが多くなるかと思います。

ただ、チャートを見て様々な判断を下す際には、チャートを表示した上でチャート画面の「拡大」「縮小」をしなければ見にくいのが実情です。

そこで当記事では、MT4での基本的なチャート表示の方法から、拡大/縮小の方法まで解説させて頂きたいと思います。

拡大や縮小に関しては、上下左右の比率をそのまま行う場合と、お好みの比率に変更して行う場合まで細かく掘り下げる次第です。

1つのMT4で画面を分割し、複数のチャートを同時に表示する方法は、下記の記事で4パターンを解説していますので、必要に応じてご覧頂ければと思います。

>MT4で複数のチャート画面を分割して表示する4つの方法

まずはMT4の基本、チャートの表示方法から

MT4で行うチャート表示は非常に簡単です。

まずは下図のように、上部メニューから「ファイル」→「新規チャート」を選択します。

MT4でのチャート表示の準備

すると、下図のように、表示できる為替通貨ペアや貴金属、仮想通貨など、様々な銘柄が選べるので、チャート表示したいものを選んでください。

表示したいチャートの銘柄を選択

ここではデイトレード向けの低スプレッドに特化したXMの「KIWAMI極口座」を例にしました。

ただ、どの業者のどの口座タイプであっても下の図で赤く示したように、為替通貨ペアは上部と、その下にある「Forex」という表記があるか場所から選べます。

表示したいチャートの通貨ペアを選択

この例では「Forex KIWAMI」か「Forex 3」を選択すると、下図のように複数の候補から為替通貨ペアを選んでチャート表示が可能です。

表示したいチャートの通貨ペアを選択

その他、ドル円やポンド円などの為替通貨ペア以外を表示したい場合は、下の図で色分けしたように、

・Metal→ゴールドなどの貴金属
・CFD→225やダウ平均などのCFD
・Crypt→ビットコインなどの仮想通貨

がそれぞれ該当します。

これは、どの海外FX業者でも同じような表記なので、ご自身の取引対象に上記がある場合は、そのまま参考にして頂けるはずです。

為替通貨ペア以外の取引対象を選択

ここで話題に上がった「ゴールド」ですが、値動きが大きい銘柄で、ポンド円の倍以上になることも少なくありません。

それでいて、スプレッドも狭い傾向にあるため、とてもデイトレに適した銘柄となっています。

実際に私自身もゴールドはメインの取引対象としていました。

そんなゴールドに関して、いくつか関連記事を用意しましたので、興味がありましたらご覧になってみてください。(別タブで開きます)

>「最もデイトレに適した銘柄」ゴールドの特徴と注意点。

>「ゴールドはテクニカルが効きにくい?」という質問への回答

>ゴールド米ドル円(金、XAU/USD)のスプレッド&手数料の比較

MT4でチャートの拡大や縮小をする方法

任意のチャートを表示した上で、拡大/縮小を行う方法ですが、いくつか方法がございます。

まずは、下図で示したように、MT4の上部にある「+」と「-」のボタンを押していく方法です。

拡大と縮小のボタン

+を押せば拡大、-を押せば縮小になります。

それぞれ繰り返し押し続ければ、その分だけ拡大/縮小されるのでご注意ください。

もし+を押し過ぎて、もう少し小さく表示したい場合には、逆に-を押して調整すればOKです。

他にも、MT4上部メニューから、下図のように「チャート」を選択し、下の方にある「ズームイン(拡大)」「ズームアウト(縮小)」をクリックする方法も、同じようにチャートの拡大と縮小ができます。

拡大と縮小のボタン

ただ、最初に紹介した下図の方が、繰り返しボタンを押して好きな大きさまで調整できるので、作業効率は良いかと思います。

拡大と縮小のボタン

上下左右の比率を変えて拡大/縮小を行う方法

先ほどまで解説した方法は、上下左右が同じ比率のまま拡大/縮小されるものでした。

そのため、もう少し「横軸を狭くしたい」「縦軸を伸ばしたい」など、比率を変えながら拡大/縮小する場合には、違った方法が必要です。

そんな上下(縦軸)、左右(横軸)の比率を変更しながら拡大や縮小を行うには、下図のように、

・縦軸
・横軸

にそれぞれマウスを合わせてドラッグアンドドロップします。

拡大と縮小のボタン

まとめ~MT4でチャートを表示して拡大/縮小する方法~

以上、この記事ではMT4でチャートを表示する基本的な方法から、比率変更の有無を含めた拡大/縮小の方法まで掘り下げて図解させて頂きました。

特にトレンドラインや水平線(水平ライン)を引くライントレードを行う場合は、ラインを結ぶ高値や安値を見つけるために拡大と縮小の作業は常には欠かせないと思います。

そんなライントレードに関しては、当ブログで実際の事例として、エントリ―場所を含むロジックなどを公開していますので、良ければ下記から気になる記事をご覧になってみてください。

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【一度で約100pips】戻り高値を使った逆張りデイトレード手法

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