杉原です。

現時点における海外FX業者で「非常に高いレバレッジ」「手数料なしの狭いスプレッド」というデイトレードに特化した口座タイプは、

・Exnessのプロ口座
・XMのKIWAMI極口座

になります。

Exness(エクスネス)公式サイト-Exnessプロ口座の詳細はこちらー

XM公式サイト-XMが提供するKIWAMI極口座の詳細はこちら-

他のFX業者でも狭いスプレッドの口座タイプが提供されているものの、スプレッドとは別に「手数料」が発生するため、結局のところ毎回の取引コストが高くなりがちです。

ですが、ここで挙げた「Exnessのプロ口座」「XMのKIWAMI極口座」に関しては、国内口座に近いほどのスプレッドを手数料なしで提供してくれています。

どちらも1,000倍を超えるレバレッジを使用できる上に、為替通貨ペアだけではなく、同じ口座内で、ゴールドなどのCFDも狭いスプレッドで取引が可能です。

この記事では、そんなデイトレードに特化した「Exnessのプロ口座」「XMのKIWAMI極口座」の、執筆時点における最新の比較情報を、下記のような項目でお届けさせて頂きます。

  • スプレッド
  • 必要な証拠金
  • ボーナス
  • レバレッジ
  • 強制ロスカット水準
  • 両建て事情

それぞれの項目がデイトレの成果に影響する重要なものなので、ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。

以前はスプレッドやスリッページなどを比較し、XMのKIWAMI極口座よりExnessのプロ口座が遥かに優れていると判断していました。

ただ、スプレッドの改定や、実際にKIWAMI極口座を使ってスリッページの検証を行い、それほど2つの口座タイプでの差が無くなってきたのが実情です。

この記事では、最新のスプレッドや、実体験も含めたリアルな情報をお届けし、どちらが向いているかの判断もできるよう丁寧な解説をさせて頂きます。

Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座をスプレッドで比較

最初はデイトレードにおいて、毎回の取引コストとして非常に重要なスプレッドから比較したいと思います。

Exnessのプロ口座もXMのKIWAMI極口座も冒頭で申し上げましたように、スプレッドの狭さを強みとしながらも「手数料」は一切ありません。

他の海外FX業者でも提供しているデイトレに特化した口座タイプでは、ほとんどがスプレッド以外に手数料が発生しているので、その分だけコストが毎回かかります。

対して、Exnessのプロ口座もXMのKIWAMI極口座も手数料がなく、単純にスプレッドのみが取引コストの比較対象です。

その上で、デイトレードで多くのトレーダーから注目される為替通貨ペアと貴金属関する平均のスプレッドを、以下の表にて比較形式でまとめました。

それぞれスプレッドが狭く優れている方を色分けしているので参考にしてみてください。(差がない場合は着色をしていません)

  Exness
プロ口座
XM
KIWAMI極口座
ユーロドル
EUR/USD
0.6 pips 0.7 pips
ドル円
USD/JPY
0.7 pips 0.7 pips
ポンドドル
GBP/USD
0.7 pips 0.7 pips
ポンド円
GBP/JPY
1.3 pips 1.4 pips
ユーロ円
EUR/JPY
1.2 pips 1.2 pips
オージー米ドル
AUD/USD
0.9 pips 0.9 pips
ポンドオージー
GBP/AUD
1.8 pips 2.1 pips
ユーロオージー
EUR/AUD
1.5 pips 1.5 pips
ユーロニュージーランドドル
EUR/NZD
2.3 pips 2.4 pips
オージー円
AUD/JPY
1.3 pips 1.3 pips
ユーロポンド
EUR/GBP
1.0 pips 0.9 pips
ニュージーランドドル米ドル
NZD/USD
1.2 pips 1.2 pips
ニュージーランドドル円
NZD/USD
1.8 pips 2.0 pips
ゴールド
XAU/USD
1.25 pips 1.5 pips
シルバー
XAG/USD
2.4 pips 2.2 pips

このように比較して見ると、ほとんどが大差なく、若干ですがExnessプロ口座の方がKIWAMI極口座よりも、多くの銘柄でスプレッドが狭くなっています。

そんな両者のスプレッド差を比較したものが下の表です。

  Exnessのプロ口座/XM
KIWAMI極口座
ユーロドル
EUR/USD
Exnessのプロ口座
0.1 pipsの差
ドル円
USD/JPY
引き分け
ポンドドル
GBP/USD
引き分け
ポンド円
GBP/JPY
Exnessのプロ口座
0.1 pipsの差
ユーロ円
EUR/JPY
引き分け
オージー米ドル
AUD/USD
引き分け
ポンドオージー
GBP/AUD
Exnessのプロ口座
0.3 pipsの差
ユーロオージー
EUR/AUD
引き分け
ユーロニュージーランドドル
EUR/NZD
Exnessのプロ口座
0.1 pipsの差
オージー円
AUD/JPY
引き分け
ユーロポンド
EUR/GBP
XMのKIWAMI極口座
0.1 pipsの差
ニュージーランドドル米ドル
NZD/USD
引き分け
ニュージーランドドル円
NZD/USD
Exnessのプロ口座
0.2 pipsの差
ゴールド
XAU/USD
Exnessのプロ口座
0.25 pipsの差
シルバー
XAG/USD
XMのKIWAMI極口座
0.2 pipsの差

以上が、両者のスプレッド差になります。

実際のところ、両者は大半が「引き分け」で、若干数、Exnessのプロ口座が狭いスプレッドを提供している傾向にありました。

このようなスプレッドは狭い分だけ、

・勝った際の利幅が大きくなる
・負けた際の損切幅が狭くなる

というメリットあり、それが直接的に利益率の向上へと繋がっていくことは間違いありません。

ですので、同じデイトレ手法に取り組むと仮定した上で、ご自身が取引される通貨ペアのスプレッドがより狭い方を選択する方針が良いと思います。

XMのKIWAMI極口座にあるスリッページへの言及

ここでは両者のスプレッドについて比較しましたが、XMのKIWAMI極口座にはスリッページというスプレッドでも手数料でもない別の取引コストが発生する可能性があります。

このスリッページは、実際にエントリーした価格よりも「不利」な価格(含み損を多く抱える形)で約定するイメージです。

日本の国内口座と同じく、トレーダーと反対の売買を業者側が市場に通す、OTC方式というものを採用していることで、スリッページ発生の可能性が出てきます。

もちろん、このようなスリッページは、毎回のトレードで発生するわけではありません。

とは言っても、何回に1回かの割合でスリッページが発生していれば、せっかく狭いスプレッドで取引できるものの無駄に取引コストが増えるため、狭いスプレッドのメリットが薄れてしまいます。

そこで、スリッページによるデメリットはどのくらいになるか、実際にXMのKIWAMI極口座を使ってリアルなトレードを行ってみました。

期間としては、KIWAMI極口座は2022年の10月頃に提供が開始され、その時期から翌年1月までの約3ヵ月間になるので、それなりの信ぴょう性があると思います。

その検証の結果としては、よほど相場が異常に大きく動く時(重要な経済指標の前後)以外は、特にスリッページの発生は感じられず、公式サイトで提示されている平均スプレッドとほぼ変わりませんでした。

むしろ、ロンドン時間とニューヨーク時間が重なる時間帯のように、参加トレーダーが多い時間帯であれば、公表されている平均スプレッドよりも狭くなることもあったほどです。(これはExnessのプロ口座も同じでした)

以上から、重要な経済指標の前後を避け、参加トレーダーが多い時間帯に取引すれば、スリッページの発生を避けられる上に、平均スプレッドよりも狭いスプレッドでトレードできる可能性もあります。

もちろん、これは現時点での話で、今後も引き続き定期的に検証を行い、変化があれば最新情報を追記させて頂く予定です。

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Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座を必要な証拠金で比較

デイトレードに特化した口座タイプは、どの海外FX業者でも、必要な証拠金があります。

大抵が約10万円ほどで、この証拠金を口座に入れなければ、取引ができません。

実際にExnessのプロ口座も約10万円の証拠金が必要です。

ただ、これは初期の入金額であり、その後トレードで口座資金が変動し、10万以下になってもトレードはできます。

そんなExnessのプロ口座に対して、XMのKIWAMI極口座では、現時点で最低で必要な証拠金の設定はありません。

つまりXMのKIWAMI極口座では、1万円のような少額からでも取引が可能だということです。

少額でまずは口座を試しに使ってみたいという場合や、10万単位の資金が用意できない場合は、ぜひXMのKIWAMI極口座で実践してみてください。

Exness(エクスネス)公式サイト-Exnessプロ口座の詳細はこちらー

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Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座をボーナスで比較

海外FX業者は口座開設の際にトレード資金として貰える口座開設ボーナスや、入金時に資金が倍になる100%入金ボーナスなど、ボーナスが魅力の1つです。

ただ、Exnessはどの口座タイプでもボーナスはありません。

ボーナスが無い理由としては、ボーナスに使う経費を、取引サーバーの強化やスプレッドを抑える方向に使っているからとのことです。

Exness側に問い合わせると、今後もボーナスが無いというわけではなく、状況によっては提供を開始する可能性もあるかもしれません。

そんなExnessに対して、XMでは「口座開設ボーナスの13,000円」と入金額の100%がボーナスとして付与される「入金ボーナス」があります。

まだXMで口座開設をしていない新規の場合、無条件で13,000円のボーナスを使ってリスク無くトレードが開始できるわけです。

ただ、入金ボーナスに関しては、特例としてKIWAMI極口座には適用されないのでご注意ください。

XM公式サイト-XMが提供するKIWAMI極口座の詳細はこちら-

Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座をレバレッジで比較

使えるレバレッジが大きいほど、ロットを上げてのトレードができて高い利益率になるので、一気に少額から大きな金額を稼げる指針と言えます。

そんな最大レバレッジに関して、

・XMのKIWAMI極口座は1,000倍
・Exnessのプロ口座は2,000倍(条件次第で無制限)

となっており、約2倍の差があります。

その上で両者とも、現状の口座資金に応じて、レバレッジが最大値から制限された設定になるのでご注意ください。

口座資金によって変動するレバレッジが以下です。

まずはExnessのプロ口座です。

有効証拠金(USD=ドル表記) 利用可能となる最大レバレッジ
0~999 2,000倍
条件によって無制限
>条件の解説記事
1,000~4,999 2,000倍
5,000~29,999 1,000倍
30,000~ 500倍

続いて以下は、XMのKIWAMI極口座のレバレッジ制限表になります。

有効証拠金(USD=ドル表記) 利用可能となる最大レバレッジ
~20,000 1,000倍
20,001~100,000 200倍
100,001~ 100倍

以上、XMのKIWAMI極口座とExnessプロ口座のレバレッジ制限を、表形式でまとめました。

よほどロットを上げてトレードしない限り、XMの1,000倍もExnessの2,000倍もそれほど大差は無いと思います。

ただ、Exnessのプロ口座は制限がされても500倍はあるのに対し、XMのKIWAMI極口座では最終的に100倍まで下げられるので、海外FX業者のレバレッジとしては低い部類になるのが実情です。

ですので、大きな資金でも大きなロットでアクティブに取引したい場合には、Exnessプロ口座の方が適していると感じました。

Exness(エクスネス)公式サイト-Exnessプロ口座の詳細はこちらー

Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座を強制ロスカット水準で比較

どのFX業者にも、各社に規定された「証拠金維持率」を下回ると、強制的にポジションを解消される、いわゆる強制ロスカット水準があります。

この強制ロスカット水準が低いほど、大きな含み損にも耐えられるので、ロットを上げやすい傾向にあるということです。

もちろん、エントリーの際にストップロス(損切りの逆指値)を出しておけば、基本的に強制ロスカットで業者側に損切りされることはありません。

ただ、ファンダメンタル材料によって、突如として異常に大きな値動きに巻き込まれ、ストップロスが発動せず、損切りできないケースが稀にあります。

その結果、FX業者側が定めた強制ロスカット水準で、強制的に損切りされてしまう危険性があるわけです。

そんな強制ロスカットの水準は低いほど、強制ロスカットが発動される可能性が下がるので、突発的に生じる強制的な損切りを避けられます。

その上で強制ロスカットの水準をExnessのプロ口座、XMのKIWAMI極口座で比べたものが下の表です。

  Exness
プロ口座
XM
KIWAMI極口座
強制ロスカット水準 証拠金維持率0%
=口座資金が0になるまで
証拠金維持率20%

このように、20%のXMに対してExnessは0%です。

ですので、20%の差があることで、Exnessの方がより含み損に耐えられるという視点では有利かもしれません。

Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座を両建ての視点で比較

仮に両建てを普段から行わないとしても、複数の口座でトレードする場合、無意識に両建てしてしまうケースがあるかもしれません。

海外FX業者では、追証が発生しない仕組みを悪用し、複数の口座で両建てを行うことを禁止しています。

そんな禁止事項に触れてしまえば、

・利益の出金停止
・口座の凍結

などの処分を下される危険性があるのでご注意ください。

その上、わざと両建てしない場合でも、上記の処分に該当する場合もあります。

そのため、両建てを許容している方が、このような危険性を避けられるので便利です。

以上を踏まえた上で、XMのKIWAMI極口座ですが、両建ては同一口座内に限り許可されています。

ただ、XM内の別口座や他業者の別口座を使った両建ては禁止されているわけです。

ですがExnessのプロ口座では、すべての両建てが許容されています。

例えば、

Exnessのプロ口座でドル円をロング
Exnessのスタンダード口座でドル円をショート

でも問題ないですし、

Exnessのプロ口座Aでドル円をロング
Exnessのプロ口座Bでドル円をショート

しても問題ありません。

よって、Exnessのプロ口座であれば、Exness内、他業者に関係なく、複数の口座で意図せず両建てになっても、特に処分が下される危険はないということです。

比較のまとめ~Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座〜

以上、Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座に関して、最新の情報を踏まえて、下記の視点で比較いたしました。

  • スプレッド
  • 必要な証拠金
  • ボーナス
  • レバレッジ
  • 強制ロスカット水準
  • 両建て事情

そんな上記を比較した結果のまとめが下記です。

各項目の比較した結果が下記になります。

  • スプレッド→両者とも大差ないものの、若干数、Exnessプロ口座の方が多くの通貨ペアで狭いスプレッドを提供
  • 必要な証拠金→Exnessプロ口座は約10万が必要なもののXMのKIWAMI極口座は1万などの少額からでも取引可能
  • ボーナス→Exnessプロ口座はボーナスが一切ないものの、XMのKIWAMI極口座は新規の場合で口座開設ボーナス13,000円がもらえる(ただし、入金ボーナスは両者とも無し)
  • レバレッジ→Exnessプロ口座の方がXMのKIWAMI極口座に比べて2倍以上、さらにレバレッジ制限がかかっても、最終的にExnessプロ口座は500倍もある(XMのKIWAMI極口座は100倍まで制限される)
  • 強制ロスカット水準→証拠金維持率20%のXMに対して、Exnessは証拠金維持率0%(証拠金が0円になるまで)
  • 両建て事情→XMは複数の口座間での両建てが禁止されていることに対し、Exnessプロ口座は両建てが容認されているので使い勝手が良い

どちらにしても、非常に狭いスプレッドと高いレバレッジを提供しているので、デイトレードに適した口座タイプであることは間違いありません。

その上で、資金が10万以下の場合はExnessプロ口座が現時点では利用できないので、必然的にXMのKIWAMI極口座が選択肢になるかと思います。

ただ、口座資金が数百万と大きくなれば、レバレッジ制限の緩く、5倍以上もレバレッジが高くなるExnessプロ口座の方が有利です。

ぜひ参考した上で、下記の公式サイトからExnessのプロ口座を開設を検討してみてください。

Exness(エクスネス)>Exnessプロ口座の開設はこちらの公式サイトから<

XM>XMが提供するKIWAMI極口座の詳細はこちら<

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