<読まれている記事>
1 | 【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』のデイトレ手法の図解。 |
2 | 取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法〜 |
3 | 資金1万から500万に少額から一気に増やしたデイトレ手法の解説 |
4 | 【一覧】私のデイトレ手法を使って成果を出された方々の実績と感想 |
杉原です。
私自身が推奨している通貨ペアの中でも特に、
・ポンドオージー
・ユーロオージー
この2つを優先的に推奨しています。
ただ、この2つの通貨ペアはそれほど知名度がなく、不安に感じるという声も過去にありました。
もしかすると共通して多くの方が、同じような心理状況にあるかもしない・・・と思い、今回の記事はポンドオージーとユーロオージーを推奨する「背景」について、通貨における相関・逆相関の観点も踏まえて解説したいと思います。
ちなみに最も優先度の高い推奨のトレード対象はゴールドになり、その主な理由は以下の通りです。
(後々ポンドオージーとユーロオージーの解説にも繋がってくるので、簡潔に触れさせてください)
- 1.値動きが大きくスプレッドが狭い
- 2.テクニカルの効き目が強い
- 3.トレンドが出やすい
この3つのレベルが優れているほどデイトレに適したトレード対象になり、中でも非常に優れているのが、圧倒的にゴールドになります。
そもそもゴールドはFX(通貨ペア)にある相関・逆相関の邪魔が入りにくい上に、1日中かけて投機対象として短期トレードの対象になっており、値動きも大きくテクニカルも効きやすく、そしてトレンドも出やすいわけです。
その上で、スプレッドも値動きの割に狭いので、最もデイトレに適した対象として強く推奨していました。
そんなゴールドに次いで優れているトレード対象(銘柄)が、先ほど挙げた、
1.値動きが大きくスプレッドが狭い
2.テクニカルの効き目が強い
3.トレンドが出やすい
この3つを相応に満たす、
・ポンドオージー
・ユーロオージー
この2つに他なりません。
ただ、このポンドオージーもユーロオージーも、一般的には知名度が低くあまり好んで取引するトレーダーはそこまで多くなく、私の教材を手にしたことが「きっかけ」で初めて知ったという方も割といらっしゃいました。
ただ、知名度が低いのは「日本」に限った話だと思います。
日本ではSBIやGMOをはじめ国内口座の広告が圧倒的に多い分、
・ドル円
・ユーロ円
・ポンド円
など、国内口座で推している通貨ペアへの認知度が高くなるので、自然とそんな通貨ペアを取引するようになっているからだと感じていました。
実際に国内口座ではドル円などの「円」に関連する通貨ペアのスプレッドをいかに狭くするかで競争して各社が必死にアピールしていますしね。
何より、自国の通貨なので、親しみやすい心情も、円関連の通貨ペアを自然と取引の優先にしている日本人トレーダーが多いのだとは思います。
そういった事情もあってか、
・ポンドオージー
・ユーロオージー
などは、あまり日本人に馴染みが薄い傾向があるわけです。
ですが、冒頭でゴールドの優秀さをお伝えした際に出した、
1.値動きが大きくスプレッドが狭い
2.テクニカルの効き目が強い
3.トレンドが出やすい
4.相関/逆相関のマイナスな影響を受けにくい
この4つで見ると、円関連の通貨ペアをはじめ、他の通貨ペアよりも、遥かにポンドオージーやユーロオージーの方が優れています。
(もちろん、ゴールドには当然ながら及びませんが・・・)
ここからは、そんな4つの視点に焦点を当てて、ポンドオージーとユーロオージーの「優秀さ」を掘り下げていきます。
1.値動きが大きくスプレッドが狭い
スプレッドが狭いのはユーロドルやドル円にはなるものの、そんなユーロドルやドル円は平均的な値動きがとても小さい傾向にあります。
つまり、利幅が自然と小さくなりやすいということです。
もちろん、指標発表の直後や、ファンダメンタルズ要因による値動きは、ユーロドルもドル円も大きくなることは普通にあります。
しかし、それはテクニカル的な動きではなく、テクニカル無関係=効きにくい、荒れた相場なので、そんな時は手を出さないのが無難です。
対してポンドオージーやユーロオージーは、平均的な値動きがユーロドルやドル円の倍以上はあり、極端にスプレッドが広いわけでもありません。
要するに、値動きが大きく、その割にスプレッドがそこまで広くないので、利幅が大きくなりやすいわけです。
そのため、値動きのみを見ればGBP/NZDも良いものの、スプレッドがあまりに広すぎるのでその時点で利幅が取りにくい上に、負けた際の損切り幅がスプレッドの分も加算されて大きな損失額になりやすい・・・そんな事情もあり、GBP/NZDは短期トレードには不向きだということです。
ですが、ポンドオージーとユーロオージーは、メジャーな通貨ペアである、
・ドル円
・ユーロドル
・ポンドドル
などよりも倍以上は平均的に値動きが大きい割に、エクスネスのプロ口座などで見れば1pips台のスプレッドなので充分な許容範囲だと思います。
そんな性質から、利幅を大きく取りやすい傾向にあるからこそ、デイトレに適した通貨ペアとして優秀ということです。
2.テクニカルの効き目が強い
続いて重要な要素として、テクニカルが効きやすい点です。
無駄にちょこちょことファンダメンタルズ優勢な値動きが入ると、テクニカルの効き目がその度に無視されて、どんなテクニカル指標も「だまし」に遭遇しやすくなります。
結果的に、無駄に勝率を下げてしまうわけです。
その時点でどうしても短期トレードにおいては、優先度は低くせざるを得ません。
ただ、ポンドオージーやユーロオージーは、日本では知名度が低いかもしれませんが、割と海外では投機対象(短期トレード)として、扱われている傾向からテクニカルが効きやすいのが実情です。
その裏側として、ポンドやオージーの「主」となっている豪ドル=オージーは、円やドル、ポンドやオージーに比べて、ファンダメンタルズ要因の値動きが極端に小さいので、それがテクニカルの効き目に大きくプラスされていると思います。
そして、そうした事情を見て短期トレードの対象にしている、そんな「玄人トレーダー」が数多くいるということが伺えるわけです。
もちろん、ポンドオージーやユーロオージーもオージーの発行国であるオーストラリアに関する経済指標の影響は受けるものの、割と国家の経済的には安定している分、ファンダメンタルズ要素が強い値動きも多くありません。
以上の要因が重なり、ポンドオージーやユーロオージーは基本的にテクニカルが効きやすくなって、無駄に勝率を下げることが少なくデイトレに適しているということです。
3.トレンドが出やすい
このトレンドの出やすさは、
・トレードチャンスの多さ
・利幅の広さ
この両方に好影響を与えるため、取引1回あたりの利益率はもちろん、月単位や年単位での利益率の向上に繋がっていくのでデイトレ対象として好ましいわけです。
その上で、ポンドオージーもユーロオージーも1日を通して継続して取引されやすいので、トレンドが出やすくなっています。
その原理については、まず、東京時間の特性が大きな理由の1つです。
東京時間
東京時間は、三大市場の内、ロンドンとニューヨークがほぼ取引されないため、これらの市場で主軸となる、
・ポンド
・ユーロ
・ドル
この3つの通貨においては取引量が極端に低くなります。
要するに、ポンド・ユーロ・ドルが関わる通貨ペアなので、
・ユーロドル
・ポンドドル
などです。
ロンドン時間やニューヨーク時間であれば、ユーロドルもポンドドルも数多く取引され始めることで、
・ユーロ相関
・ポンド相関
・ドル相関
これらの相関が「揃う揃わない」に関わらず、FX相場に影響を与えます。
結果、ポンドオージーやユーロオージーも、ユーロドルやポンドドルの値動きに引っ張られる可能性が高まるわけです。
ですが、そんなことは、東京時間では全く有りえません。
先ほど書いたようにユーロドルやポンドドルは、東京時間でほぼ取引されず影響を及ぼさないからです。
よって、東京時間においては、ポンドオージーとユーロオージーは、ほぼ「オージーのみ」の影響を受ける傾向にあります。
そのため、東京時間の9時〜夕方は、
・ポンド
・ユーロ
・ドル
などの値動きへの影響=邪魔が入らないことで、オージー相関が発動し「続ける」傾向が高く、その分だけトレンドが発生しやすいということです。
もちろん、上位足でも分かるような大きなトレンドは、長時間かけて様々な要因が重なってやっと出るものなので、それほど頻発しません。
ただ、下位足で見ればチャネルラインが引けるような、しっかりとした小さなトレンドは良く出るのが実情です。
例えば、オージー主導で動いている値動きが上昇中でも、ポンドやユーロ、さらにドルの邪魔が入れば、その上昇トレンドが出ていた流れが
・ポンド相関
・ユーロ相関
・ドル相関
これらによって値動きが別の流れになって、上昇が止まったり一気に反転するなどが起きる傾向にあります。
ただ、そのような邪魔が入らない東京時間は、オージー主導で動き続けることで、下位足レベルで見たトレンドは出やすいということです。
そして、午前から夕方にかけて出たトレンドは、夕方以降にも影響してきます。
ロンドン時間
夕方にはロンドン時間になって
・ポンド
・ユーロ
に関連する通貨ペアが活発に取引され始めるので、当然ながらポンドオージーもユーロオージーも、ポンド相関、ユーロ相関に連動されることは否めません。
ただ、ポンドもユーロも「同じ方向に動く」ということは実際によくあることです。
そして、ポンドもユーロも上昇傾向であれば、ポンドオージーもユーロオージーも
・ポンドとユーロの影響を受けて上昇
・オージーの方が影響が大きければ、オージーの値動きに連動
このようになるので、ポンドオージーもユーロオージーも、
『相関状態は維持』
されるようになります。
結果、トレンドがさらに生まれやすくなるわけです。
もちろん、ロンドン時間になって、
・ポンドが上昇(または下落)
・ユーロが下落(または上昇)
など、ポンドとユーロの方向性がバラけることも少なくありません。
仮にポンド関連が強く上昇する場合、ユーロオージーは上昇しなくても、同じポンド関連の通貨ペアであるポンドオージーは、ポンドドルなどに連動する形で上昇しやすくなります。
その結果、ここでポンドオージーとユーロオージーの相関は途切れてしまうことは事実です。
ですが、
・円
・オージー
・ポンド
・ユーロ
の4通貨が活発に取引されるロンドン時間において、これらの中でも他の3通貨よりも大きな影響を与えるくらい、その分だけポンドの影響力が強くなるので、ポンド主導のトレンドが生まれます。
つまり、ポンドオージーはポンド主導による新たなトレンドが出やすいということです。
今はポンドを例にしたものの、ユーロでも原理は特に変わりません。
こうして、東京時間だけではなく、ロンドン時間でもポンドオージー、ユーロオ ージーは共にトレンドが比較的出やすいわけです。
ニューヨーク時間
そして、夜間のニューヨーク時間になると、世界の基軸通貨であるドルが主戦場になります。
ドル相関が発揮されると、
・ユーロドル
・ポンドドル
・オージードル
・ドル円(ドル円だけは逆相関)
これらが相関状態になって連動しやすくなる、そんな状況が少なくありません。
そんなドル相関が発揮され、ポンドもユーロもドルよりも影響力が小さい状態になると、ポンドオージーとユーロオージーは
ドル相関の渦中にあるオージードルと「素直に真逆の値動き」になる傾向があります。
なぜなら、そもそもオージードル(AUD/USD)に対して、ポンドオージー(GBP/AUD)もユーロオージー(EUR/AUD)も、共にAUDの位置が逆で逆相関の関係にある上に、
・円
・オージー
・ポンド
・ユーロ
この4通貨よりもドルの影響力が大きい状況下では、ドル相関に連動されるオージードルに対して、逆相関の関係にあるポンドオージーもユーロオージーも、共に真逆の値動きになりやすいからです。
ですので、ニューヨーク時間でよく発生するドル相関が強い時には、ドル相関によるトレンドと逆のトレンドが、ポンドオージーとユーロオージーで発生しやすくなります。
ただ、ドルが主戦場であるニューヨーク時間であっても、
・円
・ポンド
・ユーロ
・オージー
これらのいずれかが主役になるケースも無いわけではありません。
例えば、円が主役になって、円相関が発揮され、
・ドル円
・ポンド円
・ユーロ円
が連動する傾向にあり、さらに円の影響が大きければ、オージー円さえも同じ値動きになることがあります。
そうなれば、なかなかポンドオージーもユーロオージーもトレンドが出にくいことは確かです。
ですが、ニューヨーク時間において、
・ポンド
・ユーロ
このいずれかの影響がとても大きくなり、強い相関が発生すれば世界の基軸通貨であるドルよりも、大きな影響力となるので、そのトレンドは強くなり、
・ポンド相関
→ポンドオージーのトレンド
・ユーロ相関
→ユーロオージーのトレンド
このように、それぞれの通貨ペアでトレンドが出やすくなります。
何より、ニューヨーク時間でオージーが主役になって、オージー相関が発揮されれば、
・ドル
・円
・ポンド
・ユーロ
これらよりも強い影響力という状態になるので、今度はオージー主導のトレンドが出やすくなるわけです。
その上、四大通貨と言われるくらいの円・ドル・ポンド・ユーロよりもオージーが、ニューヨーク時間で大きな影響力を持つ相場状況では、参加トレーダーが多い時間帯ということもあり、
「多くの注文が入るためトレンドが伸びやすい」
ということも特徴となっていました。
まとめると、ニューヨーク時間においては、
・ドル
・円
・ポンド
・ユーロ
・オージー
この5通貨の内、円が強い相関でなく、他の4通貨いずれかで強い相関が出れば、そのトレンドによって連動するからこそ、ポンドオージーもユーロオージーもトレンドが出やすくなっているということです。
以上から、
・東京時間
・ロンドン時間
・ニューヨーク時間
このように1日を通して、ポンドオージーとユーロオージーは共にトレンドが出やすくなることで、
・トレードチャンスの増加
・利幅の増加
これらに繋がるからこそ、デイトレに適した通貨ペアというわけです。
まとめ〜デイトレに適したポンドオージーとユーロオージーの強み〜
以上、この記事では、
1.値動きが大きくスプレッドが狭い
2.テクニカルの効き目が強い
3.トレンドが出やすい
このような観点から、いかに、
・ポンドオージー
・ユーロオージー
これらの通貨ペアがデイトレに適しているか、その原理を根本的な部分から解説させて頂きました。
ぜひ参考にした上で、ポンドオージーとユーロオージーを対象に、トレードに励んで頂ければと思います。
現時点での推奨は私が普段から紹介していた、Exness(エクスネス)のプロ口座です。
このExnessのプロ口座は、ポンドオージーもユーロオージーも、手数料0でスプレッドが1pips台ととても優れていました。
他の業者では、ここまで狭いスプレッドでは、今のところ無いのでエクスネスのプロ口座を推奨していた次第です。
スプレッドはマイナスなので、スプレッドが広い分だけ、
・利幅が小さくなる
・損切り幅が大きくなる
このように、勝っても負けてもマイナスにしか働きません。
よって、スプレッドは徹底して狭い口座選ぶのが、デイトレにおいて必須というわけです。
中には、0.~pipsを強みにしている業者や口座タイプがあるものの、スプレッドとは別に手厚い手数料を取られるのでご注意ください。
そんな手数料とスプレッドを足すと、いくら0.~pipsでも結果的にコストは大きくなるので、やはり現状ではエクスネスの手数料0で、1pips台のスプレッドであるプロ口座が推奨となっています。
以下、プロ口座を掘り下げて解説した記事がございますので、
こちらも併せてご覧になってみた上で、Exness(エクスネス)のご利用を検討してみてください。
>Exnessのプロ口座〜ハイレバ&手数料なしの激狭スプレッド〜
>【最新の比較】Exnessのプロ口座とXMのKIWAMI極口座
本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。
宜しければ、他の関連記事もあわせてお読みになってみてください。