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杉原です。
デイトレードのような、特に学校や公式の教育機関がない「アンダーグラウンド?」なビジネスの場合、勉強法・学習法について悩む方は決して少なくないと思います。
実際に読者の方々からも、デイトレの「学習や勉強の仕方」などを質問される事が、割と定期的にありました。
そんな「学び」ですが、いざFXのデイトレードを始ようとした際に、間違った勉強法によって「勝てない知識」を頭に入れてしまえば、その段階ですでに資金を減少させてしまう危険性もあります。
そういった面から、以外にも勉強法は決して疎かにはできません。
そこで今回は、このような事態を回避する防止策も兼ねて、専業で生計を立てるべくデイトレードの勉強法について、私が知識0から専業に至った「参考になる部分のプロセス」も踏まえて解説していきたいと思います。
元々は知識0だった私が、FXのデイトレードを専業にできるようになったのも、今回の記事で解説する勉強法があった事は少なくとも間違いありません。
もし、あなたが専業を目指されているようであれば、本記事の内容は非常に有意義なものになると思いますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。
【実践者の実績や生の声】
投資・トレードの業界全体を俯瞰で見た
まず、FXやFXのデイトレなどの書籍を読む前に、投資・トレード業界の全体を俯瞰して見回しました。
最初から細かな手法などを学ぶよりも、まずは全体的な相関を踏まえ業界で何が起きているのかを把握した方が、集中して学ぶべき・学習すべきものが見えてくると思ったからです。
そして、細かな点よりも全体の俯瞰を優先した理由がもう1つありました。
それは、多くのトレーダーが「なぜ勝てていないか?」を研究するためでした。
当時の私はまだ右も左も分からない完全な初心者でしたが、少なくとも、FXをはじめとするFXのデイトレードは、
勝ち
負け
の2つしかないということは明確に分かっていました。
野球やサッカーなどのような「引き分け」がないからです。
そのため、少なくとも「負けなければ勝てる世界」ということは確信していました。
ゆえに、負けている人の「逆」を徹底すれば良いと思ったわけです。
そこで、自分が知識を得るためではなく、それらの情報を得て多くのトレーダーが負けている理由を洞察するために、
本屋にある書籍
ブログやサイト
情報商材
などを、全体の相関を踏まえ俯瞰しつつ、片っ端から目を通していました。
その際、用語を含めた知識は、その都度、出てくるものをその場で調べて学んでいます。
そして、投資・トレードの業界を俯瞰して見ると、
・書籍はどれも確信を得ず抽象的
・大抵のブログやサイトはトレーダーではない人が、情報商材などの紹介報酬を目的に的外れな情報を発信している
ということが浮かび上がってきました。
当時感じた、多くの人が勝てない要因
それらを踏まえて、多くのトレーダーが勝てていない要因として考えられたのは下記になります。
- 書籍の情報は自身で応用して手法、ロジックを開発する必要がある
→相応の手間や時間が掛かる
→その過程において、多くの負けを経験する - ネットの情報は、すべてではないものの、大半がトレード未経験者による的外れな情報発信
→理に適っていない誤った情報に踊らされる
→その情報によって、多くの負けを経験する
以上のような事を洞察した上で、何が信用できるかは分からないというのが率直な感想でした。
ただ、分かった事実として、デイトレードのような極めて短時間のトレードスタイルを行う場合、ファンダメンタルズ分析のような国の経済動向や政治など中長期に影響する要因は多くありません。
むしろ、数分単位のトレードスタイルであれば、ほぼないと言えると思いました。
ゆえに、数分単位でFXのデイトレを行うのであれば、テクニカル分析のみで十分に勝てる見込みがあると感じたわけです。
そして、そんなテクニカル分析は過去の値動きから、今後の値動きを予測します。
そのため、テクニカル分析を駆使してFXのデイトレで勝つための「答え」はチャートにすべてがあると確信したわけです。
チャートがすべて
「答えはチャートにある」
そう確信した後、私は余計な情報を遮断しました。
答えがあるはずの「チャート」以外となる、書籍、ブログやサイト、情報商材などから得られる情報は一切遮断したわけです。
この時点で、チャートだけが私の勉強材料になります。
そして、数分単位レベルの短時間における「値動きの規則性」を徹底して研究しました。
その際、ただ漠然とチャートを眺めて規則性を見つけようとしたわけではありません。
登場人物達=参加トレーダーの「心理動向」を読みながら、
・ここでは買わないだろう
・ここでは売らないだろう
など、どうすれば勝てるかよりも、
「どこでトレードすれば負けないか」
を観点に規則性を見つけていきました。
トレードの世界は「負けなければ勝てる」からです。
少なくとも、参加トレーダーの『心理』から生まれる売買注文によって、
売りが多ければ下落
買いが多ければ上昇
という相場の値動きにおいて「絶対的」な仕組みがある以上、参加トレーダーの『心理』を正確に読めれば負けない、負けにくいトレードができると思いました。
そのために、半永久的な手法・ロジックを開発する必要があるわけです。
そういった観点からも、半永久的に不変であるはずの「人間心理(参加トレーダーの心理)」をベースにチャート研究を行い、自身のデイトレ手法を開発できた事は、今振り返っても間違いなかったと思います。
過去の全チャートはもちろんのこと、現在進行形で動いているリアルな相場のチャートでも分析していました。
その上で、単一の銘柄だけでは、分析の精度が欠けてしまうからこそ、FXのおける主要な通貨ペアから、あらゆる銘柄でチャート分析を行っていたわけです。
それこそ、食事をしながらでもチャートを見ていましたし、寝る直前まで見て、起きたらすぐに見る・・・そんな生活をしていた記事もありました。
客観的に当時の自分を振り返ってみると、
「チャート依存症」
「チャート中毒者」
という感じですね(笑)。
ただ、チャートばかり見て勉強していたものの、特に辛さは感じませんでした。
そもそも、チャートの値動きはトレーダーという人間の「心理」から生まれるものになります。
その上で、人間の心理は「不変的」だからこそ、そこで見つけた規則性は一生涯に渡って有効性を発揮し、トレードでの利益に直結すると確信していたからこそ、チャートによる勉強はまったく苦ではなかったわけです。
むしろ、私自身が元々、数学好きな部分もあり、規則性を見つけるプロセスは割と楽しめていました。
その過程を楽しめていた事もあり、チャートを使った勉強や研究に没頭することができた結果、現在も変わらず有効性の高いFXのデイトレ手法が生まれ、私自身、専業デイトレーダーへと至っています。
まとめ。FXのデイトレで推奨の勉強法と、専業に至ったプロセス。
まず知識0の段階では、投資・トレード業界の全体を俯瞰で見た上で、
「なぜ多くのトレーダーが勝てないのか?」
を分析し、最終的に『チャートにすべての答えがある』と確信してからは、「どこでトレードをすれば負けないか」を観点にチャート上で勉強・研究を進め、規則性を探っていきました。
その際には、ブログやサイト、情報商材や書籍などの情報を遮断していたため、チャートのみを勉強材料としています。
少なくとも、デイトレのように数分単位レベルでトレードを完結させるスタイルであれば、政治や経済の情報を筆頭とするファンダメンタルズ分析の影響はほぼ無関係と言えるので、チャートの値動きによるテクニカル分析のみで有効なFXのデイトレ手法を開発することは決して不可能ではありません。
そういった理由からも、私はデイトレの勉強法として「チャート分析」を推奨していたわけです。
ネットや書店を含め、さまざまな情報が氾濫しており、何が正しいか、何を信用すれば良いか分からなくなる事もあるかもしれません。
ただ、チャートだけはトレーダーの心理から生まれた売買注文の結果を「事実」として記録していくものなので、チャートは「正しく」「信用」できる情報だと私は思います。
そんなチャート事例を使って、10%前後の利益率を一度のトレードで出しているデイトレ手法を、ブログの中で公開していました。 エントリーから決済まで図解しているので、ぜひ下記のリンクからご覧になってみてください。>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。