杉原です。
この記事では、公式メールマガジンの方で案内している『重複点テクニカル』というFXのデイトレード手法における、QAを掲載しています。
Q:トレードの判断は簡単ですか。/難しくはありませんか。
「簡単」「難しい」などの感覚は、個人によって異なると思いますので、確かな事を明確には打ち出せません。
その上で、エントリーの条件も決済の条件にしても、チャートを見て点数を数えていく「数値化」されたルールとなっています。
そのため、エントリー/決済において、特に実践者の感覚的な要素は一切ありません。
そのような観点から見て、私個人の感想としては、特に難しくはないというのが率直なところです。
もちろん、個人差はあるため、人によっては多少の難しさを感じ、当FXのデイトレ手法を習得するまでに若干の時間が掛かるかもしれません。
とは言え、私がFXのデイトレ手法を継承した方々の中には、初めてトレードに取り組むという方もいましたが、そのような方でも遅くても数週間以内には1人で実践ができるほどにはなっていました。
数値化で判断ができるルールになっている分、感覚的な要素がないので、取り組みやすいFXのデイトレ手法である事は確かだと思います。
Q:使用するツールやインストールなどの作業は必要ですか。そのほか、実践において必要となる準備はありますか。
私の場合ですと、
・エントリーや決済の発注には取引業者の「MT4」
・チャートの確認には「トレーディングビュー(tradingview)」
の2つを使用していました。
私はパソコンのマウスにある下図のような「マウスホイール」の操作によって、指先1本だけでチャートの拡大/縮小を行いたいので、それが叶う「トレーディングビュー(tradingview)」でチャートの確認を行っているというだけです。
MT4では「マウスホイール」によるチャートの拡大/縮小がどうしてもできないようなので、あえて2つのツール(MT4とトレーディングビュー)を使っていました。
ですので、2つとは言っても、MT4のみ1つだけで取り組む事も普通にできますし、私が教えた方の中には、そのような実践方法をしている人も少なくありません。
以上を踏まえた上で、
・取引口座の開設
・取引業者に準拠したMT4(発注ツール)
が最低限、必要となる準備です。
そのほか、私のように操作性の好みによって、トレーディングビュー(tradingview)を使うかどうかという形になります。
トレーディングビュー(tradingview)自体は、月額で数千円を払っていましたが、無料でも必要な機能は使えますので、気になる場合は一度、試しに使ってみてください。
Q:複数のモニター数は必要ですか。また、パソコンは高機能でければダメですか。
複数の銘柄をトレード対象にするものの、銘柄同士の相関関係などは一切気にしません。
そのため、複数の銘柄チャートを同時に見る必要がないので、モニター自体は1つで十分です。
よって、パソコン自体も1つで十分となります。
また、パソコンのスペック(機能)に関しては、前述した発注に必要なツールである「MT4」が動作すれば問題ありません。
そんなパソコンの機能性における「指針」としては、実際にテストしたところ、最低でもメモリは「4G」あれば十分に実践が可能でした。
決して新品に限らず、最低限MT4が使えれば良いので「4G」のメモリさえあれば、中古のノートパソコンでも問題ありません。(3万円あれば手に入るはずです。)
新品のパソコンに使う費用を当デイトレ手法の資金に回せば、その分だけ早期に目標収入への到達が可能になるので、あえて高価な新品パソコンにこだわる必要はないと私は思います。
また、ネットワーク環境に関しては、必ずしも有線である必要はありません。
私自身、旅行や外出が趣味で、出先でトレードをする事もありますが、自身のポケットWifiでも十分に実践が可能です。
ただ、ポケットWifiの場合は、直接パソコンにUSB接続をすることでネット接続が安定するので、私もそのようにUSBでパソコンと繋いでいました。
以上から、新たに有線のネット環境を整備する必要は特になく、ポケットWifiをお持ちでしたら、そのWifiをUSB接続することで安定したネット環境を実現していけるので、何ら問題はありません。
Q:ファンダメンタルズ分析は必要ないのですか。
まったく必要としていません。
そもそもファンダメンタルズ分析の材料は、トレーダーによって得られる情報が異なります。
特に経済上層部に関係性を持っている方であれば、手に入る情報の「質」も「早さ」も桁違いに優良である事は間違いありません。
つまり、ファンダメンタルズ分析によって勝負をしても、個人のトレーダーでは明らかに「不利」なわけです。
ですので、私はトレードの研究を始めた当初から、ファンダメンタルズ分析は完全に排除した上で「テクニカル分析のみ」に特化した手法の開発を進めてきました。
何よりも、ファンダメンタルズ分析の材料は、人によって情報が手に入る「スピード」が異なるので、得た情報を頼りに売買を行うタイミングも必然的に異なります。
ゆえに、ファンダメンタルズ分析を頼りにして取引するトレーダーによる売買は、チャートに対して徐々に反映されていくということです。
以上から、チャート上には常にファンダメンタル材料が反映されているというのが私の考えであります。
その上で、テクニカル分析は、そんなチャート情報をもとに売買判断の分析を行うため、ファンダメンタルズはテクニカル分析で「包括」ができると私は確信していたんです。
ですので、私自身、ファンダメンタルズ分析を一切抜きにした上で、テクニカル分析のみに特化し、当デイトレ手法のルールを構築してきました。
また、テクニカル分析はチャートから得られる情報を分析するものであり、そんなチャート情報はどんなトレーダーであっても同じ情報を「同時」に手に入れる事が可能です。
ですので、金融機関のディーラーやファンドマネージャーであろうとも、昨日からトレードを始めたばかりの初心者トレーダーであっても、まったく同じ情報を、まったく同じタイミングで得られるということになります。
よって、個人のトレーダーが勝負する上ではテクニカル分析に特化する方が、上の立場にあるようなトレーダーとも肩を並べる「同じ立場」でトレードができるからこそ、高い利益率の実現へと繋がっているわけです。
Q:ナンピンはしますか。
当FXのデイトレ手法はロット数の引き上げを前提としていながらも、前述のQAでも触れたとおり9割強の勝率になっていますが、ナンピンは一切行いません。
その上で、ナンピンによる精神的な苦痛の回避はもちろん、含み損/損切り幅を極めて抑え込めているため、ストレスのないFXのデイトレードを実践して頂けるかと思います。
Q:資金を失ったり借金する危険やリスクはありますか。
100%の勝率ではない限り、損切り(負け)の発生は避けられません。
ただ、損切り幅を極めて小さく設定している手法ですので、基本的に資金を失う事は有り得ないと言えます。
また、数年に一度起こるかどうかの、
・天変地異などの災害
・経済全体を揺るがす政治/経済ニュース
などに遭遇すれば大損を食らう可能性があるものの、教材内で解説する損切りの発注を行えば回避することが可能です。
Q:初めて取り組むのですが問題なく結果を出せますか。
私がFXのデイトレ手法を継承してきた中で、「これから始める」という方も普通に何人もおられました。
その上で、当手法はエントリー/決済に「数値的」な判断を使うことで、個々の感覚的要素を排除しています。
そのため、私の主観になるものの、再現性に関しては非常に高いという自負がありました。
実際、初心者の方でも、取引ツール(MT4)の使い方など、ベテランに比べて覚える事があるものの、トレードルール自体はスムーズに習得して頂いている傾向にあります
また、無駄な知識がない分、マスターまでのスピードが非常に早い初心者の方もいらっしゃいました。
以上から、特に初心者だからと言って、当デイトレ手法の再現性が薄れる事はないので、ご心配は要りません。
Q:副業でも取り組め、同じような成果を出せますか。
正直に申しますと、先ほどもお伝えしたような利益を取りやすい「21時頃~翌2時頃」の推奨時間帯にトレードができなかったり、1,2時間など短過ぎる時間しか確保ができないようであれば、単純にトレード頻度が少なくなることで利益が減るため、高い利益率の実現が難しくなると言わざるを得ません。
ただ実際のところ、私がFXのデイトレ手法を教えた方々は大半が本職をお持ちで、「副業」の形で始められても、推奨時間帯にトレードが可能でしっかり実践した方々からは10%台の利益率を稼げるに至ったとの報告を受けていました。
当デイトレ手法の実践者による感想と実績は、当ページの最後に多数の事例を掲載していますので、後ほどあわせてご覧になってみてください。
その上で、時間の確保ができれば、特にトレードの成果に差異が大きく生じる手法ではないので、副業であろうが問題なく利益率を高められるはずです。
Q:今、別に取り組んでいるトレード手法と平行することは可能ですか。
はい。可能です。
ただ、当FXのデイトレ手法とは別に、今取り組んでいらっしゃる手法の「ポジション保有時間」が短いという条件が欠かせません。
と言いますのも、スイングトレードのように長い間ポジションを持ち続けてしまえば、そのポジションに掛かっている資金を自由に使う事ができず、当デイトレ手法のエントリーチャンスが来ても、エントリーができなくなってしまうからです。
今挙げたスイングトレードの例は少し極端ですが、並行したい手法がFXのデイトレード手法であっても、数時間のようにポジションを長く保有するスタイルですと、同様に当デイトレ手法のエントリー時と重なってしまい、上手く並行ができないかもしれません。
要するに、ポジション保有時間が長ければ、並行する手法同士でエントリーのタイミングが「競合」してしまい、思うように並行ができない可能性があるということです。
ゆえに、当FXのデイトレ手法を含め複数の手法を完全に並行する場合は、当手法のように平均のポジション保有時間が数分~20分程度という短い手法である事を推奨していました。
その上で、当手法と同じようにポジション保有時間が短い手法と平行するのであれば、互いの手法が競合する可能性が大きく減るため、単純にエントリー頻度が増え、より利益率を高められる事は間違いありません。
以上から、保有時間の短い手法を当FXのデイトレ手法と「並行」する手段は非常に有効になりますので、さらなる利益率の向上を目指し、ぜひ挑戦して頂ければ幸いです。
Q:株や先物、仮想通貨に応用することはできますか。
問題ありません。
と言いますのも、繰り返しになってしまい恐縮ですが、当FXのデイトレ手法は、
・キリ番
・水平ライン
・トレンドライン
・アウトライン
などの、どの時間足でも等しく表示される、時間足に縛られない指標を軸にしています。
その上で、短期~中長期の移動平均線を導入したテクニカル分析により、あらゆる時間軸のトレーダーからの注文方向(売りか買いか)が重なる「重複点」を狙い撃ちすることが基本ロジックでした。
そのため、売買の注文数が多い方に値動きが発生する『相場の原理』に沿った「本質的」かつ「不変的」なロジックと言えるからこそ、どんな銘柄でも通用する手法だということです。
ただ、取引するトレーダーが少ない銘柄ですと、統計学の視点で見て、テクニカル分析の効き目が弱まるため、オススメはできません。
ですが、普通に取引するトレーダーが多くいる、
・ビットコイン
・日経225
・ダウ平均
・そのほか、国内や米国の有力な株式
などであれば、十分に通用する手法となっています。
現に、私が手法を継承した方々の中には、推奨銘柄に加えて上記を筆頭とした別銘柄にも応用し、利益率の向上を図っている方もすでにおられました。
ただ、上記のような銘柄は、ゴールドや為替通貨ペアに比べるとレバレッジが低いため、当デイトレ手法の強みであるロット数の引き上げに限度があり、レバレッジの恩恵を最大限に受けられないデメリットがあります。
そのため、下記のようなスプレッドが狭く、レバレッジが極めて高い推奨銘柄に比べると、どうしてもトレード1回あたりの利益率が下がることは避けられません。
- ゴールド(XAU/USD)
- ポンドドル(GBP/USD)
- ポンド円(GBP/JPY)
- ドル円(USD/JPY)
- ユーロドル(EUR/USD)
- ユーロ円(EUR/JPY)
- ユーロオージー(EUR/AUD)
- オージードル米ドル(AUD/USD)
そのため、あくまでも、この推奨銘柄をメインにしつつ、プラスアルファで、
・ビットコイン
・日経225
・ダウ平均
・そのほか、国内や米国の有力な株式
など、別の銘柄も扱っていくことがベストだと思います。
扱う銘柄が増える分だけ、ご自身の負荷が大きくなりますが、その分だけエントリー頻度の増加により利益率のさらなる向上に繋がる事は間違いありません。
まずは推奨銘柄で当FXのデイトレ手法をマスターした上で、ぜひ別の銘柄にも応用を効かせて、利益率をより高める挑戦を行って頂ければと思います。
以上、公式メールマガジンの方で案内している『重複点テクニカル』というFXのデイトレード手法における、QAを掲載いたしました。
※そのほかのQAもございますので、必要に応じて参照なさってください。
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