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杉原です。
「分離課税」である日本のFX業者と比べ、海外FX業者でトレードを行う場合は「累進課税」であるため、稼げば稼ぐ程に払うべき税金が増える事は避けられません。
実際、私がFXのデイトレ手法を継承した方々の中にも、私がExnessを推奨していることもあり、法人口座にグレードアップしたいという方も増えてきていました。
そこで今回は、私がFXのデイトレードをする上で利用し、最も推奨している海外FX業者の「Exness」にて、節税目的で「法人口座」を開設する方法や注意点を解説させて頂きたいと思います。
Exnessで法人口座を開設して節税する方法
法人口座であれば、個人口座に比べて経費申請をできる項目が増えるため、それなりの「節税」に効果があります。
そのため、法人口座でトレードの利益を計上していくことが、そのまま節税へと直結するわけです。
その上で、Exnessで法人口座を作るには、Exness側から「個別対応」して頂かなければなりません。
大抵のトレーダーが個人口座である事もあり、一般向けに募集はしていないからです。
そんなExnessにおける法人口座ですが、開設にあたり「条件」が存在しているので、まずは条件の詳細から解説していきたいと思います。
Exnessの法人口座を開設するための「条件」と「手順」
まず、法人用のトレード口座をExnessで開設するには、以下3つの条件が「必須」です。
- 条件1.すでに通常の個人口座を開設した上でトレードを行っている事
- 条件2.Exnessプレミアに加入済みである事
- 条件3.必要書類の提出を英語で行う事
では、1つずつ上記の条件を詳しく掘り下げていきます。
今から解説していく「条件1と2」が揃い次第、Exnessのサポートに、
「法人口座を開設したい」
という旨をメールで伝えると、Exness側から法人口座の開設する案内が返信で届くようになっています。
その際、3つ目の条件に関して、最新の必要書類や提出方法を教示頂けるはずです。
条件1.すでに通常の個人口座を開設した上でトレードを行っている事
Exnessに存在する、
・スタンダード口座
・プロ口座
・ロースプレッド口座
・ゼロ口座
の内、いずれかで構いませんので、通常の個人口座でトレードを行った実績が必要となります。
要するに、最初に作る口座が法人口座ではNGだということです。
条件2.Exnessプレミアに加入済みである事
2つ目はExnessプレミアに加入している事が必須の条件です。
このExnessプレミアは、相応の取引量がある顧客に対しての会員サービスで、誰でも入会ができるわけではありません。
少なくとも、5,000万ドル(=500ロット)以上の取引量が必要であるため、条件1で開設した個人口座で数回だけトレードしても法人口座を開設することができないわけです。
ですが、
・確固たるトレード手法を持っている
・それなりの資金力がある
という事であれば、それほど高いハードルではありません。
有効性の高いトレード手法があれば、複利運用でロット数を上げていくことで達成が十分に可能だからです。
【実践者の実績や生の声】
条件3.必要書類の提出を英語で行う事
こちらは若干ですが、ハードルが高い条件かもしれません。
法人口座を開設するに際して、約20種類ほど必要な書類があり、それらを英語表記で提出する必要があるからです。
そんな必要な書類ですが、
条件1.すでに通常の個人口座を開設した上でトレードを行っている事
条件2.Exnessプレミアムに加入済みである事
をクリアした後、Exnessのサポートに
「法人口座を開設したい」
という旨をメールで伝えることによって、現時点で必要な書類と提出方法を教えてくれます。
その上で基本的に、まずは法人としての必要書類を英文に翻訳し、翻訳した書類を外務省に『アポスティーユ』を依頼しなければなりません。
このアポスティーユ認証を取得する事によって、法人関連の公文書を提出先の国家で使用することが可能となるわけです。
ちなみに、このアポスティーユの申請に関する手続きは、外務省でなければできません。
また、書類を揃えた上で代理人に申請を依頼すると、30万ほどの経費が発生するためご注意ください。
この作業はコツコツ取り組むと余計に経費が発生するので、一気に片付けた方が効率的です。
Exnessで法人口座を開設する上で、そのほかの注意点
手順や条件はここまで触れたとおりで、基本的にExnessのサポートが出す個別の指示にしたがっていけば問題ありません。
法人の中身によって、必要な書類などが若干異なってくるため、完全に個人対応となっているということです。
その上で注意して頂きたいのは、
法人口座の開設まで「約6か月前後」の期間が必要
という点です。
マネーロンダリングなどを防止するために、審査事項が非常に多くなっているため、約6か月ほどの期間を要するわけです。
こればかりは、法人口座の開設にあたって避けては通れません。
ですので、もし法人口座で節税を行いたい場合には、なるべく早めに申請を出す方が良いと思います。
まとめ~節税対策でExnessの「法人口座」を開設する方法と条件の解説~
以上、今回はExnessで法人口座を作る「条件」「手順」について解説させて頂きました。
そんな法人口座を開設する上での条件としては、下記の3つが挙げられます。
- 条件1.すでに通常の個人口座を開設した上でトレードを行っている事
- 条件2.Exnessプレミアに加入済みである事
- 条件3.必要書類の提出を英語で行う事
その上で手順としては、条件1と2をクリアした段階で、Exnessのサポートに法人口座を開設したい旨をメールで伝える流れになります。
その後、法人の内容/中身によって必要な書類などの教示を含め、Exnessから個別対応で法人口座の開設までをサポートして頂けるわけです。
ただ、マネーロンダリング防止の観点から、審査事項が非常に多く、法人口座の開設まで6か月程の期間が必要なので、その点だけはご注意ください。
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