杉原です。
今回は海外FX業者であるExnessで、大きな値動きが魅力である「ビットコイン」を筆頭とする仮想通貨のFX取引に関しての、
・取引が可能な時間
・レバレッジ
・強制ロスカットの条件
・スプレッドや手数料
・スワップポイント
などをはじめ、トレードの利益にそのまま直結する取引条件を、注意点を交えながら解説させて頂きます。
これらを中心とする細かな取引条件を見落としたままビットコインなど仮想通貨をトレードすると、知らず知らずの内に利益を減らしてしまう恐れがあるため、ぜひ当記事の内容を参考にして頂ければ幸いです。
Exnessでビットコインなどの仮想通貨が取引可能となる時間
まず率直に申し上げますと、平日のみが取引可能な時間帯であるドル円(USD/JPY)などの為替通貨ペアなどとは異なり、Exnessではビットコインなどの仮想通貨は平日だけではなく土日祝日も関係なく24時間無休でトレードが可能となっています。
要するに、ビットコインをはじめとする仮想通貨の市場は、コンビニのように365日/24時間休みがないわけです。
また、為替通貨ペアであれば、平日であってもクリスマスなどの世界的にも大規模なイベント時には相場は「休み」になるため、トレードすることができません。
対してExnessにおけるビットコインなど仮想通貨では、基本的に24時間365日いつでもトレードが可能です。
そのため、平日は夜中でも忙しく、為替通貨ペアなどのFXトレードがあまりできないという場合でも、土日や祝日にもビットコインなど仮想通貨は取引可能ですので、稼ぐチャンスが十分にあると思います。
ただし、Exnessのメンテンス時には、ビットコインなど仮想通貨をはじめ、すべての銘柄においてトレードができないのでご注意ください。
どのFX業者でもメンテナンス作業は存在し、その際にはトレードが停止になっています。
ただ、Exnessをはじめ、どの業者でも事前にメールなどでメンテナンス作業のアナウンスが入るため、いつメンテナンス作業によってトレードができなくなるかの把握が可能です。
実際のところ、メンテナンス作業は取引が少ない時間帯であったり、そもそも短時間で終わる作業でもあるので、ビットコインなど仮想通貨のトレードに対し、それほど大きな支障はないとは思います。
以上、Exnessにおけビットコインなど仮想通貨はメンテナンス作業時を除く、24時間365日トレードが可能な時間帯となっているという話でした。
Exnessのビットコインなど仮想通貨の最大レバレッジ事情
トレードの利益を大きく左右する「ロット数」をどれくらい上げられるかに直結する「レバレッジ」ですが、これは仮想通貨の銘柄によっても異なります。
以下が、Exnessにおける仮想通貨の最大レバレッジに関する表です。
仮想通貨の銘柄 | 最大レバレッジ |
---|---|
ビットコイン(BTC)/イーサリアム(ETH) | 400倍 |
リップル(XRP)/ライトコイン(LTC)/ビットコインキャッシュ(BCH) | 200倍 |
そのほかの仮想通貨 | 20倍 |
ご覧のとおり、Exnessのビットコインなど仮想通貨は、為替通貨ペアやゴールド(XAU/USD)などのように、Exnessの強みである「無制限」や「2000倍」のようなレバレッジを使えるわけではありません。
ビットコインやイーサリアムのような、ある程度の流通量がある仮想通貨に関しては400倍となっており、ほかの業者と比較しても大きなレバレッジと言えると思います。
その反面、リップルをはじめ、そのほかの仮想通貨は低いレバレッジと言わざるを得ません。
これは、そのほかの仮想通貨はビットコインやイーサリアムと比較しても流通量が少なく、値動きが異常に荒い事により、トレーダーの損失額大きくなる傾向から、あえて低いレバレッジ設定によりトレーダーの資金を守るための施策だと思います。
とは言え、仮想通貨は大抵の場合、安定さを考慮した上でトレード対象となる銘柄は、
・ビットコイン
・イーサリアム
となると思いますので、この2つが400倍のレバレッジでトレードが可能なだけでも十分かと感じた次第です。
Exnessのビットコインなど仮想通貨における強制ロスカットの条件
レバレッジと絡めて、強制ロスカットの条件も、どのくらいロット数を上げてトレードができるかという重要な指針になります。
Exnessにおけるビットコインなど仮想通貨の、そんな強制ロスカットの条件は為替通貨ペアやゴールドなどと変わらず、証拠金維持率0%です。
大抵の業者が証拠金維持率20%や50%となっている中、Exnessは証拠金維持率0%となっているため、ハイレバレッジと合わせてロット数を上げてトレードができるので、大きな利益を得やすい傾向にあります。
スプレッドや手数料
続いては、トレードにおける利益を左右するスプレッドや手数料に関して、ビットコインとイーサリアムを例にして紹介いたします。
そのため、ビットコインとイーサリアム以外は割愛させて頂く事をご了承ください。
スタンダード | プロ | ロースプレッド | ゼロ | |
---|---|---|---|---|
ビットコイン/米ドル BTCUSD |
521.4 | 325.9 | 205.8 + $7.0 |
205.9 + $7.0 |
イーサリアム/米ドル ETHUSD |
48.2 | 30.1 | 16.5 + $1.0 |
18.4 + $0.8 |
手数料に関しては$表記でエントリーと決済の「往復分」を示しております。
このスプレッドや手数料に関しては、どの海外FX業者でも同様に、仮想通貨の専門であるBybitなどと比較すると、どうしても劣っていると言わざるを得ません。
ただ、先ほど挙げた「レバレッジ」「ロスカット水準」に関して、Exnessでは、
・最大400倍のレバレッジ
・証拠金維持率0%のロスカット水準
という大きなメリットがあり、これはBybitよりも非常に優れたトレード環境だと言えるので、スプレッドや手数料のデメリットを十分に補えているかと思います。
大きなメリットとなるスワップポイント
ほかの海外FX業者や、仮想通貨の専門であるBybitなどにおいても、基本的にマイナスのスワップポイントが徴収されます。
つまり、スワップポイントによってトレードの利益が削られるということです。
ですが、Exnessに関してはスワップフリー、いわゆるスワップポイントが「0」となっています。
そのため、Exnessにおいて仮想通貨をトレードしても、一切のマイナススワップが生じないため、利益が削られる事はありません。
これは、ほかの取引所と比べても非常に大きな強みだと思います。
スイングトレードなどポジション保有の時間を長く持つ場合、仮想通貨で生じるマイナススワップは非常に「痛手」となっていますので、Exnessのスワップフリーは有益なトレード環境である事は間違いありません。
為替通貨ペアだけではなく仮想通貨にも力を入れている「FXGT」では、Exnessに比べてスプレッドや手数料は低くなっているものの、基本的に4時間に1回はスワップポイントの徴収が行われ利益を削られるため、スイングトレードの場合は非常に「不利」になっていると思います。
以上、Exnessはスワップフリー=スワップポイントが「0」という大きな強みがあるため、ビットコインなど仮想通貨のポジション保有時間を長くする場合には非常に「有利」なトレード環境だというわけです。
総括~Exnessにおけるビットコインなど仮想通貨のトレード環境~
以上、今回はビットコインなど仮想通貨をExnessでトレードする場合の取引環境を、
・取引が可能な時間
・レバレッジ
・強制ロスカットの条件
・スプレッドや手数料
・スワップポイント
に分け、注意点を交えながら解説させて頂きました。
スプレッドや手数料に関しては、他社と比べて見劣りするかもしれません。
ただ、ビットコインとイーサリアムに関しては最大レバレッジ400倍で証拠金維持率0%のロスカット水準となっているため、ロット数を上げてトレードし、大きな利益の獲得ができる余地が十分にあります。
何より、
・メンテナンス作業時を除く24時間365日トレードが可能
・スワップポイントが「0」=スワップフリー
という大きなメリットがあるため、スプレッドや手数料のデメリットを十分に補えると感じている次第です。
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