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杉原です。
以前の記事では「トレード手法」「ロジック」の構築法を公開し、それなりの反響がありました。
その上で、
「勝てるデイトレード手法の最低ラインはどのくらいですか?」
という質問を割と何度も頂くようになり、今回の記事で取り扱っていこうと思った次第です。
少なくとも、月利300%超えなどのトレード手法のように大きく勝てるロジックは、そうそう短期間でいくつも開発はできるものではないと思います。
ただ、『最低限勝てるトレード手法』であれば、上記のような優秀なロジックに比べて「短期間」に「複数」の開発は不可能ではありません。
仮に、長い年月を掛けて非常に優秀なロジックの開発をするのならば、最低限勝てる、言わば「最低ライン」のデイトレード手法を短期間に複数個作る事も「有り」と思います。
なぜなら、デイトレードのようにポジションを持つ時間が極めて短期間であれば、複数のロジックを『並行」して取り組めるため、利益率の向上を見込めるからです。
スイングトレードのようにポジション保有時間が長ければ、複数のトレード手法同士がエントリーのタイミングを「競合」してしまう傾向が非常に高いため、いくつもロジックを用意しても、トレード回数が増えずに利益率の向上もあまり見込めません。
【実践者の実績や生の声】
対してポジション保有の時間が極めて短いデイトレの場合であれば、別の手法同士でエントリーのタイミングが「競合」する可能性が低くなります。
そのため、いくつものデイトレ手法を同じ口座で「並行」して取り組む事で、それが利益率の向上に繋がるわけです。
というわけで、今回は利益率の向上に直結する、並行して取り組める最低限勝てるFXのデイトレ手法における、
「最低ライン」とはどのようなレベルか?
について記事を進めていきたいと思います。
最低限勝てる、そんなデイトレード手法の最低ラインとは
まずは、そもそもトレードにおける「勝ち」について、その定義を前提として明確にしておきましょう。
トレード1回程度の勝ち負けではなく、「月」「年」など、
一定期間における合計利益ー合計損失がプラス
である事が、トレードにおける「勝ち」という定義で統一したいと思います。
その上で、以下が、最低限は勝ちと言えるFXのデイトレード手法における、条件の一例です。
- リスクリワードが1:1以上
- 勝率が5割以上
仮にリスクリワード(損失:利益)が1:1ならば、勝率が5割を少し上回るだけでも、最低限は勝てるロジックと言えます。
ただし、スプレッドや手数料と言った、いわゆる「取引コスト」を含めての話です。
情報商材をはじめ、ブログやTwitterなどネット上では、
「勝率98%!」
など、勝率をアピールする人が決して少なくありません。
勝率が9割強というのは普通に凄いことです。
ですが、最低ラインで勝てれば良いというFXのデイトレード手法であれば、前述のとおりリスクリワードを1:1以上に保てるのなら、勝率は50%を下回らなければ「十分」ということになります。
そんなリスクリワードを維持できるのであれば、勝率に関しては、90%どころか80%、さらには60%すらも不要だということです。
こう考えると、最低ラインのロジックを作ることはとても「楽」に感じないでしょうか?
50%の勝率を上回れば良いということは、コインで裏表が出る確率よりも少し高ければ良いわけです。
さらに言えば、勝ち負けそのものが「50%」なので、50%の条件をクリアすることはそれほど難しくはないと思います。
むしろ70%、80%、さらには90%を超える勝率のロジックを考えるよりも、最低でも50%を超えるロジックの方が圧倒的に開発は「容易」になるはずです。
言い換えれば、最低限50%の勝率を切らなければ良いということになります。
もちろん、リスクリワードが1:1を維持することは欠かせません。
ただ、リスクリワードが1:1というのは、
平均の損失幅=5pips
平均の利益幅=5pips
という程度でも、比率は1:1なので十分に合格点になります。
そのため、損失幅が5pipsに対して利益幅が10pipsのような「リスクリワード1:2」という高度なロジックを考える必要もないというわけです。
それどころか、リスクリワードは1:1で合格ラインなので、損失幅5pipsだとしたら利益幅は6pipsも要りません。
このように、最低限勝てるロジックで良いというのであれば、勝率50%という最低ラインと同様にリスクリワードに関してもハードルは非常に低いというわけです。
トレードの「頻度」も重要なポイント
ただ、ここまでお伝えした『最低限勝てるFXのデイトレード手法』における
勝率50%を切らない
リスクリワード1:1を維持する
という条件に加え、
トレード回数(頻度)
も忘れてはいけません。
物凄い極論ですが、「勝率50%」「リスクリワード1:1」という最低ラインのデイトレ手法において、トレードの頻度=トレード回数が月に1回では、あまりにも残念なロジックと言わざるを得ません。
もちろん、それでも最低限勝てる事は確かです。
ですが、上記のような月1しかトレードチャンスがないようなFXのデイトレ手法では、その手法を1年間ほど続けた結果、やっとの事で収支がプラスになる見込みが出てきます。
いくら並行して複数のデイトレ手法を取り組むとしても、この程度のトレード頻度ならば、数10個~100個単位の別手法を用意して並行しなければ、月単位でそれなりの勝ちは見えてきません。
また、仮に10個もの手法を並行しようとすれば、さすがに頭が混乱し、それぞれの手法をルールどおりにしっかりと実践できないという事態に陥る可能性も考えられます。
以上から、現実的なレベルで考えて、
勝率50%を切らない
リスクリワード1:1を維持する
という最低限勝てるFXのデイトレ手法において、トレードの頻度を可能な限り増やせる事が不可欠になります。
最低でも、複数のトレード対象(通貨ペアなど)で平均して『1日1回以上』のトレード回数は欲しいところです。
このように、
勝率50%を切らない
リスクリワード1:1を維持する
1日1回以上はトレード頻度がある
という条件ならば、少なくとも月単位での勝ちは維持できる可能性が非常に高くなるはずです。
仮にトレード頻度が少なければ、勝率50%であるため、偶然に負けが偏り、月単位で見て負けが多くなることで月間の成績が「マイナス」になってしまう危険性が高まります。
逆にトレード頻度が多ければ、勝率50%以上という最低限の勝率を月単位でも維持できるようになってくるため、最低限勝てるFXのデイトレード手法として成立するわけです。
まとめ。最低限勝てるデイトレ手法の最低ラインの条件。
以上、今回は最低限、月単位でも勝てる見込みがある「最低ライン」のデイトレ手法について解説させて頂きました。
そんな月単位で見て最低限は勝てるロジックの要素・条件は以下のとおりです。
- 勝率50%を切らない
- リスクリワード1:1を維持する
- 1日1回以上はトレード頻度がある
もちろん、これは「最低限」ギリギリで月単位の利益が保てるレベルの、文字とおり「最低ライン」のトレード手法でしかありません。
言うならば、「何とか損せずに済む」というレベルのロジックということです。
月利で見れば10%もいかず、数%程度かもしれません。
ただ、このロジックが「FXのデイトレ手法」となれば、この「最低ライン」のトレード手法でも十分過ぎる価値があります。
それは、冒頭でも少し触れたように、同じ取引口座で「並行」して複数のデイトレ手法に取り組む事ができる価値です。
FXのデイトレードは短くて数分レベルの極めて短いポジション保有時間なので、複数の手法を並行して取り組んでも、手法同士が競合してしまう可能性が低くなります。
そのため、いくつかのロジックを並行して実践することが十分に可能となり、利益率の向上が見込めるということです。
今回例にしたような、
勝率50%を切らない
リスクリワード1:1を維持する
1日1回以上はトレード頻度がある
という「最低限は勝てるロジック」で、仮に月利(月間の利益率)が5%程度だとしても、そんなロジックを3つ並列すれば月利は15%ほどにまで高まります。
ロジックの数を増やせるのであれば、その分だけ月利は比例して高まっていくわけです。
また、いくら複数の手法を並行できると言っても、10個などまで増やせば、頭が混乱したり、相場のスピードに追い付けない事で、各手法をルールどおりまともにトレードできない危険性が高まります。
そうなれば、次第に負けが増えてしまい、徐々に資金を減らす事に繋がってしまうため、まったく意味がありません。
よって、各手法にも左右されるものの、複数のロジックを並行しても、ルールどおりに実践できる程度のロジック数が限度だということです。
ここまで説明したように、複数のデイトレード手法を持っていることは、利益率の向上に大きく貢献すると言っても過言ではありません。
ただ、冒頭でもお話したように、高い利益率を誇る優秀なロジックを開発することは容易ではなく、「時間」「根気」が必要不可欠です。
場合によっては、それなりの「年月」がかかるかもしれません。
しかし、今回取り扱ってきた『最低限勝てるロジック』であれば、上記の優秀なロジックに比べて、大幅に「短い期間」で構築が可能な上に「容易」です。
ですので、時間を掛けて1つの大きく勝てる確固たる手法を構築するのではなく、あえて最低ライン勝てるFXのデイトレ手法をいくつも構築し、並行して取り組む事で利益率を底上げしていく方針も普通に「有り」だと思います。
以上、本記事があなたのトレード成績アップに貢献できれば幸いです。
そんな成績アップには既に確立されたトレード手法に取り組むことが、何よりの近道だと思います。
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杉原。