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「え?これだけ?」FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」のロジック

杉原です。

今回はレビューするFXトレード教材は、『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』という「株式会社ベアードライン」が販売している教材で、肝心の中身は、

「え?これだけ?」

と率直な感想を私は抱きました。

ただ、これは決して悪い意味ではありません。

このFXトレード教材を目にして検証した上での私なりの感想は、

「エントリーも決済も非常にシンプルで実践しやすい」

という印象で、

・まだ勝てていないトレーダー
・初心者トレーダー

はもちろん、

「ごちゃごちゃとインジケーターを使うと混乱してトレード手法とおりにできない」

などの悩みを抱える多くのトレーダーにとって「有益」なトレード手法と素直に感じたからです。

この記事では、そんなシンプルな『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』に関するロジックを含めてレビューしていきたいと思います。

FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝

同じようにインジケーターを全く使わないデイトレ手法で、利益率に特化したロジックをエントリーから決済まで、以下の記事で図解しているので、ぜひ併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

インジケーターを「放棄」したシンプルな『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』

冒頭でも触れた、

「ごちゃごちゃとインジケーターを使うと混乱してトレード手法とおりにできない」

という悩みを抱えているのであれば、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』は非常に「適した」トレード手法と言っても過言ではありません。

なぜなら、一切のインジケーターを使用していないからです。

インジケーターを使用しないだけでなく、チャート上にトレンドラインを複雑に引くということもありません。

高値または安値に対して1,2本程度の水平ラインを引く事はあるものの、実質的にそれ以外の「ライン」「インジケーター」を引く必要がないため、チャート上は非常に「ごちゃごちゃ」せず「すっきり」しています。

また、そんな1,2本程度の水平ラインも、「目印」程度に引くだけなので、実質的に引く必要は特にありません。

その水平ラインは引いた方が分かりやすいというだけで、特段、なくても「エントリー」「決済」の判断には困る事はないからです。

以上から、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』のトレード手法では、

・エントリー
・決済(利確または損切り)

において、

・インジケーター
・ライン

をまったく使用する事なくトレードの実践ができてしまうということになります。

そのため、『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』は、

「ごちゃごちゃとインジケーターを使うと混乱してトレード手法とおりにできない」

という悩みを抱えるトレーダーの問題を、根本的に解決することが可能なトレード手法と言えると率直に思いました。

ただ、本来はトレードで勝つ事が目的であれば、いくら実践がしやすいトレード手法であっても、勝てなければまったく意味がありません。

そこで、ここからは『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』のロジックについて掘り下げて解説させて頂きたいと思います。

リスクリワード1.5~2。『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』のロジック。

実際のところ、『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』はリスクリワードが1.5~2程のロジックとなっています。

要するに、損切りのリスクに対して、1.5倍~2倍ほどの利益が見込めるということです。

ですが、勝率は6割程という事なので、決して抜群に有効性が高いトレード手法という事ではないと思います。

ただ、前述のとおり、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』は

・インジケーター
・ライン

を特に使用することがないため、非常にシンプルなロジックである事から、実践のしやすさや、パソコンを使えずスマートフォンのみでトレードするという場合にも適しているので、相応の価値はあると感じた次第です。

そんな『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』のロジックは、「ダウ理論」をベースにしたシンプルなトレードルールになっています。

具体的には、ダウ理論にある、

「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」

という定義を利用したロジックです。

このダウ理論の定義に関しては、世界中のトレーダーが「認知」しているからこそ「機能しやすい」という側面があるため、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』の有効性に繋がってきます。

その上で、今触れたような、

「明確なトレンドの転換シグナルが出現するまではポジションを保有して利を伸ばす」

という、FXのデイトレードよりも長いスパンでトレードを行うからこそ、先ほど触れたような「リスクリワード1.5~2」という「損小利大」の実現に至るわけです。

もちろん、前述のとおり、インジケーターやラインなどを使って精度を高めていく手法ではないので、勝率が落ちてしまう事は避けられません。

ただ、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』は、

・スキャルピング
・FXのデイトレード

を実践するようなトレーダーから、スイングトレードや長期トレードを行うトレーダーまで、非常に多くのトレーダーが意識する「4時間足」をメインに相場分析を行うことで、その精度を落とさないような仕組みを取っています。

結果として、4時間足のスイングトレード気味なトレード手法となり、リスクリワードは1.5~2倍と優秀でありながら、決して高くはないものの勝率は6割程をキープできているわけです。

そんな、

・リスクリワード:1.5~2
・勝率6割程
・インジケーターやラインを不使用
・4時間足を使ったスイングトレード気味の手法

となっている『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』において、具体的なエントリーと決済に関するロジックは、下図が物語っているとおりシンプルこの上ない仕組みになっています。

『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』のロジック

まず上図のように、下降トレンドが終わり、「戻り高値」(白い水平ライン)を上方にブレイクしてトレンド転換を確認します。

ただ、戻り高値をブレイクしたからと言って、トレンド転換が高い精度で発生するとは限りません。

そのまま上昇トレンドに入らず、戻り高値を下方に割り込む事が多々あるからです。

そこで、赤線で図示してあるエントリーの箇所にあるように、戻り高値で明確に「反転」するまでエントリーを「待ち」ます。

この反転サインが発生するまで「待つ」ことにより、トレンド転換からトレンドの「初動」でエントリーができる精度を大きく高めているわけです。

その上で、戻り高値(白の水平ライン)で生じた、上昇トレンドに転ずる反転サインが出たにも関わらず、この戻り高値を下方に割り込んだ時点で損切を行います。

そして、先ほど触れたように、ダウ理論にある、

「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」

という相場の性質を活かし、

「明確なトレンドの転換シグナルが出現するまではポジションを保有して利を伸ばす」

ため、下図のとおり、上昇トレンドの初動でエントリーしたロングのポジションは、この上昇トレンドが明確に転換サインが出るまで保有し続けるわけです。

『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』のロジック

このようにトレンドの「初動」をとらえるからこそ、先ほどから触れていた「1.5~2倍のリスクリワード」を実現することができていると言っても過言ではありません。

ただ、致命的な欠点がある『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』のロジック

ここまで触れたように、『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』は、

・リスクリワード:1.5~2
・勝率6割程
・インジケーターやラインを不使用
・4時間足を使ったスイングトレード気味の手法

という相応な有効性を持つトレード手法/ロジックがある事は確かだと私自身、率直に感じていました。

ただ、保有時間の長さが致命的な欠点となっていることは間違いありません。

なぜなら、スイングトレードのようにポジション保有の時間が長い程、相場から目を離す時間が必然的に長くなり、その間に、

・大きな経済ニュース
・政治要因
・災害

などによる、突発的な値動きに巻き込まれ損失を被りかねないからです。

逆にスキャルピングやデイトレードのように、ポジション保有の時間は短ければ短い程、上記のリスクが低く、有効なトレード手法だという考えが私の中でありました。

その上で、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』は1.5~2倍のリスクリワードがあり、一度の利益で数十pipsと大きな利幅を見込めるものの、今触れたようなスイングトレード特有の「リスク」が避けられません。

もちろん、今挙げたような、

・大きな経済ニュース
・政治要因
・災害

などによる突発的な値動きで損失を被るような事態は「稀」であるため、それほど気にしないというトレーダーも少なくないかとは思います。

ただ、実質的に、ここで触れたようなスイングトレード特有の「リスク」によって損失を受ける確率は決して0ではありません。

以上から、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』のトレード手法のみで勝つ事を考えるのではなく、ここで触れたリスクを受けない「FXのデイトレード」のロジックも並行して取り組む事が有効かと私は思います。

要するに、まったく別の有効なFXのデイトレード手法に取り組みながら、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』を別の口座で実践していくわけです。

このように複数のトレード手法を別口座で並行して取り組む事で、スイングトレード特有の「リスク」を最低限カバーができるようになります。

もちろん、複数のトレード手法を並行して取り組む事に負荷を感じてしまうかもしれません。

ただ、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』は、前述のとおり、

・インジケーターやラインを不使用
・4時間足をメイン

などの性質があるため、

・パソコン不要でスマートフォンのみで実践が可能
・数日スパンでエントリーのチャンスを確認すれば良い

という特徴に繋がっているので、別なトレード手法と並行して取り組む事に、決して負荷があると私は思えないわけです。

ですので、有効性のある『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』のロジックと並行し、別なFXのデイトレード手法を並行して実践していくことで、リスクのカバーをしつつ、利益率を底上げしていく考え方が有効だと私は感じていました。

やり過ぎ?なサポート

『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』の開発者は、「ぷーさん」の愛称でトレーダー界で広く認知されています。(下図がその「ぷーさん」です)

『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』の開発者である「ぷーさん」

この「ぷーさん」は「株式会社ベアードライン」を介して、2013年からFX教材を販売し、多くのトレーダーから評価を受けている方になります。

そもそも質の低い情報を提供して教材費で儲けていれば、悪評によって長期間も教材販売は続けられません。

その点を考慮しても、多くのトレーダーから、この「ぷーさん」が評価を受けている事が頷けました。

何より、この教材『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』そのものが2013年から継続して販売され続け、多くのトレーダーから高い評価を受けています。

実践者による「生の声」は販売ページに数多く掲載されていますので、ぜひ当記事を読み終えた後、あわせてご覧になってみてください。

そんな高評価を受けている「ぷーさん」ですが、その要因として記事内で解説してきたトレード手法の有効性はもちろん、

・無期限
・無制限

のサポート体制もあると私は思います。

大抵の情報商材であれば、数ヵ月程度の期限でサポートを実施しているものの、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』で「ぷーさん」が行っているサポートは「無期限」となっているため、いつでもサポートが受けられるという大きなメリットがあるわけです。

トレード初心者であれば、教材のみではロジックの理解がなかなか上手くできず、結果として実践まで時間が掛かる傾向が否めません。

その上、初心者でトレードに慣れていない分、いざ実践しても教材とおりに取り組めない可能性もあると思います。

結果、サポート期限が終わってしまい、上手くいかずに諦める・・・という事態に陥りかねません。

ただ、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』では「無期限」でサポートが受けられるため、上記のような事態を回避することが可能です。

その上、回数は無制限であることに加え、メールだけではなく動画でも質問や相談に対する回答をしてくれます。

そのため、チャート図を使った解説なども受けられるので、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』はよりトレードでの成功率を高める環境が整っているというわけです。

以上、今回は『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』の、

・リスクリワード:1.5~2
・勝率6割程
・インジケーターやラインを不使用
・4時間足を使ったスイングトレード気味の手法

というロジック解説を行った上で、スイングトレード特有の「リスク」をカバーする上でも別なFXのデイトレード手法と並行して、この『FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル「輝」』を実践する事を推奨させて頂きました。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

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推奨~予約型FXのデイトレ手法「岡安盛男のFXトレード極」のレビュー~

杉原です。

今回は、FXに対して下記のような思いを持つ場合に推奨ができる、デイトレード手法の教材を1つ紹介していきます。

「岡安盛男のFXトレード極」https://okayasu-fx.tokyo/

  • 本業が忙しいのでチャートを見てる時間があまり持てない
  • インジケーターを使用しないシンプルで分かりやすいFXのデイトレ手法が良い
  • チャートとの睨めっこが精神的にも苦痛
  • スマートフォンだけでもできるならうれしい
  • チャートに張り付くトレード手法は疲れるので付いていけない

上記のような悩みを解決するのに適した教材として今回紹介したいものが、株式会社TKトレードさんが販売し、岡安盛男さんが講師を務める「岡安盛男のFXトレード極」になります。

そんな「岡安盛男のFXトレード極」は、

「エントリーから決済までをすべて予約注文する」
「テクニカル指標やインジケーター、経済指標を利用しない」

というほかのデイトレ教材と大きく異なる大きなメリットがあるため、

・忙しいため、相場(チャート)に張り付いてトレードができない
・スマートフォンだけでトレードをしたい

などの考えを持つ場合に、非常に向いているFXのデイトレード手法と言っても過言ではありません。

当ブログでは一度の取引で10%前後の利益率を出しているライントレードの手法を、エントリーから決済まで図解しているので、良ければ下記の記事も併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

【特徴】「岡安盛男のFXトレード極」のデイトレ手法の特徴

岡安盛男のFX極

上図は販売ページから抜粋したものですが、画像のとおり月収60万をまずは目指しましょう、という趣旨で、毎月60万はトレード資金によって大きく変わるものの、決して大きな利益率を狙うのではなく、

「少しずつでも堅実な稼ぎを得ましょう」

という目標を掲げているFXのデイトレード教材です。

そんな今回紹介させて頂く「岡安盛男のFXトレード極」のデイトレ手法は、下記のような特徴が挙げられます。

  • 海外の金融機関ディーラーとして負けられない環境で戦ってきた「大物」が自ら実践するFXのデイトレード手法
  • 朝の決まった時間に1回のみ10分程度の作業を行うFXのデイトレードなので、時間が取れない環境でも継続した実践が可能
  • エントリーから決済までを事前に予約ができる(IFDOCO注文)ので、ツールを使わずにエントリーから決済までを完全に自動化
  • テクニカル指標やインジケーター、経済指標を使用しないため、スマートフォンでも可能
  • 1時間足と5分足のライントレードで、勝率は5割前後、リスクリワードは1:2~3

前述のとおり、「岡安盛男のFXトレード極」のデイトレード手法は決して大きな稼ぎを狙うロジックではありません。

10万通貨で月60万程度を狙うFXのデイトレ手法なので、利益率そのものは特に大きいものではないわけです。

ですが、先ほど挙げた特徴にもあるように、朝の決まった時間帯に予約注文し、その後はチャートを一切見る必要がないというFXのデイトレ手法になるため、トレードにおける「時間」「負荷」がほぼ取られません。

これは非常に大きなメリットだと思います。

普段の本業が忙しく、トレードに集中できる環境にないという場合には、非常に適したデイトレードの手法である事は間違いありません。

また、専業のデイトレーダーにとっても自身が取り組んでいるFXのデイトレ手法と「並行」して実践ができるため、この「岡安盛男のFXトレード極」の手法は価値のあるものだと率直に感じました。

私自身、専業デイトレーダーとして、主に21時頃~の時間帯でFXのデイトレを行っていますが、「岡安盛男のFXトレード極」で解説されるノウハウと同時に実践が可能だと考えたため、それなりの期待を持った上で詳しい手法の内容を見ていったわけです。

では早速、具体的なノウハウの詳細を掘り下げて説明していきたいと思います。

その上で、ロジックの核心部分に入る前に、講師である『岡安盛男』さんについて触れさせてください。

この岡安盛男さんの経歴が、FXのデイトレ手法におけるロジックの核心部分に大きく関わっているからです。

岡安盛男の経歴からロジックの詳細について掘り下げていく流れで、「岡安盛男のFXトレード極」におけるFXのデイトレ手法を細かく解説させて頂きたいと思います。

ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

大物?岡安盛男さんの経歴から紐解くロジック

今回紹介している「岡安盛男のFXトレード極」の講師である岡安盛男さんは、メディアへの出演や雑誌の連載だけではなく、以下のように数多くの本も出版されている方です。

岡安盛男の出版書

ただ、幾ら本を出版していたり、テレビやラジオに出演していたとしても、実際のFXトレードにおける「実力」は関係ありません。

大量の本を商業出版したり、メディアの露出が多い人でも、実際には勝てていなかったり、場合によってはトレードをしていなかったりするケースが少なくないからです。

ただ、岡安盛男さんの場合、「金融機関のディーラー」という『負けられない環境』でのトレーダーとしての経験値が豊富であり、ヘッドハンティングで海外の金融機関を渡り歩いて来たという実績は相応なものにほかなりません。

そんな「金融機関のディーラー」としての岡安盛男さんが歩んできた道のりは以下のとおりです。

  • オランダの大手投資銀行、アムロ銀行(現ABNアムロ銀行)
  • カナダ五大銀行のRBC(カナダロイヤル銀行)
  • オーストラリアの四大市中銀行である、ウエストパック銀行
  • フランスNo.1のメガバンク、インドスエズ銀行(現カリヨン銀行)
  • マネックスFX(マネックス証券)

すべての写真は得られませんでしたが、下図が上記の一部写真になります。

岡安盛男さんがディーラーとして活躍した金融機関

上記の金融機関を「ヘッドハンティング」という形で渡り歩いて来たということでした。

金融機関からのヘッドハンティング

少なくとも相応のトレード実績を残していない限り、別の金融機関からのヘッドハンティングはされないわけですから、ディーラー時代の実績は相当に高かったと予想ができます。

しかし、ディーラーは金融機関に在籍していると、そこで得られる情報も個人トレーダーとは桁違いである事は確かです。

ですので、そんな希少な情報を活かせたからこそ、ディーラー時代にヘッドハンティングされるほど大きく勝てていた可能性も少なくありません。

ただ、この教材「岡安盛男のFXトレード極」の販売ページでは下図のように、販売を開始した当時のものですが、毎月60万台の利益を堅く残している確固たる証明を掲載していました。

スクロールしてすべての実績をご覧頂けます。
岡安盛男の実績201701岡安盛男の実績201702岡安盛男さんのデイトレ実績岡安盛男の実績201703岡安盛男の実績201704岡安盛男の実績201705岡安盛男の実績201706

これらはご本人の実名入りの疑いようがない証拠画像ですので、岡安盛男さんはディーラーとして金融機関の力を借りずとも、個人の力だけでも堅実に勝てるトレードの実力をお持ちだという印象を率直に感じました。

そんな岡安盛男さんはディーラー時代に得た知識をフルに活用し、

大口投資家
機関投資家
バンクディーラー
投機筋

などの動きを意識したFXのデイトレード手法を、個人トレーダーとなった今も実践されているとのことです。

そして、そんなFXのデイトレ手法こそが、この「岡安盛男のFXトレード極」で語られる具体的なノウハウになっていきます。

「岡安盛男のFXトレード極」のデイトレ手法の詳細

では、ディーラーとしてヘッドハンティングをされる実力を持ち、ディーラー時代に培ってきたノウハウをもとに、現在も岡安盛男さんご本人が取り組んでいるデイトレ手法の詳細を掘り下げて解説していきたいと思います。

まず数多くのデイトレ手法と大きく異なる部分の筆頭としては、前日までのニューヨーク市場の動向を利用するという点です。

前日からのニューヨーク市場のトレンドを利用するFXのデイトレ手法

まず、日本時間の朝方には、前日から続いていたニューヨーク市場は大引け(終了)になります。

その後、ほとんど参加トレーダーがいなくなり、取引量が激減して、値動きの調整が入るわけです。

そして、東京市場が9時から始まり、ニューヨーク市場で出ていたトレンドが再開するところを狙っていきます。

これが岡安盛男さんが提唱するデイトレ手法の概略です。

その上で、トレードに必要な時間は下記のとおりになります。

トレードに必要な時間は、8時から11時の間に約10分の時間

販売ページでは7分とありますが、トレードの経験値によっても左右されるため、私としては約10分という印象でした。

少なくとも、10分あれば未経験者のトレーダーであっても、十分にエントリーと決済の予約注文が可能だと思えたからです。

そして、注文を出す際には、チャート上に複数のインジケーターやテクニカル指標などを表示させたり、経済指標を気にするということは必要ありません。

経済指標やテクニカル指標、インジケーターは無視。

そのため、わざわざパソコンを開いてチャートを細かく分析する必要がないので、スマートフォンでも実践が可能なわけです。

ですので、スマートフォンを持参した上で10分程度の時間を確保することができれば、会社勤めであっても支障なく実践ができると思います。

普通に自席でもできると思いますが、それが厳しいようでしたら、トイレや喫煙所でも「岡安盛男のFXトレード極」の実践は不可能ではありません。

慣れてしまえば販売ページで語られていたように7分、もしくは5分程度でも予約注文を出し終えられると思います。

よって、仮に10分も仕事を止められないという場合であっても、実践ができないということはないのでは、と率直に感じた次第です。

隙間時間、約10分間に行う予約注文とは

そんな隙間時間に行う予約注文は、

エントリー
利確
損切り

を一度に注文する下図のような「IFDOCO注文」になります。

IFDOCO注文の図例

この注文方法によって、FXのデイトレを自動化させる事がでできるわけです。

上図のようなIFDOCO注文を行った後は、利確もしくは損切りが自動で行われるため、チャートを見る必要はありません。

ただ注意点としては、エントリーが「されない」ケースもあるということです。 

先ほどの上図で言えば、110円になる事がエントリーの条件になります。

そのため、110円ならなければエントリーはされません。

よって、IFDOCO注文を出したからと言って、必ずエントリーして決済されるとは限らないわけです。

環境認識からトレードまでのロジック

ここまでは、「岡安盛男のFXトレード極」のデイトレ手法として、

岡安盛男さんがディーラー時代に培ったスキルをもとにした、ニューヨーク市場からのトレンドを利用したノウハウ
朝8時~11時の間、約10分間の時間を確保した上でIFDOCO注文によるエントリーと決済の自動化

という部分まで解説させて頂きました。

その際の注文判断は、前述のとおり、テクニカル指標やインジケーターは一切使用しません。

それらを一切使わない代わりに、1時間足による環境認識をしてから5分足のチャートを見て、

・前日のニューヨーク市場におけるトレンド動向
・そのトレンドを受けた東京市場における早朝の値動き

を総合的に判断し、

エントリーの価格
決済の価格
損切りの価格

をそれぞれIFDOCO注文で発注するわけです。

判断基準は5つのみで、テクニカル指標やインジケーターを使わず、トレンド動向や価格帯による判断なので、特に難易度が高いわけではありません。

一部、ネット上では、この判断基準について、裁量の要素が大き過ぎるとの指摘も見かけました。 

この「岡安盛男のFXトレード極」のデイトレ手法自体、そもそもテクニカル指標やインジケーターを使わない事を前提にしているため、トレーダーの裁量に任せているという印象があり、そのような書き込みをされていたのかもしれません。

ただ実際には、前述のとおり、

・前日のニューヨーク市場におけるトレンド動向
・そのトレンドを受けた東京市場における早朝の値動き

をもとにした明確な判断基準があるため、エントリーと決済の判断は決して難しいものではなく、トレーダーによって成績が大きく変わるようなノウハウではないと思いました。

また、PDFによる教材だけではなく動画による解説もあわせて用意されているため、解説されているFXのデイトレ手法をの理解度を高める工夫もされています。

その上、約半年、180日の長期間に渡って、回数無制限のメールサポートを、岡安盛男さんご本人から受ける事が可能です。

岡安盛男のメールサポート無制限

ヘッドハンティングによって海外にある金融機関のディーラーとして活躍されてきた、岡安盛男さんご本人からのメールでのサポートを無制限に利用可能なので、もしトレード判断が難しいと感じても自身の理解度を十分に底上げできると思います。

勝率は5割程度でリスクリワードが1:2~3

スキャルピングや、極めて短い時間でトレードを完結させるFXのデイトレであれば、チャートに張り付ける事で値動きに対して敏感に反応ができるため、勝率を上げやすい傾向にあります。

ただ、この「岡安盛男のFXトレード極」のデイトレ手法では、前述のとおり、朝の段階で予約注文をするスタイルなので、チャートに張り付いて細かくテクニカル分析を行わない反面、どうしても勝率は高くはありません。

およそ5割程度という勝率です。

ですが、決して高くはない勝率に対して「リスクリワード」は1:2~3もあります。

つまり、損切り時の損失に対して、利確ができた際の利益幅が2~3倍あるという事なので、最終的にトータルの成績を高く保てるようなFXのデイトレ手法になっているわけです。

そんな優秀なリスクリワードですが、損切り幅は約20~30pipsであるのに対して、利益幅は60~90pipsほどになります。

もちろん、勝率が高くなく、損切り幅も非常に小さいというわけではないため、決してロット数を大きくしてトレードすることはできません。

ロットを大きくできない以上、「岡安盛男のFXトレード極」では、利益率を高めて短期間で大きな収入を得るということは難しいわけです。

ただ、予めIFDOCO注文によって、エントリーから決済までを完全に「予約」していくため、リスクリワード1:2~3という高さが崩れる事はないと思います。

これがエントリー後にトレーダー自身で利確や損切りを行うFXのデイトレ手法になると、どうしてもトレーダーの精神要素が入るため、

「まだ利確には早いものの、もし今から損切りになったら困るから、今の内に利確してしまおう」
「損切りしなければいけない場面だが、もしかすると反転して利確ができるかもしれないので、もう少し損切りを我慢しよう」

などの心理から、

利確幅を少なくしてしまう
損切り幅を大きくしてしまう

ということに繋がり、「岡安盛男のFXトレード極」における強みである『リスクリワードが1:2~3』の維持ができなくなるかもしれません。

しかし前述のとおり、この「岡安盛男のFXトレード極」ではIFDOCO注文によって、エントリーの注文と同時に「利確」「損切り」の注文も予約して『確定』させてしまいます。

そのため、トレーダー自身の精神要素が入り込み、先ほど触れたような利確幅の減少や、損切り幅が大きくなるなどの心配はありません。

よって、

勝率が5割程なので決して高くない
ロットを大きくできない

という欠点があるものの、

リスクリワード1:2~3の維持

は普通にできると考えられます。

このように勝率が50%程度であっても、損失に対して利益が2~3倍というペースを保てるからこそ、トレードすればするほど、「堅実」に資金を増やせるわけです。

「岡安盛男のFXトレード極」で解説されているFXノウハウはそんなFXのデイトレード手法になっています。

岡安盛男のFX極で「10万通貨のトレードで月々60万円」を実現できるのか?

ここまでは、「岡安盛男のFXトレード極」のデイトレード手法について、講師である岡安盛男さんご本人の経歴を踏まえた上で、細かい部分まで掘り下げて解説してきました。

以下がそのまとめになります。

  • 海外の金融機関ディーラーとして負けられない環境で戦ってきた「大物」が自ら実践するFXのデイトレード手法
  • 朝の決まった時間に1回のみ10分程度の作業を行うFXのデイトレードなので、時間が取れない環境でも継続した実践が可能
  • エントリーから決済までを事前に予約ができる(IFDOCO注文)ので、ツールを使わずにエントリーから決済までを完全に自動化
  • テクニカル指標やインジケーター、経済指標を使用しないため、スマートフォンでも可能
  • 1時間足と5分足のライントレードで、勝率は5割程、リスクリワードは1:2~3

以上が「岡安盛男のFXトレード極」の特徴ですが、このデイトレード手法はすべての通貨ペアではなくユーロドルとドル円を推奨しています。

ほかの通貨ペアに比べてユーロドルとドル円は取引量が圧倒的に多いため、分析の精度が上がりやすい傾向にあるからです。

そのため、決してほかの通貨ペアでもトレードができないわけではないもの、ユーロドルとドル円は前日のニューヨーク市場からのトレンド動向を受けやすい面も踏まえ、推奨の通貨ペアとなっています。

その上で、この「岡安盛男のFXトレード極」では1日に1回~3回の取引機会があるので、月単位で見て約40回程がトレードのチャンスと考えられます。

仮に1か月に40回のトレード機会があったとした場合、勝率が50%なので、

勝ちトレード20回 × 60~90pips = 1200~1800pipsの利確幅
負けトレード20回 × 20~30pips = 400~600pipsの損切り幅

になります。

そのため、1200~1800pipsの利確幅から400~600pipsの損切り幅を差し引いた上で、仮にネガティブに考えて「利確幅の最小値1200pips」「損切り幅の最大値600pips」を差し引いても、

1200pips ― 600pips = +600pips

なので、10万通貨でのトレードでは『約60万円』の利益が十分に見込めます。

あくまでも、これは「ネガティブ」なシュミレーションなので、徹底して毎日トレードに打ち込めば、月によっては60万以上になる可能性もないわけではありません。

少なくとも、上記の計算のように、10万通貨のトレードで月単位60万の利益を獲得していく事は十分に見込めると思います。

このような成績を、朝の約10分、スマートフォンのみでも実践が可能なので、

  • 本業が忙しいのでチャートを見てる時間があまり持てない
  • インジケーターを使用しないシンプルで分かりやすいFXのデイトレ手法が良い
  • チャートとの睨めっこが精神的にも苦痛
  • スマートフォンだけでもできるならうれしい
  • チャートに張り付くトレード手法は疲れるので付いていけない

という場合であっても、手堅く稼いでいくことが見込めるというわけです。

ロット数や勝率が高くない分、利益率は決して大きいわけではありません。

その分、10分程度の時間を費やすのみで「負荷」が非常に少なく、堅実にトレードでの稼ぎを見込めるという「岡安盛男のFXトレード極」におけるデイトレード手法の価値は非常に高いと率直に感じました。

また、このデイトレ手法は実践時間が限りなく短くて済み、予約注文によって決済まで自動化されるので、専業のトレーダーであっても「並行」して取り組める手法である点も大きなメリットだと思います。

当ブログでは、この記事で紹介した教材以上の収益性として、一度の取引で10%前後の利益率を出しているライントレードの手法を、エントリーから決済まで図解しているので、良ければ下記の記事も併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

まさに王道中の王道。トレンドハックFXのロジック解説とレビュー。

杉原です。

今回は、特にFXのデイトレードやスキャルピングの経験者で、上手くいかずに負けが続いてしまったトレーダーにとって「指針」になるような教材『トレンドハックFX(青木陽一)』のレビューをしていきます。

このトレンドハックFXは、基本中の基本であり、王道中の王道というFXのデイトレード手法を提唱している教材です。

基本や王道は多くのトレーダーが意識するため、テクニカル分析の精度が高まる事で、コツコツドカンのような大損を避けやすいロジックに近いと思います。

率直に言うと「すべらないFX」、このトレンドハックFXのデイトレード手法はそんな印象でした。

早速、ロジックの内容も含めてレビューしていきたいと思います。

当ブログでは、一度の取引で10%前後の利益率を出しているライントレードの手法を、エントリーから決済まで図解で無料公開しているので、良ければ下記の記事も併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

トレンドハックFX(青木陽一)のデイトレード手法

このトレンドハックFXのデイトレード手法における特徴は、

マルチタイムフレーム分析による環境認識
ダウ理論
移動平均線
ボリンジャーバンド

などの「王道」なテクニカル分析を軸としている点です。

1.複数の時間足と移動平均線を用いたマルチタイムフレーム分析

このトレンドハックFXでは、MTF(マルチタイムフレーム)による環境認識を非常に重要視しています。

そんなマルチタイムフレームによって行う環境認識においては「複数の時間足」を使いますが、その時間足は下記の3つです。

  • 1時間足
  • 4時間足
  • 日足

いずれの時間足も、非常に多くのトレーダーが意識する時間足であることに間違いありません。

短期トレーダーだけではなく中長期のトレーダーも同時に意識するわけですから、よりテクニカル分析の精度を高めるロジックになっていると思います。

このように、複数の時間足を用いる環境認識は有効性が高い分析法であるものの、「苦手意識」を持っているトレーダーは少なくありません。

なぜなら、確認する時間足が多いほど、環境認識に時間がとられ、肝心なトレード判断が疎かになりやすいからです。

特に、スキャルピングやスキャルピング寄りの極めて短い時間で完結するタイプのデイトレードを行う人には、エントリーや決済には相応の「スピード」が欠かせません。

そのため、スキャルパーやデイトレーダーは、このように複数の時間足を使った環境認識に苦手なイメージを持っていたり、できれば「避けたい」と考えている人が少なくないと思います。

その上で、このトレンドハックFXのデイトレード手法における環境認識は、

・ローソク足が移動平均線より上ならば上昇トレンド
・ローソク足が移動平均線より下ならば下降トレンド

という至ってシンプルな分析法になっていました。

そのため、複数の時間足を使った環境認識であっても、すぐに分析を終え、現時点における相場の全体像を即座に把握することができるので、「苦手意識」「避けたい」と考えているトレーダーにとっても、この環境認識のノウハウは取り入れやすいと思います。

そんな移動平均線を用いたシンプルな環境認識を、1時間足、4時間足、日足を使って行い、

買い(ロング)
売り(ショート)

というエントリーの方向性を決めていくわけです。

環境認識からエントリーの方向性を決める方法

以下が、「買い」「売り」「見送り」になる3パターンの事例です。

買いエントリーを狙うパターン

1時間足(上昇トレンド)
4時間足(上昇トレンド)
日足(上昇トレンド)


売りエントリーを狙うパターン

1時間足(下降トレンド)
4時間足(下降トレンド)
日足(上昇トレンド)


見送るパターン

1時間足(上昇トレンド)
4時間足(下降トレンド)
日足(上昇トレンド)


以上になります。

いかがでしょうか。

複数の時間足を使ている割に、非常に「シンプル」なので、時間や手間、労力が取られる事はありません。

そのため、後に解説するトレードの判断も、余裕を持って行うことができます。

何より、複数の時間足を駆使した環境認識を行い、方向性が定まらない場面を見送れるようになる事は非常に大きなメリットです。

地道に積み上げた利益を一度の大損で失う・・・いわゆるコツコツドカンは、方向性が定まっていない相場に手を出し、そこからトレンドが始まる際に、逆方向のポジションを持ってしまい、最終的に大損になる事が少なくありません。

ただ、このトレンドハックFXのデイトレード手法における環境認識のノウハウでは、確実に方向性が分かる場面にのみでトレードを行うように徹底しているため、よほどの大失敗、コツコツドカンによる大損を限りなく避けられるロジックになっているわけです。

徹底した環境認識によって避けられる負け相場

このトレンドハックFXの環境認識によって「見送る」事ができる負けパターンの例を少し挙げさせて頂きます。

まずは、下図をご覧ください。

上向きの角度になっている移動平均線の前後にローソク足が触れたので、エントリーするというグランビルの法則に則ったようなトレードを例にします。

グランビルの法則における失敗例1

ただ、その後、ジワジワと下がり、下降トレンドの初動に巻き込まれてしまいました。(下図)

グランビルの法則における失敗例2

仮に急落していたのであれば、急いで損切りするトレーダーは多いと思いますが、このようにジワジワとトレンドが始まりだす際には、なかなか損切りに踏み切れないというケースが少なくありません。

結果、どんどん損切りのタイミングが遅れ、大きな損失を出してしまう傾向にあるわけです。

続いてのパターンとして、下図をご覧ください。

よくあるボリンジャーバンドの拡大に乗っかる形でのエントリーです。

ボリンジャーバンドによるトレードの失敗例1

ただ、バンドが拡大したかと思いきや突如として縮小し、こちらも先ほどと同様、下降トレンドの初動に巻き込まれてしまいました。(下図)

ボリンジャーバンドによるトレードの失敗例2

以上、2つの例を挙げましたが、これらは2つ共「短期足」による判断のみでエントリーした結果の損失になります。

これらは、トレンドハックFXの環境認識ノウハウによって「見送り」すべきような相場環境でした。

ですので、先ほど挙げた「1時間足」「4時間足」「日足」の移動平均線を駆使した環境認識法により、上記2例のような「よくある負けパターン」を限りなく防げるようになっていきます。

要するに、「よくある負けパターン」を「見送れる」ようになることで、単純な勝率を大きく向上させられるというわけです。

2.ダウ理論と移動平均線、サポレジをベースにしたトレードルール

トレンドハックFXでは、ここまで説明したような、複数の時間足を使った環境認識で、

買い(ロング)
売り(ショート)
見送り

という、いずれかの「方向性」を確認した後は、

ダウ理論
移動平均線
水平ライン(サポートライン、レジスタンスライン)
ボリンジャーバンド

という「基本中の基本」かつ「王道中の王道」のテクニカル分析を用いて、実際のトレード判断を下していきます。

その上で、上記のテクニカル分析のダマしを防ぐためにも「5分足」「15分足」を使い、ローソク足の動向も含めてトレードのタイミングを計るわけです。

ただ、「5分足」「15分足」を使うとなると、トレードのタイミングが遅れたり、判断そのものが難しくなってしまうという印象を持たれるかもしれません。

ただ、エントリーの条件は基本的に3つ程のシンプルなロジックなので、判断が遅れる事はそれほど心配ないと私は思いました。

また、ロジックにおいても、

移動平均線の傾きや角度
ボリンジャーバンドの拡大・縮小

と言った「主観的な判断」によって左右される要素は特にありません。

そのため、トレンドハックFXは判断そのものが難しく、そもそも実践ができないようなFXのデイトレード手法ではないです。

多くの情報商材では、上記のような「傾き」「角度」「拡大と縮小」などの裁量判断が「曖昧」なケースが少なくありません。 

曖昧かつ抽象的なため、「エントリーするべき」か「エントリーしてはいけない」かの判断がトレーダーによって大きく異なってしまうことも多々あります。

要するに、そもそもノウハウとおりに実践ができないような情報商材が多いわけです。

そのような裁量によってトレーダーごとにまったく異なる判断を下してしまうような、曖昧な判断要素を削っている点が、このトレンドハックFXの強みと言えると思います。

ちなみにですが、さらにトレードをシンプルにしていくために、トレンドラインのみを使った「トレンドラインのブレイク手法」にて、取引1回あたりで2桁以上の利益率を出しているデイトレ手法を確立していました。

下記の記事にて、エントリーから決済までの図解を含めてロジックを公開していますので、良ければご覧になってみてください。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

その上で、

・押し目買い
・戻り売り
・トレンド反転狙い

のような場面を狙っていきます。

そのため、中長期では順張りに見えても、5分足のような短期足レベルでは逆張りに見えるかもしれません。

ただ、前述のマルチタイムフレーム分析による環境認識もあわせてのトレード判断であるため、中長期トレーダーも短期トレーダー(デイトレーダーやスキャルパー)も同時に同じ方向の注文を出すような場面のみを絞り込めている傾向にあります。

中長期トレーダーは順張りの買い、短期トレーダーは逆張りだが同じく「買い」というようなイメージです。

結局のところ、「買いが多ければ上昇」「売りが多ければ下降」という相場の原理原則があるため、より多くのトレーダーが出す注文と同じ方向に便乗すれば、勝ちやすいというシンプルな話になります。

そんな相場の原理原則を忠実に実践していくのが、このトレンドハックFXのデイトレード手法なわけです。

トレンドハックFXのデイトレード手法、その有効性の高さ

ここまで説明してきたとおり、トレンドハックFXのデイトレード手法は、

1.複数の時間足と移動平均線を用いたマルチタイムフレーム分析
2.ダウ理論と移動平均線、サポレジをベースにしたトレードルール

という流れで環境認識を行った上でトレード判断を下し、中長期トレーダーと短期トレーダーの注文が同方向になりやすい場面を狙っていくロジックとなっています。

ロジックに反映される時間足は、

5分足
15分足
1時間足
4時間足
日足

であり、テクニカル分析に関しては、

ダウ理論
移動平均線
水平ライン(サポートライン、レジスタンスライン)
ボリンジャーバンド

がロジックに反映されています。

これらの時間足、そしてテクニカル指標は、非常に多くのトレーダーに意識されるものであるため、短期トレーダーだけではなく中長期トレーダーも同時に買い、または売りになるような場面を狙いやすくなるわけです。

「基本的の基本」であり「王道中の王道」。

そんなFXのデイトレード手法になっています。

その上で、

勝率は7割前後
リスクリワードは1:1.5前後

というレベルの成績です。

繰り返しになって恐縮ですが、このトレンドハックFXのデイトレード手法における環境認識やトレード判断は、「基本的の基本」であり「王道中の王道」であり、決して一時的にしか通用しないノウハウではありません。

今も昔も、非常に多くのトレーダーに意識される要素を十分にロジックに盛り込んでいるからこそ、長期間稼ぎ続けられる、そんなFXのデイトレード手法に仕上がっている思います。

もちろん、このトレンドハックFXは「EA(自動売買ツール)」「サインツール」ではないため、どうしてもトレーダー自身が裁量判断を下す部分があり、それは避けられません。

ただ、先ほど書いたように、トレンドハックFXに書かれているFXのデイトレード手法・ロジックにおける判断は、

移動平均線の傾きや角度
ボリンジャーバンドの拡大・縮小

などのような、個人の「感覚」「主観」によって大きく左右される要素が少ないため、トレーダーごとに大きな差異が生じないと思います。

習熟度にも若干は左右される事がある仮定し、勝率6割に落ちたとしても、1:1.5を維持できればは十分に優秀なFXのデイトレード手法と言えるのではないでしょうか。

何より、仮に習熟度が未熟だとしても、シンプルな環境認識は差異が生じにくいですし、この環境認識ノウハウによって、コツコツドカンになりやすい相場状況を「見送る」という判断を下せるようになります。

コツコツドカンのように積み上げた利益を大きく失う事を防げるだけでなく、単純に勝率の向上も見込めるわけです。

このトレンドハックFXのデイトレード手法は、王道のシンプルなものであり、

マルチタイムフレーム分析
環境認識
ダウ理論
移動平均線
ボリンジャーバンド

などを深く学んでいけば、人によっては、いずれは辿り着くようなノウハウかもしれません。

ただ、辿り着くまでの道のりは人それぞれで、数ヵ月の人もいれば数年、もしくは数十年の人もいるはずです。

場合によっては最終的に辿り着く事ができないケースもあり、まともに勝てないままでいる人も少なくないと思います。

その上で、このトレンドハックFXは、ここまで解説した有効性の高い「王道の王道」なFXのデイトレード手法を完成された形で提供してくれているわけです。

ノウハウの提供だけではなく、購入者限定のメンバーサイトでは、数多くの「ケーススタディ」が掲載され、裁量判断による習熟度を高めるべくフォローも充実しています。

また、サポート体制も無制限にあるだけではなく、ここまで説明した環境認識やトレード判断に欠かせないチャート設定の代行まであるため、

・右も左も分からないFXの初心者
・失敗を繰り返してきたFXの経験者
・FXで一生涯、安定的に稼ぐ力を付けたい方

にとっては、それなりに推奨できる教材かと思いました。

この記事で紹介してきた王道のトレード手法『トレンドハックFX』ですが、私自身、同じく王道のトレンドラインを使って、よりシンプルなデイトレード手法を確立しています。

トレンドラインの「ブレイク」や「反発」にそれぞれ対応しており、

・含み損
・損切り幅

を最小限に抑えてロットを低リスクで高めることで、ラインのみでも5分足のデイトレ1回で2桁台の利益率を出せている傾向にありました。

下記の記事では、実際のエントリーから利確までの流れを実例で図解していますので、良ければ下のリンクからご覧になってみてください。

・チャネルラインの反発を狙うデイトレ手法
>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

・トレンドラインのブレイクを狙うデイトレ手法
>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

・トレンドラインの反発を狙うデイトレ手法
>【初動テクニカル】トレンドラインとキリ番を使った聖杯に近いFXのデイトレード必勝法

>ブログの目次はこちらから

曖昧なロジックだけど。LogicalFX(合同会社ファンドアンドコンサルティング)のレビュー。

杉原です。

今回は、読者さんからレビュー依頼があった合同会社ファンドアンドコンサルティングさんから長年売れ続けているFX教材「LogicalFX」をレビューしていきます。

LogicalFX

販売サイトURL:http://www.logicalfx.com/

このLogicalFXという教材は、

・ダウ理論
・水平ライン

に関して詳しく解説され、これらの原理原則をトレードに活かしていくというノウハウが提唱されています。

私自身も自分のデイトレード手法にはダウ理論と水平ラインを使っているため、非常に気になる教材として目を通し始めました。

実際に教材を見ると、ダウ理論、水平ラインの解説としては、

「こんな掘り下げた事まで?」

という感情が起きるほど、非常に分かりやすかったです。

水平ラインだけでも20本超えの動画があるので、深い学びが得られる事はあると思います。

LogicalFXの強み~ダウ理論と水平ラインというシンプルなロジック~

トレードノウハウ自体が、ダウ理論と水平ラインのみに基づくので、

・移動平均線
・RSI
・ボリンジャーバンド
・MACD
・ADEX

など、数値を見て判断するインジケーターを一切使いません。

そのため、上記のような「インジケーターの向きや数値を見るのが複雑で苦手」という悩みを抱えている場合、LogicalFXのトレード手法は向いていると思います。

私自身もそういったインジケーターを多数利用するのではなく、シンプルなテクニカル分析法を徹底追及しているため、このLogicalFXの方針には共感ができました。

ただ、教材を見ると、本来はシンプルであるはずの水平ラインを複雑化してしまっている印象でした。

LogicalFXは水平ラインを逆に複雑化してしまっている?

下図は販売ページにもあるのですが、ご覧のとおり、やたらと水平ラインを大量に引き、複雑になっている事がお分かり頂けると思います。

LogicalFXの水平ライン理論が多少複雑

これでは、

・移動平均線
・RSI
・ボリンジャーバンド
・MACD
・ADEX

などのインジケーターを大量に使っているのと、売買判断の複雑さはあまり変わりません。

そのため、水平ラインはシンプルさが強みだったのですが、LogicalFXはその強みが上手く活かせていない印象でした。

本来、水平ラインは上記インジケーターのようにパラメータがないため、どの時間足でも同じ水平ラインを使う事ができます。

そのため、時間足による差異がトレーダーごとに少なくなくなるため、多くのトレーダーが同じ水平ラインを意識することで、より水平ラインの精度が上がるわけです。

それこそ、デイトレーダーからスキャルパー、中長期トレーダーまで、同じ水平ラインを意識すれば、それだけラインでの反発やブレイクを狙ったトレード手法の精度が劇的に向上していきます。

ただ、前述のとおり、LogicalFXでは少し水平ラインを複雑化してしまっている点で、多くのトレーダーが意識していないラインまで数多く引いてしまっている分だけ、勝率が落ちている印象を受けました。

ダウ理論と水平ラインの理論は詳しいにも関わらず、非常に勿体ないと思ったわけです。

肝心な部分である具体的な売買判断はトレーダー任せ?

LogicalFXはダウ理論と水平ラインの理論解説は非常に秀逸で丁寧です。

ですが、トレード手法は概要程度で、細かな売買判断は曖昧なので、実践者であるトレーダーによって大きく左右されてしまいます。

LogicalFXにおけるテクニカル分析が水平ラインのみである以上、どうしても具体的な売買判断はトレーダーに依存してしまうのは仕方ないかもしれません。

ただ、38,000円の教材費を払う購入者側の気持ちになれば、

「具体的なノウハウ、トレード手法を学びたい」

という部分が本音だと思いますので、あまり38,000円の費用には見合わないかな・・・という率直な印象を受けました。

理論は理に適っている

冒頭でも申し上げたとおり、LogicalFXの教材にあるダウ理論と水平ラインの理論的な解説は、非常に分かりやすく、理に適っていると思います。

ただ、いくら理論を分かっていても、トレードで勝てるかどうかは、トレード手法・ロジック次第になります。

ゆえに、理論を知っているかどうかと、トレードで勝てるかどうかはまったくの別物なわけです。

現に、教材の中身を見ても、トレード手法としては前述のとおり曖昧さがある上に、それを度外視しても、それほど有効性を感じませんでした。

現に、トレードの実績画像が掲げられているものの、下図のように、ただ数値を販売側が入力しただけに過ぎません。

LogicalFXの実績1

LogicalFXの実績2

そのため、下図のように、

週間120pips以上
勝率7割オーバー
年間7,000pips越え

というアピール要素は何の根拠もない謳い文句として感じてしまいます。

LogicalFX

ちなみにですが、年間7,000pips越えはまだしも、

週間120pips以上
勝率7割オーバー

は多くのトレーダーが普通にクリアできるレベルの実績でしかありません。

そこで非常に大きなロット数で勝てていて、かつ、リスクリワード(損失:利益)が優秀であるのならば、上記のレベルでも相応の利益率は得られます。

ただ、教材を見ても、特にロットを高めたりリスクリワードが優秀というわけではありません。

そのため、

週間120pips以上
勝率7割オーバー

という事を実現しても、得られる利益率が高いわけではないため、ただただ普通レベルの実績しか残せないと言っているようなものです。

実際のところ、販売ページ内でも「月間でプラスになれる」という部分を、他教材との違いとして推していますが、これも「普通に当たり前」の話です。

販売側である合同会社ファンドアンドコンサルティングさん側も、LogicalFX内にあるトレード手法・ロジックに対しての有効性があまり高くないという事を認識した上で、控えめなアピールをしているのかもしれません。

ただ、38,000円も取る情報商材として、「月間でプラスになれる」というレベルでしかないノウハウは普通に高額過ぎると思います。

まとめ。LogicalFXのトレード手法自体はそれほど価値は高くないものの、理論を学ぶ教材としてはアリ。

ここまで説明したとおり、LogicalFXのトレード手法・ロジック自体は、それほど大きく勝てるどころか、月間プラスになるレベルのものでしかありません。

そのため、強いてこの教材を購入した上で、トレード手法・ロジックを参考にする意味はあまりないと私は率直に感じた次第です。

ただ、何度か申し上げているとおり、ダウ理論と水平ラインを1から学ぶ教材として、LogicalFXは非常に価値の高い情報商材だと思います。

理論的な部分の原理原則はもちろんのこと、水平ラインの引き方を動画にして実演している点も含め、ダウ理論と水平ラインをマスターしたいという場合には、LogicalFXに目を通す価値はあると感じたわけです。

ただ、LogicalFXの価格自体が38,000円ですので、その辺りをどうとらえるかで、この教材の価値が変わってくると思います。

少なくとも、書店にある本は1,000円台が多いものの、動画の解説は付いていません。

それに対してLogicalFXはテキスト教材だけではなく、実演の動画解説も付いているため、それに価値を感じるのであれば、購入を検討しても良いとは思います。

ただ、それにしても38,000円は高いというのが率直な私の印象です。(笑)

2,000円、3,000円なら、まだ推奨ができるものの、特に具体的なトレード手法・ロジックがないわけですから、やはり高額過ぎる印象は否めません。

具体的なトレード手法が曖昧なので、トレード手法・ロジックを入手したいという場合は、避けた方が良いとは思います。

そもそも、ダウ理論と水平ラインの理論は、特に本を購入せずとも、ネット検索で十分に有益な情報は手に入ります。

要するに、何かお金を払って学ぶ必要はなく、無料(タダ)で有益な情報を通して学ぶ事ができるわけです。

ですので、いざLogicalFXを購入した後に、ブログやサイトでタダで見れるダウ理論と水平ラインの理論解説を見たら、

「38,000円が勿体なかった」

と感じてしまうかもしれません。

約4万円なわけですから、普通にトレード資金に使った方が良いと感じるので、私ならそう思います。(笑)

それに、水平ライン自体、そもそも本来は複雑でないため、ラインを引く作業も特に動画解説は要らないと私は感じました。

テキストだけで十分ですし、それこそネット上にあるブログやサイトで解説されているもの(無料)でも十分でした。

特に、年々、ブログやサイトにあるテクニカル分析は、ライバル同士が競い合っていることもあってか、分かりやすさが格段に高まっています。

そのため、やはり今思い返しても、ダウ理論と水平ラインの理論解説は、特に情報商材を購入する必要はなく、ネット検索で学べるもので十分だという実感です。

当ブログでは、そんなダウ理論をベースにしている「チャネルライン」「トレンドダイン」を使って、10%前後の利益率を一度のトレードで出しているデイトレ手法を記事にしています。

実際のチャートを使ってエントリー場所から決済まで図解しているので、ぜひ以下のリンクからご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

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悪質か、本質か。イサムデルタFXのレビュー。

本日は割と有名な部類に入るデイトレードの情報商材である「イサムデルタFX」をロジックの有効性を踏まえレビューしていきたいと思います。

イサムデルタFX

この「イサムデルタFX」は、5分足に特化したFXのデイトレード手法を

ロジック詳細を解説した教材
エントリーと決済に活用するラインを描画するインジケーター
チャンス到来を通知するツール

というパッケージでトレーダーのイサム氏が提供している情報商材です。

有名なだけではなく、このイサムデルタFXは何年ものロングセラーとなっていました。

そもそも情報商材は、提供するノウハウやツールにそれなりの有効性が無ければ、購入者(実践者)からのクレームや告発、ネット上での暴露などにより、簡単に販売停止に追い込まれる事が非常によくあります。

そのため、長年売れ続けているということは、有効性を裏付ける1つの目安と見れるのではないか、そのように感じつつ、このイサムデルタFXの中身を覗いていきました。

ちなみに、イサムデルタFXでは、

「30万を稼げなかった場合の返金保証」

を長年に渡り行い続けていました。

大々的な返金保証を維持したままのロングセラーという事で、私としては好印象を感じた次第です。

もちろんネット上では、良い声もあれば、悪質というような批判的な声もないわけではありません。

本記事では、その辺りの真相も追求しつつレビューを進めていきますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

イサムデルタFXのデイトレ手法、ロジックについて

基本的なロジックは、5分足チャートにおいて三角持ち合い後のブレイクを狙うスタイルになります。

ただ、単に短期足である5分足だけを見るわけではありません。

上位足である

15分足
4時間足

で相場の大極、全体像を把握した上での、5分足でのデイトレードを行います。

要するに、長期足によるチャートパターンを踏まえる事で、中長期トレーダーの動向も押さえた上で、最終的に5分足で堅実な利幅を狙っているというわけです。

よって、イサムデルタFXでは、

5分足
15分足
4時間足

という複数の時間足チャートの分析により、

短期トレーダー
中長期トレーダー

の心理を踏まえた上でのデイトレード手法になっていると言えます。

このように、短期トレーダーだけではなく、同時に中長期トレーダーの動向も踏まえてる事で、より多くのトレーダーの意識をとらえやすくなるため、テクニカル分析の精度が向上する事は間違いありません。

そもそもテクニカル分析は「統計」であり、統計は母数=参加トレーダーが多いほど、その統計の精度・有効性が高まる性質があるからです。

三角持ち合いを狙ったイサムデルタFX、ロジックの有効性とは

そんなイサムデルタFXでは、前述のとおり、下図のような「三角持ち合い」のブレイクを狙っていきます。

三角持ち合いのパターン例
参照:https://shikiho.jp/news/0/68383

そもそも三角持ち合いは、大きかった値動きが徐々に小さくなり、チャートの形が三角形になり、その後、大きなブレイクに至りやすいというチャートパターンです。

下図が、三角持ち合い後のブレイクを表したチャートになります。

三角持ち合いのチャート図
参照:https://www.forex.com/jp/forex-lab/themes/technical-analysis/triangle-chart-patterns/

基本的には、三角を作っている2つのラインから、上げまたは下げの方向へのブレイクを確認した上で、そのブレイクに追従する形でエントリーしていきます。

損切りは、ブレイク周辺のレート(価格)となるため、損切り幅は決して広くはありません。

むしろ、エントリー場所から離れていない位置になるため、損切りに至った際の損失リスクは少ない方です。

また、イサムデルタFXで提唱している、この三角持ち合いは、ブレイク後の伸びは非常に大きい傾向にあるので、利確の際には相応の利幅を狙えます。

実際にイサムデルタFXでは、販売ページにあるとおり30~100pipsを狙えるロジックとなっている点からも、リスクリワード(損失:利益)は非常に優秀である事は間違いありません。

このようにリスクリワードが非常に優れた相場状況のみを、三角持ち合いに特化して狙っていくというのが、イサムデルタFXの強みなわけです。

ただ、ここで考えられる懸念点としては、三角持ち合いは簡単に見つける事ができるのか?という部分になってくるかと思います。

イサムデルタFXでは、どうやって三角持ち合いを見つけるのか

リスクリワードが優秀なチャンスである三角持ち合いですが、イサムデルタFXでは、以下の独自インジケーターを用いて三角持ち合いを見つけていきます。

  • DeltaLine L
    →相場全体の流れを中長期トレーダーの目線も踏まえて把握するための、4時間足ラインを描画するインジケーター
  • DeltaLine S
    →4時間足ラインで把握した相場の全体像を受け、売買タイミングを掴むために15分足ラインを描画するインジケーター
  • Delta Sign
    →買いと売りのシグナルサインを矢印で表示するインジケーター
  • Delta EV
    →利確と損切りの目安を表示するインジケーター
  • Delta Meter
    →通貨ペアやレート、残時間などを表示するインジケーター

各インジケーターの仕様は上記に記したとおりで、下図がチャート上に上記インジケーターが表示された図です。

イサムデルタFXのインジケーター

そんなインジケーターを使った上での、このイサムデルタFXのエントリーから決済までの流れとしては以下のようになります。

基本的には、三角持ち合いを中長期トレーダーの目線、短期トレーダーの目線を踏まえた上で、上下のラインを使って描画

買いまたは売りのサインが表示されるので、精査した上でエントリー

 

表示される利確と損切りの目安を利用して、決済

その上で、上記のような理想的な流れを示したチャート図としては、以下のようになります。

イサムデルタFXにおける三角持ち合いのブレイク図

このようにして、インジケーター側が三角持ち合いを表すラインを引いてくれた上で、決済と損切りの目安を視覚的に表してくれるわけです。

そのため、三角持ち合いが見つからずに、エントリーチャンスを取りこぼしていく・・・ということは、あまり考えられないのではないかと思います。

イサムデルタFXの懸念点

ここまでは、リスクリワードが非常に優秀な三角持ち合いを、独自インジケーターによって見極めるというイサムデルタFXの強みを主に解説してきました。

その反面、いくつか懸念点もありますので、その辺りを追求させて頂きたいと思います。

最終的な売買判断はトレーダーが行う必要がある

このイサムデルタFXは、インジケーターによって売買候補のサインが出るものの、自動売買をしてくれるEAではないため、あくまでもサインを表示してくれるだけに過ぎません。

要は、最終的なエントリーと決済の判断は、トレーダー自身が下す必要があるということです。

ただ、自動売買ではない分だけ、トレーダーによって成績が左右される可能性があるものの、EAによって実践者同士での売買タイミングの競合がない点は有利になるとは思います。

その上で、最終的な売買判断を下すノウハウが、イサムデルタFXでは解説されているわけです。

その最終判定のロジック・ノウハウそのものは、特に難しいという印象は受けませんでした。

もちろん、この印象は私個人の感覚でしかありません。

そもそも、三角持ち合いのブレイク自体、三角持ち合いの相場状況を見極められさえすれば、後はブレイクをしっかり待てるかどうかなので、それほど難易度が高くないと感じたわけです。

ただ、一般的な三角持ち合いでは、ブレイクにおけるタイミングのズレや、ダマしに遭遇しやすくなるという欠点がある事は否めません。

ブレイクしたと思ったらヒゲで戻して、再び三角持ち合いに戻るなどは、どうしても多くのトレーダーが迷う点かと思います。

その反面、イサムデルタFXではそれらを回避すべく秀逸なロジック・ノウハウになっているため、それなりの精度でトレードを行えるので、利益を積み上げていける傾向にあると考えられるわけです。

その辺りのイサムデルタFX内における解説も、メールサポートだけではなく電話サポートが180日間付いているため、万一分かりにくい箇所があっても、繰り返し質問や相談が可能です。 

そのため、サイン表示後の最終的なエントリー判断の精度は、十分に高められる傾向にあると思います。

前述のとおり、リスクリワードが非常に優秀な上に、精度(勝率)も相応なものとなっています。

しかし、イサムデルタFXのインジケーターとノウハウが効果を発揮するような「理想的な三角持ち合い」のチャートパターンは、そうそう頻発はしません。

理想的な三角持ち合い、そのチャートパターンの出現頻度は少ない

日々チャートを見ていれば、綺麗な三角持ち合いがバンバン出現するかと言えば、出現の頻度は決して多くはありません。

要するに、エントリーのチャンスが決して多いという事ではないわけです。

前述のとおり、三角持ち合い自体がリスクリワードが良い「おいしい」相場のチャートパターンですから、そうそう頻発はしないことは仕方ないと思います。

ただ、イサムデルタFXでは、

・独自インジケーター
・ノウハウ

が、下図のように、基本的にあらゆる通貨ペアに対応していることで、出現頻度の少なさを補えていました。

イサムデルタFXの対応通貨ペア

あらゆる通貨ペアと言っているものの、あまりにも取引量が少ないマイナー過ぎる通貨ペアなどは、そもそも規則性が見られず、テクニカル分析の有効性がほぼないため、除外されます。

1つの通貨ペアだけでは、月単位でも数える程のトレード回数しかありませんが、トレード対象とする通貨ペアを広げる事により、トレード頻度そのものを上げる事ができるわけです。

現に、下図に記した実践者さんのトレード履歴にも、複数の通貨ペアによるトレードの実績が見られました。

下図における「item」の欄をご覧頂くと、複数の通貨ペアでトレードしている事が分かります。

イサムデルタFXの実績1

イサムデルタFXの実績2

イサムデルタFXの実績3

上図においてトレードされていた通貨ペアは下記のとおりです。

  • ポンド円(gbpjpy)
  • ポンドドル(gbpusd)
  • ユーロポンド(eurgbp)
  • ドル円(usdjpy)
  • ユーロドル(eurusd)
  • ユーロ円(eurjpy)
  • オージー円(audjpy)

1つの通貨ペアだけでは、なかなか三角持ち合いのような「おいしい」相場は前述のとおり訪れません。

ただ、上図のようにドルストレートからクロス円、ユーロポンドまで、あらゆる通貨ペアから利益を取れるノウハウになっているため、そんな「おいしい」相場に遭遇する確率を高めることができるわけです。

イサムデルタFXが悪質?と批判されるネット上の噂について

このイサムデルタFXに限らず、どんな情報商材にも「良い話」「悪い話」がネット上で飛び交っています。

それぞれが個人の見解なので、どんな発言をしようが自由である事は確かです。

ただ、そんな中で、イサムデルタFXに関しては、

「返金保証が悪質ではないか?」

という意見を述べている方がおられました。

不条理な保証条件?

このイサムデルタFXには、実践した上で30万円以上稼げない際には、代金を返金するという「返金保証付き」となっています。

イサムデルタFXの30万保証

要するに、

「30万以上を稼げる事は保証しますよ」

という内容の返金保証なわけです。

ただ、この保証には以下のような「条件」が存在し、その条件に対して批判的な意見がネット上では見受けられました。

  • 3ヵ月以上の実践
  • 50ロット以上の取引

この条件に対する批判としては、イサム氏が推奨している口座に購入者が登録した場合、口座の紹介料がイサム氏に入るので、保証が適用になっても痛手はないとのことでした。

イサムデルタFXの教材内には「XM」という海外口座が推奨されていました。 

これらの口座は、紹介されたトレーダーがトレードする度に、スプレッドの一部を紹介者に還元する仕組みがあります。

この紹介者がイサム氏にあたり、保証条件にある50ロットもの取引量があれば、イサム氏に相応の収入が入るわけです。

見方によっては、仮に返金保証になったとしても販売者のイサム氏には痛手がないから「悪質」ととらえる人もいるかもしれません。

ただ、イサムデルタFXの実践で稼ぎが30万に達せなければ返金するということに変わりはないわけなので、決して購入者が「不利」になる要素は1つもないはずです。

むしろ、数十万単位の稼ぎを保証してくれている情報商材自体が見当たらない中、イサムデルタFXの返金保証制度は優良な取り組むだと思います。

その上、特にイサム氏に収入が入るXMへの口座開設を「強制」しているわけでもありません。

MT4にインジケーターをインストールできれば、イサムデルタFXの実践は普通にできるので、特にXMでしか実践できないという道理はないわけです。

元から開設していた口座があれば、あえて推奨のXMを一から開設せず、元々あるそちらの口座でやれば良いだけですし、前述のとおり購入者が「不利」になる要素はまったくありません。

以上から、返金保証の内容が悪質という噂は気にする必要がないものだと思います。

イサムデルタFXは販売終了と販売再開を繰り返している?

また、ネット上で見かけた批判として、

「販売の終了と再開を繰り返し、消費者を焦らせて購入を煽っている」

という意見もありました。

実際のところ、イサムデルタFXは販売終了と販売再開は何度か繰り返していることは確かです。

私自身もイサムデルタFXの販売ページに、販売終了の告知を見掛けた事がありました。

もちろん、これだけを見れば、購入を希望する方は焦ってしまう事で、急いで購入しなければならないと思うかもしれません。

その上で、このような販売姿勢を良く思わない人がいることも仕方がないとは思います。

ただ、前述のとおり、このイサムデルタFXにはメールサポートだけではなく「電話サポート」も付属しているので、販売側に相応の「負荷」がある事は確かな事実です。

電話サポートはメールとは違い、サポート側の固定時間と労力が欠かせません。

そのため、購入者が一気に増えてしまえば、電話サポートの対応が間に合わない可能性があるわけです。

電話サポートの対応が間に合わなければ、購入者に対しての明らかな「不義理」になることは間違いありません。

そんな「不義理」な対応になってしまうことを避けるためにも、一定の購入者数を維持しておく必要があると思います。

その結果として、一時的な販売停止、そして販売の再開という流れがあっというわけです。

ですので、決して購入者を焦らせている、煽っているというわけではないと印象を私は持っていました。

まとめ。イサムデルタFXのレビュー。

販売ページの実績画像にあるとおり、ほぼ9割の勝率に加え、三角持ち合い特有となるリスクリワード(損失:利益)の優秀さを、インジケーターによってチャンスを逃さない仕組みが、このイサムデルタFXの強みとなっています。

もちろん、三角持ち合いという「おいしい」相場パターンは頻繫に訪れるわけではありません。

ただ、イサムデルタFXでは、情報商材でよく見かける特定の通貨ペアのみに特化しているわけではなく、あらゆる通貨ペアに対応しているため、頻度の少なさをカバーできていました。

当ブログでは、今回レビューした「イサムデルタFX」以上に、利益率に特化したデイトレ手法についてエントリーから決済までを掘り下げて図解していました。

チャートにラインを引く必要があるものの、1回の取引で2ケタ台の利益率も出せているデイトレ手法なので、ぜひ一度、以下のリンクから記事の方をお読みになってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのデイトレ手法を検証レビュー。

杉原です。

今回は、クロスリテイリング株式会社さんが販売しており、マックス岩本さんが講師の「ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージ」のレビューをしていきます。(販売URL→https://max-program.s3.amazonaws.com/top/it.html)

ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのデイトレ手法を検証レビュー。

このミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのロジックは、5分足を使ったFXのデイトレード手法で、テクニカル分析の筆頭である「ダウ理論」「波動論」がベースとなっているノウハウです。

ロジック検証。ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのレビュー。

前述のとおり、このミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージは5分足のデイトレ手法で、

ダウ理論
波動論

がベースとなっています。

そんなダウ理論や波動論は、テクニカル分析の基本と言えば基本です。

ですので、その分だけ「より多くのトレーダー」が意識していると言っても過言ではありません。

その上で、そもそもテクニカル分析は「統計」であり、その分析法を意識する人(トレーダー)が多いほど、統計の精度は上がる傾向にあります。

よって、多くのトレーダーに意識されているダウ理論や波動論は、テクニカル分析の精度として、非常に高いものと言えるわけです。

ただ、単純にダウ理論や波動論を使っても、

・エントリーのタイミング
・決済(利確または損切り)のタイミング

によって、勝敗は大きく左右されてしまう事は間違いありません。

よって、単にダウ理論などを参考にしただけでは、勝率は高くないわけです。

だからこそ、多くのトレーダーが、複数のテクニカル指標を組み合わせるなり工夫を凝らして、勝率や利益率を高めている傾向にいます。

その上で、このミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージでは下図のように、

「半値戻し」

と呼ばれる、ダウ理論の応用をベースに、5分足のデイトレ手法へと昇華していました。

ミダスタッチの半値戻し

ダウ理論や半値戻しを学んだ事があるという場合、上図を見れば、もう何となくはロジックが「ネタバレ」してしまっているかもしれません(笑)

そして、言ってしまえば、ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのロジックは「その程度」でしかないわけです。

ダウ理論、半値戻しの簡単な応用でしかないFXのデイトレ手法

この半値戻しを「順張り」「逆張り」に分けた上で、このミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージに付属している「サインツール」からエントリーチャンスの通知が来た段階で、エントリーを検討するという流れになっています。

ただ、そのサインを確認した後には、エントリーを検討する「裁量判断」があり、それが「曖昧」「抽象的」に教材内には書かれていました。

要するに、「サインが来たからエントリーする」という単純なものではないということです。

その上で、前述のとおり、曖昧かつ抽象的な表現で、裁量判断があるため、実践するトレーダーによって、

・エントリーのタイミング
・エントリーの見送り

などの判断がまったく異なってしまう可能性があります。

そして、そんな裁量判断をよほど上手く行わない限り、少なくとも、販売ページにあるような実績は出せないと率直に感じました。

結局のところ、サインツールでチャンスの通知が来るものの、そこからの売買判断はここのトレーダーによって「大きな差異」が生まれるので、実践するトレーダーが持つ元々の

「スキル」
「相場観」
「経験値」
「テクニカル分析の実力」

などで、勝率も利益率も変わってしまう可能性が非常に高いということです。

ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージの半値戻しは有効なのか?

裁量判断を絶妙に行えたとしても、あまり、ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのデイトレ手法はおすすめができません。

結局のところ、ダウ理論を応用した半値戻しを5分足に適用させているレベルで、それ以上の有効性・独自性が特にないため、本当に販売ページにあるような成績を残せるとは思えないからです。

実際、販売ページには下図のような実績画像が掲載されていましたが、巧妙にモザイクが施されているため、本当にミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのデイトレード手法で稼いだかどうかが定かではありません。

ミダスタッチ波動FXの実績

トレードの時間帯にモザイクがなく見る事ができれば、ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのデイトレ手法を実際に行った場面として非常に参考になります。

ただ、巧妙なモザイクによって時間帯が隠れているため、本当にミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのデイトレ手法で稼いだかどうかが分からないわけです。

むしろ、「そうではない」からこそ、このようなモザイク処理をしているのかもしれません。

モザイクで時間帯を伏せ無ければ、それがそのまま「ロジックの有効性」を証明する事になり、ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージの信用度が上がり、売上に直結すると考えられるからです。

ただ、ここまで頑なに隠しているということは・・・実際には別のデイトレード手法で稼いだ実績かもしれませんね。

その上、MT4の画像では、もしかすると単純にデモトレードで、実際にはトレードをしていない事も普通に考えられます。

いずれにしても、

・ロジック内容
・実績の見せ方

を考慮して、ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのデイトレ手法はあまりおすすめができないわけです。

片手間、隙間時間は不可能というロジック

また、販売ページ内には、

「片手間」
「隙間時間」

などの表現で、サインの通知が来た後スマートフォンでトレードしている描写がありました。

このように、スマートフォンで通知が来たら単純にエントリーしていけるのであれば、非常に「楽」だとは思います。

しかし、前述のとおり、このミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのロジックは、通知が来てから裁量の判断を行う事が欠かせません。

それも、「曖昧」「抽象的」であるため、実践するトレーダーが各自に解釈をしていく必要があります。

その上で、どんなトレーダーにしても、その裁量判断を下すには相応の時間が必要なわけです。

ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージは5分足のデイトレード手法であるため、この裁量判断に時間を掛けていると、エントリーに「間に合わない」ということが普通に考えられます。

少なくとも、複雑な裁量判断を要するため、大きな画面のパソコンでチャートを見ない、ルールどおりの実践そのものが限りなく難しいというのが率直な私の印象でした。

ですので、スマートフォンだけで・・・というスタイルは、なかなか難しいと感じたわけです。

その上で、仮にパソコンの大画面でチャートを見て裁量判断を行えるとしても、5分足のスピード感に追い付けず、エントリーには何とか間に合わったとしても、

判断ミス

が普通に頻発する可能性があると思いました。

要は、エントリーしてはいけない場面でエントリーしてしまったり、逆にエントリーして良い場面であるものの見逃してしまったり・・・というケースが有り得るということです。

そんなミスの対策として、ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージの特典5では『マックス岩本流のミスの防ぎ方』が解説されています。

ただ、根本的な相場スピードの問題なので、「頭の回転を限りなく早くする」などの「能力」的な改善を行わない事には、解決策には成り得ません。

以上から、「片手間」「隙間時間」の実践はもちろんのこと、そもそもルールどおりの実践すら難しいと感じた次第です。

通貨の強弱判定が逆効果を生む?

ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのデイトレ手法では「通貨の強弱」にも注目することで、精度・有効性を上げる施策がありました。

そんな通貨の強弱ですが、「ミダス・ジャッジメント」という下図のような独自のツールが提供され、そのツールをもとに、有効な通貨ペアを割り出してエントリー対象にするわけです。

ミダスタッチの通貨の強弱ツール

ただ、強弱ツールで「今」有効な通貨ペアを選定すると、その時点が「ピーク」で、

・高値掴み
・安値売り

をしてしまい、大きな損失に繋がる危険性もあります。

特にミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのデイトレ手法における「キモ」である半値戻しでは、戻しが起こった時点ですでに「ピーク」になっていた・・・ということも十分に有り得るからです。

ゆえに、通貨の強弱は逆効果になる可能性があると感じました。

まとめ。ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージのレビュー。

以上、本記事では、ミダスタッチ波動FXレジェンドアカデミーパッケージの、5分足FXのデイトレード手法における有効性を踏まえてレビューしてきました。

販売ページには大きな実績が目立ちますが、サインツールは単なる「お知らせ」レベルでしかなく、その後に曖昧かつ抽象的な裁量判断が必要であるため、トレーダーの実力に大きく左右されてしまうようなロジックという印象です。

ですので、販売ページにあるような実績はあまり期待しない方が良いと思います。

その上で、どうしてもミスが頻発しがちなロジックである事も懸念点です。

無理にトレードを行ってミスが増えれば、その分だけ損失が膨らむ事は避けられません。

販売ページには、

「相場に落ちているお金を拾う」

という表現がありましたが、

「相場にお金を落とす側」

になってしまう可能性があります。

当ブログでは、この記事でも取り上げた「ダウ理論」をベースにしている「チャネルライン」「トレンドライン」を使ったデイトレ手法を公開していました。

10%前後の利益率を一度の取引で出しており、そのエントリー場所から決済まで、複数の事例を挙げて図解しているので、ぜひ下記の記事もご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

これは高過ぎww【らいおんまる】らいおん式株式投資スクールのレビュー。

杉原です。

普段からFXのデイトレード関連の情報発信をしている本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』ですが、読者さんから株式投資に関する情報商材のレビュー依頼を頂き、今回取り扱うきっかけになりました。

らいおん式株式投資スクール

その情報商材はスクールという名目で、

『1000人以上の生徒に1人も損させることなく、初心者でも年利20%~1000%を稼がせた秘訣を公開』

というキャッチコピーで生徒さんを募集している「らいおん式株式投資スクール」というものになります。

講師は「らいおんまる」という元芸人さんで、それなりの知名度がある方のようです。

普段は株式投資はまったくの「畑違い」なのですが、トレーダー仲間のルートから教材内容を見させてもらった事と、レビュー依頼が合わさった事もあり、詳しくレビューしてみたいと思います。

値段、高過ぎ。らいおん式株式投資スクール。

良くも悪くも評判になっていた情報商材で、率直に高いと思いました。

価格は動画教材を会員サイトで視聴できるコースが「32万」。

もちろん、得られる情報に価値があるのなら、32万は「必要経費」「投資」として割り切れるのかもしれません。

ただ、らいおん式株式投資スクールで学べるものは下記のような内容です。

  • チャート分析の基本
  • 支持線と抵抗線
  • トレンドライン
  • 移動平均線とボリンジャーバンド
    (ゴールデンクロスやグランビルの法則)
  • でき高の分析
  • 板読みのノウハウ
  • 歩み値
  • IPO
  • 銘柄選び
  • 注文の種類

株式投資が畑違いの私でも知っている内容ですし、株式投資の入門書レベルでも細かく書いている内容でしかありません。

本屋で立ち読みすれば得られる情報だということです。

入門書レベルの情報が32万

文字とおり、どの本屋にでも置いてあるような入門書にはすべて記載されているような内容でしかありませんでした。

そのため、そもそも独自のものが皆無となっています。

実際にエントリーから決済までのロジック部分も、特に目新しさもなく、初心者でも入門書を学べば多くの人が辿り着くレベルのロジックという印象でした。

そんな情報が、32万・・・なんです。

本屋で立ち読みできる書籍でさえ、1,000台ですので、32倍の価格差はどうしても「高過ぎ」という印象を拭い去れません。

あえて言えば、

・元お笑い芸人という肩書
・親しみやすいトーク

に惹かれて、「らいおんまる」さんから学んでみたいという人にとっては32万の勝ちがあるかもしれませんが、株式投資を本気で学び稼ぐために情報収集したいという人にとって32万の価値はないんじゃないかなと思いました。

その上で唯一、無理に強みを挙げるとしたら、株式投資の「基礎中の基礎」を約30時間の動画で学べる点になります。

元お笑い芸人で親しみやすいトークがあれば、もしかすると学びやすいのかもしれません。

ただ、言い換えれば、先ほど挙げた「あれしかない」情報を約30時間も掛けて動画で学ばなくてはならないということです。

前述のとおり、本屋で立ち読みすれば得られる情報ですので、インプットするのに1~2時間、早ければ1時間も要りません。

ですが、文章からのインプットが苦手で、「らいおんまる」さんのファンであれば、それなりの価値があるのかもしれません。

株式投資を学ぶというよりも、アーティストのライブDVDにお金を払うような感覚でならば、購入するのもアリかとは思います。

ただ繰り返しますが、得られる情報に独自性は特になく、入門書の立ち読みでゲットできる情報なので、株式投資で稼ぐ心意気を持っており、本気で学びたいと思うのであれば止めた方が良いと感じた次第です。

64万のサポートコースという高額さ

会員サイト閲覧のみのコースが、前述のとおり、32万でした。

そのコースは180日間のみしか視聴ができません。

まぁ無理やりダウンロードできない事はないと思うので、心配はないと思いますが・・・

ただ、驚いたものとして、サポートが半年間付くコースでは64万という、さらに高額な金額になっていました。

しかも、そんなサポートは「らいおんまる」さんの「メールサポート」のみです。

つまり、差額が32万ということは、「らいおんまる」さんのメールサポートのみに32万ということになります。

いくら元お笑い芸人というブランド(?)があるのか分かりませんが、メールサポートに32万はさすがに・・・やり過ぎでは?と思いました。

しかも、肝心の「銘柄選び」や「取引」の直接的なアドバイスは一切できないとの事。

そもそも「らいおん式株式投資スクール教材」となっている動画コンテンツは、前述のとおり、入門書レベルのものでしかありません。

よって、そこで生まれる質問や相談はそれほどないと思うわけです。

ですので、メールサポートで行う質問や相談の価値はそれほど高くないと思いました。

「銘柄選び」や「取引」のアドバイスは行わず、入門書レベルの補足を行うレベルに32万・・・となると、繰り返しで申し訳ないですが、高い過ぎると思わざるを得ません。

元お笑い芸人さんとメールのやり取りが直接できると考えれば64万のコースに対し、ブランド的な価値を感じる人はアリなのかもしれませんが、このような入門書レベルの学びしか得られないスクールへの「投資」は稼ぐためには回避した方が良いと思います。

らいおん式株式投資スクールの更新が止まっていた?

ネット上では、この「らいおん式株式投資スクール」の動画更新が止まっていたので返金して欲しいという声も上がっていたようでした。

らいおん式株式投資スクールの更新がストップ

有名な投資家「テスタ」さんのYouTube動画にて、視聴者の方が相談していました。

ちなみに、「らいおんまる」さんご本人のYouTubeチャンネルの方も2020年から完全放置の状態になっています。

もちろん、動画を投稿し切ったならば、それなりの集客効果は継続するので放置する理由になるものの、50動画程度しかありません。

大抵が5,6千回数なので、YouTube動画による集客効果を感じられずに辞めてしまった可能性も有り得ます。

調べてみると、どうやら「らいおんまる」さんは病気か何かで声が出なくなり、動画出演が難しくなったので、YouTube動画を辞めたという情報もありました。

同じ原因で、らいおん式株式投資スクールの更新も止まったのかもしれませんね。

らいおん式株式投資スクールで稼げるのか

何度か申し上げているとおり、この「らいおん式株式投資スクール」は入門書レベルの知識しか得られません。

その上で、FXなどのデイトレードとは異なり、株式投資は、

1.銘柄選びの段階

2.分析の段階

という二段階を経てトレードを行うものです。

そして、1と2の両方ともにファンダメンタルズ要素が非常に重要となります。

そもそもFXにおけるデイトレードのように、テクニカル分析でトレーダー心理の規則性から勝ちを手繰り寄せるということが難しいのが株式投資の特徴です。

テクニカル分析よりもファンダメンタルズ分析が明らかに優勢であるため、なかなか規則性がある明確な答えを見出せません。

特に1.銘柄選びの段階では、ほぼファンダメンタルズ分析が大半を占めるため、らいおん式株式投資スクールで得らえる、下記の知識だけでは、どうにも立ち行かないと思います。

チャート分析の基本
支持線と抵抗線
トレンドライン
移動平均線とボリンジャーバンド
(ゴールデンクロスやグランビルの法則)
でき高の分析
板読みのノウハウ
歩み値
IPO
銘柄選び
注文の種類

何せ、重要な銘柄選びの部分がわずかしかありません。

その上、サポートでも銘柄選びに関してはNG・・・

要は八方塞がりなわけです。

「らいおんまる」さんの実力は?

前述のとおり、色んな角度で見ても、どうしても「らいおん式株式投資スクール」のコンテンツで稼げるようには成り得ないと思ったわけです。

ただ、「らいおんまる」さんのサポートを上手く使いこなせば、稼げる実力が得らえるかもしれません。

そこで販売ページで語られていた「らいおんまる」さんご本人の実績や実力についても見てみました。

「株で生活してきた」
「10年間で1000人以上稼がせてきた」

などの発言があるものの、それを証明する一切の資料がありません(笑)

消費者をナメているのか分かりませんが、1つだけある資料らしきもの?がこちらです。

らいおん式株式投資スクール、お客さんの声?

この画像の上には、

「皆様から激励のメッセージを頂きました」

とあり、画像下には、

「掲載している内容はあくまでも個人の感想です。」

とありました。

これは、、、ギャグなんですかね?(笑)

画像をクリックしても決して感想やメッセージが書かれたページには移りません。

画像を5倍に拡大して見ても、特に激励や感想などはありませんでした(笑)

結局、何の証明にもなっていませんし、加えて本人が稼いだ証明すらないわけです。

よって、販売ページにある下記のような発言は、ただの謳い文句である可能性が否めません。

  • 20年以上株で稼ぎ続けてきている
  • 10年以上大学生を株で稼がせてきている
  • これまで1000人以上の指導実績
  • 一人も赤字を出させていない
  • 初心者でも平均年利20%~1000%を稼がせている

挙句の果てに、前述のとおり、スクールのコンテンツ更新がストップしてしまうという顛末・・・

まとめ。らいおん式株式投資スクールのレビュー。

以上、

・入門書レベルの情報に32万
・プラス32万で「銘柄選び」「取引アドバイス」はNGのメールサポートが半年間付属

という本屋の立ち読みレベルの情報商材であるため、講師である元お笑い芸人「らいおんまる」さんのコンテンツが見たい、メールのやり取りがしたいという「ファン」以外にはあまり参加価値はないのではと率直に思った次第です。

何より、20年以上を株で稼いでいるのなら、何かしらの実績を見せても良いのですが、一切ありません。

その上、スクールの更新そのものもストップしてしまったようですし、本気で投資を学ぼうと心意気を持っているのであれば、書店で立ち読みから始めた方が良いと思いました。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

当ブログでは、利益率10%前後をトレード1回あたりで出している、デイトレ手法を記事にして公開しています。

エントリーから決済まで図解しているので、ぜひ以下の記事も併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

勝率100%の誇大広告と机上の空論。「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)のレビュー。

杉原です。

今回は「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)というサインツール付きの情報商材をレビューしていきたいと思います。

「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)

この「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)で語られるFXのデイトレ手法は、1分足による売買判断を用いたスキャルピング寄りのデイトレードです。

その上で、記事タイトルにも書いたとおり、「勝率100%」という明らかな誇大広告に加え、そのロジックが実践不可能?と言えるような、まさに「机上の空論」という印象のものでした。

「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)のデイトレ(スキャル)手法とは

この「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)で語られているロジックは、前述のとおり、スキャルピング寄りのデイトレードで、まずは、

・ダウ理論
・ラインによる判断

をベースにした上で、上位足の筆頭である「4時間足」を使って対局を掴みます。

いわゆる環境認識ですね。

4時間足を使った環境認識が曖昧過ぎる?

ダウ理論もラインによる判断も、多くのトレーダーが意識している部分なので、有効性がないわけではありません。

ただ、「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)における、この環境認識の部分は、トレードの回避(フィルター)に利用されており、その上で、非常に判断が曖昧で抽象的になっています。

そんな曖昧さ、抽象さは、

「10人のトレーダーがいれば、7,8人は違う判断をするのでは?」

と思うほどです。

この4時間足による環境認識の部分がトレード回避に大きく関わっているため、勝率にも大きく影響してくる事は避けられません。

ただ、この環境認識の部分があまりにも曖昧過ぎるため、あえて各トレーダーに完全に任せるように仕向けている印象を受けました。

あえて曖昧かつ、抽象的な表現にしていれば、購入者(トレーダー)からの勝てませんという報告が来ても、

「環境認識の部分で、このような観点で見れば、この場面はエントリーを回避する判断が下せます」

など、販売側の逃げ道が作れるからです。

さらに、この逃げ道は核心のエントリー判断にも用意されていました。

1分足を使ったエントリー判断も曖昧?

4時間足で環境認識を行い、トレードの回避を踏まえたフィルターを行った後は、1分足にて、

・RSIのダイバージェンス
・MACDのゴールデンクロスとデッドクロス
・ボリンジャーバンドの開き具合

を用いて、エントリーを判断します。

実際のところ、これらのテクニカル分析は王道と言えるもので、割と多くのトレーダーが意識するため、使い方によっては有効性がある事は間違いありません。

ただ、先ほど触れた環境認識の部分と同様に曖昧さが非常に目立ちます。

曖昧で、抽象的過ぎるため、環境認識と同じく、トレーダーごとにまったく違う「答え」を出してしまう印象を受けました。

そのため、エントリーして負けが続き、販売元である「一般社団法人 日本投資家育成機構」に相談しても、

「あぁ、この部分は逆にこういう判断が下せる場所ですので、エントリーしてはダメな場所です」
「逆に、見逃していた、この部分は勝てていた場面ですよ」

と、ここでも販売側の「逃げ道」があるわけです。

「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)のロジックは机上の空論か。

また、前述のとおり1分足にて、

RSIのダイバージェンス
MACDのゴールデンクロスとデッドクロス
ボリンジャーバンドの開き具合

を判断するには、スピードが問題になります。

1分ごとに新たなローソク足が生成され続ける1分足チャートを見つつ、上記の判断を瞬時に下さなくてはなりません。

要するに、スピード感に追い付けずに、ルールどおり(それも曖昧過ぎますが)にトレードができない可能性が非常に高いわけです。

仮に絶妙な判断を下せるような分かりやすい状況だとしても、1分足のスピードが早く判断が間に合わずに、エントリーや決済をルールどおりにできないということも否めません。

そうなれば、実践不可能なFXのデイトレ手法(スキャルピング手法)、ロジックであり、ただの「机上の空論」ととらえられます。

それを物語るかのように、下図のような「勝率100%」という明らかな誇大広告が販売ページに掲げられていました。

「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)、勝率100%?

いくら勝ちやすい場面だけに絞り込み(フィルター)をかけたとしても、物理的に100%の勝率は有り得ません。

10回、20回程度のトレード回数なら可能性は0ではないものの、相応のトレード回数を踏まえた上での勝率100%は明らかな誇大広告です。

現に、上図は表計算ソフトエクセルで作ったような実績画像で、何の実績証拠にもなっていません(笑)

ただ単純に、販売側であるクロスリテイリング株式会社さん(のスタッフさん?)がエクセルに数字を打ち込み、

「勝ちやすい相場を集中して狙うから勝率100%」

という謳い文句を記しただけですから。

それが許されるなら何度もありですよ(笑)

これに関して私としては、ちょっと度が過ぎると思いました。

1日100回のチャンスは有り得ない。

また、販売ページ上には、1日100回のチャンスがあるというアピールがされていました。

ハッキリ言って、これは嘘と言っても過言ではありません。

結局のところ、前述のとおり、

ダウ理論やラインを用いた4時間足によるフィルターを行った後、1分足にて、

RSIのダイバージェンス
MACDのゴールデンクロスとデッドクロス
ボリンジャーバンドの開き具合

を確認するロジックになっており、その上でバックテストおよびフォワードテストを行ってみても、トレード回数はまったく100回には遠くおよびませんでした。

販売側も、

「わざわざ検証する人はいないだろう」

と思い、

「100回もトレード回数があれば、魅力的に見え、購入者が増えて儲かるだろう」

という見込みで、このような誇大広告を掲げているのだと思いました。(あくまでも予想ですが)

その上で、前述のとおり、エントリー判断が非常に曖昧かつ抽象的過ぎるため、こちら側が

「100回もチャンスなんてなかったですよ」

と訴えれば、

「この部分は逆にエントリーチャンスにできるので、見逃している部分がいくつもありますよ」

というように、後付けで幾らでも判断を誤魔化されてしまえます。

ただ、この「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)にはサインツールが付いており、そんな曖昧さを帳消しにできる可能性があると思い、このサインツールに関しても検証してみました。

「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)のサインツールについて

販売ページ上では、

「チャンスを自動でお知らせ」
「利益チャンスを逃す心配はありません」

というアピール文にて、サインツールを紹介していました。

チャンスを逃さないと言いつつも、サインツールによってアラート通知が発生した後に、各トレーダーがそこから先ほど触れたような

RSIのダイバージェンス
MACDのゴールデンクロスとデッドクロス
ボリンジャーバンドの開き具合

などの判断を細かく見ていきます。

そのため、サインツールは、

「チャンスになるかもよ」

というレベルのもので、決して、

「チャンスを自動でお知らせ」
「利益チャンスを逃す心配はありません」

という事を実現するものではないわけです。

前述のとおり、多くの裁量判断が必要なので、実質的にサインツールの意味がそれほど感じられませんでした。

裁量判断の曖昧さをなくすほどのサインツールでない限り、完全にトレーダーの「実力次第」なところがあるため、販売ページで掲げていた勝率100%はもちろん、9割8割も厳しいロジックだと思います。

まとめ。「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)。

そもそも、この「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)で強みとされている「4時間足と1分足を使ったロジック」の有効性は薄いと思いました。

極端な話、1分足で数秒~数分単位となるスキャルピング寄りのデイトレードを行う場合、そこまで細かく4時間足を見る必要はありません。

4時間足ベースの値動きへの影響は即座に反映されるものではないからです。

少なくとも、短期トレーダーにとっては4時間足は環境認識に用いる程度で、売買判断に用いることは大抵ありません。

だからこそ、最終的にRSIのダイバージェンスとMACDのゴールデンクロスやデッドクロス、ボリンジャーバンドの開き具合によるロジックに対し、4時間足による環境認識が精度向上に役立ってはいないと思えるわけです。

ノウハウのオリジナリティ、目新しさについても、

RSIのダイバージェンス
MACDのゴールデンクロスとデッドクロス
ボリンジャーバンドの開き具合

は、王道と言えば王道になるため、そこまで斬新なものではありません。

少しでもテクニカル分析を学んだ経験があるトレーダーにとっては、

・オリジナリティ
・目新しさ

は皆無だと思います。

ただ、まったくの初心者で、これからテクニカル分析を本格的に学ぶという人にとっては「新しさ」を感じるかもしれません。

しかし、これからテクニカル分析を学びたいという初心者層であっても、

RSIのダイバージェンス
MACDのゴールデンクロスとデッドクロス
ボリンジャーバンドの開き具合

は大抵の書籍やサイトでも「当たり前」に取り扱われているレベルの情報に過ぎません。

そのため、特別な理由がない限り、この「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)を購入する意義はないのではないかと思います。

少なくとも、この「超」秒速スキャルFX・成功のイデア(鈴木克佳)は4万以上もするわけですから・・・

その上、ここまで何度か触れてきたように、ロジックの判断基準があまりにも曖昧かつ抽象的過ぎるので、出せる成績はトレーダーの実力次第になると思います。

私自身、自らが実際にデイトレードを行う上で、曖昧さを無くしてシンプルにしていくことを意識し、トレンドラインのみを使った利益率に特化したデイトレ手法を確立していました。

そんなラインを使ったデイトレ手法は、リスクになる「含み損」「損切り幅」が極めて小さくなる場面でのエントリーになるため、低リスクでレバレッジを効かせることが可能となっています。

そのため、5分足を使った一度のデイトレードでも2桁台の利益率を出すことができていました。

実際のエントリーから決済(利確・損切り)までの流れを含めたロジックを、下記の記事にて図解していますので、良ければご覧になってみてください。

・トレンドラインのブレイクを狙うデイトレ手法
>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

・トレンドライン反発の初動を狙うデイトレ手法
>トレンドラインとキリ番を使った聖杯に近いデイトレード必勝法『初動テクニカル』

サインの欠陥、不備で勝てない。ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~のレビュー。

杉原です。

今回は読者さんからのレビュー依頼があった、クロスリテイリング株式会社さんが販売している情報商材『ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~』についてレビューしていきます。

ドラゴンストラテジー

販売URL:https://cross-projects.s3.amazonaws.com/drast-fx/sl/it.html
販売業者:クロスリテイリング株式会社

このドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~は、FXのデイトレードにおける売買タイミングが表示されるサインツールが付属しているため、それを魅力に感じるトレーダーも多いかもしれません。

ただ、結論から申し上げますと、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~のサインツールには、明らかな「不備」があるため、サインツールとおりにトレードを行っても、販売ページにあるような実績を出す事ができない仕様になっています。

要するに、誰が見ても不備と言えるツールを長年に渡って売っているのですから、ちょっと悪徳と言っても過言ではありません。

注意喚起も含め、本記事ではその辺りの「サインツールの不備」を掘り下げて解説していきたいと思います。

ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~のサインツールにある不備

通常、サインツールというものは、エントリーや決済のタイミングで表示されたり通知されるものになります。

その上で、ツールを利用するトレーダーがサインの表示や通知を確認して、実際に売買を行うわけです。

ですが、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~に付属されているサインツールに関しては、「エントリーのタイミング」では残念ながらサインが表示されません。

実際のところ、ローソク足1本分遅れて表示されてしまう仕様になっていました。

以下、ほかのブロガーさんも、この遅延に関して言及しておりました。

分かりやすい図とともに解説していたため、その図をお借りさせて頂き、以下に掲載いたします。

参照元:https://fx-traderxxx1104.net/?p=653

↓↓図1.本来のエントリー場所で、サインが表示されるべきローソク足

ドラゴンストラテジーのサインツール不備1

↓↓図2.ローソク足1本分の遅れがあった後、本来サインが出るべきローソク足に表示

ドラゴンストラテジーのサインツール不備2

つまり、こように、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~のサインとおりにFXのデイトレを行うと、ローソク足1本分遅れるタイミングで売買してしまうということです。

・・・これ、どう思いますか?

遅延されてサイン表示されるのなら、ただの後付けサインにほかなりません。

私個人としては、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~のツールは完全に欠陥品と言っても、何ら差し支えないツールだと思いました。

そもそも売買サインの表示が遅延する時点で、すでに相場は進んでいるため、不利な位置でエントリーしてしまうので、利益幅は確実に少なくなるわけです。

その上で、どんなFXのデイトレード手法であっても勝率100%は有り得ないため、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~のツールでも損切りは普通に発生します。

つまり、損切りによる損失額と、サインの遅延表示で減少してしまう利確時の利益額を総合していけば、明らかにドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~では販売ページとおりに稼げない、勝てないわけです。

少なくとも、販売ページに掲げられている実績は、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~のサインツールで稼いだものではないと思います。

なぜ、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~を絶賛するサイトやブログが多いのか

前述のとおり、キモであるサインツールが、ローソク足1本分遅れて表示されるため、客観的に見てもドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~は詐欺と言われても仕方ない情報商材だと率直に思います。

にも関わらず、割と多くのブログやサイトで、このドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~が何故か絶賛されていました。

おそらく、紹介報酬が欲しいために、内容を確かめる事なく、絶賛していたのではないかと考えられます。

まともな良識があれば、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~のように誰が見ても明らかな不備があり、機能していないサインツールを推奨するとは考えられないと私は思うからです。

ですので、もしあなたが、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~の事を絶賛している記事を見つけられた場合には、そのブログやサイトの事は簡単に信用しない方が良いと思います。

あえてドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~をEAにしない理由

そもそも、ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~は、

「ただサインにしたがって売買するだけで誰でも同じように勝てる」

と販売ページで大々的に語っています。

それならば、サインツールではなく、自動売買ツールであるEAにすれば良い話です。

EAならば、エントリーから決済まで自動でできるわけですから、販売ページの謳い文句である『誰でも同じように勝てる』可能性があります。

それこそ、デイトレードの経験はおろか、トレード知識がまったくの0でも稼げてしまうはずです。

ですが、あえてドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~をEA化していません。

なぜかー

その理由としては、

「そもそも表示されるツールのロジックに有効性がない」
「勝つためにはツールとは別に、トレーダー任せの裁量判断が高い比重である」

などが挙げられます。

だからこそドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~はEAにせず、サインツール止まりになっているということです。

その上で、商材内で語られている、その裁量部分ですが、予想どおり、明確な判断要素があるわけではありませんでした。

よって、仮にサインツールを参考にしたとしても、実践するトレーダーによってトレード場所が大きく左右されてしまうということです。

ですので、販売ページに掲げられいるような、『誰でも同じように勝てる』という強みは、そもそも嘘っぱちでしかないと言っても過言ではありません。

まとめ。ドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~のレビュー

今回レビューしたドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~ですが、メインであるサインツールに、

「サイン表示がローソク足1本分遅れるタイミングで発生する」

という明らかな『不備』『欠陥』がありました。

そのため、客観的に見てもドラゴン・ストラテジーFX~三種の神器~は、そもそも話にならないサインツール付き商材だという判断ができてしまったということになります。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

相場の世界において専業レベルで勝ち続けたい願望をお持ちでしたら、相場の然るべき原理原則をしっかりと身に付ける事が近道だと思います。

本ブログでは、現在進行系で10%前後の利益率を一度の取引で出している、デイトレ手法を記事内で解説していました。

エントリーから決済までを実際のチャートを使って図解しているので、ぜひ下記の記事からご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>含み損ほぼなし。キリ番を利用した「負け知らず」の聖杯に近いFXのデイトレ手法。

>ブログの目次はこちらから

ヤ、ヤラれた!Global Dream FX(北田夏己)の有効性をレビュー

杉原です。

今回の記事では、

「売買をローソク足2,3本のみで判断する手法」

というトレードロジックを強みにしている、Global Dream FX(グローバルドリームFX)という情報商材についてのレビューをしていきたいと思います。(販売URL:http://wtrade-fx.s3.amazonaws.com/top/it.html)

Global Dream FX(グローバルドリームFX、北田夏己)

トレード業界内では割と有名(良くも悪くも)な「クロスリテイリング株式会社」さんが、北田夏己さんという方を講師に招いた教材として、このGlobal Dream FX(グローバルドリームFX)を販売しているようです。

そんなGlobal Dream FX内で語られるトレードのロジックも含め、早速レビューの方を進めていきたいと思います。

Global Dream FX(グローバルドリームFX、北田夏己)のロジックは有効か?

このGlobal Dream FX(グローバルドリームFX)が販売ページ冒頭で語っている強みは、以下のとおりです。

  • ローソク足2,3本のみで判断するトレードロジック
  • 357戦352勝
  • 勝率98.5%
  • 1日たった5分
  • スマホ片手でOK
  • 58連勝、65連勝、118連勝

その上で結論から申し上げますと、これらの強みはまったく信用に値しません。

まず、「58連勝、65連勝、118連勝」という表現は、販売ページのどこにも実績の証明がありません。

また、「ローソク足2,3本のみで判断するトレードロジック」がありますが、Global Dream FX(グローバルドリームFX)の教材内では、

「ローソク足の判断だけでは勝率98%は実現できません」

との断りがありました。

要するに、ローソク足だけではなく、そのほか、トレーダー各自で判断する必要があるということです。

おそらく、この部分を見て、「ヤラれた!」と思った購入者の方は少なくないと思います。

そもそも、このローソク足2,3本のロジックとは何かと言いますと、下図のような「酒田五法」と呼ばれるローソク足の組み合わせによる売買サインをもとにしたものです。

酒田五法

参照:https://fx7.sakuraweb.com/

 

酒田五法をもとにした、というよりも、Global Dream FX(グローバルドリームFX)で語られているロジックは酒田五法を切り取ったようなレベルに過ぎません。

その上で、Global Dream FX(グローバルドリームFX)のロジックは酒田五法を模倣して「強引に独自性を出している」ような印象でした。

ただ、そもそも酒田五法は「単独」で使って、高い有効性を発揮できるものではありません。

何かしらのテクニカル指標やインジケーターを使い、それらの精度を高める上での「後押し」のようなものとして、有効性があるのが酒田五法になります。

言ってしまえば、基本的にこの酒田五法は「単独」では使うものではないわけです。

少なくとも、酒田五法にあるさまざまなローソク足の組み合わせによるサインは、偶然レベルでも非常に多く頻発します。

そして、酒田五法を単独だけで見ると、サインとおりには相場が動かない、いわゆる「ダマシ」の頻発も少なくありません。

だからこそ、Global Dream FX(グローバルドリームFX)にある酒田五法を切り取っただけのようなロジックは、ローソク足だけの判断ではそうそう上手くいかないわけです。

個人的にもロジックを検証してみたものの、98%どころか、80%も普通に切る始末でした。

というわけで、Global Dream FX(グローバルドリームFX)のロジックに関しての有効性は非常に低いというのが私個人の印象になります。

先ほど触れたような酒田五法の単独使用は、ダマしの頻発は避けられません。

だからこそ、クロスリテイリング株式会社さんの方も、教材内では開き直った上で、

「ローソク足の判断だけでは勝率98%は実現できません」

と言い切っていたのかもしれないと思いました。

その上で、教材内でも語っているように、トレーダー各自でローソク足以外による判断も必要不可欠になるため、Global Dream FX(グローバルドリームFX)が強みとして掲げていた『スマホ片手でOK』というのは不可能と言っても過言ではありません。

ローソク足以外の判断において、パソコンでチャートを開き、しっかりとテクニカル分析をする必要があるからです。

Global Dream FX(北田夏己)は誇大広告?

そもそも販売ページ上では、勝率98%の事を言うだけで、そんな大々的な実績についてまったく証明していません。

仮にも、

357戦352勝
勝率98%

のような有り得ないレベルの数字を出すなら、それを証明しない限り、ただの誇大広告だと思います。

その上で、このGlobal Dream FX(グローバルドリームFX)の販売ページにある実績画像は、この手法で稼いだものではない可能性が高いと思います。

前述のとおり、Global Dream FX(グローバルドリームFX)のロジック自体、有効性がそもそも非常に低いからです。

もちろん、画像がねつ造かどうかは正確に分かりません。

ただ、下図のように履歴すべてにモザイクを掛けているものばかりというのが現状です。

Global Dream FX(グローバルドリームFX)の捏造疑惑画像1

まずMT4の実績画像だけでは、実際のトレード、それともデモトレードかの判断ができません。

何より、そもそも335万も稼いでいない事は、上図の左下を見れば普通に分かります。(笑)

45戦45勝は、まぁ分かるとして、今触れたように「335万円」に関しては「?」です。

そして、8日間で約660pips獲得という「大風呂敷」な実績も、ただ言っているだけに過ぎません。

仮に、デモトレードではなく実際のトレード履歴だとしても、上図からは「モザイク」があるために、「日数」も「獲得pips」もまったく判別ができないからです。

そもそも、一体なぜモザイクをここまで加えるのか―

あくまでも予想ですが、その辺りを考えると、モザイクを掛けなければ購入者が画像の売買履歴を逆算した場合、

「あれ?このロジックとはまったく違う場面でエントリーしている」

ということに気付いてしまうから、なのかもしれません。

もし、この予想が当たっていたならば、このロジックで本当に稼いだかどうかが購入者にバレてしまいます。

その上で、掲げていた画像の実査期は、まったく違うロジックでの実績だったとしたら・・・

はい。普通にクレームの嵐になると思います。

そして、悪評が広まり、販売停止に追い込まれ、このGlobal Dream FX(グローバルドリームFX)の売れ行きは即座にストップしてしまうわけです。

自社の利益を守るため、そのような事態を避けるべくして、

・掲げている実績画像に大量のモザイクを掛ける
・大々的な実績を「言うだけ」で証明はしない

という事を平気で行っているのかもしれません。

まとめ。Global Dream FX(北田夏己)の有効性レビュー

以上、本記事では、Global Dream FX(グローバルドリームFX)におけるロジックの有効性レビューを行ってきました。

その上で、「ローソク足2,3本の判断のみ」と語るGlobal Dream FX(グローバルドリームFX)のロジックは、酒田五法を切り取ったレベルのロジックに過ぎません。

そもそも酒田五法は、テクニカル指標やインジケーターの精度を増すための「後押し」に使うことで有効性を発揮できるものです。

ですので、本来であれば、酒田五法をもとにしただけのローソク足単独でのトレード判断は限りなく有効性が低いと言えると思います。

実際にロジックを個人的に試してみても、販売ページに掲げられているような勝率はまず出ませんでした。

何より、Global Dream FX(グローバルドリームFX)の教材内では、

「ローソク足の判断だけでは98%は実現できません」

と、販売ページにて「ローソク足2,3本のみで判断」という強みを完全に否定しています(笑)

販売側のクロスリテイリング株式会社さん、北田夏己さん達も、Global Dream FX(グローバルドリームFX)のロジックにおける有効性の低さを自覚していたのではないかと思いました。

以上、Global Dream FX(グローバルドリームFX)の有効性レビューでした。

当ブログでは、10%前後の利益率をトレード1回あたりで出しているデイトレ手法を記事にして解説しています。

記事の中ではエントリーから決済まで、実際のチャートを使って図解しているので、ぜひ以下からご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

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