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コツコツドカンの逆トレードについて。勝率とリスクリワードの関係から解説。

杉原です。

コツコツドカンで大きく負けるトレーダーが多いと言われる中、

『コツコツドカンの逆』

なら、トレードで大きく勝てるのでは?という考えを抱くトレーダーは少なくないと思います。

確かに、コツコツドカンの逆は多くの負けパターンとは「逆」なので、上手く実践ができれば勝てる見込みがあるかもしれません。

【実践者の実績や生の声】

そこで今回の記事では、コツコツドカンの逆トレードで勝つ事ができるのかを解説していきたいと思います。

ー前提となる「コツコツドカン」の定義についてー

『勝率』はそこそこ高く、「コツコツ」と少額の利益を積み重ねるものの、損失:利益の『リスクリワード』が最悪で、たった1回の損切りで大きな損失を「ドカン」と受けて大損してしまうパターンです。

それも、一度の負けで大事な資金を一気に溶かしてしまう「致命的」な負けも含みます。

上記がコツコツドカンの定義になります。

それでは早速、「コツコツドカンの逆」に関しての記事に入っていきましょう。

コツコツドカンの逆トレード例

コツコツドカンの逆をいくトレードについて掘り下げる前に、まずは多くのトレーダーが陥っているコツコツドカンの負けトレード例を示したいと思います。

まずは悲惨な例を先に示し、後に「逆コツコツドカン」の例を掘り下げた方が、深く理解しやすくなるので、説明順序に関してご了承ください。

コツコツドカンの負けパターン例

前述のとおり、先にコツコツドカンの例を挙げてみましょう。

(分かりやすいように、非常に極端な例にしました。)

  • 勝率99%
  • 平均の損切り100pips
  • 平均の利確幅1pips

このコツコツドカン例では、仮に100回のトレード機会があった場合、非常に高い勝率で99回も勝つものの、1回あたりの利幅が1pipsしかないため、トータルで99pipsしか獲得した利幅はありません。

「損失:利益=99:1」なので、リスクリワードで見れば最悪です。

その上で、たった一度の負けにおける損失幅が100pipsなので、 99回も勝った利益分がマイナスになってしまいます。

そんな負けトレード(損切り)が「100回目」のトレードなら、まだ損失の被害はそこまで大きくはなりません。

トータルの損失幅は1pipsしかないからです。

ただ、仮に15回目のトレードで負けた場合、

・そこまでの勝ち利幅=14pips
・一度の損切り幅=100pips

となるため、マイナス86pips分の損失を受けてしまいます。

このように、たとえ勝率が高く「連勝する確率」が非常に高いとしても、勝率は決して100%ではないため、どうしても早い段階で負けトレードが来てしまう可能性も否定はできません。

そうなると、損失:利益=1:99という最悪なリスクリワードが影響し、このように大きな損失の被害を受けてしまうわけです。

このような流れが、多くのトレーダーがコツコツドカンで負けてしまうパターン例になります。

もちろん、連勝が異常に続き、120連勝する可能性も決して0ではありません。

その場合、121回目のトレードで初めて負けトレードとなるため、

・そこまでの勝ち利幅=120pips
・一度の損切り幅=100pips

なので、20pips分の利益幅が残る事となります。

しかし、120回も連勝することは非常に「稀」であり、そんな連勝が次も続くとはなかなか考えられません。

その反対に、121回目で初めて負けた後、150回目で再び負ける事も十分に有り得ます。

そうなると、

・最初の120連勝で残った利幅=20pips
・122回目~149回目の利幅=28pips
・一度の損切り幅(150回目の負け)=100pips

となるため、148回も勝ったものの、たった2回の負けで52pipsという大きな損失幅が残ってしまうということです。

このように、たとえ「コツコツ」と100回を超える連勝をしたとしても、1回あたりの損切り幅が「ドカン」と大きい事で、甚大な損失を受けてしまうのが「コツコツドカン」の負けパターンになります。

コツコツドカンの逆トレード例

続いては「本命」となるコツコツドカンの逆トレードについてです。

先ほどまで説明したコツコツドカンの「逆」なので、言い換えれば、

・勝率は極めて低い
・リスクリワードの損失:利益において利益の方が極めて高い

というトレード手法になります。

先ほど同様、分かりやすいように極端な例を見ていきましょう。

  • 勝率1%
  • 平均の損切り1pips
  • 平均の利確幅100pips

これがコツコツドカンの逆トレードで、損失:利益=1:99となるのでリスクリワードで見ると非常に優秀です。

毎回の損切りは「コツコツ」と1pipsに抑え込む分、少しの逆行で損切りになるので、勝率は極めて低くなっています。

ただ、1回の利確で100pipsもの利幅を「ドカン」と取れるため、「コツコツ」と負けた分を1回のトレードで取り返せる可能性があるわけです。

仮に99連敗しても次のトレードで勝てば、

・そこまでの損失幅=99pips
・一度の利益幅=100pips

となるため、99連敗分のトータル損失を一発で「帳消し」にすることができます。

まさに、先ほど挙げたコツコツドカンの「逆」になるということです。

その上で、勝率が1%ということは負け率は99%となります。

そのため、99連敗以上の連敗も十分に考えられるはずです。

仮に120連敗し、121回目のトレードで勝ったとすると、

・そこまでの損失幅=120pips
・一度の利益幅=100pips

となり、20pips分のマイナスになってしまいます。

ただ、150回目に再び勝ったとすると、

・最初の120連敗で残った損失幅=20pips
・122回目~149回目の損失=28pips
・一度の利益幅(150回目の勝ち)=100pips

となるので、52pipsの利益幅が残るというわけです。

このように「コツコツドカンの逆トレード」では、仮に「コツコツ」と148回の負けがあっても、たった2回の「ドカン」とした勝ちトレードで十分な利益幅が残るようになります。

コツコツドカンの逆トレードに存在する「落とし穴」

ここまでは、

・コツコツドカンにおける悲惨な例
・コツコツドカンの逆トレードにおける利益幅が大きく残る例

を解説してきました。

その上で、コツコツドカンの逆をいく後者のトレード手法なら、勝率が低くともリスクリワードを極めて高く保つ事ができれば、十分に勝ちを見込めると感じるかもしれません。

しかし、そんなコツコツドカンの逆トレードには重大な欠点がありました。

ここでは、1日の中で完結する「デイトレード」と、日をまたぐ事が前提で数日以上のポジション保有時間を持つ「スイングトレード」に分けて、『コツコツドカンの逆トレード』の落とし穴について触れ、コツコツドカンの逆は本当に有効なのかを検証していきたいと思います。

FXのデイトレードにおける「コツコツドカンの逆トレード」

ここまで説明したコツコツドカンの逆トレードには、特にデイトレードの場合であれば、1日の中でトレードを完結するため、1日の値動き以上は利幅を取る事ができません。

つまり、仮に先の例で挙げた、

勝率1%
平均の損切り1pips
平均の利確幅100pips

という逆コツコツドカンにおいて、一度の利益幅が100pipsに届かない可能性が普通に有り得るということです。

ドル円やユーロドルと言った主要通貨ペアで見ると、100pipsも動く事はなかなかありません。

そのため、そもそもFXのデイトレードにおいて、ドル円やユーロドルと言った値動きがあまり大きくない通貨ペアでは、コツコツドカンの逆トレードは成立しにくいと言えるわけです。

もちろん「殺人通貨」と称されるほど値動きが大きいポンド系列の、ポンドドルやポンド円であれば、1日の中で100pipsほどの値動きは十分に有り得ます。

ただ、1日の値動きが仮に100pipsあったとしても、そんな値動きの「天井と底」を根こそぎ取れる事は非常に難儀です。

少なくとも、1日に4,500pipsほど大きな値動き内がある中であれば、100pipsの利幅を取る事は十分に可能だと思います。

しかし、1日に200pips程度の値動きしかないとすると、1日の中で100pipsの利幅を取る事は物理的に考えて非常に難しいと言っても過言ではありません。

そもそも、トレードを開始する時間には、すでに150pipsほど動いており、エントリーしてから見込める値動きは50pipsほどしかないということも十分考えられるからです。

ちなみに、FXにおいて値動きが大きい部類とされる前述のポンド系列でも、200pips前後がだいたいの1日における値幅になります。

そのため、FXでは、コツコツドカンの逆トレードにおける一発で大きく勝つ「ドカン」が成立しない可能性が高いというわけです。

よって以上のことから、デイトレードにおいては、コツコツドカンの逆トレードは有効ではないと私は考えていました。

スイングトレードにおける「コツコツドカンの逆トレード」

先ほどのFXにおけるデイトレードの場合とは異なり、スイングトレードの場合であれば、100pipsの利幅は決して不可能ではありません。

そもそもスイングトレードはデイトレードのように1日で完結するのではなく、数日、場合によっては数週間ほどの期間を掛けて利幅を伸ばすのがトレードスタイルです。

そのため、1日の中で200pipsほどしか値動きなく、100pipsを取る事が難儀だとしても、仮に1週間単位(5営業日)で見れば

200pips×5営業日

という概算で1000pipsほどの値動きが期待できます。

よって、スイングトレードであれば、一度の利幅を100pipsほど取る事も可能性として十分に有り得るということです。

ただ、スイングトレードの場合、前述のとおりポジションを保有する期間が長いため、月に数回程度しかトレードを行いません。

そのため、仮に月に3回のトレード回数だとした場合、年間に換算すると、

月に3回×12か月=年間36回

のトレード回数しかない計算となります。

その上で、前述のような、

勝率1%
平均の損切り1pips
平均の利確幅100pips

という「コツコツドカンの逆トレード」の条件であれば、年間に36回しかトレード回数がないため、すべてが「負けトレード」という可能性も十分に考えられるわけです。

この例では「コツコツ」と負け小さなを積み重ねて、一発逆転を狙うものの、そもそもトレードの回数が少ないため、その逆転の「ドカン」という勝ちトレードが訪れないまま1年が終わってしまいます。

ゆえに、このコツコツドカンの逆トレードをスイングトレードで実装しようとすると、月間の収支だけではなく、年間の収支さえも非常に高い確率でマイナスになりがちだということです。

以上から、スイングトレードにおいても、デイトレードと同様に「コツコツドカンの逆トレード」は現実的ではないと私は考えていました。

補足として、スイングトレードには、

ポジションを保有している期間に、予期せぬ要因によって逆行する
そもそもトレード回数が少ないため、バックテストの精度が低い

など「致命的」な欠点があることで、そもそも、

勝率1%
平均の損切り1pips
平均の利確幅100pips

という「コツコツドカンの逆トレード」の条件を下回ってしまう可能性もあります。

勝率が0.5%になる可能性もありますし、利確幅が100pipsを下回る事も有り得るわけです。

そんなスイングトレードの致命的な欠点に関しては、スイングトレードとFXのデイトレードを比較した下記の記事にて解説していましたので、興味がありましたら、ぜひ目を通してみてください。

>どっちが勝てる?FXのデイトレードとスイングトレードを比較した結果。

補足:勝率から考える「コツコツドカンの逆トレード」における落とし穴

先ほどは、FXにおけるデイトレードとスイングトレードに分けて「コツコツドカンの逆トレード」が現実的ではないという解説をしてきました。

ここでは、FXのデイトレードとスイングトレードの両方に共通し、「勝率」の面から考える「落とし穴」について補足説明をさせて頂きたく思います。

そんなコツコツドカンの逆トレードにおいては、損失:利益のリスクリワードが極めて高い反面、勝率は決して高くはありません。

むしろ、極めて低いと言えると思います。

その上で挙げられる「致命的な落とし穴」は、ロットを高められない事です。

トレードの収益は『利幅×ロット数』であるため、ロットが低ければ、その分だけ得られる収益も低くなってしまいます。

いくら一発逆転で「ドカン」と利幅を大きく取れたとしても、ロット数が「矮小」であれば、獲得する収益も極めて小さなものになるため、ロットを上げられない点は致命的な落とし穴になるわけです。

まず、極めて勝率が低い時点で連敗は常に発生し続けると想定できます。

そのため、ロットを高く設定してトレードをしていれば、序盤の連敗時だけでも、資金がショートしてしまう可能性があるわけです。

よって、連敗を考慮した上で資金のショートを回避するためにも、ロットを非常に低く設定したトレードが欠かせません。

勝率が1%であれば、普通に99連敗を想定した上での、極めて低いロット設定が必要になります。

ただ、仮に勝率が1%しかなければ99連敗で済まず、さらに連敗が続く事もなくはありません。

そのため、99連敗以上の負けが続く事も考慮し、資金のショートを回避できるだけの低いロット数を設定する必要があるわけです。

このように、コツコツドカンの逆トレードにおいては、多くの連敗を想定して資金ショートを回避するための「矮小」なロット数でしかトレードができません。

ゆえに「コツコツ」と小さな負けを積み重ね、一発逆転で「ドカン」と大きく勝ったとしても、極めて低いロット数のトレードであるため、実際に得られる収益はそれほど大きくはないわけです。

以上から「勝率」の面で見た場合にも、コツコツドカンの逆トレードはあまり現実的ではないという見方ができました。

まとめ。勝率とリスクリワードの関係から見た「コツコツドカンの逆トレード」。

本記事では、勝率とリスクリワードの関係性から例を挙げ、コツコツドカンの逆トレードは現実的ではないという解説をしてきました。

以下が、その簡潔な理由です。

  • デイトレードの場合はそもそも「ドカン」と勝つだけの利幅を、1日の中で取れない可能性が非常に高い
  • スイングトレードの場合は、トレード回数が少な過ぎるため、月間だけではなく年間単位でも勝ちが来ないことでマイナス収支が普通に有り得る
  • 連敗による資金ショートを回避するために普段のロットは極めて低く設定しておく必要があるので、ドカンと勝った時のpipsは大きいものの、得られる実際の収益はそれほど大きくはない

以上のような理由から、コツコツドカンの逆トレードは現実的ではなく、基本的に成立しないと、私自身は考えていました。

「コツコツドカン」で負ける人が多いのならば、その「逆」をいけば勝てるのでは?という発想は良かったのですが、トレードで勝つ事はそれほど単純ではないということです。

トレード勝つべくして勝つためには、トレードの本質部分から考え、手法・ロジックの考案をすべきだと思います。

このブログでは、トレード1回で2桁の利益率を現在進行系で出しているデイトレ手法を、記事の中で解説していました。

エントリーから決済までチャートを使って図解しているので、ぜひ以下の記事から参考にしてみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

それでは次の記事でお会いしましょう。

杉原。

破産注意。FXのデイトレでコツコツドカンをやって負ける原因と対策。

杉原です。

FXをはじめとするトレードの世界では、

「コツコツと勝った後、一発でドカンと負けるトレーダーが多い」

とよく言われます。

特に、短い期間でコツコツと利益を積み上げたと思ったら、それまでの利益をたった1日で一気に失ってしまうというパターンが非常に多いです。

これが、いわゆる『コツコツドカン』という負けパターンになります。

今回の内容は、FXのデイトレードに特化して、そんなコツコツドカンが起こってしまう原因と、その根本的な要因から見た対策=解決策もあわせて解説していく講義です。

このコツコツドカンは、酷い場合にはわずか一回の負けで資金の大半を失ってしまう事も決して少なくありません。

そんな危険を回避するためにも、ぜひ本記事の内容を参考にして頂ければ幸いです。

それでは早速いってみましょう。

本記事では、すでに取り組んでいる有効なFXのデイトレ手法がある前提で話を進めていきます。

本来は有効であるはずの手法にも関わらず、手法のルールを無視してコツコツドカンをやってしまう原因および対策を解説していきます。

もし、取り組んでいるFXのデイトレ手法を忠実に実践しているものの、コツコツドカンが発生してしまうという場合は、そもそもの話トレーダー自身ではなく、そのデイトレ手法に問題があると言っても過言ではありません。

そのようなパターンの場合、ロジックそのものを改善しなければならないと思いますので、宜しければ以下の記事を参考になさってみてください。

>【決定版】勝てるトレード手法の開発法、ロジックやルールの作り方について

>最低限負けない。勝てるFXのデイトレード手法、ロジックの「最低ライン」について。

コツコツドカンで負ける原因、理屈とは

まずは、コツコツドカンで負けてしまう「原因」「理屈」を明確にしていきましょう。

コツコツドカンで負ける人のトレード特性として共通するのは、以下の項目になります。

  • 勝率はそれなりに高い
  • 利確が早い
  • 損切りが遅れる

要するに勝率は高いものの、損失:利益のリスクリワードが最悪だということです。

そもそも勝率が高いのは、利確が早い事が要因と言っても過言ではありません。

利確が早ければ早いほど、必然的に勝率は上がるため、「コツコツ」と小さな利益は積み上がっていきます。

特にデイトレードの場合、そもそも短時間での利確を狙うスタイルのため、エントリーしてすぐに含み益が一気に膨らむことが少なくありません。

その際に、取り組んでいるデイトレ手法のルールでは、まだ利確の条件になっていないにも関わらず、

「この含み益を無駄にしたくない」
「一気に逆向して、損切りになる前に利確してしまおう」

という心理から、その場で早くも利確してしまうデイトレーダーが多々いるようです。

そのようなデイトレードを行っていれば、必然的に勝率は上がり、小額ながらコツコツと利益を積み上げる事ができます。

ただ、このように普段取り組んでいるFXのデイトレ手法における、利確の条件を満たしてないにも関わらず、

目先の小さな利益のみ

に目がいき本来取れていた利幅を取れない事で、トータルの利益額は少なくなってしまうわけです。

これが、コツコツドカンにおける「コツコツ」の原因になります。

続いては、コツコツドカンの「ドカン」に関しても原因を見ていきましょう。

そもそもトレードの世界において勝率100%は、まず有り得ないため、必ず損切りになるトレードは避けて通れません。

取り組んでいるFXのデイトレ手法において、本来ならば損切りしなければならない場面であるものの、

「もしかしたら、エントリーした価格まで戻ってきてくれるかもしれない」
「今損切りしたら、後で利確できる可能性があるので、勿体ない」

などの心理が働き損切りを後回しにしてしまい、結果として最終的にはエントリーした価格まで戻るどころか、さらに含み損が膨らみ、

最終的に観念して大きな損切りを行う・・・

という流れで「ドカン」と負けてしまうわけです。

このように、自らの手で最終的に損切りができる場合はまだ「救い」があります。

最悪な事態としては、最後の最後まで反転して価格が戻ってくれる事を期待し、損切りをせず、取引口座側で強制ロスカットされてしまうパターンです。

このパターンでは資金の大半、もしくはほぼ全額をたった一回の負けで失ってしまうという、文字とおり「最悪のシナリオ」と言っても過言ではありません。

特にFXのデイトレードにおいては、当日中に決済することが基本であるものの、損切りを後回しにし続けた挙句、日をまたぐ、いわゆるオーバーナイトをしてしまうケースも少なくありません。

そんなオーバーナイトでは、朝の市場オープンと同時に、突発的な値動きが起こりやすくなります。

そのため、一気に含み損がなくなるという「ラッキー」な事が起こる可能性も0ではありません。

ただ、逆に損失が取り返しの付かないレベルに広がってしまうことも普通に有り得るので、その時点で強制ロスカットに巻き込まれる危険性も十分に考えられます。

以上、ここまで説明した、

「コツコツ」→早すぎる利確で小さな利益を積み重ねる
「ドカン」→損切りを後回しにして、最終的に大きな含み損でロスカットする

の双方が重なることで、コツコツドカンが完成してしまうわけです。

なぜ、ルールどおりの「利確」「損切り」ができないのか?

ここまでは、本来のトレードルールを無視した

「早すぎる利確」
「遅すぎる損切り」

によってコツコツドカンが生まれるという解説をしてきました。

では、そもそもルールどおりに「利確」「損切り」ができない要因は何なのかー

その辺りの深い部分に踏み込んでいくことで、コツコツドカンを防止する対策が見えてきますので、具体的な対策案の前に、まずはトレードのルールを破ってしまう原因を明確にしていきましょう。

コツコツドカンをやってしまうトレーダーが、トレードのルールを破る心理パターンとしては以下の2点が挙げられます。

  • 1.勝っていて余裕があるので、ちょっと試しにエントリーしてみようかな
  • 2.ミスをして本来受けるはずではなかった損失を受け、一気に取り返そうと考える

まず1のパターンでは「慢心」から、結果として、しっかりと検証していないロジックでトレードするという行動に走りやすくなります。

ただ、バックテストやフォワードテストで検証していない以上、そんなトレードは単なるギャンブルでしかありません。

そんなギャンブルのようなトレードでは、完全なる「運任せ」なので、どうしても思いとおりに利益(含み益)が出ず、最終的に含み損が広がり、先ほど説明したような「ドカン」に繋がってしまうわけです。

せっかく勝っていて積み上げていた利益も「すっからかん」になってしまいます。

対して、

2.ミスをして本来受けるはずではなかった損失を受け、一気に取り返そうと考える

のパターンでは、すでに確定した損失があり、その損失を取り返そうと「必至」になりやすいため、焦ってトレードできる場面を探し出す傾向にあります。

焦った結果、取り組んでいるデイトレ手法のルールを見落としてしまい、意図せずにルールを破ってしまう可能性も少なくありません。

以上、ルールを破ってしまうトレーダーの心理から生まれる行動をまとめると、

1.勝っていて余裕があるので、ちょっと試しにエントリーしてみようかな
→「慢性」から意図的にルールを破ってしまう

2.ミスをして本来受けるはずではなかった損失を受け、一気に取り返そうと考える
→「焦り」から意図せずルールを破ってしまう

ということが浮かび上がってきました。

以上を踏まえ、次章ではコツコツドカンを防ぐ根本的な解決策を解説していきたいと思います。

コツコツドカンの対策

ここまでは、コツコツドカンの根本的な原因として、以下のような要素を挙げて解説してきました。

  • 目先の小さな利益のみを求めて「早過ぎる利確」をしてしまう
  • 含み損が解消される事を期待して「遅すぎる損切り」をしてしまう
  • 「焦り」から意図せずルールを破ってしまう
  • 「慢性」から意図的にルールを破ってしまう

その上で、ここでは上記の要因を回避する対策を解説させて頂きます。

そんなコツコツドカンを防ぐ解決策は、以下の3つです。

  • チャンス以外はチャートを見ない
  • エントリーと同時に、指値注文と逆指値注文、またはアラートの設定を行う
  • 月間の利益率を常に考える

では、1つずつ掘り下げいきましょう。

コツコツドカンの対策1.チャンス以外はチャートを見ない

どんなデイトレ手法のルールでも、アラートなどを駆使すれば、チャンスが訪れる前段階で、パソコンやスマートフォンへ通知することができるはずです。

インジケーターの値などを利用すれば、チャンスの前にアラートで通知することは、普通に不可能ではありません。

その上で、そのアラート通知が来ない限りは、決してチャートを見ないようするーこれが1つ目のコツコツドカン防止策です。

仮に連勝して資金に余裕ができると、「慢心」から、

「ちょっとくらい試しにエントリーしてみようかな」

という心理が生まれてしまう可能性があります。

そこで、アラート通知が来ない限りは徹底してチャートを見なければ、取り組んでいるデイトレ手法のルール以外でのエントリーを必然的に防げるようになるわけです。

【実践者の実績や生の声】

コツコツドカンの対策2.エントリーと同時に、指値注文と逆指値注文、またはアラートの設定を行う

2つ目の対策としては、エントリーしたと同時に、

・利確の注文(指値)
・損切りの注文(逆指値)

を出してしまうことになります。

先に利確と損切りの注文を発注してしまえば、

「早すぎる利確」
「遅すぎる損切り」

の2つを回避することができるからです。

その際に、あわせて決済されたら通知が来るようなアラート設定を行い、決済が完了するまでは決してチャートを見ないようにします。(1つ目の対策と並行するため)

ただ、手法によっては、ライントレードなどでトレンドラインに触れたら決済するような場合、エントリーした時点では明確な「利確場所」「損切り場所」を設定できず、指値と逆差し値を出せないという場合も少なくありません。

そのような場合、決済対象となるトレンドラインにアラートの設定を行い、決済(利確または損切り)の場面になったらアラート通知が来るようにします。

そして、その通知が来たら、問答無用で利確または損切りを行うわけです。

その上で、当然ながらエントリーした時点で発注した指値と逆指値、もしくは設定したアラートは決して動かしてはなりません。

その指値と逆指値、アラートは、ルールどおりの決済であるため、それらを動かしてしまうということは、ルールを破る事と同じだからです。

ルールを破ることは「コツコツドカン」の始まりになる恐れがあるので、徹底してルールを守る必要があります。

コツコツドカンの対策3.月間の利益率を常に考える

まず前提の考え方として、仮に当日の収支が「負け」になる日が合っても、特に問題ありません。

なぜなら、最終的に月単位で見て、その日の負けを帳消しにして勝っていれば良いからです。

各自トレーダーごとに月間収支の目標がそれなりにあると思います。

結果として、その目標を達成すれば良いなので、仮にミスをして損失を被ったとしても、別にその日の内に取り返す必要はなく、月単位で取り返す事ができれば良いわけです。

そのように考えれていれば、当日中に損失を取り返そうとして「焦りにより意図せずルールを破る」という事態を防ぐことができます。

ただ、月末に「当月の目標までギリギリ届くかどうか」という際には、

「その日の内に勝たなければ」

という焦りが生まれてしまうかもしれません。

そんなギリギリの場合には、年単位での目標成績と照らし合わせ、当月が仮に目標に届かなくても、次月以降で帳尻を合わせていくように切り替えていくことを推奨していました。

また、そのようなケースが続く場合には、そもそもトレード手法に問題がある可能性が非常に高いので、

・そのロジックを見直す
・新たに別の手法を取り入れて並行してトレードを行う

というアプローチが有効になります。

関連記事1:【決定版】勝てるトレード手法の開発法、ロジックやルールの作り方について

関連記事2:最低限負けない。勝てるFXのデイトレード手法、ロジックの「最低ライン」について。

まとめ。デイトレのコツコツドカンで負ける原因と対策。

本記事では、FXのデイトレードに特化した上で、コツコツドカンで負ける原因と対策を解説してきました。

コツコツドカンで負ける根本の心理を踏まえた原因は、

目先の小さな利益のみを求めて「早過ぎる利確」をしてしまう
含み損が解消される事を期待して「遅すぎる損切り」をしてしまう
「焦り」から意図せずルールを破ってしまう
「慢性」から意図的にルールを破ってしまう

などが挙げられ、これらの予防策・解決策として、

1.チャンス以外はチャートを見ない
2.エントリーと同時に、指値注文と逆指値注文、またはアラートの設定を行う
3.月間の利益率を常に考える

という3点を解説させて頂きました。

ここで挙げた根本原因となる心理は「癖」になりやすく、コツコツドカンを何度と繰り返してしまう人も決して少なくありません。

何度も大事な資金を失わないように、本記事で解説した対策を取り入れて頂ければ幸いです。

そのためにも、まずは有効なトレード手法を身につけることが欠かせないと思います。

そんな有効度の高いデイトレ手法として、当ブログ内では、一度の取引で10%前後の利益率を出している手法を記事にして解説していました。

実際のチャートでエントリーから決済までを図解しているので、ぜひ下記の記事も併せて参考にしてみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>含み損ほぼなし。キリ番を利用した「負け知らず」の聖杯に近いFXのデイトレ手法。

>ブログの目次はこちらから

FXのデイトレで練習ツールの必要性があるのかを解説

杉原です。

今回の記事では、トレード手法・ロジックなどの「検証」に使う練習ツールの必要性について解説していきます。

この練習ツールは、人にとっては必要ないケースもあるものの、特定の人にとっては「絶対に使った方が良い」と言える面もあるので注意喚起も込めて議題にしたいと考えた次第です。

そもそも練習ツールとは、過去チャートを使ってバックテストによる検証を行う際に、

検証の結果を出力できる事(バックテスト結果をレポート形式で自動出力する機能)
リプレイモードがある事(ローソク足を1本ずつ再生できる機能)

などの機能を有するソフトウェアを指します。

FXのデイトレードに練習ツールは必要なのか?

まず、練習ツールの使用はすでに検証(バックテスト)を行う「トレード手法」「ロジック」がある事がそもそもの前提です。

ですので、まだ検証したいトレード手法もロジックもないという場合は、練習ツールを使う意味がありません。

そのため、そのような検証材料の手法・ロジックがないのであれば、必然的に練習ツールは「不要」と言えるわけです。

自身でトレード手法を開発、作成してみたいという場合の「ロジック作成法」は下記の記事で解説していましたので、興味がありましたら目を通してみてください。

>【決定版】勝てるトレード手法の開発法、ロジックやルールの作り方について

ただ逆に、すでに取り組みたい、もしくは検証してみたいトレード手法やロジックがあるのであれば、練習ツールを有効に活用できる可能性があります。

自身で手法を開発した場合、情報商材で購入した場合、いずれの場合でも問題ありません。

とにかくバックテストをして、その手法・ロジックの有効性を確かめ、

「実際のトレードで勝てる見込みがあるのかを検証したい」

という場合は、練習ツールを使う意義が十分にあるということです。

もちろん、練習ツールを使わなくても、過去のチャートを見ながら、エクセルなどの表計算ソフトに1回ずつトレード結果を記録する形でも、バックテストによる検証ができないわけではありません。

ただ、練習ツールに備わる自動出力機能があることで、練習ツールを使えば、わざわざ自分でトレード結果を記録する必要がないため、時間効率が非常に上がります。

自動出力機能の有効性

1回1回のトレード結果をエクセルに記録する場合、

利幅
損失幅
エントリー時間
決済時間
含み損
そのほか備考

などは最低でも記録するに内容になると思いますし、ほかのも多々記録する内容があれば、エクセルに記録する「手間」「労力」、そして何より費やす「時間」は計り知れません。

膨大な時間を費やしてしまえば、その分だけトレード手法の検証に時間を割けないため、検証の完了まで多くの時間を要することになります。

そのため、いつまで経っても検証が終わらず、その手法を実際の相場で試せない事態に陥いる可能性が高いわけです。

ですので、

「早く手法の検証を終え、実際の相場でトレードをしてみたい」

という考えをお持ちの場合でしたら、練習ツールの必要性を十分に見出せるのではないかと思います。

リプレイモードは使える?

リプレイモードは、任意のスピードで1本ずつローソク足を表示していくことが可能な機能です。

また、1本ずつ「再生」「停止」をする事も可能なので、ローソク足1本ずつで細かく見ていくこともできます。

そんなリプレイモードは、

「右側が見えない状態でも、エントリーや決済を見逃さずないか」

という点こそが、この機能を使う意義です。

値動きが止まっている普通の過去チャートでは、常にこの先どうなるか、いわゆる『チャートの右側』が丸見えなので、答えが見えています。

そのため、特に緊張感がなく、手法の検証が行えていたわけです。

ですが、実際の相場では、当たり前の話ですが、チャートの右側は絶対に見えません。

そのため、まったく緊張が異なる状況ですので、動きが止まっているチャートを使ったバックテスト時と同じようにトレードができない可能性があるわけです。

また、動いていない過去チャートでの検証では、「自分のペース」でトレードのシュミレーションができてしまいます。

つまり、本番環境のリアルトレードとは「スピード感」が丸っきり異なるわけです。

ですので、トレード手法の実践がバックテスト時にはできていたとしても、実際のリアルトレードではスピードに追い付けずに、

エントリーのタイミングを見逃す
決済のタイミングを見逃す

などの「失態」が発生してしまう可能性があります。

上記のいずれにしても、

・利益を取り逃す
・損失を増やす

という事態に繋がりかねません。

結果として、当然ながら資金の減少に直結してしまうわけです。

特に分単位でトレードを行うFXのデイトレードでは、手法によっては判断スピードを必要とするために、エントリーや決済のタイミングを見逃がしてしまう可能性が十分にあります。

そのため、デイトレードの手法では、上記のような資金源に繋がってしまうような事態に陥りやすいと言えるわけです。

そんな事態を防ぐためには、トレード手法を「チャートの右側」が見えていない状況で、本番の相場と同等もしくはそれ以上の時間スピードでも実践できるかという検証および『練習』が有効となります。

もちろん、実際の相場を見て、頭の中でシュミレーションしたり、デモトレードを行うことでも、そのような練習は不可能ではありません。

ただ、実際の相場は土日は休場なので練習ができませんし、5分足を使うトレード手法ならば次のローソク足ができるまで5分待つ必要があり、時間効率が非常に悪いです。

リプレイモードでは、5分足であってもコマ送りや早送りが可能なので、「数秒」で次のローソク足を見ていくことができるます。

そのため、実際の相場と比べて、リプレイモードの方が練習の時間効率が圧倒的に高いということです。

仮に5分足を使うトレード手法において、次の足を見る時間を5秒にした場合、本番環境は次の足まで5分(=300秒)なので、時間効率は単純計算で60倍にもなります。

もちろん、途中でリプレイモードを止めて事細かにチャートを見たりすることがあると思いますので、正確に60倍の時間効率とは言えません。

ただ、それでも実際の相場で行う練習よりも、リプレイモードを使った練習の方が遥かに時間効率が高い事は、容易に想像して頂けるのではないかと思います。

ちなみにですが、デモトレードに関しては、時間効率の面「以外」でも致命的な欠陥があるため、あえて推奨はしていませんでした。

そんなデモトレードが不要な理由と、代替案については下記の記事で解説していますので、もし興味がありましたら目を通してみてください。

>デイトレの練習にデモトレードは不要な理由と、代替案の考察。

トレードの練習に費やす時間の「大幅な短縮」に繋れば、より早く手法を本番環境で試せますし、さらに別の手法の練習にも時間を割けるため、私はこのリプレイモードを非常に有効だと考えていたわけです。

前述の「バックテスト結果の自動出力機能」に加え、こちらの「リプレイモード」でも、

「早く手法の検証を終え、実際の相場でトレードをしてみたい」

という考えをお持ちの場合、練習ツールの必要性は高いと思います。

まとめ。FXのデイトレードにおける練習ツールの必要性。

本記事では、練習ツールの主要な機能である、

バックテスト結果の自動出力
リプレイモード

について、それぞれ有効性や必要性を説明した上で、

「早く手法の検証を終え、実際の相場でトレードをしてみたい」

という場合には、練習ツールは十分に必要性があると解説してきました。

また、特にデイトレのような、ある程度の判断スピードが必要になる場合の手法であれば、実際のリアルタイムのトレードで

エントリーや決済のタイミングを逃さないため

にも、リプレイモードによる練習はより必要性が高いと思います。

そのため、FXのデイトレードで早く勝てるようになりたいという考えがある場合には、特に練習ツールは必要性が大いにあると考えていました。

ただ、冒頭でもお伝えしたとおり、この練習ツールは検証したいトレード手法が「すでに決まっている」という場合に活用できるツールにほかなりません。

よって、練習ツールを使う前には、まずはトレード手法の入手、もしくは開発が必要となるわけです。

そんなトレード手法・ロジックの作り方、開発法に関しては、下記の記事で解説していますので、良ければあわせてご覧になってみてください。

>【決定版】勝てるトレード手法の開発法、ロジックやルールの作り方について

また、トレード手法を自ら開発する「時間」「手間」をショートカットしたいという方針でしたら、すでに確立しているデイトレ手法を解説しているので、以下の記事から参考にしてみてください。

(10%前後の利益率を一度の取引で出しており、エントリーから決済まで図解していますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。)

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

>少額でも資産を増やせる、聖杯に近いデイトレード手法の条件。

>最低限負けない。勝てるFXのデイトレード手法、ロジックの「最低ライン」について。

>この時間帯のみでも十分。FXのデイトレードで利益率と勝率が高い時間帯とは。

>少額でも儲かる。FXのデイトレードに適した取引口座のスペック。

【決定版】勝てるトレード手法の開発法、ロジックやルールの作り方について

杉原です。

ここ最近、当ブログ『専業FXデイトレーダーの会』の読者さんから、

「どうすれば勝ち続けられる有効なトレード手法やロジック、ルールを作れますか?」

という内容の質問を連続して頂いた事もあり、今回の記事はトレード手法、ロジック・ルールの作り方について解説していきたいと思います。

一応、本記事で解説する作成方法によって私が開発したトレード手法では、1日あたり10%台の利益率を出せていましたので、

「自分で勝てる手法を作ってみたい」

という考えを少しでもお持ちでしたら、それなりのトレードロジック・ルールを開発できる可能性があるので、非常に有意義な記事になると思います。

【実践者の実績や生の声】

勝てるトレード手法、ロジックやルールの作成方法とは

実際に私が提唱するトレード手法の構築法ですが、以下の5段階を経た上で、実際に本番とおりの資金量でトレードを行っていました。

  • 第1段階 ~考案~
  • 第2段階 ~検証~
  • 第3段階 ~再考~
  • 第4段階 ~再検証~
  • 第5段階 ~試運転~

要するに、上記5つの段階すべてがトレード手法、ロジック・ルールの開発手順そのものだということです。

この5段階の開発手順は、基本的に上から順に段階を経ていく流れになります。

それでは早速、各段階1つずつを詳しくみていきましょう。

本記事の内容は、特にFXのデイトレード手法に限った話ではありません。

スイングトレードやそのほかのスタイルでもまったく同じ手順でロジックの開発が可能です。

ロジック開発の第1段階~考案~

まず最初の段階では、以下のようなトレードのルールを「暫定的」に決めます。

  • エントリーの条件
  • 利確の条件
  • 損切りの条件
  • 取引ロット数
  • 分割注文の有無

まだ考案の段階なので、文字とおり「案」を出していくのみです。

また、当然ながら「勝率」や想定される「含み損」などは、この段階ではまだまだ未知であるので、この時点でのロット数は確定ではなく「未定」で問題ありません。

ここでの主なメインは、

エントリー条件
利確の条件
損切りの条件

というロジックにおける重要な部分です。

どんなテクニカル指標を使い、上記3つの条件案を出すかはトレーダーによってまったく異なる上に、星の数ほど膨大に案は出せます。

そもどもテクニカル指標そのものが数多くありますし、テクニカル指標を複数使うとなれば、その組み合わせによっても膨大な案が生まれるわけです。

また、仮に同じテクニカル指標を使うとしても、エントリーと決済(利確、損切り)の条件も「無数」に考えつく事ができます。

そのため、ここで出すロジック案に関しては文字とおり

「星の数」

ほど出せてしまうので、この段階で大きく迷ってしまい、次の段階になかなか進めなくなってしまうかもしれません。

そこで推奨したいのが、まずは「順張り」か「逆張り」かを思い切って決めてしまうという考え方になります。

その上で、使用するテクニカル指標が絞れるので、迷いにくくなるからです。

ここで、1つの手法に両極端の

「順張り」
「逆張り」

を混ぜてしまうと、エントリーや決済などの条件がなかなか定まりにくい傾向にあり、この第1段階だけでも膨大な時間が掛かってしまいます。

そのため、仮に「順張り」と「逆張り」の両方を目指したいという場合であっても、まずはどちらか一方のみに特化してトレード手法の開発を進める事を推奨していました。

どちらか一方の手法が完成した際に、最初の手法が順張りだったならば次は逆張り、というように切り分けて開発していくことで、ロジック開発期間の短縮が可能になるわけです。

順張りか逆張りかを決めたならば、続いては、

エントリー
利確
損切り

の条件に使っていくテクニカル指標を考えます。

トレンド系やオシレーター系をはじめ、テクニカル指標は数多く存在するので、どんな指標を使えば勝てるトレード手法になるのか迷ってしまうかもしれません。

そんなテクニカル指標を決める際、トレードのパフォーマンスを上げやすい有効な考え方としては、より多くのトレーダーが使っている指標を選ぶ方法になります。

使っているトレーダーが多いテクニカル指標であるほど、統計の観点から見て、その指標による分析の精度が高まるからです。

使用者数が多いテクニカル指標の例としては、以下のようなものがあります。

  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • MACD
  • RSI
  • 水平ライン
  • トレンドライン
  • ストキャスティクス
  • 一目均衡表

まずは上記の中から1つを選び、エントリーと決済(利確・損切り)の条件を暫定的に決めてしまうことをおすすめします。

最初から複数のテクニカル指標を扱うと、その時点でエントリーや決済の条件が複雑になり過ぎて、条件の決定に時間が掛かってしまう可能性があるからです。

ですので、まずは1つのテクニカル指標を選び、その指標を使ってエントリーと決済の条件を決めてしまいます。

移動平均線ならば移動平均線のみに特化し、売買の暫定的なルールを考えるということです。

その上で、ほかのテクニカル指標も組み合わせたい場合は、仮に決めたエントリーと決済の条件をもとに、ほかの指標も組み合わせていきます。

この流れによって、売買ルールをスムーズに決めやすくなるので、頭が混乱して進めなくなる事態を避けやすくなるわけです。

ロジック開発の第2段階~検証~

この第2段階では、第1段階で暫定的に決めた仮のロジックを、過去のチャートで検証していきます。

いわゆるバックテストという作業です。

そんなバックテストで検証すべき点は下記になります。

  • (1)勝率
  • (2)利幅
  • (3)損切り幅
  • (4)含み損

(1)の勝率は、『勝ちトレードの回数/トレード回数』で求められるものです。

(2)利幅と(3)損切り幅、そして(4)勝ちトレード時の含み損は、全トレードごとに記録すべき要素になります。

バックテストソフトを使うか、手動でエクセルなどの表計算ソフトを用いて記録するなど、どのような方法でも問題ありません。

そして、これらを検証していくことで、適切なロット数が見えてきます。

トレードの収益は、『トータルの利幅×ロット数』であり、ロット数が高いほど収入も高くなるため、トレードの利益率を向上するためには、いかにしてロット数を上げられるかという試みが欠かせません。

(3)損切り幅だけではなく、(4)のような勝ちトレード時に発生する「含み損」も忘れずに検証すべき点になります。

この(3)損切り幅(4)含み損が低いほどロット数を上げられますが、逆にこれら(3)(4)が高ければロット数を上げる事ができません。

(3)損切り幅(4)含み損が高いにも関わらずロット数を上げ過ぎると、

・ドローダウンが大きくなって資金の増加が遅れる
・場合によっては口座側から強制ロスカットされる

という危険性があるからです。

ですので、このような危険性を回避するべく適切なロット数を判断するためにも、これらの検証は欠かせません。

その上でしっかりと(1)~(4)までを検証することで、ロット数をどこまで上げられるかが見えてくるので、高い利益率を出せるトレード手法を開発するためにも、このプロセスは必要不可欠になります。

その上で、ロット数を決定することで利益率の算出ができるわけです。

そして、この時点で満足のいく利益率(パフォーマンス)ならば、第3段階に進んで問題ありません。

ただ、バックテストの結果が納得いく成績でない場合、再び第1段階からやり直します。

もし、やり直しを検討する場合、以下のいずれかが推奨の考え方です。(移動平均線を使ったロジックという例にした場合)

  • 1.テクニカル指標のパラメータはそのままで、単にルールを変更する
    →移動平均線に触れた段階でエントリーしていたが、ローソク足が確定しプライスアクションで有効なサインが出たらエントリーする方針に変更する
  • 2.テクニカル指標のパラメータを変更し、ルールを変更する
    →移動平均線の本数を20から25に変更
    →移動平均線の時間足を5分足から15分足に変更
  • 3.テクニカル指標は変えず、同じ指標を複数個使ってエントリーと決済の条件を変更する
    →複数の移動平均線を導入する(5分足20本、15分足20本、4時間足20本など)
  • 4.現状のテクニカル指標に別のテクニカル指標を組み合わせた上で、ルールを変更する
    →移動平均線に加え、MACDを組み合わせる
    →移動平均線に加え、ボリンジャーバンドを組み合わせる
  • 5.そもそもテクニカル指標そのものを変え、1からルールを考案し直す
    →移動平均線をなくし、MACDやボリンジャーバンドに変更する

多少は複雑になるものの、2~4は組み合わせる形でも問題ありません。

上記の考え方に沿って、再び第1段階からやり直した後、第2段階で再度バックテストで検証していきます。

その上で納得いく成績が出るようになったら、この第2段階を終えて次の第3段階へ進んでいきましょう。

この第2段階におけるバックテストでは、

・期間をできる限り長くする
・複数の銘柄(通貨ペアなど)で検証する

という点を意識してください。

そもそもテクニカル分析の本質は、トレーダーの「心理」から生まれる「統計」にほかなりません。

そんな心理と統計に関しては、バックテストの「期間」「銘柄」が違っても、有効性は変わらないはずです。

ですので、可能な限り数年以上の長い期間で、複数の銘柄(通貨ペアなど)で検証する必要があります。

その上で、有効性が保てていることで、はじめて優秀なトレード手法が作られていくわけです。

ロジック開発の第3段階~再考~

第2段階を経て合格点を見込めるトレード手法に対し、さらにパフォーマンスを高めていく作業がこの第3段階になります。

先ほど説明した第2段階の時点で、

エントリー
利確
損切り

に関しての条件はクリアしているはずなので、この第3段階では変更しません。

ここでは、勝率が下がる特定のパターンがあれば、そのパターンを避けるルールを作ります。

私はこのようなルールを『回避ルール』と呼んでいました。

この回避ルールは、極めて勝率が下がってしまうエントリーのパターンを見つけ出し、その特定パターンになったら、エントリー条件が成立していようとも、強制的にエントリーを回避するというルールになります。

この回避ルールによって、負けトレードの数を大きく減らせるため、必然的に勝率を高める事ができるわけです。

結果として、回避ルールの設定によって利益率そのものが向上していきます。

このように、第2段階を経たロジックが大きく成績の飛躍が可能なため、私自身はこの第3段階を非常に重要視していました。

ロジック開発の第4段階~再検証~

第3段階にて再考したものを踏まえ、再び第2段階とまったく同じ検証を行い、パフォーマンスがどれだけ向上するかを見る作業が、この第4段階になります。

よほどの事がない限り、第3段階の回避ルールによって、基本的に勝率は大きく高まるはずです。

ですが、回避ルールの導入により、勝ちトレードも大きく減らしてしまえば、意味がありません。

そのため、回避ルールの影響で本当に利益率が向上しているかを確認する必要があるわけです。

その際、第2段階のバックテストとまったく同じ検証を行うことで、回避ルールによるロジックの向上を検証していく流れになります。

ロジック開発の第5段階~試運転~

この最後の第5段階は、いわゆるフォワードテストという、実際の相場でもロジックが通用するかのテストを行います。

第1段階~第4段階を経たロジック(トレード手法)は、少なくともバックテストにおいて、

・複数の銘柄(通貨ペアなど)による検証
・特定の年度だけではない長期間の検証

を経ているため、基本的に有効性は問題ありません。

ただ、止まっている過去のチャートによるバックテストでは良い成績が出せても、いざ資金を入れてリアルトレードになると、バックテストのような好成績が出なくなる可能性があるので注意が必要です。

そんな要因の筆頭としては、

・スプレッドやスリッページが急に広がる
・トレードの実践が困難

ということが挙げられます。

どうしてもスプレッドやスリッページに関しては避けることができないため、これは仕方ありません。

ただ、2点目のトレードの実践そのものが困難というのは、改善しなければならないポイントです。

まず「実践が困難」というのは、テクニカル指標をいくつも使うことで、売買の判断に時間が掛かり、エントリーや決済に間に合わないなどが例になります。

この例の場合、バックテストのような止まっているチャートならば、ゆっくり時間を掛けて売買の判断ができる上に、そもそもチャートが動いていないのでエントリーや決済に間に合わないかどうかは分かりません。

そこで、バックテストと同じように、フォワードテストでも実践可能かどうかを検証していくわけです。

いくら第4段階までのバックテストでの成績が良くても、実際の相場によるリアルトレードで実践できないようなトレード手法では何の意味もありません。

いわゆる机上の空論というヤツです。

そのような事態を防ぐためにも、フォワードテストが必要不可欠となります。

その上で、このフォワードテストは、実際の相場で行う事を推奨していました。

デモトレードでテストをするトレーダーが少なくありませんが、デモトレードは本番環境と異なる点も多く、フォワードテストととして十分な検証ができないからです。

この辺りの詳しい解説は、下記の記事で掘り下げていましたので、あわせてご覧になってみてください。

>デイトレの練習にデモトレードは不要な理由と、代替案の考察。

そんな本番環境でのフォワードテストにおける資金量は、万が一にも全損しても許容をできるくらいで問題ありません。

仮に少額だとしても、利益率で見れば、バックテストとの比較が十分に可能だからです。

その上で、第4段階のバックテストとほぼ同じくらいの利益率が出れば、トレード手法として合格になります。

総括。勝てるトレード手法、ロジックやルールの作成方法。

本記事では、以下の5段階によって、有効な勝てるトレード手法を作り上げる流れを解説してきました。

  • 第1段階 ~考案~
  • 第2段階 ~検証~
  • 第3段階 ~再考~
  • 第4段階 ~再検証~
  • 第5段階 ~試運転~

改めて振り返ると、それなりの「手間」「労力」が掛かる事がお分かり頂けると思います。

ただ、それだけの努力を経るからこそ、勝ち続けられる有効なトレード手法、ロジックが生まれるというわけです。

第5段階までクリアすれば、後は、資金量を増やして実際にトレードするだけで問題ありません。

その際には、

1.どんな時にもルールを守る事
2.1を絶対に忘れない事

を順守してください。

少なくとも、バックテストとフォワードテストで十分な成績が出せているので、資金量を増やしても手法のルールさえ順守すれば、必然的に良いパフォーマンスが出るはずです。

後は、継続していけば収入はグングンと増えていくので、トレードが楽しくなっていくと思います。

このブログでは、当記事で解説した「トレード手法の開発法」に沿って、すでに確立したデイトレ手法を記事内で解説していました。

10%前後の利益率を一度の取引で出せていて、そのエントリー場所から決済までチャートで図解しているので、ぜひ以下の記事から参考にしてみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

デイトレの練習にデモトレードは不要な理由と、代替案の考察。

杉原です。

FXのデイトレードに限らず、自分の資金を使ってトレードを実際の相場で行う際、練習として事前にデモトレードを行うトレーダーは少なくありません。

大抵のFX業者ならば、いくら損しても痛手がない数百万単位の「仮想資金」を与えてくれるデモトレードが可能なので、本番環境の相場に向かう前に、

「まずは練習としてデモトレードから始める」

という方が割と多いようです。

ですが、私としてはデモトレードは反対派で、むしろ「デモトレードはしない方が良い」と考えています。

(実際に専業デイトレーダーになった今も、デモトレードに打ち込んだ事はありません。)

その明確な理由が、以下2点になります。

  • 1.緊張感がないため、取り組んでいるFXのデイトレ手法が身に付きにくいから
  • 2.実際の相場とは環境が異なるため、リアルトレードでは上手くいかなくなる傾向があるから

上記2つ共が、実際の相場で勝ち続ける事に対して「マイナス」に働くと考えているため、私はデモトレードをして来ませんでしたし、推奨もしていないわけです。

今回は、そんなデモトレードを推奨しない、

「むしろデモトレードはしない方が良い」

という掘り下げた理由と、本番の相場(リアルトレード)に向かう前に行う『デモトレードの代替案』まで解説していきたいと思います。

デモトレードがNGな理由1.緊張感がないため、取り組んでいるFXのデイトレ手法が身に付きにくいから

デモトレードはFX業者側が仮想の資金を数百万単位で用意してくれ、その仮想資金を元手にトレードの疑似体験が行えます。

もちろん、練習用の仮想資金なので、勝っても利益は引き出せません。

また、いくら負けても、仮に資金が全部なくなっても、自分の大事な資金ではない「仮想の資金」なのでまったく問題ないため、

デモトレードでは緊張感を保ちにくい

というわけです。

緊張感の欠如が生む事態

このように、勝っても負けても、デモトレードでは緊張感が得られにくいという性質があります。

そのため、取り組んでいるトレード手法を忠実に実践せず、デモトレードの際に感覚でトレードをしてしまうトレーダーが少なくありません。

このようにデモトレード時にルールを無視した感覚によるトレードを行ってしまうと、常にポジションを持っていないと気が済まない、

通称、ポジポジ病

と呼ばれる悪い癖が付いてしまう可能性が高くなります。

要するにこのポジポジ病は、エントリーしなくても良い場面であるものの、ポジションを持っていたくて仕方がなくなり、ついつい感覚によってロングやショートでエントリーしてしまうわけです。

そして、そのような感覚のみで行うトレードは、検証をしていない未知のトレードであり、それはもはやギャンブルと言っても過言ではありません。

それが癖になってしまい、デモトレードから実際のリアルトレードに移った際に、ギャンブルと同等のトレードをやりがちになるわけです。

そんなギャンブルのようなトレードでは、勝つ時もありますが、長く続けてしまうほどに、どうしても負けが増え、徐々に資金を減らしてしまいます。

そんなポジポジ病によって資金溶かすトレーダーは、決して少なくありません。

では、ポジポジ病になってしまう元々の原因は何でしょうかー

結局のところ、ポジポジ病の原因は、自分の大事な資金ではない緊張感がないデモトレードによる悪い癖、ではないかと思います。

おそらく、

「ここでエントリーをしたら、損をするかもしれない」

というような緊張感を常に持っていれば、ポジポジ病にはなりにくいはずです。

ですが、自分の資金ではないデモトレードの仮想資金では、いくら無理矢理に緊張感を持とうと意識しても、「自分の資金ではない」という事実は変わりません。

だからこそ、多くのトレーダーがデモトレードによってポジポジ病を発症してしまい、実際の相場でも、感覚のみを頼りにしたギャンブルなトレードをしてしまう傾向にあります。

結果、多くのトレーダーが資金を溶かし、ポジポジ病によって勝てないトレーダーが続出するわけです。

リアルトレードになると緊張することによる弊害

また、練習のデモトレード時に緊張感のないトレードを繰り返す事で、リアルトレード時になると非常に緊張してしまう可能性があります。

そして、いざ本番環境のトレードを行う際に、極度の緊張感によって、本来の手法とおりにトレードできないというケースも少なくありません。

取り組んでいるトレード手法で本来ならまだ利確せずに利幅を伸ばす場面であるものの、

「自分の大切な資金が減ったら困る」

という不安な心理から、手法のルール以外の利確をしてしまうパターンがあります。

ビビってすぐに利確してしまう、いわゆる『チキン利食い』というヤツです。

そもそもFXのデイトレードに限らず、トレードはトータルの利益額と損失額を合算した上で、月単位などで見た最終的に残る金額が収益となります。

【実践者の実績や生の声】

そのため、例に挙げたチキン利食いを繰り返してしまうと、トータルの利益額がどんどん少なくなるため、月間の収益で見ると非常に低いものに成り得るわけです。

場合によっては、チキン利食いをしてしまう数が多ければ、最終的な収益がマイナスになる可能性も十分に有り得ます。

加えて、リアルトレードに移行したばかりのトレーダーの中には、手法どおりならばエントリーすべき場面でも、極度の緊張によりエントリーができずにチャンスを見逃してしまうという人も多くおられるようです。

もちろん、その見逃したトレードが「負けトレード」ならばラッキーかもしれません。

ただ、同時に「勝ちトレード」も見逃す事に変わりはないため、損失が減る分、同じく利益も減ってしまい、最終的な収益に悪影響となるわけです。

以上、デモトレードにはない本番環境のリアルトレードでの「極度の緊張」によって、最終的に収益が良くない形になってしまう、という流れについて解説いたしました。

デモトレードがNGな理由2.実際の相場とは環境が異なるため、リアルトレードでは上手くいかなくなる傾向があるから

資金が仮想である以外にも、

・スプレッド
・スリッページ

リアルトレードとは異なる場合が多々あるため、練習として行うデモトレードで手法とおりにトレードして上手くいっても、本番環境のリアルトレードでは思ったほど利益が出ない可能性もあります。

具体的には、リアルトレードはデモトレードとは違い、スプレッド、スリッページがともに突如として広がる事があるため、「不利」な状況でエントリーしてしまう場合があるからです。

たとえば、

ロングなら思ったよりも高い価格で注文が通ってしまう
ショートなら思ったよりも低い価格で注文が通ってしまう

という可能性があることになります。

もちろん、このような事態は、特に頻発するわけではありません。

ですが、長くトレードを続けていくのであれば、「スプレッド」「スリッページ」の拡大に遭遇する数は普通に増えていきます。

そのため、手法とおりにデモトレードを行ったとしても、リアルトレードでは成績が下がってしまうことが十分に有り得るわけです。

デモトレードの代替案

ここまでは、デモトレードを推奨しない理由、デモトレードの弊害として、下記の2点を解説してきました。

  • 緊張感がないため、取り組んでいるFXのデイトレ手法が身に付きにくい
  • 実際の相場とは環境が異なるため、リアルトレードでは上手くいかなくなる傾向がある

では、実際に大事な自己資金を掛けて行うリアルトレードの前には、デモトレードの代わりに何をすれば良いのかという「代替案」について解説したいと思います。

代替案は、

・緊張感がある事
・実際の相場環境と同じにする事

という要素が重要です。

そこで私が練習として実際にやってきた事でもあり、推奨したい練習方法は、『なくなっても許容できる資金でリアルトレードを行う』という方法になります。

仮に「なくなっても良い資金がない」という場合は、最低ロット数によるトレードでも問題ありません。

この方法ならば適度な「緊張感」を味わえますし、万が一にも手法が上手くいかなかったり、自身のミスがあり損失が膨らんだとしても、なくなっても良い資金ならば特に痛手はないと考えられるからです。

もちろん、「負けて悔しい」などの精神的な痛手はあるかもしれません。

ただ、その悔しさが真剣さに繋がり、感覚のみで行うポジポジ病のような「ギャンブルトレード」を防ぐ『予防』に繋がると私は思います。

また、デモトレードではなく、本番環境のリアルトレードなので、この練習法ならばスプレッドやスリッページも特に変わりはありません。

よって、資金の大きさによって利益は左右されるものの、「利益率=利益/資金」の成績は練習も本番もまったく同じになるはずです。

ですので、この方法による練習ならば、手法の有効性を高い精度で確かめられるようになります。

また、この練習法の良い点として、負けたくない緊張感だけではなく、勝てばそれなりの利益が手に入るというモチベーション向上のメリットも見逃せません。

実際に勝った分の利益を毎回引き出して保管しておき、いざ本腰を入れて資金を入金する際の追加資金にする事もできます。

もちろん、練習で得た利益でご自身へのご褒美を購入するなどでも問題ありません。

要するに、負けたくない緊張感だけではない、勝った分の利益を得られるというポジティブな面があることで、練習とは言えども、より真剣にトレードに取り組めるようになるわけです。

そうした理由があるからこそ、本番前の練習としては、デモトレードではなく『なくなっても許容できる資金でリアルトレードを行う』という練習法を推奨していました。

まとめ~デイトレの練習にデモトレードは不要な理由と代替案。~

本記事のまとめです。

まず、デモトレードが良くない理由、弊害として、下記の2点を解説しました。

  • 1.緊張感がないため、取り組んでいるFXのデイトレ手法が身に付きにくいから
  • 2.実際の相場とは環境が異なるため、リアルトレードでは上手くいかなくなる傾向があるから

上記2点が、結果として本番環境のリアルトレード時における収益のマイナスに繋がる可能性が高いからこそ、デモトレードは「非推奨」としていたわけです。

その上で、そんなデモトレードに代わるトレードの練習法としては、

なくなっても許容できる資金でリアルトレードを行う

という方法を解説して推奨いたしました。

この方法ならば、前述したデモトレードの欠点である、

・緊張感がない事
・実際の相場と環境が異なる事

という2点を克服できます。

また、デモトレードでの利益とは異なり、この練習法で勝った分の利益はすべて自分のものになるという

精神面でのモチベーション向上

にも繋がり、それがよりトレードの練習に真剣さを生み、「ポジポジ病」の発症も予防ができるわけです。

このブログでは、10%前後の利益率をトレード1回で出しているデイトレ手法を、記事の中で解説していました。

エントリーから決済まで実際のチャートで図解しているので、ぜひ以下の記事から参考にしてみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

デイトレードの「リスク」「デメリット」とそれらを解決する方法

杉原です。

今回は、デイトレードの「リスク」「デメリット」についての解説記事になります。

以前の記事では、デイトレの魅力(メリット)について以下の5つを解説しました。

  • 稼げる金額が青天井
  • 短期間での脱サラが可能
  • 廃れないビジネスモデル
  • 学習や準備に必要な時間が短い
  • 収益の現金化が早い

そんなデイトレの魅力・メリットに関しての記事は下記になります。

>至高の在宅ワーク。デイトレードの魅力、メリットを解説。

FXのデイトレードには上記のような大きな魅力・メリットがあるものの、その反対に「リスク」「デメリット」も存在します。

その上で、そんなリスクやデメリットをできる限り抑える事で、デイトレのメリットである上記5つの恩恵を最大限に受ける事が可能です。

逆に言えば、そんな「欠点」を解決しない限り、FXのデイトレードでの成功はなかなか達成し得ません。

そこで今回は、そんなデイトレの欠点についていくつか説明した上で、それぞれの『解決策』を解説していく次第です。

単純に、

「こういうリスクがあります」
「こんなデメリットがあるので注意しましょう」

という紹介レベルの内容ではなく、解決策まで掘り下げていくので、FXのデイトレードでの稼ぎを伸ばし成功を志したいという場合、本記事は非常に有益な内容になると思います。

早速いってみましょう。

デイトレの「リスク」「デメリット」と、それらの解決策とは

私が考えるFXのデイトレードにおけるリスクやデメリット、いわゆる欠点は下記の2つです。

  • 損失を被る可能性がある
  • 実践の時間確保が必要

それでは上記2つを掘り下げていき、さらに、それぞれの解決策もあわせて解説していきたいと思います。

デイトレの「リスク」「デメリット」1.損失を被る可能性がある

FXのデイトレードは、小さな労力でも資金量を増やすだけで、得られる稼ぎを劇的に高めていくことが可能です。

ですが、逆に損失になる可能性も当然ながら0ではありません。

利益確定、いわゆる利確によって勝てるトレードもあれば、「損切り」によって負けるトレードもあるということです。

まず挙げられるリスクやデメリットと言えば、この「稼げる反面、損失を受ける可能性もある」という点が筆頭になります。

100%の確率で勝てるということは基本的に有り得ないわけですから、どんなトレーダーでも、

「一度も損切りした事がない」

という人は、おそらく存在しません。

だからこそ、いかにして損失の被害を最小限に食い止めるかが、FXのデイトレードで成功する鍵と言えるのではないかと思います。

では、そんな損失に関する対応策、解決策について見ていきましょう。

損失に対する解決策

実際のところ、物理的に損失を「0」にすることはできません。

勝率100%の手法は有り得ないため、基本的にどんなトレーダーでも「損切り」を行う事は必然だからです。

ですので、いかにして「損失」よりも合計の「利益」を多くするかが、FXのデイトレードで成功するポイントになります。

【実践者の実績や生の声】

その上で、どうすればトータルで見て、損失よりも利益の方が多くなるか―

そして、その利益の方を損失よりも多くするか、という事こそが、「損失に対する解決策」にほかなりません。

つまり、損切りのような「一時的な損失」は受け入れた上で、損切り以外の利確で得られる利益の合計を損切り額の合計よりも大きく伸ばす事が解決策だということです。

具体的には、損失は回避不可能であるため、

・トータルの利益額をより高める
・トータルの損失額をより抑える

という事を満たす「有効なFXのデイトレード手法」を身に付ける以外に解決策はないということになります。

そんな「有効」なFXのデイトレ手法とは、自身で構築するにしても、第三者のものを手に入れるにしても、

『バックテストにおいて過去すべての時間で等しく有効である事』

という条件を満たさなければなりません。

なぜなら、「わずかな期間」だけでしか通用しない手法では、いずれは負けが続き、合計の利益額よりも損失額の方が上回ってしまうからです。

ですので、半永久的に有効なFXのデイトレード手法の必要があることになります。

ただ、今挙げた「半永久的に」という要素は、あくまでも「最低限」のデイトレード手法における条件でしかありません。

損切りによる「一時的」な損失を完全に帳消しにし、より大きく稼ぐべく、

・トータルの利益額をより高める
・トータルの損失額をより抑える

という事を実現する手法としては、下記のような4つの原則を満たす必要があります。

  • 1.取引量が十分にあるすべての銘柄に等しく有効である事
  • 2.バックテストにおいて過去すべての時間で等しく有効である事
  • 3.フォワードテストでもバックテストと等しく有効である事
  • 4.その手法の実践が十分に可能である事

上記4原則の内、2つ目に挙げている原則は、先ほど触れた「半永久的に」というものと同じ意味ですが、そのほか3つもあわせて満たす必要があるわけです。

そんな上記の4原則を満たすほど、より損失額を抑えて利益額を大きくすることが可能な手法となります。

具体的には、下記の記事で深く掘り下げて解説していましたので、あわせてお読みになってみてください。

>専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

デイトレの「リスク」「デメリット」2.実践の時間確保が必要

2つ目に挙げるFXのデイトレードに存在する「リスク」「デメリット」は、『物理的に時間の拘束がある事』です。

基本的にFXのデイトレは1日の中で完結するトレードスタイルで、実践にあたり、時間確保が欠かせません。

自分が病気で寝込んだり、倒れたりした事で、FXのデイトレ実践の時間確保ができなければ稼ぎは止まってしまいます。

もちろん、冒頭で紹介したように、

稼げる金額が青天井
短期間での脱サラが可能
廃れないビジネスモデル
学習や準備に必要な時間が短い
収益の現金化が早い

など、大きな魅力がある事は確かです。

ただ、そんな「この上ない魅力」がある反面、FXのデイトレは自身が何らかの事情で実践時間を取れなければ、稼ぎが止まる事は避けられません。

ゆえに、FXのデイトレードは悪く言えば「自転車操業」なわけです。

以上のように、FXのデイトレードを実践する時間の拘束が不可避という点が「リスク」「デメリット」としてあります。

時間的拘束に対する解決策

では、そんな時間的な拘束の対応策、解決策について見ていきましょう。

考えられる解決策は下記の2つになります。

  • 1.EAを使ったシステムトレードを行う
  • 2.デイトレードの実践時間を短時間に限定する

1つ目はEA(自動売買ツール)を使って、トレードを自動化する『システムトレード』を行うことです。

EAによるトレードの自動化による解決

このシステムトレードは、エントリーから決済(利確または損切り)といった売買の注文を、すべてEA側がやってくれるため、トレーダー側の時間拘束は文字とおり「0」になります。

病気で入院しようが、EAが代わりにトレードを続けてくれるというわけです。

ですので、この部分だけ見れば、「EAで問題解決」と感じられるかもしれません。

また、時間の拘束がなくなるだけではなく、EAは稼働させるだけで良いためトレードの知識さえ不要なので、EAの人気は凄まじいものがあり、多くのEAが販売、または無料配布されています。

しかし、継続して勝ち続けられているEAは、残念ながら「ほぼ皆無」と言っても過言ではありません。

つまり、EAによるシステムトレードで時間拘束の「リスク」を解決しようとすれば、しっかり厳選してEAを選ばないと、そもそもトレードで利益を得るどころが、どんどん資金を失ってしまう事に繋がってしまいます。

勝ち続けることがデイトレードの目的であるものの、時間の拘束から解放されるからと言ってEAを使うことで資金を失ってしまえば、何の意味もありません。

よって、EAを使う場合には、慎重に考えた上で決断することを推奨していました。

FXのデイトレ実践時間の短時間化による解決

前述のとおり私はEAを否定的に見ており、自身が確立しているFXのデイトレ手法は、自分自身の手で行っています。

そのため、どうしても時間的な拘束が発生していることは否定できません。

しかし、実践の時間を限りなく短くすることで、時間拘束という「リスク」「デメリット」を最小限に抑え込んでいました。

特に日本で日中に働いている場合、具体的には、21時頃~翌2時頃までの極めて短い時間が有効となります。

FXをはじめ相場市場は、株式などを除けば基本的に24時間トレードが可能なものの、いわゆる「ニューヨーク時間」が値動きの活発さが最高潮になって、大きな収益に繋がるからです。

また、1日あたりで目標としている利益率を達成した場合、その時点でその日はFXのデイトレを終了する事も普通にあります。

【実践者の実績や生の声】

21時過ぎに始め、早ければ22時頃には、FXのデイトレ自体を終わりにしてパソコンを閉じていました。

実質1~2時間程度の拘束時間のみです。

もちろん、これは早い時の例なので、逆に5時間ほどトレードを続ける事もあります。

ですが、

・そもそもニューヨーク時間(21時頃~翌2時頃)で時間を限定
・1日の目標を達成したら、その時点で終了

という事をルールにしていることで、FXのデイトレードで避けられない「時間的な拘束」を最小限にまで抑え込んでいたわけです。

以上が、実際に私が行っている時間拘束に対する最善の解決策となります。

私がニューヨーク時間(21時頃~翌2時頃)に限定している理由としては、

最も参加トレーダーが多い時間帯であり値動きが大きい

ということにより、取れる利幅が大きい点にあります。

東京時間(9時~)やロンドン時間(16時頃~)よりも、このニューヨーク時間は群を抜いて値動きが大きく利幅が取りやすいだけではなく、チャンスも多い事からデイトレの実践時間に選んでいるわけです。

そのような理由があるため、時間を最小限に限定するとしたら、私としてはニューヨーク時間を推奨していました。

まとめ。デイトレードの「リスク」「デメリット」とそれらを解決する方法。

本記事では、FXのデイトレードに存在するリスクやデメリットを挙げ、それらの解決策を解説してきました。

以下が、そんな本記事のまとめになります。

●1.損失を被る可能性がある

→「一時的」な損失は避けられないため、損失額よりも利益額をトータルで大きくすれば良い。

→その上で、「わずかな期間のみ」でしか通用しない手法は、いずれ損失額の方が利益額よりも上回ってしまうため、「半永久的」に有効なFXのデイトレード手法を身に付けるべき。

(参考記事:専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。


●2.実践の時間確保が必要

→EAによるシステムトレードならば、FXのデイトレ自体を「自動化」できるため、物理的な時間拘束は文字とおり「0」になる

→ただし、EAで勝ち続ける事はほぼ不可能に近いため、時間拘束がなくなったとしても、負け続ける事により資金もなくなってしまう恐れがあるので利用は慎重に

→夜中しかトレードができない場合、ニューヨーク時間(21時頃~翌2時頃)に時間を限定した上で、1日の目標利益率を達成した時点でトレードを終了することで、時間拘束を最小限に抑え込める

本記事の内容が、今後、あなたのトレードにお役立てできれば幸いです。

関連記事として、以下の記事を用意していましたので、あわせてお読みになってみてください。

>目指すは専業。デイトレードのコツや上達法の4選を解説。

>専業デイトレーダーに最低でも必要な資金を「7つの月収別」で解説

>本当にポンド円?デイトレに適したFX通貨ぺアの特徴と上位6つを紹介

杉原。

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至高の在宅ワーク。デイトレードの魅力、メリットを解説。

杉原です。

個人が会社組織などに頼らず『自宅に居ながら自分1人でお金を稼ぐ手段』としては、数あるビジネスモデルの中でも、FXのデイトレードが群を抜いて「最上級」の在宅ワークではないかと、私はFXのデイトレードを始める以前から考えていました。

実際、私自身が専業デイトレーダーとなった今も、FXのデイトレードこそが「至高の在宅ワーク」だという思いに変わりはありません。

そのため、FXのデイトレードというビジネスモデル自体を、私としては、もっと多くの人に知って欲しいという思いを率直に持っていました。

そこで今回は、デイトレの魅力を認識することでモチベーションを上げて頂く意味でも、デイトレードの魅力=メリットを細かく解説していく記事になります。

今回の記事は、

・これからFXのデイトレードを始める
・FXのデイトレードについて情報収集をしている
・まだ納得いく収入をFXのデイトレで稼げていない
・もっとデイトレの収入を伸ばしたい

など、いずれの段階であっても、デイトレードの魅力を再認識することでモチベーション向上に繋がる内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います。

デイトレードの魅力=メリットとは。

まずはFXのデイトレードにおける「光」の部分である、魅力(メリット)に関して解説していきます。

大きく分けて、以下の5つが私の考えるデイトレの魅力です。

  • 稼げる金額が青天井
  • 短期間での脱サラが可能
  • 廃れないビジネスモデル
  • 学習や準備に必要な時間が短い
  • 収益の現金化が早い

では1つずつ細かく見ていきましょう。

デイトレードの魅力(メリット)1.稼げる金額が青天井

デイトレの魅力を語る上で、まずは何と言っても「稼げる金額の大きさ」が挙げられると思います。

と言いますのもFXのデイトレードは、資金(元本、元手)が大きくなればなるほど、

・まったく同じ作業内容
・まったく同じ労力
・まったく同じ労働時間

だとしても、資金量に比例して、得られる稼ぎも大きくなっていくメリットがあるんです。

たとえば、月間の利益率いわゆる「月利」が300%であるならば、10万のトレード資金で月収30万になります。

ただ、同じ手法のまま資金を10倍の100万にすれば、前述のとおり、

・作業内容
・労力
・労働時間

などが『まったく変わらないまま』10倍の月収である300万に到達するわけです。

どんな仕事、ビジネスモデルでも、収入を増やす際には、「作業内容」「労力」「労働時間」のいずれか、もしくはすべてを変えていく事は避けられません。

要するに、得られる稼ぎを高めるには、何かを向上させる必要があるということです。

ですが、FXのデイトレードに関しては、資金が増えるだけで比例して稼ぎも増えるため、特に「作業内容」「労力」「労働時間」を変える必要がありません。

そのような性質があるため、基本的にFXのデイトレで稼げる金額は限度がない、いわゆる「青天井」と言えるわけです。

ただ、資金が一定以上を超えると、「資金量」と「得られる稼ぎ」は綺麗に比例関係を保てなくなります。(利益率が保てなくなるという事)

資金量に応じて、売買の注文量が膨大になり、処理スピードが追い付かなくなったり、上手くすべての注文を捌き切れなくなるからです。

そのため、一定以上に資金量が膨大になってしまう時点で、資金量に対する「稼ぎの伸び」は「緩やか」になってしまう事は避けられません。

(このように利益率を保てなくなる資金量に関しては、その手法によって左右されるため、明確に表せないものの、どんな手法でも訪れる現象です。)

もちろん、利益率が多少落ちたとしても、資金量が増えるほど、稼ぎも増えるということに変わりはありません。

ただ、資金が膨大になってくると利益率が下がってしまうため、資金が少なかった頃に比べて稼ぎの伸びがそれほど大きくなくなるということです。

以上が、FXのデイトレードを語る上で1つ目の魅力になります。

デイトレードの魅力(メリット)2.短期間での脱サラが可能

これは、稼い利益を引き出さずに、そのまま資金に追加していく、いわゆる『複利運用』を行うことによって短期間で専業のトレーダーとして独立することが可能だという魅力・メリットになります。

会社勤めの場合であれば、いわゆる脱サラできるまでの期間が極めて短いということです。

もちろん、その期間は取り組むFXのデイトレード手法にも左右される事は間違いありません。

しかし、前述の複利運用をしていくことで、「途方もない」稼ぎを短期間で得ることが可能です。

下図が、複利運用で1日5%の利益率を維持した場合の、資金の増え方になります。

~1日5%の利益率での複利運用~

1日5%の利益率で複利運用した結果図

相場の市場は休日は閉場なので、およそ月に21営業日になる前提で計算すると、約7か月ほどで、10万円だった資金が1億4千万円資金の増加率を見ると、約1,400倍です。

もちろん、あくまでも計算上の結果ですので、このとおり綺麗に増えていくとは限りません。

ただ、それでも複利運用には、上図のように資金が急激に増えていく傾向があります。

カードローンをはじめ、あらゆる借金は雪だるま式にどんどん膨らむ性質がありますが、FXのデイトレードで複利運用が軌道に乗ると、その『逆』に利益が雪だるま式に「膨張」していくわけです。

利益率に関しては、自身が取り組むFXのデイトレ手法によって左右されるものの、複利運用によって資金を急速に増加させる事は決して不可能ではありません。

【実践者の実績や生の声】

そんな複利運用を上手く使うことによって、独立=脱サラを短期間で実現させられるという魅力(メリット)がFXのデイトレードには存在するということです。

ブログやYouTube、情報販売などが筆頭であるネットビジネスの場合、稼ぎをより大きくするには前述の、

・作業内容
・労力
・労働時間

のいずれか、もしくはすべてを向上させる必要があります。

ある程度の「自動化」が可能な部分がネットビジネスの強みではあるものの、ネットビジネスにおける収入が増えるイメージとしては『足し算』のビジネスモデルに過ぎません。

対してFXのデイトレードでは、「作業内容」「労力」「労働時間」のすべてを変える事なく、複利運用によって『掛け算』のように収益は増えていきます。

そんな複利運用の仕組みがあるからこそ、ほかの仕事・ビジネスモデルと比較しても圧倒的に独立までの期間が短いと言えるわけです。

デイトレードの魅力(メリット)3.廃れないビジネスモデル

どんなビジネスモデルでも、流行りがあれば、廃れる事もあるかと思います。

中でも、SNSを集客に利用するビジネスモデルの場合、特に流行り廃りが激しいため、影響を受ける人は少なくありません。

ブログやYouTube、そのほかのビジネスモデルでも同じように流行の「波」は存在し、その流れによって収入が左右される事は普通にあると思います。

対して、デイトレードのような相場市場は、

・外国為替のFX
・国内外の先物
・株式

などがあり、これらは私達の生活になくてはならない存在で、流行の「波」は常に『一定』です。

ですので、流行り廃りによる収入の増減は特にありません。

よって、自分自身の「実力のみ」で収入を高めていけるというわけです。

その上で、特に廃れる要素がない市場ですので、有効なFXのデイトレ手法さえ身に付ければ、資本主義が崩壊して相場というものがなくならない限り、半永久的に稼ぎ続けることが可能と言っても過言ではありません。

以上が3つ目の魅力・メリットでした。

デイトレードの魅力(メリット)4.学習や準備に必要な時間が短い

4つ目は、FXのデイトレードに対しての学習、および準備に要する時間が極めて短い点です。

ハッキリ言ってしまえば、有効なFXのデイトレ手法を手に入れさえすれば、

・その手法を使いこなすために必要な知識の学習
・その手法を使えるようにする口座などの準備

をすれば、すぐにでもFXのデイトレードを本格始動することができます。

FXのデイトレードで成功する上で必要なものは、「資金」「有効な手法」のみだからです。

FXのデイトレードを開始するスタートが早いため、先ほどまで挙げていた、

・稼げる金額が青天井
・短期間での脱サラが可能
・廃れないビジネスモデル

というデイトレのメリットを早期に得られるようになります。

もちろん、学習と準備が完了したからと言って、即座に大きな資金を投入することはあまりおすすめしません。

人間ですので、やはりトレードの実践において慣れるまでは「ミス」が有り得るため、それにより損失を被って資金を減らしてしまう恐れがあるからです。

この「慣れ」に関しては、取り組む手法の難易度によっても左右されますが、基本的にFXのデイトレは1日に何度もトレードするようなスタイルですので、数日以上かけるスイングトレードなどほかのトレードスタイルに比べると割と早く慣れるのではないかと思います。

初めは少額の資金で開始したとしても、慣れてしまえば、後は資金を増やせば一気に稼ぎを増やす事が可能です。

【実践者の実績や生の声】

デイトレードの魅力(メリット)5.収益の現金化が早い

ブログやYouTubeなどの広告ビジネスや、商品を紹介するアフィリエイトの場合、売上を現金として受け取れるまでには1ヵ月~2ヵ月ほど掛かるのが一般的になります。

要するに、翌月~翌々月まで、入金されるのを長く待たなければなりません。

対してデイトレの場合、ネット上で出金の申請さえすれば、基本的に数日ほどで、稼いだ利益を指定の銀行口座に入金してもらう事ができます。

それも、稼いだ分から金額そのものを指定することができるため、好きな金額を数日ほどで自分の財布に入れて使えるようになるわけです。

もしかすると、この即座に指定金額を現金にできる事に対し、

「それって良い事なの?」

という感想を抱くかもしれません。

ただ、稼いだ金額をすぐに手元に置ける事により、モチベーションアップに繋がる面もあると思います。

また、突如として大きな出費が発生した際、ネットビジネスでは1~2か月待たなければなりませんが、FXのデイトレならば数日ほどで引き落として即座に対応することが可能です。

たとえば、下記のような急な出費が起きても、カードローンなどを組む事なく、デイトレの収益を充てる事で対応ができると思います。

  • ケガや病気による治療費
  • 自分や親族の病気や不幸に関わる諸経費
  • 進学や習い事など子供の養育費
  • 災害によって発生する諸経費

上記はあくまでも一例で、人によっては考え得る急な出費はこれ以外にも多々あると考えられます。

すぐに稼ぎを現金化できるFXのデイトレならば、生きていく上で発生し得る「突然の大きな出費」にも生活スタイルを乱す事なく対応が可能だということです。

まとめ。デイトレードの魅力(メリット)の解説。

以上、今回の記事では、以下の5つを私が考えるデイトレの魅力、メリットとして解説してきました。

  • 稼げる金額が青天井
  • 短期間での脱サラが可能
  • 廃れないビジネスモデル
  • 学習や準備に必要な時間が短い
  • 収益の現金化が早い

ただ、これらの恩恵を受けるには、「有効なFXのデイトレード手法を身に付けてこそ」の話にほかなりません。

有効な手法でなければ、稼ぐどころか、逆に損失を受けて資金が減ってしまうからです。

よって、FXのデイトレードでの成功を目指し、本記事で解説してきたデイトレの魅力、メリットの恩恵を受けるためにも、まずは有効な手法を手に入れて身に付けていく必要があります。

そんな有効度の高いデイトレ手法として、トレード1回あたりで10%前後の利益率を現在進行系で出している手法を記事内で公開していました。

エントリーから決済まで掘り下げて図解しているので、ぜひ下記の記事も併せてご覧になってみてください。

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>コツコツドカンの逆トレードについて。勝率とリスクリワードの関係から解説。

>破産注意。FXのデイトレでコツコツドカンをやって負ける原因と対策。

>最低限負けない。勝てるFXのデイトレード手法、ロジックの「最低ライン」について。

>この時間帯のみでも十分。FXのデイトレードで利益率と勝率が高い時間帯とは。

>少額でも儲かる。FXのデイトレードに適した取引口座のスペック。

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