「テクニカル分析」の記事一覧(5 / 7ページ目)

「ゴールドはテクニカルが効きにくい?」という質問への回答

「ゴールドはテクニカルが効きにくい?」という質問への回答

杉原です。

海外FX業者では為替通貨ペアを取引するFXと同じ口座で、

・日経225
・ダウ平均

などのCFD銘柄をFX業者によっては500倍以上の高レバレッジでトレードすることができます。

そんなCFD銘柄の中でもポンド円の数倍以上の値動きがあるにも関わらず、ポンド円と同じくらいのスプレッドで取引できるため特に人気が高いゴールド(XAU/USD)は、デイトレードの対象として非常に稼ぎやすく、私自身も数多く取引していました。

実際にTwitterやYouTubeなどのメディアでも、ゴールド(XAU/USD)を扱う人が増えていることから、メルマガの方で寄せられるゴールドに関する質問が少なくありません。

特に「ゴールドはテクニカルが効きにくいのですか?」という内容の質問/相談が多かったため、大多数のトレーダーにとって気になるところと思い、この記事で回答/解説していく次第です。

扱うゴールドは、取引量がほとんど無いポンド建てやユーロ建て、円建てのゴールドではなく、大半の海外FX業者で為替通貨ペアと同一の口座で取引が可能なドル建ての「XAU/USD」となります。

ゴールド(XAU/USD)

ゴールド(XAU/USD)は本当にテクニカルが効きにくいのか?

もしゴールド(XAU/USD)が本当にテクニカルが効きにくい銘柄であれば、ドル円(USD/JPY)やユーロドル(EUR/USD)で勝てていたトレード手法を、そのままゴールドには適用できないと思います。

同じような有効性をゴールド(XAU/USD)では発揮できない可能性が高く、資金を減らす恐れがあるからです。

ただ私自身、長くゴールドをデイトレードで扱っていたものの、特にテクニカルが効きにくいという印象はありませんでした。

むしろ、ゴールド(金)自体は、ほかの為替通貨ペアにあるような法定通貨とは異なるため、政治的な要因による値動きはほぼ考えられません。

要するにゴールドは、ファンダメンタルズ材料がほぼ存在しないということです。

ですので、値動きの分析法における

・ファンダメンタルズ分析
・テクニカル分析

という2つにおいて、テクニカル分析の効き目が強まっているのだと私は考えていました。

下図はゴールド(XAU/USD)の1時間足ですが、

・緑のチャネルライン(トレンドライン+アウトライン)
・黒のキリ番(100pipsごとに生成)⇒赤丸

がしっかり機能していることがお分かり頂けるかと思います。

ゴールド(XAU/USD)の1時間足

キリ番はラインを引かないトレーダーにとっても意識する数字なので、多く大勢のトレーダーたちによって売買の判断になっていることは間違いありません。

また、チャネルラインはトレンドラインと平行に引けるアウトラインとセットになることで、テクニカル分析の根本にある『ダウ理論』を視覚化できています。

そのため、チャネルラインが機能しているということは、ダウ理論が効いているため、より多くのテクニカル分析が効きやすい証明に繋がると思いました。

もちろん、長期足だけではなく、5分足のような短期足でも下図のようにテクニカルの効き目がしっかり出ています。

↓↓チャネルラインとゴールド(XAU/USD)の5分足
ゴールド(XAU/USD)の5分足とチャネルライン

↓↓キリ番(100pipsごと)とゴールド(XAU/USD)の5分足
ゴールド(XAU/USD)の5分足とキリ番

実際に、ドル円やユーロドルに対し、先ほども書いたようにゴールド(金)そのものは『法定通貨』ではないので、ファンダメンタルズ材料がほぼありません。

だからこそ、図で示したようにテクニカル分析が効きやすい傾向にあるのだと私は推測していました。

しかし、ゴールド(XAU/USD)がいつでも必ずテクニカルが効きやすいというわけではありません。

そこで続いては、ゴールド(XAU/USD)のテクニカル分析が効かない/弱まるような条件を解説させて頂きます。

ゴールド(XAU/USD)にテクニカルが効きにくくなる条件

基本的に、東京時間やロンドン時間、ニューヨーク時間など開いている市場を問わず、ゴールド(XAU/USD)は継続的にデイトレーダーなどに多く取引されています。

そのため、1日の中でテクニカルが効きにくい時間帯は特別ありません。

しかし、下記2つの時間帯に関しては話が別です。

  • アメリカの重要な経済指標が発表される前後
  • 日本時間の早朝など参加トレーダーが少ない時間帯

これらの時間帯では、いくらテクニカルが効きやすいゴールド(XAU/USD)と言っても、効き目が極端になくなります。

アメリカの重要な経済指標が発表される前後

ゴールド(XAU/USD)は「ドル建て」である以上、どうしてもアメリカの経済指標に影響されることがあります。

もちろん、アメリカが関わる全ての経済指標が、ゴールド(XAU/USD)に対しテクニカルの効き目を弱めるわけではありません。

ただ、経済指標の代表に挙げられるアメリカ雇用統計などの発表前後は、ほぼテクニカルの効き目が無いのでご注意ください。

実際に下図は、雇用統計が発表される前後の様子を表したゴールドの1分足チャートです。

雇用統計が発表される前後のゴールドの1分足チャート

21時30分前までは、多くのトレーダーが取引を避けていることから、値動きが極端に小さくなっています。

そして21時30分丁度には、一気に100pips近い値動きが「1分間のみ」で起こっていました。

このアメリカ雇用統計だけではなく、重要な指標に関しては、同様に突発的な値動きが発生してゴールド(XAU/USD)のテクニカルは効きにくくなるのでご注意ください。

どんな経済指標に注意しべきかは、明確な指針を下記の記事で打ち出しているので、あわせてご覧になってみてください。

>勝つためのデイトレードにおける「経済指標」の有効な活用方法

日本時間の早朝など参加トレーダーが少ない時間帯

続いては、そもそも参加しているトレーダーが極端に少ない時間帯になります。

特に、日本時間の早朝です。

テクニカル分析は「統計」がベースになるため、トレーダーの数が少なければ、必然的にその統計の信ぴょう性は大きく低下します。

下に挙げた1つ目のチャート図は、ロンドン時間とニューヨーク時間が重なって参加トレーダーが多い時間帯(21時~)ころの1分足チャートです。

対して2つ目は日本時間の早朝における1分足チャートで、2つを比べると、参加トレーダー数の違いから明らかに値動き量が異なります。

ロンドン時間とニューヨーク時間が重なって参加トレーダーが多い時間帯のゴールドの1分足チャート

日本時間の早朝におけるゴールドの1分足チャート

チャート図の横線は10pips刻みになっており、1つ目の1分足チャートにおける21時ころ~では、1分間に10pips前後の値動きは「当たり前」でした。

その上で値動きの大きさは「取引量」に比例し、その取引量は参加トレーダーの数に比例します。

ただ、2つ目の1分足チャートを見ると、ほぼ動きがありません。

だからこそ、2つ目のチャートで挙げた、日本時間における早朝のような値動きが無い時間帯は、参加トレーダーが極端に少ないことを示しているわけです。

そして、先ほど書いたとおり、参加トレーダーが少ないということは、統計の効き目が弱まります。

よって、本題であるテクニカル分析は統計がベースであるため、参加トレーダーが少ない時間帯において、ゴールドはテクニカルが効きにくいと言えるのです。

まとめ:「ゴールドはテクニカルが効きにくい?」

以上、この記事ではゴールド(XAU/USD)はテクニカル分析が効きやすいという根拠を解説させて頂きました。

その上で、いつでもテクニカル分析が効くわけではなく、

・アメリカの重要な経済指標の発表前後
・参加トレーダーが極端に少ない時間帯

に関しては、テクニカルが効きにくくなるのでご注意ください。

そんなゴールドは、記事の中で示したチャート図にあるように、ロンドン時間やニューヨーク時間では1分間で10pipsほどの値動きが「普通」に発生するほど、ボラティリティが非常に高い銘柄です。

しかも、FXの中で大きな値動きがあるといわれるポンド円に比べ、ゴールド(XAU/USD)は2,3倍の値動きがあるほどにも関わらず、スプレッドはポンド円とほぼ変わりません。

その上、海外FX業者であれば、数百倍のレバレッジでFXの為替通貨ペアと口座を分けず、同じ口座の同じ資金を使ってトレードできます。

このようなメリットがあるので、ゴールド(XAU/USD)はデイトレードにとても適した銘柄と言えるわけです。

ゴールドで利益を出せるようになると、ドル円やポンド円などFX通貨ペアと比べ、一度の取引で数倍の利益を得られることも少なくありません。

それほどゴールドには大きな魅力があるので、ぜひ本格的にゴールドのトレードを検討してみてはいかがでしょうか。

実際に私自身、デイトレードの利益を解析すると、多くの割合をゴールド(XAU/USD)が占めるほどでした。

そんなゴールドでは、

・テクニカルの効きやすさ
・値動きの大きさ

この2つが合わさり、トレード手法によっては、下図のように一度のトレードでも2桁台を充分に超える利益率を出すことも不可能ではありません。

ゴールドの利益率(トレンドラインのブレイク手法

上の図は、私自身が得意とするサポレジを使ったデイトレ手法で、トレンドラインのブレイク手法に特化したロジックです。

このトレンドラインのブレイク手法は、

・短期トレーダーと中長期トレーダー
・逆張り派と順張り派

それぞれが同じトレンド方向になるロジックでありつつ、トレンドラインを「引かないトレーダー」からも同じ方向性が意識されやすいチャートパターンに特化していました。

そのため、大勢のトレーダーと同じ方向にエントリーができるので、極めて高い精度となり「含み損」「損切り幅」を最小限に抑え込めて、低いリスクのままロットを上げて利益率を向上させていたデイトレ手法になります。

下記の記事では、このトレンドラインのブレイク手法について、エントリーから利確・損切り、ロットの設定まで実際の事例を使って図解していますので、ぜひご覧になってみてください。

>トレンドラインのブレイク手法のエントリーから決済までの図解

このトレンドラインのブレイク手法は、ゴールドはもちろん、他のどんな銘柄にも変わらず通用するデイトレ手法なので、複数の銘柄を扱って、1日で数十%の利益率を出せる日もあります。

その辺りの収益事例も掲載しているので、ぜひ上記のリンクからトレンドラインのブレイク手法をまとめた記事の方をご覧頂ければ幸いです。

【TradingView】通貨ペアの表示から時間足の変更までを図解

杉原です。

この記事では、トレーディングビュー(TradingView)の操作に関する講座で、

・通貨ペアのチャート表示
・時間足の変更

をあわせて図解していきます。

それでは早速、本題に入っていきましょう。

TradingViewで好きな通貨ペアのチャートを表示する方法

トレーディングビュー(TradingView)で目的となる通貨ペアの表示を行う方法は2つあるので、1つずつ実際の画面を使いながら解説いたします。

「ポンド円」のチャートを表示する方法を事例としました。

正規の方法

まずはトレーディングビュー(TradingView)を開いた上で、画面の左上にある下図の赤枠で示したような、現時点で表示されている通貨ペアの部分をクリックします。

TradingViewの通貨ペア選択

すると、下図のように「シンボル検索」という画面が現れます。

TradingViewの通貨ペア選択画面

この「シンボル検索」の画面上で、任意の通貨ペアを入力すると、候補となる通貨ペアが下に表示されるので、後はその通貨ペアをクリックすればOKです。

今回はポンド円を選んでみましょう。

下図のように「シンボル検索」の検索窓に「GBPJPY」を打ち込むと、複数のポンド円チャート候補が下に表示されました。

TradingViewでポンド円のチャートを選択

その中には、

・FXCM
・OANDA
・FOREX
・IDC

など、さまざまな業者が出しているチャートの候補がありますが、個人的に見てきた感覚では「OANDA」が安定して高い精度のチャートを提供してくれているので、私はすべての通貨ペアを見る際には「OANDA」のチャートを利用していました。

その上でポンド円のチャートを表示するには、ポンド円を選択してクリックするだけでOKです。

ちなみに、下図のように「FX」を選択すれば、「GBPJPY」と入力するまでも無く「G」と打ち込んだだけでポンド円のチャート候補が表示されるので、時短になっておすすめの操作方法となります。

TradingViewにて、時短でポンド円のチャートを表示

直接入力する方法

もう1つ、特に裏技というわけではないものの、上記の方法とは違ったやり方で通貨ペアのチャートを表示する方法を解説いたします。

まずは通常どおりトレーディングビュー(TradingView)の画面を開きます。

TradingViewの画面

すると、何らかのチャートが表示されているはずです。

そのチャート上にて、直接キーボードで表示したい通貨ペアを打ち込むと、先ほど同様、候補となる通貨ペアを表示してくれます。

TradingViewにて、時短でポンド円のチャートを表示

このように、マウスで操作をせずに、キーボード操作のみで任意となる通貨ペアのチャートを表示することも可能です。

スピードを重視するデイトレードやスキャルピングなどでは、割と使える操作方法になるので、役立てて頂ければと思います。

注意点

2つの方法とも共通する注意点があるので、ここで簡単に説明させてください。

どちらの方法とも表示したい通貨ペアの名称を入力しますが、その際には半角英数で打ち込む必要があります。

今回の例ではポンド円でしたので「GBPJPY」のような全角ではなく「GBPJPY」という半角で入力する必要があるわけです。

もし全角で入力すると、下図のように候補が表示されないのでご注意ください。

TradingViewにて全角で検索した失敗例

また同様に、日本語で「ポンド円」と入力しても、下図のように候補が表示されません。

TradingViewにて日本語で検索した失敗例

以上、トレーディングビュー(TradingView)で通貨ペアのチャートを表示するには、

・全角英数
・日本語

ではなく、半角英数で「GBPJPY」のように入力するようご注意ください。

TradingViewでチャート上の時間足を変更する方法

続いては、表示した通貨ペアのチャートを「1分足」「5分足」「1時間足」など、任意の時間足に変更する方法を解説いたします。

正規の方法

まずは下図の赤枠で示した部分をクリックします。

TradingViewでチャートの時間足を変更

すると、下図のように時間足の候補が「1分足」「5分足」「1時間足」のように表示されるので、表示したい時間足をクリックすればOKです。

時間足の候補一覧

ちなみに、★マークが付いているのは、私がお気に入り登録をしているからです。

好みの時間足をお気に入り登録しておくと、下図のように表示中の銘柄(通貨ペア)の右側に登録した時間足が表示されます。

TradingViewでお気に入り登録した時間足

このように普段から使う頻度が多い時間足を登録しておけば、クリック作業のみで時間足の切り替えが可能なので非常におすすめです。

ちなみに時間足の中で「5分足」だけ青字になっているのは『現在表示中』という意味になります。

数字を直接入力する方法

もう1つの方法は、チャート画面上で、キーボード上から数字を直接入力するやり方です。

下図のように「1」などの数字を入力してエンターキーを押すと、入力した数字の時間足に変更されます。

数字を直接入力して時間足の変更を行う

この例では1分足チャートに変更されました。

ただ、先ほどの通貨ペア表示と同様、全角での入力はNGとなります。

全角で「15」と入力すると、下図のように「適用できません」と表示され、チャートの時間足変更が不可能となるわけです。

全角の入力はNG

ですので、時間足変更をキーボード操作で行う場合は、必ず半角数字で入力するようご注意ください。

また、分単位での入力となる点も注意が必要です。

例えば、1時間足チャートの場合は、仮に「1」と入力すると1分足チャートになってしまいます。

そのため、1時間足チャートを表示する際には「60」(1時間=60分の意味)と入力するようにしてください。

4時間足であれば60分×4時間で「240」となります。

トレーディングビュー(TradingView)における通貨ペアのチャート表示と時間足の変更方法

以上、トレーディングビュー(TradingView)で行う、

・通貨ペアのチャート表示
・チャートの時間足変更

の操作方法を、それぞれ複数のやり方を含めて解説いたしました。

特にマウスを使わずキーボード操作のみでできる部分が多く、スキャルピングやデイトレードなど素早さ勝負の手法に取り組む場合には、非常に有効な操作方法だと思います。

ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

特に、10%前後の利益率を一度のトレードで出している、そんなデイトレ手法をエントリーから決済まで図解しているので、下記の記事からお読み頂ければ幸いです。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

>FXのデイトレでテクニカル指標の「ダマシ」を防ぐ方法

>FXのデイトレードで成功する人の性格や素質、適性。専業に向いている人。

>FXのデイトレは東京時間でも勝てる?勝つために必須の注意事項4つを解説。

>どっちが勝てる? FXのデイトレードとスイングトレードを比較した結果。

Exnessの4時間足チャートがおかしい原因についての解説

杉原です。

私が最も推奨しているFX業者である『Exness(エクスネス)』に関して「ExnessのMT4でチャートを見ると4時間足が他業者と大きく異なって心配です。」という、利用者からの質問/相談が割と来ます。

そこで当記事では、なぜExness(エクスネス)におけるMT4では4時間足チャートがほかのFX業者と異なるのか、その原因を解説させて頂く次第です。

【検証】Exness(エクスネス)におけるMT4の4時間足チャート

まず前提として4時間足チャートは、下記のようにFX相場における「夏時間」「冬時間」によって、ローソク足が完成する時間が大きく異なります。

  • 夏時間
    →6時、10時、14時、18時、22時、2時
  • 冬時間
    →7時、11時、15時、19時、23時、3時

このように「夏時間は6時」「冬時間は7時」と、FX市場の開始時刻が異なることから、4時間ごとに完成する4時間足チャートが夏時間と冬時間で時間差があるわけです。

その上で、なぜかExness(エクスネス)のMT4における4時間足チャートを見ると、ほかのFX業者が表示する4時間足と大きな違いが発見できます。

それも、高値や安値のヒゲによる『誤差』というレベルではありません。

そんなExness(エクスネス)の4時間足チャートにおける大きな違いが下図になります。

Exness(エクスネス)とOANDA(オアンダ)の4時間足チャートを比較

この図はExness(エクスネス)とOANDA(オアンダ)の4時間足チャートを比較したものです。

ご覧のとおり、陰線と陽線が異なるローソク足もあるほどで、誤差以上の違いが見られます。

Exnessの4時間足チャートがおかしい原因

なぜ、先ほどの図に見られるような大きな違いがExness(エクスネス)の4時間足チャートにはあるのかー

その原因は、Exness(エクスネス)の4時間足チャートは下記のように、独自の時間帯で生成しているからです。

  • 9時
  • 13時
  • 17時
  • 21時
  • 1時
  • 5時

FX相場における東京時間のスタート時刻である9時に合わせているからこそ、ほかのFX業者が出している4時間足チャートと大きな違いが生じていたわけです。

基本的にFX業者は、

・夏時間は6時
・冬時間は7時

のFX市場が開始時刻となる時間から4時間足の生成をスタートします。

そのため、9時から4時間刻みで4時間足を生成しているExness(エクスネス)との大きな違いが生じていた次第です。

そのほか、海外FX業者ごとに多少の「誤差」がチャートに見られ、その原因と対策に関しては、下記の記事で詳しく扱っておりました。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

実際のエントリー事例を含むロジックを数多く公開しているので、宜しければ、他の関連記事もあわせてお読みになってみてください。

fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解

ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

【最新の比較】Exnessのプロ口座とXMのKIWAMI極口座

チャネルラインだけで勝てる「3点目」を狙ったデイトレ必勝法

【手堅い】ピンバーのだましを防ぐ水平線を組み合わせたデイトレ手法

チャネルラインとトレンドラインの違いとは? 定義やチャンスの多さ/精度で比較。

なぜチャネルラインの「だまし」で勝てないのか?根本の原因と解決案

海外FX業者ごとにMT4のチャートに誤差がある原因と対応策

杉原です。

メルマガの読者さんや教材購入者の方々から、

「なぜ、海外FX業者のMT4で、チャートのローソク足に違いがあるのですか?」

という内容の質問を数多く頂くことがありました。

実際に有名どころの『XM』や私が一番に推奨している『Exness』に限らず、どのFX業者でもローソク足の値に「誤差」があります。

そんな誤差がローソク足の形状に差を生み出し、プライスアクションを使う場合に精度を下げてしまう可能性は避けられません。

そこで当記事では、各FX業者のMT4でのチャート誤差が発生する原因と、対応策について解説していきます。

なぜFX業者のMT4チャートで誤差があるのか

そもそもMT4は各業者が自社のサーバーを使って独自にローソク足の値を算出しているため、どうしても各社のサーバーが持つ処理速度などによって誤差が各社ごとに避けられません。

例えば、海外FX業者で言えば先ほど挙げた『XM』『Exness』の2社だけではなく、他の業者でも同様です。

その上で、誤差が生じやすい状況というのは、サーバーの処理に多大な負担が発生する出来高(注文量)が大きく増える時間帯になります。

特に、どのFX業者も突発的に注文量が増えるのは、

・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード
・長期トレード

など、さまざまなタイプのトレーダーたちが注目する22時丁度などの1時間足が完成した直後です。

また、そんな1時間足の中でも、夏時間と冬時間で異なるものの、4時間足が完成する時間帯も同様に注文量が劇的に増えやすい傾向にあります。(週明けの早朝も同様)

【補足】

夏時間の場合は『6時-10時-14時-18時-22時-2時』が4時間足が完成する時間帯

そんな注文量が突如として増加することにより、各社のサーバーに負担が大きくかかってしまうため、それが処理速度に影響し、各社のMT4上におけるチャートに誤差が生じてしまうわけです。

以上が、各FX業者のMT4でチャートの誤差が生まれる原理になります。

FX業者ごとのチャート誤差への対応策

そんな誤差に振り回されないための対策の一環として、チャートの監視に関してはMT4よりも「トレーディングビュー(TradingView)」を推奨していました。

トレーディングビュー(TradingView)の公式サイトはこちら

トレーディングビューのイメージ図

トレーディングビューは、各通貨ペアにおける、OANDAのチャートが非常に精度が高い傾向にあります。

下図のように、トレーディングビューで通貨ペア(GBPJPY)と打ち込み、「OANDA」と記されているものを選択するのが、ポンド円におけるOANDAのチャートを表示する方法です。

トレーディングビューでOANDAのチャートを選択(ポンド円)

実際、私自身さまざまなチャートソフトを見てきましたが、トレーディングビューにおけるOANDAのチャートが現状、最も信頼できるというところです。

重複点テクニカルではピンバー以外のプライスアクションは特に気にする必要がありませんが、その辺りもMT4よりもトレーディングビューの方が安心できるというのが率直な印象となります。

個人的には、チャートの拡大と縮小がマウスのホイールでできる点もトレーディングビューの気に入っているところで、上記の点も含めてトレードをする際には、

・トレーディングビューでチャートの監視(ラインの生成も含む)
・MT4で発注

という形を取っていました。

まとめ

各FX業者ごとにチャートに誤差が生じるのは、各社のサーバーにおける処理速度による違いが原因という解説でした。

その上で、特に誤差が起きやすいのは、短期~中長期を含む多くのトレーダーたちが注目する「1時間足」「4時間足」です。

そんなFX業者ごとに発生が避けられないMT4のチャート誤差は、精度の高いトレーディングビュー(TradingView)におけるOANDAチャートが高い精度となっているため推奨となります。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、他の関連記事もあわせてお読みになってみてください。

>ブログの目次はこちらから

>資金1万円から500万円に。少額から一気に増やしたFXのデイトレ手法/ロジックの解説。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>含み損ほぼ無し。キリ番を利用した「負け知らず」の聖杯に近いFXのデイトレ手法。

>少額でも資産を増やせる、聖杯に近いデイトレード手法の条件。

なぜポンド円はテクニカルが効きやすいのか?

杉原です。

「ポンド円は合成通貨だからテクニカルが効きにくい?」

このような考えを持ち、FXでポンド円の取引を避け、扱う通貨ペアをドル円やユーロドルに限定しているトレーダーも少なくありません。

もし本当にポンド円にテクニカルが効きにくい場合、単純に勝率の低下から得られる利益が少なくなるので、取引を避けることは正しい判断だと思います。

ただ、実際に私はポンド円をデイトレで扱っていますが、特にテクニカルが効きにくい印象はありませんでした。

むしろ、逆に効きやすいと感じています。

そのため、私としてはポンド円を避けているトレーダーには、積極的に扱って欲しいと思うほどです。

そこで当記事では、

「ポンド円にテクニカルが効きやすいと考えられる根拠」

に加えて注意すべき、実際のトレード経験から導いた、

「ポンド円のテクニカルが効きにくくなる特定の条件」

もあわせて解説させて頂きます。

ポンド円にテクニカルが効きやすいと考えられる根拠

実際に私は、ポンド円を含めた以下の通貨ペアを扱って、同じデイトレ手法を取り組んでいます。

  • ドル円(USD/JPY)
  • ユーロドル(EUR/USD)
  • ポンドドル(GBP/USD)
  • ポンド円(GBP/JPY)
  • ユーロ円(EUR/JPY)
  • ユーロオージー(EURAUD)

その上で、ポンド円だけ勝率が低下することは、実際の相場はもちろん、過去10年以上のバックテストでも特にありませんでした。

それどころか、冒頭で触れたように「ポンド円はテクニカルが効きやすい」と感じるほど、ほかの通貨ペアと比べても、むしろ勝率は高い方です。

その根拠としては、投機=トレード目的でポンド円を扱うトレーダーが多いことだと私は思います。

実際「ポン専」というポンドのみを専門に扱っているトレーダーもいるほどです。

ポンドドルは夕方以降のロンドン時間からしか値動きが起こらないものの、ポンド円は9時から始まる東京時間から深夜のニューヨーク時間まで動くためトレードのチャンスが多いからこそ、多くのトレーダーに扱われています。

そんなポンド円の価格=レートは、

ドル円
ポンドドル

を合成したものであることは間違いありません。

だからこそ円安相場であれば、ドル円に影響されるようにポンド円も上昇することは普通にあります。

ただ、先ほど少し触れたように、ポンド円を投機目的でガンガン扱うトレーダーは少なくありません。

そのため、ドル円またはポンドドルが主導となってポンド円が動くだけではなく、投機目的のトレーダーたちによる注文により、ポンド円が独自に動くことも多々あるわけです。

その上で、投機はデイトレードやスキャルピングのような短期トレードなので、ファンダメンタルズ分析ではなく、多くのトレーダーはテクニカル分析による値動き分析を行って取引しています。

その結果、ポンド円は単なる合成通貨というだけではなく、テクニカル分析による投機目的で大勢のトレーダーから取引されているからこそ、テクニカルが効きやすい状況になっているのだと私は推測していたわけです。

以下、実際にテクニカルが効いているポンド円のチャート図を、いくつか紹介させて頂きます。

●トレンドラインが効いているポンド円
トレンドラインが効いているポンド円

●チャネルラインが効いているポンド円
チャネルラインが効いているポンド円

●水平ラインが効いているポンド円
水平ラインが効いているポンド円

【注意】ポンド円のテクニカルが効きにくくなる特定の条件

合成通貨ペアでありながらも「ポンド円はテクニカルが効きやすい」という解説をさせて頂きましたが、その効き目が弱まる特定の条件があるので説明していきます。

経済指標が発表される前後の時間帯

まずは重要な経済指標が発表される前後です。

発表がある指標の内容によっては、ファンダメンタルズが主導となり、大きな値動きが発生します。

そのため、重要度の高い経済指標が発表された直後は、単純にテクニカルが効きにくくなるわけです。

また、そんな大きな値動きを事前に避ける多くのトレーダーたちは、経済指標が発表される時間の前には取引を行いません。

取引するトレーダーの数が少なくなるほど、統計であるテクニカル分析の「信ぴょう性」は低くなってしまいます。

よって、結果的に発表後だけではなく、発表される直前も同様にテクニカルの効き目が弱くなるということです。

ポンド円の場合、特にイギリスと日本の経済指標にはご注意ください。

イギリスの経済指標は、それほど重要度が高くなくとも、ポンドドルやポンド円に大きな影響を与える傾向にあります。

「どの経済指標に注意すれば良いか」という指標における重要度の高さは、下記の記事で解説していますので、あわせてご覧になってみてください。

>勝つためのデイトレードにおける「経済指標」の有効な活用方法

また、ポンド円はイギリス/日本の経済指標だけではなく、アメリカの指標にもご注意ください。

アメリカの経済指標はドル円に大きな影響を与えるため、そのドル円に連動してポンド円にも影響が及ぶ可能性があるからです。

以上から、最低限、

・イギリス
・日本
・アメリカ

の経済指標には注意を払うことを推奨していました。

災害や政治要因

突発的に発生する大きな災害や、政治などが関わるニュースは、テクニカルにまったく関係なく大きな値動きになります。

特に、イギリスにおける重要な役職の人物が、急に辞職するなどの報道が出た際は要注意です。

報道の直後だけではなく、数時間、場合によっては数日間ほど影響が出ることで、しばらくポンド円にテクニカルが効きにくい状況が続くかもしれません。

その際の特徴としては、普段以上の大きな値動きに加え、一方的な上げまたは下げになります。

そのような状況は、ポンド円にテクニカルが効きにくい相場になるため、取引を避けることが賢明です。

参加トレーダーが極端に少ない時間帯

早朝のような、参加トレーダーが極めて少数になる時間帯も、ポンド円のテクニカルが効きにくくなります。

そもそもテクニカル分析は<「統計」が基盤となる分析法です。

そのため、人数の少ないアンケートに信ぴょう性がないのと同様に、トレーダーの人数が少ない状況でのテクニカル分析も信ぴょう性がありません。

FXは24時間トレードができるものの「深夜3時頃~翌9時前」までは、取引するトレーダーの数が極端に減少するので、この時間帯のポンド円はテクニカルが効きにくくなると想定し、トレードを避ける方が賢明です。

まとめ:ポンド円はテクニカルが効きやすい?

以上、この記事ではポンド円はテクニカルが効きやすい根拠として「テクニカル分析が主体となる短期トレード(投機)目的で多くのトレーダーに取引されているから」という推論をいたしました。

ただ、後半に挙げた、ポンド円にテクニカルが効きにくくなる場面として、

・関連する重要な経済指標の発表前後
・災害や政治的な要因
・深夜3時頃~翌9時前までの参加トレーダーが少ない時間帯

もありますのでご注意ください。

そんなポンド円ですが、

・テクニカルの効きやすさ
・値動きの大きさ

この2つが合わさり、トレード手法によっては、下図のように一度のトレードでも2桁台を充分に超える利益率を出すことも不可能ではありません。

ポンド円の利益率(トレンドラインのブレイク手法

このトレンドラインのブレイク手法は、

・短期トレーダーと中長期トレーダー
・逆張り派と順張り派

それぞれが同じトレンド方向になるロジックでありつつ、トレンドラインを「引かないトレーダー」からも同じ方向性が意識されやすいチャートパターンに特化していました。

そのため、大勢のトレーダーと同じ方向にエントリーができるので、極めて高い精度となり「含み損」「損切り幅」を最小限に抑え込めて、低いリスクのままロットを上げて利益率を向上させていたデイトレ手法になります。

下記の記事では、このトレンドラインのブレイク手法について、エントリーから利確・損切り、ロットの設定まで実際の事例を使って図解していますので、ぜひご覧になってみてください。

>トレンドラインのブレイク手法のエントリーから決済までの図解

このトレンドラインのブレイク手法は、ポンド円はもちろん、他のどんな銘柄にも変わらず通用するデイトレ手法なので、複数の銘柄を扱って、1日で数十%の利益率を出せる日もあります。

その辺りの収益事例も掲載しているので、ぜひ上記のリンクからトレンドラインのブレイク手法をまとめた記事の方をご覧頂ければ幸いです。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、他の関連記事もあわせてお読みになってみてください。

>ブログの目次はこちらから

>FXのデイトレードにファンダメンタルズ分析は不要だという理由

勝率アップ。FXのデイトレでテクニカル指標の「ダマシ」を防ぐ方法。

杉原です。

FXのデイトレードなどテクニカル分析を用いる指標には、指標が上手く機能しない「ダマシ」からは逃れられません。

そもそもテクニカル指標による分析が100%ということは有り得ないので仕方がないのですが、このダマシをいかに防げれば、勝率を大きく高める余地があります。

そこで当記事では、勝率を上げるべく、FXのデイトレードなどトレードにおけるテクニカル指標のダマシを防ぐ方法を解説していく次第です。

この記事で解説していくダマシの回避術は、実際に私が実践し相応の成果を上げているので、ご自身のトレード手法に取り入れることによって勝率の劇的な向上を見込める余地があると思います。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

多くのトレーダーが使用するパラメータを使うこと

移動平均線にしてもRSIにしても、多くのテクニカル指標(インジケーター)にはパラメータ(設定値)があります。

また、どの時間足に適用するかによっても、そのテクニカル指標を使ってのトレード判断が大きく異なることは間違いありません。

その上で、

・パラメータ(設定値)
・適用する時間足

が大多数のトレーダーとズレていれば、そのテクニカル指標の効き目が弱まってしまいます。

移動平均線を例にすれば、

・20本
・25本
・75本

などのパラメータが広く認知されており、逆に42本のような誰も設定しないような数値を頼りにしても、効き目が弱まり「ダマシ」に繋がりかねません。

このように、ダマシを回避する1つ目の手段としては、トレーダーに広く認識されているパラメータを使うことが挙げられます。

移動平均線の最適なパラメータに関しては、導かれる原理を踏まえて詳しく解説していますので、ぜひ下記の記事もあわせてお読みになってみてください。

>納得させます。FXのデイトレで移動平均線の最適な設定値(パラメータ)と原理/理屈とは。

複数のパラメータを使うこと

ここまで解説した「多くのトレーダーに広まっているパラメータを使う」ということに加え、複数のパラメータを利用して分析する方法も推奨していました。

要するに、1本の移動平均線のみではなく、3本の移動平均線でテクニカル分析を行うように、2つ以上のパラメータを導入するということです。

下図は、5本の移動平均線を表示して、5つのパラメータを使っているチャート例になります。

複数の移動平均線を表示しているチャート

実際のところ、すべてのトレーダーが同じパラメータを使うということは有り得ません。

そこで複数のパラメータを使っていき、可能な限り多くのトレーダーと同じパラメータになる確率を高めることができます。

もちろん、あまりに多くのパラメータを同時に使ってしまうと、テクニカル分析そのものが複雑になり過ぎることは間違いありません。

そのため、自身が判断できる適切な数に留めておくことが重要となります。

ただ、いずれにしても、1つのテクニカル指標を1つのパラメータのみで利用するよりも、複数のパラメータを使う方が精度が高まり勝率の向上に繋がっていく余地があるわけです。

パラメータの補足

パラメータを増やす際には、デイトレードのような短期トレードの場合であっても、中長期のパラメータも含めることを推奨していました。

仮に短期視点では「買い」の場面でも、中長期の視点で見た際に「売り」であれば、どうしても中長期の流れを見るトレーダーの方が多いため、相場全体が買いよりも「売り」に偏ることで大損に繋がる危険性があります。

そのため、短期視点のデイトレードであっても、中長期の流れには決して逆らわないように、ご注意ください。

複数のテクニカル指標を使うこと

3つ目のダマシ回避の方法としては「複数のテクニカル指標」を使って分析することです。

たとえば、移動平均線のみではなく、下記のように別のテクニカル指標も併用し、分析の精度を向上させるわけです。

  • RSI
  • ボリンジャーバンド
  • RCI
  • トレンドライン
  • 水平ライン
  • MACD
  • フィボナッチ
  • そのほか…

トレンド系やオシレーター系など、さまざまテクニカル指標が存在しています。

その中で、トレンド系の移動平均線などでトレンドを把握した上で、オシレーター系のRSIやRCIを併用し、

・押し目買い
・戻り売り

のタイミングを図り、上手く成功しているデイトレーダーも少なくありません。

以上のように、1つのテクニカル指標に固執せず、複数のテクニカル指標で分析精度を上げることで勝率の向上に繋げるわけです。

プライスアクションを取り入れること

プライスアクションはローソク足の形状や組み合わせによる値動き分析を表し、

・ピンバー
・スパイクハイ/スパイクロー

などが有名なサインです。

ピンバー

スパイクハイ

スパイクロー

出典:https://fx-quicknavi.com/chart/price-action/

上記はプライスアクションの一部で、実際には数多くのローソク足パターンが存在しています。

特に英語のサイトや書籍でプライスアクションを重要視している傾向が強いので、大勢いる海外のトレーダーはプライスアクションを取り入れていることが多いようです。

そんなプライスアクションのサインを、テクニカル指標のサインとあわせて使うことにより、テクニカル分析の精度を高め、勝率を上げていくというのが4つ目のダマシ回避術になります。

ただ、先ほどもパラメータの際に触れたように中長期のFX相場全体にも注意する必要があります。

そこでプライスアクションに関しても、中長期の流れに逆らわないためにも、1時間足のような多くのトレーダーに意識される「上位足」も取り入れることを推奨していました。

総括:FXのデイトレでテクニカル分析のダマシを回避する方法

以上、FXのデイトレードでテクニカル指標におけるダマシを回避し、勝率を大きく高める方法として、

多くのトレーダーが使用するパラメータすること
複数のパラメータを使用すること
複数のテクニカル指標を使うこと
プライスアクションを取り入れること

を解説いたしました。

その上で、できる限りFX相場全体の流れ(中長期の流れ)に逆らわないよう、中長期のパラメータや時間足も取り入れるとよいです。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、ほかの関連記事もあわせてお読みになってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>資金1万円から500万円に。少額から一気に増やしたFXのデイトレ手法/ロジックの解説。

>【保存版】FXのデイトレで勝てない原因と解決策3選

>それ、負けます。FXのデイトレでボリンジャーバンドの逆張りがNGな理由。

>決定版。デイトレの最適なバックテスト方法×必須のテスト項目。

>ブログの目次はこちらから

決定版。デイトレの最適なバックテスト方法×必須のテスト項目。

杉原です。

バックテストの方法に問題があったり、テスト項目に漏れがあれば、検証したトレード手法の成績に信ぴょう性がありません。

実際のFX相場でトレードした結果、バックテストの成績と大きく異なり、資金を減らしてしまう恐れがあります。

そこで当記事では、FXのデイトレードでバックテストのやり方に加え、必ず押さえておくべきチェック項目(テスト項目)を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

デイトレードのバックテスト方法

トレーディングビューのようなチャートソフトを使って「手動」でバックテストを行う場合、エントリーと決済の結果をエクセルなどの表計算に自分で入力していく必要があるので、割と手間がかかります。

対して、MT4でインジケーターを使ったりEAを使う場合には、バックテストを自動化し一瞬で終わらせることが可能です。

ただ、自動化の場合はインジケーターやEAありきの話になるため、ライントレードの場合にはあまり現実的ではありません。

実際、私自身が確立しているFXのデイトレ手法もインジケーターを使うわけではないので、チャートソフト(トレーディングビュー)を使った「手動」のバックテストを行っていました。

まずは、自身が検証したいFXのデイトレ手法によって、手動または自動化のいずれかでバックテストを行うかが見えてきます。

その上で、いずれの場合にも共通するバックテストの方法としては、

・期間を長くすること
・複数の通貨ペアで行うこと

という2点が重要なポイントにほかなりません。

期間を長くすること

まず大前提として、バックテストは本来、テクニカル分析のテスト/検証にほかなりません。

その上でテクニカル分析は、トレーダーたちによって生じた値動きの「統計」をもとに、今後の相場状況を予測していくものです。

単なる統計ではなく、トレーダーたちが自らの意思で注文を出していき、その結果として価格が変動するので、テクニカル分析の本質は「人間心理を踏まえた統計」になります。

そんな人間心理は不変的であり、いつの時代も大きな差はありません。

つまり、人間心理を踏まえた統計であるテクニカル分析は、いつの時代=どの年度でも、有効性が大きく変わることはないわけです。

視点を変えれば、どの年度でも、等しく有効性が変わらなければ、そのトレード手法はテクニカル分析の本質をとらえていないことを意味します。

そんなテクニカル分析の本質を押さえられていない手法であれば、一時的には勝てても、長期的に見れば徐々に有効性がなくなるため、資金を溶かし始めることは間違いありません。

以上から「バックテストにおいてテストの期間を長くし、どの年度でも有効性がある手法かどうかを検証しなければならない」ということが必要不可欠になります。

1,2年などの短期間ではなく、最低でも10年は検証期間を設けるべきです。

長い検証期間であるほど、あらゆる中長期のトレンドを網羅できるので、バックテスト結果の信ぴょう性が向上します。

そして、検証の信ぴょう性が高いほど、本番のFX相場で行うFXのデイトレードでもバックテストと同様の成績を上げやすくなるわけです。

複数の銘柄、通貨ペアで行うこと

先程お伝えしたように、バックテストに用いるテクニカル分析の本質は「人間心理を踏まえた統計」に他なりません。

そのため、いつの時期であっても有効性に変わりがないだけではなく、どの通貨ペアでも同じように勝てることが、テクニカル分析の本質を押さえた本当に有効なFXのデイトレ手法になるわけです。

なので、バックテストの検証期間を長くすることは当然とした上で、1つの銘柄(通貨ペア)だけの検証で終わってはいけません。

特にFXの通貨ペアであれば、各国のファンダメンタルズ要素により、特定の通貨ペアだけが有効な手法が生まれてしまう可能性もあります。

ポンドドル(GBP/USD)では10年分の検証で有効性が常にあったものの、同じ手法をドル円(USD/JPY)で試した際には、大きく異なる成績になってしまうことも考えらえるということです。

以上から、FXのバックテストにおいては、決して1つの通貨ペアだけでは検証せず複数の通貨ペアを対象に検証するようご注意ください。

最低でも、自身がトレード対象にしている通貨ペアは検証しておくべきです。

デイトレのバックテストで必須のテスト項目

ここまで説明したバックテストにおける最低限の方法論に加え、ここでは「バックテストで何を検証すればよいのか?」という、テスト項目に関して解説していきます。

まず、トレード手法を検証する上で、バックテストにおけるトレードごとの結果を出していくことが前提です。

その際、EAなどのバックテストで自動化する場合は、特に入力の必要がありません。

ただ、エクセルなど表計算ソフトにて手動で行う場合は、トレードごとのテスト結果を自分で入力する必要があります。

そんな入力項目は、最低限、下記のようなものを押さえるべきです。

  • 日付
  • エントリー時間
  • 決済時間
  • 獲得pips(利幅または損切り幅)
  • 含み損
  • 通貨ペア
  • 備考

これらは実際に私がエクセルでバックテストする際に入力している項目です。

「通貨ペア」に関しては、通貨ペアごとに検証する場合には必要ありません。

私の場合、エントリーのタイミングが通貨ペアごとに重なるかどうかのチェックも兼ねているので、あえて通貨ペアの項目も作っていました。

仮に、ドル円もポンド円もその日に利益が取れていても、エントリーのタイミングが重複していれば、どちらか一方の利益しか取れていないことになります。

私の場合、複数の通貨ペアでのデイトレを前提としていたため、このようなチェックも行っていたんです。

なので、基本的に複数の通貨ペアでの取引をしない場合には、特に必要のない項目かと思います。

以上のような最低限の入力項目を踏まえた上で、検証すべき点は以下になります。

  • 勝率
  • 平均リスクリワード(利幅と損切り幅)
  • 最大の損切り幅
  • 平均の含み損
  • 最大の含み損
  • 最大ドローダウン
  • ポジション保有時間

バックテストにおけるデイトレ手法の検証において、これらをチェックすることによって最適な「ロット数」の設定値が見えてきます。

ロット数を最適化することにより、利益率の向上を図れるからこそ、重要な項目になるわけです。

いくら勝率が高いことでロット数を引き上げても、含み損が大きければ、ロスカット水準に触れて強制ロスカットされてしまうかもしれません。

逆に、含み損が極めて小さいからと言ってロットを上げても、勝率があまりに低ければ、次第に資金が減って、最後には溶かしてしまう恐れもあります。

また、利幅と損切り幅のバランスであるリスクリワードも低ければ、勝率がそれなりに優秀であっても、ロットを上げた際に一度の負けで大きな損失を被る危険性も否めません。

そのほか、最大の損切り幅も同様に必要なチェックポイントになります。

以上から、

・勝率
・リスクリワード
・含み損
・最大の損切り幅

などが最適なロット数を設定するために必要不可欠なわけです。

最適なロットが決まったことで、検証したデイトレ手法の利益率をはじめて打ち出すことができます。

いわゆる「月利」「年利」のシミュレーションが可能になるということです。

まとめ:デイトレの最適なバックテスト方法と必須のテスト項目

以上、この記事ではFXのデイトレードで行うバックテストの方法として、

・1,2年ではなく長い期間で検証すること
・1つではなく複数の通貨ペアで検証すること

という2つのポイントを押さえることで、テクニカル分析の本質をとらえた有効なバックテストができると解説いたしました。

その上で、バックテストから正確な利益率を算出するためには、最適なロット数を導く必要があります。

だからこそ、ロット数をどこまで引き上げられるかを調べるために、勝率やリスクリワードはもちろん、多くのトレーダーが見逃している「含み損」もしっかりと検証すべきだということです。

この記事で解説したバックテストの方法で行った過去の検証で、10%前後の利益率を数分〜数十分で出せているデイトレ手法をブログ内で公開していました。

バックテストだけではなく現在進行系で高い利益率を維持できており、記事の中ではエントリーから決済までの図解をしているので、ぜひ以下の記事も併せてお読みになってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>含み損ほぼなし。キリ番を利用した聖杯に近いFXのデイトレ手法。

>資金1万から500万に少額から一気に増やしたデイトレ手法の解説

>FXのデイトレで練習ツールの必要性があるのかを解説

>ブログの目次はこちらから

【保存版】FXのデイトレで推奨する環境認識の方法と注意点

杉原です。

よくメルマガでいただく質問の中には「FXのデイトレードで環境認識を行うには具体的にどんな方法がよいですか?」という主旨のものが頻繁にあります。

実際のところ、環境認識が上手くいかずにFXのデイトレードでなかなか上手く勝ち続けられないデイトレーダーは少なくありません。

そこで当記事では、実際に成果を出しているFXのデイトレ手法における環境認識のノウハウを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもFXにおける環境認識とは

FXでの環境認識の定義的なものを、まずは簡潔に説明します。

率直に申し上げますと、FXの環境認識は「為替通貨全体の流れはどんな状況か」を把握(認識)することです。

FXのデイトレードでは5分足などの「下位足」を中心にチャートを見ていく傾向にあり、FX相場全体の把握が疎かになる危険性があります。

そこで、上位足やテクニカル指標を使って、FX相場の全体的な流れを把握していくことが環境認識になるわけです。

環境認識を怠ってしまうと、5分足などの短期的な視点ではロング(買い)が有効だと思いエントリーしても、全体的な流れを見ると売りが優勢で大きな逆行を食らう危険性があるので当記事の内容を少しでも参考にしてみてください。

FXのデイトレードで有効な環境認識の方法、事例

環境認識は前述したように「全体」の流れを把握することが大前提です。

そのため、相場全体の状況を理解できるテクニカル指標で環境認識を行うことが重要となります。

私の例を申し上げますと、

・キリ番(ラウンドナンバー)
・水平ライン
・トレンドライン
・移動平均線

といったテクニカル指標に加え「1時間足」も含めた環境認識を行っていました。

これらの判断材料をもとに、相場全体の流れを把握し、中長期の大きな流れに逆らうトレードは絶対に避けるようにするわけです。

「キリ番」や中長期の「水平ライン」「トレンドライン」「移動平均線」に反発が見られる際には、新たなトレンドの始点に成り得るため、その流れに逆らうエントリーは絶対に回避しています。

仮に、5分足など短期的な視点で見てロングで勝てそうな場面でも、中長期の下降トレンドライン付近で反発し、一時的に価格が下げているような状況であれば、中長期の流れが「売り(下落)」に傾き始める危険性があるからこそ、ロングは絶対的に回避すべきなわけです。

今はトレンドラインを例に挙げましたが、「キリ番」「水平ライン」「移動平均線」でも同様の考えで、中長期の流れに逆らわないように注意しています。

FXのデイトレで環境認識をする際の注意点

相場全体の流れを把握する環境認識を行う上で、絶対に押さえておかないと正しい環境認識ができず負けに繋がりかねない注意点が2点あります。

環境認識の注意点1.指標やパラメータを固定すること

1つ目は、必ず使うテクニカル指標と、そのパラメータ(設定値)を固定し続けることです。

「先週はRSI、今週は移動平均線」のように環境認識の方法を変えてしまうと、判断材料を変えるたびに相場全体の流れにズレが生じ、適切な把握ができなくなります。

そのほか、同じテクニカル指標を使っていても、パラメータが異なれば同じように相場全体の流れを適切に把握できません。

以上から、使う判断材料(テクニカル指標など)とパラメータの固定をした上で環境認識を行うようにしてください。

環境認識の注意点2.バックテストやフォワードテストに環境認識を盛り込むこと

続いての注意点は、バックテストやフォワードテストなど、FXのデイトレ手法を検証する際に、環境認識を盛り込んだテストを行うことです。

環境認識によって「エントリーを回避するようなこと」が実際のトレードで多くある場合、バックテストやフォワードテストに比べてエントリー頻度が極端に少なくなります。

つまり、検証時と比較して、実際の相場でトレードする際に得られる利益が低くなってしまうわけです。

要するに、テストの際に見込んでいた利益が得られないため、思うような成績を上げられなくなってしまいます。

以上から、バックテストやフォワードテストの段階で環境認識の判断を取り入れ、検証するように意識してください。

補足:環境認識の判断材料はいくつ必要?

先ほど私は、環境認識の手段として、

・キリ番
・水平ライン
・トレンドライン
・移動平均線

を挙げました。

ただ、実際には環境認識の判断に使う指標は、決して多くする必要はありません。

むしろ少ない方が検証は「楽」になるので、何か1つの指標を追求する形でも構わないと思います。

しかし、私が上記のように複数のテクニカル指標を使ってFXのデイトレにおける環境認識を行っているのは、より精度(勝率)を高めたいから、というのが率直な答えです。

私自身、性格的に勝負事で「負けること」が極端に嫌いで、自分が作り上げたFXのデイトレ手法にも、そんな気質が反映されていました。

もちろん、いくら勝率が高くても、残る利益が少なければ何の意味もありません。

そこで、含み損が極端に小さく済むロジックに特化したFXのデイトレ手法に仕上げ、下記のように勝率だけではなく最終的に残る利益も高められるようになっています。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

話を戻しましょう。

複数のテクニカル指標を使って環境認識を行えば「手間」になりデメリットと感じられるかもしれません。

確かに、複数の指標を同時に確認するのは負荷が高まることは間違いないです。

ですが、テクニカル指標をいくつ使おうとも「同じ使い方」で分析するのであれば、それほど負荷は増えません。

私の場合、先ほども少し触れたように、

・キリ番
・水平ライン
・トレンドライン
・移動平均線

など複数個の指標を使うものの「サポートライン/レジスタンスライン」のように使うことだけを意識しています。

そのため、特に手間や労力が発生することなく、複数の指標を使うことでの精度向上の恩恵を受けているわけです。

まとめ:FXのデイトレで推奨する環境認識の方法と注意点

以上、この記事では私が実践し推奨している環境認識のテクニカル指標と、その方法について説明いたしました。

そのほか、注意点として指標や設定値は固定し、検証時にも環境認識を盛り込むことも解説した次第です。

そんな当記事の内容を踏まえた上で、数分〜数十分単位で10%前後の利益率を出せているデイトレ手法、そのエントリーから決済を図解している記事を、いくつか投稿していました。

現在進行系で高い利益率を維持できているので、ぜひ以下の記事から参考にしてみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>【保存版】FXのデイトレで勝てない原因と解決策3選

>ストレス? FXのデイトレでトレード頻度が少ない時の対処法。

>これできないと負け。FXのデイトレで「ノーポジション」が重要なわけ。

>それ、負けます。FXのデイトレでボリンジャーバンドの逆張りがNGな理由。

それ、負けます。FXのデイトレでボリンジャーバンドの逆張りがNGな理由。

杉原です。

今回のデイトレード記事では、ボリンジャーバンドを使った逆張りが負ける理由を掘り下げて解説していきます。

ボリンジャーバンドの2σや3σをブレイクした際に逆張りエントリーするロジックが、よく使われる逆張り手法としてありますが、実はまったく理にかなっていません。

ボリンジャーバンドの本質的な仕組みから、納得いく解説をさせて頂きますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

FXのデイトレでボリンジャーバンドの逆張り例

まずは、よく言われるボリンジャーバンドを使った逆張りのデイトレ手法を図解していきます。

その前にまず、ボリンジャーバンドの簡単な仕組みを逆張りに使う上で必要な知識に絞って解説させてください。

ボリンジャーバンドは計算式に標準偏差を用いています。

この標準偏差は学力を図る偏差値にも使われ「標準的な平均との差」を表す指標です。

ですので、その標準的な平均から大きく乖離しているという場面で、逆張りを仕掛ける事が有効と唱えているトレーダーが少なくありません。

そんなボリンジャーバンドは下図のように通常20本移動平均線(黒)が真ん中にあり、

・1σ(赤)
・2σ(緑)
・3σ(オレンジ)

の線が生成されます。

下図はドル円5分足チャートです。

1σ~3σまでのドル円5分足チャートにに表示したボリンジャーバンドその1

その上で、1~3σの中にローソク足が収まる確率は以下のようになっています。

  • 1σ → 約68%
  • 2σ → 約95%
  • 3σ → 約99.7%

まず一番上の1σに関してはそれほど重要ではありません。

残る2つが重要で、2σは約95%、3σに至っては約99.7%の非常に高確率でバンド内に収まるという事を表しています。

そのため、FXのデイトレードでは「ボリンジャーバンドの2σや3σに触れた際、もしくはブレイクした際に逆張りでエントリーすると有効」と言われているわけです。

確かに、この確率が数学的に正しい以上、非常に有効そうなFXのデイトレ手法に感じられるかもしれません。

実際のチャートで見ていきましょう。(先ほどと同じくドル円5分足チャートです)

2σと3σに触れています。

1σ~3σまでのドル円5分足チャートにに表示したボリンジャーバンドその2

よくあるボリンジャーバンドの逆張り手法では、図のように2σや3σに触れたタイミングでエントリーする形なので、ここでは上昇に対しての逆張りでショートです。

2σに関しては約95%が2σ内に収まるという確率を無視し、触れるどころかブレイクしています。

そして、1本進めたこの後には、下図のように残酷な結果が待ち構えていました。

1σ~3σまでのドル円5分足チャートに表示したボリンジャーバンドその3

一気に上昇し、大きな含み損になってしまいました。

もちろん、ここから一気にバンド内の戻り、利確ができるかもしれません。

ただ、その後はバンドに沿ってトレンドが進んでいく、いわゆる「バンドウォーク」によって残念ながら上昇を続けてしまい、大きな損失になりました。

なぜFXのデイトレードでボリンジャーバンドの逆張りが勝てないのか?

なぜボリンジャーバンドの逆張りが勝てないのか。

率直に申し上げますと、ボリンジャーバンドの計算式にある「標準偏差」がFXをはじめとする『相場』に適していないからです。

学力などで計算する際には、先ほど挙げた、

・1σ → 約68%
・2σ → 約95%
・3σ → 約99.7%

という確率におおよそ従う傾向にあります。

ただ、学力テストの場合、1人につき1つの採点結果しかありません。

対してFXのような相場であれば、1人のトレーダーが出す売買の注文数、取引数量は人によってまったく異なります。

なぜなら、資金量が人それぞれ違うからです。

そもそも標準偏差の計算は「1人1つの要素」という事で成り立つものにほかなりません。

学力テストにおいては1人1つの採点結果です。

ですがFXのような相場は、トレーダー1人につき売買する取引数量は大きくバラけてしまいます。

その時点で、標準偏差をFXなどの相場に使うこと自体が「理にかなっていない」というわけです。

だからこそ、

・2σ → 約95%
・3σ → 約99.7%

内に収まるという確率を利用した逆張り手法が、まったく有効性がないということになります。

まとめ~FXのデイトレードにおいてボリンジャーバンドの逆張りが負ける理由~

以上、ボリンジャーバンドにある標準偏差の考え方が、FXに適していないからこそ、逆張りのデイトレードが「理にかなっていない」ため、負けやすいという解説をいたしました。

そもそもボリンジャーバンドを開発したボリンジャー氏自身も「逆張り」の使用は推奨していません。

基本的にボリンジャーバンドは、

・バンドの縮小から拡大
・バンドに沿って伸びていくバンドウォーク

などによる「順張り」が推奨されています。

ボリンジャーバンドの逆張りは、どこかの誰かが「ボリンジャーバンドは2σ内に95%で収まるから逆張りで勝てる!」と唱えたものが、さまざまなブログやサイトを介して広がっていき、多くのトレーダーがそれらを目にして、さらに広がったと考えられます。

実際にトレードをした事や研究した事もない人が、クラウドワークスなどのクラウドソーシングなどで投資関係の記事を受注し、すでにある記事を参考にして書くため、どんどん「逆張りボリンジャーバンド」のネタが今も広がっていますのでご注意ください。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、10%前後の利益率を一度の取引で出している、そんなデイトレ手法を記事内で公開していました。

実際のチャートを使ってエントリーから決済まで図解しているので、ぜひ下記の記事からご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

>FXのデイトレは東京時間でも勝てる?勝つために必須の注意事項4つを解説。

>これできないと負け。FXのデイトレで「ノーポジション」が重要なわけ。

>資金1万円から500万円に。少額から一気に増やしたFXのデイトレ手法/ロジックの解説。

【ライントレード】FXのデイトレで下位足でしか引けないラインは意味がない?

杉原です。

つい先日、私が継承しているFXのデイトレ手法『重複点テクニカル』に関して、

「下位足でしか引かれないようなラインでは、ラインとしての信頼性に欠けて、勝率が下がるのでは?」

という趣旨の質問を頂きました。

>重複点テクニカル

確かにライントレードにおいて、5分足のような下位足でしか生成ができないようなラインは、1時間足や4時間足など上位足では「見えない」ので、ラインの信頼性が欠けてトレードの精度が下がってしまうと感じられるかもしれません。

ただ実際のところ、確固たる理由で有効性があるので、私は下位足でしか見られないラインであっても信頼してエントリーの判断材料にしていました。

今回はその辺りの理論を含め、ライントレードの神髄と言えるような深い記事を行っていきたい思います。

ライントレードに興味がありましたら、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

当記事は、私が継承しているFXのデイトレ手法『重複点テクニカル』のロジックを踏まえた内容となっています。

以下のリンク先でこの『重複点テクニカル』のロジックを、エントリー条件も含めて図解しているので、ぜひ下記とあわせてお読みになってください。

>重複点テクニカル

FXのデイトレにおけるキリ番とライントレード

『重複点テクニカル』では、短期トレーダーでも中長期トレーダーでも明確に意識する価格帯のみをサポレジの対象にしています。

要するに120.000円、121.000円など、どのような時間足をメインとして取引するトレーダーにとっても「エントリー」「利確」「損切り」のタイミングとして意識されている傾向の価格帯だけを、サポートライン/レジスタンスラインとしてエントリー判断に使っているというわけです。

逆に、120.100円や120.200円、120.800円などは完全に無視していました。

過去すべてのチャートを検証した結果、今挙げた120.100円や120.200円、120.800円などの半端なキリ番は、サポートラインまたはレジスタンスとして機能していないと判断したからです。

その反面、120.000円や121.000円などのキリ番は、いつの時代のチャートを見ても、サポレジとして「不変的」に機能し続けており、それは現在進行形で変わっていません。

サポレジとして機能するということは、実際にその価格帯で大量の取引が行われていたためであり、短期トレーダーだけではなく中長期トレーダーを含めた大勢のトレーダーによって意識されている証明だというわけです。

だからこそ、120.100円や120.200円のような半端なキリ番は「無視」し、120.000円や121.000円などの

「短期~中長期を含めた大多数のトレーダーに意識されるキリ番のみ」

をエントリー判断におけるサポレジの対象としていました。

そんな不変的に意識されるキリ番の価格帯は、ゴールド(XAU/USD)とドル円を筆頭とする為替通貨ペアでは異なるものの、共通して100pips刻みでの価格帯は不変性のあるサポートライン/レジスタンスラインとしてエントリー判断を下すサポレジの1つになっています。

たとえばポンド円の場合、166.000円や165.500円のように50pips刻みでサポレジ対象のキリ番としており、実際に下図のようにサポートラインまたはレジスタンスラインとして機能していました。

5分足ポンド円のキリ番がサポレジとして機能

以上、キリ番に関して簡潔にまとめますと、120.100円や120.200円のような半端なキリ番は一部のトレーダーにしか意識されないため「無視」した上で、120.000円をはじめとする短期~中長期を含めた大勢のトレーダーに等しく意識されるキリ番のみをサポレジとして利用しています。

そのため、『重複点テクニカル』で私が提唱しているキリ番を使ったサポレジは、短期~中長期のあらゆる時間軸をメインとしている大多数のトレーダーと同等の「基準」「尺度」を頼りにできているわけです。

FXのデイトレにおける水平ラインとライントレード

確かに、中長期トレーダーがメインとしている傾向がある1時間足や4時間足では、5分足で引いた水平ラインが「見えない」ということも有り得ます。

たとえば、

・上昇トレンドにおいて前回の高値をサポレジ転換して上抜けするかどうかの節目
・下降トレンドにおいて前回の安値をサポレジ転換して下抜けするかどうかの節目

を「前回節目」と私は定義した上で水平ラインを引いていますが、日足はもちろん、1時間足や4時間足のチャート上で見れば、この水平ラインは大抵の中長期トレーダーから引かれません。

実際に下図がその例になります。(5分足チャート)

下位足でしか引けない水平ライン(ポンド円5分足)

この場面における前回節目は「上昇トレンドにおいて前回の高値をサポレジ転換して上抜けするかどうかの節目」であり、長期足を頼りにトレードを行うトレーダーからすれば「見えていない」水平ラインと言っても過言でありません。

ただ、私がこのような短期足でしか引けないような水平ラインも、エントリーの根拠(サポレジの重複)に含めているのには確固たる理由があります。

下位足でしか引けないラインが有効な理由1

まず中長期トレーダーと言っても、エントリーや決済などの注文を出すタイミングは、必ずしも長期足が完成する時間帯とは限りません。

「より利益を取れる有利な価格でエントリー/決済をしたい」という心理から、注文を出すタイミングはキリの良い22:00や23:00とは限らず、長期足をメインで見ていながらも、

・5分足
・15分足

などの「下位足」を参考にトレードするトレーダーが少なくないわけです。

そのため、例に挙げたチャートにおける前回の高値(前回節目)で、サポレジ転換(ロールリバーサル)を狙った「押し目買い」を行うような中長期トレーダーが一定数は存在しています。

逆に下降トレンドの場合は、前回安値(前回節目)でのロールリバーサルによる「戻り売り」が中長期トレーダーにも狙われるわけです。

その上で、この前回節目は下位足をメインに取引する大勢のスキャルパーやデイトレーダーにとっては、明確にロールリバーサルの狙い目として水平ラインとして引くため、等しく意識される価格帯になっていた事は間違いありません。

以上から、この例における前回節目で引いた水平ラインは、短期トレーダーはもちろん、中長期トレーダーにも「買い」が意識される価格帯になっていたわけです。

以上から、短期~中長期を含めた非常に大多数のトレーダーと同じような「基準」「尺度」でエントリーの判断が行えているからこそ、下位足でしか引けない水平ラインでも高い精度に繋がっています。

下位足でしか引けないラインが有効な理由2

理由1では、長期足をメインにしている中長期トレーダーであっても、一定数は利益をより多く取るために、

・押し目買い
・戻り売り

を狙う上で、下位足を参考にした際に引ける水平ラインが意識されるからこそ、有効性のあるラインになっていました。

しかし、中長期トレーダーの中には、まったく下位足を見ず、21時や23時など上位足の終値を見て取引する方も一部はおられます。

よって当然ながら、上記のような下位足を完全に「無視」するような中長期トレーダーとは、前回節目の水平ラインは同じ「基準」「尺度」とは言えません。

ただ、このような中長期トレーダーとも同様の基準/尺度に近づくために、下図で言えば時間足を問わずに意識される、

・パーフェクトオーダー(5本の移動平均線)
・キリ番(黒の実線である~.000円)

との『複合』を狙っていき、短期~中長期を含んださまざまな立ち位置のトレーダーと同様に「買い」の注文を出し、高精度で利確していたわけです。

パーフェクトオーダーとキリ番の複合

そもそもパーフェクトオーダーは、短期~中長期のトレーダーの利益が「伸びている」状態を示しています。

そのため、多くのトレーダーが抱える「損小利大で利幅を伸ばしたい」という深層心理から、上昇トレンドを例にすれば売り注文が少なくなると同時に、ピラミッティング(買い増し)なども増えるため、余計に『買い注文数>売り注文数』となって上昇傾向が高まるわけです。

その上で『重複点テクニカル』では大半がパーフェクトオーダーが発動時のエントリーになっているため、前述した下位足を一切見ないような中長期トレーダーとも同方向の注文になりやすくなり、含み損を極めて抑え込みつつも高勝率の維持ができています。

以下、2つの理由を簡潔にまとめました。

  • 1.中長期トレーダーであっても「押し目買い」「戻り売り」を狙って利益を大きくするために、下位足で見えるサポレジ転換(ロールリバーサル)の水平ラインとなる価格帯が意識される
  • 2.クロス円で言えば~.000円のようなキリ番との重複やパーフェクトオーダーの同時発動を狙う事で、下位足を「無視」するような中長期トレーダーとも同方向の注文を出しやすくなる

以上から、下位足でしか見えない/引けない水平ラインだとしても、中長期を含めた大勢のトレーダーと近い基準/尺度でのエントリーが可能となるため、極めて小さな含み損のまま高い勝率を実現しているわけです。

水平ラインに関しての補足

ここまでは下位足でしか引けないような水平ラインを例に挙げてきましたが、下図のように明らかに上位足でも引ける水平ラインの場合は、より大多数のトレーダーによって必然的に意識され、高確率での反発が見込めます。

下位足だけではなく上位足でも意識される水平ライン例1

下位足だけではなく上位足でも意識される水平ライン例2

その上で『重複点テクニカル』では、そのような下位足~上位足でも等しく引ける水平ラインも、エントリー判断におけるサポレジの対象としていましたので、十分に中長期の動向を踏まえた手法となっていました。

FXのデイトレにおけるトレンドラインとライントレード

トレンドラインに関しても先ほどの「下位足でしか引けないような水平ライン」と同様の理論で、

・押し目買い
・戻り売り

を狙って、より有利な価格帯で注文を出そうとする中長期トレーダーが、下位足で引けるトレンドラインを頼りにトレードすることは少なくありません。

(ここでのトレンドラインに関する説明は、チャネルラインのアウトラインも同様となります)

普段は1時間足や4時間足をメインにトレードしていても、5分足や15分足などの下位足でトレンドラインを引いた上で「押し目買い」「戻り売り」を狙う中長期トレーダーが一定数はいるということです。

ですので、前述した「前回節目」と同様、上記の中長期トレーダーと同じ方向性のトレードができる事で、高精度なエントリーに繋がっています。

水平ラインの説明と重複してしまいますが、パーフェクトオーダーやキリ番も合わせてトレードすることで、下位足でトレンドラインを意識しない中長期トレーダーの動向も押さえているわけです。

加えて、下図のように上位足でも引けるトレンドラインも、エントリー判断におけるサポレジの対象としているため、短期~中長期を含めた大勢のトレーダーと同等の視点で取引ができていました。

中長期で引けるトレンドラインを含めたエントリー事例

中長期の動向に「逆らわない」事でライントレードの精度を上げる

ここまでとは異なる視点で、中長期の流れに逆らわないために、水平ラインやトレンドラインを使う事もあります。

具体的には、中長期の「トレンドライン」「アウトライン」「水平ライン」の流れと逆向きになるトレードを回避するということです。

たとえば、下図は赤丸でロングのエントリーが可能な場面でしたが、中長期のアウトラインで反発しており、中長期の視点で見れば「売り」の傾向に傾きつつあったため、ここでのロングを回避しました。

中長期の動向に逆らうエントリーのため、回避した例

ちなみに、アウトラインから一度は上抜けしているものの、中長期の視点(上位足)で見れば「単なるヒゲ」に過ぎません。

ゆえに、中長期のラインはブレイク後にロールリバーサルしない限り、効き目が続いているととらえていたわけです。

中長期のラインは、あらゆる時間足を見ている大勢のトレーダーに意識されるため、ライン前後での反発が起こる可能性が非常に高くなります。

だからこそ『重複点テクニカル』では、そんな中長期のラインで起きた反発には逆らわないという『回避ルール』も設けた上で、トレードの精度を高めている次第です。

ちなみにですが、このルールはトレンドライン/アウトラインだけではなく、中長期で意識される水平ラインや、中長期の移動平均線である、

青→5分足120本(30分足20本)
黒→15分足75本
紫→5分足480本(30分足80本)

でも適用し、あらゆる視点から中長期の動向に「逆らわない」ロジックを盛り込む事で、限りなく高精度なトレードが見込めるようになりました。

総括~FXのデイトレにおけるライントレードとラインの信頼性~

ここまでの内容をまとめます。

以上、キリ番や水平ライン、レンドラインに関して、1つ1つの信頼性に関しての言及を踏まえ、下位足でしか引けないようなラインでも有効性の高いトレードになる事を解説させて頂きました。

仮に下位足でしか引けないラインであっても、中長期のトレーダーにとっては「押し目買い」「戻り売り」を狙う上で、下位足を見てラインでの反発のタイミングで注文を出す傾向にあります。

そのため、上位足では引けないラインだとしても、信頼性が高いラインと成り得るわけです。

また、キリ番については、クロス円において120.20円や120.30円など半端な価格帯は重複する根拠に含めず、~.000円や~.500円のように、短期~中長期を含め時間足に関わらず「等しく意識される価格帯のみ」をサポレジの対象としてるので、高い精度でトレードが行えております。

最後までお読み頂きありがとうございました。

今回の記事に関わっていた、ライントレードの本質を追及し、一度の取引で2桁台の利益率を出しているデイトレ手法に関して、エントリーから決済までの図解を公開していますので、ぜひ下記の記事から目を通して頂ければ幸いです。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、ほかの関連記事もあわせてお読みになってみてください。

>ブログの目次はこちらから

>資金1万円から500万円に。少額から一気に増やしたFXのデイトレ手法/ロジックの解説。

>【成功法則】メンタルコントロールとデイトレの絶対的な相関性

>コツコツドカンの逆トレードを、勝率とリスクリワードの関係から解説

>専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

>目指すは専業。デイトレードのコツや上達法の4選を解説。

ページの先頭へ