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FXのデイトレードにファンダメンタルズ分析は不要だという理由

杉原です。

本日のデイトレード講座では、値動きを予測する上で多くのトレーダーが用いる2つの分析法である、

・テクニカル分析
・ファンダメンタルズ分析

において、FXのデイトレにファンダメンタルズ分析は不要であるという理由を、相場の原理原則を踏まえて解説していきたいと思います。

少なくとも私自身は、FXを中心としたFXのデイトレで生計を立てているものの、国の財政状況などを筆頭とする「投資対象の価値」を計るファンダメンタルズ分析は一切気にしていません。

そのため、ファンダメンタルズ分析を無視した上で「テクニカル分析のみ」で値動きの予測を行い、日々の利益を相場から拾っているわけです。

ただ、特にファンダメンタルズ分析が「嫌い」「苦手」というわけではなく、FXのデイトレードにおいて明確に『ファンダメンタルズ分析が必要ない』と断言ができる確固たる理由があるからこそ、あえてファンダメンタルズ分析に手を出していませんでした。

本記事では、その辺りを相場の原理原則を踏まえて解説させて頂きますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

FXのデイトレードで勝つためにファンダメンタルズ分析が不要な理由

ファンダメンタルズ分析がFXのデイトレに不要な理由としては、トレーダーごとに得られるファンダメンタルズ材料の情報が平等ではないことです。

この「平等ではない」という意味合いは、

・同じ時間に得られない
・同じ内容を得られない

ということになります。

同じ時間帯に得られない

テクニカル分析のようにチャートから得られる情報の場合、すべてのトレーダーが「同時」に情報を得られます。

初心者トレーダーだろうが、専業トレーダーだろうが、金融機関のディーラーとして活動するトレーダーでさえも、テクニカル分析に関する情報は同時に得られるわけです。

対して、ファンダメンタルズ分析における財政をはじめとする「投資対象の価値」に関する情報は、全トレーダーにとって同時に得られる情報ではありません。

指標の発表によって得られるケースもあるものの、その指標が発表される「前」から情報を持っている人はすでに持っています。

同様に、ニュースなどから得られる場合の情報であっても、情報網を確立しているトレーダーであれば、放送前の時点で情報を得ていることも少なくありません。

金融機関のディーラーなどであれば、値動きに大きな影響を及ぼすと考えられるファンダメンタルズ材料の情報は、いち早く情報を得ているはずです。

以上のように、すべてのトレーダーが同じ時間にファンダメンタルズ分析に関する情報を得ることはできないわけです。

情報網を確立しているファンドであったり、金融機関のディーラーには、一般個人のトレーダーが情報を得られるスピードで敵いません。

その上で、仮にファンダメンタルズを頼りにFXのデイトレを行う場合、情報を得られるスピードが「遅い」ため、その時点で「不利」な価格でエントリーしてしまうことになります。

要するに、自分がファンダメンタルズ情報を得てエントリーをしようとした時には、すでにエントリー方向に値動きが始まっていることで、得られる利幅が少なくなるわけです。

場合によっては、すでに利幅を取れないくらい価格が伸び切っていることも少なくありません。

以上のことから、ファンダメンタルズを頼りにしたFXのデイトレードは「不利」でしかないというわけです。

これが、FXのデイトレにファンダメンタルズ分析は不要という理由の1つになります。

加えて、前述のとおり、同時に情報を得られないという点から、徐々にそのファンダメンタル材料が値動きに反映されていきます。

つまり、ファンダメンタルズ要素による値動きは、その都度チャートに盛り込まれていると考えられるわけです。

ですので、特にファンダメンタルズ分析に頼らずとも、チャートから情報を分析するテクニカル分析によって、ファンダメンタルズ分析も「包括」ができると私は考えていました。

このような視点で考えても、FXのデイトレで勝つためにはテクニカル分析に頼ることはあっても、ファンダメンタルズ分析は不要だと私は思います。

同じ内容を得られない

まず、ファンダメンタルズ分析と対称にあるテクニカル分析は、チャートから得られる情報をもとに分析を行います。

そんなチャートから得られる情報は、金融機関のディーラーだろうと、ファンドのトレーダーであろうと、初心者を含めた一般の個人トレーダーだろうと何一つ変わりません。

つまり、テクニカル分析において得られる情報は、すべてのトレーダーが「平等」に同じというわけです。

対してファンダメンタルズ分析において得られる情報は、先ほどの「早さ」の面だけではなく、「質」に関してもトレーダーによって得られるものがまったく異なります。

特に、金融機関のディーラークラスであったり、ファンドなどであれば、入ってくる情報が一般の個人トレーダーとは桁違いの「質」になるわけです。

ですので、自分が得た情報によって投資対象がこの後に「上がる」と思っても、別の「より詳しい情報」を得ているディーラーやファンドのトレーダー勢は逆に「下がる」と予想するかもしれません。

少なくとも彼らの方が資金量は圧倒的に大きいため、彼らの注文と逆にエントリーしてしまえば、たちまち大きな逆行に巻き込まれて損失を出してしまう事態が考えられるわけです。

このように、ファンダメンタルズ分析においては得られる情報の「質」が異なることからも、FXのデイトレードにおいては「不利」に働くからこそ、私としてはファンダメンタルズ分析は不要だと考えていました。

その上で、前述のとおり、ファンダメンタルズ分析による値動きは、徐々にチャート上に盛り込まれるため、テクニカル分析によってファンダメンタルズ分析も「包括」して分析ができるわけです。

ですので、やはりFXのデイトレで勝つためにはテクニカル分析を頼りにすれば良く、ファンダメンタルズ分析の必要性はあまり感じられないというのが率直なところになります。

追記:ファンダメンタルズ分析はバックテストができない

ここまでは、ファンダメンタルズ分析の情報が、

・同じ時間に得られない
・同じ内容を得られない

という点で、ファンダメンタルズ分析に頼るトレードでは、あらゆる視点で「不利」になるという解説をしてきました。

そんな「不利」に働く要素として、もう1つ挙げられるものがあったので、追記という形で解説させて頂きたいと思います。

基本的に、相場の原理原則は、売買注文によって値動きが発生するものにほかなりません。

買い注文が売り注文より多ければ「上昇」、逆に売り注文の方が買い注文よりも多ければ「下落」となるわけです。

その上で、注文を出すのは人間(トレーダー)になります。

もちろん、自動売買ツールであるEAはプログラミングによって自動的に注文が出されるため、その場合は注文を出すのは人間(トレーダー)ではありません。

ただ、実際のところ、そんな自動売買ツール(EA)を作っているのは人間にほかなりません。

つまり、EAはプログラミングによる自動的な注文が行われるものの、その注文を出す条件などのタイミングは、すべて同じ人間である制作者が予め意図したものになるわけです。

ゆえに、相場に売買の注文を出しているのは人間であると書かせて頂きました。

人間であるトレーダーが注文を出し、その注文によって売買注文の強弱が生じ、それにより値動きが発生するということです。

その上で、トレーダーが出す注文は、

「上がりそうだからロング(買い)しよう」
「そろそろ下がりそうだからショート(売り)しよう」

など、トレーダー自身の「思考」が関与していることは間違いありません。

そして、そんな「思考」は「心理」から生まれるている事は紛れもない事実だと思います。

心理から思考が生じ、その思考が注文に影響を与え、最終的に値動きにも影響を及ぼしているので、つまりは人間心理が値動きそのものを作っているわけです。

その上で、そんな人間心理は「不変性」があります。

不変ということは、過去も現在も、そして未来も大きく変わることがありません。

よって、過去のチャートを用いるバックテストによる検証で導かれた規則性、ロジックは現在のチャート、今後のチャートの値動きにも不変的に通用する可能性が非常に高くなります。

だからこそ、バックテストができるテクニカル分析によって作られるトレード手法・ロジックは有効性が高いというわけです。

ですが、ファンダメンタルズ分析は、前述のとおり、分析材料となる情報を、

・同じ時間に得られない
・同じ内容を得られない

という特性があり、それは過去においても変わりません。

そのため、ファンダメンタルズ分析によるバックテストはしっかりとできないわけです。

ですので、ファンダメンタルズ分析を頼りに行うトレード手法は、そもそも高い精度を生み出せない傾向にあると私は思います。

以上から、バックテストを行えないファンダメンタルズ分析は、FXのデイトレで勝つためには不要かと考えていた次第です。

まとめ。FXのデイトレードにファンダメンタルズ分析は不要だという理由

本記事のまとめです。

ファンダメンタルズ分析は、

・同じ時間に情報を得られない
・同じ内容の情報を得られない

という避けようがない性質があるため、トレードを行う上で「不利」に働いてしまいます。

その上、ファンダメンタルズ分析はバックテストができないため、高い精度でトレードを行うことが難しいわけです。

以上から、ファンダメンタルズ分析はFXのデイトレにおいて「不利」でしかないと考えられるため、私としては「不要」な存在かと考えていました。

その上で前述のとおり、ファンダメンタルズ材料の情報は、トレーダーごとに得るタイミングが異なるため、その情報を得て売買の注文を行うタイミングも違いがあるわけです。

ですので、ファンダメンタルズ材料によって生じる値動きは、常にチャート上に徐々に盛り込まれていると考えられます。

そして、そもそもテクニカル分析はチャートの情報から分析を行うものなので、ファンダメンタルズ分析をテクニカル分析で「包括」することができるわけです。

何より、

・同じ時間に情報を得られない
・同じ内容の情報を得られない

そんなファンダメンタルズ分析とは異なり、テクニカル分析は全トレーダーが平等に見られる「チャート」をもとに分析するため、テクニカル分析は、

・まったく同じ時間に情報を得られる
・まったく同じ内容の情報を得られる

という性質があります。

そのため、金融機関に所属している敏腕トレーダーだろうが、昨日今日FXを知ったような初心者トレーダーだろうが、テクニカル分析だけは完全に「平等な土俵」で勝負ができるということです。

対してファンダメンタルズ分析は、ここまで説明したように、トレーダーによって「あらゆる差」が生じるため、「不利」な条件でのトレードになることは避けられません。

だからこそ私は、FXのデイトレにおいて、テクニカル分析のみに注力し、ファンダメンタルズ分析は「不要」だと考えているわけなんです。

そんなファンダメンタルズを抜きに「テクニカル分析のみ」で、10%前後の利益率を一度の取引で出しているデイトレ手法を、いくつか公開していました。

実際のチャートを使ってエントリーから決済まで図解しているので、以下のリンクからご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

>少額でも資産を増やせる、聖杯に近いデイトレード手法の条件。

>含み損ほぼなし。キリ番を利用した「負け知らず」の聖杯に近いFXのデイトレ手法。

>1日10%台の利益率を出すFXのデイトレードについて

>利益率15%平均を1日で稼ぐデイトレーダーたち

>少額でも資産を増やせる、聖杯に近いデイトレード手法の条件。

>【図解】水平ラインで1日10%以上の利益率を出すFXのデイトレ手法

>コツコツドカンの逆トレードについて。勝率とリスクリワードの関係から解説。

>破産注意。FXのデイトレでコツコツドカンをやって負ける原因と対策。

>最低限負けない。勝てるFXのデイトレード手法、ロジックの「最低ライン」について。

FXのデイトレードでロットを上げると勝てない(負ける)原因

杉原です。

読者さんから頂く相談の中で割と上位を占めるもので、

「FXでデイトレをしているのですが、何故かロットを上げると勝てません」
「今まで勝てていたのに、ロットを上げたら連敗して資金が一気に減ってしまいました」

という趣旨のものがあります。

FXは数百倍のレバレッジが使える海外口座を活用し、ロットを大きく上げ、その分だけ利益を一気に高める事も不可能ではありません。

ただ、どういうわけかロットを上げると、今まで勝てていたものの、急に勝てなくなり一気に資金を減らしてしまうというケースが多々見受けられていました。

そこで本記事では、ロットを上げると勝てない(負ける)原因と、それらの対策法を解説していきたいと思います。

本記事の内容を頭に入れる事で、ロットを上げても勝ち続け、さらに資金を短期間で増幅させられる「きっかけ」になると思いますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

FXでロットを上げると負けてしまう原因は、2つに分かれる

なぜかFXのデイトレでロットを上げると勝てなくなる原因としては、

精神面の問題
デイトレ手法の問題

という2つに分ける事ができます。

割とこの手の問題を議題にしているブログやサイトでは、前者の精神面のみをピックアップしていました。

ただ、意外にも急にロットを上げる事で勝てなくなるのは、「手法そのもの」に問題があるケースも実は少なくありません。

そこで本記事では「精神面」「手法面」に分けた上で、それぞれの根本原因を掘り下げながら、解決策もあわせて解説していきたいと思います。

【実践者の実績や生の声】

精神面の問題により、勝てなくなる場合

まず1つ目は精神面が要因となるケースです。

これは、普段取り組んでいるFXのデイトレ手法に、確固たる有効性があるという前提になります。

資金が増えてロットを上げていくと、その分だけ得られる利益が大きくなりますが、実はロットを上げて変わることはそれだけではありません。

ロットを上げていくことで起こる現象として、トレード途中の「含み損の桁が増える」というものがあります。

取引量(ロット数)に比例して、含み益も含み損も大きくなるので、これは避けようがありません。

桁が増える含み損により緊張することが根本の原因

そんな桁が増えてしまう含み損ですが、そもそも「含み損」はまだトレードの途中段階で確定していないものなので、これからプラ転し、利確できる可能性も普通にあるはずです。

ただ、今までにない桁の大きな含み損を目にすることで「緊張」してしまうというトレーダーも決して少なくないと思います。

プラ転して利確できれば良いですが、勝率100%は物理的にありません。

そのため、そんな桁が増えた含み損が、そのまま損切りになって自身の口座資金を減らすことになる可能性も普通にあるわけです。

そのような背景があり、見た事のない含み損を目にして緊張してしまうケースが少なくありません。

そして、そんな緊張によって、取り組んでいたデイトレ手法のルールを破り『早過ぎる決済』をしてしまう傾向が強くなります。

要は、桁違いになってしまった含み損が怖くなり、以下のような決済をしてしまう傾向があるわけです。

  • 後々、プラ転していたものの、早く損切りしてしまう事で含み損を確定させ損失を被る
  • また大きな含み損を目にしたくないために、まだ目標の利確場所まで来ていないのに、微益で利確してしまい利幅を減らす

結果、取り組んでいた有効性のあるデイトレ手法のルールを破ってしまうことになります。

今までは勝てていたのに、上記のように、

・勝率が下がる
・トータルの利幅が減る

ということにより、途端に資金が減少していくわけです。

このように、単に勝率が下がり勝てなくなるだけでなく、勝ちトレード時の利幅も減るため、資金の減少が加速してしまう傾向にあります。

精神面で勝てなくなる対処法、解決策

ロットを上げると精神面によって負けてしまう要因の対処法、解決策には、

・含み損の認識を改め金額では無くpipsを見る事
・自身が取り組むFXのデイトレ手法に確信を得る事

という2つあります。

含み損の認識を改め金額では無くpipsを見る事

そもそもトレードを行う上で「含み損」は避けては通れません。

スプレッドが存在している以上、エントリーした時点でマイナスの含み損スタートだからです。

さらに、いくら利確できる勝ちトレードであっても、エントリーした時点からまったく逆行せずに利確するということは稀だと思います。

一度は逆行して含み損が広がり、そこからチャートが波形を描きながら、含み損がプラ転して含み益になり、最終的に利確できる傾向が高いわけです。

また、デイトレにおいて、物理的に勝率100%は有り得ません。

そのため、広がった含み損がそのまま損切りになるケースも普通にあるわけです。

ですので、相応の含み損を目にすることは避けられません。

これはロットを上げてもまったく同じです。

その上で、ロットを上げても手法が同じであれば「平均的な含み損のpips」も変わることは有り得ません。

ただ、ロットを上げる分だけ、比例して含み損の「金額」は大きくなってしまいます。

そこで、金額ではなくpipsだけを見るようにすれば、余計な「不安」「緊張」は抑えられるはずです。

(MT4などの発注ツールでは収支の金額を見ず、チャートで確認できるpipsを見ていきます。)

これにより、ロットをいくら上げようとも、物理的に含み損の「金額」が見えなくなるので、緊張も不安もなく冷静にトレードができるはずです。

自身が取り組むFXのデイトレ手法に確信を得る事

緊張の根本は、

手法に絶対の確信を持っていない事
手法のルールどおりにできる確信がない事

が少なからずあると思います。

上記のような「確信」を持っていれば、たとえ桁が増えるほど含み損が大きくなっても、

・リスクリワード(損失幅:利益幅)
・勝率

は変わらないので、含み損を冷静に見つめ、決してルールを破る事ないはずだからです。

結果、今までと変わらずトレードができるので、取り組むFXのデイトレ手法に有効性があれば、いくらロットを上げたからと言って急に負ける事は基本的に有り得ません。

ただ、先ほど挙げた、

手法に絶対の確信を持っていない事
手法のルールどおりにできる確信がない事

などに該当するトレーダーは決して少なくないように思えます。

なぜ上記のような確信が持てないのか―

その辺りを掘り下げていきたいと思います。

FXのデイトレは、海外口座を使ってハイレバレッジで取り組む事により、ロットを上げられる事が可能です。

ですので、非常に短期間で資金を増やせる性質があるビジネスモデルになります。

そのため、デイトレードの「経験値」が少ない段階であるものの、一気に稼ぎが膨らむ事も少なくありません。

ただ、経験値が少ないということによって、

手法に絶対の確信を持てないまま、資金が増えてしまった
手法のルールどおり完全にできないまま、資金が増えてしまった

というパターンになるケースが割と多く見受けられます。

経験値が少なければ、それだけトレード回数が少ないので、その分だけ手法への「確信」が持てないからです。

ただ、経験値が多くなりトレード回数も比例して増えれば、上記の確信を得ることは自然にできると思います。(もちろん、取り組むFXのデイトレ手法に有効性があるという前提ですが)

そこで対策としては、

手法に対する絶対の確信
手法のルールどおりにできる確信

という2つを満たすまでは、心地良いロットで取り組む事を推奨していました。

心地良いロット=大きな含み損が発生してもまったく動じないロット数

このような確信はどうしてもトレーダー個人の「感覚」によるものなので、どのくらいの期間が必要かは人によって同じには成り得ません。

ですので、慣れてきた段階で、少しずつロットを上げ、心地良いロットの範囲を広げていき、最終的に理想のロット数までゆっくりと上げていくことがおすすめになります。

そもそもFXのデイトレ手法に問題があることで、ロットを上げると勝てなくなる場合

先ほども少し増れた、

手法に絶対の確信を持っている
手法のルールどおりにできる確信がある

という、これら2つは満たしており、含み損の桁が増えても動じないというケースであれば、もしかすると、取り組むFXのデイトレ手法そのものに問題があるかもしれません。

そこで、ここでは精神面には特に問題がないものの、そもそもFXのデイトレ手法に問題があるという場合について掘り下げて解説していきます。

精神面は無関係で、元から手法に問題がある

前述のとおり、FXのデイトレは、海外口座を使えばハイレバレッジでロットを上げられるので、非常に短期間で資金を増やせる可能性がある事は間違いありません。

その上で、取り組むFXのデイトレ手法にそもそも有効性が備わっていなくても、極めて短期間だけなら『偶然』に勝ててしまうケースは普通に有り得ます。

そのため、偶然に偶然が重なり、物凄い短期間で資金を増やせてしまうこともあるわけです。

ただ、そもそも実践しているFXのデイトレ手法に有効性がないわけですから、実践期間が長くなるにつれ、徐々に負けが増えるのは必然かと思います。

よって、短期間で資金が増えたことにともない、ロットを上げる時期に差し掛かり、実践するFXのデイトレ手法が本来の有効性(悪い意味で)を発揮して必然的に勝てなくなるというパターンに陥るわけです。

前述の精神面とはまったく異なり、単に最初は偶然勝てていただけで、元々が有効性のない手法に取り組んでいたという問題になります。

バックテストを十分に行わないと、割とこのケースに陥りがちなので要注意です。

実践する手法に「元から有効性がない」という場合の解決策

この対処法としては、十分なバックテストを行うことで、手法を検証すること以外にベストな方法はありません。

そもそもトレードは人間心理によって行われる売買から値動きが発生し、その値動きから今後の予測を立てるものになります。

そんな根底にある人間心理は、少なくとも変わることは考えられません。

よって、本当に有効な手法は、どの期間で実践しても同じく有効であるはずです。

ですので、十分な年数のバックテストを行い、その上で取り組む予定の手法が有効性を維持できるかどうかを、しっかりと検証すべきだと思います。

その際には、最低限、ドル円とユーロドル、ポンドドルなどの主要通貨ペアでは、同じように検証する事を推奨していました。

通貨ペアが異なることで有効性が薄れるようでは、先ほど触れた「人間心理」の面から見ても、手法の有効性として不十分だからです。

もちろん、どうしても値動きの大きさには通貨ペアごとに差異が生じるため、利益率には違いが生じるかもしれません。

(ポンド円の方がドル円やユーロドルよりも明らかに値動きが大きいなど)

ただ、値動きの大きさによる違いから、利益率に差が生じても、有効性のある手法ならば通貨ペアが異なっても「勝率」に大きな変化はないはずです。

ここまで触れたように、

・十分な年数
・複数の通貨ペア

でしっかりとバックテストの検証を行い、有効性の確認ができれば、そのデイトレ手法は高い有効性を維持することができる手法になります。

その上で、バックテストに加え、本番環境でのフォワードテストでも有効性の維持を確認し、合格できれば完璧です。

まとめ。FXのデイトレードでロットを上げると勝てない(負ける)原因。

本記事のまとめです。

FXのデイトレードでロットを上げると勝てない(負ける)原因としては、

精神面の問題
デイトレ手法の問題

に分かれます。

【精神面の問題】

ロットが上がる事で含み損の桁が増えて緊張することで、

・後々、プラ転していたものの、早く損切りしてしまう事で含み損を確定させ損失を被る
・また大きな含み損を目にしたくないために、まだ目標の利確場所まで来ていないのに、微益で利確してしまい利幅を減らす

という決済をして、徐々に資金が減ってしまいます。

対策としては、

・含み損の認識を改める事(金額ではなくpipsに着目する)
・自身が取り組むFXのデイトレ手法に確信を得る事(徐々にロットを上げながらトレード回数を増やしていく)

の2つを解説しました。

【デイトレ手法の問題】

海外口座を使えばハイレバレッジによってロットを上げられるため、本当は有効ではなかった手法でも極めて短期間だけならば偶然勝てていただけでも、資金を一気に増やす事ができます。

ただ、資金が増えてさらにロットを上げた時期と重なる時期に、徐々に本来の有効性(悪い意味)を発揮し、必然的に勝てなくなってくるわけです。

この対策法としては、十分な年数と複数の通貨ペアによるバックテストとフォワードテストを行い、本当に有効な手法を確立する事にほかなりません。

以上、本記事のまとめとなります。

当ブログでは実際に成果を出しているデイトレード手法について、エントリー場所も含めたロジックをいくつも公開していましたので、良ければ下記からご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>資金1万から500万に少額から一気に増やしたデイトレ手法の解説

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>チャネルラインだけで勝てる「3点目」を狙ったデイトレ必勝法

>【一度で約100pips】戻り高値を使った逆張りデイトレード手法

この時間帯のみでも十分。FXのデイトレードで利益率と勝率が高い時間帯とは。

杉原です。

今回の記事では、FXのデイトレードにおいて「勝率」だけではなく「利益率」も高い、そんなトレード効率の良い『時間帯』に関して、原理原則を踏まえて解説していきたいと思います。

仮に勝率が低い上に値動きが悪い、そんな効率の悪い時間帯でFXのデイトレを行っていれば、その分だけ得られる収入が低くなる可能性がありますが、これから解説する時間帯に変更していくだけでもパフォーマンス向上が見込めると言っても過言ではありません。

そのような視点で見て、特に本記事はすべてのデイトレーダーにとって必見の記事内容です。

時間帯によってトレード成績が高まるため、実際にその時間帯で私自身が実践していることはもちろん、私のデイトレ手法を継承したクライアントの方々にも、まずは今回の記事で解説する効率の良い時間帯でのデイトレを推奨していました。

それでは早速、記事の方に入っていきましょう。

FXのデイトレにおいて「勝率」「利益率」を高める時間帯に必要な要素

そもそもFXのデイトレードは、分単位などのような短い時間でトレードを完結するスタイルです。

その上で勝率や利益率を高めるために用いる分析法には、

ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析

がありますが、ファンダメンタルズ分析のように国の経済動向や政治的な材料は、長い目で見た「上昇」「下降」の傾向を読む事に適しているため、短期トレードであるFXのデイトレにはファンダメンタルズ分析は『不向き』になります。

そういった面から、基本的に分単位で完結させる短期トレードのデイトレは、テクニカル分析が基本となっているということです。

そんなテクニカル分析を前提とする上で、FXのデイトレードで「勝率」「利益率」を高めるには、高い精度でテクニカル分析が効きやすい事が条件になってきます。

なぜなら、勝率を高めた上で、

目標の利幅を取る
損失額を抑える

ということによって利益率もあわせて向上させるのは、テクニカル分析による『値動き予測の精度』に他ならないかるです。

よって、テクニカル分析が

効きやすい
効力を発揮しやすい

そんな条件が成り立つ時間帯こそが、FXのデイトレードで勝率と利益率を高めやすい時間帯と言えるということになります。

FXにおいてテクニカル分析が効きやすい、そんな時間帯とは

率直に答えを申し上げますと、下図のようにロンドン市場とニューヨーク市場が重複する時間帯の21時頃~翌2時頃が、テクニカル分析が効きやすい事によって、勝率と利益率の向上を計りやすい時間帯です。

参照元:https://www.gaitame.com/beginner/qa_lesson5.html

ロンドン市場とニューヨーク市場の重複時間帯

そこには深い原理原則があるので、その辺りを掘り下げながら、なぜ上記の時間帯が有効なのかを解説させて頂きたいと思います。

なぜロンドン市場とニューヨーク市場の重複時間帯なのか?

ロンドン市場(イギリス)とニューヨーク市場(アメリカ)が重複する時間帯は、参加トレーダーの数が多い事でテクニカル分析の有効性が高まる傾向にあるからです。

この重複時間帯におけるロンドン市場はEU圏、ニューヨーク市場はアメリカ全土であり、これらを総合した人口の多さに比例してトレーダーの数も圧倒的に多く、ほかの時間帯とはまったく比較にはなりません。そもそもテクニカル分析は、全トレーダーの人間心理から生まれる「統計」をもとにして、値動きを予測する分析法です。

移動平均線、ボリンジャーバンド、MACDなど・・・さまざまなテクニカル指標があるものの、そのすべては、「今まで」の値動きデータを統計した上で、「今から」の値動きを予測する形になっています。

そんなテクニカル分析のような「統計」は、母数(分母)の数が大きいほど精度・有効性が高まる性質だからこそ、相場における母数である参加トレーダーが多ければ多いほど、テクニカル分析が効きやすいということです。

母数が多いほど統計の有効性が高いわけ

統計において、母数が多いほど精度・有効性が高い原理原則について簡単に解説させて頂きます。

例として、コインを投げて表が出る確率は単純に50%です。

ただ、コインを3回しか投げない場合(母数は3)、表が3連続で出る事は十分に有り得ると思います。

その場合、『3分の3』という計算で表が出る確率は100%になってしまい、本来は50%であるはずの確率が、見当違いの100%になるという精度・有効性の低い統計結果になってしまいました。

逆に、3回とも表ではなく裏が出る事で、『3分の0』という計算により、表が出る確率が0%になる可能性も普通にあるはずです。

このように3回しか投げない=母数が3のみという非常に少ない数だからこそ、統計の結果が精度・有効性の低いものになってしまったわけです。

極端な例ですが、コインを投げる回数(母数)を1000万回ほどに増やせば、「コインの表が出る確率」は確実に50%に近付きます。

この例のように、母数を増やせば増やすほど、母数が多ければ多いほど、統計の精度・有効性が発揮されるということです。

ほかの時間帯はどうなのか?

FXは土日を除き本来は24時間トレードが可能です。

ただ、先ほど解説した参加トレーダーが最も多くなる時間帯である、ロンドン市場とニューヨーク市場の「重複時間帯」ではない時間帯は、残念ながら参加トレーダーの数が少なくなります。

そのため、前述のとおり「統計」は母数の数が精度・有効性の高さになるため、ロンドン市場とニューヨーク市場の「重複時間帯」と比べ、それ以外の時間帯はテクニカル分析の効き目が弱いということです。

ですが、

・ロンドン市場の午前中(16時頃~18時頃)
・東京市場の午前中(9:00~11:00頃)

は相応の参加トレーダーがいるため、日本時間の深夜~朝方に比べるとテクニカル分析の有効性はあります。

ただ、前述のとおり、ロンドン市場とニューヨーク市場の「重複時間帯」の方が圧倒的に参加トレーダーの数が多い事は紛れもない事実にほかなりません。

ロンドン市場とニューヨーク市場の「重複時間帯」における懸念点

繰り返しになってしまいますが、この時間帯は参加トレーダーの数が異常に増えるので、統計の観点からテクニカル分析の効き目が高まります。

ただ、

「この時間帯は値動きが大きく、損切りが多くなるので勝率が下がるのでは?」

という懸念点もあるかもしれません。

確かにこの時間帯は、他と比べても値動きが大きい事が特徴で、値動きの大きさはほかの時間帯と比較しても群を抜いています。

ですので、トレーダーによっては、値動きの大きさが要因になり損切りが増え、勝率が下がるのではないかという不安を抱える事もあると思えるわけです。

ただ、実際のところ、損切りになるかどうかは、そのトレーダーが取り組むFXのデイトレード手法そのものによって左右される問題でしかありません。

むしろ、優秀なFXのデイトレ手法・ロジックであれば、ロンドン市場とニューヨーク市場の「重複時間帯」はテクニカル分析が効きやすいことで高まる勝率はそのままに、値動きが大きいほど、利幅を大きく取れるというメリットがあります。

ゆえに、その分だけ「利益率」が高まるというわけです。

まとめ。FXのデイトレードで利益率と勝率が高い時間帯。

本記事では、FXにおけるデイトレで「利益率」「勝率」が高い時間帯として、「ロンドン市場とニューヨーク市場の重複時間帯」を解説してきました。

その原理原則としては、この時間帯は参加トレーダーの数が非常に多いため、統計をもとにしてるテクニカル分析が効きやすいからです。

テクニカル分析の効き目が高いということは、値動き予測の精度が高いという事を意味しています。

そのため、単純に「勝率」が高まるというわけです。

その上で、この「ロンドン市場とニューヨーク市場の重複時間帯」は値動きの大きさも群を抜いているため、有効性の高いFXのデイトレ手法でFXに取り組めば、勝率の高さはそのままに、得られる利幅が大きくなります。

よって、「利益率」も高まるということです。

このように「ロンドン市場とニューヨーク市場の重複時間帯」は、

・勝率
・利益率

がともに向上させられる余地が非常に高い時間帯と言えると思います。

デイトレの手法によっては、この時間帯のみでも10%台(1日あたり)の利益率を出す事は決して不可能ではありません。(もちろん、複数の銘柄、通貨ペアを扱ってこその話ですが)

実際にそのような高い利益率を一度の取引で出している、デイトレ手法に関して、ロジックをブログ内で公開していました。

エントリーから決済まで実際のチャート図を用いて図解しているので、ぜひ下記の記事もお読みになってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

警告。FXのデイトレに聖杯(必勝法)が存在しない4つの理由。

杉原です。

FXのデイトレードに限らず、トレード・相場の世界では、勝率100%の必勝法=聖杯という「夢」のある言葉が存在しています。

その上で、この必勝法である『聖杯』を追い求めるトレーダーは決して少なくありません。

確かに、

「このパターンで買えば、100%稼げる」
「このサインが出た時点で売れば、絶対に負ける事はない」

のようなトレード手法・ロジックがあれば、トレードに携わる誰しもが欲するものだとは思います。

相場に対して何のストレスや不安もなく、ただ機械的にエントリーすれば必ず勝てるわけですから。

ただ、FXのデイトレにおいては、そんな「聖杯」は残念ながら存在しないと私は考えています。

要するに、勝率100%の必勝法であるFXのデイトレード手法・ロジックは「有り得ない」ということです。

聖杯という「夢のある話」を冒頭から打ち砕くようで申し訳ありません。

今回は、FXのデイトレードにおいて勝率100%の必勝法である聖杯が存在しない事を、明確な理由を踏まえて解説していきたいと思います。

FXのデイトレで聖杯=必勝法が存在しない理由

私が聖杯=必勝法の存在を有り得ないと言い切れる理由は、下記の4点です。

  • 全員が同じ指標を使っていない
  • トレーダー1人につき1票ではない
  • 突発的なファンダメンタルズ材料が入る
  • 政府の介入が急に起こる事がある

では、それぞれを1つずつピックアップし、掘り下げて解説していきたいと思います。

一応、本記事はFXのデイトレードに特化した記事内容となっています。

ただ、聖杯の存在がない事は、株・仮想通貨・先物などを含めたそのほかの銘柄、およびスイングトレードなど別のトレードスタイルでも同じです。

あなたのトレードするスタイルや銘柄がどんなものであろうと、本記事で解説する聖杯が存在しない理由の内、どれか1つにでも該当すれば、勝率100%の必勝法は有り得ないと言い切れます。

そういった面からも、すべてのトレーダーにとって重要な記事になると思いますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

全員が同じ指標を使っていない

勝率100%というのは、値動きを完璧に読む事にほかなりません。

その上で値動きは、全トレーダーの売買注文を総合して発生するため、すべてのトレーダーの動向を読む必要があるわけです。

ですので、仮に、すべてのトレーダーが

・まったく同じ指標のみを使う
・たった1つの指標以外は使用が許されない

という状況であるならば、全トレーダーの動向を読める余地がある事は0ではありません。

ただ現実問題、そもそもテクニカル指標は山のように存在するため、各トレーダーごとに使っているテクニカル指標は普通に異なると思います。

加えて、テクニカル指標を一切使わず、ファンダメンタルズ分析のみでトレードを行うトレーダーも0ではありません。

よって、相場の世界において、トレーダーの誰もが同じ分析指標を使っているとは限らないわけです。

特にFXのデイトレードでは、

・通貨の強弱
・各国の経済指標
・オーダーブック(注文板のようなものでOANDAが有名)

などを利用したFXのデイトレ手法も存在するため、余計にトレーダーごとの「判断基準(指標)」が異なるわけです。

また、そのテクニカル指標にしても、ファンダメンタルズ指標にしても、同じ指標を各トレーダーがまったく同じ使い方で見ているとも限りません。

要するに、指標のパラメータも異なれば、指標から判断する売買の条件(ロジック)もトレーダー次第によって異なるということです。

さらに、トレーダーにつき指標は1つとも限りません。

いくつかのテクニカル指標を組み合わせるということが普通に有り得ます。

むしろ、複数のテクニカル指標を組み合わせる事で、勝率(精度)を上げようとするトレーダーは少なくありません。

以上、各トレーダーごとに、

使っている分析指標が異なる
指標の使い方が異なる
指標の組み合わせが異なる

という事情があるため、100%の精度で各トレーダーの動向を読む事は不可能なので、聖杯が存在しないと私は考えていたわけです。

【実践者の実績や生の声】

トレーダー1人につき1票ではない

先ほど解説した、トレーダーごとに使っている判断指標の違いや、使い方や組み合わせの差異と同じく、各トレーダーの『資金量』も異なります。

そして、資金量が異なれば、取り組む手法をもとに、実際にトレードを行う際の「ロット数」もトレーダーごとに違いが生じるわけです。

要するに、トレーダー1人につき1票ではないということ。

そもそも相場は売りと買いの「人気投票」のようなもので、投票(注文)が多い方に値動きが発生します。

その上で、トレーダーごとの「資金量」と「ロット数」の違いは確実に存在し、ロットが違えば注文(投票)する数量も異なるため、トレーダーによる「注文量」の予測は残念ながらできません。

中には「途方もない資金」を持つトレーダーもいますし、ファンドをはじめとする個人以外のトレーダーになれば、比べようのないほど異常な資金量を持っています。

特にFXのデイトレードであれば、後に説明する信じられない資金を使って相場を支配する「政府の介入」もあり、一般トレーダーが予想もできない注文量でチャートを意図的に動かす動きもあるほどです。

それこそ、トレーダーの口座をハッキングしなけば各トレーダーの「注文量」を予測することはできません。

そもそもハッキングは犯罪行為なので論外ですので、やはり各トレーダーのロット数や注文量を読む事は不可能だと思います。

よって、万一にも法律が変わり、

・まったく同じ指標のみを使う
・たった1つの指標以外は使用が許されない

という法案が可決されて全トレーダーの「売買の動向」を完璧に読めたとしても、トレーダーごとの「注文量」を読む事はできないため、結局は完全に値動きを予測することは不可能なわけです。

以上、1人につき1票ではないという点が、聖杯が存在しない2つ目の理由となります。

突発的なファンダメンタルズ材料が入る

まず、FXにおいて、値動きに影響を及ぼす可能性が高いファンダメンタルズの材料としては、以下が代表的な要素です。

  • 国家の経済状況
  • 経済的に大きなニュース
  • 要人の発言
  • 大災害を含めた大きな事件

上記の4つが、実際にFXにおける各通貨ペアの値動きに影響を与え、多くのトレーダーが売買判断の基準にする傾向にあります。

その内、

経済的に大きなニュース
要人の発言
大災害を含めた大きな事件

などは、『突発的』に起こるものです。

ですので、上記のような突発的に起こるファンダメンタルズ材料による「値動きへの影響」は、事前に予測ができません。

その上、そんな突発的に起こるファンダメンタルズ材料が発生した後は、相場(チャート)は異常に大きな値動きを見せます。

何より、その際には、

・スプレッドが異常に拡大する
・スリッページが異常に大きくなる

という、FXのデイトレードにおいて非常に「不利」となる状況が発生するわけです。

これらは、決して2,3pips程度の小さなものではありません。

二桁台になる事も普通にあります。

その時点で、自身が取り組んでいるデイトレ手法の損切り条件が成立してしまう可能性も十分にあるわけです。

以上、

・予測不能な大きな値動きに突然巻き込まれる
・スプレッドやスリッページが2桁レベルまで急に広がる

などの可能性があり、これらが損切りの要因に大きく成り得るため、「突発的なファンダメンタルズ材料が入る」ということによっても聖杯の存在が有り得ないと私は考えていました。

ただ、FXのデイトレードでチャート画面を開きパソコンを付けっ放しにしていれば、突発的に起こるファンダメンタルズ材料が発生しても、

・今からのエントリーは回避する
・ポジションを持っていて、それが含み益が出ていても即座に利確する

などをすれば、損切り=負けは普通に避けられるかもしれません。

ただ、すでにポジションを持っている状況において、そのポジションが含み損を抱えていた場合、即座に手仕舞いすれば、その時点で「負け」が確定してしまうので「聖杯」にはならないわけです。

もちろん、突発的に起こったファンダメンタルズ材料の影響により、含み損が含み益になる、いわゆる「プラ転」となる可能性も0ではありません。

ただ、その逆で、さらに含み損が大きく広がる可能性も同じだけ存在しています。

つまり、確率は五分五分の50%だということです。

よって、いくらパソコンに張り付いたとしても、高い確率で損切りに至る可能性があるため、この観点で見ても、やはり聖杯は有り得ないと思います。

政府の介入が急に起こる事がある

FXではトレーダー以外の存在である政府の介入、文字とおりの「政府介入」が存在します。

そもそもFXにおけるトレード対象(銘柄)は、下記のように国の「通貨」同士をペアにしたものです。

  • ドル円(USD/JPY):ドル(USD)+円(JPY)
  • ユーロドル(EUR/USD):ユーロ(EUR)+ドル(USD)

その上で、そんな通貨は、各国の貿易を含めた外交などにも大きな影響を及ぼします。

そのため、通貨のレート(価格)は国の財政を含めた政治にまで大きく影響するということです。

その上で、あまりにも国にとって通貨レートが悪影響になる場合には、政府が相場に介入し多額の資金を投入して意図的にレートを調整します。

仮に、レートが低過ぎる場合には途方もない買い注文を出して、レートを上げるわけです。

逆にレートが高すぎる場合は、同じような原理で売り注文を出してレートを下げ始めます。

そんな政府介入で起こる値動きは、先ほど説明した突発的に起こるファンダメンタルズ材料の倍以上となる値動きです。

数百pips以上は当たり前の値動きなので、仮に損切りを我慢して耐えたとしても、大抵の場合は取引口座側の「強制ロスカット」に巻き込まれる事は避けられません。

そうでなくとも、取り組んでいるFXのデイトレ手法・ロジックにおける損切り条件が成立し、負けトレードになる可能性が大いに有り得ます。

もちろん、政府介入の影響で起こる「異常過ぎる値動き」で、元々の含み損だったポジションが、逆にプラ転して大きな含み益になる可能性も決して0ではありません。

ただ、その確率は五分五分でしかないですので、決して期待できるものではないと思います。

そして何より、政府の介入自体はいつ来るかが分かれば、備えようがあるものの、正確に予測することはできません。

おそらく、政府介入のタイミングは、政府の上層部以上で本当に上の上にいる人達しか知り得ない情報だと思います。

以上から、政府介入による影響でも、勝率100%の必勝法である聖杯は成り立たないと私は考えていました。

FXのデイトレに聖杯はないが、必勝法に頼らずとも勝ち続ける事は十分に可能。

以上、本記事では下記4つの理由から、FXのデイトレードにおいて勝率100%の必勝法である聖杯は「存在しない」という事を解説させて頂きました。

  • 全員が同じ指標を使っていない
  • トレーダー1人につき1票ではない
  • 突発的なファンダメンタルズ材料が入る
  • 政府の介入が急に起こる事がある

専業のトレーダーとして長く勝ち続けている人の中に、勝率が100%の方は当然ながら存在しません。

専業でFXのデイトレードを生業にしている私自身も、勝率100%ではなく、90%程度です。

私自身も含め、勝ち続けている専業のトレーダーは、

・勝率
・リスクリワード(損失:利益)
・取引数量(ロット数)

などのバランスを取り、負けを許容した上で、最終的に残る利益をより高めるようなロジックでトレードしています。

100回中100回勝てる、1000回中1000回勝てるような「聖杯」をいくら探しても、本記事で解説したとおり「物理的」に見つかりません。

数年、数十年、一生を「聖杯探し」に捧げても手にすることは不可能だと思います。

トレードで勝つべくして勝つためには、まず聖杯の存在を頭の中から「消去」することがスタートラインです。

その上で、長期的に有効性のあるトレード手法を手にすることが、専業トレーダーとして生き残れる必須の要素だと思います。

実際のところ、勝率が高くなくとも、リスクリワードやロット数を高める事で、トータルで残る利益を大きくすることは不可能ではありません。

現に、勝率がそれほど高くない5,60%程度でも、専業トレーダーとして勝ち続けている人もいるほどです。

たとえば、勝率60%、リスクリワードが1:1ならば、そのトレード手法は長期的に続ければ必ずプラスになる計算が成立します。

当ブログでは、それ以上の勝率で、取引1回あたりで10%前後の利益率を現在進行系で出しているデイトレ手法を記事内で解説していました。 実際のチャートを使ってエントリーから決済まで図解しているので、ぜひ以下からご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

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勝つためのデイトレードにおける「経済指標」の有効な活用方法

杉原です。

特にFXのデイトレードを実践する上で、毎日のように発表される「経済指標」との付き合いは欠かせません。

デイトレーダーの中には、好んで経済指標を活かしてFXのデイトレードに取り組む人もおられます。

その反面、割と多くの読者さんから、

「FXのデイトレで経済指標はどのようにとらえたらいいですか?」

という内容の相談も寄せられるため、多くのデイトレーダーが経済指標との関わり方・付き合い方、および活用方法に対して「不安」を感じておられるのだと思っていました。

そこで今回は、FXのデイトレードにおいて、勝つためには経済指標をどのように活用していけば良いかを解説していきたいと思います。

FXのデイトレと経済指標の関係性

基本的に経済指標はほぼ毎日のように、どこかの国のものが発表されています。

そのため、経済指標の発表がない日は珍しいと言っても過言ではありません。

つまりは、日々FXのデイトレを実践する上で、何かしらの経済指標が関わってくるということです。

そんな経済指標ですが、FXにおけるレート、値動きに大きく関わってきます。

具体的なFXと重要視される経済指標との関係性は以下のとおりです。

  • 発表される15分ほど前から、関わる通貨ペアの取引量が激減する
  • 指標に関わる通貨ぺアが、発表された直後から不規則で荒く大きな値動きを見せる
  • 発表後15分後辺りまでは、関わる通貨ペアの値動きが不規則に荒くなる

上記が重要な経済指標が発表される前後のFX通貨ペアに与える影響です。

仮にアメリカ関連の重要指標だとした場合、アメリカ通貨の「ドル」が関わる、

・ドル円
・ユーロドル
・ポンドドル

など、これら以外にも通貨ペアに「ドル」が入っているものは少なからず影響を受けます。

そして、それらの影響を受ける通貨ペアは、多くのトレーダーが様子を見るために、

・一旦エントリーを避ける
・持っていたポジションを解消する

などの行動を取る事で、指標発表の時刻が22:00だとしたら、その15分ほど前である21:45には大幅に取引量が減ってしまうわけです。

そして、いざ経済指標が発表されると、約15分後くらいまでは、突発的に不規則で大きな値動きが発生します。

その不規則な動きは、指標が発表される前までの「相場の流れ」を完全に「無視」した非常に荒い値動きです。

以上を踏まえた上で、実際に私自身も行っている、FXのデイトレにおける経済指標の活用法について解説していきたいと思います。

FXのデイトレにおける経済指標の活用法

私が行って推奨もしている、FXのデイトレードでの経済指標の活用法、関わり方は以下の2つです。

  • 重要な経済指標ではない場合は「無視」
  • 重要な経済指標が発表される前後15分以上は徹底してトレードを避ける

それでは、この2つに関して掘り下げて解説させて頂きます。

重要な経済指標ではない場合は「無視」

ほぼ毎日のように、FXにおいて経済指標が発表されていますが、各指標の「重要度」はそれぞれまったく異なります。

そんな重要度ですが、重要ではない経済指標であれば、ないものとして完全に無視していました。

重要性の低い経済指標であれば、そもそも注目しているトレーダーが非常に少なくなります。

そのため、基本的に先ほど挙げたような、

発表される15分ほど前から、関わる通貨ペアの取引量が激減する
指標に関わる通貨ぺアが、発表された直後から不規則で荒く大きな値動きを見せる
発表後15分後辺りまでは、関わる通貨ペアの値動きが不規則に荒くなる

などの影響がないからです。

ですので、経済指標がない通常時と同じようにFXのデイトレードを行っていす。

その経済指標にける「重要度」ですが、私は下記のサイトを参考にしていました。

みんかぶFX→https://fx.minkabu.jp/indicators

みんかぶFX

上記サイトでは、「経済指標カレンダー」として、その日~数日後までに発表される経済指標における下記の情報を掲載してくれています。

  • 経済指標の名称
  • 国名
  • 時間
  • 重要度
  • 前回の値動き
  • 指標の数値予想
  • 指標の数値結果

その上で私は、「経済指標の名称」「国名」「時間」「重要度」をチェックしますが、重要度が★3以下であれば重要性が低いとみて、無視していました。

上図であれば、「アメリカ・貿易収支 12月」以外の、

仏・貿易収支 12月
カナダ・国際商品貿易 12月

は無視するということです。

この「みんかぶFX」さんが発表している『経済指標カレンダー』は、何年もの運営歴がある事から、非常に多くのトレーダーが注目しているサイトとなっています。

そのため、重要度の高い指標ほど影響を受けやすく、逆に重要度が低いとされている指標は、ほとんど影響がないわけです。

以上、『重要な経済指標ではない場合は「無視」』という1つ目のデイトレにおける経済指標の活用法を解説させて頂きました。

重要な経済指標が発表される前後15分以上は徹底してトレードを避ける

続いての指標を活用する方法としては、指標発表の前後15分以上はトレードを行わないという戦略になります。

規則性がなく、荒く大きな値動きになる以上、ロスカットに遭遇する危険性を考慮し、ポジションを持たないようにしたいからです。

ロスカットだけではなく、自身のデイトレ手法における「損切り条件」にも、テクニカル分析とは異なる予期せぬで触れてしまう可能性もあります。

そもそも重要指標の発表前には、参加トレーダーが激減して取引量が大きく減少するため、値動きがほとんどありません。

仮にエントリーしても、なかなか利確ができないだけではなく、損切りにもならず、ダラダラとポジションを持ち続けるだけになってしまいます。

その上、参加トレーダーが減少するという事で、重要指標の発表前には、統計をもとにしているすべてのテクニカル分析における「効き目」がほとんど効力を持ちません。

ゆえに、発表前にはテクニカル分析をもとにした自身のデイトレ手法・ロジックの有効性が薄れてしまうわけです。

そして、指標の発表直後から15分後くらいまで、テクニカル分析の効き目が弱まる現象は続きます。

それまでの「相場の流れ」を踏まえたテクニカル分析を『無視』した上で、重要指標の「数値」のみで値動きを判断してトレードするデイトレーダーが非常に多くなるからです。

参加トレーダーが多くなるものの、テクニカル分析ではなく「指標の数値」をもとにした売買判断を行うため、15分間ほどはまったくもって不規則な値動きになってしまいます。

発表の前後15分ほどは、テクニカル分析の有効性が非常に薄くなるため、普段取り組んでいるFXのデイトレ手法・ロジックが通用しにくくなるわけです。

ですので、発表前後15分ほどの間にトレードすることは、

完全なる『ギャンブル』

だと私は考えています。

そんなギャンブルのようなトレードを続けてしまえば、普段のデイトレで「コツコツ」と積み上げている利益を、重要指標の影響で一気に「ドカン」と失う可能性も少なくありません。

そうなれば、多くのトレーダーが負けている要因である「コツコツドカン」となってしまいます。

また、重要な経済指標が発表される前後は、

・スプレッドが拡大する
・スリッページが大きくなる

ということもあり、FXのデイトレにおいては非常に「不利」に働くため、これらもトレード自体を回避する理由の一部になっていました。

基本的には、発表される指標の国が発行している「通貨」が関わっている通貨ペアのトレードを回避するようにしています。

「アメリカ・貿易収支」であれば、アメリカの通貨である『ドル』が関わる通貨ペアが影響を受けるからこそ、

・ドル円
・ユーロドル
・ポンドドル

など、ドルが入っている通貨ペアのトレードを避けるわけです。

ただし、非常に多くのトレーダーが注目している重要指標である「アメリカ雇用統計」などをはじめ、重要度が異常に高い指標であれば、全通貨ペアに影響がおよびます。

そのため、ここまで説明したようなテクニカル分析が効きにくくなる状況が、すべての通貨ペアに起こるわけです。

ですので、「雇用統計」のように異常な重要度の指標であれば、関連する通貨ぺアだけではなく、全通貨ペアのトレードを回避する事を推奨していました。

まとめ。FXで勝つためのデイトレにおける経済指標の活用法。

以上、本記事では、FXのデイトレードにおいて経済指標を活用する方法について解説してきました。

その中で、みんかぶFXというサイトの「経済指標カレンダー」を参考に、重要度の高い指標が発表される15分前後は、

・テクニカル分析が効きにくくなる
・スプレッドが拡大する
・スリッページが大きくなる

など、FXのデイトレにおいて「不利」に働き、ギャンブルのようなトレードになってしまうため、関連する通貨ペアのトレードを避けるという活用法を説明した次第です。

逆に、重要度が低い場合は、無視して普段とおりのデイトレードを行うということでした。

ただ、ここまでの内容は、有効なトレード手法に取り組むことが大前提の話でした。

そんな有効度の高いトレード手法として、取引1回あたりで10%前後の利益率を現在進行系で出しているデイトレ手法を、記事の中で解説しています。

エントリーから決済まで実際のチャートを使って図解しているので、ぜひご覧になって参考にしてみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

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最低限負けない。勝てるFXのデイトレード手法、ロジックの「最低ライン」について。

杉原です。

以前の記事では「トレード手法」「ロジック」の構築法を公開し、それなりの反響がありました。

その上で、

「勝てるデイトレード手法の最低ラインはどのくらいですか?」

という質問を割と何度も頂くようになり、今回の記事で取り扱っていこうと思った次第です。

少なくとも、月利300%超えなどのトレード手法のように大きく勝てるロジックは、そうそう短期間でいくつも開発はできるものではないと思います。

ただ、『最低限勝てるトレード手法』であれば、上記のような優秀なロジックに比べて「短期間」に「複数」の開発は不可能ではありません。

仮に、長い年月を掛けて非常に優秀なロジックの開発をするのならば、最低限勝てる、言わば「最低ライン」のデイトレード手法を短期間に複数個作る事も「有り」と思います。

なぜなら、デイトレードのようにポジションを持つ時間が極めて短期間であれば、複数のロジックを『並行」して取り組めるため、利益率の向上を見込めるからです。

スイングトレードのようにポジション保有時間が長ければ、複数のトレード手法同士がエントリーのタイミングを「競合」してしまう傾向が非常に高いため、いくつもロジックを用意しても、トレード回数が増えずに利益率の向上もあまり見込めません。

【実践者の実績や生の声】

対してポジション保有の時間が極めて短いデイトレの場合であれば、別の手法同士でエントリーのタイミングが「競合」する可能性が低くなります。

そのため、いくつものデイトレ手法を同じ口座で「並行」して取り組む事で、それが利益率の向上に繋がるわけです。

というわけで、今回は利益率の向上に直結する、並行して取り組める最低限勝てるFXのデイトレ手法における、

「最低ライン」とはどのようなレベルか?

について記事を進めていきたいと思います。

最低限勝てる、そんなデイトレード手法の最低ラインとは

まずは、そもそもトレードにおける「勝ち」について、その定義を前提として明確にしておきましょう。

トレード1回程度の勝ち負けではなく、「月」「年」など、

一定期間における合計利益ー合計損失がプラス

である事が、トレードにおける「勝ち」という定義で統一したいと思います。

その上で、以下が、最低限は勝ちと言えるFXのデイトレード手法における、条件の一例です。

  • リスクリワードが1:1以上
  • 勝率が5割以上

仮にリスクリワード(損失:利益)が1:1ならば、勝率が5割を少し上回るだけでも、最低限は勝てるロジックと言えます。

ただし、スプレッドや手数料と言った、いわゆる「取引コスト」を含めての話です。

情報商材をはじめ、ブログやTwitterなどネット上では、

「勝率98%!」

など、勝率をアピールする人が決して少なくありません。

勝率が9割強というのは普通に凄いことです。

ですが、最低ラインで勝てれば良いというFXのデイトレード手法であれば、前述のとおりリスクリワードを1:1以上に保てるのなら、勝率は50%を下回らなければ「十分」ということになります。

そんなリスクリワードを維持できるのであれば、勝率に関しては、90%どころか80%、さらには60%すらも不要だということです。

こう考えると、最低ラインのロジックを作ることはとても「楽」に感じないでしょうか?

50%の勝率を上回れば良いということは、コインで裏表が出る確率よりも少し高ければ良いわけです。

さらに言えば、勝ち負けそのものが「50%」なので、50%の条件をクリアすることはそれほど難しくはないと思います。

むしろ70%、80%、さらには90%を超える勝率のロジックを考えるよりも、最低でも50%を超えるロジックの方が圧倒的に開発は「容易」になるはずです。

言い換えれば、最低限50%の勝率を切らなければ良いということになります。

もちろん、リスクリワードが1:1を維持することは欠かせません。

ただ、リスクリワードが1:1というのは、

平均の損失幅=5pips
平均の利益幅=5pips

という程度でも、比率は1:1なので十分に合格点になります。

そのため、損失幅が5pipsに対して利益幅が10pipsのような「リスクリワード1:2」という高度なロジックを考える必要もないというわけです。

それどころか、リスクリワードは1:1で合格ラインなので、損失幅5pipsだとしたら利益幅は6pipsも要りません。

このように、最低限勝てるロジックで良いというのであれば、勝率50%という最低ラインと同様にリスクリワードに関してもハードルは非常に低いというわけです。

トレードの「頻度」も重要なポイント

ただ、ここまでお伝えした『最低限勝てるFXのデイトレード手法』における

勝率50%を切らない
リスクリワード1:1を維持する

という条件に加え、

トレード回数(頻度)

も忘れてはいけません。

物凄い極論ですが、「勝率50%」「リスクリワード1:1」という最低ラインのデイトレ手法において、トレードの頻度=トレード回数が月に1回では、あまりにも残念なロジックと言わざるを得ません。

もちろん、それでも最低限勝てる事は確かです。

ですが、上記のような月1しかトレードチャンスがないようなFXのデイトレ手法では、その手法を1年間ほど続けた結果、やっとの事で収支がプラスになる見込みが出てきます。

いくら並行して複数のデイトレ手法を取り組むとしても、この程度のトレード頻度ならば、数10個~100個単位の別手法を用意して並行しなければ、月単位でそれなりの勝ちは見えてきません。

また、仮に10個もの手法を並行しようとすれば、さすがに頭が混乱し、それぞれの手法をルールどおりにしっかりと実践できないという事態に陥る可能性も考えられます。

以上から、現実的なレベルで考えて、

勝率50%を切らない
リスクリワード1:1を維持する

という最低限勝てるFXのデイトレ手法において、トレードの頻度を可能な限り増やせる事が不可欠になります。

最低でも、複数のトレード対象(通貨ペアなど)で平均して『1日1回以上』のトレード回数は欲しいところです。

このように、

勝率50%を切らない
リスクリワード1:1を維持する
1日1回以上はトレード頻度がある

という条件ならば、少なくとも月単位での勝ちは維持できる可能性が非常に高くなるはずです。

仮にトレード頻度が少なければ、勝率50%であるため、偶然に負けが偏り、月単位で見て負けが多くなることで月間の成績が「マイナス」になってしまう危険性が高まります。

逆にトレード頻度が多ければ、勝率50%以上という最低限の勝率を月単位でも維持できるようになってくるため、最低限勝てるFXのデイトレード手法として成立するわけです。

まとめ。最低限勝てるデイトレ手法の最低ラインの条件。

以上、今回は最低限、月単位でも勝てる見込みがある「最低ライン」のデイトレ手法について解説させて頂きました。

そんな月単位で見て最低限は勝てるロジックの要素・条件は以下のとおりです。

  • 勝率50%を切らない
  • リスクリワード1:1を維持する
  • 1日1回以上はトレード頻度がある

もちろん、これは「最低限」ギリギリで月単位の利益が保てるレベルの、文字とおり「最低ライン」のトレード手法でしかありません。

言うならば、「何とか損せずに済む」というレベルのロジックということです。

月利で見れば10%もいかず、数%程度かもしれません。

ただ、このロジックが「FXのデイトレ手法」となれば、この「最低ライン」のトレード手法でも十分過ぎる価値があります。

それは、冒頭でも少し触れたように、同じ取引口座で「並行」して複数のデイトレ手法に取り組む事ができる価値です。

FXのデイトレードは短くて数分レベルの極めて短いポジション保有時間なので、複数の手法を並行して取り組んでも、手法同士が競合してしまう可能性が低くなります。

そのため、いくつかのロジックを並行して実践することが十分に可能となり、利益率の向上が見込めるということです。

今回例にしたような、

勝率50%を切らない
リスクリワード1:1を維持する
1日1回以上はトレード頻度がある

という「最低限は勝てるロジック」で、仮に月利(月間の利益率)が5%程度だとしても、そんなロジックを3つ並列すれば月利は15%ほどにまで高まります。

ロジックの数を増やせるのであれば、その分だけ月利は比例して高まっていくわけです。

もちろん、いくらデイトレのポジション保有時間が短いからと言って、さすがにロジックを増やせば増やす程、手法同士のエントリー条件が競合(重複)してしまう可能性が高くなるため、利益率の上昇は緩やかに成らざるを得ません。

また、いくら複数の手法を並行できると言っても、10個などまで増やせば、頭が混乱したり、相場のスピードに追い付けない事で、各手法をルールどおりまともにトレードできない危険性が高まります。

そうなれば、次第に負けが増えてしまい、徐々に資金を減らす事に繋がってしまうため、まったく意味がありません。

よって、各手法にも左右されるものの、複数のロジックを並行しても、ルールどおりに実践できる程度のロジック数が限度だということです。

ここまで説明したように、複数のデイトレード手法を持っていることは、利益率の向上に大きく貢献すると言っても過言ではありません。

ただ、冒頭でもお話したように、高い利益率を誇る優秀なロジックを開発することは容易ではなく、「時間」「根気」が必要不可欠です。

場合によっては、それなりの「年月」がかかるかもしれません。

しかし、今回取り扱ってきた『最低限勝てるロジック』であれば、上記の優秀なロジックに比べて、大幅に「短い期間」で構築が可能な上に「容易」です。

ですので、時間を掛けて1つの大きく勝てる確固たる手法を構築するのではなく、あえて最低ライン勝てるFXのデイトレ手法をいくつも構築し、並行して取り組む事で利益率を底上げしていく方針も普通に「有り」だと思います。

以上、本記事があなたのトレード成績アップに貢献できれば幸いです。

そんな成績アップには既に確立されたトレード手法に取り組むことが、何よりの近道だと思います。

当ブログでは、2桁の利益率を一度の取引で出しているデイトレ手法について、エントリーから決済まで図解した記事を用意しているので、ぜひ下記からご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>含み損ほぼなし。キリ番を利用した「負け知らず」の聖杯に近いFXのデイトレ手法。

>専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

>本当にポンド円?デイトレに適したFX通貨ぺアの特徴と上位6つを紹介

>専業デイトレーダーに最低でも必要な資金を「7つの月収別」で解説

>目指すは専業。デイトレードのコツや上達法の4選を解説。

上記以外にも、FXのデイトレード関連の記事をいくつも用意しています。

下記が本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』の目次です。

>ブログの目次はこちらから

杉原。

デイトレの合間に行う「資金稼ぎ」の有効な手段とは

杉原です。

今回のテーマはデイトレードの資金稼ぎになります。

実際のところ、FXのデイトレは資金が増えるほどロット数を上げられる事で、比例して得られる収入も増えるため、資金量が重要である事は間違いありません。

そこで今回は、FXのデイトレードを実践しながら『トレードの合間』に効率よくできる資金稼ぎの方法を紹介したいと思います。

FXのデイトレードでは、

・エントリーを待つ時間
・決済を待つ時間

はどうしても避けられません。

その上で、そんな「待ち時間」に資金稼ぎを行えば、

・デイトレの待ち時間を有効に使える
・資金稼ぎで得られた収入をデイトレの資金に追加できる
・資金が増えればロット数を上げられるため、デイトレードの収入が増える

という「一石二鳥」以上のメリットがあるわけです。

ですので、特にトレードの資金がまだ少ない、もしくは、もっと資金が欲しいという場合には非常に参考になる記事だと思います。

ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

デイトレの合間にできる有効な資金稼ぎの方法

前述のとおり、FXのデイトレードには、

・エントリーを待つ時間
・決済を待つ時間

がそれぞれ存在する「トレードの合間」となる待ち時間です。

これら待ち時間の「長さ」「頻度」は、取り組むトレード手法によって左右されるものの、いずれにしても、『隙間時間』という感覚でとらえて資金稼ぎを行う方が「無難」になります。

あまりにも資金稼ぎに没頭し過ぎて、肝心であるデイトレの実践が疎かになってしまえば意味がないからです。

あくまでもFXのデイトレ合間である、「隙間時間」を活用するという意識が大ことになります。

その上で、そんな短い「隙間の時間で実践が可能」な資金稼ぎとして筆頭に挙げられるものが以下のビジネスモデルです。

  • データ入力
  • YouTube動画投稿による広告収入
  • せどり、転売
  • アフィリエイト
  • 内職

これらのビジネスモデルならば、いずれも隙間時間にコツコツ取り組める作業内容になります。

アフィリエイト=ブログやSNSなどネット上の媒体で、商品の紹介をして販売額のマージン(数十%前後)を稼げるビジネスモデル

ただ、これらすべてが「ベストな選択」かと言えば、決してそうではありません。

なぜなら、

(1)実践における難易度
(2)稼げる見込み金額
(3)稼ぎ続けられる継続性

がそれぞれまったく異なるからです。

まずは作業の難易度が高くて実践自体が困難であれば意味がありません。(1)

また、得られる金額は大きい方が良いですし(2)、その収入が一時的にしか得られないものではなく、継続性がある方が理想だと思います。(3)

よって、この3点を総合して考えた上で、デイトレの合間に取り組む資金稼ぎの選択肢を選ぶ事が理想になります。

(1)の難易度に関しては、それぞれの戦略によっても左右されますが、基本的にどれも大きく変わりません。

ただ若干ですが、「データ入力」「内職」に関しては、自身で思考を巡らせる事がそれほどないため、

YouTube動画投稿による広告収入
せどり、転売
アフィリエイト

などと比べると難易度は低いので取り組みやすいと言えます。

しかし、(2)の稼げる金額は非常に単価が低過ぎるため、「データ入力」「内職」の収入がまとまったトレード資金になるまでには相当な年月が必要かもしれません。

その時点で、データ入力や内職は、取り組みやすさは高いものの、得られる収入を考慮するとFXのデイトレ合間の資金稼ぎには「不向き」かと思います。

そこで、

YouTube動画投稿による広告収入
せどり、転売
アフィリエイト

から、

(1)実践における難易度
(2)稼げる見込み金額
(3)稼ぎ続けられる継続性

を考慮した上で、理想となるトレード合間の資金稼ぎについて考えてみましょう。

(1)の難易度に関してはどれも特に変わり映えはありません。

ただ、せどり・転売は実践の際に資金が必要となり、FXのデイトレ資金を稼ぐ以前にせどり・転売の資金もどこかで稼ぐ必要が出てくるのでナンセンスです。

以上から、「YouTube動画投稿による広告収入」「アフィリエイト」のいずれかが浮かび上がってきます。

私のおすすめとして「アフィリエイト」

私としては、おすすめはアフィリエイトになります。

やり方によっては、ある程度の自動化が可能なので、デイトレードの邪魔にはなりません。

また、これもノウハウ次第ではあるものの、アフィリエイト作業の手を止めても収入は継続させられるため、継続的にトレード資金の増加が可能です。

ただ、アフィリエイトはデイトレードのように、すぐに収益に繋がるビジネスモデルではありません。

ブログなどで、相応の集客基盤を作る必要があるからです。

ですが、デイトレードの合間、待ち時間の際にコツコツと続ける習慣にすれば、1か月以内にそれなりの成果を見込めます。

アフィリエイトで挫折、失敗する方の大半は、この継続習慣が身に付けられない事が大半です。

ですが、メインの作業はFXのデイトレードで、その合間の待ち時間だけでアフィリエイト作業を続けるという事ならば、負荷は少ないので継続習慣にしやすいメリットがあります。

もちろん、YouTubeの動画投稿のようなビジネスがデイトレの資金集めに向いていないわけではありまけん。

しかし、YouTubeの場合、売り込みの必要がなく動画投稿だけで収入を得られる手軽さはあるものの、広告収入を得るには、

・一定以上の登録者数(フォロワー数のようなもの)
・一定以上の再生時間や再生回数

をクリアする必要があり、収益化の前に大きなハードルが存在しています。

仮にこのハードルをクリアしたとしても、せめて数万台などまとまった収入になるには、長期間の継続した動画投稿が欠かせません。

まず、動画が再生される多くのパターンは、誰かが投稿した別の動画を視聴している視聴者が、その動画の「関連動画」に表示される動画のサムネイルをクリックするケースが大半となります。

そのため、再生回数を稼ぐには、そんな第三者が投稿する動画の「関連動画」に、自身の動画が表示される必要があるわけです。

ただ、YouTube側は関連動画に表示する動画を選ぶ際に、

投稿実績が長く動画数が多い人の動画を優先する

という傾向にあるため、動画投稿の期間が浅い段階では、なかなか第三者の関連動画に自身の動画が表示される事は難しくなります。

以上のことから、仮にYouTubeで収益化ができたとしても、まとまった収入を得るには長期間の動画投稿が必要となるということです。

よって、YouTubeの広告収入を狙う場合、ハードルをクリアする期間に加え、まとまった収入になるまでの期間も加わるため、トレード資金を稼げるまでの間にそれなりの期間が必要になってしまいます。

もちろん、

「動画投稿を楽しめるので、まとまった収入を得られるまでに時間がどれくらい掛かっても良い」

という場合は特に問題はありません。

ですが、あくまでもFXのデイトレードがメインであり、その合間に資金稼ぎを行うことが本来の目的でした。

FXのデイトレ資金を稼ぐのに長期間の時間を要してしまえば、YouTubeの動画投稿がメインになってしまい、それでは本末転倒です。

少なくともデイトレの資金稼ぎに、デイトレードの合間を利用することが本質でしたので、資金稼ぎという目的に対して時間が掛かり過ぎる可能性があるYouTubeの動画投稿は、私としてはあまり推奨はしません。

その上で、アフィリエイトの方が

・稼げるまでの期間が短い
・稼げる金額が大きい

という特徴があるかるこそ、デイトレードの合間に最適な資金稼ぎとしてはアフィリエイトを推奨していました。

まず、SNSや無料ブログ(アメブロなど)を使えば、集客が早くなるため、それにともない収益化がスムーズにいきます。

そして、広告収入を主とするYouTubeの動画投稿に比べ、アフィリエイトの案件は無数にあることで報酬単価もピンキリであり、

中には1件の成約で数千~数万

というものもザラにあるので、早期に稼げる金額もそれなりに大きいです。

特に、

・投資系の情報商材アフィリエイト
・口座開設のアフィリエイト

は、1件あたりの報酬単価が数千~数万以上するものが「普通」なので、非常に効率よく資金稼ぎができます。

また、上記のような案件をアフィリエイトする場合、ブログなどの媒体を介して投資・トレード関連の記事を書いていきますが、その行為そのものが、デイトレードの知識向上に繋がると言っても過言ではありません。

そんなFXのデイトレに関する知識向上が、新たなトレード手法の構築に役立つ可能性が十分にあります。

そうなれば、単純にFXのデイトレ資金を稼ぐだけではなく、デイトレードの利益率を高める事にも繋がっていくわけです。

結果として「一石二鳥」の効果を生む可能性が高いからこそ、アフィリエイトをデイトレードの合間に行う資金稼ぎに推奨していました。

結論。デイトレードの合間に行う資金稼ぎの理想的な方法。

本記事では、デイトレの合間に資金稼ぎを行い、その収入をトレード資金に追加するという方針で、

データ入力
YouTube動画投稿による広告収入
せどり、転売
アフィリエイト
内職

などの候補を挙げ、

・稼げるまでの期間が短い
・稼げる金額が大きい

などの理由を踏まえた上で、中でもアフィリエイトを推奨いたしました。

特に、

・投資系の情報商材アフィリエイト
・口座開設のアフィリエイト

は、1件あたりの報酬単価が数千~数万以上するものが「ザラ」にあるので、これらの案件をおすすめしていた次第です。

上記のような案件ならば、投資・トレードの関する情報をブログなどで発信していく過程でアフィリエイトする流れになるので、その行為そのものが知識向上に繋がります。

そんな投資・トレードに関する知識向上が、新たに有効なトレード手法の考案にも繋がる可能性があるはずです。

ですので、この方法ならば、

・FXのデイトレ資金を稼ぐ
・長い目で見てデイトレードの利益率向上にも繋がる

という「一石二鳥」のメリットがあります。

以上から、本記事で解説してきたデイトレードの合間に行う資金稼ぎで最も理想的な方法は、「投資関連の情報商材や口座紹介のアフィリエイトである」という結論でした。

アフィリエイトによる具体的なノウハウに関しては、また別の記事で解説したいと思います。

今回はこの辺で。

杉原。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、ほかの関連記事もあわせてお読みになってみてください。

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FXのデイトレードで不可避のストレス4選とその対処法について

杉原です。

今回はFXのデイトレードに取り組む際に発生する「ストレス」に関する記事になります。

記事としては、避けられない4つのストレスと、それらの対処法について解説していく内容です。

実際のところ、FXのデイトレで発生するストレスが原因となり、

・トレード手法をルールどおりに実践できず、負けが多くなり資金が減っていく
・続ければ資金が増えていた見込みがあるにも関わらず、FXのデイトレ自体を辞めてしまう

などの「マイナス面」に繋がってしまうトレーダーが意外にも少なくありません。

そんなFXのデイトレードでの成功を邪魔するストレスについて、筆頭の4選を挙げながら、それらの対処法を同時に解説していきたいと思います。

それでは早速いってみましょう。

当記事で解説するストレスの対処方法・解決策に関しては、実際に私がやっていることであり、私のデイトレ手法を継承した二桁以上のクライアントにも実践して頂き好評を得ているものです。

ですので、一個人にしか通用しない方法ではなく、それなりの人数に当てはまっている方法なので、非常に有益な情報になると思います。

まずFXのデイトレにおける代表的なストレスは以下の4つです。

  • 1.エントリーを待つ時間
  • 2.利確まで待つ時間
  • 3.含み損が広がっていく様子
  • 4.負けが確定する損切り

では1つずつ詳しく見ていきましょう。

デイトレのストレス1.エントリーを待つ時間

FXのデイトレードでエントリーのチャンスを「待つ」という行為は避けることができません。

そもそも相場は全トレーダーの売買注文によって値動きが決まり、その値動きによってエントリーのチャンスが発生します。

そのため、どうしても自分の思いとおりにチャンスは巡って来ないわけです。

もちろん、

「パソコンの電源を付け、チャートを開いたら、すぐにエントリーのチャンスが来た」

という場合も、まったくないわけではありません。

ただ、どんな手法でも、そのような都合の良い事は非常に「稀」「珍しい事」であり、やはりチャンスを「待つ時間」は必要不可欠であり、それが『ストレス』に繋がってしまいがちだと思います。

その上で、私自身もFXのデイトレを始めた当初は、そんな「待ち時間」は、

『早くチャンスが来て欲しい』

という何とも「じれったい気持ち」になったものでした。

では、そんな待ち時間のストレスを解決した方法に関して、具体的に3つ解説させて頂きたいと思います。

【実践者の実績や生の声】

待ち時間の対策1.FXのデイトレ以外のやる事に集中する

これは単純に、FXのデイトレ以外の作業を作り、その作業に集中することです。

作業の例としては、趣味や個人ビジネス、家事、何でも構いません。

結局のところ、どんなFXのデイトレード手法だろうと、チャートを見続けても自分の思いとおりにチャンスは巡って来ないので、チャートを見ないように別の事に集中するわけです。

そんな別の「やる事」について、もう少し具体的な例を挙げてみましょう。

デイトレの資金増加に繋がるものとしては、

アフィリエイト
ブログ運営
せどりや転売
YouTubeの動画投稿
データ入力

が代表的なものであり、そのほかの趣味などとしては、

漫画を読む
動画を視聴する
書籍や雑誌を読む
ネットサーフィンを行う

などが例になります。

デイトレードの合間にブログ運営やアフィリエイトなどの「資金稼ぎ」をすれば、FXのデイトレで稼ぎながら資金の追加ができるようになり、一石二鳥になるため、割とおすすめです。

もちろん、デイトレの合間に資金稼ぎをせず、そのほかの作業として、趣味や家事を行なっても何ら問題ありません。

いずれにせよ、エントリー待ち時間のストレスを感じないよう、トレードとは別の作業に集中できれば良いからです。

ただ、デイトレードの合間に別作業を行う際には、その作業に集中し過ぎてしまい、エントリーのチャンスを見逃さないように注意が必要になります。

そもそも本来の目的はFXのデイトレードで稼ぐ事なので、合間に行う別作業に没頭し過ぎて、エントリー場面を見逃しては意味がありません。

そこで、私としては、

・アラートを活用してチャンスが来る前に知らせる
・定刻を決めてチャートを見る

という対策を推奨していました。

アラートを活用してチャンスが来る前に知らせる

これは、取り組む手法の『エントリー条件が成立する手前の段階』で、チャートソフトなどでアラートを鳴らす方法です。

チャートソフトの例:MT4やトレーディングビュー

仮に特定の水平ラインにローソク足が触れた瞬間にエントリーする、という手法のルールを例にしてみます。

その場合、その水平ラインにローソク足が触れた段階でアラートを鳴らすように設定すると、そこからチャートを見始めてしまうため、エントリーに間に合いません。

そのため、エントリー条件となる水平ラインにローソク足が触れる手前でアラートが鳴るように設定するわけです。

どのくらい手前かという部分は、手法によっても左右されますが、およそ5pips手前などにすれば、アラートで通知が来てからでも十分エントリーに間に合うと思います。

実際に私のデイトレード手法では、このアラートを活用することが可能なため、通知が来るまでは別の作業への没頭ができていました。

定刻を決めてチャートを見る

ただ、取り組むFXのデイトレード手法によっては、エントリー条件が成立する前にアラートを設定することが難しい、そんな場合もあるかもしれません。

仮にそのような場合、定刻を決めて、その時刻になったら無条件でチャートを見る事を推奨していました。

定刻に関しては、取り組む手法のエントリー頻度によって左右されますが、例としては20分刻みなどがあります。

たとえば、21時→21時20分→21時40分→22時などです。

ただし、取り組むデイトレード手法のエントリー条件が5分足の確定時点という場合、今挙げた

21時→21時20分→21時40分→22時

というタイミングでチャートを見てしまうと、チャンスが来てもエントリーに間に合いません。

そのような場合、20時57分→21時17分→21時37分→21時57分のように、20分刻みではあるものの、3分前のタイミングでチャートを見る方法がおすすめになります。

当然ながら手法によってエントリー条件は異なりますが、5分足のローソク足が確定する3分前ならば、十分にエントリー判断が可能だと考えられるからです。

待ち時間の対策2.別の手法を並行して取り入れる

続いての対処法は、ここまで説明した「別の作業に取り組む方法」とは真逆となるかもしれません。
この対処法は、取り組むFXのデイトレ手法を1つにせず、複数の手法でFXのデイトレードに臨むということになります。

取り入れる手法を増やすほど、比例してエントリー頻度も増えるため、そもそもストレス要因となる「待ち時間」そのものを短くできるわけです。

もちろん、有効なFXのデイトレード手法を複数個身に付ける「手間」と「労力」が発生することは否めません。

ただ、身に付けた手法の数が多いほど、エントリー頻度が増えてストレスになっていた「待ち時間」を削減できるだけではなく利益率の向上も見込めるため、非常に有効な方法です。

待ち時間の対策3.FXのデイトレ実践の時間を限定する

この対策法はそもそも論になりますが、FXのデイトレードを行う時間帯を限定してしまう事で、物理的に待ち時間を減らすものになります。

FXにおいては、メインとなる下記3つの市場が開いてすぐが、最も参加トレーダーが多く値動きが大きい時間帯です。

  • 東京市場(9時~)
  • 欧州市場(16時前後~)
  • ニューヨーク市場(21時前後~)

そんな値動きが大きい時間帯のみに、FXのデイトレを行う時間を限定すれば、必然的にエントリーの「待ち時間」を減らせます。

ただ、当然ながら、デイトレの実践時間を限定して短くすればエントリー待ちの時間が減りますが、その分だけエントリーの頻度も減る事は避けられません。

そこで有効となるのが、「欧州市場」と「ニューヨーク市場」が重なる時間のみでFXのデイトレを行う方法です。

まず欧州市場とニューヨーク市場は東京市場と比べ、それぞれ参加トレーダーが異常に多くなる事もあり、値動きが非常に大きくなります。

そのため、欧州市場とニューヨーク市場が重なる21時~翌2時前後は、特に値動きが活発です。

この21時~翌2時前後という約5時間程度では、1日中FXのデイトレをする場合に比べエントリー頻度は減るものの、値動きが非常に活発なので、1回のトレードで得られる利益が大きくなります。

そのため、5時間程度という短時間のみですが、十分な利益率を取る事はまったく不可能ではありません。

現に、私やクライアントのトレーダーたちも、基本的にはこの「欧州市場とニューヨーク市場が重なる時間のみ」でFXのデイトレードを行っていますが、1日あたり10%台の利益率を取れていました。

もちろん、取れる利益率に関しては、取り組むFXのデイトレ手法によって左右される事は避けられません。

ただ、21時前後~翌2時頃までの短期間でも、この時間帯であればエントリー回数が少なくても、1回のエントリーで大きな利益を狙えるため、非常に効率が良いわけです。

この「欧州市場とニューヨーク市場が重なる時間のみ」であれば、そもそもFXのデイトレ実践の時間が短くなるため、必然的にエントリーを待つ時間も少なくなるため、ストレスの発生を抑える事ができます。

デイトレのストレス2.利確まで待つ時間

エントリーを待つ時間と同様に、この利確を待つ時間も「待ち遠しく」、ストレスに感じやすい時間かもしれません。

「まだ利確できないのか・・・」
「もしかして逆行して含み損が広がっているのでは?」

などとネガティブな思考が頭を巡ると、余計に待ち時間が長く感じてしまうと思います。

利確待ちのストレスに対する対処法

そんな利確を待つ時間のストレス対する対処法としては、

・利確予定の価格に指値注文を出し、アラート通知を活用する
・アラート通知が来るまではチャートを見ずにほかの事をやる

という方法が有効です。

たとえば、前回高値で利確を予定するのであれば、その高値に指値注文を出しておけば、その価格になった際に自動で利確が完了します。

その際に、MT4では決済が指値注文が通るとアラート通知ができるため、そのアラートを設定しておくわけです。

そうすれば、アラート通知が来るまで、別の作業に集中しておき、待ち時間のストレスを軽減することができます。

このアラートや別の作業という部分は、前述の「エントリー待ちの時間」への対処法とまったく同じですので、詳しくは先ほどの説明を再読頂ければ幸いです。

デイトレのストレス3.含み損が広がっていく様子

デイトレードのおけるストレスの3つ目としては、含み損が広がっていくストレスが挙げられます。

「このまま含み損が広がれば、損切りになってしまう」

と感じ、ネガティブな考えが頭を巡り、ストレスになる傾向にあると思います。

ただ、FXのデイトレードではスプレッドや手数料がある時点で、含み損からは避けられません。

また、相場の値動きは常に上下を繰り返しながら波のように動くため、いくら利確できるトレードだったとしても、一時的に含み損を抱える事は多々あるはずです。

ですので、含み損に対するストレス対処法としては、まず含み損は避けられないものだと「認識」することが初めの一歩と言っても過言ではありません。

その上で、ご自身が取り組むデイトレ手法のおいて、

「含み損は何pipsが平均か」
「最大の含み損はどれくらいか」

などをしっかり検証する事を推奨いたします。

その検証を念入りに行っておけば、本番環境のリアルトレードで含み損が発生した際に、

「これくらいの含み損は当たり前だから、特に心配いらない」

と、冷静を保てるはずだからです。

以上が、FXのデイトレードを行うにあたって避けられない含み損に関するストレス対処法でした。

デイトレのストレス4.負けが確定する損切り

損切りを行うと、含み損という「仮の損失」だったものが「確定の損失(負けトレード)」に変わります。

よって、損切り自体が苦痛となり、ストレスに感じるトレーダーも少なくありません。

おそらく「負け」が好きな人は非常に稀でしょうから、非常に多くのトレーダーが損切りをストレスに感じてしまうのだと思います。

そんな「負けトレード」が確定してしまう損切りですが、その損切りのストレスへの対処法としては、月間の利益率を常に考える事が有効です。

当然のことですが、相場の世界において勝率100%のトレード手法は基本的に存在しません。

そのため、損切りは当たり前の行為なわけです。

そのトレードで損切りによって損失を受けても、結局のところ、月間でプラスになれば月間の収入は確保できるようになります。

1回のトレードで負けたとしても、別の「勝ちトレード(利確)」によって、その損失分を十分に上回れば良いということです。

また、負けトレードは月に何度あっても構いません。

結局は、月単位で見て利確時に得られる合計の利益率が、月間のトータル損失額を大きく上回れば、その分だけ利益も大きくなるからです。

ですので、このように考えれば、損切りをストレスに感じる事はそもそも必要ありません。

それでも損切りが多く、利益額よりも損失額の方が多くなる場合は、そもそも手法が問題なので、ストレスへの対処よりも手法の見直しを優先した方が良いと思います。

問題となるのが、本来のルールならば損切りするはずが、たった一度の損切りを渋って後回しにして含み損がどんどん膨らみ、コツコツドカンのように最終的に資金の多くを失う大きな損切りになってしまうことです。

このように損切りで負けを確定するストレスから逃れたいために、ルールどおりに損切りせずに渋り続け、取り返しがつかない程に含み損が広がった時に、やっと損切りしてしまうトレーダーは少なくありません。

このような事態を避けるためにも、月単位の利益を常に考え、損切りをする際には、

「別のトレードで取り返せばよい」

と考えを切り替え、冷静に損切りを実行する事を推奨いたします。

総括。FXのデイトレードで不可避のストレス4選とその対処法。

以上、本記事ではFXのデイトレードにおける下記のような4つのストレスを挙げてきました。

  • 1.エントリーを待つ時間
  • 2.利確まで待つ時間
  • 3.含み損が広がっていく様子
  • 4.負けが確定する損切り

その上で、各対処法を解説してきた次第です。

そんな各ストレスに対す対処法の概要が下記になります。

  • 1.エントリーを待つ時間
    →FXのデイトレ以外のやる事に集中する
    →別の手法を並行して取り入れる
    →FXのデイトレ実践の時間を限定する
  • 2.利確まで待つ時間
    →利確予定の価格に指値注文を出し、アラート通知を活用する
    →アラート通知が来るまではチャートを見ずにほかの事をやる
  • 3.含み損が広がっていく様子
    →含み損は不可避なものという前提で、取り組む手法で「含み損は何pipsが平均か」「最大の含み損はどれくらいか」をしっかり検証する
  • 4.負けが確定する損切り
    →損切り時の損失よりもトータルの利益額が大きくなれば良いので、キリの良い月間の利益率を常に考える

以上が本記事内容のまとめでした。

当ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレードを生業とすべく情報提供を行っていますので、FXのデイトレードでの成功を志す場合、有益な情報を得られるはずです。

10%前後の利益率を出しているデイトレ手法について、エントリーから決済まで図解しているので、ぜひ参考にしてみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

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専業デイトレーダーに最低でも必要な資金を「7つの月収別」で解説

杉原です。

読者さんから定期的に頂く質問に、

「FXのデイトレで専業になるには、最低でも資金(元本)がどのくらい必要ですか?」

というものがあります。

割と頻繁に頂く質問であるため、私としては、多くの方が気になる内容かと感じていました。

そこで今回の記事では、専業デイトレーダーとしてFXのデイトレを生業とするには、最低資金がどれくらい必要かを解説していきたいと思います。

その上で、月収の目標は人それぞれだと思いますので、今回は『7パターンの月収別』に、最低限の必要資金を算出させて頂く次第です。

ただ、必要な最低資金は、そのトレーダーが取り組む「手法」によって大きく左右されるものだと思います。

そのため、本記事では、専業トレーダーとして私自身が行なっているFXのデイトレ手法をもとに、7パターンの月収から逆算した必要資金を解説させて頂く次第です。

また、複利運用の場合は、日々の得られる利益をそのまま資金に追加するため、利益を現金として銀行口座などに下ろす事ができません。

よって、1か月間において21営業日として、単利運用でFXのデイトレードを行うという前提としています。

FXのデイトレードを専業にするために必要な最低限の資金とは

まず前提条件の話をさせてください。

前述のとおり、手法によってトレーダーが得られる利益率はまったく異なるはずです。

その上で私が実践しているFXのデイトレード手法は、

・1日あたり10%台の利益率
・ニューヨーク時間に特化(21時頃~翌2時頃)

という特徴があります。

上記のとおり、特に長時間に渡ってFXのデイトレードを行うわけでもなく、午前や夕方など会社勤めの方が実践不可能な時間帯に行うわけでもありません。

そのため、時間の都合によって、私以外の第三者が1日あたりの利益率が減るということは特別考えにくいと思います。(現に、この手法を多数のクライアントが実践し、私と同等の利益率を出せていますので)

私が自身のデイトレ手法を継承したクライアントの方々が出しているパフォーマンス(利益率)は、下記の記事で詳しく紹介していますので、宜しければあわせてお読みになってみてください。

>ご挨拶とFXのデイトレード実績の紹介

>私のデイトレード手法を継承した方々(クライアント)の実績データ一覧。

以上を考慮し、

1日あたりの平均利益率は15%
1か月間を21営業日として単利運用

という前提条件にさせて頂く次第です。

また、月収別のパターンは、下記のように7つ用意いたしました。

  • 月収10万
  • 月収20万
  • 月収50万
  • 月収100万
  • 月収500万
  • 月収1,000万
  • 月収1,500万

一応、私自身は上記すべての段階は「経験済み」なので、今から示していく必要資金の事例は、実体験にともなうものだということです。

では早速、7つの月収パターンにおいて、私が実践しているデイトレ手法の場合に、最低限どれくらいの資金が必要かを示していきたいと思います。

月収10万

まずは月収10万という場合について計算してみたいと思います。

トレード資金が30,000円の場合ですと、

30,000円×1日15%×21営業日=94,500円

となり、わずかに月10万におよびません。

対してトレード資金を40,000円に増やすと、

40,000円×1日15%×21営業日=126,000円

このように月10万は超えていきます。

よって、月収10万に対して最低でも必要なトレード資金は、およそ30,000円後半~40,000円だということです。

月収20万

トレード資金が60,000円の場合
→60,000円×1日15%×21営業日=189,000円

トレード資金を70,000円にした場合
→70,000円×1日15%×21営業日=220,500円

ゆえに、月収20万に対して最低でも必要なトレード資金は、およそ60,000円後半~70,000円だということです。

月収50万

トレード資金が160,000円の場合
→160,000円×1日15%×21営業日=504,000円

よって、この時点で160,000円のトレード資金ならば、ギリギリ50万の月収は見込めるわけです。

ですが、上記のようにあまりにもギリギリの数字ですと、何らかの小さなミスが1つでもあった場合、月収50万を到達できない可能性があります。

そこで、トレード資金を170,000円とした場合、

トレード資金を170,000円にした場合
→170,000円×1日15%×21営業日=535,500円

となったため、月収50万を達成する上での「安全圏」と言えるのではないでしょうか。

以上から、月収50万に対して最低でも必要なトレード資金は、安全圏として170,000円だということです。

月収100万

この月収100万円という数字は、FXのデイトレードに限らず、何らかのビジネスを自身で行う際の「目標額」として目指す人が少なくないと思います。

実際に稼ぐ金額として、「月90万」と「月100万」では、

・大台を稼いだという自分への自信
・翌月以降のトレードに対するモチベーション

も非常に「プラス」になるはずです。

そういった観点からも、専業デイトレーダーを志す場合、まず目指して欲しい月収がこの100万円になります。

前置きはこの辺りにして、早速ですが計算の方にいってみましょう。

トレード資金が300,000円の場合
→300,000円×1日15%×21営業日=945,000円

これでは若干ですが月100万の大台には至りません。

もちろん、この300,000円というトレード資金でも、偶然に普段より大きく勝てる日が1日でもあれば、ギリギリで月100万に達成する可能性があります。

ただ、それでは「最低でも必要な資金」とは言えません。

そこで、トレード資金を350,000円にした場合ですと、

350,000円×1日15%×21営業日=1,102,500円

となって、余裕を持って月100万台に到達ができました。

よって、月収100万に対して最低でも必要なトレード資金の目安としては、およそ350,000円だということになります。

月収500万、月収1,000万

この月収500万と月収1,000万における必要資金の算出は、

月収500万→先ほどの月収50万をそのまま10倍
月収1,000万→先ほどの月収100万をそのまま10倍

すれば良いだけになりますので、ここでは簡潔に示したいと思います。

月収50万の場合は「170,000円」なので、
→月収500万=170,000円×10=1,700,000円

月収100万の場合は「350,000円」なので、
→月収1,000万=350,000円×10=3,500,000円

以上の計算から、

月収500万を目指す際の必要資金は「1,700,000円」
月収1,000万を目指す際の必要資金は「3,500,000円」

あたりが妥当な数字になってくるということです。

月収1,500万

最後は月収は1,500万円になります。

トレード資金を仮に4,500,000円として場合、

4,500,000円×1日15%×21営業日=14,175,000円(月収1,417万円)

となるため、目標の月収1,500万にはおよびません。

そこで、5,000,000円のトレード資金を用意した場合ですと、

5,000,000円×1日15%×21営業日=15,750,000円(月収1,575万円)

と、プラス75万の余剰がある状態で月収1,500万円を達成できる見込みになるわけです。

よって、500万円というトレード資金が、月収1,500万円に最低でも必要となる資金と言えるかと思います。

まとめ。専業デイトレーダーに最低でも必要な月収別の資金。

今回の記事では、FXのデイトレードを稼ぐ上で必要な資金の目安として、7パターンの月収別に、計算過程とあわせて説明してきました。

以下が、7つの月収別に必要資金の目安です。

  • 月収10万
    →40,000円
  • 月収20万
    →70,000円
  • 月収50万
    →170,000円
  • 月収100万
    →350,000円
  • 月収500万
    →1,700,000円
  • 月収1,000万
    →3,500,000円
  • 月収1,500万
    →5,000,000円

すべて共通して、目標月収の「3分の1」あたりが、妥当なトレード資金になっています。

そのため、多くのトレーダーが目標とする大台の月収100万円は、40万未満でも達成が可能です。

ただ、この記事で解説してきたトレード資金の目安は、前述のとおり、あくまでも私が実践するFXのデイトレ手法を基準としたものになります。

ゆえに、ほかのトレード手法によって、各月収に対して必要なトレード資金は『まったくの別物』になる事をご了承ください。

本記事で必要資金を算出する際の「基準」とした、私やクライアントが実践する「1日10%台の利益率」が平均のデイトレードの手法は、下記の公式メールマガジンにて、掘り下げて解説していました。

もしご興味がありましたら、登録は無料ですので、下記の案内ページだけでもご覧頂ければ幸いです。

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杉原。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、ほかの関連記事もあわせてお読みになってみてください。

>ブログの目次はこちらから

>どっちが勝てる?FXのデイトレードとスイングトレードを比較した結果。

>目指すは専業。デイトレードのコツや上達法の4選を解説。

>専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

>FXのデイトレードで成功する人の性格や素質、適性とは。専業デイトレーダーに向いている人の解説。

目指すは専業。デイトレードのコツや上達法の4選を解説。

杉原です。

今回の記事では、

・まだ思うようにFXのデイトレードで勝てていない
・もっとFXのデイトレードで収益を伸ばしたい

という、いずれの場合であっても、価値を感じて頂ける内容として、

「デイトレードのコツ、上達法」

に関しての4選を解説していきたいと思います。

私自身、一応ですが専業のデイトレーダーとして活動していますので、今回の記事で解説させて頂く内容は、私が実際にFXのデイトレードを専業にできるまでに行った「上達法・コツ」です。

ですので、専業デイトレーダーを目指す意識がある場合は、非常に有益な記事になると思います。

宜しければ、ぜひ最後までお付き合いください。

早速ですが、今回のテーマであるFXのデイトレ上達法・コツとして、私が考える上では以下の4つがあります。

  • 1.その場の感覚でトレードをしない
  • 2.確固たるFXのデイトレード手法をモノにする
  • 3.デモトレードはせずに実際の相場で実践
  • 4.根拠のない情報に流されない

それでは、1つずつ掘り下げてみましょう。

FXのデイトレ上達法・コツ1.その場の感覚でトレードをしない

1つ目は、感覚でトレードをしてはならないということです。

普段は自分が取り組んでいる手法を守ってトレードしているものの、チャートを眺めていて「絶好のチャンス」と思い、その場の感覚でトレードをしてしまう事は避けなければなりません。

なぜなら、そんな突発的に感覚で行うトレードは、しっかりと検証していない手法になるため、ただの「ギャンブル」と同じになるからです。

いくら絶好のチャンスに見えて、

「今ロングでエントリーすれば絶対に勝てるはず!」

と確信を持ったとしても、普段取り組んでいる手法以外の場所でエントリーしてはいけません。

仮にその時は勝てたとしても、そんな「未検証」のトレードを繰り返せば、いずれは負けが続く可能性があります。

専業レベルで勝ち、FXのデイトレードで長く勝ち続けたいのであれば、検証を済ませていない突発的な感覚で行うトレードは絶対にさけるべきなんです。

どんなに「おいしそう」な相場状況が来ても、普段行っているFXのデイトレ手法以外の相場には絶対に手を出さないように意識してください。

長くFXのデイトレードを続ければ続ける程、未検証の手法によって「無駄な損切り」を増やしてしまい、普段得られていたはずの利益が削られてしまい、収益が伸び悩む原因に成り得るからです。

ここで挙げた、取り組んでいるFXのデイトレ手法を徹底的に守る事が、デイトレのコツを掴む方法であり、上達の第一歩となります。

FXのデイトレ上達法・コツ2.確固たるFXのデイトレード手法をモノにする

続いては、確信を持てる確固たるFXのデイトレード手法をモノにするということになります。

この「モノにする」という表現は、「身に付ける」という意味合いで間違いありません。

FXのデイトレ手法を自ら構築する
第三者が構築したFXのデイトレ手法を手にする

という、どちらの場合にしても、自分がその手法を使いこなせるレベルにする必要があります。

なぜなら、いくら過去の「止まっているチャート」で勝てると思っていても、実際の相場ではチャートは動いており、手法を身に付けていないとミスを連発して大きな損失を繰り返す可能性が高いからです。

実際のところ、リアルタイムの相場(チャート)とは異なり、過去のチャートは動いていません。

そのため、有効なFXのデイトレ手法を手にした(または構築した)際、過去チャートでいくら勝てていても、リアルタイムの相場ではなかなか上手くいかないケースが多々あるわけです。

そんな、実際の相場ではFXのデイトレ手法が上手くいかない根本原因としては、

・リアルタイムに動き続けるチャートのスピード感に追い付けない
・チャートの右側が見えない事で確信が持てずに迷ってしまう

などが挙げられます。

実際の相場で上手くいかない要因1.リアルタイムに動き続けるチャートのスピード感に追い付けない

実際の相場では、常に止まる事なくチャートは動き続けます。

その上で、録画した映像やYouTube動画のように、自分の思いとおりにチャートを止める事はできません。

そういった面から、止まっている過去チャートでは余裕であるものの、実際に動いているチャートでは焦ってしまうケースが多々見受けられます。

そして、チャートの動きに焦った結果、本来のデイトレ手法とおりにエントリーや決済ができず、無駄な損失を連発してしまうわけです。

実際の相場で上手くいかない要因2.チャートの右側が見えない事で確信が持てずに迷ってしまう

過去のチャートでは、チャートの右側=その「先」が見えます。

対して、実際のチャートでは前述のとおり動きを止める事ができないだけではなく、チャートの右側がまったく見えません。

まるで、真っ暗闇の中を突き進むような感覚です。

そのため、本来は手法とおりにトレードすればエントリーする場面だとしても、

「本当にここでエントリーしていいのか?」

と、不安を感じてエントリーを見送ってしまうケースがあります。

本当はエントリーして利益を獲得すべきチャンスにも関わらず、そのチャンスを見逃してしまう事で本来は得られるはずの収入が得られません。

また、エントリーだけに限らず、決済の場合も同様です。

本来の手法とおりならば即座に利確しなければならない場面だとしても、チャートの右側が見えない事で不安になり、利確を先延ばしにした結果、大きな反転が起こってしまい、逆に損切りになるケースも少なくありません。

以上が、

・リアルタイムに動き続けるチャートのスピード感に追い付けない
・チャートの右側が見えない事で確信が持てずに迷ってしまう

という、実際の相場になると、なぜか手法を上手く実践できない原理になります。

正直な話、いくら有効なFXのデイトレード手法だとしても、過去チャートで勝ててもコツを掴めない上に上達ができないため、あまり意味がありません。

前述のとおり、過去チャートは止まっていますし、何より「緊張感」がまったく異なるからです。

ですので、動いているチャートでも実践できるように、確信を持てる確固たるFXのデイトレード手法をしっかりと身に付ける事が第一になります。

では、どうすれば動きのある実際の相場でも、過去チャートと同じように手法の実践ができるようになるかという、その方法こそが、次に解説する『FXのデイトレ上達法・コツ3.デモトレードはせずに実際の相場で実践』になります。

取り組むべき、手に入れるべきデイトレードの手法に関する「特徴」「原則」に関しては、下記の記事で詳しく掘り下げておりましたので、あわせてご覧になってみてください。

>専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

FXのデイトレ上達法・コツ3.デモトレードはせずに実際の相場で実践

先ほどは、動きのある実際の相場でも、過去チャートと同じように手法の実践ができる必要があると解説してきました。

その上で、「どうすればリアルタイムの相場でも、しっかりとデイトレ手法の実践が可能になるか」の答えが、

『デモトレードはせずに実際の相場で実践する事』

になります。

まだ手法が完全に身に付いていない状況で、実際の相場に向かう事は危険に感じるかもしれません。

ただ、「最低金額」でのトレードならば、いくら負けても資金の減少は微々たるものなので、特に問題ないと思います。。

ですが、多くの方は実際の相場に向かうよりも、「デモトレード」を優先して取り組む場合が少なくありません。

デモトレードは数百万単位の金額でトレードの疑似体験ができるため、練習として有効な手段と考えられています。

確かに、自分が目指したい資金量でのトレードを疑似体験ができれば、実際の相場に向けての有効な練習に感じるかもしれません。

しかし、デモトレードはいくら負けても自分の金額ではないため、実際の相場とは「緊張感」がまったく異なります。

そのため、本番のトレードを行う際に初めて緊張しながらのトレードになってしまうため、動きのあるリアルタイムのチャートでは上手くいかない傾向にあるわけです。

加えて、実際のスプレッドや注文の処理速度も、デモトレードと実際の相場では同じにはなりません。

要するに、緊張感だけではなく、スプレッド、注文の処理スピードさえも本番の相場とは違うからこそ、デモトレードはあまり有効な上達法とは言いにくいんですね。

一方、デモトレードではなく、本番の相場で最低金額のみを入金して、最低ロット数で練習するという方法ならば、

・緊張感
・スプレッド
・注文の処理スピード

などはリアルな相場環境とまったく変わらないため、有効な上達法と言えるわけです。

その上、最低金額のみ、最低ロット数のトレードなので、失敗を繰り返したとしても、損失は本当に微々たるものでしかありません。

ゆえに、特にリスクもありませんし、本番と同等の緊張感や環境で実践ができるようになります。

そのため、いざ大きな資金を投入してロット数を上げた際にも、練習と同様に実践ができるほど、手法を身に付けられるようになるということです。

以上が、3つ目のデイトレードのコツおよび上達法になります。

FXのデイトレ上達法・コツ4.根拠のない情報に流されない

最後となる4つ目のデイトレ上達法・コツは、無根拠の情報に流されないことです。

今現在、世間的に投資・トレードに関する情報は、特に下記のような媒体で垂れ流し状態にあります。

  • 雑誌や書籍
  • ブログやサイト
  • ネット広告
  • YouTube動画
  • 情報商材

そして、上記の9割強が、営利目的による媒体です。

一部、単に自身のトレードを記録する目的で運営するケースがありますが、本当にごく一部に過ぎません。

基本的に上記のような媒体は、

・オンラインサロンの勧誘
・EA(自動売買ツール)の紹介
・情報商材の売り込み
・口座開設の斡旋

などを介して「収入を得ることが目的」というケースが大半以上を占めています。

もちろん、そのような行為自体が違法ではないですし、個々のビジネスモデルですので特にそれに退位して問題はありません。

そういう私自身も、このブログ『専業FXデイトレーダーの会』やメルマガを介して、FXのデイトレードに関連する情報を発信していることは事実です。

その上で、なぜ専業のデイトレーダーである私が、あえてブログやメルマガを運営して、自身の手法を第三者に継承しているのかという明確な答えは、下記の記事にて一切隠さずに明かしています。

宜しければ、あわせてお読みになってみてください。

>私が有効なFXのデイトレード手法を第三者に継承している理由

ただ問題なのは、ブログやサイト、YouTubeなどで情報発信を行っている人が、実はトレードの『素人』というケースが本当に多く、中には非常に的外れな間違った情報が拡散されていることです。

以前、

「トレードをやるよりも、情報商材やEAなどを売り込む方が楽に儲かる」

という趣旨の情報商材が販売され、それを機に、多くのブログやサイトが、情報商材やEAの紹介料を貰う目的で運営され始め、YouTube運営なども増えてきました。

紹介屋、いわゆるアフィリエイターという人達です。

前述のとおり、アフィリエイト行為自体は違法でも何でもないので、特にどうこう言うつもりも、権利もありません。

ですが、問題はアフィリエイター達が発信する『的外れ情報』によって、間違った知識を得てしまうという事なんです。

まだFXのデイトレードで思うような成果が得られていない段階では、一体どんな情報が本当に正しいものかという判別が非常に難しいと思います。

特に、高額な情報商材やオンラインサロンの売り込みでは、腕を組んで堂々と顔出ししている人がいるので、勝てるノウハウだと誤認してしまう可能性も否定できません。

仮に、間違った情報を信じたばかりに、自身のデイトレード収益がまったく伸び悩み、最悪の場合、デイトレのコツを掴んだり上達するどころか、資金をどんどん減らしてしまう可能性すらあります。

そんな状況に陥れば、FXのデイトレードでの成功は遠のく一方です。

そこで、投資・トレードに関する情報を得る際には、

「その情報が根拠のあるものかどうか」

を基準にして、信じるかどうかを判断する事をおすすめします。

要するに、その情報が理に適っているかどうかを見極めた上で、信じるか信じないかを判断するわけです。

そのポイントとしては、発信情報が無根拠ではなく、「しっかりとした納得できる理論が展開されているかどうか」になります。

ブログやサイト、YouTubeなどをはじめ、あらゆる媒体から情報を受け取る際には、上記を意識した上で根拠のない情報に流されないように注意してください。

そうする事により、自然と正しい情報のみを取り入れられるようになり、デイトレーダーとしての成功に一歩ずつ近づけるようになるはずだからです。

【実践者の実績や生の声】

まとめ。デイトレードのコツや上達法の4選。

以上、今回の記事ではデイトレードのコツ、上達法として、下記4つを解説させて頂きました。

  • 1.その場の感覚でトレードをしない
  • 2.確固たるFXのデイトレード手法をモノにする
  • 3.デモトレードはせずに実際の相場で実践
  • 4.根拠のない情報に流されない

その上で、このブログでは一度の取引で10%前後の利益率を出しているデイトレ手法を、記事の中で解説していました。

エントリーから決済までの流れを、実際のチャートを使って図解しているので、ぜひ以下の記事も併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理につ

>専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

>本当にポンド円?デイトレに適したFX通貨ぺアの特徴と上位6つを紹介

>この時間帯のみでも十分。FXのデイトレードで利益率と勝率が高い時間帯とは。

>少額でも儲かる。FXのデイトレードに適した取引口座のスペック。

それでは。

杉原。

>ブログの目次はこちらから

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