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杉原です。
私がメルマガで継承しているデイトレ手法である「重複点テクニカル」と「先行テクニカル」は、両方とも似たロジックであり、ポジション保有時間が極めて短いため、両方の手法を並行して取り組むする方々は少なくありません。
その上で、これら2つのデイトレ手法における大きな違いとしては、エントリーのフィルターとして設けている回避ルールの有無になります。
重複点テクニカルはラインと移動平均線の併用に加えて、特定の条件下ではエントリーを避けるという「回避ルール」の項目がいくつか存在していました。
対して先行テクニカルでは移動平均線を使わない上に、そのような回避ルールも特に設けていません。
そのため、両方のデイトレ手法を並行して取り組まれる際に、
「なぜ重複点テクニカルに厳しい回避ルールがあり、先行テクニカルには無いのか?」
という疑問を感じる出る方もおられると思います。
そこで当講義では、そんな疑問を解消すべく、その辺りの理由を深い理屈を踏まえて解説させて頂く次第です。
なぜ先行テクニカルに回避ルールが無いのか
まず、重複点テクニカルはラインだけではなく、移動平均線がエントリーの根拠になることがあります。
ただ、移動平均線のパラメータは多くのトレーダーが使うものに寄せて精度の向上を図っているものの、パラメータが無いラインに比べると、どうしても精度は高まりません。
また、そんな重複点テクニカルは、
・移動平均線のサポレジ
・移動平均線のパーフェクトオーダー
だけではなく「高値同士・安値同士が平行でない、チャネルラインよりも精度が下がるトレンドライン」でもエントリー条件が満たされることがあります。
そのような柔軟性により、重複点テクニカルは移動平均線やトレンドライン、その他の水平線やチャネルラインなど、あらゆるサポレジを組み合わせることで、取引パターンを増やせるメリットに繋がっていました。
ただ、重複点テクニカルは先行テクニカルに比べてパターンを増大できている代償として、エントリーの根拠(反転指数)に移動平均線やチャネルラインにならないトレンドラインのような、どうしても精度の大きく高まりにくい要素が入り込む「隙」があるわけです。
そんな隙を含めた精度の低下を補うために、重複点テクニカルでは「より厳しいルール」にすべく、回避ルールを徹底していました。
対して、先行テクニカルは、移動平均線のようなパラメータによってトレーダー同士による差が出ないロジックな上に、
1.頂点同士の間隔が等しい
2.高値同士、安値同士が平行
3.需要と供給の関係を踏まえた適切なローソク足の動向
4.直近のロールリバーサルとの重複
この4つが最低限ルールとして盛り込まれている、非常に厳しい「制約」「縛り」が前提としてルールにあります。
そんな制約・縛りにより、先行テクニカルにおけるエントリー条件の発動時には
・ラインを引くトレーダー
・ラインを引かないトレーダー
どの立場のトレーダーがどんな指標/インジケーターを使っていようと、1~4が揃っている時には極めて短期的ではあるものの、直感的に同じトレンド分析がされる傾向が強まるということです。
先行テクニカルはそのような背景がある上で、逆行が起こり得る前の「最短の利確」を行っているため、仮に逆向きの注文が多く入り出すとしても、その前に利確で逃げるような形になっていました。
よって、重複点テクニカルで要していた精度の補完としての「徹底した回避ルール」を無視しても、先行テクニカルでは精度の低下が特に無いというのが実情です。
もちろん、重複点テクニカルの回避ルールを、先行テクニカルにも適用させて精度をより高めようとする
「応用」
も決して意味が無いわけではありません。
ただ、ここまで解説させて頂いたように、すでに先行テクニカルにおけるエントリー条件には、
1.頂点同士の間隔が等しい
2.高値同士、安値同士が平行
3.需要と供給の関係を踏まえた適切なローソク足の動向
4.直近のロールリバーサルとの重複
この4つの非常に厳しい「制約」「縛り」により、精度を大幅に飛躍させていました。
そのため、重複点テクニカルの回避ルールを先行テクニカルに適用させても、精度が向上するということは見受けられないのが実情です。
むしろ、回避ルールを先行テクニカルに適用させた場合は特に精度は変わらないからこそ「単純にエントリー回数が減少するだけ」というデメリットになっていました。
であれば、無理に回避ルールなるものを、あえて先行テクニカルに適用するメリットは無いと判断していたわけです。
以上の理由から、先行テクニカルでは重複点テクニカルで用いていた回避ルールという概念を、特に利用していませんでした。
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