「FXのデイトレード講座」の記事一覧(9 / 10ページ目)

FXのデイトレードで不可避のストレス4選とその対処法について

杉原です。

今回はFXのデイトレードに取り組む際に発生する「ストレス」に関する記事になります。

記事としては、避けられない4つのストレスと、それらの対処法について解説していく内容です。

実際のところ、FXのデイトレで発生するストレスが原因となり、

・トレード手法をルールどおりに実践できず、負けが多くなり資金が減っていく
・続ければ資金が増えていた見込みがあるにも関わらず、FXのデイトレ自体を辞めてしまう

などの「マイナス面」に繋がってしまうトレーダーが意外にも少なくありません。

そんなFXのデイトレードでの成功を邪魔するストレスについて、筆頭の4選を挙げながら、それらの対処法を同時に解説していきたいと思います。

それでは早速いってみましょう。

当記事で解説するストレスの対処方法・解決策に関しては、実際に私がやっていることであり、私のデイトレ手法を継承した二桁以上のクライアントにも実践して頂き好評を得ているものです。

ですので、一個人にしか通用しない方法ではなく、それなりの人数に当てはまっている方法なので、非常に有益な情報になると思います。

まずFXのデイトレにおける代表的なストレスは以下の4つです。

  • 1.エントリーを待つ時間
  • 2.利確まで待つ時間
  • 3.含み損が広がっていく様子
  • 4.負けが確定する損切り

では1つずつ詳しく見ていきましょう。

デイトレのストレス1.エントリーを待つ時間

FXのデイトレードでエントリーのチャンスを「待つ」という行為は避けることができません。

そもそも相場は全トレーダーの売買注文によって値動きが決まり、その値動きによってエントリーのチャンスが発生します。

そのため、どうしても自分の思いとおりにチャンスは巡って来ないわけです。

もちろん、

「パソコンの電源を付け、チャートを開いたら、すぐにエントリーのチャンスが来た」

という場合も、まったくないわけではありません。

ただ、どんな手法でも、そのような都合の良い事は非常に「稀」「珍しい事」であり、やはりチャンスを「待つ時間」は必要不可欠であり、それが『ストレス』に繋がってしまいがちだと思います。

その上で、私自身もFXのデイトレを始めた当初は、そんな「待ち時間」は、

『早くチャンスが来て欲しい』

という何とも「じれったい気持ち」になったものでした。

では、そんな待ち時間のストレスを解決した方法に関して、具体的に3つ解説させて頂きたいと思います。

【実践者の実績や生の声】

待ち時間の対策1.FXのデイトレ以外のやる事に集中する

これは単純に、FXのデイトレ以外の作業を作り、その作業に集中することです。

作業の例としては、趣味や個人ビジネス、家事、何でも構いません。

結局のところ、どんなFXのデイトレード手法だろうと、チャートを見続けても自分の思いとおりにチャンスは巡って来ないので、チャートを見ないように別の事に集中するわけです。

そんな別の「やる事」について、もう少し具体的な例を挙げてみましょう。

デイトレの資金増加に繋がるものとしては、

アフィリエイト
ブログ運営
せどりや転売
YouTubeの動画投稿
データ入力

が代表的なものであり、そのほかの趣味などとしては、

漫画を読む
動画を視聴する
書籍や雑誌を読む
ネットサーフィンを行う

などが例になります。

デイトレードの合間にブログ運営やアフィリエイトなどの「資金稼ぎ」をすれば、FXのデイトレで稼ぎながら資金の追加ができるようになり、一石二鳥になるため、割とおすすめです。

もちろん、デイトレの合間に資金稼ぎをせず、そのほかの作業として、趣味や家事を行なっても何ら問題ありません。

いずれにせよ、エントリー待ち時間のストレスを感じないよう、トレードとは別の作業に集中できれば良いからです。

ただ、デイトレードの合間に別作業を行う際には、その作業に集中し過ぎてしまい、エントリーのチャンスを見逃さないように注意が必要になります。

そもそも本来の目的はFXのデイトレードで稼ぐ事なので、合間に行う別作業に没頭し過ぎて、エントリー場面を見逃しては意味がありません。

そこで、私としては、

・アラートを活用してチャンスが来る前に知らせる
・定刻を決めてチャートを見る

という対策を推奨していました。

アラートを活用してチャンスが来る前に知らせる

これは、取り組む手法の『エントリー条件が成立する手前の段階』で、チャートソフトなどでアラートを鳴らす方法です。

チャートソフトの例:MT4やトレーディングビュー

仮に特定の水平ラインにローソク足が触れた瞬間にエントリーする、という手法のルールを例にしてみます。

その場合、その水平ラインにローソク足が触れた段階でアラートを鳴らすように設定すると、そこからチャートを見始めてしまうため、エントリーに間に合いません。

そのため、エントリー条件となる水平ラインにローソク足が触れる手前でアラートが鳴るように設定するわけです。

どのくらい手前かという部分は、手法によっても左右されますが、およそ5pips手前などにすれば、アラートで通知が来てからでも十分エントリーに間に合うと思います。

実際に私のデイトレード手法では、このアラートを活用することが可能なため、通知が来るまでは別の作業への没頭ができていました。

定刻を決めてチャートを見る

ただ、取り組むFXのデイトレード手法によっては、エントリー条件が成立する前にアラートを設定することが難しい、そんな場合もあるかもしれません。

仮にそのような場合、定刻を決めて、その時刻になったら無条件でチャートを見る事を推奨していました。

定刻に関しては、取り組む手法のエントリー頻度によって左右されますが、例としては20分刻みなどがあります。

たとえば、21時→21時20分→21時40分→22時などです。

ただし、取り組むデイトレード手法のエントリー条件が5分足の確定時点という場合、今挙げた

21時→21時20分→21時40分→22時

というタイミングでチャートを見てしまうと、チャンスが来てもエントリーに間に合いません。

そのような場合、20時57分→21時17分→21時37分→21時57分のように、20分刻みではあるものの、3分前のタイミングでチャートを見る方法がおすすめになります。

当然ながら手法によってエントリー条件は異なりますが、5分足のローソク足が確定する3分前ならば、十分にエントリー判断が可能だと考えられるからです。

待ち時間の対策2.別の手法を並行して取り入れる

続いての対処法は、ここまで説明した「別の作業に取り組む方法」とは真逆となるかもしれません。
この対処法は、取り組むFXのデイトレ手法を1つにせず、複数の手法でFXのデイトレードに臨むということになります。

取り入れる手法を増やすほど、比例してエントリー頻度も増えるため、そもそもストレス要因となる「待ち時間」そのものを短くできるわけです。

もちろん、有効なFXのデイトレード手法を複数個身に付ける「手間」と「労力」が発生することは否めません。

ただ、身に付けた手法の数が多いほど、エントリー頻度が増えてストレスになっていた「待ち時間」を削減できるだけではなく利益率の向上も見込めるため、非常に有効な方法です。

待ち時間の対策3.FXのデイトレ実践の時間を限定する

この対策法はそもそも論になりますが、FXのデイトレードを行う時間帯を限定してしまう事で、物理的に待ち時間を減らすものになります。

FXにおいては、メインとなる下記3つの市場が開いてすぐが、最も参加トレーダーが多く値動きが大きい時間帯です。

  • 東京市場(9時~)
  • 欧州市場(16時前後~)
  • ニューヨーク市場(21時前後~)

そんな値動きが大きい時間帯のみに、FXのデイトレを行う時間を限定すれば、必然的にエントリーの「待ち時間」を減らせます。

ただ、当然ながら、デイトレの実践時間を限定して短くすればエントリー待ちの時間が減りますが、その分だけエントリーの頻度も減る事は避けられません。

そこで有効となるのが、「欧州市場」と「ニューヨーク市場」が重なる時間のみでFXのデイトレを行う方法です。

まず欧州市場とニューヨーク市場は東京市場と比べ、それぞれ参加トレーダーが異常に多くなる事もあり、値動きが非常に大きくなります。

そのため、欧州市場とニューヨーク市場が重なる21時~翌2時前後は、特に値動きが活発です。

この21時~翌2時前後という約5時間程度では、1日中FXのデイトレをする場合に比べエントリー頻度は減るものの、値動きが非常に活発なので、1回のトレードで得られる利益が大きくなります。

そのため、5時間程度という短時間のみですが、十分な利益率を取る事はまったく不可能ではありません。

現に、私やクライアントのトレーダーたちも、基本的にはこの「欧州市場とニューヨーク市場が重なる時間のみ」でFXのデイトレードを行っていますが、1日あたり10%台の利益率を取れていました。

もちろん、取れる利益率に関しては、取り組むFXのデイトレ手法によって左右される事は避けられません。

ただ、21時前後~翌2時頃までの短期間でも、この時間帯であればエントリー回数が少なくても、1回のエントリーで大きな利益を狙えるため、非常に効率が良いわけです。

この「欧州市場とニューヨーク市場が重なる時間のみ」であれば、そもそもFXのデイトレ実践の時間が短くなるため、必然的にエントリーを待つ時間も少なくなるため、ストレスの発生を抑える事ができます。

デイトレのストレス2.利確まで待つ時間

エントリーを待つ時間と同様に、この利確を待つ時間も「待ち遠しく」、ストレスに感じやすい時間かもしれません。

「まだ利確できないのか・・・」
「もしかして逆行して含み損が広がっているのでは?」

などとネガティブな思考が頭を巡ると、余計に待ち時間が長く感じてしまうと思います。

利確待ちのストレスに対する対処法

そんな利確を待つ時間のストレス対する対処法としては、

・利確予定の価格に指値注文を出し、アラート通知を活用する
・アラート通知が来るまではチャートを見ずにほかの事をやる

という方法が有効です。

たとえば、前回高値で利確を予定するのであれば、その高値に指値注文を出しておけば、その価格になった際に自動で利確が完了します。

その際に、MT4では決済が指値注文が通るとアラート通知ができるため、そのアラートを設定しておくわけです。

そうすれば、アラート通知が来るまで、別の作業に集中しておき、待ち時間のストレスを軽減することができます。

このアラートや別の作業という部分は、前述の「エントリー待ちの時間」への対処法とまったく同じですので、詳しくは先ほどの説明を再読頂ければ幸いです。

デイトレのストレス3.含み損が広がっていく様子

デイトレードのおけるストレスの3つ目としては、含み損が広がっていくストレスが挙げられます。

「このまま含み損が広がれば、損切りになってしまう」

と感じ、ネガティブな考えが頭を巡り、ストレスになる傾向にあると思います。

ただ、FXのデイトレードではスプレッドや手数料がある時点で、含み損からは避けられません。

また、相場の値動きは常に上下を繰り返しながら波のように動くため、いくら利確できるトレードだったとしても、一時的に含み損を抱える事は多々あるはずです。

ですので、含み損に対するストレス対処法としては、まず含み損は避けられないものだと「認識」することが初めの一歩と言っても過言ではありません。

その上で、ご自身が取り組むデイトレ手法のおいて、

「含み損は何pipsが平均か」
「最大の含み損はどれくらいか」

などをしっかり検証する事を推奨いたします。

その検証を念入りに行っておけば、本番環境のリアルトレードで含み損が発生した際に、

「これくらいの含み損は当たり前だから、特に心配いらない」

と、冷静を保てるはずだからです。

以上が、FXのデイトレードを行うにあたって避けられない含み損に関するストレス対処法でした。

デイトレのストレス4.負けが確定する損切り

損切りを行うと、含み損という「仮の損失」だったものが「確定の損失(負けトレード)」に変わります。

よって、損切り自体が苦痛となり、ストレスに感じるトレーダーも少なくありません。

おそらく「負け」が好きな人は非常に稀でしょうから、非常に多くのトレーダーが損切りをストレスに感じてしまうのだと思います。

そんな「負けトレード」が確定してしまう損切りですが、その損切りのストレスへの対処法としては、月間の利益率を常に考える事が有効です。

当然のことですが、相場の世界において勝率100%のトレード手法は基本的に存在しません。

そのため、損切りは当たり前の行為なわけです。

そのトレードで損切りによって損失を受けても、結局のところ、月間でプラスになれば月間の収入は確保できるようになります。

1回のトレードで負けたとしても、別の「勝ちトレード(利確)」によって、その損失分を十分に上回れば良いということです。

また、負けトレードは月に何度あっても構いません。

結局は、月単位で見て利確時に得られる合計の利益率が、月間のトータル損失額を大きく上回れば、その分だけ利益も大きくなるからです。

ですので、このように考えれば、損切りをストレスに感じる事はそもそも必要ありません。

それでも損切りが多く、利益額よりも損失額の方が多くなる場合は、そもそも手法が問題なので、ストレスへの対処よりも手法の見直しを優先した方が良いと思います。

問題となるのが、本来のルールならば損切りするはずが、たった一度の損切りを渋って後回しにして含み損がどんどん膨らみ、コツコツドカンのように最終的に資金の多くを失う大きな損切りになってしまうことです。

このように損切りで負けを確定するストレスから逃れたいために、ルールどおりに損切りせずに渋り続け、取り返しがつかない程に含み損が広がった時に、やっと損切りしてしまうトレーダーは少なくありません。

このような事態を避けるためにも、月単位の利益を常に考え、損切りをする際には、

「別のトレードで取り返せばよい」

と考えを切り替え、冷静に損切りを実行する事を推奨いたします。

総括。FXのデイトレードで不可避のストレス4選とその対処法。

以上、本記事ではFXのデイトレードにおける下記のような4つのストレスを挙げてきました。

  • 1.エントリーを待つ時間
  • 2.利確まで待つ時間
  • 3.含み損が広がっていく様子
  • 4.負けが確定する損切り

その上で、各対処法を解説してきた次第です。

そんな各ストレスに対す対処法の概要が下記になります。

  • 1.エントリーを待つ時間
    →FXのデイトレ以外のやる事に集中する
    →別の手法を並行して取り入れる
    →FXのデイトレ実践の時間を限定する
  • 2.利確まで待つ時間
    →利確予定の価格に指値注文を出し、アラート通知を活用する
    →アラート通知が来るまではチャートを見ずにほかの事をやる
  • 3.含み損が広がっていく様子
    →含み損は不可避なものという前提で、取り組む手法で「含み損は何pipsが平均か」「最大の含み損はどれくらいか」をしっかり検証する
  • 4.負けが確定する損切り
    →損切り時の損失よりもトータルの利益額が大きくなれば良いので、キリの良い月間の利益率を常に考える

以上が本記事内容のまとめでした。

当ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレードを生業とすべく情報提供を行っていますので、FXのデイトレードでの成功を志す場合、有益な情報を得られるはずです。

10%前後の利益率を出しているデイトレ手法について、エントリーから決済まで図解しているので、ぜひ参考にしてみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

専業デイトレーダーに最低でも必要な資金を「7つの月収別」で解説

杉原です。

読者さんから定期的に頂く質問に、

「FXのデイトレで専業になるには、最低でも資金(元本)がどのくらい必要ですか?」

というものがあります。

割と頻繁に頂く質問であるため、私としては、多くの方が気になる内容かと感じていました。

そこで今回の記事では、専業デイトレーダーとしてFXのデイトレを生業とするには、最低資金がどれくらい必要かを解説していきたいと思います。

その上で、月収の目標は人それぞれだと思いますので、今回は『7パターンの月収別』に、最低限の必要資金を算出させて頂く次第です。

ただ、必要な最低資金は、そのトレーダーが取り組む「手法」によって大きく左右されるものだと思います。

そのため、本記事では、専業トレーダーとして私自身が行なっているFXのデイトレ手法をもとに、7パターンの月収から逆算した必要資金を解説させて頂く次第です。

また、複利運用の場合は、日々の得られる利益をそのまま資金に追加するため、利益を現金として銀行口座などに下ろす事ができません。

よって、1か月間において21営業日として、単利運用でFXのデイトレードを行うという前提としています。

FXのデイトレードを専業にするために必要な最低限の資金とは

まず前提条件の話をさせてください。

前述のとおり、手法によってトレーダーが得られる利益率はまったく異なるはずです。

その上で私が実践しているFXのデイトレード手法は、

・1日あたり10%台の利益率
・ニューヨーク時間に特化(21時頃~翌2時頃)

という特徴があります。

上記のとおり、特に長時間に渡ってFXのデイトレードを行うわけでもなく、午前や夕方など会社勤めの方が実践不可能な時間帯に行うわけでもありません。

そのため、時間の都合によって、私以外の第三者が1日あたりの利益率が減るということは特別考えにくいと思います。(現に、この手法を多数のクライアントが実践し、私と同等の利益率を出せていますので)

私が自身のデイトレ手法を継承したクライアントの方々が出しているパフォーマンス(利益率)は、下記の記事で詳しく紹介していますので、宜しければあわせてお読みになってみてください。

>ご挨拶とFXのデイトレード実績の紹介

>私のデイトレード手法を継承した方々(クライアント)の実績データ一覧。

以上を考慮し、

1日あたりの平均利益率は15%
1か月間を21営業日として単利運用

という前提条件にさせて頂く次第です。

また、月収別のパターンは、下記のように7つ用意いたしました。

  • 月収10万
  • 月収20万
  • 月収50万
  • 月収100万
  • 月収500万
  • 月収1,000万
  • 月収1,500万

一応、私自身は上記すべての段階は「経験済み」なので、今から示していく必要資金の事例は、実体験にともなうものだということです。

では早速、7つの月収パターンにおいて、私が実践しているデイトレ手法の場合に、最低限どれくらいの資金が必要かを示していきたいと思います。

月収10万

まずは月収10万という場合について計算してみたいと思います。

トレード資金が30,000円の場合ですと、

30,000円×1日15%×21営業日=94,500円

となり、わずかに月10万におよびません。

対してトレード資金を40,000円に増やすと、

40,000円×1日15%×21営業日=126,000円

このように月10万は超えていきます。

よって、月収10万に対して最低でも必要なトレード資金は、およそ30,000円後半~40,000円だということです。

月収20万

トレード資金が60,000円の場合
→60,000円×1日15%×21営業日=189,000円

トレード資金を70,000円にした場合
→70,000円×1日15%×21営業日=220,500円

ゆえに、月収20万に対して最低でも必要なトレード資金は、およそ60,000円後半~70,000円だということです。

月収50万

トレード資金が160,000円の場合
→160,000円×1日15%×21営業日=504,000円

よって、この時点で160,000円のトレード資金ならば、ギリギリ50万の月収は見込めるわけです。

ですが、上記のようにあまりにもギリギリの数字ですと、何らかの小さなミスが1つでもあった場合、月収50万を到達できない可能性があります。

そこで、トレード資金を170,000円とした場合、

トレード資金を170,000円にした場合
→170,000円×1日15%×21営業日=535,500円

となったため、月収50万を達成する上での「安全圏」と言えるのではないでしょうか。

以上から、月収50万に対して最低でも必要なトレード資金は、安全圏として170,000円だということです。

月収100万

この月収100万円という数字は、FXのデイトレードに限らず、何らかのビジネスを自身で行う際の「目標額」として目指す人が少なくないと思います。

実際に稼ぐ金額として、「月90万」と「月100万」では、

・大台を稼いだという自分への自信
・翌月以降のトレードに対するモチベーション

も非常に「プラス」になるはずです。

そういった観点からも、専業デイトレーダーを志す場合、まず目指して欲しい月収がこの100万円になります。

前置きはこの辺りにして、早速ですが計算の方にいってみましょう。

トレード資金が300,000円の場合
→300,000円×1日15%×21営業日=945,000円

これでは若干ですが月100万の大台には至りません。

もちろん、この300,000円というトレード資金でも、偶然に普段より大きく勝てる日が1日でもあれば、ギリギリで月100万に達成する可能性があります。

ただ、それでは「最低でも必要な資金」とは言えません。

そこで、トレード資金を350,000円にした場合ですと、

350,000円×1日15%×21営業日=1,102,500円

となって、余裕を持って月100万台に到達ができました。

よって、月収100万に対して最低でも必要なトレード資金の目安としては、およそ350,000円だということになります。

月収500万、月収1,000万

この月収500万と月収1,000万における必要資金の算出は、

月収500万→先ほどの月収50万をそのまま10倍
月収1,000万→先ほどの月収100万をそのまま10倍

すれば良いだけになりますので、ここでは簡潔に示したいと思います。

月収50万の場合は「170,000円」なので、
→月収500万=170,000円×10=1,700,000円

月収100万の場合は「350,000円」なので、
→月収1,000万=350,000円×10=3,500,000円

以上の計算から、

月収500万を目指す際の必要資金は「1,700,000円」
月収1,000万を目指す際の必要資金は「3,500,000円」

あたりが妥当な数字になってくるということです。

月収1,500万

最後は月収は1,500万円になります。

トレード資金を仮に4,500,000円として場合、

4,500,000円×1日15%×21営業日=14,175,000円(月収1,417万円)

となるため、目標の月収1,500万にはおよびません。

そこで、5,000,000円のトレード資金を用意した場合ですと、

5,000,000円×1日15%×21営業日=15,750,000円(月収1,575万円)

と、プラス75万の余剰がある状態で月収1,500万円を達成できる見込みになるわけです。

よって、500万円というトレード資金が、月収1,500万円に最低でも必要となる資金と言えるかと思います。

まとめ。専業デイトレーダーに最低でも必要な月収別の資金。

今回の記事では、FXのデイトレードを稼ぐ上で必要な資金の目安として、7パターンの月収別に、計算過程とあわせて説明してきました。

以下が、7つの月収別に必要資金の目安です。

  • 月収10万
    →40,000円
  • 月収20万
    →70,000円
  • 月収50万
    →170,000円
  • 月収100万
    →350,000円
  • 月収500万
    →1,700,000円
  • 月収1,000万
    →3,500,000円
  • 月収1,500万
    →5,000,000円

すべて共通して、目標月収の「3分の1」あたりが、妥当なトレード資金になっています。

そのため、多くのトレーダーが目標とする大台の月収100万円は、40万未満でも達成が可能です。

ただ、この記事で解説してきたトレード資金の目安は、前述のとおり、あくまでも私が実践するFXのデイトレ手法を基準としたものになります。

ゆえに、ほかのトレード手法によって、各月収に対して必要なトレード資金は『まったくの別物』になる事をご了承ください。

本記事で必要資金を算出する際の「基準」とした、私やクライアントが実践する「1日10%台の利益率」が平均のデイトレードの手法は、下記の公式メールマガジンにて、掘り下げて解説していました。

もしご興味がありましたら、登録は無料ですので、下記の案内ページだけでもご覧頂ければ幸いです。

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杉原。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、ほかの関連記事もあわせてお読みになってみてください。

>ブログの目次はこちらから

>どっちが勝てる?FXのデイトレードとスイングトレードを比較した結果。

>目指すは専業。デイトレードのコツや上達法の4選を解説。

>専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

>FXのデイトレードで成功する人の性格や素質、適性とは。専業デイトレーダーに向いている人の解説。

目指すは専業。デイトレードのコツや上達法の4選を解説。

杉原です。

今回の記事では、

・まだ思うようにFXのデイトレードで勝てていない
・もっとFXのデイトレードで収益を伸ばしたい

という、いずれの場合であっても、価値を感じて頂ける内容として、

「デイトレードのコツ、上達法」

に関しての4選を解説していきたいと思います。

私自身、一応ですが専業のデイトレーダーとして活動していますので、今回の記事で解説させて頂く内容は、私が実際にFXのデイトレードを専業にできるまでに行った「上達法・コツ」です。

ですので、専業デイトレーダーを目指す意識がある場合は、非常に有益な記事になると思います。

宜しければ、ぜひ最後までお付き合いください。

早速ですが、今回のテーマであるFXのデイトレ上達法・コツとして、私が考える上では以下の4つがあります。

  • 1.その場の感覚でトレードをしない
  • 2.確固たるFXのデイトレード手法をモノにする
  • 3.デモトレードはせずに実際の相場で実践
  • 4.根拠のない情報に流されない

それでは、1つずつ掘り下げてみましょう。

FXのデイトレ上達法・コツ1.その場の感覚でトレードをしない

1つ目は、感覚でトレードをしてはならないということです。

普段は自分が取り組んでいる手法を守ってトレードしているものの、チャートを眺めていて「絶好のチャンス」と思い、その場の感覚でトレードをしてしまう事は避けなければなりません。

なぜなら、そんな突発的に感覚で行うトレードは、しっかりと検証していない手法になるため、ただの「ギャンブル」と同じになるからです。

いくら絶好のチャンスに見えて、

「今ロングでエントリーすれば絶対に勝てるはず!」

と確信を持ったとしても、普段取り組んでいる手法以外の場所でエントリーしてはいけません。

仮にその時は勝てたとしても、そんな「未検証」のトレードを繰り返せば、いずれは負けが続く可能性があります。

専業レベルで勝ち、FXのデイトレードで長く勝ち続けたいのであれば、検証を済ませていない突発的な感覚で行うトレードは絶対にさけるべきなんです。

どんなに「おいしそう」な相場状況が来ても、普段行っているFXのデイトレ手法以外の相場には絶対に手を出さないように意識してください。

長くFXのデイトレードを続ければ続ける程、未検証の手法によって「無駄な損切り」を増やしてしまい、普段得られていたはずの利益が削られてしまい、収益が伸び悩む原因に成り得るからです。

ここで挙げた、取り組んでいるFXのデイトレ手法を徹底的に守る事が、デイトレのコツを掴む方法であり、上達の第一歩となります。

FXのデイトレ上達法・コツ2.確固たるFXのデイトレード手法をモノにする

続いては、確信を持てる確固たるFXのデイトレード手法をモノにするということになります。

この「モノにする」という表現は、「身に付ける」という意味合いで間違いありません。

FXのデイトレ手法を自ら構築する
第三者が構築したFXのデイトレ手法を手にする

という、どちらの場合にしても、自分がその手法を使いこなせるレベルにする必要があります。

なぜなら、いくら過去の「止まっているチャート」で勝てると思っていても、実際の相場ではチャートは動いており、手法を身に付けていないとミスを連発して大きな損失を繰り返す可能性が高いからです。

実際のところ、リアルタイムの相場(チャート)とは異なり、過去のチャートは動いていません。

そのため、有効なFXのデイトレ手法を手にした(または構築した)際、過去チャートでいくら勝てていても、リアルタイムの相場ではなかなか上手くいかないケースが多々あるわけです。

そんな、実際の相場ではFXのデイトレ手法が上手くいかない根本原因としては、

・リアルタイムに動き続けるチャートのスピード感に追い付けない
・チャートの右側が見えない事で確信が持てずに迷ってしまう

などが挙げられます。

実際の相場で上手くいかない要因1.リアルタイムに動き続けるチャートのスピード感に追い付けない

実際の相場では、常に止まる事なくチャートは動き続けます。

その上で、録画した映像やYouTube動画のように、自分の思いとおりにチャートを止める事はできません。

そういった面から、止まっている過去チャートでは余裕であるものの、実際に動いているチャートでは焦ってしまうケースが多々見受けられます。

そして、チャートの動きに焦った結果、本来のデイトレ手法とおりにエントリーや決済ができず、無駄な損失を連発してしまうわけです。

実際の相場で上手くいかない要因2.チャートの右側が見えない事で確信が持てずに迷ってしまう

過去のチャートでは、チャートの右側=その「先」が見えます。

対して、実際のチャートでは前述のとおり動きを止める事ができないだけではなく、チャートの右側がまったく見えません。

まるで、真っ暗闇の中を突き進むような感覚です。

そのため、本来は手法とおりにトレードすればエントリーする場面だとしても、

「本当にここでエントリーしていいのか?」

と、不安を感じてエントリーを見送ってしまうケースがあります。

本当はエントリーして利益を獲得すべきチャンスにも関わらず、そのチャンスを見逃してしまう事で本来は得られるはずの収入が得られません。

また、エントリーだけに限らず、決済の場合も同様です。

本来の手法とおりならば即座に利確しなければならない場面だとしても、チャートの右側が見えない事で不安になり、利確を先延ばしにした結果、大きな反転が起こってしまい、逆に損切りになるケースも少なくありません。

以上が、

・リアルタイムに動き続けるチャートのスピード感に追い付けない
・チャートの右側が見えない事で確信が持てずに迷ってしまう

という、実際の相場になると、なぜか手法を上手く実践できない原理になります。

正直な話、いくら有効なFXのデイトレード手法だとしても、過去チャートで勝ててもコツを掴めない上に上達ができないため、あまり意味がありません。

前述のとおり、過去チャートは止まっていますし、何より「緊張感」がまったく異なるからです。

ですので、動いているチャートでも実践できるように、確信を持てる確固たるFXのデイトレード手法をしっかりと身に付ける事が第一になります。

では、どうすれば動きのある実際の相場でも、過去チャートと同じように手法の実践ができるようになるかという、その方法こそが、次に解説する『FXのデイトレ上達法・コツ3.デモトレードはせずに実際の相場で実践』になります。

取り組むべき、手に入れるべきデイトレードの手法に関する「特徴」「原則」に関しては、下記の記事で詳しく掘り下げておりましたので、あわせてご覧になってみてください。

>専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

FXのデイトレ上達法・コツ3.デモトレードはせずに実際の相場で実践

先ほどは、動きのある実際の相場でも、過去チャートと同じように手法の実践ができる必要があると解説してきました。

その上で、「どうすればリアルタイムの相場でも、しっかりとデイトレ手法の実践が可能になるか」の答えが、

『デモトレードはせずに実際の相場で実践する事』

になります。

まだ手法が完全に身に付いていない状況で、実際の相場に向かう事は危険に感じるかもしれません。

ただ、「最低金額」でのトレードならば、いくら負けても資金の減少は微々たるものなので、特に問題ないと思います。。

ですが、多くの方は実際の相場に向かうよりも、「デモトレード」を優先して取り組む場合が少なくありません。

デモトレードは数百万単位の金額でトレードの疑似体験ができるため、練習として有効な手段と考えられています。

確かに、自分が目指したい資金量でのトレードを疑似体験ができれば、実際の相場に向けての有効な練習に感じるかもしれません。

しかし、デモトレードはいくら負けても自分の金額ではないため、実際の相場とは「緊張感」がまったく異なります。

そのため、本番のトレードを行う際に初めて緊張しながらのトレードになってしまうため、動きのあるリアルタイムのチャートでは上手くいかない傾向にあるわけです。

加えて、実際のスプレッドや注文の処理速度も、デモトレードと実際の相場では同じにはなりません。

要するに、緊張感だけではなく、スプレッド、注文の処理スピードさえも本番の相場とは違うからこそ、デモトレードはあまり有効な上達法とは言いにくいんですね。

一方、デモトレードではなく、本番の相場で最低金額のみを入金して、最低ロット数で練習するという方法ならば、

・緊張感
・スプレッド
・注文の処理スピード

などはリアルな相場環境とまったく変わらないため、有効な上達法と言えるわけです。

その上、最低金額のみ、最低ロット数のトレードなので、失敗を繰り返したとしても、損失は本当に微々たるものでしかありません。

ゆえに、特にリスクもありませんし、本番と同等の緊張感や環境で実践ができるようになります。

そのため、いざ大きな資金を投入してロット数を上げた際にも、練習と同様に実践ができるほど、手法を身に付けられるようになるということです。

以上が、3つ目のデイトレードのコツおよび上達法になります。

FXのデイトレ上達法・コツ4.根拠のない情報に流されない

最後となる4つ目のデイトレ上達法・コツは、無根拠の情報に流されないことです。

今現在、世間的に投資・トレードに関する情報は、特に下記のような媒体で垂れ流し状態にあります。

  • 雑誌や書籍
  • ブログやサイト
  • ネット広告
  • YouTube動画
  • 情報商材

そして、上記の9割強が、営利目的による媒体です。

一部、単に自身のトレードを記録する目的で運営するケースがありますが、本当にごく一部に過ぎません。

基本的に上記のような媒体は、

・オンラインサロンの勧誘
・EA(自動売買ツール)の紹介
・情報商材の売り込み
・口座開設の斡旋

などを介して「収入を得ることが目的」というケースが大半以上を占めています。

もちろん、そのような行為自体が違法ではないですし、個々のビジネスモデルですので特にそれに退位して問題はありません。

そういう私自身も、このブログ『専業FXデイトレーダーの会』やメルマガを介して、FXのデイトレードに関連する情報を発信していることは事実です。

その上で、なぜ専業のデイトレーダーである私が、あえてブログやメルマガを運営して、自身の手法を第三者に継承しているのかという明確な答えは、下記の記事にて一切隠さずに明かしています。

宜しければ、あわせてお読みになってみてください。

>私が有効なFXのデイトレード手法を第三者に継承している理由

ただ問題なのは、ブログやサイト、YouTubeなどで情報発信を行っている人が、実はトレードの『素人』というケースが本当に多く、中には非常に的外れな間違った情報が拡散されていることです。

以前、

「トレードをやるよりも、情報商材やEAなどを売り込む方が楽に儲かる」

という趣旨の情報商材が販売され、それを機に、多くのブログやサイトが、情報商材やEAの紹介料を貰う目的で運営され始め、YouTube運営なども増えてきました。

紹介屋、いわゆるアフィリエイターという人達です。

前述のとおり、アフィリエイト行為自体は違法でも何でもないので、特にどうこう言うつもりも、権利もありません。

ですが、問題はアフィリエイター達が発信する『的外れ情報』によって、間違った知識を得てしまうという事なんです。

まだFXのデイトレードで思うような成果が得られていない段階では、一体どんな情報が本当に正しいものかという判別が非常に難しいと思います。

特に、高額な情報商材やオンラインサロンの売り込みでは、腕を組んで堂々と顔出ししている人がいるので、勝てるノウハウだと誤認してしまう可能性も否定できません。

仮に、間違った情報を信じたばかりに、自身のデイトレード収益がまったく伸び悩み、最悪の場合、デイトレのコツを掴んだり上達するどころか、資金をどんどん減らしてしまう可能性すらあります。

そんな状況に陥れば、FXのデイトレードでの成功は遠のく一方です。

そこで、投資・トレードに関する情報を得る際には、

「その情報が根拠のあるものかどうか」

を基準にして、信じるかどうかを判断する事をおすすめします。

要するに、その情報が理に適っているかどうかを見極めた上で、信じるか信じないかを判断するわけです。

そのポイントとしては、発信情報が無根拠ではなく、「しっかりとした納得できる理論が展開されているかどうか」になります。

ブログやサイト、YouTubeなどをはじめ、あらゆる媒体から情報を受け取る際には、上記を意識した上で根拠のない情報に流されないように注意してください。

そうする事により、自然と正しい情報のみを取り入れられるようになり、デイトレーダーとしての成功に一歩ずつ近づけるようになるはずだからです。

【実践者の実績や生の声】

まとめ。デイトレードのコツや上達法の4選。

以上、今回の記事ではデイトレードのコツ、上達法として、下記4つを解説させて頂きました。

  • 1.その場の感覚でトレードをしない
  • 2.確固たるFXのデイトレード手法をモノにする
  • 3.デモトレードはせずに実際の相場で実践
  • 4.根拠のない情報に流されない

その上で、このブログでは一度の取引で10%前後の利益率を出しているデイトレ手法を、記事の中で解説していました。

エントリーから決済までの流れを、実際のチャートを使って図解しているので、ぜひ以下の記事も併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理につ

>専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

>本当にポンド円?デイトレに適したFX通貨ぺアの特徴と上位6つを紹介

>この時間帯のみでも十分。FXのデイトレードで利益率と勝率が高い時間帯とは。

>少額でも儲かる。FXのデイトレードに適した取引口座のスペック。

それでは。

杉原。

>ブログの目次はこちらから

少額でも儲かる。FXのデイトレードに適した取引口座のスペック。

杉原です。

FXのデイトレードに限らず、FXなどでトレードを行う際には必ず取引所(取引業者)で取引口座を開設し、その口座を介してエントリーや決済の注文を出していきます。

ただ、そんな取引口座には、取引業者別にもさまざまな機能(スペック)があり、口座の選択を誤ると気付かない内に「不利」な条件でトレードを行い、パフォーマンスに悪影響を及ぼしているかもしれません。

そこで今回の記事では、たとえ小額でも儲かるよう、利益率を高めるためのデイトレードに適した取引口座のスペックを解説したいと思います。

本記事の内容を踏まえた上で、取引所や取引口座の選択を行えば、FXのデイトレードを「有利」に行えるため、パフォーマンスの向上に繋がるはずです。

ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います。

今回の記事で解説する内容は、実際に専業のデイトレーダーとして活動いる私自身が、1日あたり10%台の高い利益率を維持している上で、絶対的に「必須」としている取引口座のスペックです。

>FXのデイトレード実績の紹介はこちら

それほど私自身は口座のスペックを重要視しているわけですが、そんなスペックの口座を選ぶ事が、そのまま利益率の向上に直結すると言っても過言ではありません。

そのような観点からも、FXのデイトレードで利益率を高めたいとお考えであれば、本記事の重要性は非常に高いものになるはずです。

少額でも儲かるためのデイトレードに最適な取引口座の機能(スペック)とは

私自身が必須と考えている、たとえ少額からでも儲かるべく、FXのデイトレードに適した取引口座のスペックが、下記5つです。

  • 1.スプレッドが狭いこと
  • 2.レバレッジが大きいこと
  • 3.強制ロスカットの条件が緩いこと
  • 4.追証が発生しないこと
  • 5.注文の処理が高速であること

私としては、5つの内どれも必須と考えており、何1つ欠けてはならないと思っているわけです。

それほど5つすべての要素がそれぞれ重要性の高いものなので、1つずつ細かく解説していきたいと思います。

FXのデイトレに向いている取引口座のスペック1.スプレッドが狭いこと

1つ目の必須スペックは「スプレッドの狭さ」です。

前提としてFXのデイトレードは、スイングトレードのように数日以上、場合によっては数週間単位の長期間に渡って利幅を伸ばすスタイルではありません。

そもそもFXのデイトレードはその日の内にトレードを完結させるスタイルのため、必然的に利幅をそれほど伸ばさず、細かな利幅を1日の中で繰り返していく戦略です。

その上で、どうしてもスプレッドはトレードの度に避けることができません。

そんなトレードの度に不可避のスプレッドは、狭ければ狭いほど、

・利確時の利幅が向上
・損切り時の損失を抑制

に繋がります。

つまり、スプレッドが狭いほど、利確、損切りのいずれにしても、FXのデイトレードを行う上で「プラス」に働くということです。

逆にスプレッドが広い取引口座でFXのデイトレードを行うと、

・利確時の利幅が減少
・損切り時の損失が拡大

してしまうため、毎回のトレードで「マイナス」に働いてしまいます。

以上の観点から、口座に必要不可欠なスペックの1つ目は「スプレッドが狭いこと」だということです。

取引口座によっては、スプレッドがほぼない代わりに「手数料」を徴収するタイプがあります。

そのような口座タイプの場合も、ここまで説明した考えと同様に、手数料は「低い」方が「有利」である事は間違いありません。

スプレッドも手数料も、結局のところ同じ『取引コスト』だからです。

特にFXの場合ですと、大抵の取引口座が手数料タイプよりスプレッド形式になっていることから、「スプレッドが狭いこと」を1つ目のスペックとして解説しましたが、手数料の場合も同じという事を補足させて頂きました。

FXのデイトレに向いている取引口座のスペック2.レバレッジが大きいこと

FXのデイトレードに適した取引口座のスペックとして、2つ目はレバレッジの大きさになります。

レバレッジは大きくできるほど、ロット数を上げられる仕組みです。

そもそもトレード収益は『利幅×ロット数』なので、同じ利幅を取ったとしても得られる収益は、ロットを上げた分だけ大きくなるメリットがあります。

だからこそ、FXのデイトレードで小額からでも大きく儲けるためには、このレバレッジが大きい事が、取引口座のスペックとして必要不可欠だということです。

FXをはじめとするトレードの大きな魅力が、この『レバレッジ』と言っても過言ではありません。

「エントリー」「決済」と、やっている作業はまったく同じものですが、レバレッジを効かせロット数を上げるだけで、トレード収益は段違いに増えていきます。

それは、このレバレッジが効くからこその恩恵にほかなりません。

もし逆にレバレッジが効かない(レバレッジ1倍)としたら、いくら利幅を取れても、収益そのものがまったく伸びないため、多くのトレーダーはトレード自体を止めてしまう可能性もあります。

少なくとも私自身は、専業トレーダーを辞めることは間違いありません。。。

レバレッジの仕組みないとしたら、生計を立てるためのまとまった収益を毎月得るためには、

・途方もない資金(億以上の桁)
・トレードに費やす期間

が必要になり、とても専業ではやっていけないからです。

それほど、レバレッジの存在は不可欠だと考えていました。

また、レバレッジを高くしてロットを上げられるほど、獲得する利幅(pips数)が少なくても『トレード収益=利幅×ロット数』より、収益自体は大きくすることができます。

FXのデイトレに向いている取引口座のスペック3.強制ロスカットの条件が緩いこと

3つ目のデイトレ向き口座として重要なスペックは、保有しているポジションが口座側から強制的に決済されてしまう、いわゆる「強制ロスカット」の条件が緩いことになります。

この強制ロスカットは、エントリー後に含み損が大きくなっていき、「証拠金維持率」が低くなってしまうと、

「証拠金維持率が●●%以下になった場合、ポジションを強制決済いたします」

というように、取引業者が設定している『強制ロスカット』の条件を満たした際に、ポジションを強制的に決済=ロスカットされてしまう仕組みです。

そんな強制ロスカットの条件は、「証拠金維持率が●●%以下になった場合」というものが大半になります。

レバレッジ同様に、この証拠金維持率「●●%」の数字は各取引業者ごとに差があり、この数字が低ければ低いほど、

『強制ロスカットになりにくい=強制ロスカットの条件が緩い』

ということです。

つまり、強制ロスカットの条件が緩いほど、トレード中に耐えられる『含み損』が大きいということになります。

これは言い換えれば、含み損が大きくなっても強制ロスカットされにくいということです。

よって、「証拠金維持率20%でロスカット」などのように強制ロスカットの条件が緩ければ、その分だけロットを上げやすいという側面もあると言えます。

前述のとおりトレード収益は『利幅×ロット数』であるため、強制ロスカット条件の緩さがロット数を上げることに直結し、より利益率を高めやすくなるというわけです。

逆に「証拠金維持率100%でロスカット」のように強制ロスカットの条件が厳しければ、その分だけ含み損が小さくても強制ロスカットの条件を満たしてしまう可能性があります。

そのため、強制ロスカットの条件が上記のように厳しいければ、ロットをかなり抑えてトレードする必要があり、なかなか収益、利益率を伸ばしにくくなってしまうということです。

FXのデイトレに向いている取引口座のスペック4.追証が発生しないこと

続いてのデイトレードに適した取引口座のスペックは、「追証が発生しない事」です。

追証はそもそも「追加保証金」の略称で、取引業者が設定した「証拠金維持率の●●%」を下回ると、追加で証拠金を入金しなければならない仕組みで、基本的に追証が発生すると、

・証拠金を追加で入金
・ポジションの解消(決済)

という二択が迫られます。

これだけ見れば、追加で資金を入金できないのであれば、単純に持っていたポジションを決済すれば済む話です。

ですので、追証があることに、それほど問題を感じないかもしれません。

ただ、突発的に起こる異常な値動きにより、前述の強制ロスカットが正常に働かない場合があり、取引口座の残高が「ー4,000万」などの大きなマイナスになってしまう可能性があります。

そのような状況に陥ってしまえば、単純に持っていたポジションを決済しても、その「ー4,000万」のマイナス残高は残るわけです。

そして、そのマイナス残高の支払いを取引業者に行わなくてはなりません。

これが、追証によって引き起こる「借金」の仕組みになります。

もちろん、今挙げたような、異常な値動きによって強制ロスカットが正常に作動しないことで、大きなマイナス残高を背負うような事態はそうそう頻繫に起こるわけではありません。

ただ、

・週明け朝の時間帯
・経済指標の発表
・政治的な重役の重要な発言
・経済を揺るがす大きなニュースや事故

などがあった際には、異常な値動きが突発的に起こることによって、強制ロスカットが正常に作動しないことは普通に有り得ます。

上記のような事態に遭遇した場合、いくらFXのデイトレードで値動きに対し即座に反応して、すぐに決済して逃げようとしても、その決済が間に合わないかもしれません。

その結果、口座残高が大きなマイナスになり、FXのデイトレードで稼ぐはずが、逆に大きな借金を抱えてしまうことも十分に有り得るわけです。

実際に多くのトレーダーが、ここまで説明した『追証による借金』が多発して事例として、

・リーマンショック
・東日本大震災
・スイスフランショック
・ギリシャショック

などがあり、常軌を逸した値動きにより、強制ロスカットが正常に作動せず、一瞬にして100pips~1000pips台の利幅が、トレーダーたちのマイナス残高として残ったのでした。

ちにみにですが、FX業者によって発生する追証の請求は、法律的にはカードローンなどの借金と同じ扱いで、基本的に一括返済を要求されます。

場合によっては家財を含めた資産を強制的に売り、追証の補填にしなくてはなりません。

いかがでしょうか。

追証の怖さを感じて頂ければ何よりです。

以上のことから、追証がない事がFXのデイトレードで稼ぐ上で欠かせないスペックの1つとして説明させて頂きました。

FXのデイトレに向いている取引口座のスペック5.注文の処理が高速であること

最後に解説するのは、「注文処理の速さ」になります。

なぜ処理の速さが必要なのかと言いますと、仮に注文の処理速度が遅い場合、

・成行で注文→単純に不利な価格で約定
・指値で注文→狙った価格で約定しない

ということに繋がるため、得られるトレード収益を低いものにしてしまうからです。

特にデイトレードの場合、スイングトレードなどに比べて細かい利幅を積み重ねていく傾向にあるため、上記のような事態にならないよう、処理速度は速いに越したことはありません。

実際に多くの取引業者が、この処理スピードを競い合って、顧客獲得に向けて大々的にアピールするほど、業者側もこの速度に関しては重要視しています。

ただ、どの業者が飛び抜けて処理速度が速く、FXのデイトレで有利になるかはハッキリと検証することはできません。

なぜなら、どの業者の取引口座が本当に速いかは、

・まったく同じ相場条件
・同じロット数
・同じ通貨ペア

という条件を合わせた上で、ミリ秒単位までまったく同じ時間で注文を出す必要があるからです。

ミリ秒単位まで同じタイミングは物理的に不可能なので、検証そのものが不可能と言っても過言ではありません。

そのため、私としては、成行注文を行った際に「狙った価格」で注文が通れば十分な速度だと考え、それ以上の処理スピードを追求することは特に考えていませんでした。

そもそも処理速度はどの業者も最低限の速さはある上に、あくまでも狙った価格で注文がとおりさえすれば、そもそもFXのデイトレにおいてマイナスになることはないからです。

まとめ。FXのデイトレードに適した「少額で儲かる」取引口座のスペック。

今回の記事では、FXのデイトレードにおいて、小額からでも儲けられる最適な取引口座のスペックとして、以下5つを挙げ、掘り下げて解説してきました。

  • 1.スプレッドが狭いこと
  • 2.レバレッジが大きいこと
  • 3.強制ロスカットの条件が緩いこと
  • 4.追証が発生しないこと
  • 5.注文の処理が高速であること

ここで説明した5つのスペックは、それぞれが不可欠な要素であり、デイトレードの収益を大きく左右すると言っても過言ではありません。

まったく同じ手法でも、上記5つの要素を満たす取引口座に変えるだけでも、得られる収入を大きく引き上げることも十分に可能です。

取引業者を最適なものに変更するだけで、今後稼げる収益は、長期的に考えれば「途方もないプラス」になることは間違いないと思います。

ぜひ本記事の内容を参考にして、デイトレードの収益向上にお役立て頂ければ幸いです。

追記:上記5つの要素を満たす「推奨」の取引業者

本記事で解説した5つの要素を十分に満たし、私が利用している最も推奨する取引業者について、下記の記事にて本音でレビューを行っています。

デイトレーダーにとっては、他社から下記で紹介している口座に変えるだけでも「利益率」の向上が見込める程のサービス提供がある業者です。

ぜひ一度、レビュー記事だけでも目を通してみてください。

>実質21億倍のレバレッジ無制限と証拠金維持0%のロスカット水準「Exness」のレビュー

その他、そもそも取り組むトレード手法として、2桁台の利益率を1回のトレードで出しているデイトレ手法を、ブログ内で解説していました。

エントリーから決済まで図解しているので、ぜひ下記の記事もお読みになってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

本当にポンド円?デイトレに適したFX通貨ぺアの特徴と上位6つを紹介

デイトレに適した通貨ペアの特徴と上位6つ

杉原です。

今回は、FXのデイトレードに向いている(適している)FX通貨ペアの特徴と併せ、実際に私がトレードしている6つの通貨ペアも優先順のランキング形式で紹介していきたいと思います。

読者さんの中には、

「やはりFXのデイトレに向いているのは、値動きの大きいポンド円でしょうか?」

という「ポンド円信仰」のような質問も多いですが、FXのデイトレードで高い利益率を出し続けるためには、もう少し深くFXのデイトレに適した通貨ペアを選定をしていく必要があるというのが実際のところです。

そもそもFXのデイトレに向いていない通貨ペアを選んでトレードしていれば、本来なら出せるパフォーマンス(利益率)を上手く出せなくなっているかもしれません。

また、FXのデイトレに不利な通貨ペアを選んでいる事により、無駄に勝率を下げ、結果的に利益率を下げている可能性もあります。

そういった面からも、本記事は、FXのデイトレードで勝つ上で重要度の高い内容と言っても過言ではありません。

ぜひ最後までお読み頂ければと思います。

早速いってみましょう。

FXのデイトレードに適したFX通貨ペアの特徴

そもそもFXのデイトレードに向いているFX通貨ペアの「特徴」についてですが、それは大きく下記の4点になります。

  • 取引量が多い事
  • 値動きが大きい事
  • スプレッドが狭い事
  • 必要証拠金が低い事

1つずつ掘り下げていきましょう。

FXのデイトレに適したFX通貨ペアの特徴1.取引量が多い事

まず1つ目は「取引量」の多さです。

取引量の多さは、その通貨ペアをトレードしているトレーダー・投資家の多さを意味します。

いわゆる「参加トレーダー」ですね。

そんな参加トレーダーが多い通貨ペアは、テクニカル分析が効きやすくなるため、FXのデイトレードにおいて

・勝率
・利幅

ともに、有利になる傾向が強くなります。

なぜなら、テクニカル分析は「統計」であり、統計は分母の数(トレードで言うところの「参加トレーダー」)が多いほど、その統計の信ぴょう性が高まるからです。

逆に参加トレーダーが極端に少ない、

・一部のマイナー通貨ペア
・エキゾチック通貨ペア

などの通貨ペアは、規則性がないチャートになりがちで、テクニカル分析の効き目が極端に薄くなってしまいます。

そのため、そんな通貨ペアに手を出せば、FXのデイトレードではなく、もはや「ギャンブル」になると言っても過言ではありません。

テクニカル分析がまったく通用しなくなるわけですから。

その反面、「メジャー通貨ペア」と呼ばれるような、取引量がしっかり多い=参加トレーダーが十分にいる、そんな通貨ペアは、統計であるテクニカル分析の効き目が良く、値動きに明確な規則性が見られます。

もちろん、スワップポイントを狙う場合は、取引量が少ない通貨ペアでテクニカル分析を多少は無視し、長く保有し続けるという戦略もありかもしれません。

ただ、FXのデイトレードは長期トレードなどでスワップポイントを獲得するようなスタイルではなく、1日の中でトレードを完了し、「差益」をいかに稼ぐかが勝負のトレードスタイルになります。

そのため、差益を多く取るためにも、短期的な値動き分析を行う『テクニカル分析』の効き目は非常に重要なポイントになるわけです。

FXのデイトレに適したFX通貨ペアの特徴2.値動きが大きい事

前述のとおり、FXのデイトレードは差益をいかに多く獲得していくかが勝負になります。

そのため、値動きが小さく、1日の中であまりにも動きがない通貨ペアは、FXのデイトレに適していません。

せっかくチャンスと思いエントリーしても、1日の値動きがあまりにも小さければ、獲得できる利幅も比例して小さくなるからです。

逆に、値動きが大きく、日にガンガン動くような通貨ペアはFXのデイトレードに向いている通貨ペアと言えます。

例としては、

・ポンドドル
・ポンド円

などポンド系の通貨ペアが値動きがほかの通貨ペアに比べて大きい事から、FXのデイトレード向きの銘柄と言われているわけです。

ポンド系は「殺人通貨」と言われるほどに値動きの大きさが特徴的ですが、1日の内にしっかりと動いてくれるため、確固たるFXのデイトレ手法を身に付けさえすれば、この上ないFXのデイトレ向けの通貨と言えると思います。

FXのデイトレに適したFX通貨ペアの特徴3.スプレッドが狭い事

ここまではFXのデイトレードに向いている通貨ペアの特徴として、

・取引量が多い事
・値動きが大きい事

という要素を説明してきました。

そんな上記の要素に加え、重要度の高いものが、『スプレッドの狭さ』になります。

ポジション保有時間を数日~数週間単位で持ち、大きな利幅を狙うスイングトレードとは比較すると、FXのデイトレードにおいてトレード1回あたりの利幅はそれほど大きくありません。

そもそもFXのデイトレは、1日の内に決済までを完了するため、利幅を伸ばし尽くすというスタイルではないからです。

ですので、小さな利幅を確実に取っていくスタイルのデイトレにおいて、トレードの度に発生するスプレッドは狭ければ狭いほど優位になります。

逆にスプレッドが広い通貨ぺアをトレード対象の銘柄に選んでしまえば、トレードする度にスプレッド分が毎回のように利幅を少なくしてしまうデメリットがあるわけです。

利確ができれば、まだ良いほうかもしれません。

スプレッドが広い上に、負け=損切りになってしまう場合、損失分+広いスプレッド分がトータルの損失となるため、損失額が大きくなってしまいます。

だからこそ、スプレッドが広さによって、

・利確
・損切り

の両方にとって「不利」にならないように、可能な限りスプレッドは狭い方がFXのデイトレードに適した通貨ペアになるということです。

FXのデイトレに適したFX通貨ペアの特徴4.必要証拠金が低い事

最後4つ目の要素である「必要証拠金の低さ」は、意外にも盲点かもしれません。

まずFXのデイトレードに限らず、そもそもトレードで得られる収益は『利幅×ロット数』になります。

そのため、ここまで説明した、

取引量の多さ
値動きの大きさ
スプレッドの狭さ

をクリアした通貨ペアを選定しそれなりの利幅を取れたとしても、その時の「ロット数」が低ければ、得られる収益はそれほど高くなりません。

やはり、FXのデイトレードに限らず、トレードで収益を伸ばすにはできる限り「ロット数」を高くする必要がある言えるのです。

その上で、ロットの数量は通貨ペアの「必要証拠金」に左右されます。

必要証拠金が高いほど、その通貨ペアをトレードするために文字とおり必要な証拠金(資金)が多く必要になるということです。

ですので、必要証拠金が高ければ、その分だけ自身の資金が圧迫されてしまいます。

つまり、必要証拠金が高い通貨ペアほど、ロット数を高くしにくいというわけです。

逆に必要証拠金が低いほど、その通貨ペアはロット数を上げやすいため、同じ利幅を取っても、最終的な収益が有利になりやすいと言えます。

もちろん、証拠金ギリギリまでロット数を上げるような「ギャンブル」的なトレードを行っているわけではありません。

ただ、必要証拠金が低いほど、含み損が大きくなっても証拠金維持率が下がりにくいため、強制ロスカットを回避しやすい傾向にあります。

関連:証拠金維持0%のロスカット水準×レバレッジ無制限の「Exness」

そういった面からも、トレード対象とする通貨ペアの必要証拠金が低いほど、ロット数を増やし、同じ利幅でもトレード収益を大きくできるわけです。

ちなみに、ポンド円は必要証拠金が高い傾向にありますが、逆にオージードルやオージー円は必要証拠金が非常に低いです。

FXのデイトレードに向いているFX通貨ペアのランキング上位6

ここまでは、

取引量が多い事
値動きが大きい事
スプレッドが狭い事
必要証拠金が低い事

という4つの特徴がある通貨ペアが、FXのデイトレードに適していると解説してきました。

その上で、実際に私がFXのデイトレードでトレード対象としている通貨ペアを『優先順』に6つランキング形式でご紹介いたします。

それぞれ、上記4つの要素を踏まえた上で、選んでいる理由もあわせて解説していくので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

4要素の内「取引量」「必要証拠金」に関しては、すべてクリアした通貨ペアのみを選んでいるので、それ以外の「値動き」「スプレッド」などがランキングにおける重要な決め手となっています。

1位:ポンド円(GBP/JPY)

1位は、この記事の主役でもあった「ポンド円」です。

まず値動きの大きさが素晴らしいため、

・チャンスそのものが多い
・利益率が高くなる

このようなデイトレで収益を上げるためのメリットが強い傾向にあります。

その上で、後に解説する2位3位と値動きの大きさは同等レベルではあるものの、2位3位の通貨ペアと比べてスプレッドが狭いので、

・損切り幅が狭くなる
・利幅が大きくなる

この2つのメリットに繋がって、それが月単位の利益率に大きなプラスとなることは間違いありません。

また、東京時間からロンドン時間、そしてニューヨーク時間、1日を通して常に値動きがあることでチャンスの多さも利点です。

(実際に通貨ペアの中では、取引履歴を見返してもポンド円が明らかに多いトレード回数となっています。)

以上のような点を総合して私の中では1位の通貨ペアになっていました。

そんなポンド円ですが、

・テクニカルの効きやすさ
・値動きの大きさ

この2つが合わさり、トレード手法によっては、下図のように一度のトレードでも2桁台を充分に超える利益率を出すことも不可能ではありません。

ポンド円の利益率(トレンドラインのブレイク手法

このトレンドラインのブレイク手法は、

・短期トレーダーと中長期トレーダー
・逆張り派と順張り派

それぞれが同じトレンド方向になるロジックでありつつ、トレンドラインを「引かないトレーダー」からも同じ方向性が意識されやすいチャートパターンに特化していました。

そのため、大勢のトレーダーと同じ方向にエントリーができるので、極めて高い精度となり「含み損」「損切り幅」を最小限に抑え込めて、低いリスクのままロットを上げて利益率を向上させていたデイトレ手法になります。

下記の記事では、このトレンドラインのブレイク手法について、エントリーから利確・損切り、ロットの設定まで実際の事例を使って図解していますので、ぜひご覧になってみてください。

(別のタブで記事が開くので、この記事を読み終えた後にゆっくりご覧頂ければ幸いです。)

>トレンドラインのブレイク手法のエントリーから決済までの図解

このトレンドラインのブレイク手法は、ポンド円はもちろん、他のどんな銘柄にも変わらず通用するデイトレ手法なので、複数の銘柄を扱って、1日で数十%の利益率を出せる日もあります。

その辺りの収益事例も掲載しているので、ぜひ上記のリンクからトレンドラインのブレイク手法をまとめた記事の方をご覧頂ければ幸いです。

2位:ユーロオージー(EUR/AUD)

この「ユーロオージー」はあまり馴染みのない通貨ペアに感じるかもしれません。

実際、取引量はドル円やユーロドルに比べて低い事は確かです。

ですが、値動きの大きさは、ポンド系列に匹敵するほどで、時にはポンド系列「以上」になります。

そういった面があるため、ランキングに食い込んでいる通貨ペアが、このユーロオージーです。

ただ、値動きが大きくなる反面、スプレッドが広くなるデメリットは否定できません。

そんなユーロオージーは、オセアニア市場でオージー系列の通貨が積極的に取引されることで、9時から始まる東京時間から夜中のニューヨーク時間も含め、1日の中で継続的に値動きがあります。

そのため、1日中、継続的にトレンドが出やすいため、トレードチャンスが多くなる傾向があり、値動きが大きくなるメリットと合わせて、スプレッドのデメリットを補っている印象でした。

そのような背景から、私の中ではポンド円に次ぐ2位となっています。

3位:ポンドオージー(GBP/AUD)

このポンドオージーは、2位のユーロオージーと同じく、あまり馴染みがない通貨ペアかもしれません。

ただ、ポンド円と同等、もしくは「それ以上」の値動きがあるので、収益性が高い通貨ペアとなっています。

また、ユーロオージーと同じく朝から始まるオセアニア市場の影響で、朝から夜まで値動きが継続的にあるため、

・1位ポンド円
・2位ユーロオージー

これらと共に、1日を通してチャンスが多く「稼ぎの中心メンバー」と言える通貨ペアの1つです。

ですが、このポンドオージーをあえて3位に下げているのは、どうしてもスプレッドが広い傾向にあるからです。

現時点では2位のユーロオージーよりもスプレッドが広く、さらに1位のポンド円に比べると1pipsほども広い傾向があります。

私自身デイトレードは利幅をガンガン伸ばすのではなく、

・含み損
・損切り幅

これらが狭くなりつつ、最短の利確をすることで大幅に精度を上げて、低リスクでレバレッジ効果を最大限に活かし『利益率』を最優先していました。

結局のところ、デイトレの目的はいくら利幅を伸ばせたかではなく「いくらの資金でどのくらい稼げたか=利益率」が重要な指針だと考えているからです。

そんなスタイルなので、10pipsでも利益率が10%を超えることも少なくありません。

ただし、スプレッドが1pipsでも広がると、その分だけ利益率に悪影響がある上に、負けトレード時の損失が大きくなるのでリスクも上がります。

このような背景から、1位ポンド円2位ユーロオージーと共に高い値動きやトレードチャンスの多さがあるものの、スプレッドの広さがあるため、3位へと順位を下げていました。

4位:ポンドドル(GBP/USD)

第4位は有名どころなポンドドルになります。

取引量は充分で、値動きは1〜3位には少し劣るくらいです。

ただ、値動きが大きい割にスプレッドが狭いという点はとても大きなメリットだと思います。

実際、ポンド系のように値動きが大きい通貨ペアはスプレッドが広いという傾向がありますが、私が利用している海外のFX口座では、ポンドドルのスプレッドは1pips未満と非常に狭くなっています。

ちなみに、その業者は国内口座と変わらないスプレッドの狭さでありながら、500倍以上のレバレッジが使えるなど、デイトレで高い利益率を出す上で大きなメリットがある海外業者です。

現在、実際に私自身が使って本当に推奨できる業者は、下記の記事で2業者を比較しながら解説しているので、興味がありましたらご覧になってみてください。

【最新の比較】Exnessのプロ口座とXMのKIWAMI極口座

4位まで順位を下げているのは、

・1位ポンド円
・2位ユーロオージー
・3位ポンドオージー

これらの上位3つに比べると、どうしてもボラティリティが低い=値動きの小ささを感じるからです。

また、ポンドドルは日本時間の夕方以前はまったく値動きがなく、夕方以降のロンドン時間が始まってからしか、チャンスを拾うことが難しい傾向にあります。

もちろん、東京時間でも決してチャンスが0では無いないものの、この時間帯は取引量が極めて「低い」ので、テクニカルの効き目が悪くなることは間違いありません。

以上、

・トレードチャンスはロンドン時間以降に限られること
・ボラティリティが1〜3位に比べて小さいこと

これらを総合的に判断して、ポンドドルは第4位としていました。

5位:ユーロ円(EUR/JPY)

続く5位はユーロ円です。

4位のポンドドルと迷うところですが、ポンドドルの方がスプレッドが狭く、少しだけボラティリティが大きくなる傾向にあるため、ユーロ円の順位を下げていました。

ただ、

・1位ポンド円
・2位ユーロオージー
・3位ポンドオージー

と同じく、9時から始まる東京時間から夜中まで、継続的に取引され値動きがあるので、トレードチャンスの多さはポンドドルよりも「上」です。

ですので、総合的に判断すると、心情的には4位のポンドドルと5位のユーロ円は「ほぼ同率」という印象でした。

1〜3位と比べると若干ボラティリティの大きさは劣る傾向が感じられるため、この順位に落ち着いている結果となります。

6位:ドル円(USD/JPY)

まず、このドル円に関して、取引量は「圧倒的」です。

先ほども書いたように、取引量の多さは「統計」であるテクニカル分析が効きやすくなるため、ほかの通貨ペアと比較しても、テクニカル分析の効き目は「この上ない」と実感していました。

要するに、同じFXのデイトレ手法を使ってトレードしても、ほかの通貨ペアに比べて「勝率」が極めて高くなっているということです。

ただドル円は、

「値動きが小さい」
「それほど動かない」

そんな印象を抱くトレーダーも多いかもしれません。

実際に、ランキング上位の通貨ペアと比べるとドル円は値動きは「とても小さい」です。

ですが、その値動きの小ささは、1日のトータルでの話で、動く時間帯にはそれなりに動きます。

そんな動く時間帯をピンポイントで狙えば、値動きが小さいというマイナス面をカバーできるわけです。

そういった背景から、値動きが小さいものの、ドル円をランクインさせていました。

その上で、ドル円の方が日本時間の午前(いわゆる東京時間)から夜間まで長い時間で平均的に動き続けるので、チャンスの多さでも値動きの小ささをカバーできる傾向にあると思います。

まとめ。FXのデイトレに向いているFX通貨ぺアの特徴と上位6つを紹介。

以上、本記事では、FXのデイトレードに向いている通貨ペアの特徴として、

・取引量が多い事
・値動きが大きい事
・スプレッドが狭い事
・必要証拠金が低い事

を要因として挙げた上で、それぞれを掘り下げて解説してきた次第です。

また、上記4点を踏まえた上で、実際に私がデイトレードの対象としているFX通貨ペアの6つを、優先度順に理由を添えながら紹介せて頂きました。

  • 1位:ポンド円
  • 2位:ユーロオージー
  • 3位:ポンドオージー
  • 4位:ポンドドル
  • 5位:ユーロ円
  • 6位:ドル円

2位3位はあまり有名どころではない通貨ペアなので、もしかすると意外だったかもしれません。

ただ、この優先順には、それぞれに説明を添えたとおりのデイトレで稼ぐ上での明確な「理由」があり、私としては十分に「最適化」された通貨ペアの選択肢だと思ってます。

ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

追伸:実はFX通貨ペアはメインの銘柄では「ありません」。

私のデイトレード手法において、実際のところ、今回挙げた6つの通貨ペア以上に優先してトレードしている「通貨ペア以外」の銘柄が別にあります。

1位のポンド円に比べて、

・取引量が大きくテクニカル分析が効きやすい
・値動きが異常に大きいため、利幅を取りやすい(倍以上の値動き)
・値動きの大きさに対してスプレッドが狭いため、利幅を取りやすい

という、FXのデイトレにおいて大変なメリットがある銘柄です。

(必要証拠金の大きさは「普通」ですが、レバレッジの大きさで十分にカバーが可能)

その銘柄が「ゴールド」です。

以下の記事でゴールドの魅力・特徴、実際に10%前後の利益率を一度の取引で出しているデイトレ手法について、掘り下げて解説しているので、良ければ下のリンクからご覧になってみてください。

>「最もデイトレに適した銘柄」ゴールドの特徴と注意点。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>「ゴールドはテクニカルが効きにくい?」という質問への回答

>ブログの目次はこちらから

どっちが勝てる?FXのデイトレードとスイングトレードを比較した結果。

杉原です。

つい最近、読者の方々から、

「スイングトレードとFXのデイトレードはどちらが優れていますか?」

という内容の質問をいくつか頂きました。

実際のエントリーや決済など細かいトレードのロジックやルール以前に、トレードのスタイルそのものを悩んでいるとのことでした。

そして、そんな同じような悩みを抱えている方々は、決して少なくないと思います。

そこで今回は、

・数日~数週間かけて1回のトレードを行うスイングトレード
・数分~1日以内に1回のトレードを完了させるFXのデイトレード

では、どちらが優れたトレードスタイルかを、双方を「比較」しながら解説していく次第です。

ただ、本来トレードは「利益を稼ぐ事」が目的であるはずですし、どちらが「優れているか」の比較では、あまりに抽象的になってしまいますので、

『より利益率を高くできる可能性があるトレードスタイルはどちらか?』

という観点でスイングトレードとFXのデイトレードを比較しながら記事を進めさせて頂きます。

その上で、本記事における比較の「項目」は下記の2項目です。

  • リスクの大きさ
  • トレード手法の再現性

上記の2項目を、スイングトレードとFXのデイトレードで双方を比較しながら、最終的にどちらが「より高い利益率を出せる可能性があるトレードスタイルか」を明確に打ち出していきます。

それでは早速いってみましょう。

スイングトレードVSFXのデイトレード。「リスクの大きさ」。

この「リスクの大きさ」という観点は、スイングトレードとデイトレードの大きな違いとしても挙げられます。

基本的に、FXをはじめとするトレードにおいて、ポジションの保有時間が短いほど利益は伸ばせません。

その上で、スイングトレードは基本的に1日でポジションを解消せず、数日以上(手法によっては週単位)の時間をかけて利益を伸ばすスタイルです。

ですので、平均的な想定ができる利幅を比較すると、1日の中で基本的に決済を完了させるFXのデイトレードよりも、スイングトレードの利幅の方が当然ながら大きくなります。

しかし、1日で決済を終了せず、翌日以降にポジションを持ち越すというスイングトレードでは、『突発的に起こる異常な値動き』という大きなリスクが避けられません。

単純に、FXのデイトレードとは異なりスイングトレードはポジションを保有している時間が長いため、

・政治家をはじめ国家の重要な人物の発言
・大きな地震や事故、事件
・経済を揺るがす大きなニュース
・重要な経済指標

などによって起こる、「突発的な異常に大きな値動き」に遭遇する確率が必然的に高まってしまいます。

上記のような出来事から生まれる突発的な値動きは、テクニカル指標やインジケーターを用いる、いわゆるテクニカル分析では予測ができません。

つまり、これらの異常な値動きは、スイングトレードにおいて「想定外」の損失と成り得るわけです。

当然ながら、スイングトレードの手法を検証する際のバックテストでは、上記のような出来事を盛り込んだ上での成績は出す事はできません。

経済を揺るがすニュース、大地震や重要人物の発言などは、いつ遭遇するか分からないからです。

ただ、前述のとおり、ポジション保有の時間が長ければ長いほど、これらに遭遇する確率は当然ながら上がってしまいます。

つまり、ポジション保有時間が長いスイングトレードでは、そんな「想定外の損失」に遭遇する『リスク』が常に高い状態だということです。

そのため、単純に勝率が低くなってしまいます。

もちろん、大地震や大事件、政治的事件、経済を揺るがす大きなニュースなどは、そうそう頻繫に起こるものではありません。

数年に一度あるかどうか、というレベルの確率と言えると思います。

ただ、「想定外の損失」に直結しやすい突発的な値動きを生む『経済指標』に関しては、1週間の内、何度もある出来事です。

当然ながら、テクニカル分析のような「統計」とは異なり、そんな経済指標によって相場が上がるか下がるかは想定のしようがありません。

そのため、突発的な値動きに遭遇し、本来の手法では予測していなかった「想定外の損失」を受ける可能性が割と高い頻度であるというわけです。

以上から、スイングトレードでは必然的にバックテスト時では想定ができない負けが起こり、検証時よりも勝率が下がる傾向にあると言えると思います。

対してFXのデイトレードでは、スイングトレードのように日をまたぐ、いわゆる「オーバーナイト」をすることはありません。

1日の中で決済(利確または損切り)を完了させるので、必然的に「想定外の損失」への遭遇確率は大きく下がるということです。

もちろん、FXのデイトレードでもスイングトレードと同様、ポジション中に経済を揺るがすニュース、大地震や重要人物の発言などに遭遇する可能性は決して0ではありません。

ただ、ポジション中は相場状況から離れるスイングトレードとは異なり、FXのデイトレードはいつでもポジションの決済ができるように相場状況の確認が可能な状態でいます。

そのため、FXのデイトレードにおいて、ポジション保有中に万が一、

・政治家をはじめ国家の重要な人物の発言
・大きな地震や事故、事件
・経済を揺るがす大きなニュース
・重要な経済指標

などが影響する「突発的な値動き」が発生しても、すぐに持っているポジションを解消(決済)することが可能です。

上記の出来事を知った時点で、即座にポジションの解消ができます。

つまり、スイングトレードとは異なり、FXのデイトレードでは想定外の「突発的な値動き」が起きたとしても、「想定外の損失」を普通に回避することができるということです。

以上、ここまで説明しましたように、FXのデイトレードでは避けられる『想定外の損失』を、スイングトレードでは割と高い頻度で受けてしまいがちになります。

そのため、スイングトレードでは、バックテストでは想定ができなかった負けが増え、バックテスト時よりも低い勝率に成り得る可能性が高いということです。

スイングトレードVSFXのデイトレード。「トレード手法の再現性」。

ここで言う再現性は、バックテスト時と同じようなパフォーマンスを、実際の相場におけるトレードでも同様に出せるか=再現できるかという観点です。

まず、スイングトレードにおいては、先ほど挙げた「突発的な値動き」による『想定外の損失』を受けやすくなる時点で、バックテスト時と比べると勝率は低下しがちになります。

つまり、スイングトレードはこの時点でトレード手法の再現性が低くなるということです。

また、そのような「想定外の出来事」による損失を度外視したとしても、スイングトレードがバックテスト時よりもパフォーマンスが下がる要因があります。

それは、バックテストの精度=「統計」です。

まず、月単位、年単位で見た際に、スイングトレードはFXのデイトレードと比較し、トレード回数が圧倒的に少ないと言えます。

基本的に1日の中で何度かトレードするFXのデイトレードに対し、数日~場合によっては数週間に1回のトレード頻度であるスイングトレードでは、月単位・年単位でトレード回数を総計した際、トレードの回数そのものが非常に少ないわけです。

仮に、平均して、

・FXのデイトレード=1日3回
・スイングトレード=週に1回

というトレード回数だとして、バックテストの精度を比較してみましょう。

たとえば、月に「21営業日」「4週間」の計算で考えると、バックテストにおけるトレード回数は以下のようになります。

・1か月あたり
→FXのデイトレード63回
→スイングトレード=4回

・1年あたり
→FXのデイトレード=756回
→スイングトレード=48回

・10年あたり
→FXのデイトレード=7,560回
→スイングトレード=480回

以上のように、トレード回数は圧倒的にデイトレードの方が多くなっている事がお分かり頂けるかと思います。

もちろん、上記は概算でしかありません。

ただ、それでもスイングトレードのトレード回数が明らかに、「桁違い」に少ない事は確かです。

その上で、スイングトレードのようにトレード回数が少ないバックテストの精度は、確率・統計で言えば分母が少ないため、当然ながら低くなってしまいます。

要するに、スイングトレードではバックテストの精度が低く、バックテストと同じようなパフォーマンスを残せるかという点が怪しくなってしまうということです。

先ほどのバックテスト10年あたりのトレード回数で言えば、

・FXのデイトレード=7,560回
・スイングトレード=480回

なので、スイングトレードに比べてデイトレードの方が確率・統計で言う分母が約20倍になります。

分母の数が大きい方が、いわゆる試行回数が多いので、単純にバックテストで検証した手法の確率・統計における信ぴょう性が高いということです。

試行回数=トレード回数がデイトレードのように多ければ多いほど、勝率はもちろん、得られる利幅、想定される損失額など、、、バックテスト時に検証した、あらゆる要素の信ぴょう性が高まります。

対してスイングトレードは、数日~長くて数週間という期間でポジションを持つ事でトレード回数が少ない傾向にあるため、そんなFXのデイトレードと比較し、試行回数が少ない事で、バックテスト時の信ぴょう性が低いと言わざるを得ません。

つまり、スイングトレードはそもそも試行回数が少ない信ぴょう性が欠けるバックテストになりがちなので、いくらスイングトレードのバックテストで勝てていたとしても、実際の相場でも同じように通用する可能性は低くなってしまうというわけです。

以上から、実際のトレードでもバックテスト時のパフォーマンスを維持できるかという「再現性」に関しては、デイトレードの方が明らかに「高い」と言えると思います。

まとめ。スイングトレードとデイトレードの比較

以上、FXのデイトレードとスイングトレードに関して、

・リスクの大きさ
・トレード手法の再現性
という2つの観点から双方を比較してきました。

以下、双方のまとめになります。

●スイングトレードのまとめ

  • ポジション保有時間が長いため、想定外の損失を被る可能性があるという大きなリスクを常に抱えている
  • そもそもトレード回数が少ないため、バックテストの精度が低い
  • そのため、バックテストでいくら勝てていたとしても「偶然」の可能性があり、それが実際の相場で同じように再現できる可能性が低い

●デイトレードのまとめ

  • ポジション保有時間が数分単位~と短いため、想定外の出来事による予想外の損失に遭遇しにくい
  • また、仮にポジション中に想定外の出来事に遭遇したとしても、基本的に相場を見れる環境にあるため、即座に対応し、予想外の損失を回避できる
  • スイングトレードと比べて10年単位で見れば約20倍ほど試行回数が多いため、バックテストの精度も比例して高い
  • よって、バックテストのパフォーマンスが偶然とは考えにくく、バックテスト時の有効性を実際の相場でも維持できる可能性が非常に高い

以上を踏まえ、私の結論としては、

・想定外の損失を受けにくい
・バックテスト時のパフォーマンスを維持しやすい

というデイトレードの方が、スイングトレードよりも「より利益率を高めらえる余地がある」という判断をさせて頂きます。

当ブログでは、10%前後の利益率をトレード1回あたりで出しているデイトレ手法を、記事の中で解説していました。

実際のチャートを使って、エントリーから決済まで図解しているので、ぜひ以下の記事も併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

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専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

杉原です。

今回は、テクニカル分析を用いた「専業で勝ち続けるFXのデイトレード手法」の特徴、そして4つの「原則」を解説したいと思います。

多くのトレーダーがなかなか勝てずに悩んでいると言われていますが、専業で日々勝ちを拾い続けているFXのデイトレ手法には、4つの特徴・原則があり、本記事の中で明確化させていく次第です。

ですので、FXのデイトレード手法・ロジックを自身が開発、もしくは第三者から受け取るという両方のパターンであっても、その手法を使ってトレードを行う前に、

その手法が有効かどうかのチェック項目

としても、本記事の内容は必見と言えると思います。

それでは早速いってみましょう。

「原則以前」の前提について

そもそもFXのデイトレードは、「数秒単位」「数分単位」「数時間単位」など極めて短時間の間に、エントリーと決済(利確または損切り)を済ませるトレードスタイルです。

その上で、

テクニカル分析
ファンダメンタルズ分析

という、値動きを予測する2つの分析法がありますが、ファンダメンタルズ分析ではなく『テクニカル分析』を主体としている事を前提としていきます。

なぜなら、ファンダメンタルズ分析は銘柄(投資対象)の長期的な「価値」に基づいて値動きの予測を行う分析法で、デイトレードのような短時間の値動き予測には極めて「不向き」だからです。

対してテクニカル分析は、銘柄の価値そのものではなく、投資家・トレーダーたちが実際に行った売買の「事実」に基づき、今後の値動きを予測する分析法になります。

そんなテクニカル分析は、過去の「売買事実」に基づいているため、

・心理
・統計

という『普遍的に通用する要素』を持つ分析法と言っても過言ではありません。

以上から、専業のデイトレーダーとして安定して勝ち続けるためには、ファンダメンタルズ分析ではなく「テクニカル分析」を主体とする事を前提とさせて頂きます。

テクニカル分析を用いた専業で勝ち続ける本質的なFXのデイトレード手法。その四大原則とは。

テクニカル分析の本質はトレーダーの「心理」と、その心理から生まれる「統計」に沿って売買の強弱を分析します。

そして、簡単に言えば、

買いが明らかに強いならば、ロング(買い)でエントリー
売りが明らかに強いならば、ショート(売り)でエントリー

することで、トレードで勝つ確率(勝率)を高めていけるわけです。

その上で、専業レベルで安定した勝ちを続けられるFXのデイトレ手法における、テクニカル分析の四大原則について触れ、それぞれを解説していきたいと思います。

以下が、私が考える常勝FXのデイトレ手法で欠かせない、テクニカル分析の四大原則です。

  • 1.取引量が十分にあるすべての銘柄に等しく有効である事
  • 2.バックテストにおいて過去すべての時間で等しく有効である事
  • 3.フォワードテストでもバックテストと等しく有効である事
  • 4.その手法の実践が十分に可能である事

1つずつ掘り下げていきましょう。

1.取引量が十分にあるすべての銘柄に等しく有効である事

これは、ドル円だろうが、ユーロドルだろうが、どんなトレード対象(銘柄)であっても、テクニカル分析をもとにしたFXのデイトレード手法が有効でなければならないということです。

「心理」「統計」をもとにするテクニカル分析において、基本的にどの銘柄を対象としても有効性を発揮している必要があります。

逆に言えば、特定の「銘柄のみ」でしか勝てないようなFXのデイトレード手法は、テクニカル分析の本質から外れているため、仮に、その特定銘柄で勝っていたとしても、いずれは負けが増えてくると考えられるわけです。

それは、心理と統計という本質から外れているからにほかなりません。

決まった特定の銘柄のみではなく、あらゆる銘柄の相場で同じように勝てる手法であってこそ、心理と統計というテクニカル分析の本質に沿っている安定して勝ち続けられるFXのデイトレード手法と言えるということです。

ただ、「あらゆるすべての銘柄」に等しく有効であるというのは、「取引量が十分にある銘柄」に対して、ということが条件になります。

取引量とは「売買の量」であり、その銘柄をトレードしているトレーダーの数と言っても過言ではありません。

つまり、

取引量が少なければ、その銘柄に対する参加トレーダーが少ない
取引量が多ければ、その銘柄に対する参加トレーダーが多い

ということです。

その上で、参加トレーダーが少ない銘柄の相場は、テクニカル分析が極めて効きにくくなる傾向にあります。

なぜなら、心理と統計をもとにするテクニカル分析において、統計は確率であり、確率はその数(参加トレーダー)が少なければ信ぴょう性に欠けてしまうからです。

たとえば、

・10回のトレードで8勝した勝率8割のトレード手法
・1000回のトレードで887勝した勝率8割以上のトレード手法

で考えれば、前者は信ぴょう性が低く、後者の手法が明らかに信ぴょう性が高いと感じるのではないでしょうか。

例で言うところのトレード回数は、統計では「母数」と呼ばれています。

母数は確率の計算時に「分母」になる数字です。

例で言えば、8勝/10回、887勝/1000回における、「10回」「1000回」がそれぞれ母数だということです。

この母数が多ければ多いほど、統計における試行回数が多いということになります。

よって、母数の多いほどその確率(統計)の信ぴょう性が上がるため、有効性の高い統計となるわけです。

話を戻しましょう。

参加トレーダーが少ない銘柄は、参加トレーダーという「母数」が少ないため、有効性の低い統計となります。

外国為替のFXで言えばトレード対象となる銘柄は「通貨ペア」と称され、ドル円やユーロドルなどの「メジャー通貨ペア」は十分な取引量があり、参加トレーダーが多いので問題ありません。

ただ、その逆で、一部のマイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアは、異常に取引量が少ない=参加トレーダーが少ないため、極めて統計が効きにくくなるわけです。

マイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアは、各取引業者によって選定が異なりますが、異常に取引量が少なく、統計が効きにくい通貨ペアの例は下記になります。

・EUR/MXN(ユーロ/メキシコペソ)
・USD/CNH(米ドル/中国人民元)
・USD/RUB(米ドル/ロシアルーブル)

上記をはじめとする一部のマイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアは、そもそも値動きに規則性がありません。

そのような取引量が少ない銘柄は例外として除外した上で、特定の「銘柄のみ」ではなく、あらゆる銘柄でバックテストなど検証した結果、

・同じような勝率
・同じような利益率

を出せる手法こそが、「心理」「統計」に沿ったテクニカル分析の本質をとらえている、勝ち続けることができるFXのデイトレード手法と言えるわけです。

もちろん、銘柄によっては、値動きの「幅」が異なるため、得られる利益に差異が生まれることで、まったく同じ利益率にはなりません。

たとえば、ドル円とポンドドルでは、1日に動く値幅がそれなりに異なりますので、その分だけ同じFXのデイトレ手法であっても利益率にも差が出るということです。

以上から、FXのデイトレード手法を検証する際には、最低でもドル円やユーロドル、ポンドドル、オージードルをはじめとする、いわゆる「メジャー通貨ペア」で一とおりバックテストを行う事を推奨していました。

その上で、どの銘柄でも同じように有効性が発揮できることが、FXのデイトレード手法における1つ目の原則だということです。

2.バックテストにおいて過去すべての時間で等しく有効である事

専業で勝ち続けるFXのデイトレード手法における2つ目の原則として、バックテストにおいてすべての期間でも同じように有効性が保たれている事が挙げられます。

まず、テクニカル分析の本質であるトレーダーの心理と、その心理から生まれる統計は、基本的にいつの時代も変わることはありません。

トレーダー(人間)の心理はそもそも普遍的なもので、その時々によって大きく異なるものではないからです。

よって、過去すべての相場(チャート)において、同じく有効性がなければ、テクニカル分析の本質をとらえた「安定して勝てるFXのデイトレード手法ではない」と言っても過言ではありません。

たとえば、

「ある年だけは異常に勝率が良いものの、その翌年には一気に勝率が下がる」

という手法では、偶然に勝てていただけで、その手法を続ける事で勝てない事が明らかになってしまうわけです。

このように、一定のある期間しか勝てないということは、その手法における勝ちパターンは単なる「偶然」かもしれません。

相場状況は大きく分けて、いわゆる「上昇相場」「下降相場」「レンジ相場」と3パターンがあります。

一定期間のみのバックテストによる検証だけでは、「上昇相場」と「下降相場」に対しては強いものの、逆に「レンジ相場」では非常に弱いという可能性が考えられるのです。

ある一定の期間だけでは、一方的な上昇相場が続いているということも十分に有り得るため、「偶然にその時期が上昇相場だから勝てていた」という可能性が想定できてしまい、そのトレード手法の有効性が一気に薄れてしまいます。

ゆえに、手法の検証においては、短い期間ではなく、長期間においてバックテストでの検証が必要と言えるわけです。

繰り返しになってしまいますが、テクニカル分析の本質は「心理」「統計」です。

その上で人間心理は、1年前と1年後で、そうそう変わるものではありません。

だからこそ、しっかりと長期間のバックテストを行った上で、あらゆる相場状況、あらゆる年度でも同じような有効性が保てる手法かどうかを検証すべきだということです。

また、バックテストの期間を長くする事によって、バックテストにおけるトレード回数が大きく増えるため、先ほども触れた「統計の信ぴょう性」も高まります。

そんな長期間のバックテストによる検証で有効性が発揮される手法こそが、テクニカル分析の本質をとらえた、勝つべくして勝ち続けることができるFXのデイトレード手法というわけです。

以上が、専業レベルで安定して勝ち続けられるFXのデイトレード手法における2つ目の原則でした。

3.フォワードテストでもバックテストと等しく有効である事

先ほども触れたバックテストは、過去のチャートを用いて手法の有効性を検証するものですが、あくまでも「過去」の検証でしかありません。

実際にFXのデイトレードを行い、お金を稼ぐ相場は過去ではなく「今現在の相場」です。

ですので、過去のバックテストだけではなく、今現在リアルタイムで動いている相場(チャート)でも、バックテストと同様に有効性を保てているかを検証しなくてはなりません。

前述のとおり、テクニカル分析の本質である「心理」「統計」は、過去だけではなく、今現在も基本的に変わらないものになります。

そのため、本当に有効性のあるFXのデイトレード手法であれば、リアルタイムに動いている相場の検証、いわゆる「フォワードテスト」でもバックテストと同じような勝率や利益率を出せているはずです。

よって、

「バックテストと同様の有効性をフォワードテストでも出せること」

が、安定して勝ち続けられる手法における3つ目の原則となります。

4.その手法の実践が十分に可能である事

4つ目の原則は単純に、そのデイトレード手法が「本当に実践できるものか」というものです。

勝率を上げるために、後からテクニカル指標・インジケーターを次々に追加していき、有効性を高めている手法は少なくありません。

特に、ネットで売られている情報商材では、この傾向が非常に強いです。

実際のところ、勝てれば良いと思われがちですが、この傾向には盲点があります。

それは、テクニカル指標・インジケーターを一度にいくつも確認しながらエントリーと決済を行うことが非常に難しいため、実際に手法のルールどおりにトレードができなくなってしまうという点です。

たとえば、いくつものテクニカル指標・インジケーターを見ている間に判断が遅れ、エントリーのチャンスを逃すなどがあります。

チャンスを逃すだけでしたら、利益も損失も0なので、それほど問題ではありません。

ただ、本来なら利確する場面にも関わらず、判断の遅れによって利確ができず、その後、相場が逆行してしまい損失を被ることも有り得ます。

また、手法のルール上、損切りをしなければいけない場面でも、判断が遅れる事で損切りができず、どんどん含み損が大きくなり、最終的に取り返しのつかない損失になってしまうかもしれません。

このように、そもそも手法の実践が物理的に難しいことによって、手法で定められたルールを守れないということが起きてしまえば、その時点で、そのトレード手法は有効ではないと言えると思います。

いくら勝てる可能性があるからと言っても、その手法のルールどおりに実践ができなければ何の意味もないからです。

以上から、専業レベルで勝ち続けるためのデイトレード手法における原則の4つ目として、「その手法の実践が十分に可能であること」を挙げさせて頂きました。

まとめ。専業で勝ち続けるデイトレード手法の特徴とテクニカル分析の四大原則。

本記事では、ファンダメンタルズ分析ではなくテクニカル分析を主体とした上で、専業でも勝ち続けることが可能なデイトレード手法の条件として、下記4つの原則を挙げ、それぞれを掘り下げて解説いたしました。

  • 1.取引量が十分にあるすべての銘柄に等しく有効である事
  • 2.バックテストにおいて過去すべての時間で等しく有効である事
  • 3.フォワードテストでもバックテストと等しく有効である事
  • 4.その手法の実践が十分に可能である事

一言でFXのデイトレード手法と言っても、星の数ほど手法は存在します。

使うテクニカル指標やインジケーターが異なれば、それらの使い方も、トレーダーによって異なるからです。

さらに、テクニカル指標やインジケーターを組み合わせるとなると、手法の数は文字とおり星の数ほど多くなっていきます。

その上で、どんな手法であろうとも、本記事で解説した四大原則をクリアできているかどうかが、その手法が本当に有効性のある勝ち続けることができる手法かどうかの「判断基準」と言っても過言ではありません。

FXのデイトレードで勝ち続けるために、ご自身でトレード手法を構築する際、もしくは、第三者が構築した手法を検討する際には、ぜひ本記事で解説した四大原則を当てはめ、手法の有効性を検証して頂ければ幸いです。

当ブログでは、検証済み、かつ現在進行系で、10%前後の利益率をトレード1回あたりで出しているデイトレ手法を、記事の中で解説していました。

実際のチャートを使って、エントリーから決済まで図解しているので、ぜひ以下の記事も併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

私が有効なFXのデイトレード手法を第三者に継承している理由

杉原です。

私自身、専業デイトレーダーとして生計を立てている一方(私、杉原のデイトレード実績はこちら)で、このブログ『専業FXデイトレーダーの会』や公式メールマガジンを介し、私のデイトレード手法を「継承」するという活動も行っていました。

ただ、自身のデイトレード手法を継承する活動に対し、

「手の内をバラすような事を、なぜ行うのか?」
「FXのデイトレードだけで生活ができるにも関わらず、なぜ人に手法を教えるのか?」

という質問を頂くことが少なくありません。

要するに、FXのデイトレードで成功しているのに、わざわざ他人にノウハウを教える「理由」はあるのか?という事を率直に感じていらっしゃるのだと思います。

そもそも、相場(トレード)は「売りと買い」による需要と供給によって成り立っている世界ということは紛れもない事実です。

ですので、誰かにトレード手法を教えてしまう事で、自分が稼げなくなる可能性があるのではないか?と思われるかもしれません。

そのため、

「わざわざ第三者の他人にFXのデイトレード手法を教えず、こっそり自分だけ稼げば良いのでは?」

と多くの方は感じているのではないかと思います。

ただ、上記に関しては、そうとも言い切れない部分があるのが実際のところです。

そこで今回は、私が自身のデイトレード手法をわざわざ第三者に教えている「理由」「意図」を、率直にお伝えさせて頂きたいと思います。

ネット上では、ブログや情報商材、YouTube、オンラインサロンなど、あらゆる媒体を使ってトレード手法を教えている人が少なくありません。

そのような教える側の方々が発信している情報に対し、

「不特定多数の第三者に対して、自身の手法・ノウハウを教えることに合理的な理由があるのか」

という点を見極め、その方々が発信している情報が本物かどうかの「質」を見定める基準に、当記事の内容をして頂く事もできると思います。

そういった面からも、当記事の情報は有益なものになると思いますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

それでは早速いってみましょう。

自分の有効なFXのデイトレード手法を第三者に教える理由

率直に答えを申し上げますと、第三者に教える方が、自分自身の利益がより大きくなるという側面があるからです。

ただ、それはデイトレード手法のノウハウを教える指導料ではありません。

時に有料で教える事がありますが、普通にFXのデイトレードをした方が大きく稼げますので、指導料などは大した問題ではないわけです。

その辺りを、順を追って説明させて頂きます。

まず前提としてご理解頂きたい点が、

トレード資金が一定以上に増えると、利益率が下がる傾向にある

ということです。

その理屈としては、

1.不利な価格で約定する事に繋がり、利益率が下がるから
2.精神面の負担が大きくなるから

という2点に集約されます。

1.不利な価格で約定する事に繋がり、利益率が下がる

まず、資金が大きくなることで、それに比例して注文量も多くなります。

その際、注文を処理する側(取引口座)は、注文量が多いほど処理に時間が掛かってしまうため、売買の注文が成立する速度が遅くなってしまう可能性が非常に高くなるわけです。

つまり、本当に約定して欲しい価格で注文が通らず、不利な価格で約定してしまう傾向にあります。

ドル円で言えば成行で注文する際、「110.15」で買いたかったのに、処理速度が遅くなることで予定より高い「110.16」で約定してしまう、などが例です。

このように自身にとって「不利」な位置でエントリーしてしまうため、当然ながら得られる利幅が狭くなります。

その結果として、必然的に利益率が下がってしまうということです。

2.精神面の負担が大きくなる

まず、私が取り組むFXのデイトレード手法は、基本的には早くて数秒~長くても30分程度の短時間で終了します。

その上で、数秒・数分単位で大きな金額が目まぐるしく動く事に、私自身が精神的なストレスを感じてしまい、本来のルールどおりの利確よりも前に決済してしまう傾向がありました。

それにより、単純に利幅が減ってしまうため、利益率が下がってしまうわけです。

もちろん、FXのデイトレードを「マネーゲーム」ととらえ、金額を単なる、

・数字
・ポイント

のような冷静な思考ができれば、ここで挙げている精神的なストレスは発生しない事かもしれません。

ただ、私自身、以前に学習塾を運営してい事もあり、その際に「手渡し」でお月謝を頂く経験が多々あったため、

「お金は感謝の対価」

という認識が私の中で非常に強くありました。

その影響から、今のところ、お金そのものを「数字」「ポイント」のように見られず、数秒~数分単位で巨額のお金が動く事に多大なストレスを感じてしまういます。

そして、早くストレスから解放されたいために、先ほど触れたように、ルールよりも早く決済してしまう事で利益率を落としてしまうわけです。

トレード資金が一定以上に増えると、利益率が下がる傾向にある。その理屈のまとめ。

以上が、FXのデイトレードに対する資金量が一定以上増えることにより、利益率が下がってしまう理屈になります。

ここまで説明しました、資金量が増えることにより、

1.不利な価格で約定する事に繋がり、利益率が下がる
2.精神面の負担が大きくなることで、利益率が下がる

という背景があるため、これに該当しないよう、普段は500万という資金量にてFXのデイトレードを行い、得た利益はその都度引き出していたわけです。

もちろん上記1と2を我慢し、利益率を下げてでもFXのデイトレードを続ける事に意味がないわけではありません。

たとえば、2000万のトレード資金でFXのデイトレードを行えば、私の手法で出せている「1日あたり10%台の利益率」という水準を下回る7%の利益率になってしまうとしても、140万の利益を1日あたりで得ることができます。

それに対して500万の資金では、1日あたり15%の利益率を出したとしても75万ほどしか、1日に得ることができません。

ゆえに、利益率が下がったとしても、今説明した500万に対する2000万の例にあるように、資金量を圧倒的に増やせば、得られる1日あたりの利益自体を大きくすることが可能です。

それでも、利益率を下げたくない事情。

今触れましたように、資金量をさらに増やせば、利益率が下がるものの、FXのデイトレードで得られる日々の収入は増やす事が可能です。

ただ、私自身の性格として、「利益率」という「効率」の部分を下げる事は精神的にとても大きなストレスに感じてしまいます。

と言いますのも、私自身、

「何事も徹底して、納得いくまで限度なく追求したい」

という気質(性格)があり、元々お金を稼ぐ上では、徹底的に「利益率」を追求したいと考えていました。

利益率を徹底して高めれば、資金を増やすだけで、得られる利益がそのまま比例して大きくなるため、稼げるお金の追求を限度なくできると思ったからです。

ですが、この記事でお伝えさせて頂きましたとおり、資金量が増えることにより、

1.不利な価格で約定する事に繋がり、利益率が下がる
2.精神面の負担が大きくなることで、利益率が下がる

という不可避の事象がありました。

これが前述した「何事も徹底して、納得いくまで限度なく追求したい」という私の気質によって追求していた「利益率」を下げる事になるため、多大なるストレスになっていたわけです。

そこで、利益率を維持したまま、自身が得られる収入を今より高めるにはどうすれば良いか、新たな方法を探していました。

そんな時期に、私自身が高い利益率を出すために利用していた取引口座の業者と、ビジネス上の提携を結ぶ機会に恵まれ、これを利用できれば良いのでは?と考えたんです。

ここで言う提携とは、その取引業者の収益から一部を頂けるという内容になります。

そもそも取引業者の収益は、その業者の取引口座を利用するトレーダーがトレードをする度に発生する手数料(スプレッド)が主です。

その収益であるスプレッドは、トレーダーの取引量=ロット数に比例して大きくなります。

つまり、その取引業者を利用するトレーダーが増えるだけではなく、特に資金量が多いトレーダーが多くなるほど、取引業者はスプレッドによる収益がより大きくなるわけです。

そもそも先ほども説明しましたように、私のデイトレード手法で出せている水準の利益率は、その取引業者が提供している、

・狭いスプレッド
→ほかの業者に比べ利幅を多く取れる

・限りなく低い証拠金維持率と最大級のレバレッジ
→ロット数を高められる

という口座のスペックがあってこそ実現ができています。

もちろん、ほかの業者でも私のデイトレード手法は実践ができますが、他業者の口座はスペックが下がるため、必然的に利益率の低下は避けられません。

よって、私の手法を継承したクライアント側にとって、特別な理由がない限り、私が利用している同じ業者の口座を使わない手はないわけです。

(あえて自身の利益率を下げるスペックの取引業者を選ぶ理由はないと思いますので。)

そのような流れで、私のデイトレード手法を習得したクライアントの方々は、基本的に私と同じ業者(前述のビジネス提供させて頂いている業者)を利用しています。

そのため、提携している業者の企業収益(トレードごとのスプレッド)が増え、それに応じて、私自身が頂ける収入も比例して大きくなる側面があるわけです。

実際のところ、その取引業者との提携により頂ける収入は「トレーダー1人につき1%に満たない程度」になります。

ただ、現時点では悠に二桁は超える数のクライアント(トレーダー)が私が提唱するデイトレード手法の習得をした上で、その取引口座を利用しているため、相応の収益モデルになっていることは事実です。

同じFXのデイトレード手法を不特定多数の第三者が行うことによる「競合」は問題ないのか?

冒頭でも触れましたように、相場(トレード)は売買の需要と供給によって成立している世界です。

ですので、同じ手法により、同じ時間で売買を行うことで注文の「競合」が発生し、注文が上手く通らず、結果的に利益率が下がるのではないか?という話になるかもしれません。

ただ、この注文の競合により、デイトレード手法の有効性が下がるのではないかという点に関しては、明確に「問題ない」と言えます。

なぜなら、私が提唱するデイトレード手法の実践者、トレーダーごとに、まったく同じ売買ポイントにならないからです。

まず、私の手法は、テクニカル分析による明確な売買の基準があるものの、EAなどの自動売買システムではなく手動で行うトレード、いわゆる裁量トレードになります。

そのため、私のデイトレード手法を実践するトレーダーごとに、同じ銘柄をトレード対象としていても、数秒~数分単位で売買のタイミングにズレが生じるわけです。

ですので、EAなど自動売買システムのように実践者同士で売買の注文が「競合」するということは基本的に考えられません。

だからこそ、私のデイトレード手法の実践者が増えることで、デイトレード手法の有効性が下がるのではないかという点に関しては、明確に「問題ない」と言えるということです。

ただ、いくらトレーダーの手動で行うFXのデイトレード手法だとしても、実践するトレーダーの数が異常に増えてしまえば、さすがに注文の競合が発生する恐れがあります。

同じ手法を行うデイトレーダーの数が文字とおり異常なほど増えれば、どうしても、そのトレーダー同士で売買の注文タイミングが「一致」してしまう確率が単純に高まるからです。

そうなってしまえば、私のデイトレード手法における利益率は残念ながら低下してしまう事は避けられません。

そんな事態は避けたいため、具体的な手法のノウハウは、意識の高い方にのみ継承していくことで実践者の人数を「限定」させています。

そうした背景もあり、デイトレード手法の継承に関しては、公式メールマガジンの方で限定的に行っていました。

以上、同じFXのデイトレード手法を不特定多数の第三者が行うことでも、特に「競合」によって利益率が低下するという問題は基本的に起きないという話でした。

総括:私が有効なFXのデイトレード手法を第三者に継承している理由

今回のまとめです。

割と複雑な話でしたので、全体的な流れを踏まえ「総括」させて頂きます。

まず前提として、トレード資金が一定以上に増えると、

1.不利な価格で約定する事に繋がり、利益率が下がる
2.精神面の負担が大きくなることで、利益率が下がる

という事象が発生します。

私自身「何事も徹底して、納得いくまで限度なく追求したい」という気質(性格)があり、お金を稼ぐ上では何よりも「利益率」を徹底して高める事を追求していました。

その上で、収入を高めるために、利益率を徹底的に高めるという「こだわり」を捨てる事は、自分にとって多大なストレスになるわけです。

そのため、利益率の維持が可能な500万ほどのトレード資金で頭打ち状態になっていました。

そんな中、自身が利用している「利益率を最上級に高められるスペックの取引口座」を有する業者と、ビジネス提携を果たせるようになります。

※取引業者が得ている収益(各トレーダーのトレードごとに発生するスプレッド)の一部を、私も頂けるような提携

それにより、その取引口座を利用するトレーダーが増えるほど、私自身にも業者が得るスプレッドの収益から一部を頂けるようになりました。

結果として、私自身のデイトレード手法を継承したクライアントがその取引業者の口座を使うようになり、私自身に自分のデイトレード収入以外にも、相応の収益モデルができているというわけです。

私のデイトレード手法が高い利益率を出せている根底には、前提として高いスペックの取引口座が「必須」であり、私が推奨する口座をあえて使わないクライアントは特別な理由がない限り特にいません。

そもそもスペックの低い他社の取引口座を使えば「利幅」「ロット数」が低下するので、必然的に利益率が下がってしまいます。

そのため、手法を継承したクライアント側からしても、特に理由がない場合は、基本的に私が提携して私自身も利用している業者の取引口座を使うようになっているわけです。

このような流れで、不特定多数の第三者に私のデイトレード手法を継承することが、私自身の利益向上に繋がっています。

以上が、「私が有効なFXのデイトレード手法を第三者に継承している理由」の率直な答えにほかなりません。

現状では、この記事で解説した取引業者との提携に加え、私が確立しているFXのデイトレ手法を習得し信頼関係を築けている方に対し、私が保有する資金の一部を「委託」し「運用」してもらう仕組みを稼働し始めていました。

この仕組みにより、この記事で挙げた取引業者との提携よりも大きな収益モデルの確立ができています。

追伸:経済面だけではない本音の話

これは、もしかすると単なる「綺麗事」に聞こえてしまうかもしれませんが、私自身、生きていく上での「仲間」を増やしたいという思いがあり、そのためにFXのデイトレード手法を教えているという側面もあります。

専業デイトレーダーという職業は、当然ながら手法に左右はされるものの、有効的な手法を習得すれば、得られる収益に関しては「この上ない」と言っても過言ではありません。

ただ、FXのデイトレードを専業としていると、仕事をしている間は、なかなか人と関わらない「孤独」な側面があると思います。

会社勤めであれば仕事中も不特定多数の第三者との関わりが持てますが、専業デイトレーダーとなると、そうはいきません。

そういった面からも、私は「仲間」を増やし、日々の生活の中で人との関わりを多く持つ事で、人生そのものを可能な限り楽しいものにしていきたいと率直に思うようになりました。

パソコン画面を相手にして淡々と1人でお金を稼ぐだけでは、どうしても生活に楽しさを感じられず、そのような考えに至ったわけです。

その上で、仲間を得るためには、信頼を得る必要があると思います。

信頼を得られなければ、人としての関わり合いが継続しないと思うからです。

そこで、私のデイトレード手法を継承し、ノウハウを求めている方々に情報を提供する事により、「信頼」の獲得ができればと考えたわけです。

少なくともFXのデイトレードは、会社組織に頼らず自分の力だけで、自宅にいたまま限度なく稼げるビジネスモデルである事は間違いありません。

(成功するかどうかは、もちろん手法によって左右されますが)

そんなFXのデイトレードで成功するノウハウは、多くの人が率直に魅力を感じると思います。

そのため、私自身が成果を出せているFXのデイトレード手法を継承することは、人との信頼関係の構築に繋がるのではないかと思ったわけです。

結果として、手法を継承したクライアントの中では、トレード「以外」でも関係構築ができ、プライベートでも関係を続けさせて頂いている方も少なからずおられます。

単に手法の「指導者」と「受講者」という枠を超え仲間としての信頼構築ができており、前述した「人生そのものを楽しいものにしたい」、そんな目的に近付き始めたということです。

このような背景もあり、自身の収入を伸ばす以外にも、生きていく上での「仲間」を今以上に増やしたいという思いもあり、現在もFXのデイトレード手法を継承する活動を行わせて頂いていました。

以上、「高い利益率を維持した上で収入を上げたい」という経済面だけではなく、「生きていく上での仲間を増やしたい」という面も踏まえ、私自身、FXのデイトレード手法を継承していく活動を行っているというわけです。

長々となってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。

ここで挙げていたデイトレード手法の継承ですが、下記の公式メールマガジンにて、順序立てて解説しています。

登録は無料ですので、宜しければ一度、ご登録頂ければ幸いです。

>『専業FXデイトレーダーの会』公式メールマガジンのご案内はこちら

杉原。

本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信しています。

宜しければ、ほかの関連記事もあわせてお読みになってみてください。

>ブログの目次はこちらから

>少額でも儲かる。FXのデイトレードに適した取引口座のスペック。

>専業デイトレーダーに最低でも必要な資金を「7つの月収別」で解説

>月利を高めるためには、勝率とリスクリワードはどちらを優先すべきか。

>FXのデイトレードでロットを上げると勝てない(負ける)原因

私のデイトレード手法を継承した方々(クライアント)の実績データ一覧。

杉原です。

ネットなどで、それなりの実績を出せているFXのデイトレードなどの手法を目にした際、

「どんな手法なのか?」

という興味を抱く気持ちが湧く傾向にある反面、

「自分にも同じような結果が出るのか?」

という不安を抱く場合も少なからずあるかもしれません。

と言いますのも、書籍や情報商材をはじめ世に出ている「勝てるトレードの手法」は、その「提唱者」しか実践ができず、「ほかの誰か」には真似ができない難しい手法という場合が多々あるからです。

たとえば、「実際のところ、手法の提唱者以外には真似ができない」そんなトレード手法の例が以下になります。

  • 売買の判断を5,6個など大量のインジケーターを利用して使う
    →判断基準が難しい上に、エントリーや決済が間に合わない可能性がある
  • チャート画面に張り付き、何時間も常に相場を追いかけ続ける
    → 集中力はなかなか何時間も維持ができず、ミスが頻繁に起こる
  • 売買の判断基準が曖昧
    → 実践者のスキルによってまったく異なるトレードになるため、掲げられていた実績を出す事がまったくできない

以上のようなトレード手法の提唱者以外には真似ができない手法ではなく、

「不特定多数の第三者にも実践が可能」

と言える手法こそが、本当の意味で

・実践すべき
・真似すべき

トレードのノウハウ、手法になると思います。

そこで今回は、私自身が提唱する「FXのデイトレード手法」に関して、不特定多数の第三者にも真似ができるかという視点で、ご自身にも実践ができるかという判断基準にして頂くべく、私がFXのデイトレード手法を継承した「クライアントの実績」を掲載していきました。

そんな、この記事で掲載する実績を出しているFXのデイトレ手法は、

エントリー条件
決済条件

を含め、具体的なロジックを下記の記事で公開しています。

宜しければ、あわせて参考になさってください。

>含み損ほぼなし。キリ番を利用した「負け知らず」の聖杯に近いFXのデイトレ手法。

>水平ラインで1日10%以上の利益率を出すFXのデイトレ手法

実績データとしては、FXのデイトレード実践翌日の実績メールをクライアントから私の方に転送して頂き、そちらのメール画面を切り取る形で掲載しています。

そんな実績データの「量」としては、

・10パターン以上のデイトレード資金(元手、元本)別
・総計100件以上の実績データ

が集まっていますので、十分な参考にはなるはずです。

資金別のパターンとしては、

・5万円
・10万円
・20万円
・30万円
・50万円
・100万円
・200万円
・300万円
・400万円
・500万円

と、約10パターン以上の資金別に分けて実績を挙げていきますので、現実のご自身がFXのデイトレード実践に使える資金と照らし合わせながら、そこから資金が増やしていく過程をイメージできると思います。

ぜひ参考になさってください。

それでは早速、いってみましょう。

実際に私が継承しているFXのデイトレ手法に関して、1日で2桁台の利率を達成された方々から、実績だけではなく感想も頂きました。

宜しければ下記のリンクからご覧になってみてください。

私のデイトレ手法を実践された方々の実績と感想集(その1)

私のデイトレ手法を実践された方々の実績と感想集(その2)

私のデイトレ手法を実践された方々の実績と感想集(その3)

資金(元本、元手)別、クライアントのデイトレード実績データ一覧

掲載している実績画像の見方は、下記のとおりです。

▼実績画像の凡例▼

実績画像の見方
下記は資金別の目次リンクになります。

>50,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績
>100,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績
>200,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績
>300,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績
>500,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績
>1,000,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績
>2,000,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績
>3,000,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績
>4,000,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績
>5,000,000円のトレード資金で行ったデイトレードの実績

50,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績01

資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績01

・1日あたりの収入 : 6,843円
・1日あたりの利益率 : 13.7%


▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績02

・1日あたりの収入 : 5,813円
・1日あたりの利益率 : 11.7%


▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績0

・1日あたりの収入 : 5,094円
・1日あたりの利益率 : 10.2%


▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績04資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績04

・1日あたりの収入 : 8,743円
・1日あたりの利益率 : 17.5%


▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績05

・1日あたりの収入 : 11,866円
・1日あたりの利益率 : 23.7%


▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績06

 

資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績06

・1日あたりの収入 : 10,288円
・1日あたりの利益率 : 20.6%


▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績07

・1日あたりの収入 : 8,513円
・1日あたりの利益率 : 17.0%


▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績08

・1日あたりの収入 : 8,018円
・1日あたりの利益率 : 16.0%


▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績09・1日あたりの収入 : 7,568円
・1日あたりの利益率 : 15.1%


▼資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金50,000円でのクライアントのデイトレード実績10・1日あたりの収入 : 7,967円
・1日あたりの利益率 : 15.9%

100,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績01

100,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績01・1日あたりの収入 : 14,013円
・1日あたりの利益率 : 14.0%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績02

・1日あたりの収入 : 10,754円
・1日あたりの利益率 : 10.7%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績03

・1日あたりの収入 : 13,874円
・1日あたりの利益率 : 13.9%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績04

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績04

・1日あたりの収入 : 10,761円
・1日あたりの利益率 : 10.8%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績05

・1日あたりの収入 : 18,120円
・1日あたりの利益率 : 18.1%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績06

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績06・1日あたりの収入 : 18,703円
・1日あたりの利益率 : 18.7%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績07・1日あたりの収入 : 17,108円
・1日あたりの利益率 : 17.1%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績08・1日あたりの収入 : 17,453円
・1日あたりの利益率 : 17.5%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績09・1日あたりの収入 : 15,912円
・1日あたりの利益率 : 15.9%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績10・1日あたりの収入 : 15,766円
・1日あたりの利益率 : 15.8%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績11

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績11・1日あたりの収入 : 15,784円
・1日あたりの利益率 : 15.8%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績12

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績12・1日あたりの収入 : 14,204円
・1日あたりの利益率 : 14.2%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績13

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績13・1日あたりの収入 : 14,994円
・1日あたりの利益率 : 14.9%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績14

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績14・1日あたりの収入 : 13,651円
・1日あたりの利益率 : 13.7%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績15

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績15・1日あたりの収入 : 13,738円
・1日あたりの利益率 : 13.7%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績16

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績16

・1日あたりの収入 : 13,226円
・1日あたりの利益率 : 13.2%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績17

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績17

・1日あたりの収入 : 12,682円
・1日あたりの利益率 : 12.7%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績18

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績18・1日あたりの収入 : 12,017円
・1日あたりの利益率 : 12.0%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績19

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績19・1日あたりの収入 : 11,746円
・1日あたりの利益率 : 11.7%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績20

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績20・1日あたりの収入 : 11,839円
・1日あたりの利益率 : 11.8%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績21

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績21・1日あたりの収入 : 10,782円
・1日あたりの利益率 : 10.8%


▼資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績22

資金100,000円でのクライアントのデイトレード実績22・1日あたりの収入 : 10,296円
・1日あたりの利益率 : 10.3%

200,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績01

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績01・1日あたりの収入 : 21,853円
・1日あたりの利益率 : 10.9%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績02・1日あたりの収入 : 22,045円
・1日あたりの利益率 : 11.0%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績03・1日あたりの収入 : 22,769円
・1日あたりの利益率 : 11.4%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績04

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績04・1日あたりの収入 : 22,941円
・1日あたりの利益率 : 11.5%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績05・1日あたりの収入 : 23,188円
・1日あたりの利益率 : 11.6%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績06

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績06・1日あたりの収入 : 23,232円
・1日あたりの利益率 : 11.6%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績07・1日あたりの収入 : 23,800円
・1日あたりの利益率 : 11.9%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績08・1日あたりの収入 : 24,576円
・1日あたりの利益率 : 12.3%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績09・1日あたりの収入 : 24,789円
・1日あたりの利益率 : 12.3%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績10・1日あたりの収入 : 25,012円
・1日あたりの利益率 : 12.5%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績11

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績11・1日あたりの収入 : 25,849円
・1日あたりの利益率 : 12.9%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績12

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績12・1日あたりの収入 : 27,193円
・1日あたりの利益率 : 13.6%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績13

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績13・1日あたりの収入 : 27,686円
・1日あたりの利益率 : 13.8%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績14

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績14・1日あたりの収入 : 29,835円
・1日あたりの利益率 : 14.9%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績15

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績15・1日あたりの収入 : 31,872円
・1日あたりの利益率 : 15.9%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績16

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績16・1日あたりの収入 : 34,892円
・1日あたりの利益率 : 17.4%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績17

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績17・1日あたりの収入 : 34,973円
・1日あたりの利益率 : 17.4%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績18

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績18・1日あたりの収入 : 35,112円
・1日あたりの利益率 : 17.6%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績19

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績19・1日あたりの収入 : 36,044円
・1日あたりの利益率 : 18.0%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績20

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績20・1日あたりの収入 : 37,204円
・1日あたりの利益率 : 18.6%


▼資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績21

資金200,000円でのクライアントのデイトレード実績21・1日あたりの収入 : 39,331円
・1日あたりの利益率 : 19.7%

300,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績01

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績01

・1日あたりの収入 : 31,933円
・1日あたりの利益率 : 10.6%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績02・1日あたりの収入 : 33,481円
・1日あたりの利益率 : 11.2%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績03

・1日あたりの収入 : 39,728円
・1日あたりの利益率 : 13.2%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績04

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績04

・1日あたりの収入 : 41,004円
・1日あたりの利益率 : 13.7%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績05

・1日あたりの収入 : 43,385円
・1日あたりの利益率 : 14.5%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績06

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績06

・1日あたりの収入 : 44,298円
・1日あたりの利益率 : 14.8%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績07

・1日あたりの収入 : 45,982円
・1日あたりの利益率 : 15.3%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績08

・1日あたりの収入 : 46,102円
・1日あたりの利益率 : 15.4%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績09

・1日あたりの収入 : 46,816円
・1日あたりの利益率 : 15.6%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績10

・1日あたりの収入 : 48,922円
・1日あたりの利益率 : 16.3%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績11

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績11

・1日あたりの収入 : 51,346円
・1日あたりの利益率 : 17.1%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績12

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績12

・1日あたりの収入 : 52,458円
・1日あたりの利益率 : 17.5%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績13

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績13

・1日あたりの収入 : 55,509円
・1日あたりの利益率 : 18.5%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績14

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績14

・1日あたりの収入 : 55,972円
・1日あたりの利益率 : 18.7%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績15

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績15

・1日あたりの収入 : 56,348円
・1日あたりの利益率 : 18.8%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績16

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績16

・1日あたりの収入 : 58,225円
・1日あたりの利益率 : 19.4%


▼資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績17

資金300,000円でのクライアントのデイトレード実績17

・1日あたりの収入 : 58,741円
・1日あたりの利益率 : 19.6%

500,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績01

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績01

・1日あたりの収入 : 52,804円
・1日あたりの利益率 : 10.6%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績02

・1日あたりの収入 : 55,399円
・1日あたりの利益率 : 11.1%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績03

・1日あたりの収入 : 63,874円
・1日あたりの利益率 : 12.8%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績04

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績04

・1日あたりの収入 : 66,291円
・1日あたりの利益率 : 13.3%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績05

・1日あたりの収入 : 69,476円
・1日あたりの利益率 : 13.9%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績06

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績06

・1日あたりの収入 : 72,093円
・1日あたりの利益率 : 14.4%
・単利運用の月間収入シュミレーション : 1,513,953円


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績07

・1日あたりの収入 : 70,922円
・1日あたりの利益率 : 14.2%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績08

・1日あたりの収入 : 72,843円
・1日あたりの利益率 : 14.6%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績09

・1日あたりの収入 : 76,207円
・1日あたりの利益率 : 15.2%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績10

・1日あたりの収入 : 77,045円
・1日あたりの利益率 : 15.4%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績11

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績11

・1日あたりの収入 : 79,973円
・1日あたりの利益率 : 15.9%
・単利運用の月間収入シュミレーション : 1,679,433円


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績12

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績12

・1日あたりの収入 : 81,171円
・1日あたりの利益率 : 16.2%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績13

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績13

・1日あたりの収入 : 82,469円
・1日あたりの利益率 : 16.5%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績14

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績14

・1日あたりの収入 : 85,588円
・1日あたりの利益率 : 17.1%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績15

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績15

・1日あたりの収入 : 88,332円
・1日あたりの利益率 : 17.7%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績16

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績16

・1日あたりの収入 : 90,649円
・1日あたりの利益率 : 18.1%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績17

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績17

・1日あたりの収入 : 96,022円
・1日あたりの利益率 : 19.2%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績18

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績18

・1日あたりの収入 : 107,348円
・1日あたりの利益率 : 21.5%


▼資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績19

資金500,000円でのクライアントのデイトレード実績19

・1日あたりの収入 : 117,992円
・1日あたりの利益率 : 23.6%

1,000,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

・1日あたりの収入 : 108,658円
・1日あたりの利益率 : 10.9%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

・1日あたりの収入 : 112,891円
・1日あたりの利益率 : 11.3%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

・1日あたりの収入 : 119,803円
・1日あたりの利益率 : 11.9%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04

・1日あたりの収入 : 127,308円
・1日あたりの利益率 : 12.7%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

・1日あたりの収入 : 129,592円
・1日あたりの利益率 : 12.9%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

・1日あたりの収入 : 134,766円
・1日あたりの利益率 : 13.5%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

・1日あたりの収入 : 138,005円
・1日あたりの利益率 : 13.8%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

・1日あたりの収入 : 138,981円
・1日あたりの利益率 : 13.9%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

・1日あたりの収入 : 145,568円
・1日あたりの利益率 : 14.6%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10

・1日あたりの収入 : 151,084円
・1日あたりの利益率 : 15.1%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績11

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績11

・1日あたりの収入 : 151,992円
・1日あたりの利益率 : 15.2%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績12

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績12

・1日あたりの収入 : 157,224円
・1日あたりの利益率 : 15.7%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績13

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績13

・1日あたりの収入 : 161,977円
・1日あたりの利益率 : 16.2%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績14

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績14

・1日あたりの収入 : 166,041円
・1日あたりの利益率 : 16.6%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績15

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績15

・1日あたりの収入 : 181,787円
・1日あたりの利益率 : 18.2%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績16

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績16

・1日あたりの収入 : 187,829円
・1日あたりの利益率 : 18.8%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績17

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績17

・1日あたりの収入 : 187,961円
・1日あたりの利益率 : 18.8%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績18

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績18

・1日あたりの収入 : 191,044円
・1日あたりの利益率 : 19.1%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績19

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績19

・1日あたりの収入 : 193,856円
・1日あたりの利益率 : 19.4%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績20

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績20

・1日あたりの収入 : 197,032円
・1日あたりの利益率 : 19.7%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績21

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績21

・1日あたりの収入 : 200,083円
・1日あたりの利益率 : 20.0%


▼資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績22

資金1,000,000円でのクライアントのデイトレード実績22

・1日あたりの収入 : 206,723円
・1日あたりの利益率 : 20.7%

2,000,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

・1日あたりの収入 : 206,982円
・1日あたりの利益率 : 10.3%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

・1日あたりの収入 : 228,091円
・1日あたりの利益率 : 11.4%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

・1日あたりの収入 : 229,348円
・1日あたりの利益率 : 11.5%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04

・1日あたりの収入 : 269,034円
・1日あたりの利益率 : 13.5%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

・1日あたりの収入 : 271,173円
・1日あたりの利益率 : 13.5%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

・1日あたりの収入 : 289,101円
・1日あたりの利益率 : 14.4%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

・1日あたりの収入 : 293,472円
・1日あたりの利益率 : 14.7%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

・1日あたりの収入 : 301,102円
・1日あたりの利益率 : 15.0%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

・1日あたりの収入 : 321,915円
・1日あたりの利益率 : 16.1%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10

・1日あたりの収入 : 339,815円
・1日あたりの利益率 : 16.9%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績11

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績11

・1日あたりの収入 : 348,943円
・1日あたりの利益率 : 17.4%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績12

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績12

・1日あたりの収入 : 362,986円
・1日あたりの利益率 : 18.1%


▼資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績13

資金2,000,000円でのクライアントのデイトレード実績13

・1日あたりの収入 : 397,274円
・1日あたりの利益率 : 19.9%

3,000,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

・1日あたりの収入 : 308,163円
・1日あたりの利益率 : 10.3%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

・1日あたりの収入 : 336,118円
・1日あたりの利益率 : 11.2%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

・1日あたりの収入 : 378,910円
・1日あたりの利益率 : 12.6%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04

・1日あたりの収入 : 399,871円
・1日あたりの利益率 : 13.3%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

・1日あたりの収入 : 477,419円
・1日あたりの利益率 : 15.9%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

・1日あたりの収入 : 495,128円
・1日あたりの利益率 : 16.5%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

・1日あたりの収入 : 498,906円
・1日あたりの利益率 : 16.6%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

・1日あたりの収入 : 512,304円
・1日あたりの利益率 : 17.1%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

・1日あたりの収入 : 576,097円
・1日あたりの利益率 : 19.2%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10・1日あたりの収入 : 589,787円
・1日あたりの利益率 : 19.6%


▼資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績11

資金3,000,000円でのクライアントのデイトレード実績11

・1日あたりの収入 : 590,882円
・1日あたりの利益率 : 19.7%

4,000,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

・1日あたりの収入 : 448,092円
・1日あたりの利益率 : 11.2%


▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

・1日あたりの収入 : 532,198円
・1日あたりの利益率 : 13.3%


▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

・1日あたりの収入 : 596,274円
・1日あたりの利益率 : 14.9%


▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04

・1日あたりの収入 : 651,198円
・1日あたりの利益率 : 16.3%


▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

・1日あたりの収入 : 651,992円
・1日あたりの利益率 : 16.3%


▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

・1日あたりの収入 : 686,197円
・1日あたりの利益率 : 17.2%


▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

・1日あたりの収入 : 738,998円
・1日あたりの利益率 : 18.5%


▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

・1日あたりの収入 : 755,988円
・1日あたりの利益率 : 18.9%


▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

・1日あたりの収入 : 789,976円
・1日あたりの利益率 : 19,7%


▼資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金4,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10

・1日あたりの収入 : 809,983円
・1日あたりの利益率 : 20.2%

5,000,000円のトレード資金(元手、元本)で行ったデイトレードの実績

▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績01

・1日あたりの収入 : 568,915円
・1日あたりの利益率 : 11.4%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績02

・1日あたりの収入 : 605,704円
・1日あたりの利益率 : 12.1%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績03

・1日あたりの収入 : 612,096円
・1日あたりの利益率 : 12.2%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績04
・1日あたりの収入 : 666,918円
・1日あたりの利益率 : 13.3%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績05

・1日あたりの収入 : 720,104円
・1日あたりの利益率 : 14.4%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績06

・1日あたりの収入 : 791,084円
・1日あたりの利益率 : 15.8%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績07

・1日あたりの収入 : 832,296円
・1日あたりの利益率 : 16.6%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績08

・1日あたりの収入 : 908,561円
・1日あたりの利益率 : 18.2%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績09

・1日あたりの収入 : 961,102円
・1日あたりの利益率 : 19.2%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績10

・1日あたりの収入 : 997,108円
・1日あたりの利益率 : 19.9%


▼資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績11

資金5,000,000円でのクライアントのデイトレード実績11

・1日あたりの収入 : 1,072,102円
・1日あたりの利益率 : 21.4%

総括:FXのデイトレード手法を継承したクライアントの実績一覧

ここで紹介してきました実績は、私がFXのデイトレード手法を継承したクライアントの方から、「自主的」に送って頂いたもので、さらに、その中から厳選したものになります。

そのため、ある程度は「見栄えの良い実績(利益率)」にあたるものを、ブログを介して公開している点に関しては、決して否定はできません。

ただ、そんな「見栄えの良い実績(利益率)」のデータとして、約100件以上のものを普通に公開かできている以上は、このページで挙げたていた、1日あたり10%台の利益率は、決して稀なものではない実績だということです。

実際のところ、1日あたり10%台の利益率というFXのデイトレード実績は、至って普通に出していけるFXのデイトレード手法ですので、当ページに掲載した実績データはそのすべてが「基準レベルの実績」をそのまま取り上げているに過ぎません。

よって、私自身が提唱しているFXのデイトレード手法では、決して実践が難しいものではなく、

「不特定多数の第三者」

にとっても、当ページに掲載した利益率は、普通に稼ぐべくして稼げる手法と、客観的に見ても言えるのではないかと思います。

そんな私が提唱しているFXのデイトレード手法は、

・統計
・心理

という「普遍的」なものもとにした上で、手法を吸収しやすいよう順序とおりに、下記にて無料で公開していました。

>『専業FXデイトレーダーの会』公式メールマガジン

メールマガジンは無料ですので、ぜひ一度、ご登録頂ければ幸いです。

また、関連記事として、以下のような記事もございますので、ご興味がありましたらあわせてお読みになってみてください。

>私が有効なFXのデイトレード手法を第三者に継承している理由

>ブログの目次はこちらから

FXのデイトレードで成功する人の性格や素質、適性とは。専業デイトレーダーに向いている人の解説。

杉原です。

もしFXのデイトレードでの成功を目指しているのであれば、専業デイトレーダーになるためには一体どのような、

・素質
・性格
・適性

が必要なのか気になるところだと思います。

そこで今回の『専業FXデイトレーダーの会』における記事では、

「FXのデイトレードで成功するために、どんな素質や適性が必要なのか?」
「専業デイトレーダーとして成功するためには、どんな性格の人が向いているのか?」

という辺りのことを、一応デイトレードを生業として生活している「専業デイトレーダー」という立場の私が、実体験も踏まえた上での解説をしていく次第です。

それでは早速いってみましょう。

自分はFXのデイトレードに向いているのか?専業デイトレーダーに必要な適性、素質、そして性格とは。

適性や素質、性格に関してですが、以下のような言葉の意味合いとして、解説記事を進めていきます。

適性や素質:フィジカル(肉体面)
性格:メンタル(精神面)

上記を踏まえた上で、FXのデイトレードで成功するために必要な「適性」「素質」「性格」は、以下の2つに集約されると私自身は考えています。

1.最低限の集中力があること(適性、素質)
2.自身が決めたトレードのルールを守れること(性格)

上記2つが、私が考える専業デイトレーダーとして成功するために必要な要素です。

早速、1つずつ掘り下げて解説させて頂きたいと思います。

「最低限の集中力があること」がFXのデイトレードに必要な素養、適性

ある程度の集中力が無ければ、デイトレードの実践において、

・取引数量(ロット数)を間違えて入力する
・買い(ロング)と売り(ショート)を間違えてクリックする

などの、「致命的」と言えるさまざまなミスに繋がってしまいます。

上記のようなミスを犯せば、即座に「負け」に繋がって資金を減らす可能性があるため、「最低限の集中力があること」を、デイトレーダーとして成功するために必要不可欠な「適性」「素質」として考えていたわけです。

また、今挙げたようなミスは、「損失」に直結する問題になりますが、集中力が欠けることにより、

「エントリーのチャンスを見逃してしまう」

という、「利益」の取り逃しに繋がる可能性も否定できません。

要は、

・ロット数(取引数量)の入力を正確に行う
・買い(ロング)と売り(ショート)を間違わず正確に行う

という「損失」を防ぐことができても、エントリーのチャンスを見逃してしまっては、「利益」を取り逃してしまう可能性があるということです。

このように、いくらミスによる損失を防ごうとも、利益を逃してしまえばデイトレーダーとして成功することはできません。

FXのデイトレードは損失を抑え利益を積み上げてこそ、勝ち続けて専業としても、デイトレーダーとして生活ができるからです。

以上が、必要不可欠な集中力の内容になります。

まとめると、

・ミスをしないための集中力
・エントリーのチャンスを逃さないための集中力

という、2つの視点における集中力が必要と言えるわけです。

高い集中力を維持するスタミナも必要?

FXのデイトレードにおける一般的な印象として、

「いつもパソコン画面に張り付いている」
「ずっとチャート画面とにらめっこしている」
「FXや株の情報サイトを開きっぱなしにして見ている」

など、デイトレーダーは常に集中し続けているようなイメージがあるかもしれません。

もちろん、上記のようなことはそれぞれデイトレーダーによって差はあるとは思います。

ただ少なくとも、専業デイトレーダーとして活動している私自身は、上記のようなことはまったくありません。

ロンドン市場とニューヨーク市場が開き、FXのトレーダーたちが活発にトレードする時間帯である「16時頃~翌1時頃」でFXのデイトレードを行うとしても、

・エントリーのチャンスが来る前触れ~エントリーの作業
・利確または損切りの作業

という2つの時以外は、チャートを見ている事をせず、まったく別の事をしていたりします。

なぜなら、

・エントリー待ち
・決済待ち

なので集中する必要がないからなんです。

約9時間ほどもFXのデイトレードをしていたとしても、「エントリー」「決済(利確または損切り)」を行う際の総合時間で考えても、実際に集中力を発揮する時間は20分前後くらいでしょうか。

このように実際にはFXのデイトレードにおいて集中する時間そのものは短いからこそ、高い集中力を維持する必要はありません。

そのため、FXのデイトレードで疲労するということも今まで特にありませんでした。

ここまで説明しましたように、たとえ16時頃~翌1時頃という約9時間ほどの長時間をFXのデイトレードに費やしたとしても、チャートソフトやアプリのおかげで、

「そろそろエントリーのチャンスになりそう」
「利確ができそう」
「損切りになりそう」

という場合は、アラート機能でパソコンとスマホに「お知らせ」してくれるからこそ、9割以上の時間は集中する必要はまったくないわけです。

デイトレーダーとしての成功に、高い反射神経は必要なのか?

ここまでは、FXのデイトレードにおける「適性」「素養」として、

・ミスをしないための集中力
・エントリーのチャンスを逃さないための集中力

が必要不可欠であると解説しました。

その上で、チャートソフトやアプリの「アラート機能」を使うことで、特に集中力を維持する必要はなく、結果として約9時間ほどのトレード時間があったとしても、トータルで集中している時間は20分前後だということも触れた次第です。

このように、専業デイトレーダーとして成功するためには、特に「スタミナ」「体力」は不要とお分かり頂けるのではないでしょうか。

ただ、

「FXのデイトレードに反射神経は必要ですか?」

などのような質問を読者さんから定期的に頂くことがあり、議題になっている「FXのデイトレードにおける集中力」と関連するので、ここで簡単に言及したいと思います。

先ほども何度か触れましたが、私の場合はエントリーのチャンスが発生する「前触れ」の段階でアラート通知をしているため、特に急いでエントリーをする必要はありません。

エントリーチャンスの「前」にアラート通知が来るので、そこでチャート画面を開き、

・チャンスになればエントリーをする
・チャンスにならなければ再び待つ

という2パターンの対処を行うわけです。(決済の場合も同様)

ですので、アラート通知が来てからエントリーをするまでに十分な「間」があるため、特に反射神経を必要とはしていません。

その上、動かすのはパソコンのマウスを動かす「手」だけであり、クリック作業のみで完結しています。

ロットの数量を変更する際にも、クリック作業で「▲」を押して増やしたり、「▼」を押して減らしたりすることが可能なので、パソコンのキーボードを使う必要もないわけです。

以上、エントリーも決済も、アラートが通知されてから「即座」に反応して処理を行うわけではなく、アラート通知から十分な「間」がある上に、マウスのクリック作業のみということも考慮すると、特に高い反射神経は不要というのが私の考えになります。

「自身が決めたデイトレードのルールを守り続けること」がFXのデイトレードに必要な性格、向いている性格

こちらは、デイトレーダーとして成功するために必要な「性格」の部分になります。

この「自分が決めたデイトレードのルール」とは、下記のような自身が取り決めた『基準』にほかなりません。

  • エントリーする条件
  • 利確する条件
  • 損切りする条件

上記が主ですが、ほかのも、「ロット管理」「時間管理」「資金管理」もすべて含めた上で、デイトレードのルールになります。

このようなFXのデイトレードに取り組む上で自らが予め決めた「ルール」を順守するということが、専業デイトレーダーとして成功するために必要な要素と言っても過言ではありません。

FXのデイトレードで資金を溶かす多いパターン

特に、

「損切りする条件になっているにも関わらず、損失(負け)を確定するのが嫌で、損切りを条件とおりに行わない」

というパターンが、デイトレーダーからの相談を受ける際に非常に多く見受けられます。

要するに、損切りにより損失が確定して、資金が減るという「現実」から逃げてしまうわけです。

もちろん、FXのデイトレードでは「勝つ事」が目的である以上、資金が減る事は決して気持ちが良いものではありません。

ただ、元々決めていたルールにおける「損切りの条件」を満たしているにも関わらず、損切りを行わなければ、さらに含み損は膨らみ続ける可能性もあるわけです。

そして、膨らみ続ける含み損を見た際に、

「この時点で損切りをしてしまえば、大きな損失を確定させてしまう」
「もう少ししたら戻ってきて含み損が減ってくれるかもしれない」
「もっと待てば、含み損がなくなってプラスになる(プラ転)かもしれない」

という心理が働き、さらに損切りを見送ってしまうケースも、上手くいかないデイトレーダーには少なくありません。

いつまでも損切りを後回しにすることで、最悪の場合、強制ロスカットになり、大切な資金を溶かしてしまうという事態になってしまいます。

このようにして、相場から手痛い「洗礼」を受け、大きな損失を被るデイトレーダーが後を絶ちません。

そんな洗礼を受けずにデイトレーダーとして成功するためには、予め決めたトレードのルールを決して破らないで「順守」し続けるということが必要なわけです。

損切りの基準を満たしたなら、資金が多少減ろうとも、その時点で素直に損切りを行う必要があります。

その時は資金が多少減ったとしても、トータルでプラスになれば良いわけですから、迷って損切りを遅らせることはありません。

チキン利食いも成功できないデイトレーダーのパターン

先ほどは、損切りを渋った結果、資金を溶かしてしまうというデイトレーダーのパターンを紹介しました。

そんな「損切り」に対して、含み益が出てプラスになっているにも関わらず、

「含み益がいつかなくなるのでは?」

と、怖くなった挙句、「利確」をルールどおり行わず即座に決済してしまうパターンもあります。

いわゆる「チキン利食い」というヤツですね。

基本的にFXのデイトレードで成功するためには、損失を抑えて、利益を積み上げる事が絶対的に欠かせません。

そもそも、デイトレードのルールを決める(構築する)段階におけるバックテストでは、ルールどおりにトレードした、

・損失額
・利益額

を合算した上で、どれだけ勝てるかという「期待値」が算出されるはずです。

そのため、損切り時に発生する「損失額」に対して、しっかりとルールどおりに利確した上での「利益額」が無ければ、そのトレードルールでは勝ち続けることができません。

いくらルールどおりに損切りしたとしても、利確もルールを順守した上で行わなければ、「利益額―損失額」という計算結果で表される期待値は、バックテスト時のものよりも必然的に悪いパフォーマンスになるからです。

ルールどおりに利確せずチキン利食いを繰り返していれば、損失額に対する利益額の割合は、日々減っていくため、いつかは資金がショートしてしまうと予想ができます。

だからこそ、ルールどおりの利益条件まで利確せずに、利幅を取っていかなければなりません。

要するに、怖がってチキン利食いをせずに、予め決めていたデイトレードのルールに沿って利確の条件まで「待つ」ことがデイトレーダーとしての成功に欠かせないわけです。

以上が、利確に視点を向けた「自身が決めたデイトレードのルールを守り続けること」の解説でした。

ルール以外の場面でエントリーをしないこと

ここまでは、「損切り」「利確」に関してルールを順守しないことで、資金がショートしてしまい、デイトレーダーとして成功できないパターンを解説してきました。

それらに対して、そもそも「ルール以外のエントリーをしない事」もFXのデイトレードで勝ち続けるために不可欠な要素となります。

要するに、予め決めていたデイトレードのルールにおける「エントリー基準」を満たすまでは決して手を出してはならず、条件が揃うまで「待つ」ということです。

エントリーの基準がなかなか満たされず、エントリーができずに待ってばかりいると、

「あぁ、早くエントリーしたい」

という気持ちになるデイトレーダーの方は決して少なくないようです。

もちろん、このように「思う」だけで、エントリー自体を「我慢」できるなら問題はありません。

ですが、ルールどおりのエントリーチャンスが来ないからと言って、ルール以外の場面でエントリーすることは絶対に避けるべき行為になります。

なぜなら、そのルール外のエントリーは、バックテストを行っていないので期待値は「未知」なため、トレードではなく単なる「ギャンブル」になってしまうからです。

後になって、そのルール外で行ったエントリーをバックテストしてみた際に、まったく勝てない手法かもしれません。

そもそも、勝てる、勝ち続けられるデイトレードのルールというものは、検証に検証を重ね、相応の時間と労力を費やした結果に手にできるものだと私は思います。

少なくとも私自身は、長期間のバックテストで検証を繰り返して、自身のデイトレードにおける確固たるルールを作り上げました。

そう簡単に有効なデイトレードのルールが作れる、構築できるのであれば、専業デイトレーダーが世の中に溢れかえっているはずですが、現実はそうではありません。

だからこそ、私は、デイトレーダーとして成功できるレベルのトレードルールを作ることは、甘くはないと考えているわけです。

そのような背景も踏まえ、いくらエントリーチャンスが来ないからと言って、しっかりとバックテストをして検証していない手法を「その場」で試すことは絶対に避けなくてはなりません。

たった一度のルール外エントリーで、資金を大きく失う可能性もあります。

そして、失った資金を取り戻そうとして、さらにルールにはないエントリーをしてしまう。。。

そんな悪循環に陥り、資金を溶かすデイトレーダーが決して少なくありません。

~確信を持てるデイトレードのルールに沿って、決してルール以外でのエントリーを行わず、エントリー条件が揃うまで「待つこと」

専業デイトレーダーとして成功するためには、このことを絶対に忘れないようにして頂ければと思います。

FXのデイトレードで成功するために必要な「素質」「適性」「性格」の総括

今回の記事では、専業デイトレーダーとして向いている人という視点で、

・素質
・適性
・性格

に関して、

1.最低限の集中力があること(適性、素質)
2.自身が決めたトレードのルールを守れること(性格)

という2つに大きく分けて解説してきました。

1つ目の「集中力」に関しては、アラート機能を駆使することで、極めて短時間のみの集中で済むため、特に「スタミナ」「体力」は不要だと解説したかと思います。

また、エントリー条件を満たす「前触れ」の段階でアラート通知をすることで、急いでエントリーをする必要もありません。

そのため、高い反射神経も不要だということです。

ですので、特に素質や適性として、

・高い集中力の維持
・高い反射神経

は必要ではないという結論になります。

対して2つ目の「ルールを守ること」については、ルールを順守しないことにより、以下3つの危険性に繋がると言及しました。

  • 損切りをルールどおりに行わないと、含み損が膨らみ、どんどん資金を失う可能性がある
  • 利確をルールどおりに行わずチキン利食いを繰り返せば、損失額に対する利益額が少なくなるため、徐々に資金がショートする方向に向かっていく
  • ルール以外の場面でエントリーをしてしまえば、期待値が「未知数」の「ギャンブル」になるため、資金を減らす要因に成り得る

上記のような危機に陥らないために、勝てる確信を持てるデイトレードのルールを守り続けることが、デイトレーダーとして成功するにあたり必要な「性格」の要素であり、これができる人がFXのデイトレードに「向いている」というわけです。

ただ、デイトレードのルールを守り続けると言っても、普遍的に勝ち続ける期待値があるルールでなければ、まったく意味がありません。

当然ながら、勝てる見込みのないデイトレードのルールを律儀に守っても、徐々に資金を失う方向に偏ってしまうからです。

つまりは、「ルールを守ること」の前に、

普遍的に勝ち続ける期待値があるデイトレードのルール

を手にする必要があるという事。

それには、

・自身で検証を重ねバックテストを繰り返していき有効なルールを構築するか
・すでに他者によって確立されたルールを手にするか

という、いずれかのパータンがあります。

どちらにしても、デイトレーダーとして成功する上では、どちらのパターンでも問題はありません。

ただ、時間効率を考えると、自身で1からルールを確立していく場合、どのくらいの期間がかかるか未知数です。

数年、数十年という途方もない時間かかるかもしれません。

対して、すでに別の誰かが確立しているルールであれば、そんな途方もない時間は必要なく、すぐにトレードのルールを手にし、FXのデイトレードを行っていくことが可能です。

もちろん、他者がすでに確立したルールをもとにして、ご自身で新たにデイトレードのルールを再構築する事も有効な手段だと思います。

そのような、確立されているルールを「踏み台」にした上で独自のルールを作るのであれば、1からルールを構築する場合に比べ、遥かに時間の短縮に繋がるからです。

当ブログでは、そんな確立済みで、10%前後の利益率をトレード1回あたりで出しているデイトレ手法を、記事の中で解説していました。

実際のチャートを使って、エントリーから決済まで図解しているので、ぜひ以下の記事も併せてご覧になってみてください。

>【17事例】1回で10%以上の利率も。fxやゴールドの勝ち方で『チャネルライン最強』デイトレ手法の図解。

>取引1回で2桁の利益率〜トレンドラインのブレイク手法『加速点テクニカル』〜

>含み損0の高勝率。移動平均線とトレンドラインの順張りデイトレ手法の図解。

>ロールリバーサル最強のFXデイトレ手法〜エントリー条件や有効性、意味、集団心理について〜

>ブログの目次はこちらから

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