杉原です。
2022年4月末―
日銀が長期金利の上昇を抑えるための施策として、無制限に国債を購入する「指値オペ」を5営業日に渡って連続で実施すると宣言しました。
現状、ドル円が128円付近まで上昇し、円安の状態が続いています。
今後、為替相場へ指値オペがどのような影響を及ぼすのか、投資家やトレーダーの客観的/主観的、両面からの見解をまとめてみました。
有益な情報収集の場として有効に活用して頂ければ幸いです。
「指値オペ」の為替相場への影響を考える投資家/トレーダー
現在、日銀が実行している金融緩和の枠組みでは「長短金利操作」が中心となります。
これは短期金利を若干のマイナス、長期金利をゼロ%前後で推移させるものです。
~中略~
金利(利回り)が上がるのは、国債が売られるためです。
日銀は国債を買い支え、それによって金利が上がるのを防ぐものです。
連続での実施は、金利上昇を容認しない強い姿勢を示します。
ただ、米国との金利差が開き、為替市場で「悪い円安」が進みかねないのは要注意です。
長期金利は2.5%を超えていますので、さらに国債価格が低廉になる前に、指値オペに応じて売り抜こうと考える金融機関もありそうですね。
異例の連続指値オペを実施して、異次元の金融緩和を維持するメリットと、その副反応であろう円安加速の影響について、政府や日銀には、国民に対するアカウンタビリティをしっかり尽くしてほしいと思います。
円安トレンド加速による輸入原料や輸入食料品などのコストプッシュインフレで困窮するのは、企業も国民も同じですよね。
2%のインフレ率というのはそんなに大切なもので、ほかの多くの事を犠牲にしてでも達成しなければいけないものなのだろうか。
そしてますます円安が進み、給料安の物価高に苦しむことになる。
いずれ、円安が止められなくなり、巨大なスタフブレーションになるだろう。円は紙くずとなる。
政府の子会社に相当する日銀が国債を買い取れば、事実上「連結決算」となるため、国債の返済も利払いも不要となる。
これは日本では「財政ファイナンス」という意味不明の言葉で呼ばれているが、海外では「国債の貨幣化」と呼ばれるもので、政府の負債はチャラになる。
低金利政策は円安の要因となるのだから、すくにでも消費税を廃止するとともに財政出動を行って、真っ当な経済状況に戻すべきである。
しかし、今の日本は企業は原価上昇の価格転嫁もままならず薄利赤字を強いられ、賃金も安く置かれている状況
こんな状況で緩和を止め利上げを行うと利息負担まで増えて景気の悪化が避けられず税収も減少する
税収減に国債金利の上昇が重なれば財政悪化懸念を加速させる
結果的に緩和を止めても円は売られる事は避けられない
今まで国民に分配せず上級国民だけが富を独占してきた末路である
日銀ができる事はもうない
万事休す
破綻寸前の会社を押しつけられるようなものだが、来年の日銀総裁交代人事で、やりたいという人がいるのか疑問だ
現在の長期債は0.25%の利回り。
すでに逆ざやです。
アメリカは年内4%程度の利上げを予想しています。
そうすると日米の金利差は6.5%となる。
そもそもこの金融緩和でインフレ2%達成による成長への軌道修正という戦略はすでに失敗しており、黒田総裁の華ある勇退のために継続してるだけですよね。
インフレになれば国債残高が目減するから利払なんてどうって事ない アメリカは1年で7%借金が目減してるんだから0.25%の金利負担なんて余裕なのと一緒
その後中途半端な規模で長らく金融緩和をしてしまって、世界に取り残されて円高圧力がなくなってしまった
これからもだらだらと中途半端な金融緩和を続けると円安で金融緩和を続けるという、悪性のインフレがやってくる
異次元緩和とは名前だけの、中途半端な緩和だったって事だね、もう時間切れなので道はなく、失われた100年くらいを覚悟して諦めるしか
消費に関心が高まり、少しずつ物価が上昇したら景気が回復し、金利を上れるようになるような気がしますが。。。
いかがでしょうか。
ところで、看過され過ぎて国民の消費生活に多大な影響を及ぼしてかつ景気も冷え込みそうなんだけど、減税や国民皆が恩恵を受けられる給付金などで凌いでいくことはなんでできないの?岸田政権よ!
世界の中央銀行で株式を買っているのは日本だけとの話だし、選挙も近いから円安誘導で暴落させないようにPKOでしょうかね。
非常用に某国のリタイアメントビザ取得を検討中です。
ゆえに日銀は国債を買い支えて無ければならない。
もしこのサイクルが破たんしたらどうなるか?
当然、税金を上げなければならない。
国の借金は国民の負債です!
益々円安進行するのではないのか。
というより、もはや打つ手がなくなってしまったのではないのか。
しかしながら輸入業者には辛いかもしれない
この辺のバランスが難しいかもね
異様な円安相場になってる
海外と比べ、日本がどんどん貧国に落ちているってこと
そしてすさまじい円安は輸入コスト増大という負をもたらす
これからさまざまなものがインフレになり国民生活は大変なことになりそうだ
このままでは日本がダメになる。
もう少し日本政府とは独立した意思決定をできる人間に日銀総裁を入れ替えないと、日本市場は外国投資家に吸い取られるばかり。
火に油のオペ、恐ろしい。
まぁ、日銀が大円安指示だから仕方ない。
いつの時代も金持ち優遇措置、悔しければ金持ちになるしかない。
貧乏人は、大円安に耐えるしかない。
すべては皆の懐を満足させることができれば少しは静かになるんじゃないの?
以上、ネット上で目立つ見解をまとめてきました。
正直な話、今後の為替相場を正確に読む事は誰にもできないと思います。
突発的に発生する為替介入などにより、大きく相場の流れは変わってしまうからです。
長期的な「先」は読めないからこそ、数秒~数分単位のデイトレードが、不安定な相場状況であっても安定して資産を増やせる「資産運用」だと私は思います。
本ブログ『専業FXデイトレーダーの会』では、FXのデイトレード専業で勝ち続けるべく有益な情報を発信していますので、宜しければ、ほかの関連記事もあわせてお読みになってみてください。