杉原です。

今回は『1Round高速スキャル』に頂いた質問の中で、監視対象の銘柄数と利益率の関係性について、この記事を通して共有させて頂きたいと思います。

監視対象の数と利益率の関係は、

・スキャルピングへの慣れ
・トレード環境
・トレードに費やせる時間

に左右されるので、簡単に明言はできないのが実際のところです。

その辺りについて、ご納得頂けるよう、上記3点を総合的に含めて、解説させて頂きます。

まず、こちらのQAでもお伝えした「エントリーと決済を繰り返すスキャルピング」は、その行為自体があまりにも遅すぎれば、当然ながら利益が積み上がりません。

慣れれば、ロングを例にすれば、トレード可能な範囲内において、

下がった→ロング

すぐ利確

またロング

また利確

をスムーズに繰り返せるため、より利益を積み上げられはずです。

また、小さな利幅を繰り返し取っていくので、取引コスト(スプレッドと手数料)が低くないと、繰り返すスキャルピングで得られる利益が常に小さくなるので、利益が積み上がらず利益率は下がってしまいます。

そのため、最新の推奨としては、手数料が無いにも関わらず、スプレッドが国内口座に近いほど狭い

・Exnessのプロ口座
・XMのKIWAMI極口座

がベストです。

プロ口座は10万以上の投資額が利用の条件ですが、KIWAMI極口座は投資額の条件はありません。

そのため、数万の低資金からでもベストな環境でスキャルピングが行えます。

下記の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧になってみてください。

>【最新の比較】Exnessのプロ口座とXMのKIWAMI極口座

その他、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場と、トレードに費やせる時間が長いほど、当然ながらエントリー可能な範囲に遭遇する確率は高まるので、その分だけ利益が積み上がり、利益率は高まります。

逆に、夜中だけなど時間に制限がある場合、どうしてもエントリー可能な範囲に遭遇する回数は減るので、当然ながら利益率は上がりません。

ただ、トレードに費やせる時間が少ない分、監視銘柄を増やせばエントリー可能な範囲に出会う割合が高まるので、時間のハンデをクリアできるかと思います。

要するに、トレード時間が短いのならば、その分だけ監視銘柄を増やせば良いということです。

以上を前提とした上で、日本時間の夕方以降から深夜1時2時頃までトレードできるのであれば、

・ゴールド
・ポンド円
・ポンドドル
・ドル円
・ユーロオージー

など、4,5個あれば、少なくとも5~10%は見込めると思います。

(特に、ゴールドとポンド系は値動きが大きいので推奨の銘柄です。)

もちろん、これは最初の方に触れた「慣れ」があっての話なので、その辺りはご了承ください。

>1Round高速スキャル

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