杉原です。

ここ最近、メルマガの方で1分足に特化した高速スキャルピング手法

『1Roundスキャル』

に関してのメルマガが多くなっていた影響から、以前から私が推奨しているメインのデイトレ手法『重複点テクニカル』と比べ、どちらが推奨なのかという質問を多く頂いておりました。

そこで当記事では1Roundスキャルと重複点テクニカルの「共通点」や「違い」を含めた対比を行っていきたいと思います。

下記の案内資料はそれぞれのロジックを詳しく図解していますので、記事とあわせてご覧頂ければ幸いです。

>重複点テクニカル

>1Roundスキャル

重複点テクニカルと1Roundスキャルはどちらが適しているのか

・チャネルライン1つのみ
・ローソク足の確定を待つ

ということが基本となります。

対して重複点テクニカルの場合、ローソク足が確定する途中の、最も有利な価格でのエントリーを行うために、下記のような複数のテクニカル指標を使っていました。

  • トレンドライン
  • チャネルライン
    →トレンドライン+アウトライン
  • キリ番
  • 水平ライン
  • 移動平均線

どちらの手法もチャネルラインは使っているものの、重複点テクニカルに関しては、価格帯に対して引くラインである

・キリ番
・水平ライン

や補完として移動平均線も含めた複数の

サポートライン
レジスタンスライン

が「重複」する点を狙い撃ちし、ローソク足が確定する前でもエントリーしていきます。

そのため、どうしても重複点テクニカルの方が、より有利な価格帯でのエントリーが可能になるため、1Roundスキャルに比べて利益率はとても大きくなるわけです。

【両手法の目安となる利益率】

1Roundスキャル・・・1日で5%前後
重複点テクニカル・・・ニューヨーク時間で1日10%以上

ただ、もしもご自身が、

・ローソク足が確定するタイミングを待ちたい
・1つのテクニカル指標のみでトレードしたい

という、作業負荷の優位性を求めるのであれば、1Roundスキャルは適した手法になるかもしれません。

重複点テクニカルはより短時間でも倍以上の利率を出せる分、チャネルライン(トレンドライン+アウトライン)以外にも

・移動平均線
・キリ番
・水平ライン

といった、複数のテクニカル指標も同時に見ていく上で、有利な価格帯でエントリーすべく、ローソク足が確定する途中でもエントリーするため、1Roundスキャルに比べて作業負荷が大きく感じるかもしれません。

実際、1Roundスキャルの場合は案内資料のとおり、

・ローソク足が確定するタイミングでのエントリー
・チャネルライン1つによるエントリー判断

となるからです。

逆に重複点テクニカルは、

・複数のテクニカル指標
・ローソク足が確定を待たない

という点では作業負荷が大きいという印象を持たれるかもしれませんが、その分だけ得られる利益率は非常に高くなります。

重複点テクニカルに関しては21時頃からのニューヨーク時間以外でもトレード時間を延長すれば、まだまだ利率を高められる可能性が普通にあるからです。

【両手法の目安となる利益率】

1Roundスキャル・・・1日で5%前後
重複点テクニカル・・・ニューヨーク時間で1日10%以上

以上、ここまでの内容を踏まえ、重複点テクニカルと1Roundスキャルは、

どちらを選べばよいのか?
どちらが適しているのか?

という問いには、

・作業負荷を優先→1Roundスキャル
・徹底して利益率を優先→重複点テクニカル

というのが率直な「答え」になります。

ただ、そうは言っても、理想は2つの「技」=両手法の併用にほかなりません。

複数の「技(手法)」を持つ優位性

『1Roundスキャル』は元々、メインのデイトレ手法である『重複点テクニカル』のロジックを応用させ、

「より利益率を高めるための、エントリーが競合しない手法」

を考案していた中で生まれたものでした。

そのため、

・重複点テクニカル
・1Roundスキャル

の両手法を1つ口座内で取り組んでも、基本的にエントリーの競合はしません。

なぜなら、両者はチャネルラインを使う点は共通しているものの下記のようにエントリー場所に大きな差があるからです。

  • 重複点テクニカル
    →サポートラインまたはレジスタンスラインが重複する点
  • 1Roundスキャル
    →チャネルラインによって生じる複数のトレンドが重複している間

詳しくは図解の方が分かりやすいので、各案内資料もあわせてご覧頂ければと思います。

>重複点テクニカル

>1Roundスキャル

上記のようなエントリー場所の違いがあるため、2つを併用してもエントリーが重なりにくく、1つの口座でより利益率を高めやすくなっているわけです。

その上で、どちらの手法も共通してチャネルラインを用いるため、並行して両手法に取り組む上で、負荷が大きく増えることはありません。

そのため、すでに重複点テクニカルを実践している場合は、1Roundスキャルを導入することで、特に負荷が増えずに今以上に大きな利益率を得られるはずです。

以上から、理想としては、

・重複点テクニカル
・1Roundスキャル

を1つの口座で並行して取り組むことになります。

まとめ~重複点テクニカルと1Roundスキャルの対比~

以上、今回の講義では、重複点テクニカルと1Roundスキャルは、

「どちらを選べばよいのか?」
「どちらが適しているのか?」

という問いには、

・作業負荷を優先したい場合
→1Roundスキャル

・徹底して利益率を優先したい場合
→重複点テクニカル

が率直な回答として解説いたしました。

ただ、元々は1Roundスキャルの開発は、

「重複点テクニカルを応用させ、エントリー場所が重ならない手法」

を前提として開発していたため、両手法のエントリーが重複しにくいからこそ、1つの口座で並行した実践が有効となります。

そのため、よりリターン(稼ぎ)を大きくする上では、

・重複点テクニカル
・1Roundスキャル

の両方を並行して取り組むことが理想となるわけです。

以上、参考にして頂ければと思います。

両手法の案内資料では、詳しいロジックをそのまま明かしていますので、参考資料としてもご覧頂ければ幸いです。

>重複点テクニカル

>1Roundスキャル

それでは、今回はこの辺で。

杉原。