杉原です。
今回はボーナス提供で人気の海外FX業者「GemForex」における、口座タイプの違いから場合別の推奨口座タイプまでを解説していきたいと思います。
GemForexでは現在、それぞれに特徴がある約3種類の口座タイプがあり、口座開設時や追加口座を開設される際に迷ってしまうかもしれません。
ぜひ当記事の情報を参考に口座タイプを選定頂ければ幸いです。
GemForexの口座タイプ概要と比較表
まず、以下がGemForexにおける口座タイプ別の比較表になります。
概要 | ボーナス | EA | 他 | |
---|---|---|---|---|
オールインワン口座 | 一番人気の通常口座 | 有 | 可 | MT4 / MT5 |
ノースプレッド口座 | 狭いスプレッドに特化 | 無 | 不可 | |
レバレッジ5,000倍口座 | 5,000倍のレバレッジ | MT4 |
まず、GemForexにおける最大の強みである、
・口座開設ボーナス(未入金ボーナス)
・入金100%ボーナス
・1,000%ジャックポット入金ボーナス
を受けられる口座タイプは、現時点で「オールインワン口座」のみになります。
また、EAの利用が承認されている口座もオールインワン口座のみで、「ノースプレッド口座」「レバレッジ5,000倍口座」ではEAを使う事ができません。
よって、
・各種ボーナスが欲しい
・EAを使いたい
という場合は、この時点で必然的に「オールインワン口座」が推奨となるわけです。
いずれはMT5も利用ができるようになると思いますが、現時点では利用不可なので、どうしてもMT5を利用したい場合は、「レバレッジ5,000倍口座」避ける必要があります。
以上が、GemForexにおける口座タイプ3つの基本的な比較でした。
以降は、細かなスペックについて比較していきたいと思います。
GemForexの口座タイプ比較~スプレッド
特にFXのデイトレードを主体とするトレーダーにとって、毎回の取引で生じるコストであるため、スプレッドは重要な項目である事は間違いありません。
そんなスプレッドを比較した表が以下で、オールインワン口座は「最小値」、ノースプレッド口座とレバレッジ5,000倍口座は「平均値」の掲載となっています。
オールインワン口座 | ノースプレッド口座 | 5,000倍口座 | |
---|---|---|---|
ドル円 USD/JPY |
1.5pips | 0.3pips | 1.5pips |
ユーロドル EUR/USD |
1.6pips | 0.3pips | 1.6pips |
ポンドドル GBP/USD |
2.2pips | 1.3pips | 2.2pips |
ポンド円 GBP/JPY |
2.6pips | 1.0pips | 2.6pips |
ユーロ円 EUR/JPY |
2.2pips | 0.5pips | 2.4pips |
オージー円 AUD/JPY |
2.6pips | 0.6pips | 2.6pips |
オージードル AUD/USD |
1.8pips | 0.3pips | 1.8pips |
ユーロオージー EUR/AUD |
3.3pips | 1.5pips | 3.3pips |
ゴールド XAU/USD |
3.6pips | 2.1pips | 3.6pips |
以上が主な通貨ペアのスプレッド比較でした。
ご覧のとおり、「ノースプレッド口座」が圧倒的な狭さのスプレッドとなっています。
このようなスプレッドの狭さに特化した口座タイプは、大抵の海外FX業者には用意されているものの、基本的にスプレッドとは別に「手数料」が発生し、「取引コスト=スプレッド+手数料」となってしまう事が避けられません。
ゆえに、大抵の海外FX業者で用意されているスプレッドの狭さに特化した口座タイプは、スプレッドは限りなく狭いものの、別途「手数料」が発生するため、それなりに取引コストが掛かってしまうというわけです。
ですが、GemForexが提供する「ノースプレッド口座」にはスプレッド以外に手数料はありません。
要するに、上表で示したような極めて狭いスプレッド「のみ」が取引コストだということです。
レバレッジ25倍の制限がある分スプレッドを狭くしている国内と同等のスプレッドでありながら、GemForexはレバレッジ1,000倍が使える上に、強制ロスカット条件が証拠金維持率20%という事で大きなロットサイズでトレードができます。
そういった面で見れば、前述のとおりボーナスは付与されないものの、「ノースプレッド口座」の利用価値は非常に高いと思います。
FXのデイトレードやスキャルピングで、
「狭いスプレッドで取引コストを可能な限り抑えたい」
「高いレバレッジでロット数を上げてトレードしたい」
という考えの場合、この「ノースプレッド口座」は非常に推奨ができる口座タイプです。
そのほか、「オールインワン口座」「レバレッジ5,000倍口座」は広めのスプレッド設定となっています。
できる限り当記事内では最新情報を反映させていますが、もしかすると入れ違いでGemForex側が新たなスプレッドを提示している可能性も否めません。
よって、最新の確かなスプレッド情報に関しては、下記の公式ページもあわせてご覧頂ければ幸いです。
口座タイプ3つの比較~そのほかのスペック~
続いては、そのほかの細かなスペックに関して比較していきたいと思います。
オールインワン口座 | ノースプレッド口座 | 5,000倍口座 | |
---|---|---|---|
入金額 | 1ドル~ 約100円~ |
3,000ドル~ 約30万円~ |
10万円まで |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 5,000倍 | |
口座の通貨 | JPY(日本円) USD(米ドル) |
JPYのみ (日本円のみ) |
|
最大ロット | 30ロット | ||
保有ポジション | 30 (新規の指値注文を含む) |
||
両建て | 同一口座内でのみ可 |
黄色マーカーで示した箇所にあるとおり、「レバレッジ5,000倍口座」は10万円までしか入金ができません。
その上、そんな「レバレッジ5,000倍口座」では100万円が利益の上限となっています。
入金額を除いた「含み益+これまでの総利益」が100万円を超えた時点で、保有していたポジションは「強制決済」されてしまうのです。
一度、休眠口座扱いになってしまうと、その口座での取引を再開するにはGemForexのサポートに連絡する必要があるのでご注意ください。
また、スプレッドが極めて狭い事で先ほど絶賛させて頂いた「ノースプレッド口座」は、最低の入金額が約30万~となっています。
そのため、良質なトレード環境である「ノースプレッド口座」でトレードに取り組みたい場合には、十分なトレード資金が必要となるわけです。
そのほか、最大レバレッジは「レバレッジ5,000倍口座」だけが名前のとおり5,000倍となっており、「口座の通貨」~「両建て」はどの口座タイプも変わりありません。
総括と場合別の推奨口座タイプ~GemForexの口座タイプ比較~
以上、ここまではGemForexにおける、
・オールインワン口座
・ノースプレッド口座
・レバレッジ5,000倍口座
のスプレッドやそのほかの細かなスペックを比較させて頂きました。
その上で、以下が場合別の推奨口座タイプとなります。
口座開設ボーナス(未入金ボーナス)や入金100%ボーナス、そのほかのボーナスすべてを使いこなしたい
→オールインワン口座
トレード資金が30万円以上あり、FXのデイトレードやスキャルピングで取引コストを抑えつつロット数を上げてトレードしたい
→ノースプレッド口座
ゼロカットが適用される覚悟でロット数を極限まで上げて一発で大きな利益を得たい
→レバレッジ5,000倍口座
以下、GemForexの公式ページの方にも目を通して頂ければ幸いです。
そのほか、当記事と関連が深い記事を用意していますので、宜しければあわせてご覧になってみてください。
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ここまでお読み頂きありがとうございました。
杉原。